JPS6349102B2 - - Google Patents

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JPS6349102B2
JPS6349102B2 JP18116984A JP18116984A JPS6349102B2 JP S6349102 B2 JPS6349102 B2 JP S6349102B2 JP 18116984 A JP18116984 A JP 18116984A JP 18116984 A JP18116984 A JP 18116984A JP S6349102 B2 JPS6349102 B2 JP S6349102B2
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JP
Japan
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switching
switch
clutch
solenoid
turned
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JP18116984A
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JPS6159051A (ja
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Tetsuzo Yoneda
Akio Numazawa
Toshikatsu Taniguchi
Masahiro Ueda
Toshikazu Koide
Shigeo Shigeyama
Shuichiro Ida
Katsumi Shimizu
Yoshio Shindo
Shinji Kato
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS6159051A publication Critical patent/JPS6159051A/ja
Publication of JPS6349102B2 publication Critical patent/JPS6349102B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は副変速機の変速制御装置に係り、特に
変速切替指示を行なつてクラツチペダルを踏込ん
だときに自動的に副変速機を切替えるようにした
副変速機の変速制御装置に関する。
〔従来の技術〕
車両には、燃料消費量の低減及びエンジンの騒
音の軽減などを図るために主変速機の他に副変速
機が設けられているものがある。この副変速機は
トランスミツシヨンユニツトに含まれる主トラン
スミツシヨンの入力側又は出力側に設けられるも
のであつて、高速側(エコノミーE側)と低速側
(パワーP側)との2段の切替えを行なうもので
ある。
このような副変速機の切替制御を行なう装置と
して、特開昭54−158568号公報に示されるよう
に、減速比を選択する手動スイツチとクラツチ検
出スイツチとの直列回路を電源とアクチユエータ
との間に接続したものが知られている。この切替
制御装置によれば、手動スイツチの操作によつて
減速比を選択した後にクラツチペダルを踏込んで
クラツチ検出スイツチをオンさせることにより、
副変速機の切替えが行なわれる。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記従来の技術では、主変速機
操作時にも踏込まれるクラツチペダルの踏込みを
副変速機の切替えの一つの条件にしているため、
手動スイツチ操作後クラツチペダルを踏込まない
まま放置し、主変速機を操作するためにクラツチ
ペダルを踏込んだ場合には、手動スイツチを操作
した状態が未だ保持されていることからクラツチ
ペダルの踏込みで副変速機が切替えられることに
なる。このため、運転者が意図しない変速が行な
われることがあると共に、この意図しない変速が
行なわれないようにするために再度手動スイツチ
を操作し直す必要がある、という問題がある。
本発明は上記問題点を解決するために成された
もので、煩雑なスイツチの再操作を行なわなくと
も意図しない変速が行なわれないようにした副変
速機の変速制御装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、副変速機
の切替を指示するパルス信号を発生する切替スイ
ツチと、クラツチペダルが踏込まれていることを
検出してクラツチ信号を発生する検出器と、副変
速機を切替駆動するアクチユエータと、前記切替
スイツチにより切替が指示されてパルス信号を入
力してから所定時間内にクラツチペダルが踏込ま
れ、前記検出器よりクラツチ信号を入力した時に
は前記アクチユエータを駆動する変速制御信号を
発生し、該所定時間内にクラツチペダルが踏込ま
れずクラツチ信号が入力されない時には前記切替
スイツチからの切替指示を解除する変速制御信号
発生器と、で構成したものである。
〔作用〕
本発明によれば、切替スイツチを操作すると、
副変速機の切替えを指示するパルス信号が発生さ
れ、この状態でクラツチペダルを踏込むと検出器
によりクラツチペダルが踏込まれていることが検
出されてクラツチ信号が発生される。変速制御信
号発生器は、パルス信号が入力されてから所定時
間内にクラツチ信号を入力したときにアクチユエ
ータを駆動する変速制御信号を発生する。この結
果、アクチユエータによつて副変速機が切替駆動
される。
また、変速制御信号発生器は、パルス信号が発
生されてから所定時間内にクラツチ信号が入力さ
れないときには切替スイツチからの切替指示を解
除する。この結果、切替スイツチ操作前の状態に
自動的に復帰され、主変速機を切替えるためにク
ラツチペダルを踏込んだ場合においても副変速機
が切替わることがない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、切替スイ
ツチ操作後所定時間内にクラツチペダルが踏込ま
れないときに切替指示を解除して切替スイツチ操
作前の状態に自動的に復帰するようにしているた
め、運転者が意図しない変速が行なわれなくなる
と共に一度行なつた切替指示を解除するために再
度切替操作を行なう煩雑さが解消される、という
効果が得られる。
〔発明の実施例〕
以下、図面に基づいて本発明に係る装置の実施
例を説明する。
第1図には本発明に係る装置の第1実施例が示
されており、同図においてクラツチペダル10の
踏込操作がスイツチからなるクラツチスイツチ1
2により検出されている。
また変速指令を発生するモード切替スイツチ1
4は放置時にはオフとされ、また操作時にはオン
とされるモーメンタリスイツチで、オン操作時に
変速指令(パルス信号)を発生する。
そしてクラツチスイツチ12の検出信号(クラ
ツチ信号)、モード切替スイツチ14の指令は変
速制御信号発生器16に供給され、この変速制御
信号発生器16より得られる変速制御信号はアク
チユエータ18に供給される。
変速制御信号発生器16は、切替スイツチ14
の操作で変速指令が供給されると、内部で変速準
備設定をし、変速指令が発生されてから所定時間
内にクラツチ操作の検出信号が供給された場合に
変速指令に従い変速制御信号を発生し、所定時間
内にクラツチ操作がなされず検出信号の供給がな
されなかつた場合、変速指令に基づく準備設定を
解除する。
従つて、切替スイツチ14を操作したあと、他
の運転操作に気を取られてしまい、一連の切替操
作として行なうべきクラツチペダル10の踏込み
動作をしなかつた場合でも、切替スイツチ14に
よる変速指令が解除されて切替スイツチ14を操
作する前の状態に戻るので、その後主変速機を切
替えるためクラツチを操作しても副変速機が不用
意に切替わることはなく、又、切替スイツチ14
を操作すれば新たに正規の変速指令として受付け
られるため誤操作を招く恐れがなく、運転者に対
する操作性及び安全性が向上する。
アクチユエータ18は変速操作を行なう変速操
作装置に含まれており、変速制御信号によりレバ
ー20が駆動されることによつて変速スリーブ2
2が操作される。
変速スリーブ22はアクチユエータ18により
操作されることにより、図示されていない副変速
機の変速切替が行なわれる。なお、この副変速機
は上述したようにトランスミツシヨンユニツト2
4に含まれる主トランスミツシヨンの入力側又は
出力側に設けられて、エコノミー側Eとパワー側
Pとの2段の切替えが行なわれる。なお、64は
ブザー、66はその駆動制御回路であり、70及
び72は表示ランプ、68はその駆動制御回路で
ある。これらのブザー64、表示ランプ70,7
2により副変速機のエコノミー側又はパワー側の
モード状態、或いは変速動作中であることの表示
がなされる。
アクチユエータ18は第2図に示すように構成
することができる。このアクチユエータ18には
エアアクチユエータ28が設けられており、その
ダイヤフラム30に連結された駆動軸32により
前記レバー20が操作される。
ダイヤフラム30の両側に各々形成された第1
空気室34、第2空気室36は切替駆動装置とし
ての電磁弁38,40の調圧口に各々接続され、
これら電磁弁38,40の低圧口はサージタンク
42、チエツクバルブ44を介して負圧源46に
接続される。また各高圧口はフイルタ48,50
を介して大気に開放される。
さらに上記電磁弁38,40のソレノイド5
2,54の通電制御は変速制御信号発生器16か
ら出力される制御信号によつて行なわれる。
ソレノイド52への通電により第1空気室34
側へ、ソレノイド54への通電により第2空気室
36側へ負圧が導入され、そのため、ソレノイド
52への通電によりパワー側Pへ、ソレノイド5
4への通電によりエコノミー側Eへ副変速機が変
速操作される。
そして、後述するように、装置が正常に稼動し
ている場合、ソレノイド52と54は常時いずれ
か一方が通電状態となつており、ギヤ切替完了後
もダイヤフラム30はP側若しくはE側に付勢さ
れてギヤ抜けが防止される。
本発明に係る装置では、第1図に示す如く、副
変速機の変速切替方向、即ちギアの現在位置を検
出するための検出手段26が、この例では変速ス
リーブ22に関連して設けられ、この検出手段2
6の検出出力が変速制御信号発生器16に供給さ
れる。
検出手段26は第3図にその一例を示すよう
に、変速スリーブ22に関連して設けられたカム
56と、このカム56の頂部58に接触する位置
に所定の間隔を保持して取付けられた一対のスイ
ツチSWP、スイツチSWEとで構成され、パワーP
側への切替終了直前のニユートラル位置にある時
はスイツチSWPがオンし、これとは逆にエコノミ
ーE側への切替終了直前のニユートラル位置にあ
る時には他方のスイツチSWEがオンするようにな
つている。これら一対のスイツチSWP,SWEの信
号が検出手段26の検出出力として利用される。
これらのスイツチSWP,SWEは、切替動作中に
おいては副変速機がギア切替操作の終了直前であ
ることを検出し、ブザー64及び表示ランプ7
0,72を制御するためのものである。
また、イグニツシヨンスイツチ(IGS/W)を
オンした直後に、一方のスイツチSWP又はSWE
オンで運転開始前のギヤ位置がパワー側である
か、エコノミー側であるかを確認して、変速制御
信号発生器16の変速用の設定モード(変速指令
によつて切替わる)がギヤの現在位置と一致する
ように初期化させる機能も有している。
これにより、運転開始時にクラツチペダル10
を操作しても意図しない副変速機のギヤの切替が
生じることはなく、余計な切替操作をしなくても
前回運転時と同一のモードで走行を始めることが
できるという使い易さが得られる。
なお、エンジン始動時において、ギヤが何らか
の原因でニユートラル状態であるか又は、スイツ
チSWP、SWEが故障して両方ともオンまたはオフ
となつている場合、変速制御信号発生器16は、
ソレノイド52を通電状態としギヤをパワー側に
切替える変速制御信号を発生するようになつてい
る。
これは、走行開始時の発進不能をなくすととも
に、ギヤ位置を正確に把握して確実な変速操作を
可能とし、かつ、車載重量が大きくてもクラツチ
を傷めることなく容易に発進できるようにするた
めである。
第4図は変速制御信号発生器16を含む変速制
御装置の一例であつて、変速制御信号発生器16
はマイクロコンピユータ16Aを有し、切替スイ
ツチ14,クラツチ12及び一対の検出スイツチ
SWP,SWEが夫々インバータ62A〜62Dを介
してマイクロコンピユータ16Aの入力ポートに
接続されており各検出信号がマイクロコンピユー
タ16Aに供給される。
一方、マイクロコンピユータ16Aの出力ポー
トには、ソレノイド52,54、ブザー駆動制御
回路66及びランプ駆動制御回路68が接続され
ており、夫々に必要な制御信号が送出される。
マイクロコンピユータ16Aは割込処理機能を
有しており、またこのマイクロコンピユータ16
Aの制御でスタートされ、タイムアツプすると割
込を生ぜしめるハードタイマ(図示せず)が接続
されている。
このマイクロコンピユータ16Aは、メモリに
格納されたプログラムに基づき所定の手順に従い
副変速機の変速制御全体を司る機能を持ち、各種
状態をチエツクするためフラグ処理を行なう。
マイクロコンピユータ16Aは、エンジン始動
時に所定の初期設定動作をなしたあと、切替スイ
ツチ14の操作で変速指令が供給されると切替方
向のモードを準備設定し、変速指令発生後所定時
間内にクラツチペダル10の踏込操作がなされた
場合この検出信号に付勢されて設定モード側のソ
レノイド52又は54へ制御信号を送出し通電を
開始する。
このソレノイド52又は54への通電開始でギ
ヤが切替駆動される。このようにして一方のソレ
ノイド52又は54が一旦通電されると、変速制
御信号出力は次の切替操作におけるクラツチペダ
ル10の操作がなされるまで継続されこの間通電
状態が保持される。
従つて、切替操作中、副変速機が未だニユート
ラル状態にあるときにクラツチペダル10が解放
されてもソレノイド52又は54は引き続き励磁
され、これにより副変速機のギヤは完全、確実に
エコノミー側又はパワー側へと切替えられる。更
に、ギヤ切替完了後も励磁が行なわれるので走行
中にギヤ抜けが起きることは全くない。
ところで本実施例ではソレノイド52又は54
に抵抗から成る断線検出器74,76直列に設け
られており、この検出信号が入力ポートを介して
マイクロコンピユータ16Aに供給されている。
マイクロコンピユータ16Aは、切替動作を行
なう前に、切替側のソレノイド52又は54に短
時間通電して検出信号の有無により導通をチエツ
クし、故障が生じていない場合のみ切替えを行な
う。
従つて、現在正常な側にギヤが入つており、切
替えようとする側が故障している場合、故障側へ
の通電切替はなされず、引き続き正常側のソレノ
イド52又は54が励磁されるのでギヤ抜けが生
じることはなく、切替側が正常である場合のみ切
替えられるので常に確実な変速をなすことができ
る。
なお、マイクロコンピユータ16Aではさらに
ブザー制御信号が生成されて、ブザー64に対す
る駆動制御回路66に供給されソレノイド52又
は54の励磁切替開始時点より切替動作が完了さ
れるまでの間、ブザー64が駆動される。
ブザー64は副変速機が変速中であることを運
転者に知らせるためのものである。また、マイク
ロコンピユータ16Aはランプ駆動回路68を介
してパワー側表示ランプ70又はエコノミー側表
示ランプ72をオンオフするようになつている。
これは、切替操作開始後切替動作が完了されるま
では該当ランプを点滅させ、その後次の切替操作
開始前までは現モードに対応した表示ランプのみ
を点灯させてパワー側又はエコノミー側へのモー
ド切替中及び切替えられた現モードを運転者に知
らせるためのものである。
このように構成された変速制御装置の通常の切
替動作を第5図を参照して概説する。図はエコノ
ミー側からパワー側への切替動作のタイムチヤー
トであつて、時点t1でモード切替スイツチ(モー
メンタリスイツチ使用)14を操作すると、第5
図Aの指令パルス(モード切替パルス)が発生
し、パワー側モードが準備設定される。これによ
つてパワー側切替表示ランプ72が或る期間Tだ
け点滅する(同図B)。
指令パルスが発生してから所定の時間T1内の
任意の時点t2でクラツチペダル10を踏込むと、
クラツチスイツチ12から検出信号(クラツチパ
ルス)(同図D)が得られ、その立上りタイミン
グでソレノイド52へ変速制御信号が出力され通
電が行なわれることによつて(同図E)、ギヤは
同図Gに示すようにエコノミーE側からニユート
ラル位置Nを通つてパワーP側へと切替えられ
る。なお、エコノミー側ソレノイド54は、クラ
ツチ12の検出信号の立上りタイミングで変速制
御信号出力が止み通電が停止さされる。また、こ
のときエコノミー側表示ランプ70が消灯する。
この切替操作に伴つて第3図に示すカム56が
移動するから、丁度ニユートラル位置Nを通過す
るとき、カム56によつてパワー側検出スイツチ
SWPがオンして(同図I)、このオン時点t3から
所定の時間τ経過後の時点t4となつたとき、パワ
ー側切替表示ランプ72が点灯状態となる。
ブザーは同図Jに示すように時点t2〜t4の期間
放音される。
エコノミー側への切替操作も上述したと同様で
あるので、その説明は割愛する。
次に、第6,7図に示すフローチヤートに従つ
て上記制御動作を詳説する。第7図A〜Dは割込
処理を示している。なお、例えば(ステツプ10
0)は100と略記する。また、フローチヤート
では、パワー側検出スイツチをP検出S/W、エ
コノミー側検出スイツチをE検出S/W、パワー
側切替ソレノイドをP SOL、エコノミー側切
替ソレノイドをE SOL、パワー側表示ランプ
をPランプ、エコノミー側表示ランプをEランプ
と略記している。
第6図に示す如く、イグニツシヨンスイツチが
オンするのを待つて100初期動作を行なう。す
なわち、ステツプ102で、RAMのワークエリ
アをイニシヤライズし各フラグC,D,F,G,
H及びT1,T2,T3を0としたあと検出スイツチ
SWE,SWPをチエツクし104,106,10
8、ギヤがエコノミー側に入つており検出スイツ
チSWEのみがオンの場合ギヤ位置に関連するFを
F=0としエコノミー側ソレノイド52を通電す
るとともにエコノミー側表示ランプ70を点灯す
る110。
逆に、ギヤがパワー側に入つており検出スイツ
チSWPのみがオンの場合F=1としパワー側ソレ
ノイド54を通電するとともにパワー側表示ラン
プ72を点灯する112。
以上の動作により、運転開始前のギヤの現在モ
ードと設定モードが一致される。
検出スイツチSWE,SWPがともにオン又はオフ
のときには(ギヤがニユートル状態の場合を含
む)、フラグC,D,F,H=1として114次
のフローでパワー側ソレノイド54が通電されて
ギヤがパワー側に切替えられるようにし、パワー
側表示ランプ72を点滅し、パワー側に切替予定
であることを運転者に表示する116。
次に、エンジン始動時に検出スイツチSWE
SWPがともにオン又はオフでないとき、当初は前
記イニシヤライズによりD,G=0なので、M=
1となるまでステツプ118,120,122の
処理を繰返す。ここにフラグMはモード切替スイ
ツチ14がオンする時の立上りで割込がかかつて
M=1とされる(第7図C208)。ステツプ1
20でM=1と判断された場合、当初はステツプ
102のイニシヤライズによりT1=0であるの
で、モード切替スイツチ14がオンするとタイマ
ーT1が起動する124,126。次いでタイマ
ーT1が起動中であることを示すフラグT1がセツ
トされる128。このとき、タイマーT1起動中
にクラツチの操作が無い場合の処理を行なうため
フラグGが1とされる130。次いで切替前の現
モード状態を反転記憶するために、フラグFのチ
エツクを行ない132、F=0の場合にはフラグ
F=1とするとともにP表示ランプ72を点滅し
138,140F=1の場合にはフラグF=0と
するとともにE表示ランプ70を点滅する13
4,136。
すなわち、モード切替スイツチ14がオンする
とランプ70又は72の点滅を開始することにな
る。
フラグCは第7図Dに示す如く、Mがセツトさ
れた後、すなわち、モード切替スイツチ14が一
たんオンした後にクラツチスイツチ12がオンす
る時の立上りで割込がかかつてセツトされる21
0,212。したがつて、モード切替スイツチが
オンしてもクラツチスイツチがオンしなければC
=0のままであり、ステツプ120へ戻る14
2。この場合、クラツチ操作がなされることなく
タイマーT1がタイムアツプすると、第7図Aに
示す如く割込がかかつてフラグT1及びMがリセ
ツトされる。するとG=1なので122、ステツ
プ300〜310の処理によりフラグFが現モー
ド状態に戻されるとともに表示ランプ70又は7
2の点滅が止み元の状態に復帰される。そしてG
=0とされる。すなわち、モード切替スイツチ1
4がオンしても一定時間内にクラツチスイツチ1
2がオンしないとモード切替スイツチ14のオン
は無視されることになる。
もし、タイマーT1がタイムアツプする前にク
ラツチスイツチ12がオンするとステツプ124
から142へと処理され、次いでF=1すなわち
エコノミー側からパワー側への切替の場合にはパ
ワー側ソレノイド52の故障の有無をチエツクす
る144,146。ソレノイド52が正常である
とき、パワー側ソレノイド52をオンし、エコノ
ミー側ソレノイド54及びE表示ランプ70をオ
フし高音でブザー64を鳴らす148。
前記と逆でF=0の場合にはエコノミー側ソレ
ノイド54の故障の有無をチエツクし150、正
常であるとき、エコノミー側ソレノイド54をオ
ンしパワー側ソレノイド52及びP表示ランプ7
2をオフし低高でブザー64を鳴らす152。
ステツプ146でパワー側ソレノイド52が故
障しているとき、ソレノイド52の通電はなされ
ない。すなわち、運転途中においてはH=0なの
でフラグFをクリアして現モードに戻したのちP
表示ランプ72をオフして点滅を止める154,
156,158。そして、最後にフラグC,G,
Mをクリアし160、ステツプ120へ戻る。
一方、エンジン始動時において、検出スイツチ
SWE,SWPがともにオフ又はオンの場合、C,
D,F=1とされているので、ステツプ118よ
り142へ来てソレノイド52が正常な場合はス
テツプ148の処理が行なわれギヤがパワー側へ
切替えられるが、ステツプ146で故障と判断さ
れると、H=1がクリアされてステツプ160へ
行く162。この際F=1のままなので、次の切
換操作のときステツプ132,138でフラグが
反転されエコノミー側へ切替えられることにな
る。
一方、ステツプ150でエコノミー側ソレノイ
ド52が故障しているとき、ソレノイド54の通
電はなされない。そして、フラグFを反転してF
=1として現モードに戻したのちE表示ランプ7
0をオフして点滅を止める163,164。
ステツプ148又は152の処理で、ソレノイ
ド54又は52がオンされることにより切替動作
がなされる。続いて、タイマーT2が起動され1
66,168、フラグT2がセツトされる170,
172。ここにフラグT2はタイマT2が起動中で
あることを示す。このタイマーT2は、検出スイ
ツチSWP又はSWEが故障している場合に、切替動
作完了に十分な時間を経時し、その後表示ランプ
70,72及びブザー64の切替えを行なうため
のものである。
T2のフラグをセツトしたあとソレノイド52
又は54のオンによりモード切替動作が進行し、
パワー側へ切替中にパワー検出スイツチSWPがオ
ンし又はエコノミー側へ切替中にエコノミー検出
スイツチSWEがオンすると、ステツプ174又は
176から178,180を経て182へ移る。
タイマT3が起動され182、フラグT3がセツト
される184。ここにフラグT3はタイマーT3
起動中であることを示す。
タイマーT3(設定時間τ、例えば0.2秒)がタイ
ムアツプすると割込がかかり、第7図Bに示す如
く、フラグT3がリセツトされる206。そして、
ステツプ186から188へ移り、パワー側へ切
替中のときは点滅中であつたパワー側表示ランプ
72が点灯され、ブザー64がオフされる19
0。エコノミー側へ切替中のときは、エコノミー
側ソレノイド52がオフされ、点滅中であつたエ
コノミー側表示ランプ70が点灯され、ブザー6
4がオフされる192。次いでフラグC,G,M
がリセツトされ160、ステツプ120へ戻つて
次のモード切替操作に対する上記各処理が行われ
ることになる。
尚、前述のステツプ174又は176でソレノ
イド52又は54が切替通電されたのち切替動作
に要する十分な時間T2が経過しても検出スイツ
チSWP又はSWEがオンしない場合又は、検出スイ
ツチSWP又はSWEがオンしたが他方の検出スイツ
チSWE又はSWPもオンしている場合178,18
0、タイマーT2のタイムアツプで割込がかかり
第7図のEに示す如くフラグT2がリセツトされ
るのを待つて214,196,198、ステツプ
186へ移る。
これにより、検出スイツチが故障しても確実に
ギヤ切替をなすことができる。
本実施例では、モード切替スイツチ14及びク
ラツチスイツチ12はモウメンタリスイツチを用
いているので操作が極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の要部の系統図、第2図は
アクチユエータの構成図、第3図は変速切替方向
検出手段の説明図、第4図は変速制御装置の要部
の一例を示す系統図、第5図はその動作説明に供
するタイムチヤート、第6A、第6B図及び第7
図は同じく動作説明に供するフローチヤートの一
例である。 12……クラツチスイツチ、14……モード切
替スイツチ、16……変速制御信号発生器、18
……アクチユエータ、22……変速スリーブ、2
6……切替方向検出手段、52,54……ソレノ
イド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 副変速機の切替を指示するパルス信号を発生
    する切替スイツチと、 クラツチペダルが踏込まれていることを検出し
    てクラツチ信号を発生する検出器と、 副変速機を切替駆動するアクチユエータと、 前記切替スイツチにより切替が指示されてパル
    ス信号を入力してから所定時間内にクラツチペダ
    ルが踏込まれ、前記検出器よりクラツチ信号を入
    力した時には前記アクチユエータを駆動する変速
    制御信号を発生し、該所定時間内にクラツチペダ
    ルが踏込まれずクラツチ信号が入力されない時に
    は前記切替スイツチからの切替指示を解除する変
    速制御信号発生器と、 を備えた副変速機の変速制御装置。
JP18116984A 1984-08-30 1984-08-30 副変速機の変速制御装置 Granted JPS6159051A (ja)

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