JPS6343813Y2 - - Google Patents

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JPS6343813Y2
JPS6343813Y2 JP1982089164U JP8916482U JPS6343813Y2 JP S6343813 Y2 JPS6343813 Y2 JP S6343813Y2 JP 1982089164 U JP1982089164 U JP 1982089164U JP 8916482 U JP8916482 U JP 8916482U JP S6343813 Y2 JPS6343813 Y2 JP S6343813Y2
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JP
Japan
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column
grounding
plate
ground plate
ground
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JP1982089164U
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JPS58193471U (ja
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンクリート製ポールや電柱における
接地装置の改良に関するものである。
従来からこのような接地手段としては、電柱に
近接する地盤の適所に接地棒を打設することが行
われているが、電柱の立設と接地棒の打設との2
つの作業を必要とするばかりでなく、電柱の立設
場所が狭い場合には接地棒の打設場所が得られな
い場合が生じ、又、外観的にも美観を損するとい
う問題点がある。
これをなくするために、電柱内に接地電線を埋
設し、この接地電線を電柱の下端部に螺着した接
地板に接続してなるものが考案されているが、予
め接地電線を電柱内に設けるには製作上手間を要
する上に接地板を要しない電柱もあることから不
経済である。
本考案はこのような欠点をなくするために、通
常のコンクリート製電柱等の柱体の下端面に接地
板を接着し、この接地板の一側に接続した接地電
線を柱体の一側周面に沿わせて配設するように構
成したことを特長とする柱体における接地装置を
提供するものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、1
はコンクリート製電柱又はポールからなる柱体
で、その下端面に導電性金属板よりなる接地板2
の中央部上面を適宜な接着剤により一体に接着し
てあり、この接地板2の一側部に接続した接地電
線3を柱体1の一側周面に沿わせて上方に向かつ
て配設してある。
接地板2は第3,4図に示すように、柱体1の
下端面よりもやゝ小径の円形接地板主体2aの中
央部を上方に膨出させて適宜高さの円形凸板部2
bを形成し、この凸板部2bの外周部から主体2
aの外周縁に向かつて適宜巾の直状スリツト4,
4…4を放射状に複数条切込み形成して隣接する
スリツト4,4間でひれ片5を形成し、各スリツ
ト4の一側縁に該スリツト4の巾と同一高さの脚
片6を一体に垂設し、さらに主体2aの一側部を
外側方に山形状に延長させて接続部7とし、この
接続部の下面に接地電線3の下端部を挿入、固着
させる接続管8を一体に固着してなるものであ
る。
図中、9は前記接続部7の中央部に設けた打抜
孔で、接続管8の前半部を露出させてあり、この
打抜孔9を介して接続管8を適宜の工具により圧
着して該接続管8に挿入した接地電線3を固着す
るものである。10は接続部7の先端両側に切起
し形成した挾持片で、接続管8に挿着した接地電
線3の端部を挾着しているものである。
このように構成した接地板2は、建柱時に、ま
ず柱体1の下端にその中央凸板部2bの上面を適
宜な接着剤により接着すると共に接続部7の管8
に接続した接地電線3を柱体1の下端から一側周
面に沿つて上方に延出させておく。この状態で柱
体1を立てながら埋設穿孔11に該柱体1の下端
部を挿入、埋設するものである。
こうして建柱した場合、接地板2の上面は柱体
1の下端面に全面的に密着することなく中央凸板
部2bから外周方に放射状に設けたひれ片5の上
面と柱体1の下端面間に適宜の間隔12が形成さ
れるので、各ひれ片5の上下面を介して効果的に
放電し得るものである。
以上のように本考案は、柱体1の下端面に該柱
体1よりも小径の接地板2を一体に接着し、該接
地板2の中央部に上方に膨出する接着用凸板部2
bを形成すると共に該凸板部2bの外周部から接
地板2の外周縁に向かつて適宜巾を有する複数条
のスリツト4を設け、各スリツト4の一側縁に適
宜高さの脚片6を垂設し、さらに外周一側部に接
地電線3の接続部7を設け、接地電線3を柱体1
の周面に沿わせて配設してなる柱体における接地
装置に係るものであるから、柱体1の下端面に接
地板2を一体的に接着しているので、従来のよう
に別な場所に接地棒を打設することなく建柱と同
時に接地板の埋設を行うことができて作業性の向
上をはかることができ、その上、接地板2の径を
柱体1の下端面の径よりも小径に形成しているの
で、建柱時において接地板2が地面との摺接によ
り外れる虞れがなく確実に接着させた状態で建柱
作業が行え、又、柱体1の下端面は接地板2と全
面的に密着することなく、中央凸板部2bで密着
するから、ひれ片5の上面と柱体1の下端面間に
間隔12ができ、各ひれ片5の上下面を介してよ
り効果的に放電でき、また凸板部2bの外周部か
ら接地板2の外周縁に向かつてスリツト4を設け
てあるから、接地した時にスリツト4を介して上
下面の土が一体となり強固に接地でき、さらに各
スリツト4の一側縁に適宜高さの脚片6を垂設し
てあるから、孔底の設置面が凹凸であつてもその
凹凸に応じて良く馴染むものである。また、接地
板2に接続した接地電線3を柱体1の外周面に沿
わせて延出させているので、予め接地電線を埋設
している特殊な柱体を使用することなく、一般に
採用されているコンクリート製電柱等の柱体1に
簡単に装着できて所望の接地効果を奏することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
柱体を横置した状態の簡略正面図、第2図は建柱
した状態の簡略縦断正面図、第3図は接地板の正
面図、第4図はその裏面側からみた斜視図、第5
図は第4図A−A線における断面図である。 1……柱体、2……接地板、2b……凸板部、
3……接地電線、4……スリツト、6……脚片、
7……接続部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柱体1の下端面に該柱体1よりも小径の接地板
    2を一体に接着し、該接地板2の中央部に上方に
    膨出する接着用凸板部2bを形成すると共に該凸
    板部2bの外周部から接地板2の外周縁に向かつ
    て適宜巾を有する複数条のスリツト4を設け、各
    スリツト4の一側縁に適宜高さの脚片6を垂設
    し、さらに外周一側部に接地電線3の接続部7を
    設け、接地電線3を柱体1の周面に沿わせて配設
    してなる柱体における接地装置。
JP8916482U 1982-06-15 1982-06-15 柱体における接地装置 Granted JPS58193471U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8916482U JPS58193471U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 柱体における接地装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8916482U JPS58193471U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 柱体における接地装置

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Publication Number Publication Date
JPS58193471U JPS58193471U (ja) 1983-12-22
JPS6343813Y2 true JPS6343813Y2 (ja) 1988-11-15

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ID=30097797

Family Applications (1)

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JP8916482U Granted JPS58193471U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 柱体における接地装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4684017B2 (ja) * 2005-06-09 2011-05-18 中国電力株式会社 アース板設置方法およびそれに使用されるアース板装置
JP2008269791A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Tetsukon:Kk 接地極付き底板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4949435U (ja) * 1972-09-13 1974-04-30
JPS52122326U (ja) * 1976-03-16 1977-09-17

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JPS58193471U (ja) 1983-12-22

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