JPH08242782A - 密封包装品の加熱方法及びその装置 - Google Patents

密封包装品の加熱方法及びその装置

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JPH08242782A
JPH08242782A JP7054031A JP5403195A JPH08242782A JP H08242782 A JPH08242782 A JP H08242782A JP 7054031 A JP7054031 A JP 7054031A JP 5403195 A JP5403195 A JP 5403195A JP H08242782 A JPH08242782 A JP H08242782A
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heating
temperature
microwave
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hermetically sealed
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JP7054031A
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English (en)
Inventor
Takeaki Akaha
丈明 赤羽
Kenji Ikeda
憲司 池田
Masako Saito
雅子 斉藤
Shoshi Maruzeni
詔司 丸銭
Hiroshi Edo
博 江戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食品素材のもつ風味及び食感を損なわないで
加熱することが可能な密封包装品の加熱方法及び装置の
提供。 【構成】 マイクロ波透過性及び耐熱性の包装材で被包
装体を密封した密封包装品にマイクロ波を照射して上記
被包装体を昇温させるマイクロ波加熱手段と、上記密封
包装品に、予め設定された温度付近に加熱された気体を
送り、装置内の雰囲気温度を一定に保ち、且つ上記被包
装体の保温若しくは昇温及び該被包装体内部の熱分布を
均一にする送風手段とを具備していることを特徴とする
密封包装品の加熱装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品等を密封した密封
包装品の加熱方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、密封包装品を調理又は殺菌等の目
的で加熱する方法としては、常圧下で水蒸気若しくは熱
水によって加熱する方法(以下、方法1という)、高圧
下で100℃以上の温度で加熱する方法(以下、方法2
という)、特公昭62−52583号公報に開示されて
いるような、マイクロ波を被包装体に照射して加熱する
方法(以下、方法3という)、特開昭63−24616
4号公報に開示されているような、密封包装品に遠赤外
線を照射しながらその表面に送風して包装材の過熱を回
避して加熱する方法(以下、方法4という)、特開平2
−307474号公報に開示されているような、マイク
ロ波と遠赤外線を密封包装品に同時に照射することで被
加熱体と包装容器を同時に加熱し、その後熱風加熱によ
り温度を一定に保って加熱する方法(以下、方法5とい
う)、及び特開昭59−102384号公報に開示され
ているような、マイクロ波と熱風を被加熱体に同時に照
射して加熱する方法(以下、方法6という)が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、食品の調理・
殺菌のための加熱においては、高温でかつ加熱時間が短
い程、食品そのものの風味を損なうことが少ない。上述
した従来の加熱方法においては、この食品の風味及び食
感を保持する点において、以下のような幾つかの問題が
あった。
【0004】すなわち、上記方法1では100℃付近で
の昇温が遅く、また、上記方法2ではレトルト臭の発生
やヒートショックの問題があった。
【0005】また、上記方法3では内部からの加熱が可
能であり昇温も速いが、マイクロ波の乱反射特性により
被加熱体が部分的に過熱され、昇温が急激なため包装材
の破裂の恐れがあり、上記方法4では加熱と同時に送風
することによって密封包装品表面の熱を奪うため昇温が
遅いという欠点があり、上記方法5では遠赤外線を容器
殺菌の目的に使用するため送風ができないので、使用で
きる包装材に制限があり、上記方法6ではマイクロ波と
熱風を同時に照射することによって被加熱体の均一な加
熱が困難であった。
【0006】更に、本発明者等は、マイクロ波と温風又
は熱風とを被加熱体に交互に照射して加熱し、温風又は
熱風送風時に揉みほぐし装置によって被加熱体を揉みほ
ぐし、被加熱体の熱分布を均一にする方法を提案してい
る(特願平7−6350号)。この方法によれば、被加
熱体を短時間で高温まで加熱することができるため、食
品のもつ風味及び食感を損なうことなく被加熱体を加熱
することができるが、更に、容器入りの食品及び大型固
形物入り食品を短時間で高温まで加熱することができる
方法が望まれている。
【0007】従って、本発明の目的は、マイクロ波照射
と予め設定された温度付近に加熱された気体による送風
加熱とを交互に併用することにより、従来の加熱技術の
欠点を解消し、被加熱体の種類にかかわらず短時間で高
温まで加熱することで、食品素材のもつ風味及び食感を
損なわずに加熱することが可能な密封包装品の加熱方法
及びその装置を提供することにある。また、本発明の他
の目的は、作業環境が衛生的である密封包装品の加熱方
法及びその装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、マイクロ波透過性及び耐熱性の包装材で被包装体を
密封した密封包装品にマイクロ波を照射して上記被包装
体を昇温させる第1工程と、該第1工程に続いて、上記
密封包装品に、予め設定された温度付近に加熱された気
体を送り、装置内の雰囲気温度を一定に保ち、且つ上記
被包装体の保温若しくは昇温及び該被包装体内部の熱分
布を均一にする第2工程とを具備することを特徴とする
密封包装品の加熱方法を提供することにより、上記目的
を達成したものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、上記加熱された
気体の温度が60℃〜130℃である請求項1の密封包
装品の加熱方法を提供するものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
の加熱方法を直列に2回繰り返すことを特徴とする密封
包装品の加熱方法を提供するものである。
【0011】請求項4に記載の発明は、本発明の密封包
装品の加熱方法の実施に用いられる好ましい装置であ
る、マイクロ波透過性及び耐熱性の包装材で被包装体を
密封した密封包装品にマイクロ波を照射して上記被包装
体を昇温させるマイクロ波加熱手段と、上記密封包装品
に、予め設定された温度付近に加熱された気体を送り、
装置内の雰囲気温度を一定に保ち、且つ上記被包装体の
保温若しくは昇温及び該被包装体内部の熱分布を均一に
する送風手段とを具備していることを特徴とする密封包
装品の加熱装置を提供するものである。
【0012】請求項5に記載の発明は、加熱された気体
の温度が60℃〜130℃である請求項4の密封包装品
の加熱装置を提供するものである。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項4又は5
の加熱装置を2組有することを特徴とする密封包装品の
加熱装置を提供するものである。
【0014】以下、本発明の密封包装品の加熱方法につ
いて詳細に説明する。本発明に密封包装品の加熱方法の
第1工程においては、マイクロ波透過性及び耐熱性の包
装材で被包装体を密封した密封包装品にマイクロ波を照
射して上記被包装体を昇温させる。この第1工程で使用
されるマイクロ波の波長は、特に限定されるものではな
いが、2400MHz〜2500MHz、好ましくは2
425MHz〜2475MHzである。
【0015】また、本発明における上記マイクロ波の出
力は、特に限定されるものではないが、500〜120
00W、好ましくは500〜6000Wである。出力が
500W未満であると、加熱が遅くなり、12000W
を越えると、包装材が破裂するからである。
【0016】さらに、本発明における上記マイクロ波に
よる加熱時間は、特に限定されるものではなく、被包装
体の種類、被包装体の水分量に応じて適宜調節すること
ができる。
【0017】本発明に密封包装品の加熱方法の第2工程
においては、上記密封包装品に、予め設定された温度付
近に加熱された気体を送り、装置内の雰囲気温度を一定
に保ち、且つ上記被包装体保温若しくは昇温及び該被包
装体内部の熱分布を均一にする。この第2工程において
密封包装品に送られる気体の温度は、特に限定されるも
のではないが、包装材の軟化温度未満、すなわち、60
℃〜130℃、好ましくは70℃〜100℃に設定され
る。
【0018】また、上記第2工程における雰囲気温度
は、20〜300℃、好ましくは50〜130℃であ
る。雰囲気温度が20℃未満であると、密封包装品の昇
温速度が遅くなり、300℃を越えると、包装材が破裂
するからである。
【0019】また、上記第2工程における風量は、特に
限定されるものではないが、密封包装品が気体によって
動かされない程度であれば良い。
【0020】さらに、上記第2工程における加熱時間
は、特に限定されるものではなく、被包装体の種類、被
包装体の水分量に応じて適宜調節することができる。
【0021】本発明における包装材としては、マイクロ
波がある程度透過し且つ耐熱性のものであれば特に限定
されるものではないが、例えば透明の2層ラミネートと
してナイロン/無延伸ポリプロピレン(CPP)、ポリ
プロピレン(PP)/CPP、ナイロン/ポリエチレン
(PE)又はポリエチレンテレフタレート(PET)/
PEが好ましく、また3層ラミネートとしてPET/ナ
イロン/CPP、シリカ蒸着PET/ナイロン/CP
P、アルミナ蒸着PET/ナイロン/CPP、ガスバリ
ヤー性の高いナイロン/ポリ塩化ビニリデン(PVD
C)/CPP又はナイロン/エチレンビニルアルコール
共重合体(EVOH)/CPP等が好ましく、また多層
プラスチック容器としてPP/無水マレイン酸変性PP
/EVOH/無水マレイン酸変性PP/PP、PP/P
VDC/PP、PP/EVOH/PP、メチルペンテン
/紙、PET/紙、PP/PVDC、EVOH/PP等
が好ましい。
【0022】本発明において加熱の対象となる被包装体
としては、特に限定されるものではなく、加熱により完
成する未調理品や、既に調理済みの完成品等が挙げら
れ、例えば、ポテトサラダ、餡等の特に熱伝導性の悪い
高粘度品、プレザーブ等の固形物入り食品、野菜ペース
ト等の長時間の加熱により褐変または変性する食品、及
びカスタードクリーム等の熱伝導性が悪く且つ長時間の
加熱により褐変または変性する食品が挙げられる。
【0023】また、本発明においては、被加熱体の均一
化を装置を用いずに行えるので、例えば、プリン及び茶
碗蒸し等の容器入りの食品、並びに煮魚、シチュー及び
具入りカレー等の大型固形物入り食品を加熱の対象とし
て挙げることができる。
【0024】次に本発明の密封包装品の加熱方法の実施
に用いられる好ましい装置である本発明の加熱装置につ
いて詳述する。本発明における搬送手段は、マイクロ波
透過性及び耐熱性の包装材で被包装体を密封した密封包
装品を搬送でき、後述するマイクロ波加熱手段及び送風
手段による加熱に対し耐久性を有するものであれば特に
制限されるものではないが、例えば、コンベアー、リテ
ーナー等の搬送手段を使用することができる。
【0025】また、本発明におけるマイクロ波加熱手段
としては、上記搬送手段によって搬送される上記密封包
装品にマイクロ波を照射して上記被包装体を昇温させ得
るものであれば特に制限されるものではないが、240
0MHz〜2500MHz、好ましくは2425MHz
〜2475MHzの波長のマイクロ波を500〜120
00W、好ましくは500〜6000Wの出力で照射で
きるマイクロ波発振器を備えているものが使用される。
【0026】さらに、本発明における送風手段として
は、上記密封包装品に予め設定された温度付近に加熱さ
れた気体を送り、装置内の雰囲気温度を20℃〜300
℃、好ましくは50〜130℃に設定でき、且つ上記被
包装体の保温若しくは昇温及び被包装体内部の熱分布を
均一にし得るものであれば特に制限されるものではない
が、気体の温度を包装材の軟化温度未満、すなわち、6
0℃〜130℃、好ましくは、70℃〜100℃に設定
でき、上記密封包装品が気体によって動かされない程度
の風量に調節できる送風装置を備えているものが使用さ
れる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の装置の実施例を添付図面を参
照しながらさらに具体的に説明する。なお、本発明は、
本実施例に限定されるものではない。
【0028】図1は、本発明に係る密封包装品の加熱装
置の一実施例を示したものである。図1において、符号
1は密封包装品の加熱装置(以下、「加熱装置」とい
う)を示している。
【0029】図1に示したように、上記加熱装置1は、
搬送手段2と、この搬送手段2によって搬送される密封
包装品(図示せず)にマイクロ波を照射して上記密封包
装体内の被包装体を昇温させるマイクロ波加熱手段3
と、上記密封包装品に予め設定された温度付近に加熱さ
れた気体を送り、装置内の雰囲気温度を一定に保ち、且
つ上記被包装体の保温若しくは昇温及び被包装体内部の
熱分布を均一にする送風手段4とを交互に具備した構成
とされている。
【0030】上記搬送手段2は、加熱する密封包装品を
一定の速さで搬送し、マイクロ波加熱手段3及び送風手
段4によって、搬送中の密封包装品を所定時間加熱でき
るようになしてある。
【0031】上記マイクロ波加熱手段3は、マイクロ波
発振器(図示せず)、マイクロ波出力コントローラー3
a及び導波管3bを備えた内部加熱型のマイクロ波加熱
ユニット30に構成されている。また、加熱装置1の入
口にあたるマイクロ波加熱ユニット30及び加熱装置1
の出口にあたる送風ユニットには照射されたマイクロ波
が外部に漏洩して電波障害を起こさないように減衰器3
1が配設されている。なお、上記各マイクロ波加熱ユニ
ット30は、複数個連結することが可能であり、各々が
独立して間欠照射し得るようになっている。本実施例に
おけるマイクロ波発振器は、波長2425MHz〜24
75MHzのマイクロ波を、500〜6000Wの出力
で照射できるようになっている。
【0032】そして、上記マイクロ波加熱手段3におい
ては、上記マイクロ波出力コントローラー3aでマイク
ロ波の出力を調整し、上記搬送手段2のコンベアーで搬
送される密封包装品に、導波管3bを介してマイクロ波
を出力し得るようになっている。
【0033】なお、上記マイクロ波加熱手段3による加
熱は、搬送手段2のコンベアーの搬送速度の調整による
マイクロ波照射時間のコントロール、各マイクロ波加熱
ユニット30の間欠照射を含むマイクロ波出力のコント
ロール、及び搬送手段2のコンベアー上の密封包装品の
配置間隔等により制御することができる。
【0034】上記送風手段4は、送風器4a及び排気管
4bを備えた内部送風型の送風ユニット40から構成さ
れている。なお、送風手段4では、上記マイクロ波加熱
手段3と同様に、各送風ユニット40が独立に出力をコ
ントロールでき、内部の風量、送風温度及び雰囲気温度
も、各送風ユニット40毎に設定することができるよう
になしてある。
【0035】上記送風器4aは、各送風ユニット40の
上部に配設されており、各々の送風器4aの風量を調整
することができるようになしてあり、風量は密封包装品
が気体によって動かされない範囲であれば良い。また、
この時送られる気体の温度は特に制限されるものではな
いが、本実施例における送風装置は、気体の温度を60
℃〜130℃の範囲に設定できるようになっている。
【0036】上記排気管4bは、各送風ユニット40の
上部に配設されており、内部の気体は、この排気管4b
を通じて系外に排出されるようになしてある。
【0037】図1の加熱装置は、以上に述べたマイクロ
波加熱手段と送風手段を2組備え、これらの手段はマイ
クロ波加熱手段−送風手段−マイクロ波加熱手段−送風
手段のように直列的に交互に配置されている。これによ
って、初めの1組目の加熱で上昇温度を大きくし、2組
目の加熱で上昇温度を小さくすることができるため、沸
騰付近温度への急激な温度上昇がなくなり包装材の破裂
を防止できるというメリットがある。
【0038】なお、所望により、これらの手段を3組以
上具備した装置とすることも可能である。
【0039】なお、本発明に係る密封包装品の加熱装置
は、上記実施例における加熱装置に限定されるものでは
なく、本発明の目的を逸脱しない範囲においてその寸
法、形状等を適宜変更することができる。
【0040】例えば、上記加熱装置1におけるマイクロ
波加熱ユニット30及び送風ユニット40の連結数は、
加熱する密封包装品の大きさ、加熱温度、加熱時間等に
応じて適宜変更することができる。
【0041】次に、上記実施例の加熱装置1により、本
発明の方法を具体的に実施した例を以下に示す。
【0042】〔実施例1〕以下の配合でカスタードクリ
ーム原液を調整した。 コーンスターチ 117.0g エコーガム 6.0g 卵黄 196.7g グラニュー糖 196.7g 牛乳 983.6g
【0043】このようにして得られたカスタードクリー
ム原液をホモジナイズして十分混合した後、PET/ナ
イロン/CPP製の袋に300g入れ真空密封包装し
た。そして、これを上記加熱装置1にて1組目の加熱装
置では波長2450MHz、出力500Whのマイクロ
波で約1分30秒加熱後、98℃の気体を約3分間送風
し、更に2組目の加熱装置では上記条件のマイクロ波で
1分間加熱後、95℃の気体を4分間送風した。この時
加熱終了後の試料の温度は90〜95℃であった。加熱
終了後直ちに氷水中で冷却した。
【0044】このようにして得られたカスタードクリー
ムは市販のカスタードクリームに比べて口溶けが良く、
焼き残り感があり、食感が良かった。
【0045】また、上記の配合で調整した密封包装した
カスタードクリーム原液を95℃の湯煎に浸けて加熱し
たところ、品温が90℃に達するまでに約34分かか
り、上記加熱装置1にかけて得られたカスタードクリー
ムに比べ非常に長い時間を要し、また加熱時間が長いた
めカスタードクリームの表面部分が変色していた。
【0046】なお、比較例として、上記実施例1の条件
と同様にしてマイクロ波のみ、及びマイクロ波照射と送
風を同時に行ってそれぞれ加熱をした。その結果、マイ
クロ波のみを照射して加熱した場合は、照射2分30秒
後密封包装品の四隅が98℃、中央部が50℃で、48
℃の加熱ムラが生じた。この時包装材は、内部の蒸気圧
によりかなり膨張しており、更にマイクロ波を照射した
ところ、約30秒で包装材が破裂した。このカスタード
クリームを試食したところ、中央部の加熱の遅い部分は
澱粉がα化しておらず、原液のままであった。
【0047】マイクロ波照射と送風を同時に行って加熱
した場合は、照射2分後で包装材の四隅が90℃に達し
たものの、中央部は約60℃であり、30℃の加熱ムラ
が生じ、更に加熱を続けると約2分20秒で四隅が変色
した。
【0048】また、本実施例にて得られたカスタードク
リームについて一般細菌数測定試験を行ったところ、一
般生細菌数104 個が30個以下まで減少していること
が確認された。
【0049】〔実施例2〕以下のように鯖の味噌煮を製
造した。先ず、以下の配合でタレを調製した。 味噌 7g 醤油 5cc 水 20cc 酒 4cc 砂糖 3g おろし生姜 1g
【0050】次に、このようにして得られたタレと鯖の
切り身70gをPP/CPP製の袋に入れ真空包装し
た。これを上記加熱装置1にて1組目の加熱装置では波
長2450MHz、出力500Whのマイクロ波で2分
間加熱後、95℃の気体を4分間送風し、更に2組目の
加熱装置では上記条件のマイクロ波で1分間加熱後、9
5℃の気体を4分間送風した。この時加熱終了後の試料
の温度は90℃であった。このようにして得られた鯖の
味噌煮は、タレがよく含浸しており、切り身が煮崩れる
ことなく、ふっくらとした出来であった。
【0051】また、上記のように製造した鯖の味噌煮を
蒸気加熱したところ、品温が90℃に達するまでに約2
3分かかり、上記加熱装置1にかけて得られた鯖の味噌
煮に比べ非常に長い時間を要し、また、身が固くタレの
滲みが薄かった。
【0052】なお、比較例として、上記実施例2の条件
と同様にしてマイクロ波のみ、及びマイクロ波照射と送
風を同時に行ってそれぞれ加熱をした。その結果、マイ
クロ波のみを照射して加熱した場合は、照射2分25秒
後密封した鯖の味噌煮のタレが沸騰したが、鯖の切り身
の内部温度が62℃で、約40℃の加熱ムラが生じた。
この時包装材は、内部の蒸気圧によりかなり膨張してお
り、更にマイクロ波を照射したところ、約30秒で包装
材が破裂した。この鯖の味噌煮を試食したところ、切り
身は十分加熱されていたが、過熱された部分の身が固
く、タレの滲みがなかった。
【0053】マイクロ波照射と送風を同時に行って加熱
した場合は、照射2分後でタレが沸騰を開始したもの
の、切り身の内部温度は約60℃程度であり、約40℃
の加熱ムラが生じ、更に加熱を続けると約20秒で包装
材が破裂した。
【0054】また、本実施例にて得られた鯖の味噌煮に
ついて一般細菌数測定試験を行ったところ、一般細菌数
106 個が30個以下まで減少していることが確認され
た。
【0055】〔実施例3〕以下のようにして餡の加熱殺
菌を行った。小豆100gを煮込み、これをすり潰し、
砂糖150gを加え、つぶし餡を作った。上記つぶし餡
をシリカ蒸着PET/ナイロン/CPP製の袋に300
g入れ、真空密封包装した。この密封包装したつぶし餡
を上記加熱装置1にて1組目の加熱装置では波長245
0MHz、出力500Whのマイクロ波で3分間加熱
後、95℃の気体を4分間送風し、更に2組目の加熱装
置では上記条件のマイクロ波で1分間加熱後、95℃の
気体を3分間送風した。この時加熱終了後の試料の温度
は94℃であった。
【0056】また、同様にして密封包装したつぶし餡を
95℃の湯煎に浸けて加熱を行ったところ、品温が94
℃に達するまでに約60分間かかり、上記加熱装置1に
かけて得られたつぶし餡に比べ、非常に長い時間を要し
た。
【0057】なお、比較例として、上記実施例3の条件
と同様にして、マイクロ波のみ、及びマイクロ波照射と
送風を同時に行ってそれぞれ加熱した。その結果、マイ
クロ波のみを照射した場合は、照射3分10秒後密封包
装品の四隅が90℃、中央部が55℃で、35℃の加熱
ムラが生じた。この時包装材は、内部の蒸気圧によりか
なり膨張しており、更にマイクロ波を照射したところ、
約20秒で包装材が破裂した。
【0058】マイクロ波照射と送風を同時に行って加熱
した場合は、照射約3分間で包装材四隅が90℃に達し
たものの、中央部は約54℃であり、約36℃の加熱ム
ラが生じ、更に加熱を続けると約17秒で包装材が破裂
した。
【0059】本実施例にて得られたつぶし餡について一
般細菌測定試験を行ったところ、一般細菌数104 個が
30個以下まで減少していることが確認された。
【0060】〔実施例4〕以下の配合でマカロニグラタ
ンを調整した。 マカロニ 50g ハム(薄切り)10g バター 15g 塩 1g こしょう 少々 おろしチーズ 3g 生パン粉 3g (ホワイトソース) 牛乳 100cc バター 8g 小麦粉 8g 塩 1g こしょう 少々 化学調味料 少々
【0061】茹でたマカロニに、塩及びこしょうを加
え、バターで軽く炒めた。ホワイトソースは、バターで
炒めた小麦粉を牛乳でのばし、塩、こしょう及び化学調
味料を加え、煮て調製した。ハム、上記炒めたマカロニ
及び上記ホワイトソースをPET/紙製の容器に入れ、
その上に生パン粉及びおろしチーズをふりかけ、ナイロ
ン/PE製のシートをヒートシールして蓋をした。そし
て、これを上記加熱装置1にて1組目の加熱装置では波
長2450MHz、出力500Whのマイクロ波で2分
間加熱後、95℃の気体を4分間送風し、更に2組目の
加熱装置では上記条件のマイクロ波で1分30秒間加熱
後、95℃の気体を4分間送風した。この時加熱終了後
の試料の温度は93℃であった。
【0062】このようにして得られたマカロニグラタン
は焦げ目はつかないものの、中心部まで加熱されてお
り、加熱に要した時間は11分30秒と短いものであっ
た。
【0063】また、上記の配合で調整したマカロニグラ
タンをアルミ製の容器に入れ、蒸気加熱したところ、出
来は変わらないが、品温が90℃に達するまでに約24
分かかり、上記加熱装置1にかけて得られたマカロニグ
ラタンに比べ、非常に長い時間を要した。
【0064】なお、比較例として、上記実施例4の条件
と同様にして、マイクロ波のみ、及びマイクロ波照射と
送風を同時に行ってそれぞれ加熱した。その結果、マイ
クロ波のみを照射して加熱した場合は、照射2分10秒
後密封したカップの底面の周囲が98℃、中心部が62
℃で、36℃の加熱ムラが生じた。この時蓋材は、内部
の蒸気圧によりかなり膨張しており、更にマイクロ波を
照射したところ、約22秒で蓋材が破裂した。このマカ
ロニグラタンを試食したところ、長時間のマイクロ波照
射により、部分的に沸騰が起こり、一部マカロニが固く
なっていた。
【0065】マイクロ波照射と送風を同時に行って加熱
した場合は、照射1分44秒後で容器の隅が92℃に達
したものの、中心部は約60℃であり、約30℃の加熱
ムラが生じ、更に加熱を続けると約20秒で沸騰が起こ
り、蓋材が破裂した。
【0066】また、本実施例にて得られたマカロニグラ
タンについて一般細菌測定試験を行ったところ、一般細
菌数103 個が10個以下まで減少していることが確認
された。
【0067】〔実施例5〕以下の配合でプリン原液を調
整した。 全卵 400g 牛乳 960g 砂糖 240g (カラメルソース) 砂糖 80g 水 80g
【0068】先ず、砂糖80gに水60gを加え、火に
かけ、色が褐色に変化してきたところで、水20gを加
え、カラメルソースとした。次に全卵、牛乳、砂糖を加
え60℃に保温した状態で、泡立たないように混ぜ合わ
せ、裏ごししてプリン原液とした。
【0069】上記カラメルソース5gを150ml容の
PP/PVDC/PP製のカップに入れた。その上から
上記プリン原液100gを加え、ナイロン/PE製のシ
ートをヒートシールし蓋をした。
【0070】これを上記加熱装置1にて1組目の加熱装
置では波長2450MHz、出力500Whのマイクロ
波で1分間加熱後、97℃の気体を1分間送風し、更に
2組目の加熱装置では上記条件のマイクロ波で30秒間
加熱後、97℃の気体を3分間送風した。この時加熱終
了後の試料の温度は90℃であった。加熱終了後直ちに
氷中で冷却し、プリンを得た。
【0071】このようにして得られたプリンは市販のも
のに比べて口溶けが良く、焼き残り感があり、食感が良
かった。
【0072】また、上記の配合で調整し密封包装したプ
リン原液を蒸気加熱したところ、品温が90℃に達する
までに約15分かかり、上記加熱装置1にかけて得られ
たプリンに比べ非常に長い時間を要し、また加熱時間が
長いためプリンの表面部分が変色していた。
【0073】なお、比較例として、上記実施例5の条件
と同様にしてマイクロ波のみ、及びマイクロ波照射と送
風を同時に送ってそれぞれ加熱をした。その結果、マイ
クロ波のみを照射して加熱した場合は、照射1分30秒
後密封したカップの隅が96℃、中央部が54℃で、4
2℃の加熱ムラが生じた。この時蓋材は、内部の蒸気圧
によりかなり膨張しており、更にマイクロ波を照射した
ところ、約2分で蓋材が破裂した。このプリンを試食し
たところ、中央部の加熱の遅い部分は固まっておらず、
原液のままであった。
【0074】マイクロ波照射と送風を同時に行って加熱
した場合は、照射1分17秒後にカップの隅が90℃に
達したものの中央部は約60℃であり、約30℃の加熱
ムラが生じ、更に加熱を続けると約1分50秒で表面が
変色した。
【0075】また、本実施例にて得られたプリンについ
て一般細菌測定試験を行ったところ、一般細菌数104
個が30個以下まで減少していることが確認された。
【0076】〔実施例6〕以下の配合で茶碗蒸しを調整
した。 卵 33g 煮出汁 100cc 塩 0.9g 醤油 0.7cc みりん 5cc 鶏肉 20g かまぼこ 10g 銀杏 10g 椎茸 2g みつば 5g
【0077】先ず、鶏肉、かまぼこ、銀杏、椎茸及びみ
つばを事前に下ごしらえした。次に、卵を溶き、煮出
汁、塩、醤油及びみりんを加え、裏ごしし卵液とした。
上記下ごしらえをした材料を200ml容のEVOH/
PP製カップに入れた。その上から上記裏ごしした卵液
を静かに加え、ナイロン/PE製のシートをヒートシー
ルし蓋をした。
【0078】これを上記加熱装置1にて1組目の加熱装
置では波長2450MHz、出力500Whのマイクロ
波で1分間加熱後、95℃の気体を2分間送風し、更に
2組目の加熱装置では上記条件のマイクロ波で30秒間
加熱後、95℃の気体を3分間送風した。この時加熱終
了後の試料の温度は90℃であった。
【0079】このようにして得られた茶碗蒸しは、舌触
りがなめらかであり、崩したとき分離液が少なく、表面
や内部にすだちがなかった。
【0080】また、上記の配合で調整した茶碗蒸しを密
封包装し蒸気加熱をしたところ、出来は変わらないが、
品温が90℃に達するまでに約14分かかり、上記加熱
装置1にかけて得られた茶碗蒸しに比べ、非常に長い時
間を要した。
【0081】なお、比較例として、上記実施例6の条件
と同様にして、マイクロ波のみ、及びマイクロ波照射と
送風を同時に行ってそれぞれ加熱をした。その結果、マ
イクロ波のみを照射して加熱した場合は、照射1分15
秒後密封したカップの底面の周囲が97℃、中心部が6
7℃で、30℃の加熱ムラが生じた。この時蓋材は、内
部の蒸気圧によりかなり膨張しており、更にマイクロ波
を照射したところ、約1分54秒で蓋材が破裂した。こ
の茶碗蒸しを試食したところ、長時間のマイクロ波照射
により、部分的に沸騰が起こり、部分的にザクザクした
食感の箇所があった。また分離液も多く、各所にすだち
が見られた。
【0082】マイクロ波照射と送風を同時に行って加熱
した場合は、照射1分後でカップの隅が90℃に達した
ものの、中央部は約60℃程度であり、約30℃の加熱
ムラが生じ、更に加熱を続けると約1分15秒で沸騰が
起きた。
【0083】また、本実施例にて得られた茶碗蒸しにつ
いて一般細菌測定試験を行ったところ、一般細菌数10
4 個が10個以下まで減少していることが確認された。
【0084】このように、本実施例に係る加熱装置1及
びこれを使用した密封包装品の加熱方法によれば、マイ
クロ波照射による加熱と送風による加熱を交互に併用
し、器具を用いずに被加熱体の熱分布を均一化すること
により、従来の加熱技術の欠点を解消することができ、
また短時間で高温まで加熱することができるため、食品
の素材のもつ風味及び食感を損なうことがない。しか
も、殺菌性も良好である。
【0085】
【発明の効果】本発明に係る密封包装品の加熱方法及び
その装置によれば以下の効果を奏することができる。請
求項1に記載の密封包装品の加熱方法によれば、マイク
ロ波照射による加熱と予め設定された温度付近に加熱さ
れた気体による送風を併用し、従来の加熱技術の欠点を
解消することができ、被加熱体の種類にかかわらず短時
間で被包装体を高温まで加熱することができるため、食
品の素材のもつ風味及び食感を損なうことがない。ま
た、請求項1に記載の密封包装品の加熱方法は水を一切
使用しないため、カビ又はサビ等の発生の問題がなく、
作業環境が衛生的である。
【0086】請求項4に記載の密封包装品の加熱装置に
よれば、上記本発明の密封包装品の加熱方法を好適に実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る密封包装品の加熱装置の一実施例
を示す概略図である。
【符号の説明】 1 密封包装品の加熱装置 2 搬送手段 3 マイクロ波加熱手段 4 送風手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸銭 詔司 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 (72)発明者 江戸 博 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波透過性及び耐熱性の包装材で
    被包装体を密封した密封包装品にマイクロ波を照射して
    上記被包装体を昇温させる第1工程と、該第1工程に続
    いて、上記密封包装品に、予め設定された温度付近に加
    熱された気体を送り、装置内の雰囲気温度を一定に保
    ち、且つ上記被包装体の保温若しくは昇温及び該被包装
    体内部の熱分布を均一にする第2工程とを具備すること
    を特徴とする密封包装品の加熱方法。
  2. 【請求項2】 上記加熱された気体の温度が60℃〜1
    30℃である請求項1記載の密封包装品の加熱方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の加熱方法を直列に
    2回繰り返すことを特徴とする密封包装品の加熱方法。
  4. 【請求項4】 マイクロ波透過性及び耐熱性の包装材で
    被包装体を密封した密封包装品にマイクロ波を照射して
    上記被包装体を昇温させるマイクロ波加熱手段と、上記
    密封包装品に、予め設定された温度付近に加熱された気
    体を送り、装置内の雰囲気温度を一定に保ち、且つ上記
    被包装体の保温若しくは昇温及び該被包装体内部の熱分
    布を均一にする送風手段とを具備していることを特徴と
    する密封包装品の加熱装置。
  5. 【請求項5】 上記加熱された気体の温度が60℃〜1
    30℃である請求項4記載の密封包装品の加熱装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の加熱装置を2組有
    することを特徴とする密封包装品の加熱装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10262624A (ja) * 1997-03-27 1998-10-06 Nissei Kk 殺菌済食品の製造方法
JP2010011819A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Nippon Ajikikou Co Ltd レトルト食品の製造方法
JP2017532029A (ja) * 2014-09-17 2017-11-02 クラフト・フーズ・グループ・ブランズ・エルエルシー マイクロ波レトルトシステム、マイクロ波レトルトシステムを用いて食品を加熱する方法、及びマイクロ波レトルト用に調合した食品

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JP2010011819A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Nippon Ajikikou Co Ltd レトルト食品の製造方法
JP2017532029A (ja) * 2014-09-17 2017-11-02 クラフト・フーズ・グループ・ブランズ・エルエルシー マイクロ波レトルトシステム、マイクロ波レトルトシステムを用いて食品を加熱する方法、及びマイクロ波レトルト用に調合した食品

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