JP3023838U - 園芸植物用支持フレームの根柢安定構造 - Google Patents

園芸植物用支持フレームの根柢安定構造

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JP3023838U
JP3023838U JP1995010977U JP1097795U JP3023838U JP 3023838 U JP3023838 U JP 3023838U JP 1995010977 U JP1995010977 U JP 1995010977U JP 1097795 U JP1097795 U JP 1097795U JP 3023838 U JP3023838 U JP 3023838U
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support frame
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plant
frame
garden
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JP1995010977U
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秀夫 小林
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Daiichi Vinyl KK
Original Assignee
Daiichi Vinyl KK
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 支柱の起立安定性を大幅に向上させ、園芸植
物の蔓や枝葉に平面的広がりを持たせることができると
共に、更に要すれば、植物の上方への伸長に応じて支柱
を継ぎ足すこともできる園芸植物用支持フレームの根柢
安定構造を提供することである。 【構成】 園芸植物の生育を助成する園芸植物用支持フ
レームにおいて、その根柢部下端に、土壌への差込抵抗
が小さく、風圧などの外力に優れて拮抗できる脱着可能
なアンカーを装着することにより、前記フレームを構成
する支柱の起立安定性を向上させ、また、前記支柱をそ
の所要部位で上下に着脱可能に構成し、上下に分離され
た支柱に継手管を介して継ぎ足しフレームを接ぎ竿式に
接続可能に構成した。 【効果】 支柱の起立安定性を向上させ、また、園芸植
物の上方への伸長を確実にサポートすると共にその外観
を美的にアレンジすることに成功した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、園芸植物用支持フレームの根柢安定構造、詳しくは、風圧などの外 力を受けたとしても倒れ難く、園芸植物の生育を安定にサポートすることができ ると共に、更に要すれば、植物の生育に合わせて支柱の継ぎ足しも可能な園芸植 物用支持フレームとその根抵安定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のとおり、従来の園芸植物用支持フレームは、園芸植物の生育を補助し、 理想的な生育環境を確保するために、植木槽や露地の土壌に複数本の支柱を差し 込んで起立させ、そこに植物の蔓を搦ませたり、その茎や枝を紐などで支柱に固 定するなどしていた。
【0003】 しかし、複数本の支柱間の連結が確実に行なわれずに、各支柱は土壌にその根 柢部を単に差し込んで起立させてあるため、風圧などの外力を受けて倒れてしま うことがあった。さらに、蔓の絡まり具合や枝振りを平面的な広がりを持ってア レンジしたり、また、植物の上方への伸長に応じて支柱を継ぎ足すことができな かったため、園芸従事者または需要者の要望に適った園芸植物用支持フレームと は言えなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案の目的は、支柱の起立安定性を大幅に向上させ、園芸植物の蔓 や枝振りに平面的広がりを持たせることができると共に、更に要すれば、植物の 上方への伸長に応じて支柱を継ぎ足すこともできる、園芸従事者または需要者の 希望に適った植木槽や露地植に便利な園芸植物用支持フレームを提供することに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案者が、前述の目的を達成するために採用した解決手段は、園芸植物を寄 り掛からせ又は搦みつかせて支持することにより生育を助成する園芸植物用支持 フレームにおいて、その根柢部下端に、植木槽あるいは露地の土壌への差込抵抗 が小さく、かつ、風圧などの外力に優れて拮抗できる脱着可能なアンカーを装着 することにより、前記支持フレームを構成する支柱の起立安定性を高め得る機構 である。
【0006】 また、前記支持フレームを構成する支柱は、所望される場合に、その所要部位 で上下に着脱可能に構成され、上下に分離した支柱に継手管を介して継ぎ足しフ レームを接ぎ竿式に接続可能に構成することも可能である。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を、図示例を挙げて更に詳細に説明する。
【0008】
【第1実施形態】 図1は、本考案の第1の実施形態たる園芸植物用支持フレームGの各支柱根柢 部に後述の各アンカー12を装着して植木槽Cの土壌S中に差し込んで起立させ た状態を示す斜視図である。
【0009】 図1中、符号1で指示されるものは、中空鋼管を門形に曲げ加工し、その表面 に塩化ビニールを被覆して成る支柱である。また、符号11により指示されるも のは、前記支柱1の各根柢部である。
【0010】 図1中、符号2で指示されるものは、前記支柱1により囲まれる空間を格子状 に仕切る塩化ビニール被覆鉄線製の仕切棒である。また、符号2aで指示される ものは、前記仕切棒2を構成する線材である。
【0011】 図1中、符号21で指示されるものは、前記仕切棒2の両端に脱着可能に嵌着 され、前記支柱1に前記仕切棒2を連繋するためのグリップ部材である。また、 符号3で指示されるものは、前記支柱1と同材・同寸法で作製され、前記支柱部 1により囲まれる空間の下縁を成すブリッジ部材である。
【0012】 図1中、符号31で指示されるものは、前記支柱1の両側下縁に前記ブリッジ 部材3を止着する為のビームグリップ部材である。
【0013】 図1中、符号12で指示されるものは、前記フレームGの支柱が前後に倒伏す るのを防止するために、前記支柱1の各根柢部11に取外し可能に装着される矢 尻状の三角プレートTを用いたアンカーである。
【0014】 図1中、符号12aでそれぞれ指示されるものは、前記各三角プレートTの尖 頭部である。
【0015】 図2は、本実施例による前記フレームGの支柱の各根柢部11に後述のアンカ ー12′を添着して植木槽Cの土壌S中に差し込んで起立させ、そこに園芸植物 Pを沿わせた状態を示す斜視図である。
【0016】 図2中、符号12′で指示するものは、前記部材Gの支柱が前後左右に倒伏す るのを防止する為に、前記支柱の各根柢部11に取外し可能に装着される矢尻状 の三角プレートT′・T′・T′・T′からなるアンカーである。また、符号1 2a′でそれぞれ指示するものは、前記各三角プレートT′の尖頭部である。
【0017】
【第2実施形態】 図3は、前述の第1の実施形態による園芸植物用支持フレームGの支柱1を所 要部位で上下に分離して成る後述の本実施形態による園芸植物用支持フレームG の各支柱1の所要部位に後述の継手管Jを介して、上段に位置する継ぎ足しフレ ームGA の支柱1′を継ぎ足し、また、所望される場合に、前記支持フレームG の支柱1の各根柢部11に前述のアンカー12′を装着して、植木槽C中の土壌 Sに差し込んで起立させる状態を想定した分解斜視図である。
【0018】 図3中、符号1で指示されるものは、本実施形態による園芸植物用支持フレー ムGの各支柱である。また、符号13・13で指示されるものは、前記各支柱1 の頂部に冠着され、また、後述の継手管Jに嵌着されるプラスチック製のキャッ プである。
【0019】 図3中、符号3aで指示されるものは、前述の第1実施形態のブリッジ部材3 と同様な構成の下縁ブリッジ部材である。また、符号3bで指示されるものは、 前記各支柱部1および前記部材3aにより挟まれる空間の上縁を成す、前述の下 縁部材3aと同様な構成の上縁ブリッジ部材である。
【0020】 図3中、符号31a・31aおよび31b・31bでそれぞれ指示されるもの は、前述の第1実施形態によるビームグリップ部材31と同様な構成の前記下縁 ブリッジ部材3aおよび前記上縁ブリッジ部材3bをそれぞれ前記支柱部1に繋 ぎ留める為の下縁グリップ部材および上縁グリップ部材である。また、符号Jで 指示されるものは、下段に位置する前記フレームGの各キャップ13に嵌着され ることにより、前記フレームGを複数段に継ぎ足すための継手管である。
【0021】 図3中、符号1′で指示されるものは、上記支柱1・1と同様な構成の前記継 ぎ足しフレームGA の各支柱である。また、符号11′で指示されるものは、上 記根柢部11と同様な構成の各根柢部である。
【0022】 図3中、符号13′で指示されるものは、上記キャップ13と同様な構成の各 キャップである。また、符号2′で指示されるものは、上記仕切棒2と同様な構 成の仕切棒である。
【0023】 図3中、符号2a′で指示されるものは、前記仕切棒2′を構成する各線材で ある。また、21′で指示されるものは、上記グリップ部材21と同様な構成の グリップ部材である。
【0024】 図3中、符号3a′および3b′で指示されるものは、上記下縁ブリッジ部材 3aおよび上縁ブリッジ部材3bと同様な構成の各ブリッジ部材である。また、 符号31a′および31b′で指示されるものは、上記下縁グリップ部材31a および上縁グリップ部材31bと同様な構成のビームグリップ部材である。
【0025】 本考案の実施形態による園芸植物用支持フレームにおける根柢安定構造は、概 ね上記のように実施されるが、本考案の実施形態に限定されるものでは決してな く、「実用新案登録請求の範囲」内において種々変形可能であることは、云うま でもない。
【0026】 例えば、図4に示される如く、植木槽を使用することなく、前述の実施形態に おける園芸植物用フレームGの各根柢部に前記アンカー12′を装着して、単独 で露地の土壌Sに直接突き差して起立させ使用することも可能である。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案における園芸植物用支持フレームは、前述の実施 形態によるアンカーを各支柱の根柢部に装着することにより、差込方向に対して は抵抗少なくスムーズに突き差すことができると共に、突き差された支柱はアン カーの側面が土壌に広面積に当接することになるので倒伏方向への抵抗が大幅に 大きくなり、支柱の起立安定性が大幅に向上した。
【0028】 また、本考案の支持フレームは、園芸植物の蔓や枝振りを平面的な広がりを持 って搦ませることができると共に、更にまた、植物が生育してフレームの高さが 不足しそうになった時には、植物の上方への伸長に応じて支柱の継ぎ足しも可能 であるため、園芸従事者および需要者の要望に十分沿うことができる。
【0029】 さらに、本考案における園芸植物用支持フレームは、露地植えに単独で使用さ れることも可能である。
【0030】 したがって、本考案における園芸植物用支持フレームは、支柱の起立安定性を 向上させ、また、園芸植物の生育を確実に補助すると共にその外観を美的にアレ ンジする役目をも果たし、園芸従事者および需要者の要望に適切に応えられるた め、優れた効果を有するばかりでなく高い商品価値もまた有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施形態たる園芸植物用支持フ
レーム部材の各支柱根柢部にアンカーを装着して植木槽
の土壌中に突き差して起立させた状態を示す斜視図であ
る。
【図2】本考案の第1の実施形態たる園芸植物用支持フ
レーム部材の支柱の各根柢部にアンカーを添着して植木
槽の土壌中に差し込んで起立させ、そこに園芸植物を沿
わせた状態を示す斜視図である。
【図3】本考案の第1の実施形態による園芸植物用支持
フレームの支柱に継手管を介して、上段に位置する継ぎ
足しフレームの支柱を継足し、また、前記支持フレーム
の支柱の各根柢部にアンカーを装着することにより、植
木槽中の土壌に突き差して起立させた状態を示す分解斜
視図である。
【図4】本考案の第1実施形態による園芸植物用支持フ
レームの各根柢部にアンカーを装着して、単独で露地の
土壌に直接突き差して起立させ、そこに園芸用植物を沿
わせた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
G 園芸植物用支持フレーム C 植木槽 J 継手管 P 園芸植物 S 土壌 T(T′) 三角プレート 1 (1′) 支柱 11(11′) 根柢部 12(12′) アンカー 12a(12a′) 尖頭部 13(13′) キャップ 2(2′) 仕切棒 2a(2a′) 線材 21(21′) グリップ部材 3 ブリッジ部材 3a(3a′) 下縁ブリッジ部材 3b(3b′) 上縁ブリッジ部材 31 ビームグリップ部材 31a(31a′) 下縁グリップ部材 31b(31b′) 上縁グリップ部材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 園芸植物を寄り掛からせ又は搦み付かせ
    て支持することにより生育を助成する支持フレームGで
    あって、植木槽Cの土壌S中に突き刺し可能な少なくと
    も一本の根柢部11を備えると共に、この根柢部11の
    下端には土壌Sへの差込抵抗が小さく、かつ、当該倒伏
    方向への外力に対する抵抗が大なるアンカー12を設け
    たことを特徴とする園芸植物用支持フレームの根柢安定
    構造。
  2. 【請求項2】 アンカーとして、下端に尖頭部12aま
    たは12a′を有する矢尻状の三角プレートTが少なく
    とも一つ設けられている請求項1記載の、園芸植物用支
    持フレームの根柢安定構造。
  3. 【請求項3】 支柱フレームGが支柱1に継手管Jを装
    着することにより、継足しフレームGA を支柱1′にて
    接ぎ竿式に接続可能である請求項1又は2記載の、園芸
    植物用支持フレームの根柢安定構造。
  4. 【請求項4】 根柢部11下端のアンカー12が取外し
    可能である請求項1〜3の何れか一つに記載の、園芸植
    物用支持フレームの根柢安定構造。
JP1995010977U 1995-10-17 1995-10-17 園芸植物用支持フレームの根柢安定構造 Expired - Lifetime JP3023838U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010268738A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Sumitomo Forestry Co Ltd 壁面緑化構築物
JP2011062094A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Nittetsu Corrosion Prevention Co Ltd 果樹栽培用棚
JP2012105630A (ja) * 2010-10-25 2012-06-07 Daiichi Vinyl Kk 植物栽培用の機能性支柱構成用の機能性キャップ具

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