JP3607739B2 - 表示容器 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は物品を入れる収納用成形部を形成した2片のプラスチツクシートを向かい合わせてなる表示容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】
従来の表示容器としては、物品を入れる収納用成形部を形成したプラスチツクシートを、表示内容等を印刷した厚紙からなる台紙にホットメルト系接着剤により貼り合わせてなる、いわゆるブリスター容器が用いられているが、貼り合わせのときの圧力や温度により台紙部分が反ったり変形して見苦しくなるという問題があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は、中央に折り曲げ罫線を挟んでなる2片のプラスチックシートに、物品を入れる収納用成形部および該収納用成形部の一側に接地し得る下縁を有する表示用成形部を形成するとともに、表示成形部は前記2片のプラスチックシートを折り曲げ罫線から折り曲げることにより向かい合わせたときに一方のプラスチックシートが他方のプラスチックシートに突出する凸部となり、他方のプラスチックシートが凸部と嵌合する凹部とし、雄雌関係になるように立体的に形成し、収納成形部は組み立てたときに底部が平坦になるように成形して、表示成形部の下縁の接地と収納成形部の底部の接地で自立することを特徴とする表示容器である。
【0004】
以下、本発明を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明の表示容器の一例を示す斜視図、図2は図1の右側面図、図3は図1のIII −III 断面図、図4,5はそれぞれ本発明の表示容器の他の例を示す断面図である。
【0005】
本発明は図1〜5に示すように、2片のプラスチツクシート1に、物品を入れる収納用成形部2および該収納用成形部2に隣接する位置に表示用成形部3を形成するとともに、前記2片のプラスチツクシート1を向かい合わせたときに表示用成形部2は互いに嵌合する雄雌関係になるようにしたことを特徴とする表示容器である。
【0006】
プラスチツクシート1はポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどからなる硬質または半硬質で、熱成形可能なものが使用でき、透明なものが透視性を発揮でき、好ましい。
【0007】
物品を入れる収納用成形部2は、例えば口紅、筆記用具あるいは電気部品等の物品の大きさに合せて形成すればよく、図1〜5の例では2片のプラスチツクシート1の両方に形成してあるが、片方にのみ形成してあってもよい。
【0008】
表示用成形部3は、図3に示すように2片のプラスチツクシート1、すなわち中央部に折り曲げ罫線6を挟んで点線で示す左片1及び実線下半に示す右片1の2片のプラスチツクシート1の両方に形成し、折り曲げ罫線6から折り曲げることにより前記2片のプラスチツクシート1を向かい合わせたときに表示用成形部3は互いに嵌合する雄雌関係になるようにして、この嵌合により、向かい合わせた2片のプラスチツクシート1が開かない用に固定することができ、また立体的に成形することにより表示効果を高めるとともに、そのリブ作用により表示部が変形するのを防ぐという効果を奏するものである。
【0009】
折り曲げ罫線6で連接された2片のプラスチツクシート1で構成すれば一体に取扱いができるので好ましいが、分離した2枚のプラスチツクシートにより、2片のプラスチツクシート1をそれぞれ構成してもよい。
【0010】
この表示用成形部3は、収納用成形部2の一側ばかりでなく、収納用成形部2の上側や反対側に回り込むように形成してもよい。
【0011】
本発明の表示容器を組み立てる場合は、例えば図3に示すように点線で示すプラスチツクシート左片1を開いておき、収納用成形部2に口紅等の物品を収納してから、中央部の折り曲げ罫線6から、左片1を折り曲げて2片のプラスチツクシート1を向かい合わせ、表示用成形部3を互いに嵌合すればよい。
【0012】
このとき、表示用成形部3内に、表示内容を印刷した紙片や小冊子などの表示体4を挿入しておけば組み立てと同時に表示部を形成できる。もちろん表示用成形部3に直接、裏印刷や表印刷により表示内容を印刷することにより表示部を形成してもよい。
【0013】
さらに、向かい合わせた2片を接着剤により接着したり、ステープラーやセロフアン粘着テープ等により2片のプラスチツクシート1が開かない用に確実に固定することもできる。
【0014】
物品を入れる収納用成形部2は、図2に示すように組み立てたときに底部21が、平坦になるように成形しておくと自立性を与えることができる。組み立てたときに収納用成形部2が下拡がりになるよう形成することにより、底部を大きくして自立性を向上してもよい。
【0015】
図4の例では、折り曲げ罫線6から収納用成形部2までの側片部分11及び表示用成形部3側の側片部分12をそれぞれ渦状に拡がるように形成して、それらの下縁を接地させることにより自立性を与えている。
【0016】
図5の例では、収納用成形部2の側方に長く延びる長側端13を、短い短側端15を超えるように直角に折り曲げてあり、その下縁を接地させることにより自立性を与えている。長側端13に突起14を形成して短側端15の端部を係止することにより、2片のプラスチツクシート1が開かない用に固定することができる。
【0017】
図1に示すように、収納用成形部2の上方に吊り下げ用孔5を形成しておいてもよい。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、中央に折り曲げ罫線を挟んでなる2片のプラスチックシートに、物品を入れる収納用成形部および該収納用成形部の一側に接地し得る下縁を有する表示用成形部を形成するとともに、表示成形部は前記2片のプラスチックシートを折り曲げ罫線から折り曲げることにより向かい合わせたときに一方のプラスチックシートが他方のプラスチックシートに突出する凸部となり、他方のプラスチックシートが凸部と嵌合する凹部とし、雄雌関係になるように立体的に形成し、収納成形部は組み立てたときに底部が平坦になるように成形して、表示成形部の下縁の接地と収納成形部の底部の接地で自立することを特徴とする表示容器であるので、2片のプラスチックシートを向かい合わせて表示用成形部を互いに嵌合するだけで組み立てることができ、表示用成形部が表示効果を高めるとともに、補強作用を奏するので変形しにくいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示容器の一例を示す斜視図
【図2】図1の右側面図
【図3】図1のIII −III 断面図
【図4】本発明の表示容器の他の例を示す断面図
【図5】本発明の表示容器の他の例を示す断面図
【符号の説明】
1 プラスチツクシート
2 収納用成形部
3 表示用成形部
Claims (1)
- 中央に折り曲げ罫線を挟んでなる2片のプラスチックシートに、物品を入れる収納用成形部および該収納用成形部の一側に接地し得る下縁を有する表示用成形部を形成するとともに、表示成形部は前記2片のプラスチックシートを折り曲げ罫線から折り曲げることにより向かい合わせたときに一方のプラスチックシートが他方のプラスチックシートに突出する凸部となり、他方のプラスチックシートが凸部と嵌合する凹部とし、雄雌関係になるように立体的に形成し、収納成形部は組み立てたときに底部が平坦になるように成形して、表示成形部の下縁の接地と収納成形部の底部の接地で自立することを特徴とする表示容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02311995A JP3607739B2 (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 表示容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02311995A JP3607739B2 (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 表示容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08217080A JPH08217080A (ja) | 1996-08-27 |
JP3607739B2 true JP3607739B2 (ja) | 2005-01-05 |
Family
ID=12101619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02311995A Expired - Lifetime JP3607739B2 (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 表示容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3607739B2 (ja) |
-
1995
- 1995-02-10 JP JP02311995A patent/JP3607739B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08217080A (ja) | 1996-08-27 |
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