JP2571133Y2 - テコ倍力形zifコネクタ - Google Patents

テコ倍力形zifコネクタ

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JP2571133Y2
JP2571133Y2 JP5152193U JP5152193U JP2571133Y2 JP 2571133 Y2 JP2571133 Y2 JP 2571133Y2 JP 5152193 U JP5152193 U JP 5152193U JP 5152193 U JP5152193 U JP 5152193U JP 2571133 Y2 JP2571133 Y2 JP 2571133Y2
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JP
Japan
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contact
socket
pin
housings
zif connector
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義昭 市村
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコネクタに関し、特にテ
コ倍力形のZIF(ゼロ インサーションフォース)コ
ネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタとしては、例えば、実
開昭61―6284号公報に開示された考案がある。と
ころで、ここに開示された考案は、一対のピンコンタク
ト間を相互に電気的接続するものであって、上記ピンコ
ンタクトを挿入する第1の方向で互いに対向している2
つの絶縁性ハウジングと、該絶縁性ハウジング間に配置
された導電性ソケットコンタクトを有しており、該ソケ
ットコンタクトは前記ピンコンタクトを挿通するソケッ
ト部を有し、これらのソケット部は可撓弾性部にて相互
に接続されており、かつ、前記2つのハウジングが第1
の方向と直交する方向に移動可能に構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術にあっては、接触力の向きと反対方向に同じ大きさ
の力がピンコンタクトに働くため、コネクタが多芯高密
度化になり、ピンコンタクトが細くなると、ピンコンタ
クトが曲げられるものとなっていた。この様にしてピン
コンタクトに曲げが生じた場合には、接触不良を生じさ
せてコネクタの信頼性を損うものとなっていた。
【0004】本考案は、係る従来技術の欠点に着目して
提案されたもので、高密度多芯化によるピンコンタクト
の径が小さくなっても、該ピンコンタクトが曲げられる
ことがなく、これによりピンコンタクトの接触不良が生
じることがなく、信頼性の高いZIFコネクタを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、互いに
対向する複数のピンコンタクトをそれぞれ受け入れ、相
対向して配置されている2つの絶縁性ハウジングと、該
2つの絶縁性ハウジング内に配置されたソケットコンタ
クトとを有し、該ソケットコンタクトが、上記両ハウジ
ング内に挿入されたピンコンタクトを受け入れるソケッ
ト部と、これらソケット部を相互に接続する可撓弾性部
とで形成され、前記2つのハウジングが互いに反対の方
向に移動可能であり、前記2つのハウジングにはコンタ
クト受容孔が形成されており、前記ピンコンタクトの先
端部は、該ピンコンタクトの押圧される方向側に存在す
る前記ハウジングの壁面に接触することを特徴とするテ
コ倍力形ZIFコネクタが得られる。
【0006】さらに、本考案によれば、互いに隣接する
ソケットコンタクトの前記可撓弾性部の所定位置に絶縁
性材料からなるブリッジが設けられていることを特徴と
するテコ倍力形ZIFコネクタが得られる。
【0007】
【作用】上記構成の本考案によれば、絶縁性ハウジング
に保持されたピンコンタクトが、絶縁性ハウジングの移
動方向と反対側、すなわち、ソケットコンタクトによる
押圧方向側がハウジングの壁面に接触しているので、ハ
ウジングを相対的反対方向へ移動させて、ソケットコン
タクトをピンコンタクトに圧接させても、ピンコンタク
トの先端はハウジングの壁面によって押圧方向への移動
が規制されているので、曲ることがない。
【0008】また、各列のソケットコンタクトを絶縁性
材料のブリッジで相互に連結しておくと、組立時に各コ
ンタクトがばらばらになりにくく作業性が向上する。
【0009】
【実施例】次に、本考案の一実施例について添付の図面
を参照して説明する。
【0010】図1に示すように、後述するソケットコン
タクト7を収容するハウジングは、上側ハウジング部材
1と下側ハウジング部材3から構成される。この両ハウ
ジング部材1,3は会合(対面接触)しており、かつ、
これらのハウジング部材1,3は矢印で示すように、相
対的に反対方向に移動して、後述するようにソケットコ
ンタクトをハウジング1,3に保持されたピンコンタク
ト5,6に押圧接触させる。
【0011】これらのハウジング部材1,3には、それ
ぞれコンタクト受容孔10,30が形成されている。ハ
ウジング部材1,3の受容孔内にはピンコンタクト5,
6がそれぞれ保持されている。そして、このピンコンタ
クト5,6の先端部は、ハウジング1,3の移動方向後
側が受容孔10,30を画定する壁面10a,30aに
当接している。
【0012】上記両ハウジング1,3に固定保持された
ピンコンタクト5,6の基部側には、ソケットコンタク
ト7のソケット部7aが遊嵌されている。ソケットコン
タクト7は、前記従来技術における公報に記載のものと
同様に、紙面において垂直方向側にも列設されている
が、これらの紙面垂直方向の各ソケットコンタクト7
は、中央部において絶縁性材料で構成されたブリッジ7
0によって相互に連結されている。なお、このブリッジ
70はモールドブリッジであっても、プラスチックフィ
ルムなどであってもよい。
【0013】図2は、上下のハウジング部材1,3を矢
印方向に水平方向に相対的に反対移動させた状態を示す
もので、ソケットコンタクト7は、モールドブリッジ7
0部分を中心にして撓み、上下において対称になるよう
に変形する。この変形によってソケットコンタクト7の
ソケット部7aがピンコンタクト5,6をハウジング
1,3の壁面10a,30a方向に押圧するものとな
る。そうすると、ソケット部7aの上下端部はPとFの
接触力でピンコンタクト5,6に接触する。このとき、
Pの力がピンコンタクト5,6に掛かるが、ピンコンタ
クト5,6の押圧される方向側が壁面10a,30aに
接触しているため、ピンコンタクト5,6が撓んで曲る
ことがない。
【0014】なお、図2においてWは、壁面10a,3
0aとピン5,6との接触力であり、ハウジング1,3
の移動のための駆動力である。なお、本考案のコネクタ
はテコの原理を応用したZIFコネクタであるので、駆
動力WはP−Fであるので、小さな操作力でもってピン
コンタクト5,6とソケットコンタクト7との接続を行
なうことができる。
【0015】なお、本考案における全体的な構造などに
おいては、従来のZIFコネクタと本質的に共通するも
のである。
【0016】
【考案の効果】上記したように、本考案によれば、高密
度多芯化によってハウジング部材に固定保持されたピン
コンタクトの数が増えてピンコンタクトの径寸法が小さ
くなっても、ピンコンタクトは押圧される方向側にハウ
ジングの壁面が存在するため、ソケットコンタクトの押
圧接触によってもピンコンタクトが変形したりすること
がなくなる。このため、ピンコンタクトとソケットコン
タクトとの接触不良が生じたりすることがなくなり、信
頼性の高いZIFコネクタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す説明図である。
【図2】本考案の一実施例の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 ハウジング 5 ピンコンタクト 6 ピンコンタクト 7 ソケットコンタクト 7a ソケット部 10a ハウジングの壁面部 30a ハウジングの壁面部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する複数のピンコンタクトを
    それぞれ受け入れ、相対向して配置されている2つの絶
    縁性ハウジングと、該2つの絶縁性ハウジング内に配置
    されたソケットコンタクトとを有し、該ソケットコンタ
    クトが、上記両ハウジング内に挿入されたピンコンタク
    トを受け入れるソケット部と、これらソケット部を相互
    に接続する可撓弾性部とで形成され、前記2つのハウジ
    ングが互いに反対の方向に移動可能であり、前記2つの
    ハウジングにはコンタクト受容孔が形成されており、前
    記ピンコンタクトの先端部は、該ピンコンタクトの押圧
    される方向側に存在する前記ハウジングの壁面に接触す
    ことを特徴とするテコ倍力形ZIFコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテコ倍力形ZIFコネク
    タにおいて、互いに隣接するソケットコンタクトの前記
    可撓弾性部の所定位置に絶縁性材料からなるブリッジが
    設けられていることを特徴とするテコ倍力形ZIFコネ
    クタ。
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