JPS6343891Y2 - - Google Patents

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JPS6343891Y2
JPS6343891Y2 JP1980003416U JP341680U JPS6343891Y2 JP S6343891 Y2 JPS6343891 Y2 JP S6343891Y2 JP 1980003416 U JP1980003416 U JP 1980003416U JP 341680 U JP341680 U JP 341680U JP S6343891 Y2 JPS6343891 Y2 JP S6343891Y2
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shaped
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support
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JP1980003416U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、平行に並べて形成された畝と畝との
間が通路として利用される圃場に用いる植物栽培
用ハウスに関し、更に詳しくは、アーチ状の支柱
を各畝上に縦方向に一列に間隙をあけて立設し、
アーチ状の支柱の上部を屋根支持部とし、この屋
根支持部の両側の軒先部分を屋根支持部の中央部
より低くし、横方向に並んだアーチ状の支柱の上
部の軒先部分同士を横連結材にて連結し、縦方向
に並んだアーチ状の支柱同士を縦連結材にて連結
し、縦方向に並んだアーチ状の支柱の上部の屋根
支持部の相互間に各畝毎にそれぞれ別々の屋根を
架けわたして成る植物栽培用ハウスに係るもので
あつて、その目的とするところは縦方向、横方向
にそれぞれ立設したアーチ状の支柱を横連結材及
び縦連結材にて連結することで全体の強度が強
く、しかも横方向に並んだアーチ状の支柱の上部
同士を横連結材にて連結することでアーチ状の支
柱内を人が通る際に横連結材が邪魔とならず農作
業に支障をきたすことがなく、またアーチ状の支
柱の上部に屋根を架けわたすことで、葉面、花、
果実等に直接雨がかからないようにすることがで
きる植物栽培用ハウスを提供するにある。
本考案を以下実施例により詳述する。図中1は
アーチ状の支柱であり、このアーチ状の支柱1は
第2図aのように1本の棒又はパイプをアーチ状
に屈曲して形成したものや、第2図b,c,dの
ように上部に屋根支持部5を有する支柱体6を2
本1組として組合せて形成したものや、あるいは
第2図e,f,gのように2本の支柱体6の上部
にアーチ体7を架けわたして固定したもの等があ
る。上記のような各実施例に示すアーチ状の支柱
1は例えば丸鋼管の表面をポリ塩化ビニルなどの
合成樹脂で被覆して形成してあるがアーチ状の支
柱1の材料として必ずしもこれにのみ限定される
ものではない。上記のような構成のアーチ状の支
柱1を圃場に縦方向及び横方向に間隔をあけて立
設する。この場合アーチ状の支柱1は縦方向に平
行に並んで形成した畝8に下端部を差し込んで立
設するものであり、畝8と畝8の間が通路9とな
つている。ところで上部に屋根支持部5を有する
支柱体6を2本組み合せてアーチ状の支柱1とす
る実施例にあつては、2本の支柱体6を屋根支持
部5部分で重ね、この部分を接着テープ10や鉄
線や紐等で結束するか溶接固定などすることによ
つて両屋根支持部5を結合せしめてアーチ状の支
柱1を形成するものである。アーチ状の支柱1を
上記のようにして縦方向及び横方向に間隔をあけ
て立設したら次に棒又はパイプ状の棟材11を縦
方向に並んだアーチ状の支柱1の上部中央(この
部分が最も高い位置となつている)に架けわた
し、取付け金具12によつて取付けるものであ
る。取付け金具12は第4図a、第5図aに示す
ように1本の弾性を有する金属線材を屈曲して形
成したものであり、U状屈曲部13の両端にそれ
ぞれ山形状屈曲部14を設け、山形状屈曲部14
の先端に直線部15を設け、直線部15の先端に
内側に向けて下向きにU状係止部16を設けた構
造となつている。取付け金具12でアーチ状の支
柱1に棟材11を取付けるには、第4図bに示す
ように棟材11とアーチ状の支柱1とを交差させ
た状態で、U状屈曲部13を棟材11に引掛け、
山形状屈曲部14で棟材11をおおうようにして
押え、両U状係止部16を棟材11にそれぞれ弾
性的に係止するものである。ここで屋根支持部5
を2つ重ねたものの場合には山形状屈曲部14の
巾を2つの屋根支持部5をおおうことができるよ
うな広巾とし、その他の場合は山形状屈曲部14
の巾は上記の略1/2の巾としておく。縦方向に並
んだアーチ状の支柱1は更にアーチ状の支柱1の
上部の端(すなわちアーチの端)間に棒又はパイ
プ状の軒材17が架設される。アーチ状の支柱1
のアーチの端に軒材17を取付けるには上記と同
様の取付け金具12によつておこなう次に横方向
に並んだアーチ状の支柱1の上部同士を棒又はパ
イプ状の横連結材2にて連結する。この場合もア
ーチ状の支柱1乃至軒材17に上記取付け金具1
2によつて取付けるものである。ここで軒材17
はアーチ状の支柱1及び横連結材2の下面側に位
置し、屋根4を張つたとき風による吹き上げ力が
加わつても軒材17が上方に浮き上がらないよう
にしてある。次にアーチ状の支柱1に補強鉄線1
8を取着し、この補強鉄線18を杭19に取着し
てアーチ状の支柱1を畝方向に補強する。また鉄
線20でアーチ状の支柱1と横連結材3とを結束
して鉄線20を杭21に取着する。縦方向に並ん
だアーチ状の支柱1はアーチ状の支柱1の脚の略
中央部を棒又はパイプ状の横架材22にて連結さ
れるものであり、連結に当つては上記した取付け
金具12によつておこなうものである。図中23
は棒又はパイプ状の中間支柱であつて、畝8に差
し込んで横架材22の外側に取付けてあり、取付
けに当つては取付け金具12によつておこなうも
のである。アーチ状の支柱1の上部には屋根4が
架けわたされるが、図の実施例では縦方向に並ん
だアーチ状の支柱1の上部をそれぞれ屋根4,
4、……にておおつたもの(すなわち各畝8ごと
に屋根4,4,4でおおつたもの)が示してあ
る。屋根4は透明合成樹脂シートのようなシート
状物であり、縦方向に並んだアーチ状の支柱1上
に被せ、両側端縁部に設けたはとめ27と棟材1
1とをひも状体24で結束してあり、縦方向の端
部は結束してひも状体25によつて引張つて杭2
6に取付けてある。ところで棟材11、軒材1
7、横架材22はいずれも縦方向に並んだアーチ
状の支柱1を連結するための部材であつて縦連結
材3となつている。また棟材11、軒材17、横
架材22、横連結材3、中間支柱23の材料の一
例を示すとアーチ状の支柱と同じく丸鋼管の表面
をポリ塩化ビニルなどの合成樹脂で被覆して形成
したものなどが用いられる。この場合中間支柱2
3には節状部28を設けておく。なお棟材11、
軒材17、横架材22、横連結材3として棒又は
パイプ状のもののかわりにワイヤを用いてもよ
い。この場合はワイヤの端部を引張つて地中に打
込んだ杭に固着するものである。また中間支柱2
3として棒状、パイプ状のものにかえてひも状体
を用いてもよい。この場合ひも状体の一端を横架
材22に取付け、他端を自由端としておくか、あ
るいは他端を地中に打込んだアンカーなどに取付
けるかしておくものである。また上記実施例で取
付け金具12を使用したのは組立て及び分解が容
易におこなえるようにしたためであるが、取付け
金具12にかえて金属線やひも状体を用いてもよ
く、あるいは取付け金具12とひも状体とを併用
してもよいものである。しかして畝8にトマト、
きゆうり、豆類等の茎自体で作物を支える力の弱
い植物を植え、中間支柱23で支えて栽培を行う
ものである。ここで屋根4を設けることでトマト
などの開花結実期などに雨があたると花が落ちた
り、病気が発生したり、更に収穫期には雨による
果実の割れたりして品質が落ち収穫量が減少する
のを防止しており、また前後左右は開口している
ため通風がさえぎられることなく、病虫害の発生
を防止するようにしてある。ここで植物は中間支
柱23の根元よりやや内方に植えるのが好ましい
が、必ずしもこれにのみ限定されるものではな
い。もちろんアーチ状の支柱1に植物を支持させ
るようにしてもよい。ところで通常農作業者は畝
8と畝8との間の通路9を通るが、必要に応じて
アーチ状の支柱1をくぐつて畝8の中央部を通つ
てもよい。したがつて横連結材2は農作業者の通
行に支障がないようにアーチ状の支柱1の上部間
に架けわたしてあり、横連結材3の高さは例えば
約2m前後としておく。なお図中29はパイプ状
のものの場合に用いるキヤツプである。
本考案は、縦方向の畝を平行に並べて形成する
と共に畝と畝との間を通路とした圃場に用いる植
物栽培用ハウスにおいて、 アーチ状の支柱を各畝上に縦方向に一列に間隙
をあけて立設し、アーチ状の支柱の上部を屋根支
持部とし、この屋根支持部の両側の軒先部分を屋
根支持部の中央部より低くし、横方向に並んだア
ーチ状の支柱の上部の軒先部分同士を横連結材に
て連結し、縦方向に並んだアーチ状の支柱同士を
縦連結材にて連結し、縦方向に並んだアーチ状の
支柱の上部の屋根支持部の相互間に各畝毎にそれ
ぞれ別々の屋根を架けわたしたものである。その
ため、複数列の畝に立設した各列のアーチ状の支
柱同士を縦方向および横方向に連結でき、縦方向
および横方向(本考案の第6図矢印イ方向および
ロ方向)からの外力に対して強く、風が吹いても
傾いたり倒れたりせず、また風の吹き上げに伴う
軒先部分の浮き上がりが横連結材が抵抗となつて
阻止され、しかもこのように縦方向および横方向
からの外力に対して強くなるように縦連結材、横
連結材で連結したものであるにもかかわらず、横
連結材はアーチ状の支柱の上部の屋根支持部の軒
先部分同士を連結するので屋根支持部に屋根を架
けわたしても、横連結材に邪魔されることなく畝
の中央上方が高く、両側が低くなるように屋根支
持部上に屋根を架けわたすことができ、屋根から
の雨水は畝と畝との間の通路に流れて通路により
排水されることとなり、畝に植えた植物の根ぐさ
れを防ぐことができるのである。しかもこのよう
に横連結材を軒先部分に位置させて畝上方の屋根
を中央が高く両側が低くなるようにした場合、屋
根支持部の頂部よりも下方に横連結材が位置する
こととなるが、畝と畝との間の通路を通る場合、
通路は畝よりも低いため、この高低差が上記横連
結材が屋根支持部の頂部より下方に下がつている
分を補い、通路を人が通るのに横連結材が邪魔に
ならないのである。またアーチ状の支柱の上部に
屋根を架けわたしてあるので、開花結実期、収穫
期などに雨を避けることができ高品質、高収穫量
の栽培ができるものであり、また前後左右は開放
しているので植物に十分太陽光線が挿し込むと共
に通風をさまたげることがなく、病虫害の発生を
少なくすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の屋根を張つていな
い状態の斜視図、第2図a,b,c,d,e,
f,gはそれぞれ本考案に用いるアーチ状の支柱
の斜視図、第3図は同上の要部拡大斜視図、第4
図a,bは同上に用いる取付け金具及び取付け金
具による取付状態を示す斜視図、第5図a,bは
同上の他の取付け金具及び取付け金具による取付
状態を示す斜視図、第6図は同上の屋根を張つた
状態の斜視図、第7図は本考案の他の実施例の屋
根を張つていない状態の斜視図であつて、1はア
ーチ状の支柱、2は横連結材、3は縦連結材、4
は屋根である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 縦方向の畝を平行に並べて形成すると共に畝と
    畝との間を通路とした圃場に用いる植物栽培用ハ
    ウスにおいて、 アーチ状の支柱を各畝上に縦方向に一列に間隙
    をあけて立設し、アーチ状の支柱の上部を屋根支
    持部とし、この屋根支持部の両側の軒先部分を屋
    根支持部の中央部より低くし、横方向に並んだア
    ーチ状の支柱の上部の軒先部分同士を横連結材に
    て連結し、縦方向に並んだアーチ状の支柱同士を
    縦連結材にて連結し、縦方向に並んだアーチ状の
    支柱の上部の屋根支持部の相互間に各畝毎にそれ
    ぞれ別々の屋根を架けわたして成る植物栽培用ハ
    ウス。
JP1980003416U 1980-01-16 1980-01-16 Expired JPS6343891Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980003416U JPS6343891Y2 (ja) 1980-01-16 1980-01-16

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JP1980003416U JPS6343891Y2 (ja) 1980-01-16 1980-01-16

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Publication Number Publication Date
JPS56104350U JPS56104350U (ja) 1981-08-14
JPS6343891Y2 true JPS6343891Y2 (ja) 1988-11-15

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ID=29600182

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JP1980003416U Expired JPS6343891Y2 (ja) 1980-01-16 1980-01-16

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5882073B2 (ja) * 2012-02-06 2016-03-09 豊田興産株式会社 ビニールハウス

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49291U (ja) * 1972-04-05 1974-01-05
JPS5327881U (ja) * 1976-08-17 1978-03-09

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5630194Y2 (ja) * 1978-05-15 1981-07-17

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