JP2004065206A - 植物栽培用支柱 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は茄子等の苗を、簡単な作業で、風や重さによっても倒れることがなく、且枝や葉も集中することなくして日当たりや風通しを良くし、品質良い茄子等の多収穫を計ろうとするものである。
【解決手段】Ｙ字型の支柱本体の一対の上腕部には、各々高低差のある位置に掛止部を設けて紐或はロープの位置決めを自在とし、下部支柱部は土中への埋め込みを自在とした植物栽培用支柱である。
【選択図】 図１
【解決手段】Ｙ字型の支柱本体の一対の上腕部には、各々高低差のある位置に掛止部を設けて紐或はロープの位置決めを自在とし、下部支柱部は土中への埋め込みを自在とした植物栽培用支柱である。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は茄子、唐辛子などの植物の栽培に使用するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその欠点】
従来の茄子等の栽培に際しては、枝が広がって一定の大きさに育つと支柱を土中に突き刺して茎或は枝を紐で結わいたり吊りさげる等して、実の重さによって枝が折れたり、風によって倒されることのないよう工夫を凝らしている。
【０００３】
然し乍ら苗ごとに支柱を立てるなどの作業が困難であると同時に不安定で倒れることが多く、又枝や葉が集中し日の当たりや風通しが悪くなって収穫量が少なくなったり、実も損傷しやすく、良い収穫の望めないことが多い。
【０００４】
【本発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は茄子等の苗を、簡単な作業で、風や重さによっても倒れることがなく、且枝や葉も集中することなくして日当たりや風通しを良くし、品質良い茄子等の多収穫を計ろうとするものである。
【０００５】
【問題点を解決するための手段】
本発明は、Ｙ字型の支柱本体の一対の上腕部には、各々高低差のある位置に掛止部を設けて紐或はロープの位置決めを自在とし、下部支柱部は土中への埋め込みを自在とした植物栽培用支柱である。
【０００６】
【実施例】
本発明を図示の実施例により詳記すると、Ｙ字型の支柱本体１の一対の上腕部２，２には、各々高低差のある位置にリング状の掛止部３、３…を設け、この掛止部に紐或はロープ４を挿通して該紐或はロープの位置決めを自在とし、下部支柱部５は畝などの土中への埋め込みを自在としたものである。
【０００７】
茄子栽培にあっては、上腕部２，２の最大広がり幅は約１ｍ、上腕部２，２の夫々の長さは約８３ｃｍ、掛止部３，３の間隔は約２７ｃｍ、下部支柱部５の長さは約７０ｃｍが良い。これらは植物の種類や土地などの諸条件により適宜変えることができる。
【０００８】
上腕部２、２と下部支柱部５は、その交差部分に図示しない接続金具を介して組立式とし、コンパクトにして不使用時には収納できるようにするのが望ましく、又掛止部３、３の形状はリング状のほかフック状や、紐リング等汎用のものでよく、又上腕部に溝、穴などの掛止部を直接設けるようにしても良い。
【０００９】
【作用】
これを使用するには、約５５ｃｍ間隔ごとに茄子等の苗６、６…を５本位を列状に植え、その両端位置の土中に支柱本体１の下部支柱部５を倒れないように埋め込み固定して互いの上腕部２、２を対向させ、対応する掛止部２、２に紐或はロープ４を張設する。適当に枝が伸びた段階でこれらの枝を適当な高さの位置にある紐或はロープ４の上に載せるよう手作業により誘導する。自然に紐或はロープ４上に伸びて載っている枝は誘導する必要がない。
【００１０】
下部支柱部５を直接土中に刺し込み固定することが困難な場合は、支柱本体１の外側に杭６を打ち込み固定し、紐或はロープ４の端部を杭６に固定するようにする。
【００１１】
又苗の列方向に伸びた枝には対向する紐或はロープ間に木や紐或はロープなどの横支えを施しても良い。
【００１２】
【効果】
叙上のように、Ｙ字型の支柱本体の一対の上腕部には、各々高低差のある位置に掛止部を設けて紐或はロープの位置決めを自在とし、下部支柱部は土中への埋め込みを自在としたので、茄子等の苗を列状に植えた両端位置の土中に、下部支柱部を突き刺し固定し、紐或はロープ掛止部に位置決めして張設するのみで作業を終えることができ、且苗が大きくなるにしたがって枝は、張設された紐或はロープ上に載せるように誘導してやればバラケタ状態になって支えられ、茄子等の実の重さによって枝が裂けたり、折れたりすることなく、又風によって倒れることもなく、且日当たりや風通しもよく品質の良い茄子等の多収穫を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る植物栽培用支柱の正面説明図。
【図２】本発明に係る植物栽培用支柱の使用状態の説明図。
【符号の説明】
１は支柱本体
２は上腕部
３、３…は掛止部
４は紐或はロープ
５は下部支柱部
６は杭
【産業上の利用分野】
本発明は茄子、唐辛子などの植物の栽培に使用するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその欠点】
従来の茄子等の栽培に際しては、枝が広がって一定の大きさに育つと支柱を土中に突き刺して茎或は枝を紐で結わいたり吊りさげる等して、実の重さによって枝が折れたり、風によって倒されることのないよう工夫を凝らしている。
【０００３】
然し乍ら苗ごとに支柱を立てるなどの作業が困難であると同時に不安定で倒れることが多く、又枝や葉が集中し日の当たりや風通しが悪くなって収穫量が少なくなったり、実も損傷しやすく、良い収穫の望めないことが多い。
【０００４】
【本発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は茄子等の苗を、簡単な作業で、風や重さによっても倒れることがなく、且枝や葉も集中することなくして日当たりや風通しを良くし、品質良い茄子等の多収穫を計ろうとするものである。
【０００５】
【問題点を解決するための手段】
本発明は、Ｙ字型の支柱本体の一対の上腕部には、各々高低差のある位置に掛止部を設けて紐或はロープの位置決めを自在とし、下部支柱部は土中への埋め込みを自在とした植物栽培用支柱である。
【０００６】
【実施例】
本発明を図示の実施例により詳記すると、Ｙ字型の支柱本体１の一対の上腕部２，２には、各々高低差のある位置にリング状の掛止部３、３…を設け、この掛止部に紐或はロープ４を挿通して該紐或はロープの位置決めを自在とし、下部支柱部５は畝などの土中への埋め込みを自在としたものである。
【０００７】
茄子栽培にあっては、上腕部２，２の最大広がり幅は約１ｍ、上腕部２，２の夫々の長さは約８３ｃｍ、掛止部３，３の間隔は約２７ｃｍ、下部支柱部５の長さは約７０ｃｍが良い。これらは植物の種類や土地などの諸条件により適宜変えることができる。
【０００８】
上腕部２、２と下部支柱部５は、その交差部分に図示しない接続金具を介して組立式とし、コンパクトにして不使用時には収納できるようにするのが望ましく、又掛止部３、３の形状はリング状のほかフック状や、紐リング等汎用のものでよく、又上腕部に溝、穴などの掛止部を直接設けるようにしても良い。
【０００９】
【作用】
これを使用するには、約５５ｃｍ間隔ごとに茄子等の苗６、６…を５本位を列状に植え、その両端位置の土中に支柱本体１の下部支柱部５を倒れないように埋め込み固定して互いの上腕部２、２を対向させ、対応する掛止部２、２に紐或はロープ４を張設する。適当に枝が伸びた段階でこれらの枝を適当な高さの位置にある紐或はロープ４の上に載せるよう手作業により誘導する。自然に紐或はロープ４上に伸びて載っている枝は誘導する必要がない。
【００１０】
下部支柱部５を直接土中に刺し込み固定することが困難な場合は、支柱本体１の外側に杭６を打ち込み固定し、紐或はロープ４の端部を杭６に固定するようにする。
【００１１】
又苗の列方向に伸びた枝には対向する紐或はロープ間に木や紐或はロープなどの横支えを施しても良い。
【００１２】
【効果】
叙上のように、Ｙ字型の支柱本体の一対の上腕部には、各々高低差のある位置に掛止部を設けて紐或はロープの位置決めを自在とし、下部支柱部は土中への埋め込みを自在としたので、茄子等の苗を列状に植えた両端位置の土中に、下部支柱部を突き刺し固定し、紐或はロープ掛止部に位置決めして張設するのみで作業を終えることができ、且苗が大きくなるにしたがって枝は、張設された紐或はロープ上に載せるように誘導してやればバラケタ状態になって支えられ、茄子等の実の重さによって枝が裂けたり、折れたりすることなく、又風によって倒れることもなく、且日当たりや風通しもよく品質の良い茄子等の多収穫を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る植物栽培用支柱の正面説明図。
【図２】本発明に係る植物栽培用支柱の使用状態の説明図。
【符号の説明】
１は支柱本体
２は上腕部
３、３…は掛止部
４は紐或はロープ
５は下部支柱部
６は杭
Claims (1)
- Ｙ字型の支柱本体の一対の上腕部には、各々高低差のある位置に掛止部を設けて紐或はロープの位置決めを自在とし、下部支柱部は土中への埋め込みを自在とした植物栽培用支柱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002233249A JP2004065206A (ja) | 2002-08-09 | 2002-08-09 | 植物栽培用支柱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002233249A JP2004065206A (ja) | 2002-08-09 | 2002-08-09 | 植物栽培用支柱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004065206A true JP2004065206A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32018419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002233249A Pending JP2004065206A (ja) | 2002-08-09 | 2002-08-09 | 植物栽培用支柱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004065206A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100556229B1 (ko) | 2005-09-27 | 2006-03-03 | 박영수 | 고추작물용 지지대 |
| KR20200031773A (ko) * | 2018-09-17 | 2020-03-25 | 한국남동발전 주식회사 | 태양광 발전장치의 지지구조물 |
| US20210084839A1 (en) * | 2019-09-23 | 2021-03-25 | Nz Tube Mills Limited | Trellis |
| CN113950993A (zh) * | 2021-10-30 | 2022-01-21 | 苏州筑园景观规划设计股份有限公司 | 一种植树用y型绿化景观辅助支架及其制造和种植方法 |
-
2002
- 2002-08-09 JP JP2002233249A patent/JP2004065206A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100556229B1 (ko) | 2005-09-27 | 2006-03-03 | 박영수 | 고추작물용 지지대 |
| KR20200031773A (ko) * | 2018-09-17 | 2020-03-25 | 한국남동발전 주식회사 | 태양광 발전장치의 지지구조물 |
| KR102109880B1 (ko) | 2018-09-17 | 2020-05-12 | 한국남동발전 주식회사 | 태양광 발전장치의 지지구조물 |
| US20210084839A1 (en) * | 2019-09-23 | 2021-03-25 | Nz Tube Mills Limited | Trellis |
| US11483984B2 (en) * | 2019-09-23 | 2022-11-01 | Nz Tube Mills Limited | Trellis |
| CN113950993A (zh) * | 2021-10-30 | 2022-01-21 | 苏州筑园景观规划设计股份有限公司 | 一种植树用y型绿化景观辅助支架及其制造和种植方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20051013 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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| A521 | Written amendment |
Effective date: 20051130 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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