JP3215966U - 園芸用トンネル支柱 - Google Patents

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Abstract

【課題】堅牢で、園芸用資材の取り付けが容易な上、作物を栽培し易い園芸用トンネル支柱を提供する。【解決手段】半円状の屋根部5と、屋根部5の両端5b、5cから垂下する横架材取付部10と、屋根部5の両端5b、5cを連結して補強する連結補強部20と、屋根部5の中央5aから連結補強部20を貫通して鉛直下方に伸びる支柱部25とを備えている。屋根部5の中央部、及び横架材取付部10には、隣接する屋根部5、及び横架材取付部10を並列して接続する横架材を取り付け可能な横架材取付孔10d、10e、10fが設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、複数個が並列して用いられ、上部が半円状の園芸用トンネル支柱に関する。
従来、複数個が並列して用いられ、上部が半円状の園芸用トンネル支柱として、図6に示すものが知られている。この園芸用トンネル支柱90は、一般に樹脂製で、半円状の屋根部91と、その両端から略平行に伸びる2本の脚部92とからなっている。そして、通常、畝95を跨いで2本の脚部92を地中に差し込むことにより、園芸用トンネル支柱90が固定される。同様にして、複数本の園芸用トンネル支柱90を畝95に沿って並列に設け、図6に示す園芸用トンネルが完成する。そして、この園芸用トンネルにビニール等の被覆資材を覆い、作物の栽培に適したものができあがる。
しかし、この園芸用トンネル支柱90を用いた園芸用トンネルでは、園芸用トンネル支柱90の強度に問題がある。すなわち、園芸用トンネル支柱90に垂直方向(屋根部91と2つの脚部92を含む面に垂直方向をいう。以下、本明細書において同じ。)の力Aが加わると傾いたり倒れたりし易く、園芸用トンネル支柱90に平行方向(屋根部91と2つの脚部92を含む面に平行方向をいう。以下、本明細書において同じ。)の力Bが加わると脚部92が土から抜けたり変形したりし易い。そして、園芸用トンネル支柱90がこのような状態になると、園芸用トンネル支柱90の間のビニール等の被覆資材が緩み易く、被覆資材が緩んでしまった場合、これを直すのは面倒な作業である。また、作物の栽培に際し、脚部92が邪魔になったり、被覆資材の取り付け、取り外しが必要となり、面倒である。
これに対し、特許文献1の園芸用トンネル支柱を用いた園芸用トンネルが提案されている。特許文献1の園芸用トンネルは、畝に沿って並列に園芸用トンネル支柱群を設立し、園芸用トンネル支柱群に連結された被覆資材を備え、この園芸用トンネル支柱群を畝方向に移動可能にしたものである。この園芸用トンネルによれば、園芸用トンネル支柱群を開閉することにより被覆資材の開閉が可能であるため、保温、遮光、防虫等の作物の栽培環境を容易に調整することができ、作物の栽培がし易くなる。また、被覆資材が園芸用トンネル支柱群に連結されているため、被覆資材が緩み難い。
特開2012−143165号公報
しかし、上記従来の園芸用トンネル支柱を用いた園芸用トンネルでは、園芸用トンネル支柱自体に加わる力に対しての対策は十分でない。また、園芸用トンネル支柱群を開閉するための設備が必要となり、高価となる上、融通性に乏しい。
本考案はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、堅牢で、園芸用資材の取り付けが容易な上、作物を栽培し易い園芸用トンネル支柱を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る園芸用トンネル支柱の特徴は、複数個が並列して用いられ、上部が半円状の園芸用トンネル支柱において、半円状の屋根部と、該屋根部の両端から垂下する横架材取付部と、該屋根部の両端を連結して補強する連結補強部と、該屋根部の中央から該連結補強部を貫通して鉛直下方に伸びる支柱部と、を備え該屋根部の中央部、及び該横架材取付部には、隣接する該屋根部、及び該横架材取付部を並列して接続する横架材を取り付け可能な横架材取付孔が設けられていることである。
請求項2に係る園芸用トンネル支柱の特徴は、前記連結補強部の中央部には、隣接する該連結補強部を並列して接続する横架材を取り付け可能な横架材取付孔が設けられていることである。
請求項3に係る園芸用トンネル支柱の特徴は、前記屋根部、前記横架材取付部、及び前記連結補強部は板状であり、前記支柱部は凹凸の表面を有する棒状であることである。
請求項4に係る園芸用トンネル支柱の特徴は、前記横架材取付部は、前記屋根部の両端から垂下し、前記横架材取付孔が設けられた垂下部であることである。
請求項5に係る園芸用トンネル支柱の特徴は、前記横架材取付部は、前記屋根部の両端から垂下し、前記横架材取付孔が設けられた垂下部と、該垂下部の一端から前記支柱部方向に突設され、前記横架材が載置される載置部と、からなることである。
請求項6に係る園芸用トンネル支柱の特徴は、前記横架材取付部は、前記屋根部の両端から垂下し、前記横架材取付孔が設けられた垂下部と、該垂下部の一端から前記支柱部方向に突設され、前記横架材が載置される載置部と、該載置部の一端から該垂下部と平行に上方に突設され、該垂下部とともに該横架材を挟持する挟持部と、からなることである。
請求項7に係る園芸用トンネル支柱の特徴は、前記屋根部と前記支柱部とは着脱可能であることを特徴とすることである。
請求項8に係る園芸用トンネル支柱の特徴は、前記屋根部、前記横架材取付部、及び前記連結補強部は鋼製であり、前記横架材は木製であり、該屋根部の幅方向長さは600mm以上、1200mm以下であることである。
請求項1に係る園芸用トンネル支柱においては、半円状の屋根部と、屋根部の両端から垂下する横架材取付部と、屋根部の両端を連結して補強する連結補強部と、屋根部の中央から連結補強部を貫通して鉛直下方に伸びる支柱部とを備えている。そして、屋根部の中央部、横架材取付部に設けられた横架材取付孔に横架材を取り付けることにより、複数の園芸用トンネル支柱を並列に連結することができる。この園芸用トンネル支柱では、連結補強部が屋根部の両端を連結しているため、園芸用トンネル支柱に平行方向の力に対して強力になっている。また、横架材取付孔を利用して横架材を取り付けることにより、複数の園芸用トンネル支柱が並列に連結され、園芸用トンネル支柱に直角方向の力に対して強力になる。なお、横架材取付孔を利用してビス、針金等を用いれば、横架材を容易に取り付けることができる。
また、横架材に被覆資材を取り付けることができるため、被覆資材の取り付け、取り外しが容易であるだけでなく、被覆資材の弛みが少なくなる。さらには、この園芸用トンネル支柱は、屋根部の中央から連結補強部を貫通して鉛直下方に伸びる支柱部により支えられるため、従来の園芸用トンネル支柱における脚部に相当する部分が存在しない。そのため、広い作業スペースが確保され、作物の栽培がし易くなっている。したがって、請求項1に係る園芸用トンネル支柱によれば、堅牢で、園芸用資材の取り付けが容易な上、作物の栽培がし易い。なお、「被覆資材」とは、ビニールシート、プラスチックシート、不織布、寒冷紗、網目状シート等をいう。また、「園芸用資材」には、被覆資材の他、横架材等も含まれる。さらに、「横架材」には、角材のみならず、鋼管に樹脂コーティングした園芸支柱等も含まれる。
請求項2に係る園芸用トンネル支柱においては、連結補強部の中央部には、隣接する連結補強部を並列して接続する横架材を取り付け可能な横架材取付孔が設けられている。そのため、この横架材取付孔を利用して横架材を取り付け、隣接する連結補強部を並列して接続することにより、さらに堅牢にすることができる。また、取り付けた横架材に園芸ネット等の園芸用資材を取り付けることもできる。
請求項3に係る園芸用トンネル支柱においては、屋根部、横架材取付部、及び連結補強部が板状であるため、横架材取付孔をあけ易い上、横架材の取り付けが容易である。また、支柱部が凹凸の表面を有する棒状であるため、畝に差し込み易く、園芸用資材の取り付けにも便利である。なお、支柱部は中空であっても、中実であってもよい。
請求項4に係る園芸用トンネル支柱においては、横架材取付部は、屋根部の両端から垂下し、横架材取付孔が設けられた垂下部であるため、構成が単純であり、安価に作成することができる。
請求項5に係る園芸用トンネル支柱においては、横架材取付部は、屋根部の両端から垂下し、横架材取付孔が設けられた垂下部と、垂下部の一端から支柱部方向に突設され、横架材が載置される載置部と、からなっている。そのため、横架材取付孔を利用して横架材を取り付けるに際し、載置部に横架材を載置でき、作業が容易になる。
請求項6に係る園芸用トンネル支柱においては、横架材取付部は、屋根部の両端から垂下し、横架材取付孔が設けられた垂下部と、垂下部の一端から支柱部方向に突設され、横架材が載置される載置部と、載置部の一端から垂下部と平行に上方に突設され、垂下部とともに横架材を挟持する挟持部と、からなっている。そのため、横架材取付孔を利用して横架材を取り付けるに際し、垂下部と挟持部との間に横架材を挟みつつ載置部に横架材を載置でき、これによっても作業が容易になる。
請求項7に係る園芸用トンネル支柱においては、屋根部と支柱部とが着脱可能であるため、保管時や運搬時には屋根部と支柱部とを取り外すことができ、省スペース化を図ることができる。
請求項8に係る園芸用トンネル支柱においては、屋根部、横架材取付部、及び連結補強部が鋼製であるため、強度を確保することができる。また、横架材が木製であるため、タッカーを用いることができ、園芸用資材の取り付け、取り外しが容易である。そして、屋根部の幅方向長さは600mm以上、1200mm以下であるため、畝の幅に合わせることができ、最も効果を発揮させることができる。
実施形態の園芸用トンネル支柱の正面図。 実施形態の園芸用トンネル支柱の斜視図。 実施形態の園芸用トンネル支柱を用いた園芸用トンネルの斜視図。 実施形態の園芸用トンネル支柱を用いた園芸用トンネルの斜視図。 実施形態の別の園芸用トンネル支柱の正面図。 従来の園芸用トンネル支柱を用いた園芸用トンネルの斜視図。
本考案に係る園芸用トンネル支柱を園芸用トンネルに具体化した実施形態を図面に基づいて以下に説明する。図1、2は、この園芸用トンネル支柱1の正面図、及び斜視図である。図3は、3本の園芸用トンネル支柱1を畝95に沿って並列に設けた園芸用トンネルの斜視図である。なお、この園芸用トンネル支柱1では、畝95の長さ等により本数を増減可能であり、融通性に富んでいる。
図1、2に示すように、園芸用トンネル支柱1は、半円状の屋根部5と、屋根部5の両端5b、5cから垂下する横架材取付部10と、屋根部5の両端5b、5cを連結して補強する連結補強部20と、屋根部5の中央5aから連結補強部20を貫通して鉛直下方に伸びる支柱部25と、を備えている。屋根部5、横架材取付部10、及び連結補強部20は鋼板であり、支柱部25は凹凸の表面を有する、いわゆる異形棒鋼である。また屋根部5と連結補強部20とは、溶接により固着されている。さらに、屋根部5の中央5aには、雌ねじが形成された長ナット7が溶接により固着され、支柱部25の先端25aには、長ナット7の雌ねじと螺合する雄ネジが形成されている。そして、連結補強部20の中央には、支柱部25が貫通する貫通孔22が設けられている。この貫通孔22に支柱部25を貫通させ、長ナット7の雌ねじと支柱部25の先端25aの雄ネジを螺合させることにより、屋根部5と支柱部25とを固着させることができる。なお、支柱部25はパイプ状であってもよい。
横架材取付部10は、屋根部5の両端5b、5cから垂下し、横架材取付孔10dが設けられた垂下部10aと、垂下部10aの一端から支柱部25方向に突設され、後述する横架材としての角材30(図3参照)が載置される載置部10bと、載置部10bの一端から垂下部10aと平行に上方に突設され、垂下部10aとともに角材30を挟持する挟持部10cとからなっている。また、載置部10b、挟持部10cにも横架材取付孔10e、10fが設けられている。角材30は、横架材取付孔10d、10e、10fを利用してビスにより取り付けられる。また、屋根部5の中央部、連結補強部20の中央部には、横架材としての角材31、32(図3、図4参照)が取り付けられる横架材取付孔6、21が設けられている。これら横架材取付孔10d、10e、10f、6、21に角材30、31、32を取り付けることにより、複数の園芸用トンネル支柱1を並列に連結して園芸用トンネルにすることができる。
以上の構成をした園芸用トンネル支柱1を用いた園芸用トンネルの組み立て方について、図3、図4を用いて説明する。ただし、本実施形態においては、園芸用トンネル支柱1を3本用いることとし、栽培対象作物はトマト等の背の高いもの、又はエンドウ等のツル状のものとする。また、園芸用トンネル支柱1の屋根部5の幅方向長さを700mm、支柱部25の長さを2000mmにしている。なお、屋根部5の幅方向長さは、畝の幅に合わせられるよう、600mm以上、1200mm以下にすることが望ましい。また、支柱部25の長さは、作物の種類により所定の長さにする。
図3に示すように、3本の園芸用トンネル支柱1を畝95に沿って等間隔、かつ並列に配置する。そして、支柱部25を畝95の中央に300mm程度差し込み、園芸用トンネル支柱1全体を垂直に立て、3本の園芸用トンネル支柱1の高さを一致させる。次に、右側と左側の各々について、3つの横架材取付部10の垂下部10aと挟持部10cとの間に角材30を挟みつつ載置部10bに角材30を載せ、横架材取付孔10d、10e、10fを用いて角材30を垂下部10aにビス留めする。これにより、2本の角材30が左右の横架材取付部10に平行に取り付けられ、3本の園芸用トンネル支柱1が並列に連結される。同様に、屋根部5についても、3つの横架材取付孔6を用いて角材31を屋根部5の中央部にビス留めする。これにより、3本の角材30、31が平行に取り付けられる。なお、本実施形態においては、角材31は1本だけ示してあるが、複数本であってもよい。これら角材30、31に被覆材を覆うと、園芸用トンネル上部の被覆材をアーチ状に保持し易くすることができる上、被覆材の弛みを少なくすることができる。さらに、タッカーを用いて被覆材を角材30、31へ容易に取り付けることができるのみならず、被覆材で園芸用トンネルの上部だけを覆うことも、全体を覆うこともできる。図3においては、被覆材としてのビニールシート36を園芸用トンネルの上部だけに覆っている。
また、2本の角材30の中央部より垂直下方に角材35を取り付ければ、園芸用トンネル全体がより堅牢になる。さらに、鋼管に樹脂コーティングした園芸支柱37を支柱部25に水平に取り付け、作物の枝の固定や誘引に使用することができる。この園芸用トンネルでは、上部、又は全体に被覆資材を覆い、3本の角材30、31にタッカーを用いて被覆資材を簡単に固定することができる。
図4に示すように、連結補強部20の横架材取付孔21に横架材としての角材32を取り付けることもできる。これにより、園芸用トンネル全体がさらに堅牢になる。また、被覆材としての園芸ネット38を角材32、角材31、角材30を覆って張ることができ、エンドウ、キウリ等のツルを這わすことができる。
実施形態に係る園芸用トンネル支柱1においては、半円状の屋根部5と、屋根部5の両端5b、5cから垂下する横架材取付部10と、屋根部5の両端5b、5cを連結して補強する連結補強部20と、屋根部5の中央5aから連結補強部20を貫通して鉛直下方に伸びる支柱部25とを備えている。そして、屋根部5の中央部、横架材取付部10に設けられた横架材取付孔6、10d、10e、10fに角材30、31を取り付けることにより、複数の園芸用トンネル支柱1を並列に連結することができる。この園芸用トンネル支柱1では、連結補強部20が屋根部5の両端5b、5cを連結しているため、園芸用トンネル支柱1に平行方向の力に対して強力になっている。また、横架材取付孔6、10d、10e、10fを利用して角材30、31を取り付けることにより、複数の園芸用トンネル支柱1が並列に連結され、園芸用トンネル支柱1に直角方向の力に対して強力になる。
さらに、角材30、31に被覆資材を取り付けることができるため、被覆資材の取り付け、取り外しが容易であるだけでなく、被覆資材の弛みが少なくなる。さらには、この園芸用トンネル支柱1は、屋根部5の中央5aから連結補強部20を貫通して鉛直下方に伸びる支柱部25により支えられるため、従来の園芸用トンネル支柱における脚部に相当する部分が存在しない。そのため、広い作業スペースが確保され、作物の栽培がし易くなっている。したがって、この園芸用トンネル支柱1によれば、堅牢で、園芸用資材の取り付けが容易な上、作物の栽培がし易い。
また、この園芸用トンネル支柱1においては、連結補強部20の中央部には、隣接する連結補強部20を並列して接続する角材32を取り付け可能な横架材取付孔21が設けられている。そのため、この横架材取付孔21を利用して角材32を取り付け、隣接する連結補強部20を並列して接続することにより、さらに堅牢にすることができる。また、取り付けた角材32に園芸ネット38等の園芸用資材を取り付けることもできる。
さらに、この園芸用トンネル支柱1においては、屋根部5、横架材取付部10、及び連結補強部20が板状であるため、横架材取付孔6、10d、10e、10f、21をあけ易い上、角材30、31、32の取り付けが容易である。また、支柱部25が凹凸の表面を有する棒状であるため、畝に差し込み易く、園芸用資材の取り付けにも便利である。
また、この園芸用トンネル支柱1においては、横架材取付孔10d、10e、10fを利用して角材30を取り付けるに際し、垂下部10aと挟持部10cとの間に角材30を挟みつつ載置部10bに角材30を載置でき、作業が容易になる。
さらに、この園芸用トンネル支柱1においては、長ナット7の雌ねじと支柱部25の先端25aの雄ネジにより、屋根部5と支柱部25とが着脱可能であるため、保管時や運搬時には屋根部5と支柱部25とを取り外すことができ、省スペースを図ることができる。
また、この園芸用トンネル支柱1においては、屋根部5、横架材取付部10、及び連結補強部20が鋼製であるため、強度を確保することができる。また、横架材が角材30、31、32であるため、タッカーを用いることができ、園芸用資材の取り付け、取り外しが容易である。そして、屋根部5の幅方向長さは700mmであり、600mm以上、1200mm以下であるため、畝の幅に合わせることができ、最も効果を発揮させることができる。
さらに、この園芸用トンネル支柱1の替わりに、図5(1)、(2)に示す園芸用トンネル支柱2、3を用いることができる。園芸用トンネル支柱2、3は、園芸用トンネル支柱1の横架材取付部10が横架材取付部11、12になっている以外は、園芸用トンネル支柱1と同一の構成になっている。したがって、以下の園芸用トンネル支柱2、3の説明においては、園芸用トンネル支柱1と同一の構成については同一の符号を用いることとし、その説明を省略する。
図5(1)に示す園芸用トンネル支柱2では、横架材取付部11は、屋根部5の両端5b、5cから垂下する垂下部11aと、垂下部11aの一端から支柱部25方向に突設される載置部11bとからなっている。そして、垂下部11aには角材30が取り付けられる横架材取付孔11cが設けられている。そのため、横架材取付孔11cを利用して角材30を取り付けるに際し、載置部11bに角材30を載置でき、作業が容易になる。
図5(2)に示す園芸用トンネル支柱3では、横架材取付部12は、屋根部5の両端5b、5cから垂下し、横架材取付孔12aが設けられた垂下部であるため、構成が単純であり、安価に作成することができる。
なお、本実施形態においては、長ナット7の雌ねじと支柱部25の先端25aの雄ネジを螺合させることにより、屋根部5と支柱部25とを固着させているが、屋根部5の中央5aと支柱部25の先端25aとを直接溶接して固着させることもできる。さらには、屋根部5の中央5aに取付穴を設け、この取付穴に支柱部25の先端25aを嵌入して、屋根部5と支柱部25とを取り付けることもできる。
以上、本考案の園芸用トンネル支柱を実施形態に即して説明したが、本考案はこれらに制限されるものではなく、本考案の技術的思想に反しない限り、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
1、2、3…園芸用トンネル支柱、5…屋根部、5a…中央、5b、5c…両端、10、11、12…横架材取付部(12…垂下部)、10a、11a…垂下部、10b、11b…載置部、10d、10e、10f、11c、12a、6、21…横架材取付孔、11c…挟持部、20…連結補強部、25…支柱部、30、31、32…横架材(角材)。

Claims (8)

  1. 複数個が並列して用いられ、上部が半円状の園芸用トンネル支柱において、
    半円状の屋根部と、該屋根部の両端から垂下する横架材取付部と、該屋根部の両端を連結して補強する連結補強部と、該屋根部の中央から該連結補強部を貫通して鉛直下方に伸びる支柱部と、を備え
    該屋根部の中央部、及び該横架材取付部には、隣接する該屋根部、及び該横架材取付部を並列して接続する横架材を取り付け可能な横架材取付孔が設けられていることを特徴とする園芸用トンネル支柱。
  2. 前記連結補強部の中央部には、隣接する該連結補強部を並列して接続する横架材を取り付け可能な横架材取付孔が設けられていることを特徴とする請求項1記載の園芸用トンネル支柱。
  3. 前記屋根部、前記横架材取付部、及び前記連結補強部は板状であり、前記支柱部は凹凸の表面を有する棒状であることを特徴とする請求項1又は2記載の園芸用トンネル支柱。
  4. 前記横架材取付部は、前記屋根部の両端から垂下し、前記横架材取付孔が設けられた垂下部であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の園芸用トンネル支柱。
  5. 前記横架材取付部は、前記屋根部の両端から垂下し、前記横架材取付孔が設けられた垂下部と、該垂下部の一端から前記支柱部方向に突設され、前記横架材が載置される載置部と、からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の園芸用トンネル支柱。
  6. 前記横架材取付部は、前記屋根部の両端から垂下し、前記横架材取付孔が設けられた垂下部と、該垂下部の一端から前記支柱部方向に突設され、前記横架材が載置される載置部と、該載置部の一端から該垂下部と平行に上方に突設され、該垂下部とともに該横架材を挟持する挟持部と、からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の園芸用トンネル支柱。
  7. 前記屋根部と前記支柱部とは着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の園芸用トンネル支柱。
  8. 前記屋根部、前記横架材取付部、及び前記連結補強部は鋼製であり、前記横架材は木製であり、該屋根部の幅方向長さは600mm以上、1200mm以下であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載の園芸用トンネル支柱。
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