JPS63195090A - 舶用防熱式竪型円筒形タンクの組立て加工方法および移動式足場装置 - Google Patents

舶用防熱式竪型円筒形タンクの組立て加工方法および移動式足場装置

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JPS63195090A
JPS63195090A JP62027490A JP2749087A JPS63195090A JP S63195090 A JPS63195090 A JP S63195090A JP 62027490 A JP62027490 A JP 62027490A JP 2749087 A JP2749087 A JP 2749087A JP S63195090 A JPS63195090 A JP S63195090A
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JP
Japan
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tank
ship
heat insulating
insulating material
vertical cylindrical
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Pending
Application number
JP62027490A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Asai
浅井 孝悦
Junshiro Ishimaru
石丸 純史郎
Etsuo Yamazaki
山崎 悦男
Shunji Inoue
俊司 井上
Masaru Endo
賢 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、舶用防熱式竪型円筒形タンクの組立て加工方
法および移動式足場装置に閃する。
〔従来の技術〕
従来、液化天然ガス等の輸送に用いられる舶用防熱式竪
型円筒形タンクの組立て加工方法としては、次のような
ものがある。
(1)タンクの組立ておよび防熱施工を全て船外で行な
い、完成したタンクを火8′量クレーンにて船内に搭載
する。
(2)船外にてタンクを2個以上のブロックに分割して
建造し、それぞれを船内に搭載して溶接組立の完了後に
、タンク外面への防熱施工を行なう。
なお、溶接作業のあとで防熱施工が行なわれるのは、あ
らかじめ防熱材を取付けておくと溶接の火花で防熱材が
M偏するからである。
また、船上においてタンク外面への防熱施工を行なう場
合、従来は固定式の仮設足場が用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述のような従来の舶用防熱式竪型円筒形タ
ンクの組立て加工方法では、前記(1)項の方法の場合
、次のような問題が生じる。すなわち、船外でのタンク
の組立ておよび防熱施工に際しては、それに適した広さ
と高さを有する作T、場や材料ra場が必要になる。さ
らに、完成したタンクを船内に搭載する際に大容量のク
レーンが必要になる。
また、面記(2)項の方法の場合は、船内でのタンクの
組立ておよび防熱施工に際して、タンク周囲の広いfI
IA囲にわたって作業用足場を設ける必要が生じるほか
、防熱施工がタンク全面の広いl@凹にわたり船上で行
なわれるため、作業能率の低下を招くという問題点χが
ある。
また、従来、船上でタンク外面への防熱施工の際に用い
られていた固定式の仮設足場では、船内にrS載された
タンクの全周面にわたる火ががっな足場仮設作業と同足
場のJ+’it去作業とが必要になり、作業全体として
の能率の低下を招くことになる。
本発明は、上述のような問題点の解決をはかろうとする
もので、広い作業場や材料置場を必要とせず、また火容
電のクレーンを用いないでも、能率よく船内に防熱式竪
型円筒形タンクを搭載できるようにした、舶用防熱式竪
型円筒形タンクの組立で加工力法を提供するとともに、
同方法の実施に際しで、タンクの全周面にわたる大がか
りな足場仮設作業を必要とせずに、船上で能率よくタン
ク外周・\の防熱材取付は作業を行な元るようにした、
移動式足場装置を提供rることを目的とする。
〔問題点を解決するための″r′一段〕このため、本発
明の舶用防熱式竪型円筒形タンクの組立て加工力法は、
船内に防熱式竪型円筒形タンクを搭載するに際し、船外
で上記タンクのタンク上部とタンク下部とを別体として
組立てて、上記タンク下部を、その外周面に防熱材を取
付けない状態で船内に装着した後、上記タンク上部を、
その外面に予め防熱材を取付けた状態で上記タンク下部
上に載置して、これらのタンク上部とタンク下部とをI
JI、ついで上記タンク下部の外周面に移動式足場装置
を用いて防熱材の取付は作業を行なうことを特徴として
いる。
また、上記の方法に用いられる本発明の移動式足場装置
は、船内に搭載された竪型円筒形タンクのタンク下部外
周面に防熱材を取付けるべく、同タンク下部の周囲に沿
う円環状レールが!a設されて、同レール上を走性しう
る車輪をそなえた足場か設けられていることを特徴とし
ている。
〔作 用〕
上述の本発明の舶用防熱式竪型円筒形タンクの組立て加
工方法では、船外でタンク上部とタンク下部とを別体と
して組立てる際に、タンク上部の・外面には防熱材が取
付けられるが、タンク下部の針(なくとも外周面には防
熱施工が行なわれず、そのままタンク下部は船内へ吊り
込まれるようにして搭載される。
ついで、タンク上部が船内のタンク下部の上にPc置さ
れてから、タンク上部とタンク下部との溶接が行なわれ
る。
そして、タンク下部の外周面への防熱材取付は作業は、
同タンク下部の外周面に沿って移動しうる足場装置を用
いて順次行なわれる。
また、本発明の移動式足場装置では、タンク下部の周囲
に沿う円環状レールにより足場が案内されるようにして
順次移動しながら、同足場を利用して、タンク下部の外
周面への防熱材の取「・rけ作業が行な倉ンれる。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の一実施例としての舶用防熱式
竪型円筒形タンクの組立て加工方法および移動式足場装
置についで説明すると、第1図はタンクの組立て手順を
示す船体横断面図、第2図はタンク下部における防熱工
事の状態を示す船体横断面図、r53図はf51図の移
動足場付近の拡大断面図、第4図は第2図に対応する船
体の一部平面図である。
。   第1図に示すように、船体1の内部に防熱式竪
型円筒形タンク2を搭載するに際し、あらかじめ船外で
タンク上p2aとタンク下g211とを別体として組立
てることが行なわれる。
そして、タンク上部2aの外面には、タンク下部2+)
との継手付近を除き防熱材15が取付けられるが、タン
ク下部2bの外面につ−1では、11゜3図に示すよう
に、タンク底部の外面と、あらかじめ同タンク下部2b
に溶接されたスカー)12の内面の上部とにのみ、防熱
材15が取付けられて、同タンク下部2bの外周面には
防熱施工が行なわれない。なお、Pt53図中の符号5
は船体内部のタンク支持台を示し、11はタンク下部2
t+に取付けられた断熱性支持材を示して+1する。
ついでタンク下部2bが、断熱性支持材11およびスカ
ート12と一体のまま上甲板丸穴7を通じ船体1の内部
におけるタンク支持台5上へ吊り込まれるようにして搭
載される= その後、第1図に示すごとく、タンク上部2aが、防熱
材15を取付けられたまま、図示しな一クレーンにより
吊りワイヤ13および吊り枠14を用いて船内のタンク
下部2bの上にfl匿されてからタンク上部2aとタン
ク下部211との溶接が行なわれる。
この溶接作業の際、溶接火花が飛び散るが、タンク下部
2++の外周面には防熱材がまだ取付けられていないの
で、溶接火花による防熱材の損傷を生じることはない。
このようにして、タンク上部2aとタンク下部21+ど
の溶接作業が完了したのち、第2.3図に示すように足
場10がタンク2と船側内殻板3との間に挿入される。
この足場10を含んだ移動式足場装置は、第3図に示す
ように、2型底頂板・tおよび上甲板6の各上面におい
て、それぞれタンク下部21)の周囲に沿うように配設
された一対の円環状レール4u。
6aをそなえて構成さ枕ており、足場10には各レール
AaJa上をそれぞれ走行しうる下部車輪9および下部
車輪8をそなえるほか、脱輪防止のための〃イVローラ
8a、9aもそなえている。
したがって、足tHoは、各レール4a、6gに案内さ
れながら、タンク2の周囲に沿って移動することができ
る。
このような移動式足場装置を用いて、足場10を順次移
動させながら、タンク下部2bの外周面への防熱材の取
付は作業が行なわれる。
上述の舶用防熱式竪型円筒形タンクの組立て加工方法で
は、タンク2のタンク上部2aとタンク下部2bとが船
外で分割してl!tTLされるので、広い作業場や材料
rIl場を必要とせず、またタンク上g2aとタンク下
部2bとが個別に船内へ吊り込まれるので、従来のタン
ク2全体を吊り込む場合に必要とされるような大容量の
クレーンを用いないですむ利点がある。
また、船内に吊り込む萌に、タンク上11!1s 2 
aにはあらかじめ防熱材15が取付けられているので、
船上での防熱材取付作業の工数を減少させることができ
る。
そして、タンク下部2bへの防熱材の取付は作業は、タ
ンク上部2aとタンク下部21+どの溶接後に行なわ技
るので、溶接火花による防熱材の損傷を生じることはな
い。    ゛ さらに、上述のタンク組立て加工方法に用いられる移動
式足場装置によれば、その足11J10が、タンク下部
21】の周囲に沿い、レール4a、Gaに案内されなが
ら下部車輪9および上部車輪8を介して、順次円滑に移
!fJ+されるので、従来のようなタンク全周面にわた
る大がかりな足場仮設作業を必要とせずに、船上でfl
R率よくタンク下部2b外周面への防熱材取付け(ヤ業
を行なうことができる。
なお、タンク下部2Lの組立ておよびその船内への吊り
込みについては、タンク下部2IJを複数のブロックに
分割して行なうようにしてもよい。
また、足1jJ10には、防熱施工のための防熱材注入
発泡装置や機器の運搬のための昇降装置等を設けるよう
にしてもよく、さらに足場10を利用してタンク上部2
aとタンク下部2bとの溶接作業を行なうようにしても
よい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の舶用防熱式竪型円筒形タ
ンクの組立て加工方法によれば、次のような効果ないし
利点が得られる。
(1)タンク上部とタンク下部とが船外で分割して建造
されるので、広い作業場や材料置場を必要としない。
(2)タンク上部とタンク下部とが個別に船内へ吊り込
まれるので、従来のタンク全体を吊り込む場合に必要と
されるような大容量のクレーンを用いないですむ。
(3)船内に吊り込む前に、タンク上部【こけあらかじ
め防熱材が取付けられているので、船上での防熱材取付
作業の工数が減少する。
゛(4)タンーク下部への防熱材の取付は作業は、タン
ク上部とタンク下部との溶接後に行なわれるので、溶接
火花による防熱材の損傷が防止される。
また、上記の方法に用いられる本発明の移動式足場1置
によれば、次のような効果ないし利点が得られる。  
   − (1)足場が、タンク下部の周囲に沿うレールに案内さ
れながら下部車輪および上部車輪を介して円滑に移動す
る。
(2)タンク全周面にわたる大がかりな足場仮設作業を
必要とせずに、船上で能率よくタンク下部外周面への防
熱材取付は作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の一実施例としての舶用防熱式竪型
円部形タンクの組立て加工方法および移動式足場装置を
示すもので、第1図はタンクの組立て手順を示す船体横
断面図、第2図はタンク下部における防熱工事の状態を
示す船体横断面図、Pt53図はPtSi図の移動足場
付近の拡大断面図、第4図はfjS2図に対応する船体
の一部平面図である。 1・・口))体、2・・タンク、21I・・タンク上部
、2b・・タンク下部、3・・船側内殻板、4・・2型
底頂板、4a・・円環状レール、5・・タンク支持台、
6・・上甲板、6a・・円環状レー)呟7・・上甲板丸
穴、8・・上部車輪、8a・・〃イドローラ、9・・下
部車輪、9a・・〃イドローラ、10・・足場、11・
・断熱性支持材、12・・スカート、13・・吊りワイ
ヤ、14・・吊り枠、15・・防熱材。 %!I図 第2@ 國

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)船内に防熱式竪型円筒形タンクを搭載するに際し
    、船外で上記タンクのタンク上部とタンク下部とを別体
    として組立てて、上記タンク下部を、その外周面に防熱
    材を取付けない状態で船内に装着した後、上記タンク上
    部を、その外面に予め防熱材を取付けた状態で上記タン
    ク下部上に載置して、これらのタンク上部とタンク下部
    とを溶接し、ついで上記タンク下部の外周面に移動式足
    場装置を用いて防熱材の取付け作業を行なうことを特徴
    とする、舶用防熱式竪型円筒形タンクの組立て加工方法
  2. (2)船内に搭載された竪型円筒形タンクのタンク下部
    外周面に防熱材を取付けるべく、同タンク下部の周囲に
    沿う円環状レールが敷設されて、同レール上を走行しう
    る車輪をそなえた足場が設けられていることを特徴とす
    る、移動式足場装置。
JP62027490A 1987-02-09 1987-02-09 舶用防熱式竪型円筒形タンクの組立て加工方法および移動式足場装置 Pending JPS63195090A (ja)

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