JPS6344874A - 食品の殺菌処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特にプラスチックフィルムによって包装された
漬物、佃煮等の殺菌に有用な食品の殺菌処理に関するも
のである。

〔従来の技術〕

従来、プラスチックフィルムによって包装された漬物、
佃煮等の食品を殺菌するには第３図に示すようにネット
コンベア（１）上に食品包装物（２）を載置して移送し
つ＼８０°Ｃ程度の温水を満たした槽（３）に浸漬し、
次いでシャワー（４）によって冷水を撒布した後送風機
（５）から温風を該包装物（２）に吹付けて乾燥すると
云う工程がとられていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし上記従来の方法においそは槽（３）における温水
に対する浸漬時間が１５〜２０分程度必要であシまた温
水浸漬後に乾燥も必要であシ、ネットコンベア（１）が
長いものとなシ場所を取る。またネットコンベア（１）
上に整列された包装物（２）が温水に浸漬中に水の抵抗
によυ列を乱されてネットコンベア（１）後端での取上
げ作業が煩雑になる。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記従来の問題点を解決する手段として食品に
遠赤外線を照射するものである。

〔実施例〕

第１図は本発明の第１実施例に関するものである。図に
おいて（１）はネットコンベアであり、該ネットコンベ
ア（１）上にはポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のプラスチックからな
るフィルム、あるいはこれらフィルムとセロハンとの積
層フィルム等によシ真空包装された漬物、佃煮等の包装
物（２）が載置されて矢印方向に移送される０該ネツト
コンベア（１）Ｏ最前段において該包装物（２）は上下
から遠赤外線ランプ（３）Ａ　、ｔ、（３）Ｂによ２て
遠赤外線を照射される。

該遠赤外線ランプ（３１Ａ　、　（３１Ｂは例えば３０
０Ｗ。

包装物（２）からの距離は２０〜５０鱈である。次いで
包装物（２）はシャワー（４）によシ冷水を撒布されて
冷却され、その後送風機（５）Ａから冷風を吹付けられ
て乾燥される。

第２図は本発明の第２実施例に関するものである。図に
おいて（１）はネットコンベアでちゃ、該ネットコンベ
ア（１）上には包装物（２）が載置されて矢印方向に移
送され、該ネットコンベア（１）の最前段において該包
装物（２）は上下から遠赤折線ランプ（３１Ａ　。

（３１Ｂによって遠赤外線を照射され、その後該包装物
（２）は送風機（５）Ａから冷風を吹付けられて冷却さ
れる。

上記実施例以外、ネットコンベアに代えてベルトコンベ
ア、バスケット等の搬送手段を用いてもよい。

〔作用・効果〕

包装物（２）は遠赤外線ランプ（３１Ａ　、　（３１Ｂ
から遠赤外線を照射されると内容物の食品が加温される
。

、遠赤外線は浸透力が強力であるから食品の内部まで遠
赤外線が達し、食品全体が速やかに加熱殺菌される。ま
た貴誌は遠赤外線によシ熟成され、特に漬物や佃煮の場
合には味が良くなる。遠赤外線殺菌の場合には食品は５
分程度の遠赤外線照射で充分であシ、更に冷水を撒曹さ
れた場合でも速やかに冷風吹付けによシ乾燥されネット
コンベア（１）は短かいもので充分であるから処理に場
所を取らない。冷水を撒布しない場合は勿論乾燥が不要
になりネットコンベア（１）は更に短かいものでよい。

また遠赤外線殺菌ではネットコンベア（１）上の包装物
（２）は同等移送中に抵抗を受けることなく、配列が乱
されることがないからネットコンベア（１）後端におけ
る取上げ作業が簡単になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の説明図、第２図は本発明
の第２実施例の説明図、第３図は従来例の説明図である
。 図中　（１）・・・ネットコンベア、（２）・・・包装
物、（３１Ａ。 （３）Ｂ・・・遠赤外線ランプ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 食品に遠赤外線を照射することを特徴とする食品の殺菌
   処理方法