JP4345463B2 - 中舟式引き出し紙箱 - Google Patents

中舟式引き出し紙箱 Download PDF

Info

Publication number
JP4345463B2
JP4345463B2 JP2003408528A JP2003408528A JP4345463B2 JP 4345463 B2 JP4345463 B2 JP 4345463B2 JP 2003408528 A JP2003408528 A JP 2003408528A JP 2003408528 A JP2003408528 A JP 2003408528A JP 4345463 B2 JP4345463 B2 JP 4345463B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
middle boat
outer cylinder
crease line
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003408528A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005170391A (ja
Inventor
裕史 和久井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2003408528A priority Critical patent/JP4345463B2/ja
Publication of JP2005170391A publication Critical patent/JP2005170391A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4345463B2 publication Critical patent/JP4345463B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Description

本発明は、キャンデー、チョコレート、菓子、調味料、トローチ剤等の固形物を収納する中舟式引き出し紙箱の外筒の底部となる下面板の片端片に傾斜用脚部を施す適宜の幅と長さの切れ目線と切れ目線をつなぐ垂直な折り目線を切れ目線の先端と略中央に施し、外筒と中舟の片端面で切れ目線内で一体化することにより、中舟式引き出し紙箱の中舟を正しい方向だけに引き出せると共に、中舟を正しい方向から引き出すことにより、中舟式引き出し紙箱の底部分に中舟式引き出し紙箱を傾斜させるための三角形状の傾斜用脚板が形成され、収納されている収納物が中舟の先端に滑り下り常に中舟先端から収納している収納物を取りだすことが出来る中舟式引き出し紙箱に関する。
キャンデー、チョコレート、菓子、調味料、トローチ剤等の固形物を収納するコンシューマー用包装箱はストレートスタイル、リバースタックカートン、シールエンドカートン、ロックカートンあるいは中舟式箱、またはダブルウォールカートン等の形態が一般的に多く使用されている。
また、ストレートスタイル、リバースタックカートン、シールエンドカートン、ロックカートン等は一般的に糊代片に折り目線を介して下面板、後面板、上面板、前面板、が連設され、下面板、後面板、上面板、前面板の短辺方向の上部(天部)あるいは下部(底部)の片方あるいは両方にフラップが形成され、糊代片の表側面と前面板の裏側面が接着され、収納物が包装されている。しかし、カートン内に収納されているキャンデー、チョコレート、菓子、調味料、トローチ剤等の固形物の収納物を容易に取り出すための機能は全く施されていない。
また、中舟式引き出し紙箱はリバースタックカートン、シールエンドカートンあるいはロックカートンに比べて、収納されている収納物が取り出し易いが、収納している収納物を連続的に中舟の先端から取り出す場合には、中舟を外筒から取り出して適宜の数の収納物を取り出すか、あるいは中舟を一定の長さ引き出して、中舟の先端部分まで収納している収納物が出てくるように中舟式紙箱の下側に傾斜をつける置物を置いて使用されている。このように包装箱の下側に置物を置かないで包装箱自体に傾斜機能を施した包装箱も一部開示されている。例えば、中舟を外枠に差し込んでセットした状態でストッパーを設けた中舟式カートン(例えば、特許文献1参照。)が知られている。
あるいは外箱と内箱を分離し舌状片で一体で連設した包装用紙箱(例えば、特許文献2参照。)も知られている。
また、上面開口となった内箱と、一端部がふた部材で開閉されるところの開口部に形成して、該開口部から前記内箱を摺動自在な状態で収容する外箱本体とから成るインクカートリッジ収納箱(例えば、特許文献3参照。)もまた知られている。
さらに包装箱の底部の一部を切り取り且つ屈曲形成して上記包装箱の後部を立脚させる脚部となる切起し片を設けた陳列兼用包装箱(例えば、特許文献4参照。)等が開示されている。
以下に先行技術文献を示す。
実公昭62−15132号公報 実公昭44−7832号公報 実公昭55−43801号公報 特開平7−96935号公報
上記の用に包装箱の下側に置物を置かないで包装箱自体に傾斜機能を施したり、あるいは中舟式カートンで外箱と中舟を連設した包装箱として、特許文献1〜特許文献4が開示されているが、特許文献4の包装箱は陳列兼用包装箱で陳列する際に包装箱を傾斜させるために包装箱の底部等に脚部を形成させる切れ目線等が施されており、切れ目線部分を起こしたり、あるいは組み立てたり、手間をかけて陳列兼用の包装箱が組み立てられている。また、一般に傾斜を付けて陳列する陳列兼用包装箱は包装箱に傾斜を付けるための組立が複雑であるために、手間と多くの時間がかかると言う問題がある。
また特許文献1はストッパーを設けた中舟式カートンであるが、完全なストッパーではなく、また逆の方向には何の工夫もなされていないので、中舟が抜け落ちてしまうと言う問題があり、さらに特許文献2は外箱と内箱は連結されていて内箱が抜け落ちることはないが、傾けるための機能がなく、さらに特許文献3は外箱を折り曲げて傾けることは出来るが決まった角度でしか傾けることが出来ないと言う問題がある。
本発明は上記のような問題に着目してなされるもので、特に中舟式引き出し紙箱に収納されている、キャンデー、チョコレート、菓子、調味料、トローチ剤等の固形物を取り出す場合に、中舟の引き出し方向を間違い、収納されている収納物を保護するために収納物を覆っている緩衝部材を損傷したり、あるいは収納物を破損したりすることもなく、中舟の引き出し方向がいつも正しい方向のみに引き出すことができる中舟式引き出し紙箱を提供する。
さらに、上記陳列兼用包装箱のように傾斜機能を設けるために煩雑で多くの時間をかけて組み立てることなく中舟式引き出し紙箱の下側に三角形状の傾斜脚板が形成され、収納されている収納物がいつも引き出された中舟先端に保持され、連続して収納物を取り出すことができる中舟式引き出し紙箱である。
本発明は上記の課題を解決するために、まず請求項1に係る発明は、長方形状の前面板と上面板と後面板と下面板と糊代片がそれぞれ折り目線を介して順に連設して製函されてなり、その長手方向の両端部は開放されている長方体筒状の外筒に、前側面板と後側面板と左側面板と右側面板とを底面板にそれぞれ折り目線を介して連設して製函されてなり、その上側面が開放されている長方体皿状の中舟を挿入して成る中舟式引き出し紙箱において、外筒の下面板の一方の片端辺の略中央に、折り目線aを介して外側方向に差し込み片13を連設し、内側方向に折り目線(a)の両端からそれぞれ適宜の形状と長さの切れ目線を設け、切れ目線の先端に切れ目線をつなぐ折り目線aの長さよりも短い前折り目線cと切れ目線の略中央に切れ目線をつなぐ中央折り目線を施し、前脚面板と後脚面板を形成し、中舟の一方の片端面と外筒の下面板に形成されている差し込み片が固定され中舟を引き出すことにより外筒の下面板に三角形状の傾斜用脚板が形成されることを特徴とした中舟式引き出し紙箱である。
本発明の、中舟式引き出し紙箱は外筒の底部となる下面板の一方の片端辺に傾斜用脚板
を施す適宜の幅と長さの切れ目線と切れ目線の先端と略中央に切れ目線をつなぐ折り目線を施し、切れ目線と折り目線が形成された前脚面板と後脚面板の外側端面に折り目線を介して差し込み片を形成し、形成された差し込み片を中舟の片端に差し込むかあるいは接着等により固定させることにより、中舟の引き出される方向が常に正しい方向だけに引き出される。このことにより、中舟に収納されている収納物を覆っている緩衝材が外筒内面にひっかかり収納物を損傷させたり、あるいは破損させることもない。
また収納されている収納物を取り出すために中舟を引き出すと同時に外筒の底部となる下面板の一方の片端辺に傾斜用脚板が形成され、中舟式引き出し紙箱に傾斜が施されるために陳列兼用包装箱のように傾斜を施すために煩雑な組立作業や、いろいろな部材を用いて多くの時間をかけることもない。
さらに引き出した中舟を外筒内に挿入するだけで三角形状に形成されていた傾斜用脚板が中舟の底面板と対面する状態で平らに収納される簡便な中舟式引き出し箱である。また、中舟式引き出し箱が傾斜用脚板により傾斜するために収納されている収納物が引き出された中舟の先端部分に滑り下りて、保持されることにより、中舟が引き出されている部分で収納されている収納物を連続的に取り出すこともできる。
本発明の中舟式引き出し紙箱(100)を実施の形態に沿って以下に図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図5は本発明の一実施例を示す。図1は本発明による中舟式引き出し紙箱(100)の一実施例を示す斜視図である。中舟式引き出し紙箱(100)は外筒(19)の内側に中舟が(31)挿入され外筒(19)の下面板(11′)片端辺の略中央に形成されている折り目線(a)を返して形成されている差し込み片(13)が、中舟(31)の底面板(20)片端辺の略中央に形成されている差し込み切り込み部(21)に差し込みまたは接着されている。
また、外筒(19)の下面板(11′)に形成されている差し込み片(13)が差し込み片(13)に相当する中舟の差し込み切り込み部(21)に差し込まれ一体化していることと、外筒(19)の下面板(11′)の片端辺の略中央に折り目線(a)を返して施されている差し込み片(13)の反対方向である下面板(11′)内に切り込み線(14、14′)と切り込み線(14、14′)をつなぐ垂直な折り目線(a、b、c)が設けられていることにより、中舟(31)は外筒(19)に形成されている手掛け切り込み部(18)方向だけに引き出すことが出きると同時に、中舟(31)を引き出す時に外筒(19)の下面板(11′)の切り込み線(14、14′)と折り目線(a、b、c)が形成されている傾斜用脚板(17)が三角形状の形状に形成されることにより中舟式引き出し紙箱(100)が図5に示すように傾斜し、収納されている収納物を引き出された中舟(31)の先端に滑り下ろし保持され、連続的に収容物を同じ場所(位置)から取り出すことができる。
また、中舟(31)を外筒(19)の中にしまう場合には外筒(19)の下面板(11′)に三角形状に形成されている傾斜用脚板(17)部分が中舟(31)の底面板と重なり合った状態で中舟(31)が外筒(19)の中に挿入される。
また、中舟(31)の形態あるいは形状によって中舟(31)の差し込み切り込み部(21)が施されていない場合には、外筒(19)の下面板(11′)に形成されている差し込み片(13)が中舟(31)の右側面板(23)に接着剤等により接合し外筒(19)と中舟(31)を一体化させても良い。
次に、図2は本発明による中舟式引き出し紙箱(100)の他の一実施例を示す斜視図
で、外筒(19)の片端辺の略中央に差し込み片(13)を設けずに、図1と同様に外筒(19)の下面板(11′)の片端辺の略中央の内側に切り込み線(14、14′)を適宜の幅と長さに設け、切り込み線(14、14′)をつなぐ垂直の折り目線(b、c)を切り込み線(14、14′)の先端と略中央に施し、傾斜用脚板(17)が形成される。
また、適宜の幅と長さに設けられた切り込み線(14、14′)の幅と同等かそれ以下の幅の粘着ラベルを外筒(19)の下面板(11′)の切り込み線(14、14′)内と中舟(31)の片端面にL字状に粘着し、外筒(19)と中舟(31)を一体化することにより、図5に示すように中舟(31)を引き出した際に外筒(19)の下面板(11′)に施されている切り込み線(14、14′)と折り目線(b、c)により前脚面板(15)と後脚面板(16)で三角形状の傾斜用脚板(17)が形成され、中舟式引き出し紙箱(100)が傾斜することにより収納されている収納物が中舟(31)の先端に滑り下り、常に取り出し口(30)に保持され、連続的に収納物を同じ場所(位置)から取り出すことができる。
また、中舟(31)を外筒(19)の中にしまう場合には外筒(19)の下面板(11′)に三角形状に形成されている傾斜用脚板(17)の前脚面板(15)と後脚面板(16)が平らになって中舟(31)の底面が外筒(19)の前脚面板(15)と後脚面板(16)と重なり合った状態で中舟(31)が外筒(19)の中に挿入される。
また、図1に示すような差し込み片(13)を設けないことにより、外筒(19)が形成されるブランク板の取り坪(ブランク板が作製される面積)が大幅に削減され、且つ組立作業等も大幅に減少することにより、安価な中舟式引き出し紙箱(100)が作製される。
また、上記、粘着ラベル(46)はとくに限定したものでなくても良く、紙あるいはプラスチックまたは合成紙、不織布等に公知の接着剤が塗布されているものでも良い、また中舟式引き出し紙箱(100)が店頭等で引き出されたり、あるいは異物の混入を防止するために改ざん防止機能が付与される感圧接着剤を塗工した粘着ラベルを用いることも出来る。
また、感圧接着剤にはとくに限定はなく、例えば溶剤型、エマルジョン型は無溶剤型(オリゴマー型、ホットメルト型)のアクリル酸エステル共重合体系粘着剤、天然ゴムや合成ゴムに粘着付与樹脂を配合して得られる溶剤型あるいはホットメルト型粘着剤、カレンダー塗工粘着剤、シリコン系粘着剤、ポリエーテルやジエン系のオリゴマに粘着付与樹脂を配合してえられる液状硬化型粘着剤、その他の粘着剤が使用される。
また、図3は本発明による中舟式引き出し紙箱(100)の外筒(19)が形成されるブランク板の一実施例を示す平面図である。中舟式引き出し紙箱(100)の外筒(19)が形成されるブランク板は折り目線を介してそれぞれ長方形状の、左辺側に手掛け切り込み部(18)を設けた前面板(10)、上面板(11)、左辺側に手掛け切り込み部(18)を設けた後面板(10′)、下面板(11′)、左辺側に手掛け切り込み部(18)を設け糊代辺(12)とを、順に連設して、下面板(11′)の右辺側の略中央端辺に折り目線(a)を介して外側方向に差し込み片(13)、内側方向に適宜の幅と長さに切り込み線(14、14′)が施され切り込み線(14、14′)の先端と略中央に切り込み線(14、14′)をつなぐ垂直な折り目線(a、b、c)が施されている。
また、図には示していないが、図3の下面板(11′)の右辺側の略中央端辺に折り目線(a)を介して内側方向に適宜の幅と長さに施される切り込み線(14、14′)の内側(二本の切り込み線が施されている部分)の形状は真直ぐな直線で施された矩形あるい
は円弧で施されたビア樽形またはへの字状に施した台形等とくに限定されるものでなく、デザインあるいは中舟式引き出し紙箱(100)に収納される収納物、用途、使用目的などによって切り込み線(14、14′)の形状が決められる。
また、図3に示す適宜の幅と長さに施されている切り込み線(14、14′)をつなぐ垂直な折り目線(a、b、c)の個々の長の関係によって図5に示すような傾斜用脚板(17)が形成される。例えば折り目線(a)が折り目線(b)より長い場合には中舟(31)を引き出した際に後脚面板(16)が前に進むことができないために中舟(31)を引き出すことができない。
また、折り目線(a)が折り目線(c)と同じ長さか、あるいは短い場合には、中舟(31)を引き出した際に、後脚面板(16)は前に進むと同時に前脚面板(15)と共に水平状態から三角形状を形成し、さらに後脚面板(16)は切り込み線(14、14′)上で係止することができないために前脚面板(15)と対面した状態になり、三角形状の傾斜用脚板を形成することができない。
上記の様に外筒(19)の下面板(11′)に施されている切り込み線(14、14′)と折り目線(a、b、c)により前脚面板(15)と後脚面板(16)で三角形状の傾斜用脚板(17)を形成すめためには折り目線(b)が折り目線(a)より長く、さらに折り目線(a)は折り目線(c)よりも長くなければならない。
次ぎに、図4は本発明による中舟式引き出し紙箱(100)の中舟を形成するブランク板の一実施例を示す平面図である。それぞれ長方形状の前側面板(22)と後側面板(22′)と左側面板(23′)と右側面板(23)とが、底面板(20)の折り目線を介してそれぞれ連設され、上側面を開放した直方体皿状に製函される中舟(31)の一実施例を示す。
また、図4は重前側面(24)と重後側面板(24′)を折り目線(36、40)を介して前側面(22)と後側面板(22′)を連設し、上端辺下に折り目線(36、40)の両側に取り出し口(30)を形成し、前側面(22)と後側面板(22′)の左右端辺に折り目線(37)を介して折込片(28)と、上下端辺の重左側面板(25′)と重右側面板(25)の左右そりぞれに折り目線(38)を介して左固側面板(27′)と右固側面板(27)を連設し、さらに重左側面板(25′)と左固底面板(26′)、重右側面板(25)と右固底面板(26)とを折り目線(43、43′)と折り目線(44、44′)とを介してそれぞれ連設した左側面板(23′)と右側面板(23)とを、右方向中央端辺に差し込み切り込み部を設けた底面板(20)にそれぞれ折り目線(d)を介して連設して、中舟式引き出し紙箱の中舟のブランク板が作製されている。
さらに、各折り目線はとくに限定されないが、左右固底面板(26、26′)の内側に施されている折り目線(44,44′)は左右固底面板(26、26′)が外側方向に折られるために谷折り目線が好ましい。また、図には示していないが本発明に使用される中舟(31)の形態あるいは形状は上端部が開口しているトレー状のワンピースカートン、ダブルウォールカートン、ロッキングカートン、あるいは成形トレー等も使用することが出来る。
次に、図5は本発明による中舟式引き出し紙箱(100)の中舟(31)が引き出された一実施例を示す正面図である。中舟式引き出し紙箱(100)は中舟(31)を引き出す方向が定まっており、常に正しい方向だけが引き出せるために、中舟(31)に収納する収納物の方向性を要望する収納物や、あるいは収納物を覆う緩衝材等を使用する場合に方向性をもたせた包装技法を施すことも出来る。
また、収納する収納物によって中舟(31)を引き出した際に中舟式引き出し紙箱(100)の傾斜の度合いを外筒(19)の片端辺の下面板(11′)に切れ目線(14)と折り目線(14′)により前脚面板(16)と後脚面板(15)が形成されている傾斜用脚板の長さによって容易に設定することが出来る。また、中舟(31)を正しい方向から引き出すと同時に引き出される長さも設定出来、さらに中舟式引き出し紙箱(100)が傾斜することにより、収納している収納物が滑り下りて常に中舟(31)の内側先端に保持されるために、中舟(31)の内側先端から連続して収納している収納物を取り出すことができる。
本発明の中舟式引き出し紙箱はキャンデー、チョコレート、菓子、調味料、トローチ剤等の固形物を収納する食品、医薬品等の紙あるいはプラスチックを用いた包装用箱に留まらずアルミ二ウム、ジュラルミン、金属板を使用した化粧用ケース、工具箱等にも活用できる発明である。
本発明による中舟式引き出し紙箱の一実施例を示す斜視図である。 本発明による中舟式引き出し紙箱の他の一実施例を示す斜視図である。 本発明による中舟式引き出し紙箱の外筒を形成するブランク板の一実施例を示す平面図である。 本発明による中舟式引き出し紙箱の中舟を形成するブランク板の一実施例を示す平面図である。 本発明による中舟式引き出し紙箱の中舟が引き出された状態を示す正面図である。
符号の説明
10……前面板
10′…後面板
11……上面板
11′…下面板
12……糊代片
13……差し込み片
14……切れ目線
14′…切れ目線
15……前脚面板
16……後脚面板
17……傾斜用脚板
18……手掛け切り欠け部
19……外筒
20……底面板
21……差し込み切り込み部
22……前側面板
22′…後側面板
23……右側面板
23′…左側面板
24……重前側面板
24′…重後側面板
25……重右側面板
25′…重左側面板
26……右固面板
26′…左固面板
27……固側面板
28……折り込み片
29……差し込み空洞
30……取り出し口
31……中舟
32……折り目線
33……折り目線
34……折り目線
35……折り目線
36……折り目線
37……折り目線
38……折り目線
40……折り目線
41……ブランク板
43……折り目線
43′…折り目線
44……折り目線
44′…折り目線
46……粘着ラベル
46……粘着ラベル
100…中舟式引き出し紙箱

Claims (1)

  1. 長方形状の前面板と上面板と後面板と下面板と糊代片がそれぞれ折り目線を介して順に連設して製函されてなり、その長手方向の両端部は開放されている長方体筒状の外筒に、前側面板と後側面板と左側面板と右側面板とを底面板にそれぞれ折り目線を介して連設して製函されてなり、その上側面が開放されている長方体皿状の中舟を挿入して成る中舟式引き出し紙箱において、外筒の下面板の一方の片端辺の略中央に、折り目線aを介して外側方向に差し込み片13を連設し、内側方向に折り目線aの両端からそれぞれ適宜の形状と長さの切れ目線を設け、切れ目線の先端に切れ目線をつなぐ折り目線aの長さよりも短い前折り目線cと切れ目線の略中央に切れ目線をつなぐ中央折り目線cを施し、前脚面板と後脚面板を形成し、中舟の一方の片端面と外筒の下面板に形成されている差し込み片が固定され中舟を引き出すことにより外筒の下面板に三角形状の傾斜用脚板が形成されることを特徴とした中舟式引き出し紙箱。
JP2003408528A 2003-12-08 2003-12-08 中舟式引き出し紙箱 Expired - Fee Related JP4345463B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003408528A JP4345463B2 (ja) 2003-12-08 2003-12-08 中舟式引き出し紙箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003408528A JP4345463B2 (ja) 2003-12-08 2003-12-08 中舟式引き出し紙箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005170391A JP2005170391A (ja) 2005-06-30
JP4345463B2 true JP4345463B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=34730184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003408528A Expired - Fee Related JP4345463B2 (ja) 2003-12-08 2003-12-08 中舟式引き出し紙箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4345463B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6398410B2 (ja) * 2014-07-16 2018-10-03 大日本印刷株式会社 スライド式カートン
JP6558648B2 (ja) * 2017-06-07 2019-08-14 凸版印刷株式会社 容器入りバター

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005170391A (ja) 2005-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2393981C2 (ru) Тара для упаковки изделий
US20070187290A1 (en) Combined container, activity tray and mailer
KR100526830B1 (ko) 포장용기
US6913140B2 (en) Box with pocket of high stability for illustrative leaflet
US5509532A (en) Foldable display card for butterfly-molded item
GB2378178A (en) Carton with Integral Tray for Display
JP4345463B2 (ja) 中舟式引き出し紙箱
US7036715B2 (en) Box with pocket for illustrative leaflet
JP5173376B2 (ja) 展示用包装箱
JP3119149U (ja) 包装用箱
AU2006202240B2 (en) Enclosure assembly and method
US20090314669A1 (en) Package for discs
US4520922A (en) Container for flat articles
JP3881728B2 (ja) 仕切付包装用箱
JP3133697B2 (ja) 組立箱
JP4852920B2 (ja) 紙箱
JP2007015695A (ja) 表示情報等の追加変更が可能なブリスターパック
JP5477535B2 (ja) 展示機能付き紙箱
JP7221159B2 (ja) 包装箱
JP6857020B2 (ja) 物品収容体
JP4649164B2 (ja) 包装箱
KR200185914Y1 (ko) 다목적 종이상자
WO2006112905A2 (en) Enclosure assembly and method
JP2017124842A (ja) 吊り下げ包装箱
JPH0712254Y2 (ja) 陳列兼用包装箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090615

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4345463

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140724

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees