JPS634880Y2 - - Google Patents

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JPS634880Y2
JPS634880Y2 JP1982033158U JP3315882U JPS634880Y2 JP S634880 Y2 JPS634880 Y2 JP S634880Y2 JP 1982033158 U JP1982033158 U JP 1982033158U JP 3315882 U JP3315882 U JP 3315882U JP S634880 Y2 JPS634880 Y2 JP S634880Y2
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JP
Japan
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pillars
tank
frame
seat plate
lower frame
Prior art date
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JP1982033158U
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English (en)
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JPS58135599U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はINGタンクの如き低温液化ガス用球
形タンクの防熱工事用構造物に関するものであ
る。
(従来技術およびその問題点) 一般に低温液化ガス用球形タンクは径が10メー
トル以上にも達する大形球形タンクとなり、その
ためこの外壁に防熱工事を施す場合その足場の架
設撤去に多大の時間と労力を要することとなつて
いる。特にかかるタンクがLNG船に搭載される
場合問題がある。即ち従来複数個の球形タンクを
搭載するLNG船を建造する場合、先ず複数個の
ホールドを有する船体が建造され、このホールド
内に球形タンクを搭載ししかる後タンク外周を型
板で覆いながらこのタンク外壁と型板間にポリウ
レタン等の防熱材を配置する防熱工事が行われて
いるが、かかる作業は比較的狭い場所となるため
その足場の架設、撤去には多大の時間と労力を要
するばかりでなくその作業は危険なものであつ
た。
(問題点解決の手段) 本考案はホールド外の広場に設置してその中に
工事対象のタンクを納め、その防熱工事を行い同
工事終了後は容易にそのタンクを取出しうる治具
を開発し、ホールド内での防熱工事作業を不要と
したものである。
(考案の構成) 本考案は上端と下端とに座板を設けた数本の柱
材を円形に配し、この上下座板間に上記柱材を内
側で連ねて数段のリング状足場とこれら足場間の
梯子とを配した下部架構と、上記下部架構の同様
構成において柱材上端座板に替つて柱材により支
えられ構造全体を覆う屋根を設けた上部架構とよ
りなり、下部架構上に上部架構を両者の座板を一
致させてかつ着脱可能な如くして配置し、両架構
により形成される内部は球形タンクを収容し得て
これと足場内周との間に所要の間隙をおくように
したものである。
(実施例) 以下図に基づき本考案による球形タンクの防熱
工事用治具の一実施例を説明する。1は下部架構
であり、この下部架構1は数本の柱材1aを円状
に配置し、その上端及び下端に座板1c,1bを
取付け、この座板1c,1b間で柱材1a内側に
数段のリング状足場3aが上下方向に適当間隔を
置いて取付けられ、かつ各足場3a間には梯子1
eが置かれる。一方上部架構2は数本の柱材2a
を下部架構1の柱材1a同様に円状に配置し、そ
の上端に屋根4を構成するトラス2fを、その下
端には座板2bを取付け、この屋根4と座板2b
間に数段のリング状足場3bが取付けられ各リン
グ状足場3b間には梯子2hが置かれる。2gは
吊り耳であり2dは足場3bを保持するための垂
下部材である。そしてかかる下部架構1上に上部
架構2が着脱可能な如く、具体的には座板1cと
座板2bとが当接しかつボルトにより着脱可能な
如く配置されている。そしてこの下部架構1と上
部架構2とで形成される区画5内には球形タンク
Aが収納される。当然リング状足場3a,3bの
内周はタンクAと所要間隙を保つようになつてい
る。この球形タンクAの赤道部には据付脚aが取
付けられこの据付脚aが座板1c上に当接して球
形タンクAを保持するようになつている。かかる
構成においてあらかじめ下部架構1を基台6上に
配置し、別に建造されたタンクAをこれに納め、
然る後クレーンにより吊り耳2gを用いて上部架
構2を下部架構1上に置き固定する。そして足場
3a,3bを利用して防熱工事を施工し、上部架
構2を取除いてタンクAを船体のホールド内に移
送する。
(考案の作用効果) 本考案の防熱工事用治具はその上部架構を取り
外してその中に工事対象のタンクを納め上部架構
を復旧すれば直ちに防熱工事自体に着手し得、従
来の如く狭い場所での足場架設の必要もなく、そ
こでタンクの防熱工事は完了されてタンクは容易
に治具から取り出され、治具は繰返し使用できる
ので防熱工事作業は従来に比し極めて能率的とな
る。勿論本考案による球形タンクの防熱工事用治
具は船舶に搭載されるものに採用して効果が大き
いが、これに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案による球形タンクの防熱工事用治具
の一実施例を示す縦断面図である。 1……下部架構、1a……柱材、1b,1c…
…座板、1d……補助支柱、1e……梯子、2…
…上部架構、2a……柱材、2b……座板、2d
……垂下部材、2f……トラス、2g……吊り
耳、2h……梯子、3a,3b……リング状足
場、4……屋根、5……区画、6……基台、A…
…球形タンク、a……据付脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端と下端とに座板を設けた数本の柱材を円形
    に配し、この上下座板間に上記柱材を内側で連ね
    て数段のリング状足場とこれら足場間の梯子とを
    配した下部架構と、上記下部架構の同様構成にお
    いて柱材上端座板に替つて柱材により支えられ構
    造全体を覆う屋根を設けた上部架構とよりなり、
    下部架構上に上部架構を両者の座板を一致させて
    かつ着脱可能な如くして配置し、両架構により形
    成される内部は球形タンクを収容し得てこれと足
    場内周との間に所要の間隙をおくようにした液化
    ガス用球形タンクの防熱工事用治具。
JP3315882U 1982-03-08 1982-03-08 液化ガス用球形タンクの防熱工事用治具 Granted JPS58135599U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3315882U JPS58135599U (ja) 1982-03-08 1982-03-08 液化ガス用球形タンクの防熱工事用治具

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JP3315882U JPS58135599U (ja) 1982-03-08 1982-03-08 液化ガス用球形タンクの防熱工事用治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58135599U JPS58135599U (ja) 1983-09-12
JPS634880Y2 true JPS634880Y2 (ja) 1988-02-08

Family

ID=30044721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3315882U Granted JPS58135599U (ja) 1982-03-08 1982-03-08 液化ガス用球形タンクの防熱工事用治具

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JP (1) JPS58135599U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS532712A (en) * 1976-06-29 1978-01-11 Kawasaki Heavy Ind Ltd Assembling method and assembling foothold unit for dome shaped tank

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS532712A (en) * 1976-06-29 1978-01-11 Kawasaki Heavy Ind Ltd Assembling method and assembling foothold unit for dome shaped tank

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Publication number Publication date
JPS58135599U (ja) 1983-09-12

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