JP6135287B2 - 研削盤 - Google Patents

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Description

この発明はツルーイング装置を備えた研削盤に関する。
従来、砥石(円盤状の回転砥石)をX方向及びZ方向へ移動制御してワークを研削する研削盤において、砥石の加工面をツルーイングするために、例えば、特許文献1に開示されているように、ツルーイング装置を備えた研削盤が知られている。
特許文献1に開示された研削盤のツルーイング装置においては、図7に示すように、支持体、例えば、第1主軸装置の主軸ハウジング142に対し、ツルア駆動モータ178と、このツルア駆動モータ178によってツルア軸176を中心として回転駆動されるツルア177とが配設されている。
また、主軸ハウジング142には、ツルア177の側方に位置して、砥石軸131の熱変位(Z方向の砥石軸131の熱変位)を、接触によって検出するピン状の熱変位検出器136と、砥石132の外周位置を接触によって検出するピン状の外周検出器137とを有する接触検出機構135が配設されている。
そして、ツルア177によって砥石132をツルーイングする前に、砥石軸131の熱変位と、砥石132の外周位置とを検出し、これら熱変位と砥石132の外周位置との検出に基づいて、砥石132をZ方向に移動制御し、その後、砥石132をX方向へ移動制御する。
そして、ツルア駆動モータ178の作動によって回転されるツルア177に対し砥石132を接触させながら、砥石132をX方向へ微動せさることによって砥石132をツルーイングしている。
特開2010−284769号公報
前記した従来の研削盤においては、ツルア177によって砥石132をツルーイングする度毎に、前もって、砥石軸131の熱変位と、砥石132の外周位置とをそれぞれ検出しなければならず、ツルーイング時間が長くなる。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、砥石のツルーイング時間を短縮することができる研削盤を提供することである。
前記課題を解決するために、この発明の第1の発明に係る研削盤は、X方向及びZ方向へ移動制御され、ワークを研削する砥石と、所定位置に配設されて前記砥石の加工面をツルーイングするツルーイング装置とを備え、前記ツルーイング装置は、支持体に対し、X方向へ移動可能に配設された可動台と、前記可動台に回転可能に配設されて前記砥石の加工面をツルーイングするツルアと、前記可動台と共に前記ツルアをX方向へ押し付けるX方向押付け機構と、前記X方向押付け機構の押付け力を制御する制御手段と、前記ツルアを回転駆動する駆動機構とを備え、前記ツルアは、前記砥石の加工面をツルーイングする際、前記X方向押付け機構により設定された押付け力で前記砥石に押し付けられる。
また、前記ツルアは、前記可動台に対し、Z方向へ移動可能に配設されており、前記可動台には、Z方向ガイドバーが架設されており、前記Z方向ガイドバーには、Z方向スライド体が回り止めされた状態でZ方向へスライド移動可能に配設されており、前記Z方向スライド体には、ツルア駆動モータが設けられており、前記ツルア駆動モータの出力軸には、この出力軸と一体でZ方向の軸線を中心に回転する前記ツルアが設けられており、前記砥石がX方向に移動して前記砥石の加工面が前記ツルアに接触する際、前記ツルアのZ方向中心が前記砥石の加工面のZ方向中心と一致するように、前記ツルア、前記ツルア駆動モータ、及び前記Z方向スライド体が、前記可動台の前記Z方向ガイドバーに対してZ軸方向に移動可能であることを特徴とする。
第1の発明によると、砥石をツルーイングする際、砥石がツルアの前方のツルーイング開始位置まで移動される一方、駆動機構によってツルアが回転される。
ここで、砥石がツルアに接触するツルーイング位置までX方向へ前進(移動)される。
その後、砥石が設定された切込量に対応する切込位置までX方向へ前進(移動)されることで、砥石がツルーイングされる。
この際、ツルアは、X方向押付け機構によって設定された押付力で砥石に押し付けられるため、過度な押付力が発生しないので砥石が良好にツルーイングされる。
前記したようにして砥石をツルーイングすることができるため、ツルーイングする前に、砥石の外周位置を検出する手間を省くことができ、この分だけ砥石のツルーイング時間を短縮することができる。
また、第1の発明によると、砥石がツルアに接触するツルーイング位置までX方向へ前進(移動)される際、砥石軸の熱変位の分だけ砥石がZ方向へ変位している場合には、砥石のツルーイング位置への前進動作に伴って、砥石に接触しながらツルアが、可動台に対し、Z方向へ変位(移動)する。このため、ツルーイングする前に、砥石の熱変位を検出する手間を省くことができ、この分だけ砥石のツルーイング時間を短縮することができる。
この発明の第2の発明に係る研削盤は、第1の発明の研削盤であって、前記X方向押付け機構は、前記砥石に対する前記ツルアの押付力が調整可能に構成されていることを特徴とする。
第2の発明によると、砥石のツルーイング量が小さい場合(微量である場合)には、砥石に対するツルアの押付力をX方向押付け機構によって小さく設定することで砥石の加工面(砥石面)を良好にツルーイングすることができる。
また、砥石のツルーイング量が大きい場合には、砥石に対するツルアの押付力をX方向押付け機構によって大きく設定することで砥石の加工面(砥石面)を短時間でツルーイングすることができる。
この発明の第3の発明に係る研削盤は、第1発明又は第2発明の研削盤であって、前記ツルアは、前記可動台に対し、Z方向戻しばねによってZ方向中立位置に戻される構成にしてあることを特徴とする。
第3の発明によると、可動台に対しツルアがZ方向戻しばねによってZ方向中立位置に戻されるため、ツルアがZ方向片側寄りに配置されることがない。
これによって、砥石がツルアに接触するツルーイング位置までX方向へ前進(移動)される際、砥石軸の熱変位の分だけ砥石がZ方向へ変位している場合には、砥石のツルーイング位置への前進動作に伴って、砥石に接触不良なくツルアが接触してZ方向へ変位(移動)する。
この結果、砥石の加工面(砥石面)をツルーイング不良なく良好にツルーイングすることができる。
すなわち、ツルアがZ方向中立位置に配設されることなく、Z方向片側寄りに配置されると、砥石がツルアから外れることが想定され、ツルーイング不良となる可能性があるが、このような不具合を抑制することができる。
この発明の実施例1に係る研削盤を示す平面図である。 同じく研削盤を示す側面図である。 同じく研削盤のツルーイング装置を示す平面図である。 同じくツルーイング装置のツルアの前方位置まで砥石がZ方向へ移動された状態を示す説明図である。 同じくツルアに砥石が接触するツルーイング位置までX方向へ前進された状態を示す説明図である。 ツルーイングの処理手順を示すフローチャートである。 従来の研削盤のツルーイング装置を示す平面図である。
この発明を実施するための形態について実施例にしたがって説明する。
この発明の実施例1に係る研削盤を図1〜図6にしたがって説明する。
図1と図2に示すように、砥石32をX方向及びZ方向へ移動制御してワークWを研削する研削盤において、平面形状で矩形に形成された基台10上の略中央部には、Z方向に延びる一対のZ方向ガイドレール11にスライド案内されるZ方向スライドテーブル12が配設されている。
Z方向スライドテーブル12は、制御手段(NC制御装置等)によって作動制御されるZ方向駆動モータ14を駆動源とするZ方向送りねじ13の回転動作によってZ方向へスライドされる。
また、Z方向駆動モータ14には、Z方向スライドテーブル12のZ方向位置を確認するために、Z方向駆動モータ14の出力軸の回転角度を検出してその検出信号を制御手段に送るエンコーダ等のZ方向位置検出手段15が設けられている。
Z方向スライドテーブル12上には、X方向に延びる一対のX方向ガイドレール21にスライド案内されるX方向スライドテーブル(砥石スライドテーブル)22が配設されている。
X方向スライドテーブル22は、制御手段(図示しない)によって作動制御されるX方向駆動モータ24を駆動源とするX方向送りねじ23の回転動作によってX方向へスライドされる。
また、X方向駆動モータ24には、X方向スライドテーブル22のX方向位置を確認するために、X方向駆動モータ24の出力軸の回転角度を検出してその検出信号を制御手段に送るエンコーダ等のX方向位置検出手段25が設けられている。
X方向スライドテーブル22上には、砥石駆動モータ26と砥石軸ホルダ30とがそれぞれ配設されており、砥石駆動モータ26の出力軸には駆動プーリ27が設けられる。
一方、砥石軸ホルダ30に回転可能に支持されかつ一端部に円盤状の砥石32が設けられる砥石軸(Z方向の軸線と平行するZ方向軸線L1上に配設される)31の他端には、従動プーリ28が設けられている。そして、駆動プーリ27と従動プーリ28との間にはベルト29が張設され、これによって、砥石駆動モータ26の出力軸のトルクがベルト29を介して砥石軸31に伝達される。
基台10上には、軸状のワークWをZ方向の中心軸線回りに回転させながら設定位置に保持する第1主軸装置40と第2主軸装置50とがZ方向の軸線に平行するZ方向軸線L2上に配設されている。
第1主軸装置40は、基台10上に固定された主軸台41と、主軸台41に対しZ方向軸線L2上に往復動可能な主軸ハウジング42と、この主軸ハウジング42内でZ方向軸線L2回りに回転可能に支持された主軸43とを備え、主軸43の先端にはワークWの一方の端面の中心部を支持するセンタ部材44が設けられている。
また、主軸43は、制御手段によって作動制御される主軸モータ(図示しない)を駆動源として任意の角速度で任意の角度まで回転制御される。
また、第2主軸装置50においても、第1主軸装置40と同様にして、主軸台51、主軸ハウジング52、主軸53及びセンタ部材54を備えて構成されている。
ツルーイング装置60は、図3に示すように、第1主軸装置40の主軸ハウジング42(この発明の支持体に相当する)に対し、X方向押付け機構62によってX方向へ押し付けられた状態でX方向へ移動可能に配設された可動台70と、この可動台70に対し、Z方向の軸線に平行するZ方向軸線L3を中心として回転可能に配設されて砥石32の加工面をツルーイングする円盤状のツルア77と、このツルア77をZ方向軸線L3を中心として回転駆動する駆動機構としてのツルア駆動モータ78とを備えている。
この実施例1において、図3に示すように、可動台70は、Z方向の基部71と、この基部71の両側部から直角状をなして突出された対向する両側壁部72とを有してほぼU字状に形成されている。そして、可動台70の両側壁部72から張り出された張出部72aと、支持体としての主軸ハウジング42との間には、X方向押付け機構62としての単数又は複数のエアーシリンダ、油圧シリンダ等のX方向押付けシリンダ63が配設されている。
X方向押付けシリンダ63は、図示しない圧力調整弁(電磁弁)を介して流体供給源に接続されている。また、圧力調整弁(電磁弁)は、制御手段によって制御される。そして、可動台70は、X方向押付けシリンダ63によって所望とする押付力でX方向へ押し付けられる。
図3に示すように、可動台70の両側壁部72の間には、複数(又は単数でもよい)のZ方向ガイドバー73が架設されており、これらZ方向ガイドバー73には、Z方向スライド体74が、回り止めされた状態でZ方向へスライド移動可能に配設されている。
また、可動台70の両側壁部72と、Z方向スライド体74との間には、Z方向戻しばね90がそれぞれ介在されており、これらZ方向戻しばね90によって、Z方向スライド体74がZ方向中立位置に配設される。
Z方向スライド体74には、制御手段によって作動制御されるツルア駆動モータ78が一体に設けられている。このツルア駆動モータ78の出力軸には、この出力軸と一体をなして回転されるツルア77が配設されている。
ツルア77は、軸方向断面の外周面が凹湾曲面(又は凹円弧面)77aに形成されている。
また、可動台70と、支持体としての主軸ハウジング42との間には、可動台70のX方向の変位量を検出するX方向変位検出手段95が配設されている。
次に、図6に示すフローチャートを用いて、制御手段による処理手順の例を説明する。 制御手段は、ツルーイングの実行が指示された場合や、予め設定されたツルーイングタイミングとなった場合等に、図6に示すツルーイング処理を実行する。
ステップS10にて制御手段は、砥石32に対するツルア77の位置がツルーイング開始位置となるように、Z方向駆動モータ14及びX方向駆動モータ24を作動制御し、これによって、ツルア77に対する砥石32の位置を設定位置まで移動させる。なお、ツルーイング処理は、加工の合間に行われるため、砥石32は回転した状態である。そして、ツルア77と砥石32を対向させ、ステップS20に進む。
ステップS20にて制御手段は、ツルア駆動モータ78を作動制御して、ツルア77の回転駆動を開始してステップS30に進む。
ステップS30にて制御手段は、ツルア77の押付力を制御し、ステップS40に進む。この実施例1において、ツルア77の押付力の制御用としてX方向押付けシリンダ63を用いている。この場合、所望する押付力となるように、X方向押付けシリンダ63に対する圧力調整弁を制御してX方向押付けシリンダ63による押付力を調整する。
なお、砥石32の外周表面の微小量をツルーイングする場合(目立ての場合)は押付力を比較的弱く設定し、砥石32の外形形状を修正する場合(外形形状を整形する場合)は押付力を比較的強く設定する。
ステップS40にて制御手段は、砥石32をツルア77に向けて徐々に前進させ、ツルア77がX方向へ動き始めた際の砥石32の座標を取り込み、ステップS50に進む。
制御手段は、ツルア77のX方向への動き始めについては、ツルア77側に設けられたX方向変位検出手段95からの検出信号に基づいて検出することが可能であり、砥石32の座標については、X方向スライドテーブル22の位置を検出するX方向位置検出手段25からの検出信号に基づいて検出することが可能である。なお、ツルア77が動き始めたときのX方向変位検出手段95からの検出信号に基づいたツルア77のX方向の位置と、ツルア77がX方向へ動き始めたときのX方向位置検出手段25からの検出信号に基づいた砥石32のX座標と、を当該ステップS40にて取り込んで記憶しておく。
ステップS50にて制御手段は、ツルア77がX方向へ動き始めたときの砥石32の位置(座標)から、所定切込量だけ砥石32を切込ませる。この場合、X方向へ移動させるツルーイングを実行(開始)して、ステップS60に進む。
ステップS60にて制御手段は、ツルーイング開始時(ツルア77がX方向へ動き始めたとき)のツルア77のX方向の位置(ステップS40にて記憶)と、X方向変位検出手段95を用いて検出した現在のツルア77のX方向の位置と、ツルーイング開始時(ツルア77が動き始めたとき)の砥石32のX方向の座標(ステップS40にて記憶)と、X方向位置検出手段25にて検出した現在の砥石32のX方向の座標と、に基づいて、所定切込量分、ツルーイングしたか否かを判定する。所定切込量に達していると判定した場合(Yes)はツルーイングが終了したと判定してステップS70に進み、所定切込量に達していないと判定した場合(No)はツルーイングがまだ終了していないと判定してステップS50に戻る。
ステップS70に進んだ場合、制御手段は、ツルア77に対して砥石32を原位置に移動するとともに、ツルア77の回転駆動とツルア77の押付力の制御を停止し、ツルーイング処理を終了する。
前記したように、この実施例1においては、砥石32がツルーイングされる際、ツルア77は、X方向押付け機構62としてのX方向押付けシリンダ63によって設定された押付力で砥石32に押し付けられる。このため、砥石32が良好にツルーイングされる。
このため、ツルーイングする前に、砥石32の外周位置を検出する手間を省くことができ、この分だけ砥石32のツルーイング時間を短縮することができる。
また、砥石32のツルーイング量が小さい場合(微量である場合)には、砥石32に対するツルア77の押付力をX方向押付けシリンダ63によって小さく設定することで砥石32の加工面(砥石面)を良好にツルーイングすることができる。
また、砥石32のツルーイング量が大きい場合には、砥石32に対するツルア77の押付力をX方向押付けシリンダ63によって大きく設定することで、砥石32の加工面(砥石面)を短時間でツルーイングすることができる。
また、この実施例1において、砥石32がツルア77に接触するツルーイング位置までX方向へ前進(移動)される際、砥石軸31の熱変位の分だけ砥石32がZ方向へ変位している場合(ツルア77の外周の凹湾曲面77aの中心が砥石32の中心からZ方向へ若干ずれている場合)には、砥石32のツルーイング位置への前進動作に伴って、砥石32に接触しながらツルア77の外周の凹湾曲面77aの中心が砥石32の中心と一致するように、可動台70に対し、ツルア77、ツルア駆動モータ78及びZ方向スライド体74が、Z方向ガイドバー73に沿ってZ軸方向へ移動する。このため、ツルーイングする前に、砥石32の熱変位を検出する手間を省くことができ、この分だけ砥石32のツルーイング時間を短縮することができる。
また、ツルア77を砥石32に押付ける押付力を一定に保持しながらツルーイングするので、砥石32の外周部表面(加工面)をより均一にツルーイングすることができる。
また、この実施例1において、可動台70に対し、ツルア77がZ方向戻しばね90によってZ方向中立位置に戻されるため、ツルア77がZ方向の片側寄りに配置されることがない。
これによって、砥石32がツルア77に接触するツルーイング位置までX方向へ前進(移動)される際、砥石軸31の熱変位の分だけ砥石32がZ方向へ変位している場合には、砥石32のツルーイング位置への前進動作に伴って、砥石32に接触不良なくツルア77が接触してZ方向へ変位(移動)する。
この結果、砥石32の加工面(砥石面)をツルーイング不良なく良好にツルーイングすることができる。
すなわち、ツルア77がZ方向中立位置に配設されることなく、Z方向の片側寄りに配置されると、砥石32がツルア77の外周の凹湾曲面77aから外れることが想定され、ツルーイング不良となる可能性があるが、このような不具合を抑制することができる。
なお、この発明は前記実施例1に限定するものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の形態で実施することができる。
例えば、前記実施例1においては、可動台70の両側壁部72と、Z方向スライド体74との間に、Z方向戻しばね90がそれぞれ介在される場合を例示したが、Z方向戻しばね90は必ずしも設けなくてもこの発明を実施することができる。
12 Z方向スライドテーブル
22 X方向スライドテーブル
25 X方向位置検出手段
30 砥石軸ホルダ
31 砥石軸
32 砥石
42 主軸ハウジング(支持体)
60 ツルーイング装置
62 X方向押付け機構
63 X方向押付けシリンダ
70 可動台
74 Z方向スライド体
77 ツルア
78 ツルア駆動モータ
80 X方向変位検出手段

Claims (3)

  1. X方向及びZ方向へ移動制御され、ワークを研削する砥石と、所定位置に配設されて前記砥石の加工面をツルーイングするツルーイング装置とを備え、
    前記ツルーイング装置は、支持体に対し、X方向へ移動可能に配設された可動台と、
    前記可動台に回転可能に配設されて前記砥石の加工面をツルーイングするツルアと、
    前記可動台と共に前記ツルアをX方向へ押し付けるX方向押付け機構と、
    前記X方向押付け機構の押付け力を制御する制御手段と、
    前記ツルアを回転駆動する駆動機構と、
    を備え、
    前記ツルアは、前記砥石の加工面をツルーイングする際、前記X方向押付け機構により設定された押付け力で前記砥石に押し付けられ、
    前記ツルアは、前記可動台に対し、Z方向へ移動可能に配設されており、
    前記可動台には、Z方向ガイドバーが架設されており、
    前記Z方向ガイドバーには、Z方向スライド体が回り止めされた状態でZ方向へスライド移動可能に配設されており、
    前記Z方向スライド体には、ツルア駆動モータが設けられており、
    前記ツルア駆動モータの出力軸には、この出力軸と一体でZ方向の軸線を中心に回転する前記ツルアが設けられており、
    前記砥石がX方向に移動して前記砥石の加工面が前記ツルアに接触する際、前記ツルアのZ方向中心が前記砥石の加工面のZ方向中心と一致するように、前記ツルア、前記ツルア駆動モータ、及び前記Z方向スライド体が、前記可動台の前記Z方向ガイドバーに対してZ軸方向に移動可能であることを特徴とする研削盤。
  2. 請求項1に記載の研削盤であって、
    前記X方向押付け機構は、前記砥石に対する前記ツルアの押付け力が調整可能に構成されていることを特徴とする研削盤。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載の研削盤であって、
    前記ツルアは、前記可動台に対し、Z方向戻しばねによってZ方向中立位置に戻される構成にしてあることを特徴とする研削盤。
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