JPS6344527A - 軟骨細胞および骨芽細胞を刺激する組成物、オセインヒドロキシアパタイトコンパウンド、その製法、および前記組成物を含む製剤生成物 - Google Patents

軟骨細胞および骨芽細胞を刺激する組成物、オセインヒドロキシアパタイトコンパウンド、その製法、および前記組成物を含む製剤生成物

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JPS6344527A
JPS6344527A JP62092963A JP9296387A JPS6344527A JP S6344527 A JPS6344527 A JP S6344527A JP 62092963 A JP62092963 A JP 62092963A JP 9296387 A JP9296387 A JP 9296387A JP S6344527 A JPS6344527 A JP S6344527A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (11緒言 本発明は軟骨細胞および骨芽細胞を刺激するオセインヒ
ドロキシアパタイトコンパウンド(0)1c)に関する
。さらに本発明はOHCを製造する方法に関する。本発
明はさらに変形性関節症および骨粗鬆症の予防および治
療、並びに骨折、軟骨欠損および骨欠損の治癒をするた
めの、殊に経口投与用の製剤組成物に対するOHCの使
用に関する。
(2)発明の背景 コルチコステロイド療法に基く骨粗鬆症の予防に対する
微結晶ヒドロキシアパタイト組成物(MCHC)が既に
知られている;ビネス(A。
Pines)ほか、カーレント・メディカル・リサーチ
・アンド・オピニオン(Current Medica
l Re5earchand 0pinion ) 、
8巻、10号、1984.734〜742頁参照。該組
成物はヒドロキシアパタイトとリン酸カルシウムとの複
合塩約50重景%を含む。それはさらに約26%のコラ
ーゲンおよび約9%の非コラーゲン性タンパク質/ペプ
チドを含有する。さらにそれは約0605%のナトリウ
ム並びに→グネシウムおよびカリウム、並びに微量元素
としてフッ素、亜鉛、ストロンチウム、ケイ素、鉄、ル
ビジウム、セシウムおよび白金を含有する。最後に該組
成物はグリコサミノグリカン類、クエン酸塩および水を
含有する。MCHCの製法については何も知られていな
い。
(3)  発明の概要 本発明の目的はオセインヒドロキシアパタイトコンパウ
ンド(OHC)およびその製造方法を提供することであ
る。他の目的はOHCを含有し、軟骨細胞および骨芽細
胞の刺激(増殖)に、従って変形性関節症および骨粗鬆
症の予防および治療、並びに骨折、軟骨欠損および骨欠
損の治癒に適する製剤組成物を提供することである。
OHCは、有機成分を非変質状態で、また無機成分を生
理的均衡割合で含有するので、骨および軟骨の代謝に対
し特異的効果を有することが認められた。OHCの投与
はヒトおよび動物生体に骨格系に必須の物質(非コラー
ゲン性の骨枠異的ペプチド、局所活性の骨および軟骨細
胞調整因子、カルシウムおよびリン酸塩)が供給される
ことを保証する。OHCはコラーゲン並びに必須の骨特
異的非コラーゲン性ペプチドおよびプロテオグリカンの
有機オセインマトリックスで骨代謝を支持し、骨再生を
促進し、オセインマトリックス中に包埋されるヒドロキ
シアパタイトの無機成分の骨中のとり込みを高める。さ
らに、OHCは身体軟骨修復機構を刺激し、軟骨組織を
変質から保護する。
OHCは、骨組織の生成に関与する細胞である骨芽細胞
に特有の生物学的作用を示す。OHCは骨芽細胞の増殖
および代謝を増強し、さらに非特異的間葉細胞の軟骨芽
細胞または骨芽細胞への分化を促進する。従って、OH
Cは異なる起源の骨疾患、例えば−次および二次骨粗鬆
症における、並びに骨折および骨欠損の治癒における、
並びにプロテーゼの最適化に対する新治療約である。そ
れは記載する細胞生物学特性から明らかであり、OHC
が従来のカルシウム製剤および全骨粉より著しく優れて
いることは動物において生体内薬理学的におよびヒトに
おいて臨床的に確認された。
OHCは骨吸収を抑制するだけでなく何よりも骨成長を
促進するので、OHCは骨粗鬆症に対する治療製品内の
純骨吸収抑制剤例えばエストロゲンおよびカルシトニン
に対する真の代替物を提供する。OHCは、それが生ず
る副作用が著しく少なく例えば胃腸の副作用、関節の痛
みがない事実により同様に骨代謝を刺激する現存治療製
品例えばフッ化ナトリウムおよびジホスホナート類とは
区別される。ジホスホナート類は非常に狭い治療範囲を
有するがDHCは事実上無毒性である。
さらに、OHCは軟骨組織の形成および吸収に関与する
軟骨細胞に対して生物学的作用を及ぼす。
その表現型の損失な(軟骨細胞はOHCにより増殖およ
びその代謝の増加を刺激され、並びに医原  4性病毒
例えばコルチコステロイドから保護される。
さらに、OHCは軟骨細胞に対する非特異的間葉細胞の
分化を促進し、従って、軟骨細胞の再生に主要役割を果
す過程である軟骨様化生を促進する。
従ってOHCは、軟骨細胞の数およびそれらの代謝活性
の低下があり、また軟骨の再生が適切な軟骨様化生を要
求する変形性関節症の治療に顕著に有用である。OHC
はさらに骨粗鬆症の治療、並びに骨折並びに骨および軟
骨の欠損の治癒の支持に適する。
OHCの生物学的活性は試験管内で、例えば次のように
確認することができる、 (al  骨芽細胞、軟骨細胞および線維芽細胞のI)
NAA合成刺激、 (′b)軟骨細胞および線維芽細胞のタンパク賞合成の
刺激、 (C1全タンパク賞合成の刺激に比べて、軟骨細胞のコ
ラーゲン全合成の選択的刺激、 (di  軟骨細胞中のタンパク質xおよびyの合成の
誘発、 (e)非特異的間葉細胞の軟骨細胞または骨芽細胞への
分化の促進。
コラーゲン全合成の刺激において、コラーゲン型■およ
び■の割合は軟骨細胞培養中24時間不変のままであり
、それにより軟骨細胞の表現型をこの時間にわたって保
持する。
DNA合成に対する生物学的効果は普通に使用される方
法で、細胞系例えば373線維芽細胞による3H−チミ
ジンとり込みの刺激の測定により決定される;ジメネズ
・ド・フェア(Jimenez deAsua)ほか、
プロシーディング・オフ゛・ザ・ナショナル・アカデミ
−・オフ・サイエンス(Proc。
Nat、 Acad、 Sci、 USA)、72巻(
1975)、2724〜2728頁参照。これはマイト
ジェン物質の確認に普通に使用される生物学的方法であ
る。細胞系は培養が容易であるので細胞系をこの確認法
に用いることが有利である。
この試験法は細胞培養中の非形質転換線維芽細胞が2極
端成長状態を示すことの考察に暴く。静止状態において
細胞は00〜G3tIIにあり、従って分裂しない、さ
らに活性増殖の状態が存在する。
静止状態から増殖状態への転移は必須栄養、血清または
他の成長促進因子の濃度により調整することができる。
OHCはそのような成長促進因子を含有する。後者は中
性緩衝生理溶媒例えばリン酸塩緩衝食塩水(P B S
)または生理食塩水に可溶性であり、それらは静止37
3線維芽細胞による3H−チミジンの高刺激性用量関連
とり込みに影響を与える。
ガンマ線の照射による食品および製剤調製物の滅菌にし
ばしば使用される方法は、373線維芽細胞の3H−チ
ミジンとり込みに対する刺激効果により測定してOHC
の生物学的活性を低下しない。
この試験系はまた骨芽細胞D N A合成の細胞特異的
刺激の測定に使用できる。ラット頭蓋冠から逐次酵素消
化により得られる骨芽細胞集団が使用される。骨芽細胞
集団は骨芽細胞の成熟における種々の段階を示し、集団
1〜■は前骨芽細胞型であると、集団■〜■は骨芽細胞
型と、また集団りは静止骨芽細胞型細胞または骨細胞と
みなされる。
中性可溶化OHC成分は集団■および■の骨芽細胞に対
する用量依存性刺激効果を有する。平行して検定したラ
ット線維芽細胞の初代培養の増殖は刺激されない。これ
らの試験結果から推論すると中性可溶化OHC成分は骨
細胞特異的活性を示すであろう。
タンパク質合成に対する生物学的効果は普通に使用され
る方法で、細胞例えば373線維芽細胞のような細胞系
、またはヒト包皮線維芽細胞のL−(5−”H)−プロ
リンとり込みの刺激を測定することにより決定される。
この方法は刺激された細胞のタンパク質合成が増加する
との考察に基く。L−(5−3H)−プロリンが細胞培
地中の刺激細胞に提供されると、細胞はそれを新合成タ
ンパク質中へとり込む。設定インキュベーション期間後
、刺激効果の尺度である放射能とり込み量を測定する。
OHCは3T3線維芽細胞およびヒト包皮線維芽細胞中
のタンパク合成に高刺激、用量依存性効果を与える中性
可溶化成分を含む。
アルカリ性ホスファターゼ検定はドイツ臨床化学会(D
eutsche Ge5ellschaft fυr 
K11nischeChea+ie) 、ツアイトシェ
リフト・フェア・クリニツエ・ヘミ−・ラント・クリニ
ッシェ・バイオヘミー(Z、 K11n、 Chem、
 and K11n、 Biochem、)、8巻(1
970) 、658;9巻(1971)、464:およ
び10巻(1972)、182により推奨された方法に
より行なわれる。ホスファターゼ活性は本発明の方法に
おいて各段階で品質制御のために検定される。
表Iには分析により測定されたOHCの組成(約150
バツチから得た値)が総括される。
表  I (4)  発明の説明 本発明によれば次の工程がOHCの製造に行なわれる: 初めに公認獣医により検査された胎児〜約12刃金の哺
乳動物から骨をとり出す。とり出した後、清浄な骨を速
やかに冷凍し、必要になるまで約−20〜−30℃で保
存する:第1図、囲枠1参照。
その後処理する前に骨を検査し、それがなお新鮮である
ことを調べる、それはその臭および色により決定するこ
とができる。骨はまた検査してそれが清浄であり実際に
必要な骨であることを調べる。
必要であれば骨は大きさおよび形状について家畜の解剖
学マニュアルに対して検査する。残存する肉、鍵および
軟骨もまた除去する。
動物のアイデンティティについて疑いがあれば、種もま
た通常の免疫反応例えば沈降の助けにより決定すること
ができる。
次いで骨を粉砕機中で最大約IC11の粒径に粉砕する
(第1図、囲枠2参照)、雪粒子は次いでその残留成分
が最大約10%、または約10〜25%になるまで減圧
下に20〜80℃で乾燥する(第1図、囲枠3aおよび
3b参照)。得られた骨物質を次に酸例えば塩酸、リン
酸、酢酸、ギ酸またはクエン酸を用いて約5.0〜5.
5のpHにする。
次に骨物質を親水性かつ親油性溶媒を用いて約5%の最
大残留水分および残留脂肪含量に脱水、脱脂するか、ま
たは初めに親水性溶媒を用いて20〜80℃で約5%の
最大残留水分に脱水し次いで親油性溶媒を用いて20〜
80℃で最大約5%の残留脂肪含量に脱脂する(第1図
、囲枠4aおよび4b参照)。
生じた脱水、脱脂した骨物質を次にさらに減圧下に20
〜80℃で、例えば渦流で、約1%の最大溶媒含量に達
するまで乾燥する(第1図、囲枠5参照)。
意図する用途により得られた骨物質は次いで常法で粉砕
および篩別機中で約50〜300ミクロンの種々の粒径
の粉末に粉砕する(第1図、囲枠6参照)。
骨物質中の微生物の数が約10,000毎ダラムを越え
れば、骨物質を常法で、例えばそれをエチレンオキシド
で処理するかまたはガンマ線で照射することにより滅菌
する(第1図、囲枠10〜12参照)。製剤薬物の製造
に適するOHCが得られる(第1図、囲枠13参照)。
本発明の方法の他の様式において、上記哺乳動物の骨を
約ICIIの最大粒径に、例えば粉砕機中で粉砕する(
第2図、囲枠2参照)。骨の粒子は次に酸でpus、o
〜5.5にする0次にそれを親水性かつ親油性溶媒を用
いて約5%の最大残留水分および脂肪含量に脱水、脱脂
するか、または初めに親水性溶媒で20〜80℃におい
て約5%の最大残留水分に脱水し次に親油性溶媒で20
〜80℃において約5%の最大残留脂肪含量に脱脂する
(第2図、囲枠3aおよび3b参照)。
次いで生じた脱水、脱脂した骨物質をさらに減圧下に一
20〜80℃で、例えば渦流で、約1%の最大溶媒含量
が達成されるまで乾燥する(第2図、囲枠4参照)。必
要であれば骨物質をさらに上記のように処理することが
できる(第2図、囲枠5〜11参照)。製剤薬物の製造
に適するOHCが得られる(第2図、囲枠12)。
上記のように本発明の方法に使用する好ましい骨は長管
例えば上腕骨、大腿骨、脛骨、撓骨および尺骨、中手骨
または中足骨である。さらに仔牛(Bos tauru
s)からの骨は好ましく使用される。
生成物が変質するのを防ぐために、どの場合にも水分お
よび溶媒含量だ低下すると乾燥および脱脂温度を低下さ
せることが必要であることは明らかである。既に言及し
たように80℃の最高温度が脱水および乾燥に使用され
る。水および溶媒含量が低下すると温度を低下させ、操
作を非常に速やかに行なう。
脱水および乾燥操作中、圧力は最大約400ミリバール
である。
適当な親油性溶媒の典型的な例はアセトン、トリクロロ
エチレン、塩化メチレンおよび低沸点石油エーテルであ
る。適当な親水性溶媒の典型的な例はアセトン、エタノ
ールおよびイソプロパノ−□ルである。
生じたOHCは常法で経口投与用製剤製品、例えば顆粒
、フィルムコーティング錠、カプセル、コーティング火
剤、粉末または懸濁液に調製することができる。−日量
は0.6〜10gで2〜3回の個々の用量に分割される
。用量の単位は200〜4000■である。
顆粒の製造には、OHCは充填剤および矯味料を混合し
、水で濡らし、粒化し、乾燥する。
フィルムコーティング錠の製造には、OHCを湿り状態
で粒化し、乾燥し、次いでふるいにかける。流展剤(f
lowance agent) 、滑沢剤および崩解剤
が配合される。成形準備のできた混合物を錠剤にし、次
に薄い有色ラッカーで被覆する。
コーティング火剤の製造には、OHCを湿り状態で粒化
し、乾燥し、ふるいにかける。次いで通常の錠剤化補助
剤を加え、火剤核を形成させる。
核を分離し、白色トップコートを与え、着色し、つや出
しする。
粉末の製造には、OHCを皮殻で覆われた粒子に加工し
芳香をつけ、ふるいにかける。
懸濁液の製造には、OHCを粘度を高める補助剤ととも
に糖蜜中に懸濁させる。懸濁液を着色し、芳香をつけ、
次いで保存する。
第1図は実施例1におけるようにOHCを製造する図式
を示し、 第2図は実施例2におけるようにOHCを製造する図式
を示し、 第3図はOHC抽出物による373線維芽細胞中の3H
−チミジンのとり込みの刺激を示す。横軸はOHC抽出
物の濃度をμl/ml−培地で示す。縦軸は3H−チミ
ジンのとり込みをcpm X IQ’で示す。バーは9
個の測定値の平均値に対する標準偏差を示す。相関係数
は、0.917゜第4図はウシ胎児血清(−−−)およ
びOHC成分(−)による373線維芽細胞中のL−(
5−2H)−プロリンとり込みの刺激を示す。横軸は試
験した試料中の濃度をμl/ml!−培地で示し、縦軸
はL−(5−3H)−プロリンのとり込みをcpmx1
03で示す。
第5図はウシ軟骨細胞中の3H−チミジンとり込みの刺
激を0HC34/4の用量の関数として示す。横軸は試
験した試料中の濃度をμg/ml−培地で、縦軸は3H
−チミジンとり込みをcpm×104で示す。
第6図は単層培養中の軟骨細胞のコラーゲン合成の刺激
および全タンパク質をOHCtM度の関数として示す。
横軸は用いた活性検定タンパク質の量、μg毎ml−培
地を示す。縦軸は各培養バッチに対するそれぞれ新合成
タンパク質X−Xおよびコラーゲン0−−−0の量、μ
gを示す。
第7図は全タンパク質中のコラーゲン含量の増加パーセ
ントをOHC用量の関数として示す。
第8図は照射および非照射OHC抽出物による3T3線
維芽細胞中の3H−チミジンとり込みの刺激を示す。照
射OHC抽出物は690μg/mllのタンパク質含量
を示す(=)。非照射OHC抽出物は670μg/m1
のタンパク質含量を示す(−−−)。横軸はOHC抽出
物の濃度をμl/2.5I11−培地で示す、縦軸は3
H−チミジンのとり込みをcpoIで示す。
第9図はレンコル(Lencoll、 (登録商標)〕
、レンホス[Lenphos  (登録商標)]、レン
ソル(Lensol (登録商標)〕、レンソル凝集体
(Lensolagglomerated) 、オス・
プルビット(Oss Pu1vit)、ミツビシ・クツ
キー(Mitsubishi Cookies) 、オ
ステオトロフインク・コンセントレート、カンゾカル(
Canzocal) 、P M CおよびOHCによる
3T3線維芽細胞上の3H−チミジンとり込みの刺激を
示す。横軸は試験した試料中の濃度をμI!/ml−培
地で示し、縦軸は3H−チミジンとり込みをcpmで示
す。
調べた細胞生物学系中、単にOHCおよびP)IC並び
にレンコル(登録商標)のみが活性である。
調査した生成物各1gをPBSlomfで抽出し、遠心
分離上澄みの一部を試験した。
第10図はビタミンD2、グルコン酸カルシウムによる
、およびOHCによる処置14月後の骨皮質厚さの変化
率を示す。ビタミンD2と比較するとOHCを用いたと
きに11.6%の増加がある。
第11図は2年の期間にねたりOHCで処置しか患者(
−)および対照(−−−)中の撓骨鉱物含量BMCの平
均変化をg / ctnで示す、標準偏差がバーにより
示されている。
第12図は2年の期間OHCで処置した患者(−)およ
び対照(−−−)中の海綿質(trabecularb
one)体積(TBV)および腸骨稜の皮質厚さくCP
T)の平均変化を示す。標準偏差がバーにより示されて
いる。
第13図中縦軸は3H−チミジンとり込みをcpmで示
し、横軸は調べた試料の濃度をμg/200μl−培地
で示す。
本発明は実施例により一層詳細に例示される。
実施例1 08Cの製造(方法1〉 約3刃金の子牛(boa taurus)の長管(上腕
骨、大腿骨、脛骨、撓骨および尺骨、中手骨および中足
骨)を出発物質としてOHCの製造に用いる。
動物は公認獣医により検査される。次いでそれを屠殺し
て骨をとり出す。骨をとり出しだ後清浄な骨を速やかに
冷凍し、後の処理まで−20〜−30℃で貯蔵する:第
1図、囲枠1参照。
それを後に処理する前に、骨と新鮮さくその臭および色
により識別できる)、清浄さについて検査し、それらが
真に必要な骨であることを確認すく。肉、股および軟骨
残留物を除去する。
方法の第1段階において凍結骨1600kg(1バツチ
)を、20mm綱目を有するステンレス鋼製粉砕機中で
粉砕する。粉砕した骨の粒子の大きさは約1cmである
。骨の温度は粉末中0℃以下に維持される;第1図、囲
枠2参照。
次いで粉砕骨をステンレス鋼羽根付乾燥器中で0.97
〜0.98バールの圧力で脱水する。熱水は初め約90
℃の温度であり、乾燥の過程中に約40℃に低下される
。それ以上水が凝縮物捕集器中へ留去しなくなると(乾
燥開始後約10時間)、加熱を中止し骨組酸物をさらに
減圧下に、残留水分が最大約10%(第1図、囲枠3a
参照)または10〜25%(第1図、囲枠3b)になる
まで乾燥する。この後者の乾燥操作における骨組酸物の
温度は40℃を越えてはならない。
次いで乾燥管組成物をクエン酸でpus、o〜5.5に
する。次に乾燥管組成物を再度80〜20℃で脱水し、
脂質を除去する。このためアセトンを親水性かつ親油性
溶媒として用いるか、または乾燥管組成物を初めに20
〜80℃の温度においてアセトンで、次に第2操作で2
0〜80℃においてトリクロロエチレンを用いて脱脂す
る。残留水分および残留脂肪含量が最大5%である骨組
酸物が得られる(第1図、囲枠4aおよび4b参照)。
次いで溶媒残留物を渦流で20〜80℃、90ミリバー
ルで除去する。残留溶媒含量は約1%である(第1図、
囲枠5参照)。
生じた骨組酸物をハンマーミル中で2X20nスロツト
付ふるい中で粉砕し、上部ふるいが2.41層の網目大
きさを存し、下部ふるいが0.34璽鳳の網目大きさを
有する篩別機でふるう。2.4nふるい上に保持される
物質は廃棄し、0.34鶴ふるいを通ったものは後に使
用される。0.8u目網を挿入した粉砕機中で再度粉砕
し、0.7411の網目大きさを有するふるいと0.3
4mの網目を有するふるいを有する篩別機でふるう。0
.74 axふるい上に保持される物質を廃棄する。0
.34ioaふるいを通った物質を捕集し、再度0.8
 zmm綱網挿入した粉砕機中で粉砕する。次いで上記
のようにふるいにかける。最後に粉末を捕集し、0.2
5 x重の網目大きさを有するふるいを用いて篩別け、
0.5 w目線を挿入した粉砕機中で粉砕する。次いで
全粉末を0.25flの網目大きさのふるいに通す(第
1図、囲枠6参照)。
表■は生じたOHC粉末の分析値の摘要を示す。
表  ■ 分析でOHC組成物が10,000微生物毎ダラム以上
を含有することが示されれば、組成物をエチレンオキシ
ドで処理することにより、またはガンマ線による照射に
より滅菌する(第1図、囲枠lO〜12参照)。
製剤組成物の製造に適するOHCが得られる(第1図、
囲枠13参照)。
実施例2 0HCの製造(方法2) leaの最大粒径を有する粉砕管組成物を実施例1にお
けるように調製する。次いでこの骨組酸物をクエン酸で
pH5,0〜5.5になし、さらに実施例1におけるよ
うに処理する。
表■に示す分析値を有するOHC&Il成物が得られる
表  ■ 実施例3 3T3線維芽細胞中の3H−チミジンとり込みのOHC
による刺激 スイスマウス3 T 3 綿維芽細胞〔フロー・ラボラ
トリーズ(Flow Laboratories)製〕
をDMEM〔ダルベツコの変性イーグル培地、ベーリン
ガー、マンハイム(Boehringer Mannh
eim)製〕、中で培養する。培地は初めに濾過滅菌前
にCO□でpH6,6にした後ペニシリン100単位/
l1lll、ストレプトマイシン100■/m1 (と
もにベーリンガー、マンハイム製)およびNaHCOz
  (メルク、ダルムシュタット(Merck、 Da
rmstadt)製)3.7g/j2を補足する。さら
に培地は細胞培養のために10%ウシ胎児血清(ベーリ
ンガ、マンハイム製)を補足する。サブコンフルエント
(subconfluent)培養を5%CO□圧下に
37℃で901mペトリ皿中に成長させ、細胞を4X1
0’細胞毎10nj!培地毎ペトリ皿の初期接種で週2
回継代培養する。
下記研究のそれぞれにおいて3〜20!!代の細胞を用
いる。
3H−チミジンとり込みに対する検定はエル・ジメネズ
・デ・アスア(L、 Jimenez de Asua
)ほか〔プロシーディング・オブ・ザ・ナショナル・ア
カデミ−・オブ・サイエンス(Proc、 Natl。
Acad、 Sci、 tlsA) 、72巻(197
5) 、2724〜2728頁〕により記載されたよう
に行なう。上記保存培養からのスイスマウス3T3線維
芽細胞を、0.05%トリプシン10.02%EDTA
の無菌溶液を用いてトリプシン処理する。細胞を再びD
MEM/10%ウシ胎児血清中に4X10’細胞/ml
の濃度に懸濁させる。細胞懸濁液1 mlを1.9(J
”マイクロタイタープレート上で培養する。細胞を培地
の変更なくさらに4日間インキュベートし、静止非増殖
細胞の集蜜的細胞単層を作る。次いで培地を吸出し、ウ
シ胎児血清のない新培地1  mlで置換し、試験する
試料もまた加える。
実施例1または2において製造したOHC1gをMgお
よびCaのないリン酸塩緩衝食塩水(KClO,2gS
Mac18 gSNaHPO*” 128z02、7 
g −KHzPOa 0.2 g毎すットル)10mj
?中に懸濁させる。室温で2時間ふりまぜた後、試料を
2000 Xgで15分間遠心分離する。
遠心分離後に得られる中性可溶化OHC成分を含む透明
上澄み2〜500μm部分を次いで上に得られた3T3
線維芽細胞培養に加える。
ブランクの測定には、同一量の新培地のみを培養に加え
る。陽性対照としてウシ胎児血清2〜200μlを加え
る。検定する培養は、最後に5%Cot圧下に37℃で
20時間インキュベートし、次いで3H−チミジンでパ
ルスする。細胞は1μCi  (メチル−H)チミジン
〔アマジャム(Amersham、 IJK)製〕およ
び0.9μgメチルチミジン〔シグマ(Stgma、 
USA)製〕を含む無菌チミジン水溶液10μl/rt
rl!培地毎ウエルを加えることにより放射性標識する
。3H−チミジンを加えた後上記条件下にさらに4時間
インキュベートする。
次いで試料をシンチレーション計数にかける。
培地を吸出し、細胞層を0.02%E D T A /
PBS溶液0溶液0.5アj!する。細胞が十分離れる
まで上記のように細胞をトリプシン処理する。)ぢ濁し
た細胞をマイクロタイターダイナチク・マルチマツシュ
(Dynatech multtmash)装置中で処
理し、それらは自動的にガラス微小繊維フィルター〔ワ
ンドマン(Whatman) 934− A H)に移
される。
装置は次のようにプログラムされる: (i)PBS洗浄:(ii)5%トリクロロ酢酸(メル
ク、ダルムシスタット類)による沈殿:(iii )エ
タノール固定、ガラス微小繊維フィルターを乾燥し、シ
ンチレーションバイアルに移す。
液体シンチレーションカクテル〔l:3比のトリトンX
−100/)ルエン11中にパーマブレンド、パソカー
ド(Pern+ablend Packard)  7
 g  (メルク、ダルムシュタット)製)を加え、試
料の放射能をLKB−ワラツク(Wallac)  1
217ラツクベータ(Rackbeta)液体シンチレ
ーションカウンター中で壊変毎分として測定する。
OHCによる最大刺激は単にウシ胎児血清で達成され゛
た最大刺激の〃に達するだけである。しかし、ウシ胎児
血清がOHC抽出物より約60倍も多い全タンパク質を
含むことを想起しなければならない。従って、3H−チ
ミジンのとり込みはウシ胎児血清を用いるときより有意
に高い程度に使用OHC抽出物により刺激される。OH
Cを用いて得られた測定結果は第3図に要約される。
記載した検定系はまた実施例1または2により得たOH
C組成物の質の測定に使用できる。ウシ胎児血清を陽性
対照として、一方細胞生物検定系における内部照合とし
て、および他方OHC試料で得られた値に対する参照と
して用いるとき、OHC組成物の生物学的活性の確認に
対する活性単位を規定し、示すことができる。これはO
HC組成物の生物学的活性の標定を可能にする。
実施例4 3T3線維芽細胞およびヒト包皮線維芽細胞におけるL
−(5−’H)−プロリンとり込みのOHCによる刺激 培養細胞のプロリンとり込みは、実施例3におけるよう
に、しかし既に記載した細胞培養系中の3H−チミジン
の代りにL−(5−”H)−プロリンを用いて測定する
ことができる。この検定は培養細胞によるタンパク質の
合成速度を測定し、細胞により吸収された放射能の測定
および定量化により0HC)Jl成物の生物学的活性を
決定することができる。第4図はOHCによる3T3繊
維芽細胞中のL−(5−”H)−プロリンとり込みの刺
激を示す。
第4図はOHCMi成物が調査した細胞中のタイバク質
合成速度を実質的に増すことを示す。
実施例5 ウシ軟骨細胞培養に対するOHCの中性可溶化成分の効
果 常法でウシ胎児の置端軟骨から軟骨細胞を分離する。各
場合に10%ウシ胎児血清を補足したF12培地1 m
lで50,000細胞を4〜6日間にサブコンフルエン
トに成長させる。実施例3におけるように、生じた細胞
培養を実施例1または2により得られたOHC組成物3
4/4で処理する。
次いで細胞を実施例3におけるように3H−チミジンで
パルスし、とり込まれた放射能を測定する。
第5図は第1試験の結果の要約を与える。ウシ軟骨細胞
による3H−チミジンのとり込みは物質0HC34/4
の用量に対する応答で示される。
調べた0HC35/4が全タンパク質合成およびコラー
ゲン合成の速度を刺激することは第6図および第7図か
ら明らかである。
34/4および35/4はバッチ連続番号を示す。
実施例6 試験管内の骨細胞集団に対するOHCの中性可溶化成分
の効果 実質的にコーン(Cohn)はか〔シモンズはか(Si
mmons and Kanin)I、骨格研究、試験
アプローチ(Skeletal Re5earch、 
an Experi+nentalApproach)
 、アカデミツク・プレス(AcademicPres
s、 New York、 San Francisc
o、 London) 〜3〜20頁〕により記載され
たように、種々の骨細胞集団を1日令ウィスター(Wi
star)ラット頭蓋上から逐次時間依存性酵素消化手
順により分離するが、しかしヒアルロニダーゼ0.05
%を追加酵素として、コラゲナーゼおよびトリプシンと
ともに用いて骨組織から細胞を遊離させる。
20分の消化中に遊離された種々の細胞集団は個々の細
胞画分が得られる順序に相応するローマ数字で表わされ
る。頭蓋冠から遊離される最初の細胞集団はIと称され
、消化の1時間の過程で遊離される最後の細胞画分はL
と標識される。機能試験は集団I〜■がおそらく前原性
(asteoprogen 1tor)細胞プール(全
骨芽細胞様)の細胞に相当することを示唆する。細胞集
団■〜■は骨芽細胞様特性を有する特徴を示し、細胞集
団■Lと称されるものは静止骨芽細胞様細胞またはおそ
らく骨細胞様細胞とみなすことができる。
1.5X105細胞/m17のウシ胎児血清補足M E
 M培地〔アール塩(Earle’ s 5alts)
)の懸濁液10m1を250d組織培養フラスコ中で培
養する。5%C02圧下に37℃で9〜lO日間インキ
ニベートした後集蜜的細胞層が得られ、それを0.2%
トリプシンで懸濁液にする。細胞を400Xgで7分間
遠心分離することにより回収する。
生じた細胞ペレットを20%0%ウシ胎清および10%
DMSO補足M E M培地中に再懸濁させ、次いで懸
濁液を後に使用するまで液体窒素中で凍結する。
個々の凍結骨細胞集団を注意深く37℃にあげ、20%
0%ウシ胎清補足MEM40d中に吸収させる。それを
400Xgで7分間遠心分離し、生じた細胞ベレットを
10%0%ウシ胎清補足新培地中に再び懸濁させ、96
ウエルマイクロタイタープレート中で7〜l0XIO3
細胞毎ウエルの密度で培養する。細胞は2日間培養する
。第3日に培地を1%または2%ウシ胎児血清を含む培
地により置換する。24時間インキュベートした後、培
地を再び1%または2%ウシ胎児血清、0.5μC13
H−チミジン/rnlおよび種々の濃度の中性可溶化O
HC成分を含む新培地で置換するCPBS適量を対照溶
液に加える。
種々の骨細胞培養が実際にマイトジェンに応答すること
を確認するためにEDGF (上皮成長因子)を用いて
試験を行なう。骨細胞培養を、3H−チミジンを含む培
地で上記条件下に24時間インキュベートする。次にと
り込まれた3H−チミジンの量を実施例3におけるよう
に測定する。
試験結果は表■に要約され、各値は5試験で得られた平
均を表わし、標準偏差とともに示される。
PBS中に溶解したOHC成分は200μlの全培地体
積に対し5〜50μlの量で培地に添加する。
表   ■ 1%または2%FC3の存在下の中性可溶化OHC成分
VおよびXによる刺激に対する3H−チミジンとり込み
表  ■ (続き) *FC3=ウシ胎児血清 表■から、中性可溶溶性OHC成分がPBSで処理した
対照培養に対照して骨細胞集団Vおよび■の増殖を刺激
することが明らかである。骨細胞集団Iおよび■は反応
を示さない。結果は第13図にグラフで示される。
実施例7 表Vに中性可溶化OHC成分(OHCX)の作用をラッ
ト皮膚線維芽細胞で検定した試験の結果の要約が示され
る。
表   V 種々の濃度の0HCXに対する応答におけるラット皮膚
線維芽細胞の:IH−チミジンとり込みno FCS 
          450 ±29+15μI PB
S      485±38+  7.5 、l OH
CX    343±18+ 15.0μl OHCX
    582±42+ 30.0μl OHCX  
  618 ±161χFC5−917±85 +15μI PBS      921 ±33+7.
5μm 0HCX    606±32+ 15.0 
/710HCX    643±33+ 30.0 μ
l OHCX    783 ±792χFC3−10
51±23 +15μI PBS      1127 ±51+ 
 7.5 、l OHCX    1059 ±38+
 15.0 、l OHCX    920±35+ 
30.0μl OHCX    1140±57表Vに
要約される結果から、ラット皮膚線維芽細胞を0HCX
により刺激できないことを知見することができる。
表■に要約された試験結果と表Vに要約された試験結果
とを比較すると、0HCXの観察されたマイトジェン活
性が骨芽細胞に特異的であることが明らかになる。
実施例8 照射OHCの生物学的活性の測定 実施例1または2におけるように製造したOHCを25
 KGy (2,5Mrad)で照射する。試験を実施
例3におけるように行なう、結果は第8図に示される。
第8図に照射および非照射OHCのPBS抽出物の種々
の量を用いた刺激る対する3T3線維芽細胞によりとり
込まれた3H−チミジンの結果が要約される。第8図か
ら照射がOHCの生物学的活性に影響を与えないことを
知見できる。
実施例9 同領域の指標に対するOHCの効果と公知製剤の効果と
の比較 検定する物質各1gをねじふたバイアルに秤取し、PB
310mAを加える。室温で2時間ふりまぜた後、MS
Eテーブル遠心分離機中で3600rp+wで10分間
遠心分離する。透明上澄みをデカントし、沈殿を廃棄す
る。溶液のタンパク質含量をプラトフォード(Brad
ford)  (アナリティカル・バイオケミストリー
(Anal、 Biochem、) 、72(1976
) 、248頁〕による記載のように測定する。3T3
線維芽細胞中の3H−チミジンのとり込みを実施例3に
おけるように刺激して評価する。
表■に比較した製剤およびその抽出性タンパク質含量が
要約される。
表   ■ 1102タンパク     U レンコル(Lencoll■)          3
30  pgレンホス(Lenphos■)     
    105 μgレンソル(Lensol■)  
       3850  pg′α叩1氏8、。me
ra Led) 4200   μ g オスプルビット(Osspulvit■)      
24 μgミツビシ・クツキー          8
2 μg(旧tsubishi Cookies■)P
MC■)              4008gオス
テオトロフィック・         22 μgコン
セントレート カンゾカル(Canzocal■’)        
2 B、 5μgOHC(本発明)         
  600 μg試験結果は第9図に要約される。不活
性物質はブランクと区別できず、従って示すことができ
ない。
第9図からOHCがDNA合成の刺激において他の製品
より著しく優れていることを知見できる。
実施例10 動物試験における骨の治癒に及ぼすOHCの効果骨の治
癒に及ぼすOHCの効果は60成ウサギは用いた研究で
確認される。精密工学を用いて両膝関節の遠位大腿骨端
中に大きさおよび位πの等しい軟骨/骨欠損を導入する
動物は無作為に各15動物4群に分ける。非処置群が対
照の役目をする。第1群は毎日0HC830■(カルシ
ウム178.0■)を与え、第2群は毎日灰化0HC5
10■(すなわち活性有機成分のない骨鉱物、カルシウ
ム178.9■)を与え、第3群は毎日炭酸カルシウム
650■(カルシウム189.7■)を与える。表■に
試験設計が詳記される。
1−一二! 試験設計 欠損の導入後7日〜23日に動物を一連の螢光標識で処
置する。5動物を5週、8週および12週後にそれぞれ
解剖する0組織学切片を螢光顕微鏡で骨欠損の領域中の
切片平面の標準化位置および解像力で調べる。顕微鏡写
真を螢光強度、欠損充填の性質および程度、並びに新管
成長の構造に暴く指数点茶で評価する0表■に結果が示
される。
表−一−1 異なる処置および試験持続期間による合計指数点の平均
および標準偏差 011C24,3±4.8  31.8±1.1  3
4.3±2.40IC24,4±4.2  28.2±
4.1  25.0:12.8(灰化) 3処置群は非処置対照群より有意に改良された無機質化
を示す。他の2活性処置とは対照的にOHCによる療法
は骨欠損の治癒に著しい改良を生ずる。
OHCおよび灰化OHCで得られた試験結果を比較する
と、有機成分が破壊されるとOHCの有利な効果が失な
われることが明らかになる。
実施例11 動物試験における関節軟骨細胞の超微細構造に及ぼすO
HCの効果 コルチコイド損傷後、関節軟骨細胞超微細構造に及ぼす
OHCの効果をラットによる一連の生体内試験で調査し
た。定量的評価は新興現性形態測定の使用により行なう
ことができる;アンネフエルド(M、 Annefel
d)、 Int、 J、 Ti5s、 Reac、、■
巻〔4〕、(1958)、273〜289頁参照。
試験は5おすウィスターラフト3群で行なわれる。第1
群は対照群であり、処置されない。第2群はデキサメサ
ゾンを筋肉内に投与し、第3群はデキサメサゾンを筋肉
内およびさらにOHCを経口で与える。試験設計は表■
に要約される。
群        用量毎動物  所与薬物  調査持
続 動物毎週    用量全数  期間 週  数i、
m、 =筋肉内、  p、o、−経口5週間処置した後
動物を解剖する。両膝関節の大腿骨および脛骨から全軟
骨組織を切除し、組織を電子顕微鏡検査のために調製す
る。各動物から50軟骨細胞を形態測定学的に分析する
対照に比べてデキサメサゾンで処置した動物はその関節
軟骨細胞の小胞体の長さおよびゴルジ装置の全表面の低
下を高軟骨細胞死亡率とともに示す。この電子顕微鏡所
見はコルチコステロイドによる関節軟骨細胞に対する損
傷の明らかな証拠である。
OHCで追加処置した動物はその関節軟骨細胞中の小胞
体およびゴルジ装置の表面の非常に小さい低下を示す。
OHCはデキサメサゾンで増加した軟骨細胞の致死率を
対照水準以下にまで低下し、同時にOHCはまたミトコ
ンドリアの全表面および数を増加する。これらの所見は
経口投与後OHCが軟骨細胞の代謝を増加する事実を示
す。表Xは試験結果の要約を示す。
1−及 5週継続試験後軟骨細胞超微細構造の 形態測定的測定 デキサメサゾンおよびOHCの影響: 1=対照と試験群との間に統計的に有意な差異2=デキ
サメサゾン処置群とデキサメサゾンおよび療法の両方を
与えた群との間に統計的に有意な差異 p=0.01、  n=250毎群 この試験から試験管内の0l−ICによる細胞生物学試
験で得られた結果(実施例3〜6参照)もまた生体内で
その有効性を保持することを知見することができる。さ
らに、結果はOHCがコルチコステロイドの軟骨および
骨細胞に対する負効果を細胞代謝の調整により防ぐこと
を示す。
実施例12 骨治癒の支持に対するOHCの使用 プラシーボに対する骨折治癒におけるOHCの影響を二
重盲検法で臨床的に調べる。
無作為化した後脛骨幹骨折85症例を2投薬法の1つで
6週間処置する。表XIに患者の年令および処置の型の
概観が示される。
表−一旦 〉55才    1313 〈55才    3623 脛骨幹骨折の硬着は次のパラメーターにより決定される
: a)骨折部位における不動性状態 b) 痛みの有無 C)骨折端の可動化 d)骨折端の最大装填 e)放射線所見 年長患者の場合には、OHC処置による硬着は約11週
後に、すなわちプラシーボを用いたとき(14,2週、
p<0.05)よりも著しく速やかに生ずる。若年患者
の場合には、差は統計的に有意でない(12,5週対1
1.5週)。これらの試験結果から、プラシーボ群の場
合に外科を必要とする治癒中の合併症の数が3倍も高い
ことを想起すれば、OHCが指図骨折治癒を促進するこ
とが明らかである。
実施例13 0HCによる骨粗〃症の治療 制御研究において、コルチコイド誘発骨粗鬆症に対する
OHCの影響を調査する。
リウマチ性関節炎の治療にコルチコステロイドを受けた
少くとも50才の64患者を治療のために統計的に等し
い群に無作為化する。群1中の患者はその通常の治療に
加えて毎日0HC4,9gを与える。群2の患者にはO
HCを投与しない。
処置期間の終りに幹高さ減および撓骨骨密度の低下がO
HC処置群において対照群より著しく低い。他のパラメ
ーター例えば尺骨骨密度および背痛が同様にOHC処置
群において対照よりも非常に改良されるが、しかし統計
的有意に達しない。
結果は表Xffに要約される。
n、s、 ”有意差なし OHCによる治療はまたステロイドで治療されたリウマ
チ患者における骨減少症の進行の防止に十分である。こ
の研究からOHC治療が全身性コルチコステロイド治療
を開始するとすぐ骨減少症め発生を示す臨床症状を待た
ないで開始すべきであることが明らかである。
実施例14 カルシウムと比較したOHCによる骨粗髭症の治療 臨床研究において、ビタミンD、 、OHCおよびグル
コン酸カルシウム原発性肝硬変に対する療法の一部とし
ての効果を調べる、後者の状態は速やかな骨減量を生ず
る。
ビタミンD2は原発性肝硬変で骨粗鬆変化を有する65
名の閉経期後婦人に非経口投与される。
この患者の集団を統計基準で3群に分ける。第1群は2
2患者を含み、ビタミンD2のみ(対照)を与える。第
2群を形成する21患者はそのビタミンD2療法に加え
て毎日0HC6,6gを与える。
22患者の第3群は第2群の患者に与えたOHCに等し
い用量で、すなわちグルコン酸カルシウムの4沸騰錠剤
毎日でカルシウムを与える。
療法14月後、ビタミンD2による非経口治療が単独で
、中手骨指数により測定して骨mtの阻止に十分でない
こと、さらにビタミンD2とグルコン酸カルシウムとの
組合せが単にかろうじてその後の骨fIi量の停止に十
分であること、およびビタミンD2とOHCとの組合せ
のみが対照に比べて骨皮質に統計的に有意な11.6%
の増加を生じたことが確認される。試験結果は第10図
に要約される。これらの試験結果はOHCが単なる純カ
ルシウム製剤でないことを示す。
実施例15 0HCによる骨粗髭症の治療 慢性活性自己免疫肝炎に対して少くとも1年間のプレド
ニソロンおよびアザチオプリンによる治療下にあった3
6患者を統計的基準で2群に分ける。第1群中の18患
者は毎日0HC6,6gを2年間与え、対照群中の18
患者はOHCを与えない。
試験結果は光デンシトメトリーおよび骨生検により得ら
れる。2年後、対照群は撓骨の鉱物含量BMCCr単」
光デンシトメトリー)および腸骨稜の皮質厚さCPT 
(骨生検)に統計的に有意な低下を生じた(第11図お
よび第12図参照)。
骨生検で対照群中に海綿質体積(TBV)の明らかな低
下があったことが認められる(第12図参照)。一方、
OHC療法の場合に撓骨の鉱物含量は一定に保持され(
第11図参照)、海綿質体積が増加し、皮質厚さの低下
は対照群におけるより統計的に小さい(第12図)。治
療2年間の間に、対照群の3患者が推骨変形を示し、O
HC群は1患者も示さない。5患者はムニエル(Meu
nier)により仮定された「推骨骨折域値」以下の1
1%±3%の海綿賞体積(TBV)を示したが、しかし
OHCで治療した危険4患者のいずれも椎骨骨折を生じ
ない、しかし対照患者(TBV>16%)中の3患者は
TBV水準の11%への低下を伴なって推骨変形を示す
実施例16 卵巣摘出後のOHCの効果 遡及的に制御された研究において、普通の骨特異性パラ
メーター(アルカリ性ホスファターゼの骨特異的アイソ
エンザイムー骨芽細胞標識;尿中のヒドロキシプロリン
−破骨細胞標識;「酒石酸塩耐性」酸性ホスファターゼ
−破骨綿ζ胞標識)を用いると、一方で血清中の酵素水
準が卵巣摘出の直後に鋭敏に上昇しく高く強い骨交代の
徴候)、他方、9月間毎日0HC7,5gによる治療が
高い骨交代水準を規格化し、それにより危険を低下する
ことが示される。生物化学的所見に平行して骨増加がO
HCを投与したときに認められ、これは中手骨指数によ
り測定することができる。治療前に測定された1年当り
1.1±0.6%の皮質骨減量がOHC療法の場合に1
年当り0.2±0.3%の統計的に存意な陽性増加に変
化する。
実施例17 明らかな骨粗鬆症におけるOHCの効果のコンピュータ
ー断層撮影測定 骨粗鬆症患者11名(男性2名、女性9名)を2年間毎
日0HC7,5gで治療し、定量コンピューター断層撮
影を用いて調べる〔ルグセガー(P。
Ruegsegger)ほか、ジャーナル・オブーコン
ピューター・アシステツド・トモグラフィー(J、 C
omput。
As5ist、 Tomogr、)、5  (1981
) 、394〜390頁参照〕。患者の年令構成に基き
、海綿質密度を平均すると毎年2.7%の減量が予想さ
れる。
しかし、OHC療法の場合に、事実上すべての処置患者
が海綿状骨質量の小増加を示すことが認められる。その
ような増加は他にフッ化ナトリウム療法の場合にのみ認
められるが、しかし後者の場合に、効果はそれほど規則
的かつ連続的でなく、若干の患者(応答者)にのみ認め
られた。最近の結果〔ダンバッハ−(M、 A、Dam
bacher)ほか、ボーン(Bone) ?、199
〜205頁参照〕は骨粗鬆症の標準療法(フン化ナトリ
ウムまたはフン化ナトリウムとカルシウムの組合せ)が
疾患の進行を阻止できない(骨減量を完全に抑制できず
、椎骨圧迫骨折速度が増す)ことを示す。非処置患者に
おける自然海綿質増加は今まで決して認められなかった
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1におけるOHCを製造する図式を示し
、 第2図は実施例2におけるOHCを製造する図式を示し
、 第3図はOHC抽出物による3T3線維芽細胞中の!H
−チミジンとり込みの刺激を示すグラフであり、 第4図はウシ胎児血清(−−−)およびOHC成分(=
)による373線維芽細胞中のL−(5−3H)−プロ
リンのとり込みの刺激を示すグラフであり、 第5図はウシ軟骨細胞中の2H−チミジンとり込みの刺
激を0HC34/4の用量の関数として示すグラフであ
り、 第6図は単層培養中の軟骨細胞のコラーゲン合成の刺激
および全タンパク質をOHC?M度の関数として示すグ
ラフであり、 第7図は全タンパク質中のコラーゲン含量の増加パーセ
ントをOHCの関数として示すグラフであり、 第8図は照射および非照射OHC抽出物による3T3線
維芽細胞中の3H−チミジンのとり込みの刺激を示すグ
ラフであり、 第9図はOHCおよび公知製剤による373線維芽細胞
の3H−チミジンとり込みの刺激を示すグラフであり、 第10図はビタミンD!、グリコン酸カルシウムおよび
OHCによる処置14月後の骨皮質厚さの変化率を示す
グラフであり、 第11図は2年゛間にわたりOHCで処置した患者(−
)および対照(−−−)中の撓骨鉱物含量BMCの平均
変化を示すグラフであり、 第12図は2年間OHCで処置した患者(−)および対
照(−−−)中の海綿質体積(TBV)および腸骨稜の
皮質厚さくCPT)の平均変化を示すグラフであり、 第13図は3H−チミジンのとり込みと試料の濃度との
関係を示すグラフである。 3日−フ゛ロリン Fig、  t+ Cヨー 1      %  全タンパク賞中のコラーデン時開
(′4) Fig、11 Fig、 12 骨和胞軍団

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の乾燥物質分析パラメーター: 官能検査:細粒〜多少粒状、ベージュ〜灰色粉末弱い自
    然臭 アイデンティティ:−カルシウムおよびホスファターゼ
    、確認−コラーゲン、確認 水分:<7% 全灰分:51.3−62.7% カルシュウム:19.2−23.6% リン:8.9−10.9% コラーゲン:23.4−28.6% 非コラーゲン性タンパク質/ペプチド:7.2−10.
    8%微量元素:F、Na、K、Mg、Fe、Zn、Cu
    およびNi、確認ホスファターゼ活性:0.5−15m
    E/mg異常毒性:不耐性の徴候なし 全微生物含量:<10^4/g 酵母/かび:<10^2/g 腸内細菌:<10^2/g 特異微生物種:存在せず に特徴があり、次の生物学的活性: (a)骨芽細胞、軟骨細胞および線維芽細胞のDNA合
    成の刺激、 (b)軟骨細胞および線維芽細胞のタンパク質合成の刺
    激、 (c)全タンパク質合成の刺激に比べて、軟骨細胞のコ
    ラーゲン全合成の選択的刺激、 (d)軟骨細胞中のタンパク質xおよびyの合成の誘発
    、 (e)非特異的間葉細胞の軟骨細胞または骨芽細胞への
    分化の促進、 を特徴とするオセインヒドロキシアパタイトコンパウン
    ド(OHC)。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項記載のオセインヒドロ
    キシアパタイトコンパウンドを製造する方法であって、 (a)胎児〜約12月令哺乳動物の骨を最大約1cmの
    粒径に粉砕し、 (b)骨粒子を減圧で約20〜80℃において最大約1
    0%または約10〜25%の残留 水分まで乾燥し、 (c)生じた骨物質を酸でpH5.0〜5.5になし、
    (d)次いで親水かつ親油性溶媒で最大約5%の残留水
    分および残留脂肪含量に脱水、脱 脂するか、または親水性溶媒で20〜80 ℃において最大約5%の残留水分に脱水し 次いで親油性溶媒で20〜80℃において 最大約5%の残留脂肪含量に脱脂し、 (e)脱水、脱脂した骨物質を減圧で20〜80℃にお
    いて約1%の最大溶媒含量に乾燥し、(f)骨物質を約
    50〜300ミクロメートルの粒径に粉砕し、次いで滅
    菌する、 ことを含む方法。
  3. (3)特許請求の範囲第(1)項記載のオセインヒドロ
    キシアパタイトコンパウンドを製造する方法であって、 (a)胎児〜約12月令哺乳動物の骨を最大約1amの
    粒径に粉砕し、 (b)骨粒子を酸でpH5.0〜5.5になし、(c)
    次いで親水かつ親油性溶媒で最大約5%の残留水分およ
    び残留脂肪含量に脱水、脱 脂するか、または親水性溶媒で20〜80 ℃において最大約5%の残留水分に脱水し 次いで親油性溶媒で20〜80℃において 最大約5%の残留脂肪含量に脱脂し、 (d)脱水、脱脂した骨物質を減圧で20〜80℃にお
    いて約1%の最大溶媒含量に乾燥し、(e)骨物質を約
    50〜300ミクロメートルの粒径に粉砕し、次いで滅
    菌する、 ことを含む方法。
  4. (4)長骨を用いる、特許請求の範囲第(2)項または
    第(3)項記載の方法。
  5. (5)肉用仔牛の長骨を用いる、特許請求の範囲第(2
    )項または第(3)項記載の方法。
  6. (6)特許請求の範囲第(1)項記載のオセインヒドロ
    キシアパタイトコンパウンドを用いて製剤組成物を製造
    する方法。
  7. (7)特許請求の範囲第(1)項記載のオセインヒドロ
    キシアパタイトコンパウンドを変形性関節症および骨粗
    鬆症の予防および治療に、並びに骨折、軟骨欠損および
    骨欠損の治癒に用いる方法。
  8. (8)特許請求の範囲第(1)項記載のオセインヒドロ
    キシアパタイトコンパウンドおよび場合により補助剤お
    よび添加剤を含む経口投与用製剤組成物。
  9. (9)変形性関節症および骨粗鬆症の予防および治療、
    並びに骨折、軟骨欠損および骨欠損の治癒をする方法で
    あって、前記処置を必要とする患者に、特許請求の範囲
    第(1)項記載のオセインヒドロキシアパタイトコンパ
    ウンドの有効量を与えることを含む方法。
JP62092963A 1986-08-05 1987-04-15 軟骨細胞および骨芽細胞を刺激する組成物、オセインヒドロキシアパタイトコンパウンド、その製法、および前記組成物を含む製剤生成物 Granted JPS6344527A (ja)

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