JPS6346174Y2 - - Google Patents

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JPS6346174Y2
JPS6346174Y2 JP2908384U JP2908384U JPS6346174Y2 JP S6346174 Y2 JPS6346174 Y2 JP S6346174Y2 JP 2908384 U JP2908384 U JP 2908384U JP 2908384 U JP2908384 U JP 2908384U JP S6346174 Y2 JPS6346174 Y2 JP S6346174Y2
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JP
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movable
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cam
cylindrical
intermittent ring
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JP2908384U
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JPS60142035U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、情報処理装置の外部記憶装置として
使用される磁気デイスク装置の磁気デイスクを製
造する工程で、その中央に備えた孔を利用してチ
ヤツクする装置に関する。
〔技術の背景〕
磁気デイスク装置において情報記憶の媒体とな
る磁気デイスクを製造するには、アルミニウム円
盤を高速回転させながら表面を平らに仕上げ、か
つポリツシユした後、洗浄乾燥し、更に磁性体の
粉末が混合された樹脂を塗布乾燥させる作業が必
要である。両面デイスクの場合は、円盤の表裏両
面にわたつてこれらの処理を行なわなければなら
ないが、その際これらの作業を容易に行なえるよ
うに磁気デイスクを保持するには、円盤の中央の
孔を利用して行うのがよい。
〔従来技術とその問題点〕
ところでこのように円盤の内周側からチヤツク
する手段として、従来は第1図に示すような構成
が利用されている。すなわちスピンドル1に固設
された円盤2の小径部3側からワークとなる円盤
4を装着して、その中央孔に小径部3を挿入す
る。次にカツプ5を装着し、スラストベアリング
6を介して軸7で押し付け、カツプ5と円盤2の
大径部8との間に円盤4を挾む。このような状態
で円盤4を高速回転させながら所定の処理を行な
つた後、軸7およびカツプ5を取り外す。
ところがこのような構成では、カツプ5を装着
し、軸7を介してバネやエアシリンダなどで押し
付けたり、カツプ5を取り外したりする作業に時
間がかかり、円盤4の処理時間に対し円盤4の取
り付け取り外しに伴う作業に時間がかかり過ぎる
という欠点があり、作業能率が悪い。また円盤4
を数千回転という高速で回転させて表面処理や磁
性膜塗装などの処理を行うが、軸7で押し付けた
状態で回転させるような複雑な構造は、高速回転
に支障を来たし、また洗浄を行なう場合に、スラ
ストベアリング6などに洗浄液がかかり、軸受け
機能を低下させる欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案は、従来の内縁チヤツク機構におけるこ
のような問題を解消し、ワークの着脱をワンタツ
チで簡単確実に行うことができ、かつ高速回転や
洗浄に適するような簡素な構成とすることを目的
とする。
〔考案の構成〕
この目的を達成するために講じた本考案による
技術的手段は、ワークの中央孔に嵌入できる大き
さのリング状部に、可動押さえが嵌入できるスリ
ツトを設けることで、間欠リング状部を形成し
て、筒状のホルダーの先端に固設し、かつ該間欠
リング状部の筒状ホルダー寄りの位置に、該間欠
リング状部より大径のストツパーを備えており、
筒状ホルダー中には、軸方向の内径が異なるよう
に形成されてなる固定カムを備えていること、 前記筒状ホルダー中に挿入された筒状部の先端
に、前記間欠リング状部のスリツトに嵌入する可
動押さえを設け、該筒状部の外周には、軸方向の
外径が異なるように形成されてなる可動カムを備
え、かつ該可動カムおよび先端の可動押さえが径
方向に開閉できるように、軸方向にスリツトを備
えることで前記筒状部に可撓性を持たせたこと、 前記固定カムおよび可動カムは、可動押さえが
固定ストツパーから離間する方向に移動すると、
該可動押さえの外径を縮小し、可動押さえが固定
ストツパーに接近する方向に移動すると、該可動
押さえの外径を拡大する方向に作用するように構
成されていることを特徴としている。
〔考案の実施例〕
次に本考案による内縁チヤツク機構が実際上ど
のように具体化されるかを実施例で説明する。第
2図は本考案による内縁チヤツク機構の全容を示
す断面図で、イは正面図、ロはイ図のローロ断面
図である。9は筒状のホルダーで、スピンドル1
aと連結されている。この筒状ホルダー9の先端
には、円盤状部9aを介して、ワーク(円盤)4
の円形孔中に嵌入する間欠リング状部10が一体
に形成されている。第3図はこの間欠リング状部
10を示す正面図である。間欠リング状部10
は、360度全周にわたつて形成されているのでは
なく、角度θ例えば数十度程度の幅のスリツト1
1を挾んで間欠的に形成されている。なお間欠リ
ング状部10の先端は、円盤の円形孔中に嵌入し
易いように、テーパが付いている。また間欠リン
グ状部の、筒状ホルダー9寄りの位置には、該間
欠リング状部10より大径のストツパー12が一
体形成されている。また筒状ホルダー9の内面に
は、筒状部の開口側が小径となるようなカム13
が形成されている。
14は駆動軸で、筒状ホルダー9中に挿入され
た筒状の可撓部15に連結され、該筒状可撓部1
5の先端に開閉式の可動押さえ20を備えてい
る。
第4図は可動押さえの開閉機構を示す図で、イ
は正面図、ロは側面図、ハは縦断面図である。可
撓部15は、筒状体に、駆動軸14側のみ残し
て、例えば90度間隔に軸方向のスリツト16…を
設け板バネ機能を持たせたもので、先端寄りの外
周には、部分的に径を大きくすることで、カム1
7が形成されている。筒状の可撓部15の先端に
は、円盤状部18が一体に形成されている。この
円盤状部18にも、可撓部15のスリツト16…
と連続するスリツト19…が放射状に形成されて
いる。そして隣接するスリツト19,19の中間
位置に、径方向へ突出する可動押さえ20…が形
成されている。
このように可動押さえ20を備えた筒状の可撓
部15が、ホルダー9の筒状部中に挿入され、駆
動軸14と連結される。また、駆動軸14の先端
に設けたナツト21とホルダー9との間に圧縮コ
イルバネ22を介在させると共に、可動押さえ2
0…がホルダー9のスリツト11中に嵌入するよ
うに位置決めすることで、可動押さえ20…が隣
接する間欠リング状部10…間に位置する。
第2図は、駆動軸14が、エアシリンダなどで
矢印a1方向に駆動されている状態である。このよ
うに駆動軸14で可撓部15が矢印a1方向に押さ
れると、可撓部15の外周のカム17がホルダー
9の内周のカム13上に乗り上げる。すると可動
押さえ20…は、スリツト16,19により開閉
可能となつているため、第2図に実線で示すよう
に、可動押さえ20…が閉じて外径が縮小する。
このように縮小したときの外径は、間欠リング状
部10の外径より小さい。
したがつて可動押さえ20…の正面から円盤状
のワーク4を装着すると、可動押さえ20…がワ
ーク中央の孔を通過して間欠リング状部10がワ
ークの中央孔に嵌入し、第2図に鎖線で示す状態
となる。この状態で、エアシリンダを元に戻して
矢印a1方向の力を解除すると、コイルバネ22の
力で駆動軸14が矢印a1と反対方向へ移動し、カ
ム17がカム13から外れて、該カム17および
可動押さえ20…の径が拡張する。すなわち可動
押さえ20…の外径がワーク4の中央の孔の内径
より大きくなり、ワーク4が脱落不能となる。ま
た引続いて駆動軸14が図の右側へ移動すること
で、可動押さえ20…でワーク4がストツパー1
2へ押しつけられ、ワーク4がストツパー12と
可動押さえ20…との間に挾着される。
第5図は、このようにしてワーク4がチヤック
された状態を拡大して示す要部断面図である。す
なわちワーク4の中央の孔に間欠リング状部10
…が嵌入し、かつワーク中央孔の右側の縁にスト
ツパー12が圧接し、ワーク中央孔の左側の縁に
可動押さえ20…が圧接することで、ワーク4が
チヤツクされる。
またワークをチヤツクして、研磨や洗浄などの
処理を終了した後は、エアシリンダなどで駆動軸
14を矢印a1方向に移動させる。すると可動押さ
え20…が図の左側に移動してワーク4のチヤツ
ク力が解除され、さらに左に移動することで、カ
ム17がカム13上に乗り上げ、可動押さえ20
…の外径が更に縮小して、ワーク4の中央孔の径
よりも小さくなり、ハンドリングロボツトなどで
ワーク4をチヤツク機構から取り外すことが可能
となる。
可撓部15…は、自身のバネ力で第2図の状態
から第5図の状態に復元できるが、復元力が足り
ない場合は、先端寄りの内面に円周方向のスリツ
ト23を形成して、その中に復帰用のリングを挿
入してもよい。また固定側のストツパー12のワ
ーク4側の面に、リング状の凹溝を形成して、そ
の中にシール用のOリング24を嵌入しておくこ
とで、ワーク4とストツパー12との間の滑りを
防止しチヤツクをより確実にすることが可能とな
る。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、固定側のストツ
パーも可動押さえも、共に同じ側に配設されてお
り、ワークを装着するときは、ワークの内径より
可動押さえが縮小し、ワークの装着後にワーク内
径より拡大するので、チヤツク機構の正面から容
易にかつ迅速にワークを着脱できる。また固定側
のストツパーに対し可動押さえが接近し間にワー
クを挾む構成なため、ワークの板厚が多少異なる
場合でも確実にチヤツクできる。ワークが間欠リ
ング状部に斜めに装着されたとしても、可動押さ
えでワークをストツパー側に押しつけて、ワーク
を正規の状態に矯正してからチヤツクするので、
ハンドリングロボツトによるワークの供給装着が
不完全であつても、確実にチヤツクできる。さら
に可動押さえ側の可撓部は、ストツパー側の筒状
ホルダー中に挿入されていて一体的に回転し易い
構成なため、高速回転に適し、かつ構成が簡単な
ため、洗浄液がスピンドル部などの回転部にかか
るのを容易にかつ確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の内縁チヤツク機構を示す断面
図、第2図以下は本考案による内縁チヤツク機構
の実施例を示すもので、第2図は正面図と縦断面
図、第3図は間欠リング状部の正面図、第4図は
可撓部先端に設けた可動押さえの正面図、側面図
および縦断面図、第5図はワークをチヤツクした
状態の要部拡大断面図である。 図において、4はワーク(円盤)、10は間欠
リング状部、12はストツパー、13,17はカ
ム、15は可撓部、16,19はスリツト、20
は可動押さえをそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ワークの中央孔に嵌入できる大きさのリング状
    部に、可動押さえが嵌入できるスリツトを設ける
    ことで、間欠リング状部を形成して、筒状のホル
    ダーの先端に固設し、かつ該間欠リング状部の筒
    状ホルダー寄りの位置に、該間欠リング状部より
    大径のストツパーを備えており、筒状ホルダー中
    には、軸方向の内径が異なるように形成されてな
    る固定カムを備えていること、 前記筒状ホルダー中に挿入された筒状部の先端
    に、前記間欠リング状部のスリツトに嵌入する可
    動押さえを設け、該筒状部の外周には、軸方向の
    外径が異なるように形成されてなる可動カムを備
    え、かつ該可動カムおよび先端の可動押さえが径
    方向に開閉できるように、軸方向にスリツトを備
    えることで前記筒状部に可撓性を持たせたこと、 前記固定カムおよび可動カムは、可動押さえが
    固定ストツパーから離間する方向に移動すると、
    該可動押さえの外径を縮小し、可動押さえが固定
    ストツパーに接近する方向に移動すると、該可動
    押さえの外径を拡大する方向に作用するように構
    成されていることを特徴とする内縁チヤツク機
    構。
JP2908384U 1984-02-29 1984-02-29 内縁チヤツク機構 Granted JPS60142035U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2908384U JPS60142035U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 内縁チヤツク機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2908384U JPS60142035U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 内縁チヤツク機構

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Publication Number Publication Date
JPS60142035U JPS60142035U (ja) 1985-09-20
JPS6346174Y2 true JPS6346174Y2 (ja) 1988-12-01

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ID=30527570

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JP2908384U Granted JPS60142035U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 内縁チヤツク機構

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH026965Y2 (ja) * 1985-08-30 1990-02-20
JPH0521286Y2 (ja) * 1987-09-25 1993-06-01

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JPS60142035U (ja) 1985-09-20

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