JPS6346754A - モ−ルド型電子装置 - Google Patents

モ−ルド型電子装置

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Publication number
JPS6346754A
JPS6346754A JP19052886A JP19052886A JPS6346754A JP S6346754 A JPS6346754 A JP S6346754A JP 19052886 A JP19052886 A JP 19052886A JP 19052886 A JP19052886 A JP 19052886A JP S6346754 A JPS6346754 A JP S6346754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
resin
electronic device
hard resin
inner case
Prior art date
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Pending
Application number
JP19052886A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Tominaga
富永 和雄
Takashi Saito
高 斉藤
Eiji Harada
原田 英次
Hitoshi Matsuzaki
均 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP19052886A priority Critical patent/JPS6346754A/ja
Publication of JPS6346754A publication Critical patent/JPS6346754A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はモールド型電子装置に係り、特に耐湿性寿命を
向上させ得るパッケージ構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種装置として半導体装置を例にとると、富士
時報Vof1.57.N(17,1984,p396に
示すものがある。概略的に示すと、第9図、第10図の
如き構成である。即ち、両図に示すように、金属製ベー
ス1に側ケース2が接着剤で固着され、側ケース2にケ
ースM3がやはり接着剤で固着されている。これらの部
材1〜3で区画されたケース内にアルミナ磁器板4を介
して。
半導体素子5がマウントされている。半導体素子5は一
方の端子リード6aが磁器板4にろう付され、その上に
半田等により接着されるものである。
半導体素子5は、タングステン、モリブデン等の支持板
5aの上に半導体チップ5bが載置された構造である。
他方の端子リード6b、6cは磁器板4にろう付され、
端子リード6b、6cと半導体チップ5bの間はボンデ
ィングワイヤ7により接続されている。両端子リード6
a、6bは、ケース蓋3の通孔8からケース外へ引出さ
れている。
ケース内の半導体素子5の周囲にはシリコーンゲル等の
ソフトレジン9がモールドされ、その他の空間はエポキ
シ樹脂等のハードレジン10でモールドされている。ハ
ードレジン10は側ケース2゜ケースM3.端子リード
6a、6bと密着性の良いものであり、外気と半導体素
子5との通気をしや断するためのものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来装置では、実使用により耐湿性が次第に劣化す
る問題がある。
それは、端子リード6a〜6cとハードレジン10の熱
膨張係数差が大きく、実使用の膨張収縮時に生ずる熱応
力により接着界面が剥がれ、そこへ、ソフトレジン9が
熱膨張する力が働いて、剥離が促進させるのである。最
近、この種装置は大型化しており、またソフトレジン9
は高価である種 ため、ハードレジン1oを大体綿化させているため、熱
応力も大きくなり、端子リード6a〜6cとハードレジ
ン10間の剥離が顕著なものとなってきた。端子リード
6a〜6cとハードレジン10の間が完全に剥離すると
、そこから水分が侵入し、半導体素子5に至り、特性を
劣化させる。
それゆえ、本発明の目的は、端子リードとハードレジン
の間で剥離を生ずることがなく、もって。
耐湿性を劣化させないモールド型電子装置を提供するに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、ケース蓋の通孔の周囲を取り囲み、ケース
蓋からソフトレジンに至る長さを持ち、ハードレジンと
の密着性の低い内ケースを設けて、耐湿性を向上させて
いる。
〔作用〕
本発明においては、端子リードを取り囲み、これと接着
するハードレジンが内ケースで区分された通孔周囲の分
量となり、端子リードとハードレジンの間に生ずる熱応
力は小さくなる。このため端子リードとハードレジンの
密着性が良くなり、水分の侵入を防ぐことができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図、第2図は本発明の一実施例を示す。第1図、第
2図で第9図、第10図に示したものと同一物、相当物
、には同一符号をつけている。
第1図、第2図において、11は本発明によって設けら
れた板状内ケースである。
同ケース11には、ケース蓋3の通孔8に合わせて端子
リード68〜6cを引出し得る通孔12a〜12cが設
けられている。内ケース11の材質としては、ハードレ
ジン10との密着性の低い材料が用いられる。例えば、
ハードレジン10がエポキシ樹脂である時、内ケース1
1はフッ素系あるいはシリコン系樹脂が用いられる。
製作類として、ベース1上に絶縁板4を介して端子リー
ド68〜6c、半導体素子5を図示の如く固着し、半導
体チップ5bと端子リード6bの間をボンディングワイ
ヤ7で接続したものを用意する。側ケース2をベース1
に接着してから、ソフトレジン9を注入硬化させる。次
に内ケース11をソフトレジン9上に載せ、通孔12a
〜12cの内壁と端子リード68〜6c、側ケース2と
内ケース11の間に一定距離を保たせる。この状態でハ
ードレジン10を注入する。そして、ケース蓋3を側ケ
ース2と接着させつつかぶせてからハードレジン10を
硬化させる。ハードレジン10は、側ケース2.ケース
蓋3.端子リード6a〜6cと接着していても、内ケー
ス11とは接着していない。
外気から半導体素子5への水分の侵入経路は、ハードレ
ジン10の側ケース2.ケース蓋3との接着により閉さ
れているから、端子リード68〜6cとの接着が触れな
いかぎり、耐湿性は低下しない。
装置実使用により各部材は膨張収縮をくりかえす、この
場合、ハードレジン10と内ケース11の間はほとんど
接着していないので、熱応力が働いても、両者間ですベ
リを生ずる。また、ハードレジン1oと端子リード68
〜6b間は熱応力が働いても、ハードレジン10の各端
子リード6a〜6cを取り囲む分量が小さいため、熱応
力は小さく、従って、ハードレジン10と端子リード6
8〜6cの間の接着は剥離を起し難い、内ケース11は
ハードレジン10とすベリを生ずるために、内ケース1
1の膨張収縮は端子リード68〜6cへ悪影響を与えな
い。
よって、本発明によれば、内ケース11を設けることに
より、耐湿性劣化は防がれ、装置信頼性。
寿命は大幅に向上する。
第3図、第4図は、本発明になる筒状内ケース13を示
す。内ケース13は接着剤14によりケース蓋3の通孔
8の周囲に接着される。
この実施例では、内ケース13外側のハードレジンの量
が多くなるが、内ケース13との間ではすベリを生ずる
ので、ハードレジンの量は問題にならず、第1図、第2
図の実施例と同様の作用効果が得られる。
第5図、第6図の例は、第3図、第4図の様に筒状内ケ
ース14を用いているが、接着剤を用いずに、印籠形式
でケース蓋3に嵌合させている。
第7図、第8図の例では、ケース蓋3の通孔8内壁面に
溝を設け、一方、筒状ケース15に突起部を設け、溝と
突起部を嵌合させることで、ケース蓋3と内ケース15
を固定している。
尚、以上の実施例では、半導体チップ5bが1個ベース
1上に載置された例を示すけわども、半導体チップに限
らず、他の電子回路部品が載置されるもの、種類の異な
る電子回路部品が同時に載置された混合モジュール等で
あっても適用できる。
また、ベース1は絶縁性であってもさしつかえなV)。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、端子リードとハ
ードレジン間の熱応力を小さくして、剥離を防止し、も
って、耐湿性が劣化しないモールド型電子装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図のA−A切断線に沿った横断面図、第3図は本発明
の第2の実施例を示す要部断面図。 第4図は第3図で用いられた内ケースの斜視図、第5図
は本発明の第3の実施例を示す要部断面図、第6図は第
5図で用いられた内ケースの斜視図、第7図は本発明の
第4の実施例を示す要部断面図、第8図は第7図で用い
られた内ケースの斜視図、第9図は従来装置を示す縦断
面図、第10図は第9図のB−B切断線に沿う横断面図
である。 1・・・ベース、2・・・側ケース、3・・・ケース蓋
、4・・・絶縁板、5・・・半導体素子、6a〜6c・
・・端子リード、7・・・ボンディングワイヤ、8・・
・通孔、9・・・ソフトレジン、10・・・ハードレジ
ン、11.13〜第S囚   、。 11  同ブース +2・・・榎音を1 第7囲     めgの

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ベース上に側ケースが設けられ、側ケースにケース
    蓋が設けられて空間を区画したモールドケース内のベー
    ス上に少なくとも1個の回路素子が固定され、該回路素
    子への端子が上記ケース蓋に設けられた通孔を介して導
    入され、ケース内の上記回路素子周囲にソフトレジン、
    その余の空間にハードレジンが設けられるモールド型電
    子装置において、上記ケース蓋の通孔の周囲を取り囲み
    ケース蓋からソフトレジンに至る長さを持ち、ハードレ
    ジンとの密着性の低い内ケースを設けたことを特徴とす
    るモールド型電子装置。 2、特許請求の範囲第1項において、回路素子は半導体
    素子であり、絶縁板を介して金属製ベースに固着されて
    いることを特徴とするモールド型電子装置。 3、特許請求の範囲第1項において、ハードレジンはエ
    ポキシ樹脂であり、内ケースはフッ素系およびシリコン
    系のいずれかの樹脂よりなる板状のものであることを特
    徴とするモールド型電子装置。 4、特許請求の範囲第1項において、ハードレジンはエ
    ポキシ樹脂であり、内ケースはフッ素系およびシリコン
    系のいずれかの樹脂よりなる筒状のもので、ケース蓋と
    筒状内ケースは機械的に結合されていることを特徴とす
    るモールド型電子装置。
JP19052886A 1986-08-15 1986-08-15 モ−ルド型電子装置 Pending JPS6346754A (ja)

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JP19052886A JPS6346754A (ja) 1986-08-15 1986-08-15 モ−ルド型電子装置

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JP19052886A JPS6346754A (ja) 1986-08-15 1986-08-15 モ−ルド型電子装置

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JPS6346754A true JPS6346754A (ja) 1988-02-27

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JP19052886A Pending JPS6346754A (ja) 1986-08-15 1986-08-15 モ−ルド型電子装置

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JP (1) JPS6346754A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01281759A (ja) * 1988-05-06 1989-11-13 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
US6956297B2 (en) * 2003-03-13 2005-10-18 Alps Electric Co., Ltd. Electronic circuit unit that is easy to manufacture and method of manufacturing the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01281759A (ja) * 1988-05-06 1989-11-13 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
US6956297B2 (en) * 2003-03-13 2005-10-18 Alps Electric Co., Ltd. Electronic circuit unit that is easy to manufacture and method of manufacturing the same

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