JP3133697B2 - 組立箱 - Google Patents
組立箱Info
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Description
ル物等を収納した付属箱と、商品を収納した本体箱とを
組み合わせてなる組立箱に関する。
た付属箱を、商品を収納した本体箱と一体化して店頭で
販売する方式が汎用されている。そして、これら本体箱
と付属箱とを一体化する方法としては、両者を上下に積
載し、その全体を塩化ビニルフィルム等によりフィルム
包装またはシュリンク包装する方法が多く採用されてい
る。
方法においては、付属箱と本体箱とを上下に積載してフ
ィルム包装やシュリンク包装を施す際に、包装前に僅か
な振動が生じると本体箱から付属箱が落下してしまうこ
とがあり、また積載状態が不安定であるために綺麗に包
装を施すことが難しいという問題があった。更に、店頭
でシュリンクフィルム等を一旦取り外してしまうと、再
び付属箱と本体箱とを一体化することが困難であり、ま
たシュリンクフィルム等が取り外された状態では本体箱
と付属箱とが固定されていないために付属箱が本体箱か
ら落下し易く、その内部の収納物を破損するという問題
も生じることとなった。また、この方法は、フィルム包
装やシュリンク包装を行うための包装工程を要するもの
であり、経済面においても課題を有するものであった。
なされたものであって、付属箱と本体箱とを安定した状
態に簡便に組み合わせることができ、且つ特別な工程を
必要とすることなく安価にて得ることのできる組立箱の
提供を目的とするものである。
めに、本発明の組立箱は以下のような構成をとる。すな
わち、略方形の本体箱と付属箱とからなる組立箱におい
て、上記本体箱が、その一側面部の少なくとも一端縁か
ら折罫線を介して延設されて開口部を閉鎖するメインフ
ラップを備えるとともに、このメインフラップの先端か
ら折罫線を介して延設されて上記一側面部と対向する他
の側面部の内壁内方に挿入される差し込み片を備え、上
記付属箱が、その一側面部から先端に向けて徐々に幅狭
に延設され、且つその先端縁を斜めに傾斜させた形状に
形成された被挟持部を備え、上記本体箱の他の側面部の
内壁と上記差し込み片との間に、上記付属箱に設けられ
た被挟持部を挿入し挟持させることにより、上記本体箱
のメインフラップと付属箱の他の側面部とが密接するこ
とを特徴とするものである。
に用いられる材質としては、厚紙、プラスチックシー
ト、アルミホイル等、またはこれらの積層シート等、通
常の包装箱の材質として採用されている各種の材質を使
用することができる。
態について図面に基づき説明する。
している。同図に示すように、この組立箱は、商品を収
納するための本体箱(1)と、販売促進用サンプル物を
収納するための付属箱(10)とから構成されている。
ている。この本体箱(1)は、厚紙からなり、方形状で
ストレートタイプの差し込みフラップ式に形成されてい
る。すなわち、正面側面部(2)と対向する面である背
面側面部(3)から、一方側面部(4)の裏面に接着さ
れる糊代部(5)が延設され、且つ正面側面部(2)の
上下端部には、折罫線を介してメインフラップ(6)、
(7)が延設されている。そして、これらメインフラッ
プ(6)、(7)の先端には、それぞれ折罫線を介して
差し込み片(6a)、(7a)が形成されている。しか
して、この本体箱(1)は、サックマシンで各折罫線部
分が折り曲げられ、上記糊代部(5)が一方側面部
(4)の裏面に接着されることにより、図4に示される
直方体形状の本体箱(1)に製函され、その内部に化粧
品等の商品(図面では省略)が収納されるのである。
している。この付属箱(10)も、厚紙からなり、方形
状でストレートタイプの差し込みフラップ式に形成され
ている。そして、この付属箱(10)の一側面部(1
1)からは、舌状の被挟持部(12)が延設されてい
る。また、その底面部(他の側面部)(13)からは糊
代部(14)が延設されており、サックマシンで各折罫
線部分が折り曲げられて糊代部(14)が上記一側面部
(11)の裏面に接着されることにより、図4に示され
る形状の付属箱(10)に製函され、その内部に販売促
進用サンプル(図面では省略)が収納されるのである。
すなわち、この付属箱(10)は、製函された際に、一
側面部(11)から延設された舌状の被挟持部(12)
が箱体から突出した状態となっている。この被挟持部
(12)は、その突出長さが上記本体箱(1)の高さの
3分の1から2分の1の範囲内に設定されており、先端
に向けて徐々に幅狭になるように、且つその先端縁を斜
めに傾斜させた形状に形成されている。
箱(1)と付属箱(10)とは、図4に示す状態から、
付属箱(10)に設けられた舌状の被挟持部(12)
を、本体箱(1)の背面側面部(3)の内側に折り曲げ
挿入されているメインフラップ(6)の差し込み片(6
a)と背面側面部(3)の内壁との間に上方から挿入す
ることにより、本体箱(1)の上に付属箱(10)が載
置された状態の組立箱とすることができる。すなわち、
背面側面部(3)の内壁と差し込み片(6a)との間に
被挟持部(12)が挟持されることにより、被挟持部
(12)と直交している付属箱(10)の底面部(1
3)が、本体箱(1)のメインフラップ(6)の上面部
と密接することとなるのである。
(10)に設けられた被挟持部(12)が本体箱(1)
の背面側面部(3)の内壁と差し込み片(6a)との間
に挟持された状態で、付属箱(10)が本体箱(1)の
上に載置されているため、付属箱(10)が本体箱
(1)の上から容易に落下してしまうことがなく、安定
した組立状態を保つことができる。
箱(10)に設けた被挟持部(12)を、先端に向けて
徐々に幅狭になるように、且つその先端縁を斜めに傾斜
させた形状に形成しているため、これを本体箱(1)の
背面側面部(3)の内壁と差し込み片(6a)との間に
挿入する作業を、きわめてスムーズに行うことができ
る。
付属箱の展開形式は、上記の実施形態のものに特に限定
されず、差し込みフラップ式(ストレートタイプまたは
リバースタイプ)、底部分を接着剤で固定する底貼式、
ワンタッチロック式等の各種展開形式の中から適宜選択
することができる。すなわち、本体箱において、メイン
フラップ及び差し込み片は、必ずしも一側面部の両端側
に設けられる必要はなく、少なくとも一端側に設けられ
ていれば、本発明の構成をとることにより上記と同様の
作用を得ることができるのである。
の上に付属箱(10)を積み重ねた例を挙げたが、他の
実施形態として、付属箱(10)の上に本体箱(1)を
積み重ねたものとすることもできる。すなわち、本体箱
(1)の底面側のメインフラップ(7)の差し込み片
(7a)と本体箱(1)の背面側面部(3)の内壁との
間に、付属箱(10)の被挟持部(12)を下方から挿
入することにより、本体箱(1)の底面側のメインフラ
ップ(7)と付属箱(11)の他の側面部(13)とが
密接することとなるのである。更に、本体箱(1)と付
属箱(10)とは、上下方向に重ねて組み合わせる以外
に、横方向に並べて組み合わせるようにすることもでき
る。
挟持部(12)の突出長さは、本体箱(1)の形状、大
きさ等に応じて、これを本体箱(1)側に挿入した際の
安定性及び組立時の作業性を考慮して適宜設定すること
ができる。因みに、組立時の作業性を重視すると、被挟
持部(12)の突出長さは、本体箱(1)の高さの2分
の1以下の長さに設定することが好ましい。更に、この
被挟持部(12)の形状は、先端に向けて徐々に幅狭に
なるU字状、V字状、または台形状とすることにより、
これを本体箱(1)に挿入する作業をより容易に行うこ
とができる。また、特にその先端縁を斜めに傾斜させる
ことにより、本体箱(1)への挿入作業を抵抗なくより
一層スムーズに行うことが可能となる。
じ、その全体を塩化ビニルフィルム等でフィルム包装や
シュリンク包装するようにしてもよい。この組立箱は、
本体箱と付属箱とが安定した状態で組み合わされている
ため、フィルム包装等を施す場合にも、確実に綺麗な包
装を施すことができるものである。また、この組立箱の
本体箱と付属箱との少なくとも1箇所を粘着ラベル等で
接着することにより、両者を接着固定することも可能で
ある。そして、この場合にも、本体箱と付属箱とが安定
した状態で組み合わされているため、ラベル貼り作業等
を容易且つ確実に行うことができるのである。
箱は、販売促進用サンプル物等を収納した付属箱と、化
粧品等の商品を収納した本体箱とを簡単且つ確実に組立
箱とすることができ、店頭で陳列した際等に僅かな振動
で両者がばらばらになるというような問題の生じないも
のである。また、本発明の組立箱は、本体箱としては従
来の箱形式に何らの変更を加えないものを使用すること
ができるものであるため、必要に応じ付属箱を取り外す
ことにより、本体箱単体で流通、発売に供することも可
能となる。このように、本発明の組立箱は、利便性及び
経済性にきわめて優れ、様々な分野において活用するこ
とのできるものである。
る。
る。
る
す斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 略方形の本体箱(1)と付属箱(10)
とからなる組立箱において、上記本体箱(1)が、その
一側面部(2)の少なくとも一端縁から折罫線を介して
延設されて開口部を閉鎖するメインフラップ(6)を備
えるとともに、このメインフラップ(6)の先端から折
罫線を介して延設されて上記一側面部(2)と対向する
他の側面部(3)の内壁内方に挿入される差し込み片
(6a)を備え、上記付属箱(10)が、その一側面部
(11)から先端に向けて徐々に幅狭に延設され、且つ
その先端縁を斜めに傾斜させた形状に形成された被挟持
部(12)を備え、上記本体箱(1)の他の側面部
(3)の内壁と上記差し込み片(6a)との間に、上記
付属箱(10)に設けられた被挟持部(12)を挿入し
挟持させることにより、上記本体箱(1)のメインフラ
ップ(6)と付属箱(10)の他の側面部(13)とが
密接することを特徴とする組立箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09062477A JP3133697B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 組立箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09062477A JP3133697B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 組立箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10236456A JPH10236456A (ja) | 1998-09-08 |
JP3133697B2 true JP3133697B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=13201316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09062477A Expired - Fee Related JP3133697B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 組立箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3133697B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101409401B1 (ko) * | 2013-03-05 | 2014-06-20 | 조광식 | 용기 외부에 부착하여 사용하는 보조용기 및 그 제조 방법 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4542363B2 (ja) * | 2004-04-15 | 2010-09-15 | 参天製薬株式会社 | 開封確認包装箱 |
JP2010163175A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Tagonoura Pulp Kk | ティッシュペーパーボックス |
-
1997
- 1997-02-27 JP JP09062477A patent/JP3133697B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101409401B1 (ko) * | 2013-03-05 | 2014-06-20 | 조광식 | 용기 외부에 부착하여 사용하는 보조용기 및 그 제조 방법 |
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---|---|
JPH10236456A (ja) | 1998-09-08 |
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