JPS6345048Y2 - - Google Patents

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JPS6345048Y2
JPS6345048Y2 JP5409982U JP5409982U JPS6345048Y2 JP S6345048 Y2 JPS6345048 Y2 JP S6345048Y2 JP 5409982 U JP5409982 U JP 5409982U JP 5409982 U JP5409982 U JP 5409982U JP S6345048 Y2 JPS6345048 Y2 JP S6345048Y2
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JP
Japan
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transistor
collector
pair
transistors
oscillation circuit
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JP5409982U
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JPS58158514U (ja
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、発振回路の改良に係り、特に良質の
発振出力を得ることが出来、かつIC(集積回路)
化に適した発振回路を提供せんとするものであ
る。
従来から例えば第1図に示す如き発振回路が公
知である。第1図の回路は、オペアンプ1と、該
オペアンプ1の負入力端子2と出力端子3との間
に接続された帰還抵抗4と、該帰還抵抗4と並列
接続された水晶振動子やセラミツク振動子等の振
動素子5と、前記オペアンプ1の出力端子3とア
ースとの間に接続された第1コンデンサ6と、前
記オペアンプ1の負入力端子2とアースとの間に
接続された第2コンデンサ7と、前記オペアンプ
1の正入力端子に接続されたバイアス回路8とに
よつて構成されており、オペアンプ1の出力端子
に得られる出力信号を、所定の選択特性を有する
振動素子5を通過させることにより、選択的正帰
還をかけ、前記振動素子5によつて定まる周波数
の発振出力信号を得んとするものである。
しかして、第1図に示される発振回路は、振動
素子5のQ(尖鋭度)が低下し、妨害波が発生し
たり、温度安定性が悪化するという欠点を有して
いた。すなわち、第1図の発振回路においては、
直流的な安定を得る為に、帰還抵抗4を必要とす
るが、該帰還抵抗4が振動素子5と並列に接続さ
れる為に、前記帰還抵抗4の値が十分に大でない
と、振動素子5のQが低下する。
また、第1図の発振回路は、オペアンプ1の入
出力端子間に振動素子5が挿入される為、前記発
振回路をIC化した際、外付の振動素子5を接続
する為の2つの外付用ピン(すなわち入力端子ピ
ンと出力端子ピン)を必要としていた。
本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、以
下実施例に基き図面を参照しながら説明する。第
2図は本考案の一実施例を示すもので、はエミ
ツタが共通接続された一対の同導電型トランジス
タ10及び11から成る差動増幅部、12は前記
一対のトランジスタ10及び11の共通エミツタ
に接続された定電流源、13は前記差動増幅部
の一方のトランジスタ10のコレクタと他方のト
ランジスタ11のベースとの間に接続された帰還
コンデンサ、14は前記一対のトランジスタ10
及び11のベースバイアスを与える抵抗15及び
16と電源17とから成るバイアス回路、18は
前記一対のトランジスタ10及び11のコレクタ
電流を供給するダイオード19とトランジスタ2
0とから成る電流ミラー回路、21は前記一方の
トランジスタ10のコレクタと前記電流ミラー回
路18を構成するトランジスタ20のコレクタと
の接続点に接続された水晶振動子やセラミツク振
動子等の振動素子である。
次に動作を説明する。発振回路としての動作は
差動増幅部を構成する一方のトランジスタ10
のコレクタに得られる信号を、振動素子21及び
コンデンサ13によつて前記差動増幅部を構成
する他方のトランジスタ11のベースに選択的に
正帰還させ、差動増幅部で増幅された後再び一
方のトランジスタ10のコレクタに発生させると
いう正帰還ループを形成することによつて達成さ
れる。
しかして、帰還される信号の周波数は、振動素
子21の特性によつて定まり、前記振動素子21
の並列共振点の周波数であり、出力端子22に例
えば数十KHzから数百KHzの安定な正弦波を得る
ことが出来る。特に、本考案においては、差動増
幅部の一方のトランジスタ10のコレクタと、
該一方のトランジスタ10にコレクタ電流を供給
するトランジスタ20のコレクタとの接続点とい
う非常にインピーダンスの大(トランジスタのコ
レクタから見たインピーダンスは略無限大であ
る)なる点に振動素子21を接続している為に、
振動素子21のQを高く保つことが出来、電源電
圧の変動や温度変化に対して極めて安定で、かつ
スプリアス発生が少いきれいな出力正弦波を得る
ことが出来る。
更に本考案に依れば、IC化に適した発振回路
を提供出来る。すなわち、帰還コンデンサ13は
比較的小さな容量を有するもので事足りる為、
MOS(メタルオキサイドセミコンダクタ)容量で
IC内に形成出来、またバイアス回路14はIC内
に作られる定電圧回路で代用出来るので、電源接
続ピンとアース接続ピンという発振回路以外の回
路と共用出来る接続ピンを除けば、振動素子21
を接続する為の只1つの接続ピンを備えるだけで
発振回路を構成出来る。ICにとつてピン数の減
少は非常に大きな利点であり、本考案に係る発振
回路は、この点でIC化に適したものであると言
い得る。
以上述べた如く、本考案に係る発振回路は良好
な特性とIC化に適した回路構成を有する実用的
なものである。
尚、実施例においては、差動増幅部を構成す
る一対のトランジスタ10及び11のコレクタ電
流をダイオード19とトランジスタ20とから成
る電流ミラー回路18によつて供給しているが、
前記トランジスタ20のコレクタを差動増幅部
の一方のトランジスタ10のコレクタに接続され
ていさえすれば他の部分は様々なアレンジが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の発振回路を示す回路図、第2図
は本考案の一実施例を示す回路図である。 主な図番の説明、……差動増幅部、13……
コンデンサ、21……振動素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エミツタが共通接続された一対のトランジスタ
    と、該一対のトランジスタをそれぞれバイアスす
    る為のバイアス回路と、前記一対のトランジスタ
    の一方のトランジスタのコレクタに接続された出
    力端子と、前記一方のトランジスタのコレクタと
    前記一対のトランジスタの他方のトランジスタの
    ベースとの間に接続された帰還コンデンサと、前
    記一方のトランジスタのコレクタにコレクタが接
    続され、前記一方のトランジスタのコレクタ電流
    を供給する為の電流供給トランジスタと、前記出
    力端子に接続された振動素子とから成る発振回
    路。
JP5409982U 1982-04-13 1982-04-13 発振回路 Granted JPS58158514U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5409982U JPS58158514U (ja) 1982-04-13 1982-04-13 発振回路

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JP5409982U JPS58158514U (ja) 1982-04-13 1982-04-13 発振回路

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Publication Number Publication Date
JPS58158514U JPS58158514U (ja) 1983-10-22
JPS6345048Y2 true JPS6345048Y2 (ja) 1988-11-22

Family

ID=30064731

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JP5409982U Granted JPS58158514U (ja) 1982-04-13 1982-04-13 発振回路

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JPS58158514U (ja) 1983-10-22

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