JP2579265Y2 - 蔓性植物育成用柵 - Google Patents
蔓性植物育成用柵Info
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- JP2579265Y2 JP2579265Y2 JP1995012062U JP1206295U JP2579265Y2 JP 2579265 Y2 JP2579265 Y2 JP 2579265Y2 JP 1995012062 U JP1995012062 U JP 1995012062U JP 1206295 U JP1206295 U JP 1206295U JP 2579265 Y2 JP2579265 Y2 JP 2579265Y2
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- JP
- Japan
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- frame
- fence
- standing
- shaped
- shape
- Prior art date
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- Supports For Plants (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】本発明は、蔓性植物を、簡易
に、植物自身を損傷させることなく、任意の形状に育成
することができる蔓性植物育成用柵に関する。
に、植物自身を損傷させることなく、任意の形状に育成
することができる蔓性植物育成用柵に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の蔓性植物育成器具としては、地盤
面の土、又は植木鉢もしくはプランターの土部分に、棒
状体、又は棒状体と環状体とを適宜組み合わせたもの
を、蔓性植物が植えられている位置の間近に直接差し込
み、延びた蔓を絡ませて育成するものが知られていた。
面の土、又は植木鉢もしくはプランターの土部分に、棒
状体、又は棒状体と環状体とを適宜組み合わせたもの
を、蔓性植物が植えられている位置の間近に直接差し込
み、延びた蔓を絡ませて育成するものが知られていた。
【0003】例えば、図5に示すように、植木鉢1に朝
顔のような蔓性植物を育成する場合には、複数本の竹ま
たはプラスチック製の棒2の下端部を蔓性植物の回りへ
略等間隔に差し込み、各棒2は環状に成形した棒材3の
周上等間隔に配置させる箇所で紐またはワイヤで縛る等
の方法で固定し、立設した棒2が倒れないように支持す
る。棒材3は上下方向に複数配設して棒2と組み合わせ
た育成器具の形状を安定させる。蔓性植物は棒2に絡ま
り付きながら上方へ延びて成長していく。
顔のような蔓性植物を育成する場合には、複数本の竹ま
たはプラスチック製の棒2の下端部を蔓性植物の回りへ
略等間隔に差し込み、各棒2は環状に成形した棒材3の
周上等間隔に配置させる箇所で紐またはワイヤで縛る等
の方法で固定し、立設した棒2が倒れないように支持す
る。棒材3は上下方向に複数配設して棒2と組み合わせ
た育成器具の形状を安定させる。蔓性植物は棒2に絡ま
り付きながら上方へ延びて成長していく。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の蔓性
植物育成器具においては、その都度、成育する植物の間
近な位置に棒2を差し込んで立設させ、所定形状に組立
てるのに手間がかかり、形状が不安定で、高さが高すぎ
ると、植物の成長に伴って曲がりや倒壊等の恐れが生
じ、竹や生木等でつくったものでは、時間の経過、風雨
にさらされる等により腐食したり、崩壊する場合があ
る。
植物育成器具においては、その都度、成育する植物の間
近な位置に棒2を差し込んで立設させ、所定形状に組立
てるのに手間がかかり、形状が不安定で、高さが高すぎ
ると、植物の成長に伴って曲がりや倒壊等の恐れが生
じ、竹や生木等でつくったものでは、時間の経過、風雨
にさらされる等により腐食したり、崩壊する場合があ
る。
【0005】また、育成器具の背の高いものや幅の広い
ものを形成する場合には、多数の棒状体、湾曲させた棒
材、又は環状体を組合わせることが必要となり、製作に
手間が掛かり、安定した構造の柵を得ることが難しい。
さらにまた、蔓性植物をまとめて、集合的に大きく育成
すること、任意の形状に育成させることも困難であっ
た。さらにその上、育成器具を部分的とはいえ下端部を
土に差し込むため、その美観上も優れたものとは言え
ず、その移動も簡単ではなかった等、多くの問題点があ
った。
ものを形成する場合には、多数の棒状体、湾曲させた棒
材、又は環状体を組合わせることが必要となり、製作に
手間が掛かり、安定した構造の柵を得ることが難しい。
さらにまた、蔓性植物をまとめて、集合的に大きく育成
すること、任意の形状に育成させることも困難であっ
た。さらにその上、育成器具を部分的とはいえ下端部を
土に差し込むため、その美観上も優れたものとは言え
ず、その移動も簡単ではなかった等、多くの問題点があ
った。
【0006】本考案は、前記従来技術の問題点に鑑みて
成されたもので、構造が安定しており、蔓性植物を任意
の形状、大きさに育成することができ、しかも地盤面の
有無にかかわらず簡易に使用でき、移動も容易で、美観
上も優れた、蔓性植物育成用柵を提供することを目的と
する。
成されたもので、構造が安定しており、蔓性植物を任意
の形状、大きさに育成することができ、しかも地盤面の
有無にかかわらず簡易に使用でき、移動も容易で、美観
上も優れた、蔓性植物育成用柵を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案により前記課題を
解決するため具体的に構成された請求項1に係る蔓性植
物育成用柵は、予め設定した形状に形成させて鉢または
プランター等の植物育成用具に近接させて自立させる立
枠材と、この立枠材の下端部に設けて立枠材自立用の支
持部材と前記植物育成用具を載置させる台座とを兼ねる
台座部材と、前記立枠材と前記台座部材とを結合させて
前記立枠材を自立させる着脱自在な結合部材とからなる
自立柵を形成するとともに、前記立枠材を形状変形可能
に形成して不使用時に収納容積縮小可能にしたことを特
徴とするものである。
解決するため具体的に構成された請求項1に係る蔓性植
物育成用柵は、予め設定した形状に形成させて鉢または
プランター等の植物育成用具に近接させて自立させる立
枠材と、この立枠材の下端部に設けて立枠材自立用の支
持部材と前記植物育成用具を載置させる台座とを兼ねる
台座部材と、前記立枠材と前記台座部材とを結合させて
前記立枠材を自立させる着脱自在な結合部材とからなる
自立柵を形成するとともに、前記立枠材を形状変形可能
に形成して不使用時に収納容積縮小可能にしたことを特
徴とするものである。
【0008】請求項2に係る蔓性植物育成用柵は、前記
立枠材を格子状に組付けて固着した正面枠(31)と、
その正面枠(31)と同じ高さになる長い枠材を縦向き
にし、前記正面枠(31)の一格子分の幅になる短い枠
材を横向きにして、上下方向に長い長方形になるように
組付けた左右1枚以上の側面枠(32a,32b,32
c,32d)とにより形成し、前記台座部材を前記正面
枠(31)および前記各側面枠(32a,32b,32
c,32d)の自立時の下端により形成される形状に略
近似させた台座部材(33)に形成し、前記正面枠(3
1)に対して前記側面枠(32a,32b,32c,3
2d)を折り組んで自立可能な多面型自立柵を形成する
とともに、不使用時には前記正面枠(31)に対して前
記側面枠(32a,32b,32c,32d)と前記台
座部材(33)とを折り畳むことにより形状変形し、収
納容積を縮小することを特徴とする。
立枠材を格子状に組付けて固着した正面枠(31)と、
その正面枠(31)と同じ高さになる長い枠材を縦向き
にし、前記正面枠(31)の一格子分の幅になる短い枠
材を横向きにして、上下方向に長い長方形になるように
組付けた左右1枚以上の側面枠(32a,32b,32
c,32d)とにより形成し、前記台座部材を前記正面
枠(31)および前記各側面枠(32a,32b,32
c,32d)の自立時の下端により形成される形状に略
近似させた台座部材(33)に形成し、前記正面枠(3
1)に対して前記側面枠(32a,32b,32c,3
2d)を折り組んで自立可能な多面型自立柵を形成する
とともに、不使用時には前記正面枠(31)に対して前
記側面枠(32a,32b,32c,32d)と前記台
座部材(33)とを折り畳むことにより形状変形し、収
納容積を縮小することを特徴とする。
【0009】請求項3に係る蔓性植物育成用柵は、前記
立枠材を複数の長い棒材(41)と、この棒材(41)
の上端を回動自在に結合する棒材上端組付部材(42)
とにより形成し、前記台座部材を前記棒材(41)の下
端を固定するフランジ状棒材下端固定部材(43a)を
周設した盆状台座部材(43)に形成し、前記棒材(4
1)を前記棒材上端組付部材(42)から前記盆状台座
部材(43)に周設された前記フランジ状棒材下端固定
部材(43a)に向けて曲線を描いて放射状に広がりな
がら下降していく形状に形成して、鳥籠状自立柵を形成
するとともに、不使用時には前記棒材上端組付部材(4
2)に対して前記棒材(41)を回動することにより形
状変形し、収納容積を縮小することを特徴とする。
立枠材を複数の長い棒材(41)と、この棒材(41)
の上端を回動自在に結合する棒材上端組付部材(42)
とにより形成し、前記台座部材を前記棒材(41)の下
端を固定するフランジ状棒材下端固定部材(43a)を
周設した盆状台座部材(43)に形成し、前記棒材(4
1)を前記棒材上端組付部材(42)から前記盆状台座
部材(43)に周設された前記フランジ状棒材下端固定
部材(43a)に向けて曲線を描いて放射状に広がりな
がら下降していく形状に形成して、鳥籠状自立柵を形成
するとともに、不使用時には前記棒材上端組付部材(4
2)に対して前記棒材(41)を回動することにより形
状変形し、収納容積を縮小することを特徴とする。
【0010】請求項4に係る蔓性植物育成用柵は、前記
立枠材を水平方向へ向けた頂部支持部材(51)と、こ
の頂部支持部材(51)に中央部を結合するとともに両
端側を曲線を描いて下降させてアーチ形を形成するアー
チ形枠材(52)と、前記頂部支持部材(51)に前記
アーチ形枠材(52)の中央部を前記頂部支持部材(5
1)に直交する軸回りに回動自在に結合するアーチ形枠
材組付部材(53)とにより形成し、前記台座部材をア
ーチ形枠材(52)の下端を固定するとともに箱形に形
成したボックス部材(54)に形成して、前記アーチ形
枠材(52)を並設したアーチ型自立柵を形成するとと
もに、不使用時には前記立枠材の頂部支持部材(51)
に対してアーチ形枠材(52)を回動することにより形
状変形し、収納容積を縮小することを特徴とする。
立枠材を水平方向へ向けた頂部支持部材(51)と、こ
の頂部支持部材(51)に中央部を結合するとともに両
端側を曲線を描いて下降させてアーチ形を形成するアー
チ形枠材(52)と、前記頂部支持部材(51)に前記
アーチ形枠材(52)の中央部を前記頂部支持部材(5
1)に直交する軸回りに回動自在に結合するアーチ形枠
材組付部材(53)とにより形成し、前記台座部材をア
ーチ形枠材(52)の下端を固定するとともに箱形に形
成したボックス部材(54)に形成して、前記アーチ形
枠材(52)を並設したアーチ型自立柵を形成するとと
もに、不使用時には前記立枠材の頂部支持部材(51)
に対してアーチ形枠材(52)を回動することにより形
状変形し、収納容積を縮小することを特徴とする。
【0011】請求項5に係る蔓性植物育成用柵は、前記
立枠材を立枠材下端部に固定し横方向へ延設した溝付き
水平部材(62,63)を設けた略平面形立枠材(6
1)に形成し、前記台座部材を前記溝付き水平部材(6
2,63)の溝に摺動自在に嵌合させる摺動端部(64
a,65a)を立枠材側の先端部に形成して前記略平面
形立枠材(61)の横方向に移動可能に形成するととも
に前記略平面形立枠材(61)を自立可能に支持する立
枠型台座部材(64,65)に形成してなることを特徴
とする。
立枠材を立枠材下端部に固定し横方向へ延設した溝付き
水平部材(62,63)を設けた略平面形立枠材(6
1)に形成し、前記台座部材を前記溝付き水平部材(6
2,63)の溝に摺動自在に嵌合させる摺動端部(64
a,65a)を立枠材側の先端部に形成して前記略平面
形立枠材(61)の横方向に移動可能に形成するととも
に前記略平面形立枠材(61)を自立可能に支持する立
枠型台座部材(64,65)に形成してなることを特徴
とする。
【0012】
【考案の実施の形態】以下、本考案を図示実施形態によ
り詳細に説明する。第1実施形態の構成は、図1に示す
ように、枠材を格子状に形成して両側部を自立可能な程
度に多段階に折り曲げた多面型自立柵30で、縦横各5
本の棒状または管状の枠材を格子状に組付けて固定した
正面枠31と、縦2本の正面枠31と同じ高さになる長
い枠材および横5本の正面枠31の一格子分の幅になる
短い枠材を上下方向に長い長方形になるように組付けた
左右各2面ずつ全部で4面分の側面枠32a,32b,
32c,32dと、正面枠31および各側面枠32a,
32b,32c,32dの自立時の下端形状に合わせて
形成させた外枠を有するとともにその外枠の中を直線状
枠材で格子状に組み上げて形成した座枠を形成した台座
部材33とからなる。
り詳細に説明する。第1実施形態の構成は、図1に示す
ように、枠材を格子状に形成して両側部を自立可能な程
度に多段階に折り曲げた多面型自立柵30で、縦横各5
本の棒状または管状の枠材を格子状に組付けて固定した
正面枠31と、縦2本の正面枠31と同じ高さになる長
い枠材および横5本の正面枠31の一格子分の幅になる
短い枠材を上下方向に長い長方形になるように組付けた
左右各2面ずつ全部で4面分の側面枠32a,32b,
32c,32dと、正面枠31および各側面枠32a,
32b,32c,32dの自立時の下端形状に合わせて
形成させた外枠を有するとともにその外枠の中を直線状
枠材で格子状に組み上げて形成した座枠を形成した台座
部材33とからなる。
【0013】正面枠31の下端枠材と台座部材33の正
面端枠材との両枠材に、複数個のリング状結合部材34
を外嵌し、正面枠31と台座部材33とを回動自在に結
合する。正面枠31の両側端枠材と側面枠32b,32
cの正面端枠材との両枠材に、複数個のリング状結合部
材35を外嵌し、正面枠31とおのおのの側面枠32
b,32c とを回動自在に結合する。側面枠32b,
32cの裏面端枠材と側面枠32a,32dの正面端枠
材との両枠材に、複数個のリング状結合部材36を外嵌
し、側面枠32a,32dと側面枠32b,32cとを
回動自在に結合する。
面端枠材との両枠材に、複数個のリング状結合部材34
を外嵌し、正面枠31と台座部材33とを回動自在に結
合する。正面枠31の両側端枠材と側面枠32b,32
cの正面端枠材との両枠材に、複数個のリング状結合部
材35を外嵌し、正面枠31とおのおのの側面枠32
b,32c とを回動自在に結合する。側面枠32b,
32cの裏面端枠材と側面枠32a,32dの正面端枠
材との両枠材に、複数個のリング状結合部材36を外嵌
し、側面枠32a,32dと側面枠32b,32cとを
回動自在に結合する。
【0014】台座部材33には、両側の側端枠材の最後
端に、側面枠32a,32dの下端枠材の最後端と結合
させるためのブラケット37a,37bを固着し、ブラ
ケット37a,37bにはボルト孔(図示せず)を穿設
し、側面枠32a,32dの下端にもボルト孔(図示せ
ず)を穿設したブラケット38a,38bを固着し、台
座部材33に側面枠32a,32dを結合部材としての
ボルト(図示せず)で固定できるようにする。
端に、側面枠32a,32dの下端枠材の最後端と結合
させるためのブラケット37a,37bを固着し、ブラ
ケット37a,37bにはボルト孔(図示せず)を穿設
し、側面枠32a,32dの下端にもボルト孔(図示せ
ず)を穿設したブラケット38a,38bを固着し、台
座部材33に側面枠32a,32dを結合部材としての
ボルト(図示せず)で固定できるようにする。
【0015】このように構成した第1実施形態の多面型
自立柵30を使用する場合、正面枠31に対して折り畳
んだ側面枠32a,32b、および側面枠32c,32
dを離間させる方向へ回動して、台座部材33と側面枠
32a,32dとをボルト止めすることによって、自立
可能に組み上げる。
自立柵30を使用する場合、正面枠31に対して折り畳
んだ側面枠32a,32b、および側面枠32c,32
dを離間させる方向へ回動して、台座部材33と側面枠
32a,32dとをボルト止めすることによって、自立
可能に組み上げる。
【0016】このような第1実施形態の多面型自立柵3
0では、蔓性植物を正面枠31、側面枠32a,32
b、および側面枠32c,32dに沿って多面的に蔓を
延ばすことができ、緑を多面的に広げることができて緑
化に奥行きを与えるとともに開花した時の豪華さをさら
に一層高めることができる。台座部材33の上に植木鉢
またはプランターを載置することによって、多面型自立
柵30を安定良く自立させることができる。多面型自立
柵30は折り畳み可能に形成したことによって、1年生
の蔓性植物が枯れて次の種蒔きの時期がくるまでの間使
用しない場合、または植え変え等の不使用時の収納に
は、折り畳んで場所をとらないようにすることができ
る。台座部材33は格子状に組み合わせた枠材によって
形成したことによって、直線部が20cm以上ある逆U
字形アンカー(図示せず)を用いて、直線部で台座部材
33の任意の箇所(例えば4箇所)を挟み込むようにし
て打ち込み、湾曲部で土側に押え付けるように固定し
て、台座部材33を安定させると、強風等により倒れる
ことが防止できる。また、土に植えられた植物に対して
は、格子の間から茎を突出させるようにして設置する
と、庭等に植えられた多年生の植物に対しても利用でき
る。
0では、蔓性植物を正面枠31、側面枠32a,32
b、および側面枠32c,32dに沿って多面的に蔓を
延ばすことができ、緑を多面的に広げることができて緑
化に奥行きを与えるとともに開花した時の豪華さをさら
に一層高めることができる。台座部材33の上に植木鉢
またはプランターを載置することによって、多面型自立
柵30を安定良く自立させることができる。多面型自立
柵30は折り畳み可能に形成したことによって、1年生
の蔓性植物が枯れて次の種蒔きの時期がくるまでの間使
用しない場合、または植え変え等の不使用時の収納に
は、折り畳んで場所をとらないようにすることができ
る。台座部材33は格子状に組み合わせた枠材によって
形成したことによって、直線部が20cm以上ある逆U
字形アンカー(図示せず)を用いて、直線部で台座部材
33の任意の箇所(例えば4箇所)を挟み込むようにし
て打ち込み、湾曲部で土側に押え付けるように固定し
て、台座部材33を安定させると、強風等により倒れる
ことが防止できる。また、土に植えられた植物に対して
は、格子の間から茎を突出させるようにして設置する
と、庭等に植えられた多年生の植物に対しても利用でき
る。
【0017】第2実施形態の構成は、図2(イ),
(ロ)に示すように、枠材が一点から円状底面部に向け
て緩やかな2次曲線を描いて放射状に広がりながら下降
していく鳥籠状自立柵40で、複数の長い棒材41と、
この棒材41の上端を回動自在に結合する棒材上端組付
部材42と、棒材41の下端を固定するフランジ状棒材
下端固定部材43aを周設し格子状底面を形成した盆状
台座部材43とからなる。棒材上端組付部材42は丸形
平板の周縁部に棒材41と同数の孔42aを穿設して形
成する。この棒材上端組付部材42の孔42aに棒材4
1の上端を挿入し、棒材上端組付部材42に当接しない
ように環状に曲げ、棒材41が棒材上端組付部材42に
対して回動自在に動くようにする。盆状台座部材43
は、棒材を格子状に組合せ外周を円形に形成するととも
に、その周縁にベルト状の板材を一側縁が周縁に沿って
接するように巻き付け、その接している箇所を溶接して
フランジ状棒材下端固定部材43aを外周に立設したお
盆のような形状に形成する。フランジ状棒材下端固定部
材43aには、棒材41の下端が挿入可能な筒状取付部
材43bを必要個数固着し、その筒状取付部材43bの
外側側面部に螺子孔を開けてボルトや螺子を螺合できる
ようにし、棒材41の下端が挿入された時にボルト44
で棒材41を固定できるようにする。
(ロ)に示すように、枠材が一点から円状底面部に向け
て緩やかな2次曲線を描いて放射状に広がりながら下降
していく鳥籠状自立柵40で、複数の長い棒材41と、
この棒材41の上端を回動自在に結合する棒材上端組付
部材42と、棒材41の下端を固定するフランジ状棒材
下端固定部材43aを周設し格子状底面を形成した盆状
台座部材43とからなる。棒材上端組付部材42は丸形
平板の周縁部に棒材41と同数の孔42aを穿設して形
成する。この棒材上端組付部材42の孔42aに棒材4
1の上端を挿入し、棒材上端組付部材42に当接しない
ように環状に曲げ、棒材41が棒材上端組付部材42に
対して回動自在に動くようにする。盆状台座部材43
は、棒材を格子状に組合せ外周を円形に形成するととも
に、その周縁にベルト状の板材を一側縁が周縁に沿って
接するように巻き付け、その接している箇所を溶接して
フランジ状棒材下端固定部材43aを外周に立設したお
盆のような形状に形成する。フランジ状棒材下端固定部
材43aには、棒材41の下端が挿入可能な筒状取付部
材43bを必要個数固着し、その筒状取付部材43bの
外側側面部に螺子孔を開けてボルトや螺子を螺合できる
ようにし、棒材41の下端が挿入された時にボルト44
で棒材41を固定できるようにする。
【0018】このように構成した第2実施形態を使用す
る場合、棒材41を棒材上端組付部材42を中心にして
回動し、その下端を盆状台座部材43のフランジ状棒材
下端固定部材43aに設けられている筒状取付部材43
bに挿入し、ボルト44を螺子孔に螺合して棒材41を
盆状台座部材43に固定することにより所定の形状に形
成させる。このように形成した後、盆状台座部材43の
格子面に植木鉢を載置するか、または組立時に予め台座
部材43の格子面に植木鉢を載置してから棒材41を盆
状台座部材43に固定することによって蔓性植物が育成
される自立柵40が利用できるようになる。
る場合、棒材41を棒材上端組付部材42を中心にして
回動し、その下端を盆状台座部材43のフランジ状棒材
下端固定部材43aに設けられている筒状取付部材43
bに挿入し、ボルト44を螺子孔に螺合して棒材41を
盆状台座部材43に固定することにより所定の形状に形
成させる。このように形成した後、盆状台座部材43の
格子面に植木鉢を載置するか、または組立時に予め台座
部材43の格子面に植木鉢を載置してから棒材41を盆
状台座部材43に固定することによって蔓性植物が育成
される自立柵40が利用できるようになる。
【0019】このような第2実施形態の鳥籠状自立柵4
0では、蔓性植物の蔓を棒材41に沿って立体的に育成
することができる。また、棒材上端組付部材42をフッ
ク等で引っ掛けて吊り上げると、吊り飾りとしても利用
できる。さらにまた、不使用時には、棒材上端組付部材
42に対して各棒材41を孔42aと棒材41との遊び
の範囲内で得られる回動可能な範囲で一面側へ寄るよう
に回動して略平面状に形状変形し、収納容積を縮小する
ことにより、必要な時期が来るまでの間も邪魔にならず
に済むように場所をとらずに収納することができる。
0では、蔓性植物の蔓を棒材41に沿って立体的に育成
することができる。また、棒材上端組付部材42をフッ
ク等で引っ掛けて吊り上げると、吊り飾りとしても利用
できる。さらにまた、不使用時には、棒材上端組付部材
42に対して各棒材41を孔42aと棒材41との遊び
の範囲内で得られる回動可能な範囲で一面側へ寄るよう
に回動して略平面状に形状変形し、収納容積を縮小する
ことにより、必要な時期が来るまでの間も邪魔にならず
に済むように場所をとらずに収納することができる。
【0020】第3実施形態の構成は、図3(イ),
(ロ)に示すように、アーチ状に蔓を形作るためのアー
チ形に枠材を並設したアーチ型自立柵50で、頂部に水
平方向へ向けた頂部支持部材51と、この頂部支持部材
51に中央部を固定させてアーチ形を形成するアーチ形
枠材52と、頂部支持部材51にアーチ形枠材52の中
央部(頂部)を結合し固定するアーチ形枠材組付部材5
3と、アーチ形枠材52の下端を固定するとともに植木
鉢やプランタを入れる箱形に形成した台座部材としての
ボックス部材54とからなる。アーチ形枠材組付部材5
3は、図3(ロ)に示すように、支持部材側孔53aと
枠材側孔53bとを形成させるように、2枚のベルト状
板材の中央部をピン53cでピン軸周りに回動自在に接
続し、各板材の端部に穿設した孔にボルト56a,57
aを挿通させ、そのボルト56a,57aにナット56
b,57bを螺合して各端部を近接させ、孔径を縮小さ
せて頂部支持部材51およびアーチ形枠材52を締め付
けることができるようにしている。このアーチ形枠材組
付部材53の支持部材側孔53aを頂部支持部材51に
外嵌させた時、アーチ形枠材組付部材53を締付前には
頂部支持部材51の軸方向へ自由に移動させることがで
き、必要な位置にアーチ形枠材組付部材53を移動さ
せ、アーチ形枠材52の支持位置を任意に決められるよ
うにしている。ボックス部材54はプランタを収容でき
るように棒状枠材を組合せて箱形に形成し、アーチ状枠
材52の下端は箱形を形成する縦枠材に結合部材として
の固定部材55を用いて上下2箇所を固定させるか、ま
たは箱形を形成する縦枠材にパイプ(図示せず)を溶接
して、そのパイプにアーチ状枠材52の下端を挿入させ
ることにより固定する。固定部材55を使用する場合に
は、アーチ状枠材52の下端をボックス部材54の枠材
に固定し挟み付けるための湾曲部を形成するとともに、
その湾曲部の外方にボルト孔(図示せず)を穿設して、
ボックス部材54の枠材にボルト(図示せず)によりボ
ルト止めする。
(ロ)に示すように、アーチ状に蔓を形作るためのアー
チ形に枠材を並設したアーチ型自立柵50で、頂部に水
平方向へ向けた頂部支持部材51と、この頂部支持部材
51に中央部を固定させてアーチ形を形成するアーチ形
枠材52と、頂部支持部材51にアーチ形枠材52の中
央部(頂部)を結合し固定するアーチ形枠材組付部材5
3と、アーチ形枠材52の下端を固定するとともに植木
鉢やプランタを入れる箱形に形成した台座部材としての
ボックス部材54とからなる。アーチ形枠材組付部材5
3は、図3(ロ)に示すように、支持部材側孔53aと
枠材側孔53bとを形成させるように、2枚のベルト状
板材の中央部をピン53cでピン軸周りに回動自在に接
続し、各板材の端部に穿設した孔にボルト56a,57
aを挿通させ、そのボルト56a,57aにナット56
b,57bを螺合して各端部を近接させ、孔径を縮小さ
せて頂部支持部材51およびアーチ形枠材52を締め付
けることができるようにしている。このアーチ形枠材組
付部材53の支持部材側孔53aを頂部支持部材51に
外嵌させた時、アーチ形枠材組付部材53を締付前には
頂部支持部材51の軸方向へ自由に移動させることがで
き、必要な位置にアーチ形枠材組付部材53を移動さ
せ、アーチ形枠材52の支持位置を任意に決められるよ
うにしている。ボックス部材54はプランタを収容でき
るように棒状枠材を組合せて箱形に形成し、アーチ状枠
材52の下端は箱形を形成する縦枠材に結合部材として
の固定部材55を用いて上下2箇所を固定させるか、ま
たは箱形を形成する縦枠材にパイプ(図示せず)を溶接
して、そのパイプにアーチ状枠材52の下端を挿入させ
ることにより固定する。固定部材55を使用する場合に
は、アーチ状枠材52の下端をボックス部材54の枠材
に固定し挟み付けるための湾曲部を形成するとともに、
その湾曲部の外方にボルト孔(図示せず)を穿設して、
ボックス部材54の枠材にボルト(図示せず)によりボ
ルト止めする。
【0021】このように構成した第3実施形態を使用す
る場合、頂部支持部材51に外嵌させた各アーチ形枠材
組付部材53を長手方向へ移動させて、アーチ状枠材5
2がボックス部材54に固定できる位置であるとともに
各アーチ状枠材52が等間隔になるように位置決めし、
螺合したボルト56a,57aとナット56b,57b
とを締めて位置固定するとともにアーチ状枠材52の下
端をボックス部材54の枠材にボルト止めしてアーチ型
自立柵50を形成し自立させる。この自立させたアーチ
型自立柵50のボックス部材54にプランターを入れて
蔓性植物を育成すると、蔓が延びてアーチ状枠材52に
沿って成長し、開花した時には蔓と葉と花で覆われたア
ーチ状の通路が形成される。
る場合、頂部支持部材51に外嵌させた各アーチ形枠材
組付部材53を長手方向へ移動させて、アーチ状枠材5
2がボックス部材54に固定できる位置であるとともに
各アーチ状枠材52が等間隔になるように位置決めし、
螺合したボルト56a,57aとナット56b,57b
とを締めて位置固定するとともにアーチ状枠材52の下
端をボックス部材54の枠材にボルト止めしてアーチ型
自立柵50を形成し自立させる。この自立させたアーチ
型自立柵50のボックス部材54にプランターを入れて
蔓性植物を育成すると、蔓が延びてアーチ状枠材52に
沿って成長し、開花した時には蔓と葉と花で覆われたア
ーチ状の通路が形成される。
【0022】このような第3実施形態のアーチ状自立柵
50では、アーチ状枠材52をプランター等を入れたボ
ックス部材54によって安定良く自立させることができ
るとともに、アーチ状枠材52に沿って成長する植物に
よってアーチ状の通路を形成することができる。また、
不使用時には、アーチ形枠材組付部材53の支持部材側
孔53aと枠材側孔53bとをピン53cの軸回りに回
動して、アーチ形枠材52の中央部を頂部支持部材51
に直交する軸回りに回動させ、頂部支持部材51とアー
チ形枠材52とを略平面状に形状変形して収納容積を縮
小することにより、必要な時期が来るまでの間も邪魔に
ならずに済むように場所をとらずに収納することができ
る。
50では、アーチ状枠材52をプランター等を入れたボ
ックス部材54によって安定良く自立させることができ
るとともに、アーチ状枠材52に沿って成長する植物に
よってアーチ状の通路を形成することができる。また、
不使用時には、アーチ形枠材組付部材53の支持部材側
孔53aと枠材側孔53bとをピン53cの軸回りに回
動して、アーチ形枠材52の中央部を頂部支持部材51
に直交する軸回りに回動させ、頂部支持部材51とアー
チ形枠材52とを略平面状に形状変形して収納容積を縮
小することにより、必要な時期が来るまでの間も邪魔に
ならずに済むように場所をとらずに収納することができ
る。
【0023】第4実施形態の構成は、図4(イ),
(ロ)に示すように、摺動型支持部材を有する自立柵6
0で、格子状に枠材を組付けた略平面形立枠材61と、
この略平面形立枠材61の下端部に上下2本を並行にし
て水平方向へ向けて取り付けた溝付き水平部材62,6
3と、この溝付き水平部材62,63の溝に嵌め合せて
左右方向へ摺動自在に設けた摺動型支持部材である立枠
型台座部材64,65とからなる。溝付き水平部材6
2,63は、断面形状が角張ったC字形の引き抜き型
材、またはダブテール溝を長手方向に形成させた角材等
の金属材料を用い、長手方向に複数箇所のボルト孔(図
示せず)を穿設する。立枠型台座部材64,65の溝付
き水平部材側の先端部には、溝付き水平部材62,63
に設けられた溝の形状に嵌合できる形状に形成させた摺
動端部64a,65aを有し、この摺動端部64a,6
5aの端面にネジ孔を設けてネジまたはボルトが螺合で
きるようにする。そして摺動端部64a,65aをそれ
ぞれ溝付き水平部材62,63に設けられた溝に嵌合し
て、溝に沿って移動できるようにするとともに、位置決
めした箇所で溝付き水平部材62,63のボルト孔側か
ら挿入した結合部材としてのボルト66を螺合して位置
固定できるようにする。
(ロ)に示すように、摺動型支持部材を有する自立柵6
0で、格子状に枠材を組付けた略平面形立枠材61と、
この略平面形立枠材61の下端部に上下2本を並行にし
て水平方向へ向けて取り付けた溝付き水平部材62,6
3と、この溝付き水平部材62,63の溝に嵌め合せて
左右方向へ摺動自在に設けた摺動型支持部材である立枠
型台座部材64,65とからなる。溝付き水平部材6
2,63は、断面形状が角張ったC字形の引き抜き型
材、またはダブテール溝を長手方向に形成させた角材等
の金属材料を用い、長手方向に複数箇所のボルト孔(図
示せず)を穿設する。立枠型台座部材64,65の溝付
き水平部材側の先端部には、溝付き水平部材62,63
に設けられた溝の形状に嵌合できる形状に形成させた摺
動端部64a,65aを有し、この摺動端部64a,6
5aの端面にネジ孔を設けてネジまたはボルトが螺合で
きるようにする。そして摺動端部64a,65aをそれ
ぞれ溝付き水平部材62,63に設けられた溝に嵌合し
て、溝に沿って移動できるようにするとともに、位置決
めした箇所で溝付き水平部材62,63のボルト孔側か
ら挿入した結合部材としてのボルト66を螺合して位置
固定できるようにする。
【0024】このように構成した第4実施形態を使用す
る場合、略平面形立枠材61の下端部に設けた溝付き水
平部材62,63に立枠型台座部材64,65の摺動端
部64a,65aを嵌め込み、それぞれを適当間隔あけ
て位置決めし、溝付き水平部材62,63のボルト孔側
から挿入したボルト66を、摺動端部64a,65aの
端面に設けたネジ孔に螺合して位置固定して自立柵60
を自立させる。
る場合、略平面形立枠材61の下端部に設けた溝付き水
平部材62,63に立枠型台座部材64,65の摺動端
部64a,65aを嵌め込み、それぞれを適当間隔あけ
て位置決めし、溝付き水平部材62,63のボルト孔側
から挿入したボルト66を、摺動端部64a,65aの
端面に設けたネジ孔に螺合して位置固定して自立柵60
を自立させる。
【0025】このような第4実施形態では、自立柵60
を自立させた場合に、立枠型台座部材64,65が植木
鉢やプランターの設置と干渉しないように位置決めで
き、自立柵60の設置を容易にすることができる。ま
た、必要に応じて立枠型台座部材64,65に板材を掛
け渡し、その上に植木鉢やプランターを載置して、植物
の数を増加させて柵状の蔓の数を増加させ、密に繁らせ
ることができるとともに、支持材としての立枠型台座部
材64,65の重量を増加させて安定を良くすることが
できる。さらにまた、不使用時には、ボルト66を外
し、溝付き水平部材62,63の溝に沿って立枠型台座
部材64,65を移動して一端側へ寄せて形状を変形す
ることにより、収納時の収納容積を縮小することができ
る。
を自立させた場合に、立枠型台座部材64,65が植木
鉢やプランターの設置と干渉しないように位置決めで
き、自立柵60の設置を容易にすることができる。ま
た、必要に応じて立枠型台座部材64,65に板材を掛
け渡し、その上に植木鉢やプランターを載置して、植物
の数を増加させて柵状の蔓の数を増加させ、密に繁らせ
ることができるとともに、支持材としての立枠型台座部
材64,65の重量を増加させて安定を良くすることが
できる。さらにまた、不使用時には、ボルト66を外
し、溝付き水平部材62,63の溝に沿って立枠型台座
部材64,65を移動して一端側へ寄せて形状を変形す
ることにより、収納時の収納容積を縮小することができ
る。
【0026】上記各実施形態は、一形態を示したもので
あって、細部については、これらの例に限定することは
なく、他の態様を採ることも可能である。例えば、各枠
材の形状をハート形、菱形、丸形、三角形、スペード
形、または樹木輪郭形等の外枠を有する枠材に形成した
ものであっても良く、各枠材の接続態様については、可
動部に市販のヒンジ等を利用しても良く、固定部には溶
接等を用いて強固に固定しても良く、また、その接続部
材をブラケットとして形成させなくとも着脱自在な固定
具あるいは市販の接続具を利用しても良い。使用材料も
ステンレス製、アルミニウム製、プラスチック製等、そ
の使用態様に合わせて適宜選択すれば良い。また、大き
さも1つの鉢植えやプランターに対する柵から複数のプ
ランターを台座部材に載置できるように形成させる柵ま
で、種々の利用態様に合わせて一体型に形成させ、ある
いは小型の柵を複数組み合わせて大型の柵を形成させて
も良い。
あって、細部については、これらの例に限定することは
なく、他の態様を採ることも可能である。例えば、各枠
材の形状をハート形、菱形、丸形、三角形、スペード
形、または樹木輪郭形等の外枠を有する枠材に形成した
ものであっても良く、各枠材の接続態様については、可
動部に市販のヒンジ等を利用しても良く、固定部には溶
接等を用いて強固に固定しても良く、また、その接続部
材をブラケットとして形成させなくとも着脱自在な固定
具あるいは市販の接続具を利用しても良い。使用材料も
ステンレス製、アルミニウム製、プラスチック製等、そ
の使用態様に合わせて適宜選択すれば良い。また、大き
さも1つの鉢植えやプランターに対する柵から複数のプ
ランターを台座部材に載置できるように形成させる柵ま
で、種々の利用態様に合わせて一体型に形成させ、ある
いは小型の柵を複数組み合わせて大型の柵を形成させて
も良い。
【0027】
【考案の効果】以上のように本考案による請求項1に係
る蔓性植物育成用柵は、予め設定した形状に形成させて
鉢またはプランター等の植物育成用具に近接させて立設
させる立枠材と、この立枠材の下端部に設けて枠材自立
用の支持部材と前記植物育成用具を載置させる台座とを
兼ねる台座部材と、前記立枠材と前記台座部材とを結合
させて前記立枠材を自立させる着脱自在な結合部材とか
らなる自立柵を形成するとともに、前記立枠材を形状変
形可能に形成して不使用時に収納容積縮小可能にしたこ
とにより、蔓性植物を育成する場合には、植物育成用具
を台座部材に載置させて蔓性植物を育成させると、立枠
材が植物育成用具に近接しているため、自立している立
枠材に蔓が絡まり、蔓が立枠材に沿って延びていき、立
枠材によって形成された形状に蔓性植物を育成させるこ
とができて、容易に希望する形状に蔓性植物を成長させ
ることができ、また、この柵の不使用時には、立枠材の
形状を変形して収納容積を縮小することにより、必要な
時期が来るまでの間、邪魔にならずに済むように場所を
とらずに収納することができる。
る蔓性植物育成用柵は、予め設定した形状に形成させて
鉢またはプランター等の植物育成用具に近接させて立設
させる立枠材と、この立枠材の下端部に設けて枠材自立
用の支持部材と前記植物育成用具を載置させる台座とを
兼ねる台座部材と、前記立枠材と前記台座部材とを結合
させて前記立枠材を自立させる着脱自在な結合部材とか
らなる自立柵を形成するとともに、前記立枠材を形状変
形可能に形成して不使用時に収納容積縮小可能にしたこ
とにより、蔓性植物を育成する場合には、植物育成用具
を台座部材に載置させて蔓性植物を育成させると、立枠
材が植物育成用具に近接しているため、自立している立
枠材に蔓が絡まり、蔓が立枠材に沿って延びていき、立
枠材によって形成された形状に蔓性植物を育成させるこ
とができて、容易に希望する形状に蔓性植物を成長させ
ることができ、また、この柵の不使用時には、立枠材の
形状を変形して収納容積を縮小することにより、必要な
時期が来るまでの間、邪魔にならずに済むように場所を
とらずに収納することができる。
【0028】また、請求項2に係る蔓性植物育成用柵
は、前記立枠材を格子状に組付けて固着した正面枠(3
1)と、その正面枠(31)と同じ高さになる長い枠材
を縦向きにし、前記正面枠(31)の一格子分の幅にな
る短い枠材を横向きにして、上下方向に長い長方形にな
るように組付けた左右1枚以上の側面枠(32a,32
b,32c,32d)とにより形成し、前記台座部材を
前記正面枠(31)および前記各側面枠(32a,32
b,32c,32d)の自立時の下端により形成される
形状に略近似させた台座部材(33)に形成し、前記正
面枠(31)に対して前記側面枠(32a,32b,3
2c,32d)を折り組んで自立可能な多面型自立柵を
形成するとともに、不使用時には前記正面枠(31)に
対して前記側面枠(32a,32b,32c,32d)
と前記台座部材(33)とを折り畳むことにより形状変
形し、収納容積を縮小するため、蔓性植物の育成時に
は、多面型の蔓性植物育成用柵として、正面枠(31)
の両側部に位置する側面枠(32a,32b,32c,
32d)を台座部材(33)の外枠に沿わせて折り組
み、台座部材(33)に側面枠(32a,32b,32
c,32d)を固定して自立させると、成長する蔓が正
面枠(31)および側面枠(32a,32b,32c,
32d)に多面的に展開させることができて、視覚的に
豪華に蔓性植物を成長させることができ、また、この柵
の不使用時には、正面枠(31)に対して側面枠(32
a,32b,32c,32d)と台座部材(33)とを
折り畳み、略平面状に形状を変形して収納容積を縮小す
ることにより、必要な時期が来るまでの間も邪魔になら
ずに済むように場所をとらずに収納することができる。
は、前記立枠材を格子状に組付けて固着した正面枠(3
1)と、その正面枠(31)と同じ高さになる長い枠材
を縦向きにし、前記正面枠(31)の一格子分の幅にな
る短い枠材を横向きにして、上下方向に長い長方形にな
るように組付けた左右1枚以上の側面枠(32a,32
b,32c,32d)とにより形成し、前記台座部材を
前記正面枠(31)および前記各側面枠(32a,32
b,32c,32d)の自立時の下端により形成される
形状に略近似させた台座部材(33)に形成し、前記正
面枠(31)に対して前記側面枠(32a,32b,3
2c,32d)を折り組んで自立可能な多面型自立柵を
形成するとともに、不使用時には前記正面枠(31)に
対して前記側面枠(32a,32b,32c,32d)
と前記台座部材(33)とを折り畳むことにより形状変
形し、収納容積を縮小するため、蔓性植物の育成時に
は、多面型の蔓性植物育成用柵として、正面枠(31)
の両側部に位置する側面枠(32a,32b,32c,
32d)を台座部材(33)の外枠に沿わせて折り組
み、台座部材(33)に側面枠(32a,32b,32
c,32d)を固定して自立させると、成長する蔓が正
面枠(31)および側面枠(32a,32b,32c,
32d)に多面的に展開させることができて、視覚的に
豪華に蔓性植物を成長させることができ、また、この柵
の不使用時には、正面枠(31)に対して側面枠(32
a,32b,32c,32d)と台座部材(33)とを
折り畳み、略平面状に形状を変形して収納容積を縮小す
ることにより、必要な時期が来るまでの間も邪魔になら
ずに済むように場所をとらずに収納することができる。
【0029】また、請求項3に係る蔓性植物育成用柵で
は、前記立枠材を複数の長い棒材(41)と、この棒材
(41)の上端を回動自在に結合する棒材上端組付部材
(42)とにより形成し、前記台座部材を前記棒材(4
1)の下端を固定するフランジ状棒材下端固定部材(4
3a)を周設した盆状台座部材(43)に形成し、前記
棒材(41)を前記棒材上端組付部材(42)から前記
盆状台座部材(43)に周設された前記フランジ状棒材
下端固定部材(43a)に向けて曲線を描いて放射状に
広がりながら下降していく形状に形成して、鳥籠状自立
柵を形成するとともに、不使用時には前記棒材上端組付
部材(42)に対して前記棒材(41)を回動すること
により形状変形し、収納容積を縮小するため、蔓性植物
の育成時には、鳥籠状の蔓性植物育成用柵として、盆状
台座部材(43)に周設したフランジ状棒材下端固定部
材(43a)に各棒材(41)の下端を接続して固定
し、棒材を棒材上端組付部材(42)から円状底面部に
向けて曲線を描いて放射状に広がりながら下降していく
鳥籠状に自立柵を形成させることにより、成長する蔓を
各棒材(41)に沿って立体的に展開させることがで
き、膨らみを持たせるように成長させることができ、ま
た、この柵の不使用時には、棒材上端組付部材(42)
に対して各棒材(41)を回動可能な範囲で一面側へ寄
るように回動して略平面状に形状変形し、収納容積を縮
小することにより、必要な時期が来るまでの間も邪魔に
ならずに済むように場所をとらずに収納することができ
る。
は、前記立枠材を複数の長い棒材(41)と、この棒材
(41)の上端を回動自在に結合する棒材上端組付部材
(42)とにより形成し、前記台座部材を前記棒材(4
1)の下端を固定するフランジ状棒材下端固定部材(4
3a)を周設した盆状台座部材(43)に形成し、前記
棒材(41)を前記棒材上端組付部材(42)から前記
盆状台座部材(43)に周設された前記フランジ状棒材
下端固定部材(43a)に向けて曲線を描いて放射状に
広がりながら下降していく形状に形成して、鳥籠状自立
柵を形成するとともに、不使用時には前記棒材上端組付
部材(42)に対して前記棒材(41)を回動すること
により形状変形し、収納容積を縮小するため、蔓性植物
の育成時には、鳥籠状の蔓性植物育成用柵として、盆状
台座部材(43)に周設したフランジ状棒材下端固定部
材(43a)に各棒材(41)の下端を接続して固定
し、棒材を棒材上端組付部材(42)から円状底面部に
向けて曲線を描いて放射状に広がりながら下降していく
鳥籠状に自立柵を形成させることにより、成長する蔓を
各棒材(41)に沿って立体的に展開させることがで
き、膨らみを持たせるように成長させることができ、ま
た、この柵の不使用時には、棒材上端組付部材(42)
に対して各棒材(41)を回動可能な範囲で一面側へ寄
るように回動して略平面状に形状変形し、収納容積を縮
小することにより、必要な時期が来るまでの間も邪魔に
ならずに済むように場所をとらずに収納することができ
る。
【0030】また、請求項4に係る蔓性植物育成用柵で
は、前記立枠材を水平方向へ向けた頂部支持部材(5
1)と、この頂部支持部材(51)に中央部を結合する
とともに両端側を曲線を描いて下降させてアーチ形を形
成するアーチ形枠材(52)と、前記頂部支持部材(5
1)に前記アーチ形枠材(52)の中央部を前記頂部支
持部材(51)に直交する軸回りに回動自在に結合する
アーチ形枠材組付部材(53)とにより形成し、前記台
座部材をアーチ形枠材(52)の下端を固定するととも
に箱形に形成したボックス部材(54)に形成して、前
記アーチ形枠材(52)を並設したアーチ型自立柵を形
成するとともに、不使用時には前記立枠材の頂部支持部
材(51)に対してアーチ形枠材(52)を回動するこ
とにより形状変形し、収納容積を縮小するため、蔓性植
物の育成時には、アーチ型の蔓性植物育成用柵として、
水平方向へ向けた頂部支持部材(51)にアーチ形枠材
(52)の中央部を固定させ、アーチ形枠材(52)の
両端側を曲線を描いて下降させ、そのアーチ形枠材(5
2)の下端をボックス部材(54)に固定して、アーチ
形の柵を並設したアーチ型に自立柵を形成させることに
より、成長する蔓がアーチ形枠材(52)に沿ってアー
チ門形に展開させることができ、門形の中を通ることが
できるように成長させることができ、この柵の不使用時
には、アーチ形枠材組付部材(53)を前記アーチ形枠
材(52)の中央部を前記頂部支持部材(51)に直交
する軸回りに回動して、前記立枠材の頂部支持部材(5
1)とアーチ形枠材(52)とを略平面状に形状変形
し、収納容積を縮小することにより、必要な時期が来る
までの間も邪魔にならずに済むように場所をとらずに収
納することができる。
は、前記立枠材を水平方向へ向けた頂部支持部材(5
1)と、この頂部支持部材(51)に中央部を結合する
とともに両端側を曲線を描いて下降させてアーチ形を形
成するアーチ形枠材(52)と、前記頂部支持部材(5
1)に前記アーチ形枠材(52)の中央部を前記頂部支
持部材(51)に直交する軸回りに回動自在に結合する
アーチ形枠材組付部材(53)とにより形成し、前記台
座部材をアーチ形枠材(52)の下端を固定するととも
に箱形に形成したボックス部材(54)に形成して、前
記アーチ形枠材(52)を並設したアーチ型自立柵を形
成するとともに、不使用時には前記立枠材の頂部支持部
材(51)に対してアーチ形枠材(52)を回動するこ
とにより形状変形し、収納容積を縮小するため、蔓性植
物の育成時には、アーチ型の蔓性植物育成用柵として、
水平方向へ向けた頂部支持部材(51)にアーチ形枠材
(52)の中央部を固定させ、アーチ形枠材(52)の
両端側を曲線を描いて下降させ、そのアーチ形枠材(5
2)の下端をボックス部材(54)に固定して、アーチ
形の柵を並設したアーチ型に自立柵を形成させることに
より、成長する蔓がアーチ形枠材(52)に沿ってアー
チ門形に展開させることができ、門形の中を通ることが
できるように成長させることができ、この柵の不使用時
には、アーチ形枠材組付部材(53)を前記アーチ形枠
材(52)の中央部を前記頂部支持部材(51)に直交
する軸回りに回動して、前記立枠材の頂部支持部材(5
1)とアーチ形枠材(52)とを略平面状に形状変形
し、収納容積を縮小することにより、必要な時期が来る
までの間も邪魔にならずに済むように場所をとらずに収
納することができる。
【0031】また、請求項5に係る蔓性植物育成用柵
は、前記立枠材を立枠材下端部に固定し横方向へ延設し
た溝付き水平部材(62,63)を設けた略平面形立枠
材(61)に形成し、前記台座部材を前記溝付き水平部
材(62,63)の溝に摺動自在に嵌合させる摺動端部
(64a,65a)を立枠材側の先端部に形成して前記
略平面形立枠材(61)の横方向に移動可能に形成する
とともに前記略平面形立枠材(61)を自立可能に支持
する立枠型台座部材(64,65)に形成してなるか
ら、蔓性植物の育成時には、鉢又はプランター等の植物
育成用具の設置位置と立枠型台座部材(64,65)と
が干渉しないように、立枠型台座部材(64,65)を
溝付き水平部材(62,63)に嵌合した摺動端部(6
4a,65a)を摺動させて横方向に移動させることが
でき、略平面形枠材(61)を植物育成用具に近接させ
ても立枠型台座部材(64,65)の配置に困らないよ
うにすることができ、柵設置時に自立させる立枠材の配
置および位置決めを任意かつ容易にすることができ、ま
た、必要に応じて立枠型台座部材(64,65)に板材
を掛け渡し、その上に植木鉢やプランターを載置して、
植物の数を増加させて柵にからまる蔓の数を増加させ、
密に繁らせることができるとともに、支持材としての立
枠型台座部材(64,65)の重量を増加させて安定を
良くすることができ、さらに、この蔓性植物育成用柵の
不使用時には、溝付き水平部材(62,63)の溝に沿
って立枠型台座部材(64,65)を移動して一端側へ
寄せることにより形状を変形し、収納時の収納容積を縮
小することができる。
は、前記立枠材を立枠材下端部に固定し横方向へ延設し
た溝付き水平部材(62,63)を設けた略平面形立枠
材(61)に形成し、前記台座部材を前記溝付き水平部
材(62,63)の溝に摺動自在に嵌合させる摺動端部
(64a,65a)を立枠材側の先端部に形成して前記
略平面形立枠材(61)の横方向に移動可能に形成する
とともに前記略平面形立枠材(61)を自立可能に支持
する立枠型台座部材(64,65)に形成してなるか
ら、蔓性植物の育成時には、鉢又はプランター等の植物
育成用具の設置位置と立枠型台座部材(64,65)と
が干渉しないように、立枠型台座部材(64,65)を
溝付き水平部材(62,63)に嵌合した摺動端部(6
4a,65a)を摺動させて横方向に移動させることが
でき、略平面形枠材(61)を植物育成用具に近接させ
ても立枠型台座部材(64,65)の配置に困らないよ
うにすることができ、柵設置時に自立させる立枠材の配
置および位置決めを任意かつ容易にすることができ、ま
た、必要に応じて立枠型台座部材(64,65)に板材
を掛け渡し、その上に植木鉢やプランターを載置して、
植物の数を増加させて柵にからまる蔓の数を増加させ、
密に繁らせることができるとともに、支持材としての立
枠型台座部材(64,65)の重量を増加させて安定を
良くすることができ、さらに、この蔓性植物育成用柵の
不使用時には、溝付き水平部材(62,63)の溝に沿
って立枠型台座部材(64,65)を移動して一端側へ
寄せることにより形状を変形し、収納時の収納容積を縮
小することができる。
【図1】本考案による蔓性植物育成用柵の第1実施形態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】本考案による蔓性植物育成用柵の第2実施形態
を示す図で、 (イ)は全体を示す斜視図、 (ロ)は棒材上端組付部材を示す斜視図である。
を示す図で、 (イ)は全体を示す斜視図、 (ロ)は棒材上端組付部材を示す斜視図である。
【図3】本考案による蔓性植物育成用柵の第3実施形態
を示す図である。 (イ)は全体を示す斜視図、 (ロ)はアーチ形枠材組付部材を示す斜視図である。
を示す図である。 (イ)は全体を示す斜視図、 (ロ)はアーチ形枠材組付部材を示す斜視図である。
【図4】本考案による蔓性植物育成用柵の第4実施形態
を示す図である。 (イ)は全体を示す斜視図、 (ロ)は溝付き水平部材と立枠型台座部材の摺動端部と
の嵌合状態を示す斜視図である。
を示す図である。 (イ)は全体を示す斜視図、 (ロ)は溝付き水平部材と立枠型台座部材の摺動端部と
の嵌合状態を示す斜視図である。
【図5】従来の蔓性植物育成用柵を示す斜視図である。
30,40,50,60 自立柵 31 正面枠 32a,32b,32c,32d 側面枠 33 台座部材 41 棒材 42 棒材上端組付部材 43 盆状台座部材 43a フランジ状棒材下端固定部材 51 頂部支持部材 52 アーチ型枠材 53 アーチ形枠材組付部材 54 ボックス部材 61 略平面形立枠材 62,63 溝付き水平部材 64,65 立枠型台座部材 64a,65a 摺動端部
Claims (5)
- 【請求項1】 予め設定した形状に形成させて鉢または
プランター等の植物育成用具に近接させて自立させる立
枠材と、この立枠材の下端部に設けて立枠材自立用の支
持部材と前記植物育成用具を載置させる台座とを兼ねる
台座部材と、前記立枠材と前記台座部材とを結合させて
前記立枠材を自立させる着脱自在な結合部材とからなる
自立柵を形成するとともに、前記立枠材を形状変形可能
に形成して不使用時に収納容積縮小可能にしたことを特
徴とする蔓性植物育成用柵。 - 【請求項2】 前記立枠材を格子状に組付けて固着した
正面枠(31)と、その正面枠(31)と同じ高さにな
る長い枠材を縦向きにし、前記正面枠(31)の一格子
分の幅になる短い枠材を横向きにして、上下方向に長い
長方形になるように組付けた左右1枚以上の側面枠(3
2a,32b,32c,32d)とにより形成し、前記
台座部材を前記正面枠(31)および前記各側面枠(3
2a,32b,32c,32d)の自立時の下端により
形成される形状に略近似させた台座部材(33)に形成
し、前記正面枠(31)に対して前記側面枠(32a,
32b,32c,32d)を折り組んで自立可能な多面
型自立柵を形成するとともに、不使用時には前記正面枠
(31)に対して前記側面枠(32a,32b,32
c,32d)と前記台座部材(33)とを折り畳むこと
により形状変形し、収納容積を縮小することを特徴とす
る請求項1記載の蔓性植物育成用柵。 - 【請求項3】 前記立枠材を複数の長い棒材(41)
と、この棒材(41)の上端を回動自在に結合する棒材
上端組付部材(42)とにより形成し、前記台座部材を
前記棒材(41)の下端を固定するフランジ状棒材下端
固定部材(43a)を周設した盆状台座部材(43)に
形成し、前記棒材(41)を前記棒材上端組付部材(4
2)から前記盆状台座部材(43)に周設された前記フ
ランジ状棒材下端固定部材(43a)に向けて曲線を描
いて放射状に広がりながら下降していく形状に形成し
て、鳥籠状自立柵を形成するとともに、不使用時には前
記棒材上端組付部材(42)に対して前記棒材(41)
を回動することにより形状変形し、収納容積を縮小する
ことを特徴とする請求項1記載の蔓性植物育成用柵。 - 【請求項4】 前記立枠材を水平方向へ向けた頂部支持
部材(51)と、この頂部支持部材(51)に中央部を
結合するとともに両端側を曲線を描いて下降させてアー
チ形を形成するアーチ形枠材(52)と、前記頂部支持
部材(51)に前記アーチ形枠材(52)の中央部を前
記頂部支持部材(51)に直交する軸回りに回動自在に
結合するアーチ形枠材組付部材(53)とにより形成
し、前記台座部材をアーチ形枠材(52)の下端を固定
するとともに箱形に形成したボックス部材(54)に形
成して、前記アーチ形枠材(52)を並設したアーチ型
自立柵を形成するとともに、不使用時には前記立枠材の
頂部支持部材(51)に対してアーチ形枠材(52)を
回動することにより形状変形し、収納容積を縮小するこ
とを特徴とする請求項1記載の蔓性植物育成用柵。 - 【請求項5】 前記立枠材を立枠材下端部に固定し横方
向へ延設した溝付き水平部材(62,63)を設けた略
平面形立枠材(61)に形成し、前記台座部材を前記溝
付き水平部材(62,63)の溝に摺動自在に嵌合させ
る摺動端部(64a,65a)を立枠材側の先端部に形
成して前記略平面形立枠材(61)の横方向に移動可能
に形成するとともに前記略平面形立枠材(61)を自立
可能に支持する立枠型台座部材(64,65)に形成し
てなることを特徴とする請求項1記載の蔓性植物育成用
柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995012062U JP2579265Y2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 蔓性植物育成用柵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995012062U JP2579265Y2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 蔓性植物育成用柵 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08665U JPH08665U (ja) | 1996-04-23 |
JP2579265Y2 true JP2579265Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=11795122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995012062U Expired - Lifetime JP2579265Y2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 蔓性植物育成用柵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2579265Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4794991B2 (ja) * | 2005-11-16 | 2011-10-19 | 四国化成工業株式会社 | プランター |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5137656Y2 (ja) * | 1971-09-23 | 1976-09-14 | ||
JPH0520549U (ja) * | 1991-08-23 | 1993-03-19 | 武文 内山 | プランタ用植物棚 |
-
1995
- 1995-10-09 JP JP1995012062U patent/JP2579265Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08665U (ja) | 1996-04-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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