JPS634370Y2 - - Google Patents

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JPS634370Y2
JPS634370Y2 JP20101283U JP20101283U JPS634370Y2 JP S634370 Y2 JPS634370 Y2 JP S634370Y2 JP 20101283 U JP20101283 U JP 20101283U JP 20101283 U JP20101283 U JP 20101283U JP S634370 Y2 JPS634370 Y2 JP S634370Y2
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JP
Japan
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contact
pin terminal
contact piece
terminal
gap
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JP20101283U
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JPS60109273U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は実開昭58−第155787号にて提供された
ICパツケージ等の無負荷挿脱用ソケツト等に好
適に用いられるコンタクトの改良(利用考案)に
関する。
上記従来考案はICソケツトに実装されたICパ
ツケージをソケツトに設けた挺子レバーやカムの
作用で横移動させ、該横移動に伴ないソケツトの
リード挿入孔に挿入されたICリードを該挿入孔
内で接触位置と非接触位置に横移動させ、該非接
触位置でICリードの無負荷挿脱を行わせるよう
にしたソケツトに係り、殊にそのコンタクト構造
に特徴を有するもので詳しくは同コンタクト1′
は第1図に示すようにピン端子11′を対向する
第1、第2接片2′,3′間で挟接しつつ、その一
側位に配した第3接片4′にも接触させるように
すると共に、該第1、第2接片2′,3′の対向面
の一方耳端側にピン端子11′を挟接するための
狭間隙8′を、他方耳端側にピン端子11′を遊挿
する広間隙部12′を形成し、ピン端子抜差しを
該遊挿広間隙部12′で無負荷で行なわせつつ、
該遊挿広間隙12′から上記狭間隙8′へ横移動さ
せることにより、上記第1、第2、第3接片2′,
3′,4′との接触を得るようにしたことを特徴と
したものである。このコンタクトは第1、第2接
片間で遊挿ポジシヨンと接触ポジシヨンを得るこ
とができることに加え、第3接片4′でピン端子
11′を支えつつ、第1、第2接片2′,3′の耳
端における接触位置が確保でき、第2、第3接片
間における遊挿ポジシヨンと接触ポジシヨンを得
るためのピン端子11′の移動距離を最大限にと
ることができ、両ポジシヨンへの移動を確実なも
のとし、三接触点で高信頼の接触が期待される。
本考案は同上のコンタクトを経年使用の経験の
中から、上記コンタクトの基本構造、利点をその
まま採用しつつ、更に上記三接点接触ポジシヨン
を外力、振動に対してもより的確に確保できるよ
うに改善したものを創案するに至つたものであ
る。
以下、本考案に係るコンタクトを第2図以降の
実施例に基いて詳述する。図中1はコンタクト全
体を示す。該コンタクト1は弾性平条片から成る
第1、第2接片2,3と、同様に弾性平条片から
成ら第3接片4とを併用する。
第1、第2接片2,3と第3接片4とは互いに
並立され、その基部耳端において相互に連結し、
該連結部下端から雄端子7を下方へ延ばす。
即ち、第1接片2はその一方耳端が上記連結基
部5を介して第3接片4の一方耳端と連結され、
第2接片2はその他方耳端が上記連結基部6を介
して第3接片4の他方耳端と連結され、該連結下
で第1、第2接片2,3を該連結基部5,6から
第3接片4の左右前方へ略直角に曲げ出しその板
面を互いに対向して配置すると共に、第3接片4
を該第1、第2接片2,3の一側に両接片2,3
の対向間隙と対向する如く配置する。
上記第1、第2接片2,3は互いに相対方向に
前傾されその先端部対向面に狭間隙8を形成する
互いに対向する一対の隆起部9,10を有する。
該狭間隙8、即ち隆起部9,10は第1、第2
接片2,3の一方耳端に位置させ、第3接片4と
隣接して配置し、該隆起部9,10と隣接せる第
1、第2接片2,3の他方耳端部の対向面間で
ICリード等のピン端子11の遊挿を許容する広
間隙12を形成する。
同様に、上記第2接片4は上記隆起部9,10
を形成したと同一レベルでくの字形に折曲して隆
起部4aを形成し、先端を反り曲げ、ピン端子1
1を隆起部9,10で挟接し、同時に隆起部4a
へ接触させ、三方を隆起部により接触を果す。
上記端子挟接用狭間隙8を形成する対向面(隆
起部9,10)は、該狭間隙8が第3接片4と向
かい合う端部で拡大し、上記遊挿広間隙12へ向
かう側で縮小する如くテーパ面9a,10aとな
す。上記ピン端子11は上記両テーパ面9a,1
0aの拡大端部において第1、第2接片2,3に
挟接され、該挟接状態においてピン端子11に対
し第3接片4へ向けての側方力が与えられ、該側
方力にてピン端子11を第3接片4へ積極的に押
圧接触させる。加えて第3接片4からピン端子1
1が離反(端子遊挿間隙12へ抜け出る方向へ移
動)せんとするのを抑止する。
上記目的を達成するため、第1実施例と、第2
実施例とが提供される。第1実施例は第2図乃至
第6図、とりわけ、第5図、第6図に明らかにさ
れている。
即ち、同第1実施例は第1、第2接片2,3間
にピン端子遊挿間隙12とピン端子挟接用狭間隙
8を形成するに際し、狭間隙8の第3接片4と隣
接する端部において、上記テーパ面9a,10a
を形成し、間隙8端部を第3接片4へ向けて拡大
した場合を示す。
又第2実施例は上記テーパ面9a,10aを端
子挟接用狭間隙8の全長において形成する場合を
示し、第7図、第8図にこれを明らかにする。即
ち、同実施例は端子遊挿間隙12に連設する端子
挟接間隙8の入口から第3接片4へ向かう同間隙
端部まで全長をテーパ面9a,10aとし、端子
遊挿間隙12側で縮小し、第3接片4側で漸次拡
大する間隙8とし、拡大側端部でピン端子11を
第1、第2接片2,3間に挟接すると共に、同所
におけるテーパ面9a,10aにて拡大方向への
押圧力(側方力)を与え、第1、第2接片2,3
に接しつつ、打3接片4へ加圧接触させる。同第
3接片4への接触圧力を発生させない設計でも少
なくとも両テーパ面9a,10aは第1、第2接
片2,3間の挟接用狭間隙8から遊挿用広間隙1
2への離脱を良好に防止する。
上記コンタクト1はピン端子挿入孔13内に植
込まれ、上記第1、第2接片2,3は該ピン端子
挿入孔13内においてピン端子11の横移動軌跡
を境に対向して配置され、第3接片4は該移動軌
跡と直交する如く配置されると共に、その背面が
ピン端子挿入孔13の内壁面に添接される。
図中14はピン端子11を突設せるICパツケ
ージ等の被接続器体、15は該ピン端子11を受
入れる上記挿入孔13を有するソケツト等の接続
器体である。
既述のようにピン端子11は上記被接続器体1
4の一方向への横移動によつて端子遊挿間隙12
から隆起部9,10間の端子挟接用狭間隙8へ押
し込まれ、該間隙12を形成する両テーパ面9
a,10a端部への押し込みにて第1、第2接片
2,3を開方向に弾性変位させ、その復元力でピ
ン端子11を弾性的に挟持すると同時に、両テー
パ面9a,10aの作用下で第1、第2接片2,
3間より露出せるピン端子側面を隆起部9,10
と隣接する第3接片4の隆起部4aへ押圧接触さ
せる。
又被接続器体14が他方向に横移動することに
よつてピン端子11は隆起部9,10間の狭間隙
8から端子遊挿間隙12内へ横移動され、非接触
状態となる。
即ち、フリー状態となり、同位置において、ピ
ン端子11の無負荷挿脱が可能である。
上記のようにピン端子11は第1、第2接片
2,3間に挟持され接触されると同時に両テーパ
面9a,10aにて第3接片4との接触も維持さ
れるので、高信頼の電気的接続が期待できる。
加えて、第3接片4へピン端子11の側面が衝
止した位置で第1、第2接片2,3のテーパ面9
a,10a間に挟持されるので、隆起部9,10
が狭くとも第1、第2接片2,3間(隆起部9,
10)でのピン端子捕捉がより確実になされ、同
様にピン端子11の移動距離に誤差があつても、
テーパ面9a,10aにより側方力を与えつつ第
3接片4でピン端子11の側面を支え、第1、第
2接片2,3との接触が果たされるので、的確な
接触が期待できると共に、ピン端子11の横移動
距離を可及的に大きくとることができ、非接続状
態を形成する端子遊挿間隙も広くとれる利点があ
る。従つてピン端子の無負荷挿脱ポジシヨンも確
実に確保できる。
再述するならばピン端子11は上記両テーパ面
9a,10a間の端子挟接用狭間隙8の拡大側端
部において第1、第2接片2,3に挟接され、該
挟接状態においてピン端子11に対し第3接片4
へ向けての側方力が与えられ、該側方力にて同端
子11を第3接片4へ積極的に押圧接触させるこ
とができる。
加えて両テーパ面9a,10aに挟持されて、
両テーパ面の縮小側(遊挿広間隙12側)への逃
げが積極的に抑止され、上記三点接触状態を良好
に維持する。例えば被接続器体14及びこれを載
せる移動台16を移動させる操作レバーが不安定
であつたり、不測の外力がかかつたり、振動が及
ぼされても、ピン端子11が滑りを生じて狭間隙
8から広間隙12へ離脱したり、第3接片4と離
間する状態となることが確実に防止でき、三点接
触を的確に保持する。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B図は本考案と対比されるコンタク
トの断面図で同A図はピン端子接触前、同B図は
同接触後を示す。第2図は本考案の実施例を示す
コンタクト正面図、第3図はピン端子が非接触位
置にあり、第4図は同接触位置にある同側面図、
第5図は第3図の平面図、第6図は第4図の平面
図であり、第7図,第8図は他例を示し第7図は
ピン端子が非接触位置にあり、同8図は接触位置
にある平面図である。 1……コンタクト、2,3……第1,第2接
片、4……第3接片、9,10,4a……隆起
部、8……ピン端子挟接用狭間隙、9a,10a
……テーパ面、11……ピン端子、12……ピン
端子遊挿間隙、13……端子挿入孔、14……被
接続器体、15……接続器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1、第2接片をその板面を互いに対向して配
    置し、第3接片をその板面を上記第1、第2接片
    の一側に両接片の対向間隙の一側と対向して配置
    し、第1、第2、第3接片の基部を互いに連結し
    て成り、第1、第2接片の先端部の一方耳端部対
    向面間には上記第3接片と隣接してピン端子を弾
    性的に挟持する狭間隙が形成され、ピン端子を該
    端子遊挿広間隙から上記端子挟接用狭間隙へ移動
    することによつて、該ピン端子と上記第1、第2
    接片及び第3接片との接触を図る構成としたコン
    タクトにおいて、上記端子挟接用狭間隙を形成す
    る対向面を該狭間隙が第3接片と向かい合う端部
    で拡大し上記遊挿広間隙へ向かう側で縮小する如
    くテーパ面となし、上記ピン端子が上記両テーパ
    面の拡大側端部において第1、第2接片に挟接さ
    れ且つ同ピン端子に対する両テーパ面による第3
    接片へ向けての側方力付与下で同第3接片と接す
    る構成としたことを特徴とするコンタクト。
JP20101283U 1983-12-27 1983-12-27 コンタクト Granted JPS60109273U (ja)

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JP20101283U JPS60109273U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 コンタクト

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JP20101283U JPS60109273U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 コンタクト

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Publication Number Publication Date
JPS60109273U JPS60109273U (ja) 1985-07-24
JPS634370Y2 true JPS634370Y2 (ja) 1988-02-03

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JP20101283U Granted JPS60109273U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 コンタクト

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0718140Y2 (ja) * 1986-04-30 1995-04-26 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチュアリング カンパニー 3点接触型接触子対
JP4580430B2 (ja) * 2008-02-21 2010-11-10 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 ソケットコンタクト及びpga型ic用ソケット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60109273U (ja) 1985-07-24

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