JPS6348377Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6348377Y2 JPS6348377Y2 JP18548983U JP18548983U JPS6348377Y2 JP S6348377 Y2 JPS6348377 Y2 JP S6348377Y2 JP 18548983 U JP18548983 U JP 18548983U JP 18548983 U JP18548983 U JP 18548983U JP S6348377 Y2 JPS6348377 Y2 JP S6348377Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- grinding wheel
- main shaft
- support shaft
- grinding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010137 moulding (plastic) Methods 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は砥石車が互に直交する二つの軸線を中
心に回転される曲面研摩装置の改良に関する。
心に回転される曲面研摩装置の改良に関する。
例えばプラスチツク成形用金型キヤビテイのよ
うな自由曲面の仕上加工は先端が球状のボールエ
ンドミルや軸付砥石によつて行なわれてきたが、
それでは研削速度が仕上面の傾き角によつて異な
り、とくに傾き角が0゜の位置では速度が０にな
り、均一な仕上加工ができない欠点があつた。そ
れを克服するものとして、研削面が球面の一部形
状を有する砥石車を用いると共にその砥石車を水
平軸と垂直軸の二軸を中心に回転する所謂二軸回
転式の研摩装置が開発されるに至つたが、そのよ
うな研摩装置は均一に研摩し得る特長はあつて
も、横振れや遠心力の影響を強く受けるため不安
定な挙動を示し、砥石車の支持軸を支持する軸受
が摩耗し易く、軽研削仕上しか行なうことができ
ず、寿命が短い等の欠点があつた。
うな自由曲面の仕上加工は先端が球状のボールエ
ンドミルや軸付砥石によつて行なわれてきたが、
それでは研削速度が仕上面の傾き角によつて異な
り、とくに傾き角が0゜の位置では速度が０にな
り、均一な仕上加工ができない欠点があつた。そ
れを克服するものとして、研削面が球面の一部形
状を有する砥石車を用いると共にその砥石車を水
平軸と垂直軸の二軸を中心に回転する所謂二軸回
転式の研摩装置が開発されるに至つたが、そのよ
うな研摩装置は均一に研摩し得る特長はあつて
も、横振れや遠心力の影響を強く受けるため不安
定な挙動を示し、砥石車の支持軸を支持する軸受
が摩耗し易く、軽研削仕上しか行なうことができ
ず、寿命が短い等の欠点があつた。
本考案の目的は上記従来技術の欠点を克服する
ことであつて、それ故挙動を安定させ、砥石車の
支持軸の軸受が容易に摩耗しないようにし、中研
削にも耐え得る構造の二軸回転式の曲面研摩装置
を提供することである。
ことであつて、それ故挙動を安定させ、砥石車の
支持軸の軸受が容易に摩耗しないようにし、中研
削にも耐え得る構造の二軸回転式の曲面研摩装置
を提供することである。
本考案による研摩装置の特徴は支持軸に設置さ
れる伝動装置の部材と砥石車とを一体にして挙動
を安定させたことであつて、以下、図面を参照の
もとに説明する。第１図は本考案が関連する二軸
回転式の曲面研摩装置を示すものであつて、この
種の装置はモータなど適当な駆動装置によつて回
転される主軸１、主軸１を回転自在に支持する支
持体２、支持体２に固定された太陽歯車としての
第１のカサ歯車３、主軸を貫通して回転自在に支
持された横軸４、横軸両端に設けられた遊星歯車
としての一対の第２のカサ歯車５、主軸の先端に
直交して設けられた支持軸６に取付けられた砥石
車７、支持軸６と横軸４の間に設けられた伝動装
置８から構成される。第２のカサ歯車５の一つは
横軸４に固定され、他の一つは重量およびスラス
トに対するバランス用として横軸に回転自在にな
つている。この砥石車７の研削面は球面の一部形
状になつている。
れる伝動装置の部材と砥石車とを一体にして挙動
を安定させたことであつて、以下、図面を参照の
もとに説明する。第１図は本考案が関連する二軸
回転式の曲面研摩装置を示すものであつて、この
種の装置はモータなど適当な駆動装置によつて回
転される主軸１、主軸１を回転自在に支持する支
持体２、支持体２に固定された太陽歯車としての
第１のカサ歯車３、主軸を貫通して回転自在に支
持された横軸４、横軸両端に設けられた遊星歯車
としての一対の第２のカサ歯車５、主軸の先端に
直交して設けられた支持軸６に取付けられた砥石
車７、支持軸６と横軸４の間に設けられた伝動装
置８から構成される。第２のカサ歯車５の一つは
横軸４に固定され、他の一つは重量およびスラス
トに対するバランス用として横軸に回転自在にな
つている。この砥石車７の研削面は球面の一部形
状になつている。
従来のこの種の研摩装置では、第２図に示すよ
うに、砥石車７と支持軸６に設置された伝動装置
８の部材、例えばプーリ８′とは別体であり、そ
の一例では図示のように、支持軸６に備えられた
軸受９と１０の間に環状のスペーサ１１が設置さ
れ、支持軸６の一端にはめ込まれたナツト１２を
締付けることによつて砥石車７とプーリ８′を所
定位置に固定するものであつたため、砥石車７と
プーリ８′の間に僅かでも隙間が生じると、砥石
車７はその位置の一つの軸受９で支持された状態
になり、振れが大きくなる。
うに、砥石車７と支持軸６に設置された伝動装置
８の部材、例えばプーリ８′とは別体であり、そ
の一例では図示のように、支持軸６に備えられた
軸受９と１０の間に環状のスペーサ１１が設置さ
れ、支持軸６の一端にはめ込まれたナツト１２を
締付けることによつて砥石車７とプーリ８′を所
定位置に固定するものであつたため、砥石車７と
プーリ８′の間に僅かでも隙間が生じると、砥石
車７はその位置の一つの軸受９で支持された状態
になり、振れが大きくなる。
また、キーにより砥石車７およびプーリ８′を
支持軸６に固定する構造であつても第４図に示す
ように、砥石車の軸線方向の振れ角θ1は大きくな
り、横振れの振幅が大きく、従つて軸受に対する
振動負荷が大きい欠点があつた。
支持軸６に固定する構造であつても第４図に示す
ように、砥石車の軸線方向の振れ角θ1は大きくな
り、横振れの振幅が大きく、従つて軸受に対する
振動負荷が大きい欠点があつた。
第３図は本考案の好適な実施例を示すものであ
つて、図示のように伝動装置８としては好ましく
はタイミングベルトであるベルト８が用いられ、
ベルトを掛ける支持軸６側のプーリ１３は砥石車
７に固定され、従つてプーリ１３と砥石車７は一
体に構成されている。ベルト８は軽量で構造が単
純であり、騒音が少ない利点があり、この研摩装
置には最も適している。砥石車７とプーリ１３の
固定は例えば図示の如くねじ１４により行なわれ
る。なお、この固定方法としては、接着、ボルト
ナツトによるなど他の適当な方法で行なつてもよ
い。図中、９〜１２は前記従来例と同一あるいは
相当する部分を示してある。
つて、図示のように伝動装置８としては好ましく
はタイミングベルトであるベルト８が用いられ、
ベルトを掛ける支持軸６側のプーリ１３は砥石車
７に固定され、従つてプーリ１３と砥石車７は一
体に構成されている。ベルト８は軽量で構造が単
純であり、騒音が少ない利点があり、この研摩装
置には最も適している。砥石車７とプーリ１３の
固定は例えば図示の如くねじ１４により行なわれ
る。なお、この固定方法としては、接着、ボルト
ナツトによるなど他の適当な方法で行なつてもよ
い。図中、９〜１２は前記従来例と同一あるいは
相当する部分を示してある。
作動時、主軸１の回転により、横軸４、および
ベルト８を介してプーリ１３も回転され、砥石車
７は主軸１および支持軸６の二軸を中心に回転さ
れ、曲面を研摩する。この研摩装置では上記のよ
うに砥石車７はプーリ１３と一体になつているた
め砥石車７が一体として作用する幅寸法、即ち支
持軸の軸線方向の長さが大きくなり、支持軸６と
の隙間による横振れの振幅θ2は著しく小さくな
る。さらに二つの軸受９，１０によつて支持され
た型になるため安定した支持構造となり、横振れ
の影響が少なくなる。
ベルト８を介してプーリ１３も回転され、砥石車
７は主軸１および支持軸６の二軸を中心に回転さ
れ、曲面を研摩する。この研摩装置では上記のよ
うに砥石車７はプーリ１３と一体になつているた
め砥石車７が一体として作用する幅寸法、即ち支
持軸の軸線方向の長さが大きくなり、支持軸６と
の隙間による横振れの振幅θ2は著しく小さくな
る。さらに二つの軸受９，１０によつて支持され
た型になるため安定した支持構造となり、横振れ
の影響が少なくなる。
なお、図示を省略したが、伝動装置としてベル
トの代りに歯車、チエーン等を用いてもよい。
トの代りに歯車、チエーン等を用いてもよい。
従つて、本考案によれば、砥石車を支持する一
対の軸受には横振れや不安定な荷重の負荷が少な
くなり、荷重を安定して受けるので、軸受寿命が
向上し、且つ比較的大きな荷重にも耐えられ、中
研削も可能になる。さらに研削時の挙動が安定す
るため良好な仕上面が得られる。
対の軸受には横振れや不安定な荷重の負荷が少な
くなり、荷重を安定して受けるので、軸受寿命が
向上し、且つ比較的大きな荷重にも耐えられ、中
研削も可能になる。さらに研削時の挙動が安定す
るため良好な仕上面が得られる。
第１図は従来の二軸回転式の研摩装置の概略構
成を示す立面図、第２図は従来における第１図Ａ
部の拡大断面図、第３図は本考案における第１図
Ａ部の拡大断面図、第４図は作動時の横振れを図
式的に示す図である。 図中、１……主軸、４……横軸、６……支持
軸、７……砥石車、８……伝動装置、１３……伝
動装置の部材。
成を示す立面図、第２図は従来における第１図Ａ
部の拡大断面図、第３図は本考案における第１図
Ａ部の拡大断面図、第４図は作動時の横振れを図
式的に示す図である。 図中、１……主軸、４……横軸、６……支持
軸、７……砥石車、８……伝動装置、１３……伝
動装置の部材。
Claims (1)
- 回転駆動される主軸と、前記主軸を貫通して回
転自在に設置され且つ前記主軸の回転により回転
される横軸と、前記主軸の先端において前記主軸
に直交して設置された支持軸に取付けられ且つ研
削面が球面の一部形状を有する砥石車と、前記支
持軸と前記横軸との間に設けられてその間の動力
伝達を行なう伝動装置を含む曲面研摩用の装置に
おいて、前記支持軸に設置される前記伝動装置の
部材と前記砥石車は互に固定されて一体になつて
いることを特徴とする曲面研摩装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18548983U JPS6094455U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 曲面研摩装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18548983U JPS6094455U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 曲面研摩装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6094455U JPS6094455U (ja) | 1985-06-27 |
| JPS6348377Y2 true JPS6348377Y2 (ja) | 1988-12-13 |
Family
ID=30400901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18548983U Granted JPS6094455U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 曲面研摩装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6094455U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH052283Y2 (ja) * | 1986-03-31 | 1993-01-20 |
-
1983
- 1983-11-30 JP JP18548983U patent/JPS6094455U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6094455U (ja) | 1985-06-27 |
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