JPS6347567A - 密封装置及びその製造方法 - Google Patents

密封装置及びその製造方法

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Publication number
JPS6347567A
JPS6347567A JP61191401A JP19140186A JPS6347567A JP S6347567 A JPS6347567 A JP S6347567A JP 61191401 A JP61191401 A JP 61191401A JP 19140186 A JP19140186 A JP 19140186A JP S6347567 A JPS6347567 A JP S6347567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
seal ring
seal
backup
reinforced
Prior art date
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Pending
Application number
JP61191401A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Kiuchi
木内 徹夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
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Publication of JPS6347567A publication Critical patent/JPS6347567A/ja
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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 未発IIIは、自動車用冷房装こに使用されるコンプレ
ッサー等の軸貫通部をシールする密封装置及びその製造
方法に関する。
(従来の技術) この種1f、封装ことしては1例えば第5図に示すよう
なものがあった。即ち、第5図は従来の密封装置の上平
部の縦断面図であり、該密封装置は予め各々別個に製作
された弾性体製のダストリップ101、’3zJit[
)補強環102 、 vAlll’!製ノシールリソノ
シールリング103シールリング104の各部材を順次
重ね合わせ、この状態のまま各部材の外周部を金属製の
外環106にて加締めることによって一体部品として構
成されていた。尚、第5図中、105はハウジング、1
07は回転軸である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の密封装置にあっては、組☆二
丁程における外環106の加締め1Fめが弱過ぎると、
各構成部材101,102゜103,104間に隙間を
生じてハウジング105側の封密性鮨が低下し、製品の
信頼性を損なうというlFi!題があった。又、加締め
止めが強過ぎると弾性体製シールリング104に歪が生
じるため、シールリング104と回転軸107間の密封
性f@が低rするばかりか、亀裂の発生に伴なう耐久性
低下の問題も生じていた。更に、当該密封装置の構成部
品点数が多く、しかも組立工程が複雑なため、生産コス
トの高層を招く他、樹脂製シールリング103のズレ、
共廻り等の問題があった。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とする処は、v、対性が高く、耐久性に富み、生
産コストの低減及び部品のズレ、共廻りの防止等を図る
ことができる密封装置を提供するにある。
又、本発明の他の目的とする処は、上記密封装置を加締
めによる複雑な工程を経ることなく容易、且つ効率的に
得ることができる密封装置の製造方法を提供するにある
(問題点を解決するための手段) 」二記目的を達成すべく本発明は、ハウジングと回転軸
間をシールする弾性体製の第1シールリング内に、軸方
向へ所定の間隙を介して金属製の補強環とバックアップ
リングを埋設し、該補強環とバックアップリングの間に
第2シールリングを挾持せしめて構成した。
又、前記他の目的を達成すべく本発明は、成形型のキャ
ビティ内において、金属製のバックアップリングに保持
される樹脂製の第2シールリングに所定の間隙を介して
金属製の補強環を圧接せしめることにより、上記バック
アップリングと補強環の間に第2シールリングを挾持せ
しめ、この状態で前記バックアップリングと補強環の囲
りにゴム状9i性体の第1シールリングを加硫成形する
ようにした。
(作 用) 上記の構成を有する本発明においては、第1シールリン
グ内に補強環とバックアップリングが完全に埋設されて
おり、しかも第2シールリングは第1シールリングと接
合されているばかりでなく、前記バックアップリングと
補強環の間で挾持されているので、第2シールリングの
回転方向への回止めが確実となり、更に各構成部品間は
加締め固定方式を用いなくても確実に連結されている。
又1本発明に係る製造方法にあっては、加締め工程を経
ることなく成形型内で加硫成形と組付けを同時に行なう
ことができる。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
第1図は本発明に係る密封装置上半部の縦断面図、第2
図は補強環の部分斜視図、第3図はバックアップリング
の部分ネ1視図である。第1図において、1はゴム等の
弾性材ネ1により環状に成形された第1シールリングで
あり、これはその内周部に回転軸2の外周に慴接してシ
ール機能を果たすシールリップIaを右しており、該シ
ールリップlaはガータスプリング3にて常時回転軸2
の外周に押圧されている。
又、図中、4は断面り字状に成形された金属製の補強環
、5は断面路コの字状に成形された金属製のバックアッ
プリングであって、これら補強環4及びバックアップリ
ング5は同一外径を有している。そして、補強環4の内
周部を構成する軸方向のフランジ部4aには第2図に示
す如く矩形の切欠部6が円周方向へ複数形成されており
、バックアップリング5の軸方向の外周フランジ部5a
にも第3図に示す如く同様の切欠部7が円周方向へ複数
形成されている。
而して、上記補強環4とバックアップリング5間には、
強化プラスチック(PTFE)等の樹脂材料によって断
面くの字状に成形された環状の第2ンールリング8が、
図示の如くバックアップリング5に布接する態様で両者
間に挾持されており、・kl+方向へ所定の隙間を有す
る該第2シールリノグ8と補強環4にて区画形成される
環状の空間部S内及び該空間部S内に開口する前記切欠
部6・・・、7・・・内には前記第1シールリング1が
加硫成形されている。そして、第1シールリング1は、
その間に第2シールリング8を挾持して成る補強環4及
びバックアップリング5の両側部及び外周部、更には第
2シールリング8の一側面部を一体的に覆ってこれら部
品を組付一体止して完成品たる密封装置を構成している
。尚、第1シールリングlと第2シールリング8との接
合において、両者を直接接合させた場合にはゴム等の弾
性体と樹脂との馴染みが悪く十分な接着力が得られない
ため、第2シールリング8側、即ち樹脂側の接合面を金
属ナトリウム等で予備加工し、該接合面を接着剤の馴染
み易い状態にした上で接合するようにしている。
以上述べた構成を有する密封装置にあっては。
第2シールリング8は補強環4とバックアップリング5
間に強い締付は力の下で挾持され、しかもその:51シ
ールリング1との接着は前述の如く強力になされるため
、該第2シールリング8のズレ、共廻り等の問題が有効
に解消される。
次に本密封装置の製造方法を第4図(a) 、(b) 
(c)に示す加硫プレス型に基づいて説明する。
先ず、第4図(a)に示す如く、分割型11a。
11bから成る上型!■と、中型12と下型13とで区
画形成されるキャビティC内に前記バックアップリング
5を佐コし、該バックアップリング5の上に曲げ成形さ
れた前記第2シールリング8を乗せ、該第2シールリン
グ8の上に前記補強環4を乗せて、該補強1i:i4と
第2シールリング8間に切欠部6・・・、7・・・を介
してキャビティCに連通ずる空間部Sを形成する。尚こ
のとき、l記バックアップリング5及び補強環4は上型
、下型各々に複数個突設される押えlie・・・、13
a・・・によって互いに接近する方向へ押圧され、両名
間に介在する第2シールリング8は強い締付は力の下で
挾持されている。
以りの状16において、各種の配合剤を混練したシール
用ゴム材料を加硫プレス型内で加熱、加圧して第1シー
ルリングを加硫成形するのであるが、この場合において
、ゴムの生地は補強環4とバックアップリング5の囲り
に充填されるばかりでなく、補強環とバックアップリン
グの切欠部6・・・、7・・・を介して空間部S内にも
充填される。
尚このとき、第2シールリング8の折曲部先部は、図示
の如く下513の8面に生地圧によって当接して生地の
この当接部より下方への流れを阻止する役目を果たす。
斯くて第1シールリング1が第4図(b)に示す如く加
硫成形された後に、第4図(c)に示す如く加硫プレス
型を離型させれば、第1図に示す如き密封装置が得られ
る。
以上の製造方法においては、加締め工程を経ることなく
成形型内で加硫成形と組付けとを同時に行なうことがで
きる。
(発明の効果) 以上の説明で明らかな如く本発明装置によれば、従来の
如き外環による加締め部分が無いため、ハウジング側と
回転軸側の双方に対する密封性イ七を向上させられるば
かりでなく、部品点数及び加丁丁数が削減されてコスト
ダウンが図れ、又部品に局部的な歪が発生することがな
く、耐火性の向」二が図られる他1部品のズレ、共廻り
の防止等を図ることができるという効果が得られる。
又1本発明方法によれば、加締め工程を経ることなく成
形型内で加硫成形と組付けとを同時に行なうことができ
るため、本発明に係る密封装置を容易、且つ効率的に得
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は末完IIに係る密封装置上゛ト部の縦断面図、
第2図は補強環の部分斜視図、第3図はバックアップリ
ングの部分斜視図、第4図(a) 、 (b) 。 (c)は未発11方法の製造工程を説明するための断面
図、第5図は従来の密封装置上本部の縦断面図である。 符号の説明 1・・・第1シールリング   4・・・補強環5・・
・バックアンプリング  6.7・・・切欠部8・・・
第2シールリング   C・・・キャビティ第1図 第2図      第3図 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジングと回転軸間をシールする弾性体製の第
    1シールリング内に、軸方向へ所定の間隙を介して金属
    製の補強環とバックアップリングを埋設し、該補強環と
    バックアップリングの間に第2シールリングを挾持せし
    めてなることを特徴とする密封装置。
  2. (2)成形型のキャビテイ内において、金属製のバック
    アップリングに保持される樹脂製の第2シールリングに
    所定の間隙を介して金属製の補強環を圧接せしめること
    により、上記バックアップリングと補強環の間に第2シ
    ールリングを挾持せしめ、この状態で前記バックアップ
    リングと補強環の囲りにゴム状弾性体の第1シールリン
    グを加硫成形して成ることを特徴とする密封装置の製造
    方法。
JP61191401A 1986-08-15 1986-08-15 密封装置及びその製造方法 Pending JPS6347567A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61191401A JPS6347567A (ja) 1986-08-15 1986-08-15 密封装置及びその製造方法

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JP61191401A JPS6347567A (ja) 1986-08-15 1986-08-15 密封装置及びその製造方法

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JPS6347567A true JPS6347567A (ja) 1988-02-29

Family

ID=16273989

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JP61191401A Pending JPS6347567A (ja) 1986-08-15 1986-08-15 密封装置及びその製造方法

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JP (1) JPS6347567A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100575566B1 (ko) * 1997-10-24 2006-11-30 이구루코교 가부시기가이샤 밀봉장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100575566B1 (ko) * 1997-10-24 2006-11-30 이구루코교 가부시기가이샤 밀봉장치

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