JPS6345937Y2 - - Google Patents

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JPS6345937Y2
JPS6345937Y2 JP2248585U JP2248585U JPS6345937Y2 JP S6345937 Y2 JPS6345937 Y2 JP S6345937Y2 JP 2248585 U JP2248585 U JP 2248585U JP 2248585 U JP2248585 U JP 2248585U JP S6345937 Y2 JPS6345937 Y2 JP S6345937Y2
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JP
Japan
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bent portions
bent
plate
front plate
back plate
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JP2248585U
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JPS61139621U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は状差し等に使用して好適な小物入れに
関するものである。
従来の技術 第8図に示したように背面板1と、該背面板1
の両側に第1、第2折曲部2,3を介して同一方
向に略直角に連設された左右の側面板4,5と、
これらの左右の側面板4,5間に第3、第4折曲
部6,7を介して前記背面板1と略平行に連設さ
れた前面板8とによつて矩形状に形成された小物
入れがある。
これは厚紙を折り曲げる等の方法により簡単に
形成できることから状差し等に広く使用されてい
る。
考案が解決しようとする問題点 ところで上記従来の小物入れにあつては第9図
に示したように、第1、第2折曲部2,3および
第3、第4折曲部6,7の下端に所定の長さの切
込み2a,3aおよび6a,7aを入れ、これら
切込み2a,3aおよび6a,7aを利用して背
面板1、左右の側面板4,5および前面板8の下
端を内方に向けて折り曲げて重ね合わせ、これら
折り曲げ部分を糊等の接着剤で互に接合すること
により底面板を形成していたため次に述べるよう
な問題点があつた。
(1) 底面板を形成するのが面倒である。
(2) 底面板が所謂底抜けの状態になりやすい。
本考案は上記従来の問題点を解決することを目
的として為されたものである。
問題点を解決するための手段 従来の切込みに代えて、 (1) 左右の側面板4,5に、第1、第2折曲部
2,3の下端から所望の傾斜角度をもつて、第
3、第4折曲部6,7まで、又は第3、第4折
曲部6,7から第1、第2折曲部2,3まで延
びる第5、第6折曲部を設けた。
(2) 背面板1又は前面板8に、前記第5、第6折
曲部の上端間を結ぶ第7折曲部および前記第
5、第6折曲部の上端から所望の傾斜角度をも
つて、背面板1又は前面板8の下端縁まで延び
る第8、第9折曲部を設けた。
(3) 背面板1又は前面板8の下端縁には、第10折
曲部を介して、これら背面板1又は前面板8と
対向する前面板1又は背面板1への係止リツプ
部を連設した。
作 用 前記第5、第6折曲部および第8、第9折曲部
を利用して、背面板1又は前面板8の両側を、側
面板4,5にかけ、内方に向けてV字状の折り曲
げ、しかるのち第7折曲部を利用して、背面板1
又は前面板8の下部を内方に向けて折り曲げて、
これら背面板1又は前面板8の下端縁に設けた係
止リツプ部を前面板8又は背面板1に係止すると
いう簡単な作業で底面板を形成することができ
る。
実施例 次に本考案の実施例を第1〜7図を参照して説
明する。
第1〜5図は本考案の第1実施例を示す。図に
おいて、1は背面板、4,5は背面板1の両側に
第1、第2折曲部2,3を介して同一方向に略直
角に連設された左右の側面板、8は左右の側面板
4,5間に第3、第4折曲部6,7を介して前記
背面板1と略平行に連設された前面板であり、こ
れら背面板1乃至前面板8は第2図に展開して示
したような形状の厚紙を折り曲げることによつて
形成されている。
9,10は第5、第6折曲部であり、これら第
5、第6折曲部9,10は左右の側面板4,5
に、前記第1、第2折曲部2,3の下端から略
45゜の傾斜角度をもつて前記第3、第4折曲部6,
7まで延びるように所謂折曲線を入れることによ
り形成されている。
11は第7折曲部であり、該第7折曲部11は
前記前面板8に、前記第5、第6折曲部9,10
の上端間を結ぶように形成されている。
12,13は第8、第9折曲部であり、これら
第8、第9折曲部12,13は前記前面板8に、
前記第5、第6折曲部9,10の上端から略45゜
の傾斜角度をもつて、前面板8の下端縁まで延び
るように形成されている。
15は係止リツプ部であり、該係止リツプ部1
5は前記前面板8の下端縁、厳密には前記第8、
第9折曲部12,13の下端間内の下端縁に、第
10折曲部14を介して連設されている。
16は前記係止リツプ部15を挿入するため背
面板1に設けられた係止リツプ部挿入用のスリツ
トである。
次に底面板形成作業を工程順に説明する。
先ず第4図に示したように第5折曲部9、第8
折曲部12および第6折曲部10、第9折曲部1
1を、それぞれ第3、第4折曲部6,7の下端部
を利用して内方に向けてV字状に折り曲げる。次
に第5図に示したように第10折曲部14を利用し
て、係止リツプ部15を略直角に折り曲げて起立
させて、前記第10折曲部14の中央部を指先等で
軽く押圧すれば、前面板8の下端部は前記第7折
曲部11を支点にして回動し、第8、第9折曲部
12,13で折り曲げられていた前面板8の下端
部は、前記第3、第4折曲部6,7の下端部をそ
れぞれ側面板4,5に押し付けるようにしながら
略フラツトな板状に伸びる。そこで係止リツプ部
15の先端を背面板1に設けたスリツト16に差
し込めば、該係止リツプ部15で一端縁が支えら
れ、左右の端縁が側面板4,5の第5、第6折曲
部9,10よりも下の部分で支えられた底面板が
形成されることになるのである。
なお第1実施例では第5、第6折曲部9,10
を第1、第2折曲部2,3の下端から略45゜の傾
斜角度をもつて第3、第4折曲部6,7まで延び
るように形成したが、これとは逆に第5、第6折
曲部9,10を、第3、第4折曲部6,7の下端
から略45゜の傾斜角度をもつて第1、第2折曲部
2,3まで延びるように形成すると共に第7折曲
部11、第8、第9折曲部12,13、第10折曲
部14および係止リツプ部15を背面板1側に設
けてもよく、このように構成すると第1実施例の
場合のように前面板8の下部の空白部16による
美観の減殺を防止することができる。(この場合
に、係止リツプ部15を前面板8の内面に糊等の
接着剤で接着するようにすれば、スリツトを設け
る場合のように前面板8の外観を損うことはな
い)。
第6〜7図は本考案の第2実施例であり、背面
板1や左右の側面板4,5、前面板8等からなる
物品収容部を上、下方向に連設した場合を示す。
該第2実施例においても基本的な構成は第1実施
例の場合と全く同じであり、個々の物品収容部に
それぞれ小物を収容できるようになつているのは
勿論のことであるが、収容しようとする小物が長
くて一つの物品収容部内に納まりきらないような
場合には、上方の品収容部の底を所謂抜いた状態
にしておくことにより、複数の物品収容部に跨が
つて小物を収容することができるようになつてい
る。第2実施例においては第1実施例と同一構成
部分には同一符号を付して重複する説明を省略す
る。
なお上記第1、第2実施例では小物入れを厚紙
で作つた場合を示したが、小物入れの素材は厚紙
に限定されず、適度の靭性を有するプラスチツク
シートのようなものであつてもよく、またこれら
厚紙やプラスチツクシート等の素材を折り曲げて
矩形筒状の物品収容部を形成することは本考案の
必須条件ではなく、矩形筒状の物品収容部をプラ
スチツクにより押出成形や射出成形しても良い。
また第1、第2実施例では第5、第6折曲部
9,10および第8、第9折曲部12,13を略
45゜の傾斜角度で形成した場合を示したが、この
傾斜角度は45゜に限定されない。
考案の効果 以上説明したように本考案の小物入れは、背面
板1と、該背面板1の両側に第1、第2折曲部
2,3を介して同一方向に略直角に連設された左
右の側面板4,5と、これらの左右の側面板4,
5間に第3、第4折曲部6,7を介して前記背面
板1と略平行に連設された前面板8とを備えてい
て、前記左右の側面板4,5には、前記第1、第
2折曲部2,3の下端から所望の傾斜角度をもつ
て前記第3、第4折曲部6,7まで、又は前記第
3、第4折曲部6,7の下端から所望の傾斜角度
をもつて前記第1、第2折曲部2,3まで延びる
第5、第6折曲部9,10を設け、前記背面板1
又は前面板8には、前記第5、第6折曲部9,1
0の上端部を結ぶ第7折曲部11および前記第
5、第6折曲部9,10の上端から所望の傾斜角
度をもつて前記背面板1又は前面板8の下端縁ま
で延びる第8、第9折曲部12,13を設けると
共に前記背面板1又は前面板8の下端縁には第10
折曲部14を介して対向する前面板8又は背面板
1への係止リツプ部15を設けたので次に述べる
ような効果がある。
(1) 従来の場合のように第1、第2折曲部2,3
および第3、第4折曲部6,7の下端に切込み
2a,3aおよび6a,7aを入れ、これら切
込み2a,3aおよび6a,7aを利用して、
背面板1、左右の側面板3,4および前面板8
の下端を内方に向けて折り曲げて重ね合わせ、
これら折り曲げ部分を糊等の接着剤で接合する
ことにより底板を形成するという面倒な作業が
不必要になり、簡単かつ容易に底面板を形成す
ることができる。
(2) 底面板は、その一端縁が係止リツプ部15で
支えられ、左右の端縁が側面板4,5の第5、
第6折曲部9,10よりも下の部分で支えられ
た状態になるので底抜けが起りにくい。
【図面の簡単な説明】
第1図は底面を形成する前の状態の本考案の小
物入れの第1実施例の斜視図、第2図は同展開
図、第3図、第4図、第5図は底面を形成するた
めの工程を示す斜視図、第6図は第2実施例の斜
視図、第7図は同展開図、第8図は従来の小物入
れの斜視図、第9図は底面の形成状態を示す斜視
図である。 1……背面板、2,3……第1、第2折曲部、
4,5……側面板、6,7……第3、第4折曲
部、8……前面板、9,10……第5、第6折曲
部、11……第7折曲部、12,13……第8、
第9折曲部、14……第10折曲部、15……係止
リツプ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背面板1と、該背面板1の両側に第1、第2折
    曲部2,3を介して同一方向に略直角に連設され
    た左右の側面板4,5と、これら左右の側面板
    4,5間に第3、第4折曲部6,7を介して前記
    背面板1と略平行に連設された前面板8とを備え
    ていて、前記左右の側面板4,5には、前記第
    1、第2折曲部2,3の下端から所望の傾斜角度
    をもつて前記第3、第4折曲部6,7まで、又は
    前記第3、第4折曲部6,7の下端から所望の傾
    斜角度をもつて前記第1、第2折曲部2,3まで
    延びる第5、第6折曲部9,10を設け、前記背
    面板1又は前面板8には、前記第5、第6折曲部
    9,10の上端間を結ぶ第7折曲部11および前
    記第5、第6折曲部9,10の上端から所望の傾
    斜角度をもつて、前記背面板1又は前面板8の下
    端縁まで延びる第8、第9折曲部12,13を設
    けると共に前記背面板8の下端縁には第10折曲部
    14を介して対向する前面板8又は背面板1への
    係止リツプ部15を連設したことを特徴とする小
    物入れ。
JP2248585U 1985-02-19 1985-02-19 Expired JPS6345937Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2248585U JPS6345937Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2248585U JPS6345937Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61139621U JPS61139621U (ja) 1986-08-29
JPS6345937Y2 true JPS6345937Y2 (ja) 1988-11-30

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ID=30514819

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2248585U Expired JPS6345937Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

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JPS61139621U (ja) 1986-08-29

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