JPS6343014Y2 - - Google Patents

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JPS6343014Y2
JPS6343014Y2 JP1980082221U JP8222180U JPS6343014Y2 JP S6343014 Y2 JPS6343014 Y2 JP S6343014Y2 JP 1980082221 U JP1980082221 U JP 1980082221U JP 8222180 U JP8222180 U JP 8222180U JP S6343014 Y2 JPS6343014 Y2 JP S6343014Y2
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JP
Japan
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workpiece
protrusion
deburring
sensor
chuck
Prior art date
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JP1980082221U
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English (en)
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JPS579445U (ja
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Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ばり取り装置に係り、特に鋳物製品
等多品種少量生産製品であつて、外面に突出部等
変形部を有する被加工物の外面に発生したばりを
除去するに好適なばり取り装置に関する。
従来、鋳物製品等多品種少量製品(例えば、モ
ータケース等)であつて、外面に突出部等変形部
(例えば、モータケースの冷却フイン)を有する
被加工物に発生したばりを除去する場合、この種
製品には外径、変形部の寸法にばらつきがあるた
め、砥石(ハンドグラインダ)、サンダベルト、
タガネ、ヤスリ、ハツリ具等を用いて手作業によ
り、ばり取り加工していた。
しかしながら、このような従来の手作業による
ばり取り加工では、ばり取り加工品質が不安定
で、かつ劣悪であること、加工時間が不安定なた
め納期管理が困難であること等の欠点がある。
また、この種製品は、前述のように寸法にばら
つきがあるため、全自動生産化するにしても倣い
装置が複雑化し、多額の設備費を要するという欠
点が招来される。
本考案の目的は、前記のような寸法にばらつき
のある被加工物であつても、ばり取り加工を精密
に行なうことができ、しかも、安価なばり取り装
置を提供するにある。
以下図面に即して本考案の実施例を説明する。
本考案の一実施例を示す第1図〜第3図におい
て、円筒形状体の鋳物製品たるモータケースであ
るところの被加工物1は外周上に筒心と平行な細
長い峰形状をなした冷却フインであるところの突
出部と谷形部が交互に設けられた(変形部)1A
を適数放射状に形成され、その外周中央部に鋳型
割りによつて生ずるばり1Bが形成されている。
この被加工物1の外径および各突出部1Aの寸法
は、被加工物1の各個体毎にばらつきが生ずる。
被加工物取付用のベツト2上には、このような被
加工物1を保持自在なチヤツク3が、図示しない
電動機、減速機等により時計回り方向に回転駆動
されるように設けられており、チヤツク3はこの
回転により被加工物1の外周を突出部1Aと直角
な方向に、後述するばり取り工具およびセンサに
対して移動させるようになつている。
被加工物用のベツト2の近傍には、ばり取り工
具用のベツト4が据付けられており、このベツト
4上には第1テーブル5が被加工物1に接離する
方向に摺動自在に載置されている。このベツト4
の第1テーブル5の下方位置には、回転自在な送
りねじ6が第1テーブル5の摺動方向と平行に軸
架されており、この送りねじ6には第1テーブル
5の下面に固定されたナツト7が螺合されてい
る。この送りねじ6はパルスモータPMにより回
転駆動されるようになつている。
第1テーブル5の上面前端にはストツパ8が突
出されており、第1テーブル5上の前部には第2
テーブル9が同方向に摺動自在に載置されてお
り、第2テーブル9はストツパ8に当接自在にな
つている。第1テーブル5上の後端部中央にはブ
ラケツト10が突設されており、このブラケツト
10にはナツト12を螺合された調節ねじ11が
両テーブルの摺動方向に進退自在に挿入されてい
る。この調節ねじ11前端と第2テーブル9の後
端とにそれぞれ固定された座板13,13の間に
は、付勢手段としてのスプリング14が介設され
ており、このスプリング14は第2テーブル9を
前記ストツパ8に常時圧接するように付勢してい
る。
第2テーブル9上の前端には支持スタンド15
が立設されており、このスタンド15の上端には
砥石(グラインダ)からなるばり取り工具16が
回転自在に軸架されている。第2テーブル9上の
支持スタンド15の後方位置には電動機17が設
備されており、この電動機17はベルト18を介
してばり取り工具16を回転駆動するようになつ
ている。また、第2テーブル9上の前部には、前
面にセンサ20を突出した制御器19が設備され
ており、センサ20は、例えば高周波形または容
量形の近接スイツチであつて、第3図に示すよう
に、平面において、前記ばり取り工具16の真下
よりも距離L(突出部1Aのほぼ半分に相当す
る。)だけ被加工物1の外面の移動に対し前側と
なるように、位置されており、被加工物1の突出
部1Aにばり取り工具16よりも若干早期に近接
してそれを検出できるようになつている。制御器
19は前記第1テーブル5の駆動手段としてのパ
ルスモータPMに接続されており、センサ20が
被加工物1の突出部1Aを検出したときにパルス
モータPMに所定の作動指令信号を発信するよう
になつている。
前記構成にかかるばり取り装置の作動を説明す
る。
第1図および第2図に示すように、被加工物1
をチヤツク3上に保持せしめ、チヤツク3を矢印
方向に回転させる。同時に、パルスモータPMを
正方向に回転させて送りねじ6とナツト7とによ
り第1テーブル5をチヤツク3の方向に前進さ
せ、ばり取り工具16を被加工物1の外周上に当
接させる。さらに、ばり取り工具16が被加工物
1に当接した後も、第1テーブル5を前進させ、
第2テーブル9から第1テーブル5のストツパ8
を離間させる。その結果ばり取り工具16は、ス
プリング14の付勢力により被加工物1に弾性的
に押圧される。つぎに、ばり取り工具16を電動
機17によりベルト18を介して回転駆動させ
る。このとき、ナツト12を調節回転してボルト
11を進退せしめ、スプリング14の蓄力状態を
調節して第2テーブル9に対する付勢力を調節す
ることにより、ばり取り工具16の被加工物1の
外面に対する研削圧力を適当に選定し、所望のば
り取りを行なう。
第3図に示すように、被加工物1が矢印方向に
回転して突出部1Aが、ばり取り工具16よりも
距離Lだけ手前に配置されたセンサ20に近接す
ると、センサ20はそれを検出して検出信号を制
御器19に入力し、制御器19は所定の制御信号
をパルスモータPMに発信する。この制御信号に
応じて、パルスモータPMは、送りねじ6とナツ
ト7とを介して、第1テーブル5を被加工物1の
回転周速度に関連した速度で後退せしめる。この
後退により、ばり取り工具16は突出部1Aに当
接しながら、突出部1Aに近接しさらに再び離間
しはじめて行く。センサ20が突出部1Aを乗り
越えてその検出が終了すると、センサ20はそれ
を制御器19に入力し、制御器19は所定の制御
信号をパルスモータPMに発信し、パルスモータ
PMは今度は第1テーブル5を所定の速度で前進
せしめる。この前進により、ばり取り工具16は
突出部1Aに当接しながら、再び、被加工物1の
外周面に当接し、前述のように設定された所定の
研削圧力でばり取り加工を継続する。第3図に示
すように突出部1Aの被加工物1外周面に対する
角度θが直角に近いと、ばり取り工具16による
倣いだけでは、突出部1Aを乗り越えることがで
きないので、センサ20による制御が必要なので
ある。
また、第1テーブルを摺動させる駆動手段とし
て、パルスモータと送りねじ機構とを使用した場
合について説明したが、これに限らず、例えば、
流体圧シリンダや電磁プランジヤ機構等であつて
もよい。さらに、第2テーブルをチヤツクの方向
に付勢する手段も、スプリングに限らず、流体圧
シリンダ等であつてもよい。
以上説明するように、本考案によれば、被加工
物毎による現物倣い方式であるため、鋳造製品の
ような多品種少量生産製品であつて、寸法にばら
つきがあるものでも、精密にばり取り加工でき、
手作業の場合に比べて、ばり取り加工品質および
加工時間が一定し、その管理が容易であり、か
つ、構造簡単で大量生産に適し、安価に製造でき
る。また、第2テーブルを付勢する手段を有する
ので、ばり取り工具の摩耗を補償することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は平面図、第3図はばり取り工
具とセンサとの配置関係を示す拡大部分平面図で
ある。 1……被加工物、1A……突出部、1B……ば
り、3……チヤツク、4……ベツト、5……第1
テーブル、6……送りねじ、7……ナツト、9…
…第2テーブル、11……調節ねじ、12……ナ
ツト、14……スプリング、16……ばり取り工
具、17……電動機、19……制御器、20……
センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒形状体外周に筒心と平行な突出部を適数放
    射状に形成した被加工物の外周に連続して生じた
    ばりを除去するばり取り装置において、前記被加
    工物を保持して回転させるチヤツクと、このチヤ
    ツクの近傍に設けられたベツトと、このベツト上
    に前記被加工物外面に対して進退自在に載置され
    た第1テーブルと、この第1テーブルを往復駆動
    させる駆動手段と、この第1テーブル上にこれと
    同方向に移動自在に載置された第2テーブルと、
    この第2テーブルを前記チヤツクの方向に常時付
    勢するスプリングおよび付勢力調整手段と、前記
    第2テーブル上に設けられ前記被加工物の外面の
    ばりを除去するばり取り工具と、前記第2テーブ
    ルに取付けられ、前記ばり取り工具が前記被加工
    物の突出部の先端部に接触する直前にその突出部
    を検出するセンサと、このセンサおよび前記第1
    テーブルの駆動手段との間に介設され、センサが
    突出部を検出したときに駆動手段に対して第1テ
    ーブルをその突出部に接触しながら進退移動させ
    るように駆動を行わしめる制御信号を発生する制
    御器とを備えたことを特徴とするばり取り装置。
JP1980082221U 1980-06-12 1980-06-12 Expired JPS6343014Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980082221U JPS6343014Y2 (ja) 1980-06-12 1980-06-12

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JP1980082221U JPS6343014Y2 (ja) 1980-06-12 1980-06-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS579445U JPS579445U (ja) 1982-01-18
JPS6343014Y2 true JPS6343014Y2 (ja) 1988-11-10

Family

ID=29444581

Family Applications (1)

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JP1980082221U Expired JPS6343014Y2 (ja) 1980-06-12 1980-06-12

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4946286A (ja) * 1972-09-09 1974-05-02
JPS4959390A (ja) * 1972-10-11 1974-06-08

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5179091U (ja) * 1974-12-19 1976-06-22

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4946286A (ja) * 1972-09-09 1974-05-02
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Also Published As

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JPS579445U (ja) 1982-01-18

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