JPH0140138Y2 - - Google Patents

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JPH0140138Y2
JPH0140138Y2 JP11874885U JP11874885U JPH0140138Y2 JP H0140138 Y2 JPH0140138 Y2 JP H0140138Y2 JP 11874885 U JP11874885 U JP 11874885U JP 11874885 U JP11874885 U JP 11874885U JP H0140138 Y2 JPH0140138 Y2 JP H0140138Y2
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contact piece
contact
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はICパツケージ等の無負荷挿脱用ソケ
ツト等に好適に用いられるコンタクトの改良に関
する。
従来、第1図A,Bに示すようにピン端子1
1′を対向する第1、第2接片2′,3′間で挟接
しつつ、その一側位に配した第3接片4′にも接
触させるようにすると共に、該第1、第2接片
2′,3′の対向面の一方耳端側にピン端子11′
を挟持するための間〓8′を、他方耳端側にピン
端子11′を遊挿する間〓12′を形成し、ピン端
子抜差しを該遊挿間隔12で無負荷で行わせつ
つ、該遊挿間〓12′から上記挟持間〓8′へ横移
動させることにより、上記第1、第2、第3接片
2′,3′,4′との接触を得るようにしたコンタ
クト1′が知られている。このコンタクト1′は第
1、第2接片間の端部で接触ポジシヨンを得るこ
とができることに加え、第3接片4′でピン端子
11′を支えつつ、第1、第2接片2′,3′の耳
端における接触位置が確保でき、第2、第3接片
間における接触ポジシヨンへのピン端子11′の
移動距離を最大限にとることができ、両ポジシヨ
ンへの移動を確実なものとし、三接触点で高信頼
の接触が期待される。
本考案は上記コンタクトの利点を採用しつつ、
更に上記三接点接触ポジシヨンを外力、振動に対
してもより的確に確保できるように改善したもの
である。
以下本考案に係るコンタクトを第2図以降の実
施例に基いて詳述する。
コンタクト1は弾性平条片から成る第1、第2
接片2,3と、同様に弾性平条片から成る第3接
片4とを併有する。
第1、第2接片2,3と第3接片4とは互いに
並立され、その基部において相互に連結し、該連
結部下端から雄端子7を下方へ延ばす。
即ち、第1接片2はその一方耳端が連結基部5
を介して第3接片4の一方耳端と連結され、第2
接片2はその他方耳端が連結基部6を介して第3
接片4の他方耳端と連結され、該連結下で第1、
第2接片2,3を該連結基部5,6から第3接片
4の左右前方へ略直角に曲げ出しその板面を互い
に対向して配置すると共に、第3接片4を該第
1、第2接片2,3の対向間〓の一側と対向する
如く配置する。
上記第1、第2接片2,3の先端を互いに内側
へ折曲して一対の〓形舌片9,10を形成する。
該〓形舌片9,10と第1、第2接片2,3の起
立部分のなす好ましい角度は略90゜である。該端
子挟持用舌片9,10の折曲形成にて同舌片9,
10の先端板厚面を間〓を存して互いに対向させ
る。
斯くして形成された〓形舌片9,10の第3接
片に隣接する先端板厚面部分を平面視互いに逆ハ
の字状に切除し、第3接片4と向かい合う端部で
拡大し、後記する端子導入間〓側で縮小するテー
パ面9a,10aを形成する。
上記逆ハの字状テーパ面9a,10aにて端子
挟持間〓8を形成し、第1接片2及び第2接片3
とピン端子11との挟圧接触を図る。
同時に両テーパ面9a,10aによる第3接片
4へ向けての押圧力を得て同接片4との接触を図
る。更に上記両〓形舌片の第3接片4と反対側の
先端板厚面部分を平面視互いにハの字状に切除
し、第3接片4と反対側の端部において拡大し上
記端子挟持間〓8側において縮小するハ字状テー
パ面9b,10bを形成し、該テーパ面9b,1
0bをガイドとする端子導入間〓12を形成す
る。
被接続器体14のピン端子11は上記端子導入
間〓12の真上から同間〓12へ挿入されるか、
又は同間〓12の外側位に挿入され、同間〓12
を経て上記端子挟持間〓8へ第1、第2接片2,
3を開きながら強制介入され、テーパ面9a,1
0aを形成する〓形舌片9,10の先端板厚面に
て挟持接触され、その第3接片4へ向け開く逆ハ
の字状テーパ面9a,10aにて第3接片4へ押
し付けられる。第3接片4とピン端子11との誤
差はテーパ面9a,10aによる押圧力にて吸収
する。
第3接片4の先端付近には内側へ突出する短手
巾方向の隆起部4aを形成し、該隆起部4aと〓
形舌片9,10の先端板厚面(テーパ面9a,1
0a)の三点の加圧点にて接触を果し、被接続器
体14のピン端子11を保持する。同時にテーパ
面9a,10aの縮小する板厚面にてピン端子導
入側への滑脱を阻止する。
実施例は上記ピン端子11の挿入位置を第4
図、第6図A図に示すように上記ハ字状テーパ面
9b,10b間の端子導入間〓12の外側位にし
た場合を示す。
即ちコネクタハウジング15のコンタクト収容
孔13間の隔壁部をピン端子挿入深さまで開切し
てピン端子収容孔間挿入間〓16を形成し、該挿
入間〓16から〓形舌片9,10間の端子導入間
〓12のテーパ面9b,10bをガイドとして端
子挟持間〓8へ滑入し、前記接触を果す。
既述のように、ピン端子11は該端子11を多
数下方へ突出する被接続器体14の一方向への横
移動によつて端子導入間〓12から端子挟持間〓
8へ押し込まれ、該間〓8を形成する〓形舌片
9,10の先端板厚面から成る両テーパ面9a,
10a端部への滑入にて第1、第2接片2,3を
開方向に弾性変位させ、その復元力でピン端子1
1を同〓形舌片9,10の先端板厚面にて弾性的
に挟持することができると同時に、両テーパ面9
a,10aの作用下で第1、第2接片2,3間よ
り露出せるピン端子側面を第3接片へ押圧接触さ
せ、逆ハの字状テーパ面9a,10aを形成する
〓形舌片9,10の先端板厚面にて良好な弾性挟
圧接触を得ると共に、第3接片4との加圧接触を
果すことができる。
又被接続器体14を他方向に横移動することに
よつてピン端子11は隆起部9,10間の間〓8
から端子導入間〓12へ横移動され、被接触状態
が得られる。同状態において、ピン端子11の無
負荷挿脱が可能である。
上記のようにピン端子11は端子挟持間〓8を
形成する第1、第2接片2,3の〓形舌片9,1
0の先端板厚面による良好な弾性的挟圧接触が得
られると同時に両テーパ面9a,10aにて第3
接片4との接触も維持されるので、高信頼の電気
的接続が期待できる。
加えて、第3接片4へピン端子11の側面が衝
止した位置で第1、第2接片2,3のテーパ面9
a,10aの先端板厚面間に挟持され、第3接片
2,3へ押し付けてピン端子捕捉がより確実にな
される。〓形舌片9,10のテーパ面9a,10
aは切除にて形成した板厚面と良好な弾力にて高
信頼の接触を果し、同時に第3接片至近に達する
位置までテーパ面を確実に形成して第3接片への
押圧接触を的確にすることができ、ピン端子11
の移動距離に誤差があつても、第3接片4との接
触が適正になされ、ピン端子11の横移動距離も
可及的に大きくとることができる。
加えて両テーパ面9a,10aによる挟持が〓
形舌片9,10の切除による先端板厚面にてなさ
れるので、両テーパ面の縮小側(遊挿広間〓12
側)への逃げがより確実に抑止され、不測の外力
がかかつたり、振動が及ぼされても、ピン端子1
1が滑りを生じて端子挟持間〓8から導入間〓1
2へ滑脱したり、第3接片4と離間する状態とな
ることが確実に防止でき、前記構成の〓形舌片
9,10の効用にて第1、第2接片2,3及び第
3接片4との三点接触を的確に維持する。〓形舌
片とその各テーパ面は打抜と曲げによるものであ
るから、狭小の巾でも隆起部の如き遊びしろを生
ぜず、有効長が的確に確保でき且つ容易に製作で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B図は本考案と対比されるコンタク
トの断面図で同A図はピン端子接触前、同B図は
同接触後を示す。第2図は本考案の実施例を示す
コンタクト斜視図、第3図は同側面図、第4図は
同正面図、第5図は同平面図、第6図A図はピン
端子が被接触位置にあり、同B図は接触位置にあ
る状態を説明するコンタクト平面図である。 1……コンタクト、2,3……第1、第2接
片、4……第3接片、9,10……〓形舌片、8
……ピン端子挟持間〓、9a,10a……逆ハの
字状テーパ面、9b,10b……ハの字状テーパ
面、11……ピン端子、12……ピン端子導入間
〓、13……コンタクト収容孔、14……被接続
器体、15……コネクタハウジング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1接片と第2接片をその板面を互いに対向し
    て配置し、第3接片をその板面を上記第1接片と
    第2接片の対向間〓の一側に配置し、第1接片と
    第2接片と第3接片の基部を互いに連結して成
    り、第1接片と第2接片の先端部の対向面間に上
    記第3接片と隣接せるピン端子挟持間〓と、該端
    子挟持間〓に隣接せる端子導入間〓とを連成し、
    ピン端子を該端子導入間〓から上記端子挟持間〓
    へ移動することによつて、該ピン端子と上記第1
    接片と第2接片及び第3接片との接触を図る構成
    としたコンタクトにおいて、上記第1接片と第2
    接片の先端部を互いに内側へ折曲して一対の〓形
    舌片を形成すると共に該〓形舌片の先端板厚面を
    互いに対向状態とし、該両〓形舌片の先端板厚面
    に第3接片と隣接する端部において拡大し上記端
    子導入間〓側において縮小する逆ハ字状テーパ面
    を形成し、該逆ハ字状テーパ面にて上記端子挟持
    間〓を形成し、上記第1接片及び第2接片とピン
    端子との挟圧接触を図る構成とすると共に、該両
    テーパ面による上記第3接片へ向けての押圧力に
    て該第3接片との接触を図る構成とし、更に上記
    両〓形舌片の先端板厚面に第3接片と反対側の端
    部において拡大し上記端子挟持間〓側において縮
    小するハ字状テーパ面を形成し、該ハ字状テーパ
    面にて上記端子導入間〓を形成したことを特徴と
    するピン端子接触用コンタクト。
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