JPS61293373A - パツク食料品の殺菌方法及びその装置 - Google Patents

パツク食料品の殺菌方法及びその装置

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JPS61293373A
JPS61293373A JP13624585A JP13624585A JPS61293373A JP S61293373 A JPS61293373 A JP S61293373A JP 13624585 A JP13624585 A JP 13624585A JP 13624585 A JP13624585 A JP 13624585A JP S61293373 A JPS61293373 A JP S61293373A
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JP
Japan
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far
packed food
packed
heat source
far infrared
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JP13624585A
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English (en)
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Yoshiro Wakimura
嘉郎 脇村
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Individual
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱源より福射熱を遠赤外線放射体に当て、こ
れによって遠赤外線放射体より発生する遠赤外線をパッ
ク食料品に放射して殺菌を行うパック食料品の殺菌方法
及びその装置に関する。
〔従来技術〕
従来、パック食料品は、塩化ビニリデンフィルム、!7
i性フィルム、セロファン、プラスチックフィルム、ポ
リスチレン樹脂、発泡ポリスチレン、ナイロンフィルム
、ポリプロピレンフィルム、ノ1イインパクトスチロー
ル、ヒートシール材、塩化ビニール、エチレン酢酸ビニ
ール共重合体フィルム等のガスバリ性、水蒸気不透性フ
ィルムの包装材料で、各種農林、水産、畜産等により製
産された原料を単味、又は互いに混ぜ合って製品化され
た食料品を真空パンクして、流通機能を通じて発売され
ている。
これらの食料品は、製造過程に於いて、熱を加えて調理
加工されるが、この食料品を各種包装材料(上述の如く
)で包装する場合には、100℃以下の温度状態で包装
されることが殆んどである。
この為に、大気中よりバイキンを食料品と共に包装材料
で封じ込めてしまうことになるので、このバイキンを殺
すために殺菌作業が一般に行なわれている。
この殺菌作業には、一般に、温水タンクに食料品の入っ
た包装材料(以下パック食料品と言う)を入れて殺菌し
たり、熱風をパック食料品にあてて殺菌したりしていた
その−例として、第5図に示す温水タンクによる殺菌方
法を図を参照して下記する。
温水タンクaの内側に、温水の熱源すが直接パック食料
品Aに触れないために設けた内タンクC内に温水Sを入
れ、この温水S中にパック食料品Aが積み重ねられる。
尚、温水Sの他に、水蒸気又は温風を使用する方法も同
様にして行なわれている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、温水、水蒸気又は温風で殺菌する方法は
、包装材料内部の食料品の鮮度保持のための温度調節が
難しい問題点があり、又、特に温水を利用する場合は、
温水の入った内タンク(殺菌槽)Cの中では、パック食
料品Aは、無作為、又は作為的に漬み重ねられているの
で、そのパック食料品Aの包装材料同士の間が密着して
いる状態であり、この状態で加熱殺菌が行なわれるため
に、その密着部分に、温水の入った内タンク0より取り
出した際に水分が付着していることが応々にしてあり、
この水分を取り除くのに、更に温風を与えて乾燥する必
要があり、加熱殺菌作業の他に余分な作業を行なわなく
てはならないといった手間がかかる問題点があった。
又、温水殺菌に限らず、水蒸気、温風で殺菌する場合に
もいえることであるが、上記のようにパック食料品Aが
積み重ねた状態で加熱殺菌されると、互いのパック食料
品Aの密着部分が十分に加熱殺菌されないといった問題
点もあった。又、温水、水蒸気、温風による従来の殺菌
作業は時間がかかり過ぎるといった問題点もあった。
又、加熱殺菌により、パック食料品に単に熱を与えるだ
けでは、包装材料内部の食料品の品質に悪影響を与えた
り、一方、包装材料側も、その包装効力をこの熱により
消滅させて終うおそれがある等の問題点があった。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであっ
て、遠赤外線放射体に熱源より熱を与えることにより遠
赤外線放射体より発生する遠赤外線をパック食料品に放
射して、遠赤外線の電磁波の照射を物体(食料品)に吸
収させ熱に交換して、この熱でパック食料品内の殺菌を
行うものである。
そこで、その目的とするところは、パック食料品の風味
を全く損なうことなく、しかも包装材料の品質を損失せ
ずに殺菌が行え、完全殺菌が出来て、経済性が良く、作
業性に於、いても優れたパック食料品の殺菌方法及びそ
の装置を提供することにある。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を詳説する。
第1図は、本発明装置の第1の実施例を示すものであり
、付き合わせ位置で上下に段違いになった2列のコンベ
アー2.3から構成される運搬手段1と、この2列のコ
ンベアー2.3の上方近傍位@(コンベアー上を移送さ
れるパック食料品Aの遠赤外線放射範囲)に熱源を内蔵
した遠赤外線放射体4と反射体5が配設されている。
遠赤外線放射体4の上方近傍位置に配置された傘状の反
射体5は、遠赤外線放射体4からの遠赤外線を、上記コ
ンベアー2,3上に放射する。
尚、運搬手段を構成するコンベアー2.3としては、全
網製、ゴム製、プラスチック製、チェノ等が使用される
が″這磁波の吸収をおさえるためには金網製は避けた方
がよい。
尚、遠赤外線放射体4としては、セラミックに遠赤外線
塗料(商標名インフラレックス)を焼付けたものが使用
され、形状としては、図に示すヒータ一式を内蔵した棒
状体の他に、パネル式の遠赤外線放射セラミック板等が
ある。
前記、コンベアー2,3は常に矢印方向に回動移送して
おり、このコンベアー2.3上にパック食料品Aが順次
移送され、図にて左側のコンベアー2上でパック食料8
人の一面に、遠赤外線放射体4より発生する5μm〜1
5μm遠赤外線が放射され、この遠赤外線の放射作用に
よって、食料品に吸収され、熱の交換が行なわれて殺菌
が行なわれる。
次に、図にて左側のコンベアー2より右側下方のコンベ
アー3にパック食料品Aが落下移送されるとき、パック
食料品Aは、落下途中で1回転し。
その他面が上方に位置する。
この状態で、コンベアー3上を移送されると今度はパッ
ク食料品Aの他面側が遠赤外線放射体4により遠赤外線
放射殺菌される。
本実施例装置によると、パック食料品Aの両面が順次、
遠赤外線放射を受け、パック食料品人前面に渡って遠赤
外線放射を受けることが出来るので、その殺菌効果は完
全である。
第2図は、本発明装置の第2の実施例を示し、運搬手段
lが1条のコンベアー6で構成され、このコンベアー6
の移送面の上方と下方近傍位置に熱源を内蔵した遠赤外
線放射体4と、該放射体4からの遠赤外線をコンベアー
上に照射するための反射体5が配設されている。
コンベアー6は上下に通じる複数の開口部分を有する素
材が使用され、金網、チェーン等でパック食料品の型よ
り少し小さい目(開口部分)を有するものが適用される
本実施例装置によると、コンベアー6上を移送、  さ
れるパック食料品Aは、上方から上方位置の遠赤外線放
射体4により遠赤外線の放射を受け、コンベアー6の目
(開口部分)を通って、下方より下方位置の遠赤外線放
射体4により遠赤外線の放射を受ける。
したがって、上下両方から一度に遠赤外線の放射を受け
るので、その殺菌効果は非常に高いものである。
第3図は、上記第2実施例の装置を実際に設置したもの
であって、殺菌室7内に熱源を内蔵する遠赤外線放射体
4は設置されている。
第4図は、遠赤外線放射体より発生する遠赤外線の波長
と放射エネルギーを示す。商標インフラレックスなる放
射体は、同図実線の如くのエネルギー分布を有するが、
現実には5〜15ミクロンの間(r)では、遠赤外線の
波長は水や油に作用せず、食料品のみに作用するので、
殺菌効果が良好となる。
又、一般に食料品の内で最も衛生面で問題になるバイキ
ンは大腸菌と言われており、この大腸菌は温度70°C
乃至80°Cで完全に死滅してしまう。
そこで、遠赤外線による輻射熱の70°C乃至80°C
を得るには、その熱源は50°C乃至60°Cあれば良
く、熱源に要する費用は、従来に比べ、相当に割安であ
り、経済性が良い。
〔効果〕
本発明は以上述べたように、パック食料品の殺菌に遠赤
外線放射体より発生される遠赤外線の放射を利用したこ
とにより、パック食料品の風味を全く損なうことなく、
しかも包装材料の品質を損失せずに殺菌が行え、パック
食料品の完全殺菌が出来て、更に、熱源の温度が低くと
も殺菌できるので経済性が良く、自動殺菌が出来るので
作業性に於いても簡単でしかも時間が短縮される等の優
れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の第1の実施例を示す概略図、第2
図は本発明装置の第2の実施例を示す概略図、第3図は
第2図に示す第2の実施例装置を設置した斜視図、第4
図は、本発明に使用される遠赤外線放射体より発生され
る遠赤外線の波長と放射エネルギーの関係を示すグラフ
、第5図は従来のパック食料品の温水殺菌装置の断面図
である。 A・・・パック食料品、   l・・・運搬手段、4・
・・遠赤外線放射体、 5・・・反射板。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱源の熱を遠赤外線放射体に変換する遠赤外線放
    射体から発生した遠赤外線をパック食料品に放射して、
    該パック食料品の殺菌を行うようにしたことを特徴とす
    るパック食料品の殺菌方法。
  2. (2)熱源を内蔵する遠赤外線放射体から発生する遠赤
    外線の放射範囲で、パック食料品が一定時間で通過する
    ようにパック食料品運搬手段を設置したことを特徴とす
    るパック食料品の殺菌装置。
  3. (3)前記運搬手段が、その付き合わせ位置で上下に段
    違いになった2列のコンベアーから構成され、しかも、
    この2列のコンベアーがパック食料品移送方向の同一方
    向に回動移送するようにしてなる特許請求の範囲第2項
    記載のパック食料品の殺菌装置。
  4. (4)前記運搬手段が、その移送面に上下に通じる複数
    の開口部分を有するコンベアーより構成され、更に、こ
    のコンベアーの移送面上下近傍位置に前記熱源を内蔵す
    る遠赤外線放射体を配設してなる特許請求の範囲第2項
    記載のパック食料品の殺菌装置。
JP13624585A 1985-06-21 1985-06-21 パツク食料品の殺菌方法及びその装置 Pending JPS61293373A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63143190U (ja) * 1987-03-11 1988-09-21
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CN104940963A (zh) * 2015-04-23 2015-09-30 宁波中物光电杀菌技术有限公司 颗粒料平送杀菌设备

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