JPS6348229A - 2,2−ジフルオロカルボン酸誘導体の製造法 - Google Patents

2,2−ジフルオロカルボン酸誘導体の製造法

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JPS6348229A
JPS6348229A JP19210986A JP19210986A JPS6348229A JP S6348229 A JPS6348229 A JP S6348229A JP 19210986 A JP19210986 A JP 19210986A JP 19210986 A JP19210986 A JP 19210986A JP S6348229 A JPS6348229 A JP S6348229A
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JP
Japan
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acid derivative
atom
difluorohaloacetic
group
mmol
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Application number
JP19210986A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Kobayashi
小林 義郎
Takeo Taguchi
武夫 田口
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2,2−ジフルオロカルボン酸誘導体の製造方
法に関するものである。
2.2−ジフルオロカルボン酸誘導体の合成法と、して
は、2,2−ジフルオロカルボン酸誘導体のフッ化カリ
ウムやフッ化アンチモンによるフッ素化(rRec、T
rav、Chim、Pays−Bag 8Ei巻、41
3頁、1947年)や2−ケトカルボン酸エステルのモ
リブデンヘキサフルオリドによるフッ素化(rTetr
a−−hedronJ 31巻、381頁、 1111
75年)などが知られているにすぎない。これらは、収
率が一般に低く、複雑でかつ不安定な官能基を有する化
合物の合成には用いられないなどの欠点があった。
本発明は、従来技術の前述の欠点を解消しようとするも
のである。即ち、テトラフルオロエチレンより容易に得
られるジフルオロハロ酢酸誘導体を出発物質とし、この
化合物に種々の有機基を導入することによって効率的か
つ応用範囲の広い2,2−ジフルオロカルボン酸誘導体
を合成する新規な製造方法を提供するものである。
本発明は、有機イ\ロゲン化物と前述のジフルオロハロ
酢酸誘導体を還元的カップリング反応を行なわしめて2
,2−ジフルオロカルボン酸誘導体を製造する方法に関
するものであり、即ち、ジフルオロハロ酢酸誘導体(た
だし、ハロゲン原子としてヨウ素原子あるいは臭素原子
を含む)と有機ハロゲン化物(ただし、ハロゲン原子と
してヨウ素原子あるいは臭素原子を含む)とを脱ハロゲ
ン化剤の存在下で反応を行い炭素数3以上の2,2−ジ
フルオロカルボン酸の誘導体に変換せしめることを特徴
とする2、2−ジフルオロカルボン酸誘導体の製造法、 である。
本発明は、(1)反応が容易で収率が高い、(2)極め
て多くの種類の有機ハロゲン化物を使用できるので、極
めて多くの種類の2.2−ジフルオロカルボン酸誘導体
を製造することが可能である、(3)極めて立体特異的
な反応であるので、医薬などの立体特異性が要求される
ことの多い化合物やその合成中間体として有用な2,2
−ジフルオロカルボン酸誘導体が得られる、などの特徴
を有する。
本発明におけるジフルオロハロ酢酸誘導体としては、ジ
フルオロハロ酢酸あるいはそのエステルが適当である。
このジフルオロハロ酢酸誘導体としては、下記式CI)
で表わされる化合物が好ましい。
XCF2 C00RI −−−(I) 式CI)において、Xはヨウ素原子あるいは臭素原子を
表わし、特にヨウ素原子が反応の転化率を高める上で好
ましい。R1は水素原子あるいはエステル基残基を表わ
し、エステル残基としてはたとえばアルキル基、アルケ
ニル基、シクロアルキル基、アリール基、アルアルキル
基および本発明における反応に対して不活性な置換基を
有するそれらの基、が適当である。R1としては通常炭
素数1〜10のアルキル基やベンジル基などが採用され
る。アルキル基としては直鎖状アルキル基は勿論、分岐
アルキル基であってもよい(後述する他のアルキル基の
場合も同様である)。特に、R1としては低級アルキル
基(炭素数1〜4のアルキル基をいう)が好ましい。
上記のようなジフルオロハロ酢酸誘導体は通常ジフルオ
ロハロアセチルフルオリドから製造されるがこれに限ら
れるものではない。ジフルオロハロアセチルフルオリド
については、たとえば特公昭60−56126号公報に
記載されている。ジフルオロハロアセチルフルオリドを
加水分解することによりジフルオロハロ酢酸が得られ、
ジフルオロハロ酢酸あるいはジフルオロアセチルフルオ
リドとアルコール類との反応によりエステルが得られる
本発明における有機ハロゲン化物としては、ヨウ素原子
あるいは臭素原子を少なくとも1個有する種々の化合物
を採用することができる。
前述と同様の理由により、ハロゲン原子としては特にヨ
ウ素原子が好ましい。ハロゲン原子を1個有する化合物
としては下記式(H)で表わされる化合物が採用される
R−X ′(II ) X′は、ヨウ素原子あるいは臭素原子を表わす。Rは、
炭素原子を少なくとも1個有する(X′は炭素原子に結
合)1価の有機基を表わす。1価の有機基は、脂肪族系
化合物、脂環族系化合物、芳香族系化合物、複素環系化
合物などの炭素原子に結合した水素原子を1清除いた基
である。これら化合物は本発明における反応に対して不
活性な種々の特性基を有していてもよい。特性基として
は、たとえば、保護されていてもよい水酸基、保護され
ていてもよいアルデヒド基、エステル基、ケトン基、フ
ッ素原子などのX′以外のハロゲン原子、スルフィド基
、スルホニル基、スルフィニル基、ニトロ基、ニトリル
基、保護されたアミン基、イミノ基などがある。特に、
従来のフッ素化剤を用いたフッ素化によっては副反応が
生じ易い有機基、たとえばアルケニル基などのα、β−
不飽和基を有する有機基、アリール基、アルアルキル基
、芳香性複素環基などのフッ素化され易い水素原子を有
する有機基、水酸基、エステル基、その他のフッ素化さ
れ易い特性基を有する有機基など、で本発明の特徴が発
揮される。さらに、α、β−不飽和基の炭素原子に結合
しているX′を有する立体特異性を有する有機ハロゲン
化物を用いると、ジフルオロハロ酢酸誘導体の残基はこ
のX′の結合位置に立体を保持したまま結合し、立体特
異的に3,4−不飽和−2,2−ジフルオロカルポン酸
誘導体が生成する。即ち、2体の有機ハロゲン化物より
2体の生成物が得られ、8体の有機ハロゲン化物より8
体の生成物が得られる。好ましいRはl−アルケニル基
、アリール基あるいは特性基を有する1−アルケニル基
、特性基あるいは特性基含有置換基を有するか有しない
アリール基あるいは複素環基などである。特性基として
は、水酸基、保護された水酸基、エーテル基その他の酸
素原子含有特性基、フッ素原子、イオウ原子含有特性基
などが適当である。
なお、前記式′(1)で表わされるジフルオロハロ酢酸
と上記式(II )で表わされる有機ハロゲン化物とを
脱ハロゲン化縮合させて得られる2、2−ジフルオロカ
ルボン酸誘導体は下記式(m)で表わされる。
R−CF2 C0OR’ −−7−(m)本発明におい
て、脱ハロゲン化剤としては0価金属、その他の脱ハロ
ゲン化剤を用いることができる。必要により、副生ずる
ハロゲン化水素の中和剤を併用することができる。好ま
しくは、0価金属が脱ハロゲン化剤として用いられ、0
価金属としては、銅、銀、亜鉛、アルカリ金属などがあ
る。特に、副生物の少ない温和な反応を行うことができ
、かつ経済性の高い銅の使用が好ましい。0価金属の形
態としては、通常粉末が用いられる。0価金属からな、
る脱ハロゲン化剤は、ジフルオロハロ酢酸誘導体と有機
ハロゲン化物との共存下で使用することも、あらかじめ
一方と反応させた後その生成物と他方とを反応させる方
法で使用することもできる。通常は前者の方法が用いら
れる。
しかし、ジフルオロハロ酢酸誘導体同志あるいは有機ハ
ロゲン化物同志の反応が起り易く目的物の収率が充分に
高めることが困難な場合などでは後者の方法を用いるこ
とが好ましい。後者の方法を用いる場合は、ジフルオロ
ハロ酢酸誘導体と0価金属とをまず反応させた後に有機
ハロゲン化物を反応させることが好ましい。後述実施例
において、r(a法)」とは前者の方法をいう。即ち、
ジフルオロハロ酢酸誘導体、有機ハロゲン化物、および
0価金属の混合物を反応させて、クロマトグラフにより
反応の終了を確認した後生成物を単離する方法である。
「(b法)」とは後者の方法をいう。即ち、まずジフル
オロハロ酢酸誘導体と0価金属とを反応させ、未反応0
価金属を除いた後に、有機ハロゲン化物とを反応させて
単離する方法である。
ジフルオロハロ酢酸誘導体晶量に対する有機ハロゲン化
物の使用量は、特に限蛤されるものではないが、約0.
01〜1当量が適当である。
特に好ましくは、約0.1〜0.5当量が好ましい。脱
ハロゲン化剤は、普通ジフルオロハロ酢酸誘導体と有機
ハロゲン化物の合計当量に対して約等当量以上使用され
るが、場合によりそれよりも少なくてもよい。0価金属
を用いる場合、ジフルオロハロ酢酸誘導体1当量、に対
して約1〜100当量が適当であり、特に約2〜5当量
が好ましい。反応は無溶媒で行なうことができるが、好
ましく、は溶媒が用いられる。溶媒と。
しては、原料や生成物を溶解しかつ、非反応性の溶媒が
適当であり、特にジメチルホキシト、ジメチルホルムア
ミド、テトラヒドロフラン、ヘキサメチルホスホリック
トリアミドなどの溶媒が使用される。特に、ジメチルス
ルホキシドとへキサメチルホスホリックトリアミドが好
ましい。反応は約O〜100℃で行うことが好ましく、
普通室温〜約60℃が採用される。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれら実施例に限定されるものではなく、特に有機
ハロゲン化物としては実施例以外の種々の化合物を採用
しうるものである。
実施例1 (a法) アルゴン気流下、銅粉(255mg、 4mmol) 
、ヨードジフルオロ酢酸メチル(475mg、 2mm
ol)および(E)−1−ヨードヘプテン(150+e
g、O,θ7mmol)をジメチルスルホキシド(5+
aQ)中、60℃で30分間加熱する。反応混合物に水
(10mQ)、エーテル(10m12)を加え、不溶物
を濾過した後、炉液をエーテル抽出する。エーテル抽出
液を水洗、乾燥(Mg5Oa )後、減圧下濃縮する。
残液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン
−酢酸エチル50:I V/U)で精製し、1を60m
g(収率43%)得る。
(b法) アルゴン気流下、銅粉(340mg、 5.4mmol
)、ヨードジフルオロ酢酸メチル(850mg、2.7
mmol)をジメチルスルホキシド(3m12)中室温
で45分間攪拌した後、上澄溶液(E)−1−ヨードヘ
プテン(150mg、0.87mmol)のジメチルス
ルホキシド(2mQ)溶液に加えて、室温で10分間攪
拌する。反応混合物に水(10m(り 、エーテル(1
0mQ)を加え、不溶物を濾過した後、炉液をエーテル
抽出する。エーテル抽出液を水洗、乾燥(Mg5O4)
後、減圧下濃縮する。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ヘキサン−酢酸エチル50:I V/U)
−t’精製し、1を150mg  (収率81%)得る
l:無色油状物質 I Rシ’cm−1  : 1778. IH−N)I
R(CDCh)δ: 0.82 (3H,t、 J=8
.8Hz) 、−1,2〜1.4(8)1.m)。
2.05〜2.15(2H,m) 、3.80(3H,
s)、 5.BO(IH,ttd。
J=1.5.11.1 and 15.8Hz、 H−
3)、 8.21(IH,ttd。
J=2.6.8.8 and 15.8Hz、H−4)
19F−NMR(CDC’h )本 δニー39.8(
dd、J=2.4 and 11Hz)。
MS m/e : 26B(M◆)、 ’188.14
7゜High−resolution MS Foun
d 20B−1080゜本ペンゾトリフルオリドを外部
標準として用いた。
実施例2 (Z)、−2,2−ジフルオロ−3−ノネン酸メチル 
(2)(b法) アルゴン気流下、ジメチルスルホキシド(3m12)中
、銅粉(340mg、 5.4mmol) 、ヨードジ
フルオロ酢酸メチル(850mg、 2.7mmol)
より、銅試薬を調製後、Z−1−ヨードペアテン(2o
Omg、0.9mmo1’)と室温で30分°間反応を
行って、2を14018<収*曹%)得る。     
   −2:無色油状物質 I Rv   ’cm−1: 1778.1H−NMR
(CDCl2)δ: 0.90 (,3H,t)、 1
.2〜1.4(OH,m)、 2.20〜2.31(2
H,、m) 、3.85(3H,s)、 5.57(I
H,ttd、J=1.7゜14、.2 and 11.
8Hz、 )!−3)、 5.83(IH,ttd、 
J=1.9゜7.111 and 11.8Hz、H7
4)。
19F−NMRILI:DC:13)” δニー38(
d、 J=14H2)。
MS m/e : 20B(M◆)、 te6.147
゜旧1h−reso’1ution MS Found
 2613.1150゜(+oH+6F202requ
ires 2013.’1l17゜実施例3 (Z)−5−ベンジルオキシ−2,2−・ジフルオロ−
3−ペンテン酸メチル (3) 〜 (a法)゛ アルゴン気流下、ジメチルスルホキシド(5mQ)中、
・銅粉(210mg、 3.3m1o+) 、ヨードジ
フルオロ酢酸メチル(’Et90mg、 1.65mm
ol )および(Z)−3−ベンジルオキシ−1−ヨー
ドプロペン・(1501g、0.55mmol )を4
0℃で6時間反応を行って、3を・72自g (収率5
1%)得る。
3:無色油状物質 I Ry ””’cffil’ : 1778.1H−
NMR(CDCl2)δ: 3.85 (3H,s)、
 4.33(13H,m)、 2.20〜2.31(2
H,m) 、3.85(3H,s)、 4.33(IH
,ddd、J=2.2゜3.5 and 5.8Hz)
、 4.34(IH,ddd、 J=2.2.3.5 
and5.8 Hz)、 4.55(2H,s)、 5
.70(IH,ttd、 J=2.1゜14.7− a
nd 12.3Hz)、 El、15(IH,ttd、
 J=2.1.14.7and 12.3Hz)、 7
.28(5H,m)。
19F−NMR(GDCh)  δニー37(dm、 
J=14.7Hz)。
MS m/e :  185(M◆−〇7H7)、14
9 5(M→−07H70)。
High−resolution  MS  Foun
d  149.0371゜G6H7F202  req
uires  1413B、0412゜実施例4 (E)−2,2−ジフルオロ−4−フェニル−3−ブテ
ン酸メ天亜 (4) 〜 (a法) アルゴン気流下、ジメチルスルホキシド(5m12)中
、銅粉(420mg、 13.8mmol) 、ヨード
ジフルオロ酢酸メチル(780mg、 3.3+mol
)およびβ−ブロモスチIy 7 (200mg、 1
.1mmol、 E:Z=13:1)を40℃で30分
間反応を行って、2,2−ジフルオロ−4−フェニル−
3−ブテン酸メチルを100 mg (収率43%、E
:Z=13:1 )得る。
4:無色油状物質 I Rシ、、X’cm−1  : 17?5. IH−
NMR−(GDGIa)δ: 3.91 (3H,s)
、 8.31(IH,td、 J=11−5 and1
8.2Hz)、7.08(IH,td、 J=2.8.
 and IEl、2Hz)。
7.40(5H,m)。
19F−NMR(CI)CI3)δニー40.3(dd
、J=2.5  and  11.5Hz)。
MS  m/e: 212. 153゜High−re
solution MS Found 153.054
3゜C9H7F2  requires  153.0
515゜実施例5 (Z)−2,2−ジフルオロ−4−フェニル−3−ブテ
ン酸メ九基 (5) (a法) アルゴン気流下、ジメチルスルホキシド(5m12)中
、銅粉(420mg、 8.8mmol) 、ヨードジ
フルオロ酢酸メチル(780mg、 3.3mmol)
およびβ−ブロモスチレン(200mg、 1.1mm
ol、 E:Z=1:35)を40°Cで30分間反応
を行って、2,2−ジフルオロ−4−フェニル−3−ブ
テン酸メチルを117mg(収率43%、 E:Z=1
:’4.4 )得る。
5:無色油状物質 I Rν00”cmi  : 177B、 IH−NM
R(CDCh)δ: 3.H(3H,s)、 5.88
(IH,td、 J=13 and 12.7Hz)、
 8.97(IH,td、 J=1.[i、 and 
12.7Hz)、 7.35(5H,m)。
19 F−NMR(CDCl2 )δニー31.El 
 (d、J=13Hz)。
MS  m/e: 212. 153゜実施例6 (a法) アルゴン気流下、ヘキサメチルホスホリックアミド(7
mQ)中、銅粉(728mg、 11.4mmol)、
ヨードジフルオロ酢酸メチル(1,34g、5.8E1
mmol)および(Z)−4,5−ジヒドロキシ−1−
ヨードペンテン4,5−アセトニド(303mg、 ’
1.13mmol)を55〜60℃で15時間反応を行
って、6を180 mg (収率64〜 %)得る。
6:無色油状物質 ’ H−NMR(CDCh )δ: 1.35 (3H
,S)、 1.42(3H,s)。
2.80(2H,m)、 3.57(IH,dd、 J
=8.2 and [1,8Hz)。
3.88(3H,s)、 4.04(IH,dd、 J
=8.2 and 8 Hz)。
4.18(IH,m)、 5.73(IH,ttd、 
J=1.7.14.3 and12 H2)、 8.0
8(IH,ttd、 J=1.1+、 7.8 and
 12 Hz)。
19 F−NMR(CDC13)δニー38.3(d、
J=14.3  Hz)。
MS  m/e: 235. 155.  ICII。
High−resolution  MS  Foun
d  235. 0783゜Cl0H13F204  
requires  235.0780゜実施例7 (Z−2,2−ジフルオロ−6−シヒドロキシー3−ヘ
キセ!西テトラヒドロピラニルエーテル(7)(a法)
                 〜アルゴン気流下
、ジメチルスルホキシド(8IIIQ)中、銅粉(1,
14g、 17.9++mol)、ヨードジフルオロ酢
酸メチル(1,28g、5.34mmol)および(Z
)−4−ヒドロキシ−1−ヨード−1−ブテンテトラヒ
ドロピラニルエーテル(4118mg、 1.77mm
ol)を58〜80℃で45分間反応を行って、7を1
74 mg〜 (収率37%)得る。
7:無色油状物質 IH−NNR(CDCh)δ: 1.48〜1.85 
(’OH,m)、 2.8(2H,m)、 3.44〜
3.53(2H,m)、 3.7B 〜3.90(’2
H。
m)、 3.87(3H,s)、 4.59(IH,t
、 J=3Hz)、 5.67(IH,ttd、 J=
1.8.14.3 and 11.9 ((z)、 8
.07(11゜ttd、J=1.8,7.8  and
  11.9Hz)。
19F−NMR(CIlch)δニー38.2(d、J
、=14.3  Hz)。
MS  m/e: 283,234,205. 183
. 103,85゜実施例8 2.2−ジフルオロフェニル酸 メチル(8)(a法) アルゴン気流下、ジメチルスルホキシド(51IQ)中
、銅粉(3?Omg、 5.9mmol)、ヨードジフ
ルオロ酢酸メチル(700mg、2.I3mmol)お
よびヨードベンゼン(200mg、 1mmol)を室
温で4時間反応を行って、8を145 mg (収率8
0%)得る。
8:無色油状物質 I H−NMR(CD’Ch)δ: 3.80 (3H
,s)、 7.5 (5H,+a)。
19F−NMR(CDCh)δニー41(s)。
MS m/e: 188.127.7?。
High−resoluti’on MS Found
 1B?、 0502゜C9H3F204 requi
res 1B?、 0525゜実施例9 2.2−ジフルオロ(2−ピリジル)酢酸メチル(9)
(b法) アルゴン気流下、ジメチルスルホキシド(8m12)中
、銅粉(380mg、 5.7mmol)、ヨードジフ
ルオロ酢酸メチル(870mg、 2.85mmol)
より銅試薬を調製後、2−ブロモピリジン(150mg
、 0.I35mmol)を室温で10時間反応を行っ
て、9を145 mg (収率81%)得る。
9:P@色抽油状物 質H−NMR(GDCh)δ: 3.88 (3H,s
)、 7.3〜7.9(3H,m)、 8.8(IH,
m)。19F−NMR(CDCh)δニー41(s)。
MS m/e: 187.172.128.7B。
High−resolution MS Found 
172.021B。
G7H4F2NO2()II”−CR2)   req
uires   172.  0210゜実施例10 2′、3′、5’−)リー0−アセチル−5−(ジフル
オロメトキシカルボニル)メチルウリジン (10)(
b法) アルゴン気流下、ジメチルスルホキシド(5mQ)中、
銅粉(154mg、 2.4mmoi)、ヨードジフル
オロ酢酸メチル(285mg、 1.2mmoI)より
銅試薬を調製後、2’ 、3’ 、5−トリー〇−アセ
チルー5−ヨードクリジン(200B、 0.4mmo
l)と室温で30分間反応を行って、10を1’70 
mg (収率88%)得る。
10:無色無晶形物質 I’Rシ:’、、”cm−1: 3380.1780(
sb)、 1745゜1.735(sh)、、 1.7
05(sb)、 170 、   。
I H−NMR(CDC+3)δ:、2.12 (3H
,s)、 2..13(3H,s)。
2.14(3H,す、 3.1112(38,s)、、
 4.38(3H,m、5’−Hzand 4’−H)
、、 5.35(2H,m、、 2’−H,and 3
′−H)。
6.10(IH,d、 J=4.8Hz、 1’−〇)
、8.00(IH,s、8−H)。
9.07(IH,bs、−NH)。
MS、 m/e : 4?’l(M”+1)、 418
,358,25111. Anal、 、Found実
施例11 と1乙えム土土之ド式二乏ヱ互呈ヱ」二4上lン酸メチ
ル(11) (b法) アルゴン気流下、ジメチルスルホキシド(8m12)中
、銅粉(420mg、 El、8mmol)、ヨードジ
フルオロ酢酸メチル(780mg、 3.3mmol)
より銅試薬・を調製後、3−ベンジルオキシ−1−ヨー
ドプロピン(300mg、 1.1’mmol)と室温
で10分間反応を行い、11を80mg (収率21%
)得る。
11:s抽油状物質 ci4 I R2/ 、a、 cm−1: 2250.17B’
0゜l H−NNR(CDCh )δ: 3.98 (
3H,s)、 、4.28(2H,t。
J=4.fiHz、)、4.80(2H,s)。?、3
B(5,H,m)。
19 F、−NMRC0DC+3 )δ:、−27.7
(t、 J=4.8Hz)。
MS m/e: 254.195゜ 実施例12 h辷Zニムを三張二ヱ五三互j!ヱ1ヱ1ノlル(12
) (b法) アルゴン気流下、ジメチルスルホキシド(8mf2)中
、銅粉(440mg、 7mmol)、ヨードジフルオ
口酢酸メチル(830mg、 3.5m+aol)より
銅試薬をを調製後、臭化ベンジル(200mg、 1.
2mmol)と室温で20分間反応を行い、12を18
5 mg (収率79%)得る。
12:無色油状物質 IRν”’am−1: 1778゜ IH−NMR(CIICh)δ: 3.35 (2H,
t、 J=18.5Hz)。
3.83(3H,s)、 7.25(5H,bs)。
19 F−NMR(CDC:13 )δニー43(t、
 J−18,5Hz)。
MS m/e: 200.180.141.140.1
31゜High−resolution MS Fou
nd 200.080El。
C1oH1oF202 requires 200.0
134?。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ジフルオロハロ酢酸誘導体(ただし、ハロゲン原子
    としてヨウ素原子あるいは臭素原子を含む)と有機ハロ
    ゲン化物(ただし、ハロゲン原子としてヨウ素原子ある
    いは臭素原子を含む)とを脱ハロゲン化剤の存在下で反
    応を行ない炭素数3以上の2,2−ジフルオロカルボン
    酸の誘導体に変換せしめることを特徴とする2,2−ジ
    フルオロカルボン酸誘導体の製造法。 2、脱ハロゲン化剤が0価金属である、特許請求の範囲
    第1項の製造法。
JP19210986A 1986-08-19 1986-08-19 2,2−ジフルオロカルボン酸誘導体の製造法 Pending JPS6348229A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0327323A (ja) * 1989-06-23 1991-02-05 Asahi Glass Co Ltd 2,2−ジフルオロカルボン酸誘導体の製造方法
US11136298B2 (en) 2014-09-08 2021-10-05 Showa Denko K.K. Method for producing fullerene derivative

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