JPS646109Y2 - - Google Patents
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- JPS646109Y2 JPS646109Y2 JP9932085U JP9932085U JPS646109Y2 JP S646109 Y2 JPS646109 Y2 JP S646109Y2 JP 9932085 U JP9932085 U JP 9932085U JP 9932085 U JP9932085 U JP 9932085U JP S646109 Y2 JPS646109 Y2 JP S646109Y2
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- bottom plate
- wall
- plate
- lectern
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- Expired
Links
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Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(本考案の目的)
本考案は書見台を組立てるための芯材となる単
位基台を折畳み組立可能に構成すると共にこれを
単独又は組合せて小物用等の各種容器や包装用の
容器に使用することができると共に、これをペン
立その他物入れ等にも利用できるほか勾配状の側
部立壁と滑り止め間の傾斜を利用することにより
書籍や鏡等を約45度に斜立保持させることができ
る文房具や卓上用品等の日用品又は学用品の分野
における利用範囲の広汎な用具を基台乃至芯材と
して応用することにより、かかる単位基台Aの勾
配状の側部立壁5の端面5′に沿う斜壁部9上方
の折曲げ部が形成する稜線dから垂直に下降し、
下端の折曲げ部eにおいて単位基台Aの底板1の
後端位置に達する高さ約11cmを縦幅とし、横幅が
概ね22〜24cm程度の矩形状からなる約242cm2乃至
264cm2の板面に会議時の着席名標その他の標示又
は適宜広告文等を標示できる立壁部8の上端部に
おける折曲げ部(稜線部分d)と底板部7前端
で、単位基台Aの滑り止め2を包合するようにし
た開口縁部6間において書籍(図示省略)の表紙
を保持させて斜立させ、また一枚のペーパーをも
凭せかけ得るようにすることによつて、狭幅の単
位基台Aにおけるその保持機能を補増させると共
に頁止め用のクリツプの装着をも便とし、組立て
て小物入容器等として使用でき又その二個を正逆
位に組合わせることにより包装用容器として使用
可能にできる使用済みの単位基台を芯材にするこ
とにより、従来横幅の狭い単位基台の如き台材そ
れ自体では安定的な書籍等の停立保持が不可能で
あつた欠点を除去し、極めて安定が良いばかりで
なく、比較的薄い素材によつて利用上便利のよい
書見台や各種用途に供し得る標示装置等を低廉迅
速に提供することを目的とするものである。
位基台を折畳み組立可能に構成すると共にこれを
単独又は組合せて小物用等の各種容器や包装用の
容器に使用することができると共に、これをペン
立その他物入れ等にも利用できるほか勾配状の側
部立壁と滑り止め間の傾斜を利用することにより
書籍や鏡等を約45度に斜立保持させることができ
る文房具や卓上用品等の日用品又は学用品の分野
における利用範囲の広汎な用具を基台乃至芯材と
して応用することにより、かかる単位基台Aの勾
配状の側部立壁5の端面5′に沿う斜壁部9上方
の折曲げ部が形成する稜線dから垂直に下降し、
下端の折曲げ部eにおいて単位基台Aの底板1の
後端位置に達する高さ約11cmを縦幅とし、横幅が
概ね22〜24cm程度の矩形状からなる約242cm2乃至
264cm2の板面に会議時の着席名標その他の標示又
は適宜広告文等を標示できる立壁部8の上端部に
おける折曲げ部(稜線部分d)と底板部7前端
で、単位基台Aの滑り止め2を包合するようにし
た開口縁部6間において書籍(図示省略)の表紙
を保持させて斜立させ、また一枚のペーパーをも
凭せかけ得るようにすることによつて、狭幅の単
位基台Aにおけるその保持機能を補増させると共
に頁止め用のクリツプの装着をも便とし、組立て
て小物入容器等として使用でき又その二個を正逆
位に組合わせることにより包装用容器として使用
可能にできる使用済みの単位基台を芯材にするこ
とにより、従来横幅の狭い単位基台の如き台材そ
れ自体では安定的な書籍等の停立保持が不可能で
あつた欠点を除去し、極めて安定が良いばかりで
なく、比較的薄い素材によつて利用上便利のよい
書見台や各種用途に供し得る標示装置等を低廉迅
速に提供することを目的とするものである。
(本考案の構成)
本考案はボール紙又はプラスチツクス材料等に
より構成可能であり、底板1の後方で高く前方で
低くなるように立設させた、平面において山形そ
の他の折曲げ形状であつて少なくとも両側を実質
上直線状にした側部立壁5,5の接続部又はその
間に構成された背部立壁4の上縁部aをそのまま
又は適当な水平縁若しくは凹状縁として、その両
側に稜線bを介して接続する側部立壁5,5の下
り勾配状をなす端面5′はこれを書籍等の被保持
物を斜立可能な、約45度程度の下り勾配形状と
し、望ましくは、前記下り勾配状の側部立壁5,
5を前後方向の略々中央部において、対向する
夫々適当幅間例えば2〜5mm程度離切するか又は
単に切込んで適当な深さの縦の切込みR等から成
る縦溝等を形成する。底板1の前方端縁部には側
面任意形状の滑り止め2を、別材料を固定するか
又は底板前方の折目c′,c′を山形に折曲げる等し
て適宜突設し、要すれば、その二個を正逆位に組
み合わせ得るように形成した書籍等の斜立台兼容
器等となし得る単位基台Aにおける前記縦溝等に
包被折曲げ板Bの折曲げ末端に位置する斜壁部9
下端に設け得る折込み片10を差し込み保持させ
るか又は逆にこの折込み片10の下端に単位基台
Aの下り勾配状の側部立壁の端面5′位置に2箇
の切込みを設けておくのも止付け上便利である。
前記単位基台Aにおける底板1の前方端縁部に構
成した滑り止め2を囲繞するように包合用の折曲
げ開口縁部6(以下単に「開口縁部6」と略称す
る)を形成する。この開口縁部6は底板部7の前
部に続き折曲げられた立上り片xと折目c″により
内側に折曲げ傾斜構成される内押え片yの両側部
をステープラー等の結合具sにより接合し、その
中央部において、単位基台Aの滑り止め2を挾在
させるため開口できるようにされており、これに
続く底板部7後部の折曲げ線eを介して順次立壁
部8とこれに連なり上端縁に折曲げ線eから成る
稜線dを形成して更にこの部位から単位基台Aの
下り勾配状の端面5′を有する側部立壁5の上端
縁に沿い斜降する略々中央部に折曲げ線を有し又
はこれを有しない斜壁部9を各連接構成した包被
折曲げ板Bを着脱可能に組合わせたことを特徴と
するものである。単位基台Aとは別体の前記包被
折曲げ板Bの底板部7前端7′に設けた包合用の
開口縁部6により単位基台Aの滑り止め2を囲繞
状に包合させて底板部7、立壁部8の順に単位基
台Aの外側を囲繞状に包み込み、立壁部8上端か
ら折曲げた斜壁部9を下り勾配状の端面5′を有
する側部立壁5の上方端面部に接着させて勾配状
の上縁部を下降させ、その端部の折込み片10
を、単位基台Aにおける前記側部立壁5上端面の
中間に設けた切込みR等の縦溝に嵌入保持させる
ようにすれば便利である。
より構成可能であり、底板1の後方で高く前方で
低くなるように立設させた、平面において山形そ
の他の折曲げ形状であつて少なくとも両側を実質
上直線状にした側部立壁5,5の接続部又はその
間に構成された背部立壁4の上縁部aをそのまま
又は適当な水平縁若しくは凹状縁として、その両
側に稜線bを介して接続する側部立壁5,5の下
り勾配状をなす端面5′はこれを書籍等の被保持
物を斜立可能な、約45度程度の下り勾配形状と
し、望ましくは、前記下り勾配状の側部立壁5,
5を前後方向の略々中央部において、対向する
夫々適当幅間例えば2〜5mm程度離切するか又は
単に切込んで適当な深さの縦の切込みR等から成
る縦溝等を形成する。底板1の前方端縁部には側
面任意形状の滑り止め2を、別材料を固定するか
又は底板前方の折目c′,c′を山形に折曲げる等し
て適宜突設し、要すれば、その二個を正逆位に組
み合わせ得るように形成した書籍等の斜立台兼容
器等となし得る単位基台Aにおける前記縦溝等に
包被折曲げ板Bの折曲げ末端に位置する斜壁部9
下端に設け得る折込み片10を差し込み保持させ
るか又は逆にこの折込み片10の下端に単位基台
Aの下り勾配状の側部立壁の端面5′位置に2箇
の切込みを設けておくのも止付け上便利である。
前記単位基台Aにおける底板1の前方端縁部に構
成した滑り止め2を囲繞するように包合用の折曲
げ開口縁部6(以下単に「開口縁部6」と略称す
る)を形成する。この開口縁部6は底板部7の前
部に続き折曲げられた立上り片xと折目c″により
内側に折曲げ傾斜構成される内押え片yの両側部
をステープラー等の結合具sにより接合し、その
中央部において、単位基台Aの滑り止め2を挾在
させるため開口できるようにされており、これに
続く底板部7後部の折曲げ線eを介して順次立壁
部8とこれに連なり上端縁に折曲げ線eから成る
稜線dを形成して更にこの部位から単位基台Aの
下り勾配状の端面5′を有する側部立壁5の上端
縁に沿い斜降する略々中央部に折曲げ線を有し又
はこれを有しない斜壁部9を各連接構成した包被
折曲げ板Bを着脱可能に組合わせたことを特徴と
するものである。単位基台Aとは別体の前記包被
折曲げ板Bの底板部7前端7′に設けた包合用の
開口縁部6により単位基台Aの滑り止め2を囲繞
状に包合させて底板部7、立壁部8の順に単位基
台Aの外側を囲繞状に包み込み、立壁部8上端か
ら折曲げた斜壁部9を下り勾配状の端面5′を有
する側部立壁5の上方端面部に接着させて勾配状
の上縁部を下降させ、その端部の折込み片10
を、単位基台Aにおける前記側部立壁5上端面の
中間に設けた切込みR等の縦溝に嵌入保持させる
ようにすれば便利である。
また単位基台Aは下り勾配状の端面5′を有し
対向する側部立壁5,5の下部縁辺には折曲げ線
cを介して夫々折曲げ耳部5″を構成し、これを
底板1の側縁部1′に止め付けて組立てるもので
あるが、背部立壁4を有するものにおいてはその
下部の耳部4′により底板1の後方端部に固定し、
折曲げ線により起伏させるようにするが、この背
部立壁4が底板1と一体に形成されたものにおい
ては耳部4′で接合する必要のないことは勿論で
ある。底板1の側縁部1′に側部立壁5,5下部
の折曲げ耳部5″を止め付ける場合、該折曲げ耳
部5″をステープラーその他適当な結合具sを用
いて固定するが、展開折畳み自在とするために
は、底板1の前部(滑り止めの至近部)の側縁部
1′と側部立壁5の折曲げ耳部5″又は場合により
これと底板1の折曲げ延長部3の側縁部を重合し
た状態で、これらを貫通する穿設孔Lそれ自体に
割りピン又は紐条を貫通結合させるかホツクで上
下から挟着可能に構成するのが便利である。また
適当な方法で仕切板を用いて底板上を仕切つて固
定すれば、この劃成された容器部に小物や筆記用
具類の収納を便とし更には、単位基台Aを包被す
る折曲げ板Bの斜壁部9の末端部(斜降下部)に
は適数の折曲げ線eを附して折込み片10を形成
し、この下端部を単位基台の側部立壁における下
り勾配状の端面の切込みRに差込んで止め付ける
ようにすれば斜壁部9下端部の処理が簡便且つ好
体裁で便利であるが、折曲げ線eを介した折込み
片10を形成しないときは、斜壁部9の下方適所
に設けた、係合孔等に対し、開口縁部6両側の貫
通孔等に固定又は一連に貫通させた紐条に付設し
た鈎部材を係着する等して斜壁部9の浮上り又は
離脱等を防止するようにするのが便利であるが、
稜線dの部分で充分折曲げられているときは、こ
れらの止め付け手段を講ずることなく、そのまま
で斜壁部9を側部立壁5の上縁上に被覆上に接着
保持させることができる。
対向する側部立壁5,5の下部縁辺には折曲げ線
cを介して夫々折曲げ耳部5″を構成し、これを
底板1の側縁部1′に止め付けて組立てるもので
あるが、背部立壁4を有するものにおいてはその
下部の耳部4′により底板1の後方端部に固定し、
折曲げ線により起伏させるようにするが、この背
部立壁4が底板1と一体に形成されたものにおい
ては耳部4′で接合する必要のないことは勿論で
ある。底板1の側縁部1′に側部立壁5,5下部
の折曲げ耳部5″を止め付ける場合、該折曲げ耳
部5″をステープラーその他適当な結合具sを用
いて固定するが、展開折畳み自在とするために
は、底板1の前部(滑り止めの至近部)の側縁部
1′と側部立壁5の折曲げ耳部5″又は場合により
これと底板1の折曲げ延長部3の側縁部を重合し
た状態で、これらを貫通する穿設孔Lそれ自体に
割りピン又は紐条を貫通結合させるかホツクで上
下から挟着可能に構成するのが便利である。また
適当な方法で仕切板を用いて底板上を仕切つて固
定すれば、この劃成された容器部に小物や筆記用
具類の収納を便とし更には、単位基台Aを包被す
る折曲げ板Bの斜壁部9の末端部(斜降下部)に
は適数の折曲げ線eを附して折込み片10を形成
し、この下端部を単位基台の側部立壁における下
り勾配状の端面の切込みRに差込んで止め付ける
ようにすれば斜壁部9下端部の処理が簡便且つ好
体裁で便利であるが、折曲げ線eを介した折込み
片10を形成しないときは、斜壁部9の下方適所
に設けた、係合孔等に対し、開口縁部6両側の貫
通孔等に固定又は一連に貫通させた紐条に付設し
た鈎部材を係着する等して斜壁部9の浮上り又は
離脱等を防止するようにするのが便利であるが、
稜線dの部分で充分折曲げられているときは、こ
れらの止め付け手段を講ずることなく、そのまま
で斜壁部9を側部立壁5の上縁上に被覆上に接着
保持させることができる。
(本考案の効果)
本考案は上記のように構成されたものであつ
て、第1図及び第3図に示す如く底板が狭幅矩形
状のものにあつては縦が概ね125mm乃至140mm横が
50mm60mm程度のものであるから、薄表紙の書籍類
又は薄用紙を斜立させるためには、予め少なくと
も敷き板程度のもの又はA4版乃至B4版位までの
ボール紙か樹脂製薄板等を凭せかける必要があつ
たが、これらのものを安定よく保持させることが
むづかしく、また、これを名標等として使用する
ことや、これに使用時、知認可能な広告等の標示
機能を帯有させることができない等の欠点があつ
た。しかも本出願人の他の出願発明や考案におい
ては背壁補強上の付加手段を加えるとしても種々
製作上の困難を伴うものであるが、本考案の単位
基台Aは折曲げ面すなわち縦の稜線で書籍の荷重
に対し充分な応力を発揮するが殊に二個の縦稜線
を具有するものは、薄物材料で構成した場合にお
いても書籍類の停立保持力が極めて大であり、ま
た単位基台Aの底部、背部立壁及び側部立壁上縁
の大半を包被させ、重合状態において更に背部立
壁上縁部及びその両側部での曲げ応力を著増させ
ることができるものであるから、啻に狭幅の単位
基台Aを用いた場合でも、これを芯材として包み
込み、本考案全体の安定的組合せ状態を維持させ
ることにより、その倒壊を来すおそれがなく、且
つ取り外した包被折曲げ板Bは第4図に示す如
く、その内部には折目z′部分から折畳んだ折曲げ
端片zを形成させて全体を二つ折りにした単位基
台Aを包み込んで完全に折畳んだ扁平物となし得
るものであるから、携帯上も収納上も極めて便利
である。
て、第1図及び第3図に示す如く底板が狭幅矩形
状のものにあつては縦が概ね125mm乃至140mm横が
50mm60mm程度のものであるから、薄表紙の書籍類
又は薄用紙を斜立させるためには、予め少なくと
も敷き板程度のもの又はA4版乃至B4版位までの
ボール紙か樹脂製薄板等を凭せかける必要があつ
たが、これらのものを安定よく保持させることが
むづかしく、また、これを名標等として使用する
ことや、これに使用時、知認可能な広告等の標示
機能を帯有させることができない等の欠点があつ
た。しかも本出願人の他の出願発明や考案におい
ては背壁補強上の付加手段を加えるとしても種々
製作上の困難を伴うものであるが、本考案の単位
基台Aは折曲げ面すなわち縦の稜線で書籍の荷重
に対し充分な応力を発揮するが殊に二個の縦稜線
を具有するものは、薄物材料で構成した場合にお
いても書籍類の停立保持力が極めて大であり、ま
た単位基台Aの底部、背部立壁及び側部立壁上縁
の大半を包被させ、重合状態において更に背部立
壁上縁部及びその両側部での曲げ応力を著増させ
ることができるものであるから、啻に狭幅の単位
基台Aを用いた場合でも、これを芯材として包み
込み、本考案全体の安定的組合せ状態を維持させ
ることにより、その倒壊を来すおそれがなく、且
つ取り外した包被折曲げ板Bは第4図に示す如
く、その内部には折目z′部分から折畳んだ折曲げ
端片zを形成させて全体を二つ折りにした単位基
台Aを包み込んで完全に折畳んだ扁平物となし得
るものであるから、携帯上も収納上も極めて便利
である。
殊に本考案実施上の卓越した新規な作用効果と
しては、特に単位基台Aを用い包装用容器として
の応用が可能な点である。すなわち本考案におけ
る単位基台の製作に当り、側部立壁5の折曲げ耳
部5″を内側方向に曲げて底板1に接合するか又
は底板1の側縁部1′を内側に折曲げて側部立壁
の下端に接合させると共に滑り止め2の構成部位
の幅を僅少度小とすることにより、対応させて組
み合せ可能に構成した単位基台を他の単位基台の
上縁部の内側に嵌入接合することにより菓子類を
内蔵可能にしたものの嵌入部における嵌合状態を
保持させるため、それら単位基台の接合端縁部を
セロテープ(商標名)その他の粘着テープ、シー
ル類等で接合又は封緘し得ることは勿論である
が、この場合、組合わされた容器を形成する単位
基台A,Aの、対向する勾配状の立壁5,5間に
形成される斜め状の間隙は、広くとも僅か4〜5
mm程度であつて、この間隙の存在は透明袋で包装
する等した小形飴菓子、チヨコレート類その他の
収納物の外部からの知認にむしろ便利であり、意
匠的に見ても極めて好体裁のものとなつており、
また上記下り勾配状の端面5′を有する側部立壁
5,5の中間に切込みRが設けられたものであつ
ても格別収納上支障となるものではなく、更に趣
きを向上させるのに役立ち得る利点があるが、実
施者において内側に適当な色彩等を有する当板を
挿入して、これらの間隙を防ぎ趣きある斜線模様
等を現わすことも可能である。また第1,3図に
示す如く底板1が矩形状をなす狭幅の単位基台A
は、これを2個並列し、対応する側部立壁5,5
を粘着テープその他の適当な接合材により、並列
に結合して使用することが容易であるから、文房
具類としての用途を更に増大し得る等の利点があ
る。
しては、特に単位基台Aを用い包装用容器として
の応用が可能な点である。すなわち本考案におけ
る単位基台の製作に当り、側部立壁5の折曲げ耳
部5″を内側方向に曲げて底板1に接合するか又
は底板1の側縁部1′を内側に折曲げて側部立壁
の下端に接合させると共に滑り止め2の構成部位
の幅を僅少度小とすることにより、対応させて組
み合せ可能に構成した単位基台を他の単位基台の
上縁部の内側に嵌入接合することにより菓子類を
内蔵可能にしたものの嵌入部における嵌合状態を
保持させるため、それら単位基台の接合端縁部を
セロテープ(商標名)その他の粘着テープ、シー
ル類等で接合又は封緘し得ることは勿論である
が、この場合、組合わされた容器を形成する単位
基台A,Aの、対向する勾配状の立壁5,5間に
形成される斜め状の間隙は、広くとも僅か4〜5
mm程度であつて、この間隙の存在は透明袋で包装
する等した小形飴菓子、チヨコレート類その他の
収納物の外部からの知認にむしろ便利であり、意
匠的に見ても極めて好体裁のものとなつており、
また上記下り勾配状の端面5′を有する側部立壁
5,5の中間に切込みRが設けられたものであつ
ても格別収納上支障となるものではなく、更に趣
きを向上させるのに役立ち得る利点があるが、実
施者において内側に適当な色彩等を有する当板を
挿入して、これらの間隙を防ぎ趣きある斜線模様
等を現わすことも可能である。また第1,3図に
示す如く底板1が矩形状をなす狭幅の単位基台A
は、これを2個並列し、対応する側部立壁5,5
を粘着テープその他の適当な接合材により、並列
に結合して使用することが容易であるから、文房
具類としての用途を更に増大し得る等の利点があ
る。
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は単位基台を組立てた状態を示す斜視図、第
2図はこれに包被折曲げ板を包合装着させた状態
を示す要部切截斜視図、第3図は単位基台Aの組
立過程を示す半展開斜視図、第4図は単位基台A
を折畳み且つこれを包被折曲げ板Bの内側に包み
込む状態とし、その上部に斜壁部及び立壁部を接
合して矢符方向に全体を折畳む態様を示す斜視図
である。 図面符号、A……単位基台、1……底板、2…
…滑り止め、3……底板の折曲げ延長部、4……
背部立壁、5……側部立壁、5″……側部立壁の
折曲げ耳部、B……包被折曲げ板、6……開口縁
部、7……底板部、8……立壁部、9……斜壁
部、s……結合具、x……立上り片、y……内押
え片。
1図は単位基台を組立てた状態を示す斜視図、第
2図はこれに包被折曲げ板を包合装着させた状態
を示す要部切截斜視図、第3図は単位基台Aの組
立過程を示す半展開斜視図、第4図は単位基台A
を折畳み且つこれを包被折曲げ板Bの内側に包み
込む状態とし、その上部に斜壁部及び立壁部を接
合して矢符方向に全体を折畳む態様を示す斜視図
である。 図面符号、A……単位基台、1……底板、2…
…滑り止め、3……底板の折曲げ延長部、4……
背部立壁、5……側部立壁、5″……側部立壁の
折曲げ耳部、B……包被折曲げ板、6……開口縁
部、7……底板部、8……立壁部、9……斜壁
部、s……結合具、x……立上り片、y……内押
え片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 プラスチツクス又はボール紙製等の薄板材料
から成り、前方に側面任意形状の滑り止めを形
成した底板の後部に接続し、1箇以上の折曲げ
線が形成する組立時の縦の稜線を具え、この稜
線を1側として形成される略々45度の勾配端面
を有する二等辺三角形状の側部立壁下端におけ
る折曲げ耳部を任意の方法により接合可能とし
た折畳み自在な単位基台と、前記底板前端にお
ける滑り止めを、囲繞状に包合する折曲げ開口
縁部を前端に構成した底板部の後方に折目又は
ヒンジを介して接続された立壁部の上端部に折
曲げ線を形成し斜壁部を構成した包被折曲げ板
とを組合せ、書見台を組立て、折畳めるように
構成したことを特徴とする書見台組立用の単位
基台と包被折曲げ板との組合せ。 2 単位基台における底板の後端で、これと一体
又は付設的に構成された背部立壁の左右に、下
り勾配状の端面を有する側部立壁を折曲げ稜線
を介して夫々接続構成させた実用新案登録請求
の範囲(1)記載の書見台組立用の単位基台と包被
折曲げ板との組合せ。 3 単位基台の底板の後端でこれと一体又は付設
的に構成された背部立壁における縦の稜線に接
する下り勾配状の側部立壁の下端に、内側又は
外側に折込み可能に形成された折曲げ耳部の前
方及び当該部分に対応する底板又は底板上に延
設された折曲げ延長部の接する底板部分を重接
状態で貫通する穿設孔を形成した実用新案登録
請求の範囲(1)(2)の1に記載の書見台組立用の単
位基台と包被折曲げ板との組合せ。 4 単位基台左右の側部立壁における下り勾配状
の端面の適宜箇所に縦溝又は縦の切込みを設け
た実用新案登録請求の範囲(1)乃至(3)の1に記載
の書見台組立用の単位基台と包被折曲げ板との
組合せ。 5 単位基台の底板と各立壁の接合並びに組立を
ステープラーで夫々行うようにした実用新案登
録請求の範囲(1)乃至(4)の1に記載の書見台組立
用の単位基台と包被折曲げ板との組合せ。 6 包被折曲げ板における斜壁部の後端には折曲
げ線により折曲げ可能な差込み片を設け、要す
れば該差込み片の下端部に、単位基台の下り勾
配状をなす側部立壁に接する部位に2箇の切込
みを設けた実用新案登録請求の範囲(1)乃至(5)の
1に記載の書見台組立用の単位基台と包被折曲
げ板との組合せ。 7 包被折曲げ板の斜壁部における横幅方向の
略々中央部の適所に、単位基台の側部立壁の勾
配端面と接する部位幅に相当する間隔幅を有す
る舌状又は縦線状の切込みを設け、その離切端
を側部立壁間に下垂状に嵌合可能にした実用新
案登録請求の範囲(1)乃至(6)の1に記載の書見台
組立用の単位基台と包被折曲げ板との組合せ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9932085U JPS646109Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9932085U JPS646109Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS627225U JPS627225U (ja) | 1987-01-17 |
JPS646109Y2 true JPS646109Y2 (ja) | 1989-02-16 |
Family
ID=30968088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9932085U Expired JPS646109Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS646109Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-06-28 JP JP9932085U patent/JPS646109Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS627225U (ja) | 1987-01-17 |
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