JPS6343492A - デ−タリンク同期確立方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野〕 本発明はディジタル交換機などの通信システムにおける
第１通信局と第２通信局との間のデータ（制御情報）の
転送に複数のデータリンクのいずれか一つを選択して使
用する際のデータリンク同期確立方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の通信システムにおいて、複数のデータリ
ンクのうちいずれかを選択してデータ転送のための同期
確立を行なう場合、第２図に示すように、送信側の第１
通信局（Ａ局）における中央処理装置ＣＰＵはシステム
が初期設定された際、対向局の第２通信局（Ｂ局）との
データリンク同期確立のために、ネットワーク制御装置
ＮＷＣを介して複数のデータ転送端末ＤＴＯ，ＤＴ１．
ＤＴ２〜ＤＴｉの内の最も若い番号の端末ＤＴｏとデー
タリンク制御装置ＤＬＣとの間を時分割ネットワークＮ
Ｗを介して接続する。次に、制御装置ＤＬＣを起動し、
Ｂ局の制御装置ＤＬＣとの間のデータリンクの同期取り
を開始する。Ａ局の中央処理装置ＣＰＵは一定時間内に
自局の制御装置ＤＬＣより同期確立の報告がない場合、
池の端末のＤＴＩと制御装置ＤＬＣとをネットワーク制
御装置ＮＷＣを制御して接続し、再度同期取りを行なう
。

第３図および第４図はデータリンクの切替え順序ならび
に同期取りに要する時間を表したものである。Ａ局およ
びＢ局の間ではシステムの立上りの時間差があるため、
データリンク同期確立に際して、第３図に於いては、端
末ＤＴＯ〜ＤＴｉの切替え順序はＡ局およびＢ局とも同
一にしであるが、同一の端末を専有して同期取りに当て
る時間ｔ１およびｔ２に差を与えている。つまり、Ａ局
はＢ局より時間を長くし、Ｂ局はＡ局が一つの端末の同
期取りに専有している時間内に自局のずべての端末ＤＴ
Ｏ〜Ｄ　Ｔ　ｉを切替えながら同期確立を行なう。また
、第４図においては、Ａ局およびＢ局とも一つの端末に
割り当てる同期取りのための専有時間ｔ３およびＬ４に
は差を設けず、端末ＤＴＯ〜ＤＴｉの切替えをＡ局およ
びＢ局で逆方向に行ない同期を確立するものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の方式においては、同期取りのために時間
がかかるだけではなく、データ転送端末の数が増加した
場合、一つの端末に割当てる同期取り時間の変更を必要
とする。また、複数のデータ転送端末のいずれかに障害
が発生すると、同期リンクをＡ局およびＢ局にて逆方向
に切替える方式では、同期が確立しないこともあり得る
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のデータリンク同期確立方式は、複数のデータリ
ンクによりそれぞれ接続された複数のデ−タ転送端末装
置とこれらのデータ転送端末装置に時分割ネットワーク
を介して接続されるデータリンク制御装置とをそれぞれ
有する第１通信局および第２通信局を備え、前記複数の
データリンクのいずれか一つを選択して制御情報の転送
を行なう際、前記第１通信局および前記第２通信局のう
ちの送信側通信局は自局のデータリンク制御装置からの
同期信号を時分割ネットワークおよび複数のデータ転送
端末装置を介して複数のデータリンクのすべてに送出し
、かつ受信側通信局は自局の複数のデータ転送端末装置
のそれぞれに受信される前記同期信号のいずれか一つを
時分割ネットワークを介してデータリンク制御装置に入
力し前記第１通信局と前記第２通信局との間のデータリ
ンクの同期確立を行なう構成である。

〔実施例〕

次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図を参照すると、送信側のＡ局において、中央処理
装置ＣＰＵはシステムが初期設定された際、対向局のＢ
局とのデータリンク同期確立のためにネットワーク制御
装置Ｎ　Ｗ　Ｃｆ！−ｍ’制御して同期信号の送信側バ
ス開成を全てのデータ転送端末ＤＴｏ〜ＤＴｉとデータ
リンク制御装置ＤＬＣとの間の時分割ネットワークＮＷ
により行なう。一方、受信側のＢ局に於いて、中央処理
装置ＣＰＵは制御装置ＮＷＣを側御して任念の端末ＤＴ
Ｉと制御装置ＤＬＣとの間のパス閉成をネットワークＮ
Ｗにより行なう。これにより、Ａ局およびＢ局のシステ
ムの立上りにいくら時間差があってもただちにデータリ
ンクＤＬＯ〜ＤＬｉの一つの同期確立がなされる。なお
、厳密には同期確立時点では、Ａ局およびＢ局のそれぞ
れの受信側に使用されるデータ転送端末が異なることも
有り得るが、確立後のデータリンク制御装置ＤＬＣ間の
データ転送処理により速やかにＡ局およびＢ局は同一端
末を介してデータ転送が可能となる。同期確立後はデー
タ転送用以外の端末はディジタル化された音声信号を転
送する。また、データ転送用端末に於いてもデータリン
ク用にアサインされたチャネル以外はディジタル音声信
号転送チャネルとして使ｍされる。

上記実施例においては、入局を送信側通信局としての述
べたが、Ｂ局が送信側通信局となった場合ら全く同様に
動作する。第１図において同一参照符号は同一構成要素
を示す。また、符号ＤＴＣはデータ転送端末ＤＴＯ〜Ｄ
Ｔｉの制御装置である。Ａ局およびＢ局のデータリンク
制御装置ＤＬＣはハイレベルデータリンク（ＨＤＬＣ）
制御手順に従って互いに制御情報を送受信する。

［１発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、送信開通′信局に
於いて全てのデータ転送端末とデータリンク制御装置と
を時分割ネットワークを介して接続し、受信側通信局の
全てのデータ転送端末に同期信号を送信し遷択させるこ
とにより、速やかにデータリンクの同期確立が行なえる
ばかりでなく　、　”ａ、数のデータ転送端末のいずれ
かに障害が発生しこの端末が受信側通信局で使用されて
いても一回の切替だけでデータリンクの同期確立を行な
える。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は従来
方式の一例を示す構成図、第３図および第４図は従来方
式によるデータ、リンク切替え手順を時間的に表わした
図である。 ＤＬＣ・・・データリンク制御装置、Ｎ　Ｗ・・・時分
割ネッＩ・ワーク、ＤＴＯ−ＤＴｉ・・・データ転送端
末。 代理人　弁理士　　　内　原　　　昔−Ｉ’＋、げ、：
＼、−一

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数のデータリンクによりそれぞれ接続された複数のデ
   ータ転送端末装置とこれらのデータ転送端末装置に時分
   割ネットワークを介して接続されるデータリンク制御装
   置とをそれぞれ有する第１通信局および第２通信局を備
   え、 前記複数のデータリンクのいずれか一つを選択して制御
   情報の転送を行なう際、前記第１通信局および前記第２
   通信局のうちの送信側通信局は自局のデータリンク制御
   装置からの同期信号を時分割ネットワークおよび複数の
   データ転送端末装置を介して複数のデータリンクのすべ
   てに送出し、かつ受信側通信局は自局の複数のデータ転
   送端末装置のそれぞれに受信される前記同期信号のいず
   れか一つを時分割ネットワークを介してデータリンク制
   御装置に入力し前記第１通信局と前記第２通信局との間
   のデータリンクの同期確立を行なうことを特徴とするデ
   ータリンク同期確立方式。