JPS6019370Y2 - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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Publication number
JPS6019370Y2
JPS6019370Y2 JP6218580U JP6218580U JPS6019370Y2 JP S6019370 Y2 JPS6019370 Y2 JP S6019370Y2 JP 6218580 U JP6218580 U JP 6218580U JP 6218580 U JP6218580 U JP 6218580U JP S6019370 Y2 JPS6019370 Y2 JP S6019370Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
base
emitter
oscillation
differential amplifier
Prior art date
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Expired
Application number
JP6218580U
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English (en)
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JPS56172011U (ja
Inventor
正之 本宮
勉 新村
雅博 多田
Original Assignee
ソニー株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 コルピッツ型発振回路は、例えば第1図のように構成さ
れるが、その発振周波数ωは、 111hoel ”’ =L (C,十C,)十hie C,o2
・・・・・・・・・(1)で示され、また発振条件
は、 (Zi+hreZ2) (Zl−hreZ2)+hoe
hie、1=O・・・・・・・・・(11) で示される。
hie hoe re fe ただし : 水晶発振子X1のインダクタンス分 :トランジスタQ1の入力インピーダンス:トランジス
タQ1の出力コンダクタンス:トランジスタQ□の電圧
帰還率 :トランジスタQ1の電流増幅率 4=爾可 4=工 JωC2 従って、発振周波数ωを安定にするには([)式より、 hoe 1 hie C1C2= O”””(!Iり とする必要があり、このためには、トランジスタQ□の
入力インピーダンスieを大きくしなければならない。
また、インピーダンスZ□、Z2を一定とすれば、発振
の安定度は、(1[)式よりトランジスタQ1のhパラ
メータhie−hfeで決まるので、発振を安定にする
には、トランジスタQ1のhパラメータhie〜hfe
を安定にしなければならない。
ところが第1図の発振回路では、トランジスタQのトラ
ンジション周波数fTが例えば300M Hzであると
しても、発振周波数ωが30MH2程度になると、hf
eは1に近くなってしまうので、この発振周波数におい
ては、トランジスタQ1の入力インピーダンスが小さく
なり、従って、(iiD式が満足されないので、発振周
波数が不安定になってしまう。
また、温度変化やトランジスタQ□のばらつきなどの外
乱によりやはり(iii)式が満足されず、発振周波数
が不安定になると共に、(11)式も満足されず、発振
の安定度が悪くなってしまう。
あるいは、トランジスタQ1の電圧利得を大きくとると
きには、寄生発振が起こりやすく、またトランジスタQ
1の回路定数の変化が増幅され、この点からも発振が不
安定になってしまう。
この考案は、このような点を改善した発振回路を提供し
ようとするものである。
以下その一例について第2図により説明しよつ。
第2図において、トランジスタ11,12は差動アンプ
21を構成するもので、トランジスタ11.12のエミ
ッタは定電流源31に接続され、そのコレクタは抵抗器
41.42を通じて電源端子51に接続され、トランジ
スタ11のベースは抵抗器43と通じてバイアス電源6
1に接続される。
また、トランジスタ12のコレクタ・ベース間に、トラ
ンジスタ13のベース・エミッタ間カ並列接続され、こ
のトランジスタ13のコレクタは端子51に接続され、
そのエミッタは出力端子52に接続されると共に、抵抗
器44を通じて接地される。
さらにトランジスタ13のエミッタがコンデンサ71を
通じて接地されると共に、コンデンサ72を通じてトラ
ンジスタ11のベースに接続され、このベースは水晶振
動子81を通じて接地される。
このような構成によれば、トランジスタ11のベースに
供給される信号成分は、差動アンプ21により増幅され
てトランジスタ12のコレクタに同相で現れると共に、
このコレクタの信号成分は、トランジスタ13を通じ、
さらにコンデンサ72を通じてトランジスタ11のベー
スに帰還すれる。
従って、差動アンプ21の利得をA1 トランジスタ1
3による帰還率をBとすれば、この発振回路の全体の利
得は、 1+AB”” となる。
そして、差動アンプ21の電流増幅率をβ、その負荷イ
ンピーダンスをRLとすると、振動子81からトランジ
スタ11のベースを見たきのインピーダンスZinは、 Zin主″−LRo となり、これは第1図の場合に比べて非常に大きくなる
そして入力インピーダンスZin非常に大きいので、(
iii)式が満足され、従って発振周波数は安定になる
また、この発振回路の電圧利得nは小さいので、寄生発
振が起こりにくい。
すなわち、コンデンサ71.72の値をC71,C7゜
とすると、n=1のときには、発振回路としてのループ
ゲインは、(1+;)で決定され、コンデンサ71,7
2及び振動子81による共振周波数の信号成分のみが、
増幅されることになり、その他の寄生発振は抑えられる
さらに差動アンプ21に対してトランジスタ13により
帰還がかけられているので、電源電圧の変動や温度変化
など4こ対して発振周波数は安定であり、また発振出力
の直流ドリフトも少ない。
なお上述にいては、水晶振動子71を使用したが、タン
タル酸リチウム振動子がコイルなどを使用するともでき
る。
また第3図に示すように、トランジスタ13のエミッタ
に抵抗器45.46を接続腰その接続中点にトランジス
タ12のベースを接続することもでき、この場合には、
トランジスタ12のコレクタよりエミッタフォロワのト
ランジスタ14を通じて発振出力を取り出すこともでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の接続図、第2図及び第3図はそれぞれ
この考案の一例の接続図である。 21は差動アンプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1のトランジスタ11と第2のトランジスタ12とに
    より差動アンプ21が構成され、上記第2のトランジス
    タ12のコレクタ・ベース間に、エミッタフォロワのト
    ランジスタ13のベース・エミッタ間が直流的に並列接
    続されることにより上記差動アンプ21に負帰還がかけ
    られてこの差動アンプ21の利得はほぼ1とされ、上記
    第1のトランジスタ11のベースに固体共振子81が接
    続され、上記エミッタフォロワのトランジスタ13のエ
    ミッタ回路に第1のコンデンサ71が接続されると共に
    、上記エミッタフォロワのトランジスタ13のエミッタ
    回路と上記第1のトランジスタ11のベースとの間に、
    第2のコンデンサ72が接続され、上記第2のトランジ
    スタ12のコレクタ出力が、上記エミッタフォロワのト
    ランジスタ13及び上記第2のコンデンサ72を通じて
    上記第1のトランジスタ11のベースに正帰還されて発
    振が行われる発振回路。
JP6218580U 1980-05-07 1980-05-07 発振回路 Expired JPS6019370Y2 (ja)

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JP6218580U JPS6019370Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07 発振回路

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JP6218580U JPS6019370Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07 発振回路

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JPS56172011U JPS56172011U (ja) 1981-12-18
JPS6019370Y2 true JPS6019370Y2 (ja) 1985-06-11

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ID=29656509

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