JPS6344835A - いかの乾燥シ−トおよびその製造方法 - Google Patents

いかの乾燥シ−トおよびその製造方法

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JPS6344835A
JPS6344835A JP61188240A JP18824086A JPS6344835A JP S6344835 A JPS6344835 A JP S6344835A JP 61188240 A JP61188240 A JP 61188240A JP 18824086 A JP18824086 A JP 18824086A JP S6344835 A JPS6344835 A JP S6344835A
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JP
Japan
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sheet
squid
paste
parts
cuttlefish
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JP61188240A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Machiide
町出 保
Hajime Tada
多田 甫
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KOSHIN KIGYO KK
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KOSHIN KIGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、いかの乾燥シートおよびその製造方法に関す
るものである。詳しく述べると、いかの胴肉以外の安価
な!ハ、頭T1軟甲等も原料として使用1でき、従来の
いかの加二「品とは異なった地合の晶′l′1を石り−
るいかの乾燥シートおよびその製造方法に関りるもので
ある。
(従来の技術) 従来、いかの加二F方法としては、するめ、さきいか、
のしいか、いか佃煮、いか塩辛、いかくん、焼きいか、
」2、Aいか、いか?Ti詰、いか徳利、松葉製品、ね
り製品(いかソーセージおよびさつま揚げ)、浦物類、
いか人、切りいか類等か提案されている[須山三千三他
共著「いかの利用」第116〜208頁(・旧51社厚
生閣発行)]。
(発明が解決しようとする問題点〉 しかし41から、これらの加工方法は、いかの特定部分
での加工ておったり、あるいは高価な胴肉部分の加]「
てあったりして、それ以外の安価な部分の総合的加工は
なされていない。また、得られる加工品し従来の地合の
品質内のものにしかずぎなかった3、特に、縦、横の独
特の絹1[f+7造のために、歯の弱い人には食べにく
いという欠点があった。
゛  したかって、本発明の目的は、新規ないかの乾燥
シーi〜およびその製造ブ)法を提供覆ることにある。
本発明の他の「1的は、胴肉以外の安111iIな鰭、
頭足、軟甲等も財ミ料として使用でき、従来のいがの加
」二品とは異なった地合の品質をイ〕づるいかの乾燥シ
ー(〜dづよびその製造方法を提供することにある。
(問題点を解決覆るための手段) これらの諸目的は、生いかまたは小イルいかの胴肉、鰭
、頭足、軟甲等の部分より皮部分を除去したのち1習り
潰して得られるいかペーストの固形分100車量部当り
でん粉、セルロース、植物蛋白等のバインダー8〜50
重量部および食塩8〜15重量部を配合してなり、水分
か全体として8〜15重量%てありかつシート状形状を
有してなるいかの乾燥シー1〜により達成される。
これらの諸[1的は、生いかまたは小イルいがの胴肉、
鰭、頭足、軟甲等の部分より皮部分を除去じ、少がの食
塩a3よび水を添加して摺り潰すことによりいかペース
1〜をつくり、該ペーストにでん粉、セルII−ス、植
物蛋白等のバインダーを配合したのIう、得られたシー
ト用原料を乾燥することを特徴とするいかの乾燥シー1
〜の製造方法によっても達成される。
(作用) 本発明によるいかの乾燥シートは、つぎのようにし′C
製造される。覆なわち、生いかまたはホイルいが0月1
111肉、鰭、頭足、軟甲笠の部分より皮部分を除去し
、ついでこれに少量の食塩および水を添加づ−る。その
桁は後)ホするように、いかペース1への固形分基準の
所定量となるような量でおるが、該いか原料は通常固形
分か20〜25重量%であるの−(、いかペースト10
0重量部当り食塩2〜3小量部d3よび水2〜5重量部
を添加する。このようないかを捕潰機等を用いて固り潰
して乳化したペース1〜を作る。このときの温度は10
〜20°Cであることか望ましい。このペーストに、で
ん粉、セル1]−ス、植物蛋白等のバインダーおよび必
要により調味料、着色剤、香料、乾燥野菜、魚類すりみ
等の添加剤を添加する。バインダーの添加量は、後述す
るように、いかペース1〜の固形分基準の所定量となる
ような鼻であるが、通常、固形分20〜25重量%のペ
ース1〜100重量部当り2〜10重量部で必る。また
、前記添加剤は、味、風味等を考慮してその量が決定さ
れる。
このようにして得られるシー1〜用隙利をシート状に成
形し、かつ乾燥する。乾燥方法としては、例えばつぎの
ごとぎ方法がある。
(1)固形分約5〜15不滑%、例えば約10重量%の
コロイド液を抄造し、乾燥する方法。この場合、例えば
前記コロイド液をフェルトの円網抄造機を利用して抄造
、脱水、乾燥してシーI〜状物を得る。
(2)固形分20〜25重量%、例えば約20重量%の
ペーストを特殊ノズルより紡出させて繊維化し、温湯等
で固化したのち、抄造、乾燥する方法。この場合、調整
した原料を特殊ノズルより紡出させて、いったん繊維状
にし、固化前または後に所定の長さに切断し、得られる
短繊維状物を金網の円網抄造機で抄造、脱水、乾燥して
シート状物を得る。
(3)原料の固形分約10〜30重量%、例えば約20
単量%のペーストを離型紙やベルトコンベヤ等の離型性
シートに塗布し、フィルム状ないしシー1へ状に成形し
て乾燥彩る方法。
(/1)上記いずれかの方法で作られる乾燥前のシー1
〜状物を所望の寸法に裁断したのち、乾燥する方法。
(5)固形分約10〜約30重嶺%、例えば約20重量
%のペーストを間歇的に離型性シート上に塗布するか、
あるいは繊維状のペーストを固化して乾燥Jる方法。
このようにして得られるシー1〜状物は、約0゜1〜約
3mmの厚さを有するものであり、任意の寸法を有し、
また必要により裁断してチップ状またはフレーク状とし
たものである。また、その成分は、ペーストの固形分1
00重量部当りでん粉、セルロース、植物蛋白等のバイ
ンダー8〜50重量部、好ましくは15〜40重量部お
よび食塩8〜15重量部、好ましくは9〜13重量部で
あり、全体として水分8〜15重量%、好ましくは9〜
13重量%含有するものである。
本発明によればいかの乾燥シートは、原料の調整、抄造
条件、乾燥方法、後処理方法等により、種々のシートが
得られる。そして、二次加工品の用途に適した製品を得
るためには、それに応じた方法を選択することができる
つぎに、これらめシートの用途を挙げると、例えば、2 (a)厚さ0.1〜0.3mmの可撓性の大きなシート
は、米飯を巻くシート、 (b)厚さ0.2〜0.8mmのシートは、インスタン
ト食品の具、 (C)厚さ1〜3mmのシートは珍味製品、(d)その
他、佃煮の原料または油揚物のスナック食品、 (e)チップ状、フレーク状等にしたものは、スナック
食品として小麦粉菓子、米菓等の複合材料として使1廿
てきる。
等があり、このようにシート化することによって種々の
用途に利用できる。特に、本発明は、いかの高度利用の
ためのものであり、いか独特の風味と新しい地合の製品
を製造することができる。
(実施例) つぎに1、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明す
る。なお、以下の実施例における「部」および1%−1
は、特にことわらない限り重母による。
原料配合Δ 生いかの胴肉、鰭、頭足、軟甲等の部 分より皮部分を除去したのち、捕潰機 で店り潰したペースト(以下、いかペ ーストという) (ペースト基準)(ペースト中の固形
分20〜25%) 100部 でん粉               5部食 塩  
          25部水分       2部 1京利配合]3 いかペースト          100部でん粉  
             3部大豆蛋白      
        2部食塩       25部 水                        
2部原料配合C いかペースト          100部大豆蛋白 
             3部食塩       2
5部 水 分−3部 実施例1 原料配合への原料に、使用目的に応じた調味料を添h■
シ、固形分約10%にしたコロイド液に調整し、円網式
抄造機で抄造した。130℃のドライヤーに貼合せて乾
燥してシート状にした。これを巻取ロールか平版にカッ
ティングして仕上げたところ、厚ざ(J、、 1〜0.
2mmの淡黄色の乾燥シートを得た。この乾燥シートは
、いかペースト100部(固形分基準)に対してバイン
ダー約25部、食塩約10部および水分約12.5部を
含有していた。また引張強度は500CI/C’mであ
った。
なあ、引張強度の調整は、バインダーの配合で増減でき
る。
実施例2 1京利配合[3の1京利を用いて実施例1と同様の方法
を1−Jなったところ、同様な結果か得られた。
実施例3 原料配合Cの原料を用いて実施例1と同様の方法を行な
ったところ、同様な結果が得られた。
実施例4 原料配合への原料に、使用LI的に応じた調味料を添加
し、固形分約30%のペーストに調整し、回転式ノズル
−(繊紺状(直径約30〜60μm)に1ノ、250・
〜・300mmの長さに切断した短繊維状物を円網式抄
造機で抄造してシート状にした。
これを巻取ロールか平版にカッディングして仕上げたと
ころ、1ψさ1〜2mmの乾燥シートを得た。
この乾燥シートは、いかペーストの固形分100部に対
してバインダー約25部、食塩約10部および水分約1
3部を含有していた。この場合、微細繊維状にする時の
繊維の径や長さを変えることにより製品の仕上げが異な
る。径を太くして粗密度にすると、網目状の製品ができ
る。
実施例5 原おl配合Bの原料を用いて実施例4と同様の方法を行
なったところ、同様な結果が得られた。
実施例6 原料配合Cの原料を用いて実施例4と同様の方法を行な
ったところ、同様な結果か得られた。
実施例7 原料配合への原料に、使用目的に応じた調味料を添加し
、固形分約20〜約30%のペース1〜に調整し、この
ペーストを離型紙(またはT程紙)の上に塗イIし、そ
のまま乾燥機に通して乾燥し、シー1〜状物を得た。こ
れを巻取ロールか平版にカッティングして仕上げたとこ
ろ、厚さ1〜3mmの乾燥シートを得た。この乾燥シー
トは、いかペーストの100部(固形分基準)に対し−
(バインダー約26部、食塩約10部および水分約13
部を含有していた。この方法は、原料の塗イb−量の調
整によって厚物シートが得られる。
実施例8 1京利配合Bの原料を用いて実施例7と同様の方法を打
4J:つたところ、同様な結果が得られた。
実施例5〕 原(′:1配合配合比料を用いて実施例7と同様の方法
を打なったところ、同様な結果が得られた。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明は、生いかまたは小イルいか
の胴肉、鰭、頭足、軟甲等の部分より皮部分を除去した
のち因り潰して得られるいかペース1〜中の固形分10
0重量部当りでん粉、セルロース、植物蛋白等のバイン
ダー8〜50重裕部および食塩8〜15手量部を配合し
てなり、水分が全体として8〜15重量%でありかつシ
ート状形状を11してなるいかの乾燥シートであるから
、保、  存性か極めて良好であるにもかかわらず、す
るめのような靭性はなく、すなわち、縦、横の独特の組
織構造がなくなり、いずれの方向からも裂けるために食
へヤづく、また二次加工も容易であり、しかもいか独特
の風味と新しい地合の製品が得られる。また、二次加工
することにより種々の新しい加工食品を得ることができ
る。特に、本発明では、安価な材料を使用することがで
きるので、現在各国とも200カイリ漁業水域の設定で
魚介類の漁業協定をして年々我国は資源の不足をきたし
ている現状では、本発明は、いかの高度利用をもたらす
ものである。ざらに、いかの動物蛋白質の高い栄養価の
ある優れた食味の加工製品を提供するものである。
これは、人体内で合成することのできない必須アミノ酸
を多量含有していることである。しかしながら、−膜内
に頭足類筋肉のイカは、コレステロールが多く含まれて
いるといわれて動脈硬化の予防上敬遠される傾向があり
、他の成分の効果を判定しない学者の発表で間違ったと
らえ方をしている。しかしながら、イカには]レスチロ
ールが多いか、遊離アミノ酸のタウリンを特に多く含ん
でいるために、これがコレステロールを除去する効果が
あり、逆に優れた食品であるが故に、その高度利用は理
想的なものである。
また、本発明は、生いかまたはボイルいかの胴肉、鰭、
頭足、軟甲等の部分より皮部分を除去し、少量の食塩お
よび水を添加して摺り潰すことによりいかペーストをつ
くり、該ペーストにでん粉、セル[1−ス、植物蛋白等
のバインダーを配合したのち、得られたシート用原料を
乾燥することを特徴とする乾燥シートの製造方法である
から、前記のごとき効果を奏するだけでなく、目的に応
じて任意の厚さの乾燥シートが得られ、二次加工により
種々の用途に供することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生いかまたはボイルいかの胴肉、鰭、頭足、軟用
    等の部分より皮部分を除去したのち摺り潰して得られる
    いかペースト中の固形分100重量部当りでん粉、セル
    ロース、植物蛋白等のバインダー8〜50重量部および
    食塩8〜15重量部を配合してなり、水分が全体として
    8〜15重量%でありかつシート状形状を有してなるい
    かの乾燥シート。
  2. (2)シートの厚さが0.1〜3mmである特許請求の
    範囲第1項に記載のいかの乾燥シート。
  3. (3)生いかまたはボイルいかの胴肉、鰭、頭足、軟甲
    等の部分より皮部分を除去し、少量の食塩および水を添
    加して摺り潰すことによりいかペーストをつくり、該ペ
    ーストにでん粉、セルロース、植物蛋白等のバインダー
    を配合したのち、得られたシート用原料を乾燥すること
    を特徴とするいかの乾燥シートの製造方法。
  4. (4)成形は、シート用原料のコロイド液を抄造するこ
    とにより行なわれる特許請求の範囲第3項に記載のいか
    の乾燥シートの製造方法。
  5. (5)成形は、シート用原料のペーストを短繊維化した
    のち、該短繊維を抄造することにより行なわれる特許請
    求の範囲第3項に記載のいかの乾燥シートの製造方法。
  6. (6)成形は、シート用原料のペーストを離型性シート
    上に塗布することにより行なわれる特許請求の範囲第3
    項に記載のいかの乾燥シートの製造方法。
  7. (7)成形は、シート用原料のペーストを間歇的に離型
    性シート上に塗布するかあるいは繊維上のベースを固化
    することにより行なわれる特許請求の範囲第3項に記載
    のいかの乾燥シートの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5762614B1 (ja) * 2014-11-27 2015-08-12 株式会社 海泉水産 咀嚼容易なイカ冷凍食品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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