JPS6130548Y2 - - Google Patents

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JPS6130548Y2
JPS6130548Y2 JP4042583U JP4042583U JPS6130548Y2 JP S6130548 Y2 JPS6130548 Y2 JP S6130548Y2 JP 4042583 U JP4042583 U JP 4042583U JP 4042583 U JP4042583 U JP 4042583U JP S6130548 Y2 JPS6130548 Y2 JP S6130548Y2
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JP
Japan
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wall portion
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wall
back wall
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JP4042583U
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JPS59145864U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ボール紙若しくは合成樹脂シート等
の薄板素材からなる、平面形状に折畳み自在な組
立式写真立てに関するものである。
従来からもこの種組立式写真立てとして種々の
ものが提案されているが、一般には、写真保持部
に折畳み自在な支脚部を貼着等の接着手段により
接着させているものと、所定形状に裁断した一枚
の薄板素材の各部分を折畳み、折曲げ及び係合さ
せることによつて組立てるようにしたものとに大
別される。
ところが、前者のものでは、素材の裁断工程の
他に接着工程を必要とすることから、製作能率が
悪く、製作費が嵩むといつた不都合がある。
この点、後者のものでは、接着手段を一切用い
ないから、製作能率は向上するが、その反面、素
材の形状が複雑となるため、材料取りに無駄が多
くなり、つまり素材の裁断に際して廃棄される部
分が多くなつて、材料費が嵩むといつた不都合が
ある。
したがつて、従来のものでは、何れにしても製
品コストが高くなるといつた不都合があつた。
本考案は、上記した点に鑑み、接着手段を一切
用いることなく、しかも素材の裁断に際して廃棄
される部分を可及的に少なくし得て、安価に製作
できる組立式写真立てを提供するものである。
以下、その実施例を図面に基づいて詳述する。
この実施例の組立式写真立ては、第1図に示す
如き展開形状に裁断されたボール紙若しくは合成
樹脂シート等の薄板素材1からなる。
すなわち、薄板素材1は、長方形状とされてい
て、巾方向(つまり左右方向)に延びる第1及び
第2折畳線2,3でもつて長手方向(つまり上下
方向)に直列する背壁部4、表壁部5及び支壁部
6の3部分に区画されている。素材1の長手方向
において、背壁部4の上下巾は表壁部5の上下巾
よりも若干小さく設定されており、支壁部6の上
下巾は、上記両部4,5の上下巾の差量よりも所
定量大きく設定されている。
表壁部5の中央位には、矩形状の写真表出窓7
が穿設されており、また第1折畳線2の近傍位で
あつて左右方向の中央位には、壁掛金具用の挿通
穴8が穿設されている。
背壁部4の端部には、その両側端縁から等距離
を隔てて上下方向に延びる一対の切込溝9,9が
形成されていて、背壁部4の端部を、左右方向に
おいて両側係合舌部4a,4a及び中央係合舌部
4bの3部分に分離させている。また、背壁部4
の第1折畳線2に接する部分には、その左右方向
中央位に位置せしめて円弧線状の切込み10が切
設されていて、表壁部5に連らなるも背壁部4か
ら切離された把手部11が形成されている。
支壁部6の両側端部には、両側端縁から左右方
向に沿つて対向状に延びる直線状の等長の切込み
12,12が切設されていると共に、各切込み1
2の末端から上下方向に沿つて支壁部6の端縁に
至る折曲線13,13が形成されていて、支壁部
6の端部の両側端部分を一対の支脚片部14,1
4に分離形成してある。なお、両切込み12,1
2の末端間の間隔は、前記両切込溝9,9の間隔
よりも若干小さく設定されている。また、支壁部
6には、前記各切込み12から上下方向に沿つて
第2折畳線3に向う一対の切込溝15,15が形
成されており、一方の支脚片部14には、切込み
12から上下方向に沿つて端縁に向う切込溝14
aが形成されていると共に、他方の支脚片部14
には、端縁から上下方向に沿つて切込み12に向
う切込溝14bが形成されている。
次に、以上の如く形成された薄板素材1を写真
立てに組立てる手順について説明する。
まず、背壁部4及び支壁部6を、夫々第1及び
第2折畳線2,3に沿つて表壁部5の内面側に折
畳むと共に、両支脚片部14,14を支壁部6の
外面側に折曲げる。
そして、両支脚片部14,14を、切込溝14
a,14bを利用して、互に交叉状に係合連結さ
せる。
最後に、背壁部4と支壁部6とを、該両部4,
6に形成せる各切込溝9,15を利用して、表壁
部5の内面に略密接した状態で互に係合連結させ
るのである(第2図及び第3図参照)。つまり、
切込溝9,9を介して背壁部4の中央係合舌部4
bを支壁部6の内面に係合させ、且つ切込溝1
5,15を介して支壁部6の両側端部分6a,6
aを背壁部4の両側係合舌部4a,4aの外面に
係合させることによつて、前記両部4,6を互に
係合連結させるのである。
かくして組立てられた写真立ては、互に連結さ
れた支脚片部14,14でもつて机上等に良好に
立てておくことができるのであり、このとき、第
2図に示す如く、写真16を貼着した台紙17を
表壁部5と背壁部4及び支壁部6との間に挿入さ
せることによつて、写真16を表壁部5の窓7か
ら表出させた状態に保持しておくことができるの
である。なお、写真16を表壁部5の窓7から表
出させた状態に保持しておく手段としては、他
に、台紙17の四隅に切込みを入れ、それら切込
みに写真16の四隅を夫々挿入固定させて、この
ものを表壁部5と背壁部4との間に挿入しておく
やり方、或いは背壁部4に形成した四つの切込み
に写真16の四隅を夫々挿入固定させておくやり
方、或いは写真16を直接背壁部4に貼着してお
くやり方などがある。また、把手部11について
は、第1折畳線2に沿つて背壁部4側に折畳んで
おいてもよいが、好みに応じて、起立させた把手
部11に、第2図に鎖線で示す如き装飾用リボン
18等を貼着しておくようにしてもよい。
また、壁掛用として用いる場合には、第4図に
示す如く、両支脚片部14,14の連結を解除し
て、背壁部4と支壁部6とを、切込溝15,15
を介して支壁部6の両側端部分6a.6aを背壁4
の両側係合舌部4a,4aの外面に係合させた状
態に連結させて、全体を平面形状に組立ててお
く。かくの如く組立てておくと、支脚片部14,
14が邪魔にならず、写真立てを、挿通穴8を利
用して良好に壁掛用として用いることができる。
さらに、上記した如く平面形状に組立てておく
と、第5図に示す如く、アルバムの表紙19に設
けられた上方開口袋状の写真収納部19aにも良
好に収容しておくことができる。なお、写真収容
部19aには、前記窓7に対応する写真表出部1
6bが形成されている。この場合、写真収容部1
9aへの収容或いは取出しは、把手部11を持つ
て容易に行うことができて便利である。また、必
要に応じて、写真収容部19aから取出して、前
記した如く写真立て若しくは壁掛用として用いる
ことができ、広範な使用態様が可能となる。
なお、本考案に係る組立式写真立ては上記実施
例に限定されるものではないのであつて、例えば
背壁部4と支壁部6とを係合させるための切欠溝
は、該両部4,6の何れか一方に形成しておくだ
けでもよく、切込溝の数も任意である。
また挿通穴8及び把手部11は、壁掛用や写真
収容部19a用として用いない場合には必ずしも
設けておく必要のないものであり、また挿通穴8
を把手部11に形成しておいてもよい。
また、写真表出窓7(及び19b)の形状は、
これを例えば矩形,菱形形状若しくは、人体形状
等に形成して、写真16をより引立たせるように
しておくことができる。さらに、表壁部5(及び
写真収容部19a)には、写真表出窓7(及び1
9b)の他に適宜の窓(図示せず)を形成してお
き、この窓から台紙17に記入した撮影年月日、
場所、人物名等を表出させるようにしてもよい。
また、写真を可及的に大きく形成して、台紙17
を用いることなく、写真16自体を表壁部5の内
面側に挿入させておくこともでき、必要に応じ
て、写真16を接着剤,或いは接着テープ等によ
り背壁部4若しくは表壁部5に貼着させておいて
もよい。
以上のように、本考案の組立式写真立ては、所
定形状に裁断された一枚の薄板素材の各部分を、
折畳み、折曲げ及び係合させることによつて組立
てうるものであるから、貼着等接着工程を必要と
するものに比して、能率良く製作することができ
る。しかも、薄板素材の外周形状が凹凸のない長
方形状であつて裁断される箇所が写真表出窓以外
は、廃棄部分が全くないものであり、かつ切込み
があつてもそれは極く僅かな切込溝であることか
ら、材料取りに殆んど無駄がなく、裁断に際して
の廃棄部分が最小限となつて、材料費を大巾に低
減させるものである。
したがつて、本考案によれば、組立式写真立て
を従来のものに比して大巾に安価に製作できる。
しかも、写真立ての展開形状つまり薄板素材の
形状が、上記した如く極めてコンパクト且つシン
プルであるから、裁断刃の製作上及び出荷作業上
極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る組立式写真立ての一実施例
を示したもので、第1図は展開状態を示す正面
図、第2図は組立て状態を示す前方から視た斜視
図、第3図は同後方から視た斜視図、第4図は壁
掛用として用いる場合の組立て状態を示す背面
図、第5図はアルバムの写真収容部に収容した状
態を示す斜視図である。 1……薄板素材、2……第1折畳線、3……第
2折畳線、4……背壁部、5……表壁部、6……
支壁部、7……写真表出窓、9……背壁部に形成
せる切込溝、12……切込み、13……折曲線、
14……支脚片部、14a,14b……支脚片部
に形成せる切込溝、15……支壁片部に形成せる
切込溝、16……写真。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巾方向に延びる第1及び第2折畳線でもつて長
    手方向に直列する背壁部、表壁部及び支壁部の3
    部分に区画された長方形状の薄板素材からなり、
    素材の両端側部分たる背壁部及び支壁部は、夫々
    第1及び第2折畳線に沿つて表壁部の内面側に折
    畳まれており、表壁部には写真表出窓が穿設され
    ており、支壁部の端部の両側端部分は、支壁部の
    両側端から対向方向に延びる線状の切込みによつ
    て一対の支脚片部に分離形成されており、両支脚
    片部は、支壁部の外面側へ立上り状に折曲げられ
    ると共に各支脚片部に形成せる切込溝を介して互
    に係合連結されており、さらに背壁部と支壁部と
    は、該両部の少なくとも一方に形成せる切込溝を
    介して、表壁部の内面に略密接した状態で互に係
    合連結されていることを特徴とする組立式写真立
    て。
JP4042583U 1983-03-18 1983-03-18 組立式写真立て Granted JPS59145864U (ja)

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JP4042583U JPS59145864U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 組立式写真立て

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JP4042583U JPS59145864U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 組立式写真立て

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Publication Number Publication Date
JPS59145864U JPS59145864U (ja) 1984-09-29
JPS6130548Y2 true JPS6130548Y2 (ja) 1986-09-06

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ID=30171050

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JP4042583U Granted JPS59145864U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 組立式写真立て

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JPS59145864U (ja) 1984-09-29

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