JPS6342022A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS6342022A
JPS6342022A JP18466786A JP18466786A JPS6342022A JP S6342022 A JPS6342022 A JP S6342022A JP 18466786 A JP18466786 A JP 18466786A JP 18466786 A JP18466786 A JP 18466786A JP S6342022 A JPS6342022 A JP S6342022A
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JP
Japan
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group
binder
molecule
thermoplastic polyurethane
polyurethane resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP18466786A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Okada
知之 岡田
Naoki Kannen
閑念 直己
Akira Ishikawa
彰 石川
Kazutaka Yamashita
山下 和孝
Rikio Tsushima
津嶌 力雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
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Publication of JPS6342022A publication Critical patent/JPS6342022A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録媒体に関するものであり、更に詳し
くは、優れた磁性粉分散性、表面平滑性、耐久性、耐熱
性を有する磁気記録媒体に関するものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
近年、VTR,オーディオテープ、フロッピーディスク
等の磁気記録媒体が広く背反し、その要求性能も多岐に
わたり、しかも厳しくなっている。その中でも記録再生
の信頼性への要望は特に増大しており、例えば低温・低
湿から高温・高温までというように様々な環境下で長時
間走行に耐えるという要求性能が挙げられる。
従来、磁気記録媒体用結合剤としては、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂等が広く使用されていたが、上記
要求に応えるべ(種々の研究がなされ、現在では、磁性
層に良好な耐熱性、耐摩耗性を付与し、磁気記録媒体の
耐久性を向上させるために主として熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂とポリイソシアネートを含む結合剤、或いはさら
にそれ等に塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体等多数の
水酸基を有する樹脂等を添加した結合剤等が実用化され
ている。
磁気記録媒体の結合剤成分として使用されるこれ等の熱
可塑性ポリウレタン樹脂は、特開昭58−203623
号公報等にも示されているように、(1)ポリイソシア
ネート等の硬化剤(架橋剤)と反応させ、網目結合を形
成させることによって結合剤の機械的性質、耐熱性を改
善し、磁性層に耐熱性、耐摩耗性を付与する比較的ウレ
タン基濃度の低い熱可塑性ポリウレタン樹脂(イソシア
ネート含有量15%以下)と、(2)硬化剤を反応させ
なくとも、皮膜の抗張力等の機械的性質、耐熱性に優れ
、この性質の活用で磁性層に耐熱性、耐摩耗性を付与で
きる比較的ウレタン基濃度の高い熱可塑性ポリウレタン
樹脂(イソシアネート含有量15%以上)とに分けられ
る。
(1)の熱可塑性ポリウレタン樹脂は、ウレタン基ン二
度が低く(イソシアネート含有量15%以下)、軟らか
く、分子量10.000〜so、ooo、特に15.0
00〜35,000の実質的に線状の熱可塑性ポリウレ
タン樹脂が多く使用されており、比較的低分子量である
ので磁性塗料化は容易であるが、機械的性質、流動開始
点が低いため耐熱性に劣り、硬化剤を必要とし、硬化後
の磁性層も、特に高温環境下における性能の面で大きく
改良の余地を残しているのが現状である。
また、分子量がso、ooo以上の熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂は、磁性粉の分散性を極度に悪化させ、塗料化が
困難である。
(2)の場合には、比較的ウレタン基濃度が高く(イソ
シアネート含有量15〜40%)、硬く、流動開始点が
高く殆ど100℃以上である分子量2Q、OOQ〜50
.QOOの熱可塑性ポリウレタン樹脂が使用されており
、比較的低分子量であるが、機械的性質に優れ流動開始
点が高いので、耐熱性、耐摩耗性等に優れるものの、磁
性層が硬(なり過ぎる等の原因でカレンダー性が劣り、
表面平滑性が悪化し、また、テープ走行中にいわゆる「
鳴き」が生じる等の好ましくない現象が起こる。また、
ウレタン結合が多いことに起因してポリウレタン分子間
の引力が増大するため、通常用いられるトルエン、メチ
ルエチルケトン等に対する溶解性が悪くなり、磁性塗料
の安定性及び磁性塗膜中での磁性粒子の分散性を著しく
低下させる場合が多い。
一方、結合剤中への磁性粉の分散性を改良する目的で磁
性塗料中に適当な界面活性剤を配合することも試みられ
ている。このような界面活性剤としてはアルキルイミダ
シリン化合物(特開昭54−32304号)、アルキル
ポリオキシエチレンリン酸エステルをアルキルアミンで
中和したもの(特開昭53−78810号)、長鎖アル
キルリン酸エステル(特開昭54−147507号、特
願昭53−49629号)などのようにアミンとその誘
4体、リン酸エステル、ポリオキシエチレンリン酸エス
テル類などを利用することが多い。
更には、磁性粉を表面処理してから塗料化する事も行わ
れており、このような技jネiとしては、アルキルポリ
オキシエチレンリン酸エステルを用いるもの(特開昭5
4−94308号、同56−49769号)、メタル粉
をチタンカップリング剤で処理して分散安定性を計ると
同時に磁性塗膜の経時劣化を防ぐもの(特開昭56−8
8471号)などがある。
更にまた、磁性粉とバインダーとの接着性を向上させて
磁性塗膜の耐久性向上を計る方法としては、バインダー
と反応性の官能基をもつシランカフプリング剤を用いる
ものく特開昭54−7310号)、アミノファンクショ
ナルシランカップリング剤とイソシアネート系化合物、
エポキシ系化合物との反応生成物によって被覆するもの
く特開昭56−143533号)、バインダー中の二重
結合とラジカル重合が可能な不飽和結合を有するチタン
カップリング剤で磁性粉を処理するもの(特開昭56−
111129号)等がある。
しかしながら、これまでに開発されている磁気記録媒体
は、磁性粉の分散性、表面平滑性及び耐久性の点で必ず
しも充分な性能のものが得られていない。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明者らは、熱可塑性ポリウレタン樹脂の優れ
た性能を損なうことなく、上記欠点を改善する方法、又
、該ポリウレタンに合った磁性粉の表面処理方法につき
鋭意検討を重ねた結果、特定の分子量、引張破断強度、
引張破断伸び率、100%モジュラス、ガラス転移温度
を有する熱可塑性ポリウレタン樹脂、及び特定のリン酸
エステルと特定のカップリング剤で表面処理した磁性粉
を採用することにより、磁性塗料化が容易であり、塗料
の分散性、安定性に優れ、しかも塗布後の磁性層の平滑
性に優れたものが得られること、また硬化剤を使用しな
い系でも低温低湿から高温高温までの広い温度・湿度範
囲で耐久性に優れた磁性層が得られること、更に低分子
量ポリイソシアネートとの併用により磁性層の耐久性を
一段と向上させることを見出し本発明を完成した。
即ち本発明は、ゲルパーミュエーションクロマトグラフ
イーによる分析で数平均分子i5.000〜40,00
0.引張速度100 nv+/winの引張試験におけ
る破断強度が200 kg/cm2以上、破断伸び率1
00〜400%、100%モデュラス150 kg/c
+m”以上、動的粘弾性測定による分析でガラス転移温
度が40℃以上の熱可塑性ポリウレタン樹脂を含有する
磁気記録媒体用結合剤に、不活性有機溶媒中で以下の(
i)〜(iii ) (i)1分子中に加水分解性アルコキシシラン基を有す
る有機シラン化合物、 (ii)1分子中に加水分解性チタン基を有する有機チ
タン化合物、 (iii)1分子中に加水分解性アルコキシアルミニウ
ム基を有する有機アルミニウム化合物からなる群より選
ばれる1種以上のカップリング剤、および 以下の(iv )〜(v) (iv)次の一般式 %式% (式中、Rは炭素数2〜28の炭化水素基又はアシル基
を表わし、八は炭素数2〜4のアルキレン基を表わし、
nはO又は1〜30の整数を表わし1.は1,1.5又
は2を表わす) で表わされる構造を有するリン酸エステル、(■)1分
子中に2個以上のリン酸基を有する分子ffi 10.
000以下のリン酸エステルからなる群より選ばれた1
種以上のリン酸エステルによって表面処理された強磁性
微粉末を分散させて得た磁性層を非磁性支持体上に設け
てなる磁気記録媒体を提供するものである。
本発明に用いられる熱可塑性ポリウレタン樹脂は、ゲル
パーミュエーションクロマトグラフイー(カラム 5h
odex A−803,804?n合、昭和電工■製)
による分析で数平均分子量が5,000〜40,000
のものであり、より好ましい分子量としては10,00
0〜25.000のものである。上記数平均分子量がs
、ooo未溝のものは、磁性層の機械的性質、基材への
密着性が悪い。また、数平均分子量が40,000を越
えるものは磁性粉の分散性が悪くなり、また、低分子量
ポリイソシアホー1−併用時の耐久性の大きな向上が期
待できない。
本発明に用いられる熱可塑性ポリウレタン樹脂の引張速
度は、東洋側器■製テンシロンUTM−■により引張速
度100 mm/neinで測定され、破断強度200
 kg/cm2以上、破断伸び率100〜400%、1
00%モデュラス150 kg/cm”以上のものであ
り、より好ましくは、破断強度250 kg/cm2以
上、破断伸び率100〜300%、100%モデュラス
230kg/cm2以上のものである。破断強度が20
0kg/cm”未満、破断伸び率が100%未満或いは
400%を越え、100%モデュラスが150 kg/
cm”未満であると磁性層の強度が劣り、耐久性の点で
不都合である。
尚、本発明における物性値の測定は、膜圧0.15〜0
.22mmの範囲のフィルムを用いて行っている。
本発明に用いられる熱可塑性ポリウレタン樹脂のガラス
転移温度は、動的粘弾性測定装置(RIIEOVIBR
ON DDV−III−EA 、東洋ボールドウィン社
製)により測定周波数3.5Hz 、昇温速度3℃/m
inで測定され、40℃以上のものである。ガラス転移
温度が40℃未満のものは、磁性層を構成したときの耐
熱性が悪い。磁性層のカレンダー性、磁性層の表面平滑
性の点からすると、ガラス転移温度は65℃以下が望ま
しい。本発明におけるガラス転移温度とは、動的粘弾性
測定において、損失弾性率E”と貯蔵弾性率E゛の比E
”/E’が極大となる温度である。
本発明で用いられる熱可塑性ポリウレタン樹脂の末端は
、両末端ともにイソシアネート、1であっても良いし、
両末端ともに水酸基であっても良く、また一方の端がイ
ソシアネート基で他方の端が水酸基であっても良い。
更に本発明の熱可塑性ポリウレタン樹脂は、磁性層の耐
久性及び分散性の観点から、(1)分子ff1500〜
3,000を有するポリエステルポリオール、(■)2
〜lO個の炭素原子を有するジオール、或いはビスフェ
ノールA1ビスフエノールS、ハイドロキノン等にエチ
レンオキサイド、プロピレンオキサイドを2〜4モル付
加したジオール類、及び(1)芳香環を少なくとも1つ
以上有するジイソシアネートから製造されることが望ま
しい。
分子量500〜3.000を有するポリエステルポリオ
ールとしては、エチレングリコール、1,2−プロピレ
ングリコール、1.3−プロピレングリコール、2.3
−ブチレングリコール、l、4−ブチレングリコール、
2.2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、ジエチ
レングリコール、1゜5−ペンタメチレングリコール、
1,6−へキサメチレングリコール、シクロヘキ+ンー
1,4−ジオール、シクロヘキサン−1,4−ジメタツ
ール等のグリコールの単独或いはこれらの混合物と、コ
ハク酸、マレイン酸、アジピン酸、グルタル酸、ピメリ
ン酸、スヘリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、フタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ヘキサヒドロテレフ
タル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸等の二塩基酸及びこ
れらの酸のエステル、酸のハライドとを重縮合すること
によって得られるポリエステルポリオール類が挙げられ
、更にε−カプロラクトンなどのラクトンをグリコール
等の存在下で開環付加重合したポリカプロラクトンジオ
ール類が挙げられる。
これ等のうち、エチレングリコール、1.4−ブチレン
グリコール、l、6−へキサメチレングリコールの単独
或いは混合物と、アジピン酸或いはセバシン酸との縮合
ポリエステルポリオール及びポリカプロラクトンポリオ
ールが好適である。
炭素数2〜10を有する低分子量ジオール類としては、
前記ポリエステルポリオール類の製造に際し使用される
グリコール類の単独或いは混合物を用いることができる
芳香環を少なくとも1つ以上有するジイソシアネートと
しては、キシレンジイソシアネート、トルイジンジイソ
シアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、2,
6−トリレンジイソシアネート、4,4゛−ジフェニル
メタンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネ
ート、m−フェニレンジイソシアネート、■、5−ナフ
チレンジイソシアネート、4,4゛−ビフェニルジイソ
シアネート、3,3゛−ジメチルビフェニル−4,4”
−ジイソシアネート、3,3゛−ジメトキシビフェニル
−4,4゛−ジイソシアネート等及びこれ等の混合物が
好適である。
本発明で使用される熱可塑性ポリウレタン樹脂を製造す
るに際し、ポリエステルポリオール(1)と炭素数2〜
10を有する低分子量ポリオール類等(n)とのモル比
はI / II = 1 /2.5〜1/20、好まし
くは1/4〜l/8の範囲が望ましく、またポリオール
とジイソシアネートのOH/NCOのモル比は110.
85〜1 /1.15、好ましくは1.010.95〜
1.0 /1.05が良い。これ等の範囲は、得られる
磁性層の諸性能の点から好ましいものである。
また、上記熱可塑性ポリウレタン樹脂を製造するにあた
っては、従来の公知の方法を採ることができ、例えば、
反応剤を十分に混合後、反応混合物を平板もしくはバッ
トに流して加熱し、次いでこれを冷却した後破砕する方
法、又はジメチルホルムアミド、トルエン、キシレン、
ベンゼン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、シクロヘ
キサノン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、酢酸エチル、酢酸ブチル等の単一もしくは混合溶剤
系の有機溶媒中で反応させる溶液反応法等の製造法を採
ることができる。この際、反応温度を低減させ、或いは
反応時間を短縮させるために、反応触媒を加えることも
できる。反応触媒の具体例としては、例えば、トリエチ
レンジアミン、テトラメチルエチレンジアミン、テトラ
メチルヘキサンジアミンなどのアミン化合物及びこれ等
の塩や、ジブチルスズジラウレート、オクチル酸スズ、
オクチル酸鉛、オクチル酸マンガンなどの有機金属化合
物及びこれ等の混合物等を挙げることができる。また、
ポリウレタン樹脂の安定性を増加させる目的で、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、加水分解防止剤等を単独に或いは
これらを組み合わせて配合することができる。
更に本発明に於いては、ポリウレタン樹脂の耐久性を一
段と向上させる為に、適当な硬化剤を用いてポリウレタ
ン樹脂を硬化させて使用することが好ましく、硬化剤と
して高エネルギー線硬化型多官能ビニルモノマー、ポリ
イソシアネート化合物等が挙げられるが、イソシアネー
ト基が2個以上の低分子量ポリイソシアネート化合物が
最適である。
本発明で使用することができるイソシアネート基が2個
以上の低分子量ポリイソシアネートとしては、前記熱可
塑性ポリウレタン樹脂の製造に際し用いられる有機ジイ
ソシアネートの他に、トリレンジイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート等のジイソシアネート3モ
ルとトリメチロールプロパン1モルとの反応物や、変性
ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリフェニレンメ
タンポリイソシアネート等の多官能イソシアネート化合
物を挙げることができる。これらの化合物は、日本ポリ
ウレタン■から「コロネートし」、「コロネートIIL
J、「コロネート2030 J、「ミリオネート門R」
、[ミリオネートMTL J等の商品名で、住人バイエ
ルウレタン■から「デスモジュールし」、「デスモジュ
ールN」、「デスモジュールILJ、「デスモジュール
1lLj、「デスモジュールP」、「デスモジュールR
FJ等の商品名で、成田薬品工業Gl菊から[タケネー
トD−102j、「タケネートD−11ONJ、「タケ
ネートD−202J等の商品名でそれぞれ市販されてい
る。
前記熱可塑性ポリウレタン樹脂100重世部に対して上
記低分子量ポリイソシアネートを3〜40重量部加えて
硬化させることによって磁性層の機械的強度、耐摩耗性
、耐熱性、耐湿熱性、耐溶剤性及び基材との密着性を大
幅に向上させることができる。
なお、前記結合剤成分中に必要ならば磁気記録媒体の結
合剤成分として通常用いられている熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂、ニトロセルロース、酢酸セルロース、セルロー
スアセテートブチレート等のセルロース誘導体;塩化ビ
ニル/酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル/酢酸ビニル/
ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル/酢酸ビニル/
マレイン酸共重合体等の塩酢ビ樹脂:塩化ビニリデン/
塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン/アクリロニトリ
ル共重合体等の塩化ビニリデン樹脂;アルキッド樹脂、
線状ポリエステル等のポリエステル樹脂; (メタ)ア
クリル酸/アクリロニトリル共重合体、(メタ)アクリ
ル酸メチル/アクリロニトリル共重合体等のアクリル樹
脂;ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール等の
アセタール樹脂;フェノキシ樹脂、エポキシ樹脂、ポリ
アミド樹脂、ブタジェン/アクリロニトリル共重合体、
スチレン/ブタジェン共重合体等を単独又は組み合わせ
て併用することもできる。
一方、本発明の表面処理された強磁性微粉末は、不活性
有機溶媒中で以下の(1)〜(iii )(I)1分子
中に加水分解性アルコキシシラン基を有する有機シラン
化合物、 (ii)1分子中に加水分解性チタン基を有する有機チ
タン化合物、 (iii)1分子中に加水分解性アルコキシアルミニウ
ム基を有する有機アルミニウム化合物からなる群より選
ばれる1種又は2種以上のカップリング剤、および 以下の(iv)〜(V) (iv )次の一般式 %式% (式中、Rは炭素数2〜28の炭化水素基又はアシル基
を表わし、Aは炭素数2〜4のアルキレン基を表わし、
nは0又は1〜30の整数を表わし、1は1,1.5又
は2を表わす) で表わされる構造を有するリン酸エステル、(■)1分
子中に2個以上のリン酸基を有する分子110,000
以下のリン酸エステルからなる群より選ばれた1種又は
2種以上のりン酸エステルによって表面処理されたもの
である。
強磁性微粉末を表面処理するために用いられる前記の(
1)の有機シラン化合物としては、分子中に加水分解性
アルコキシシラン基を有するものであれば特に限定され
ず、反応性官能基を有するもの、有しないものいずれで
もよい。
これらの化合物を例示すると、 (Clls)zSi(OCIhh 、C11トCll5
i(OCzlls)s、CIl□=C(C)+3) −
COOCJ*Si (OCI+3) :+、H2NCz
llnNIICJiSi(OCIh) x、11zNc
J4NHcsllbsi (CL) (OC113) 
* 111zNC3!l1Si (OCttls) s
 、HzNCONIICzllbSi (OCJs) 
x、C11z−C11−Clh〜Q−C311bSi(
OCIIユ)3CCtHsO)3Sic311aNIl
cONHchH1tNco。
(CH30)tsicJJHczlltNHcONi(
CJ+JCO。
(CH30)zSi−CJJHCJtNHCONllC
ill12NC0゜フェニル又はアルキルトリアルコキ
シシラン1モルと長鎖脂肪酸1〜2モルとの反応生成物
等をあげることができる。
前記の(11)のを機チタン化合物としては、CI(C
Hs)z−0−Ti(OOC−CJ+s)x、C1+。
C1+。
CIl (CIl3) z−0−Ti(OCzHJII
Czl14N]Iz) *  、C)13 等をあげることができる。
前記の(iii )の有機アルミニウム化合物としては
、 等の化合物を例示することができる。
前記の(iv )のリン酸エステルとしては、リン酸と
炭素数2〜28の炭化水素基を有するヒドロキシ化合物
あるいはその低級アルキレンオキサイド付加物から誘導
されるリン酸モノエステル、リン酸ジエステル又はリン
酸セスキエステル、或いはリン酸と炭素数2〜28の脂
肪酸又はその低級アルキレンオキサイド付加物から誘導
されるリン酸モノエステル、リン酸ジエステル又はリン
酸セスキエステルが例示される。具体的な化合物として
は、モノドデシルホスフェート、モノヘンシルホスフェ
ート、ジドデシルホスフェート、セスキドデシルホスフ
ェート、セスキベンジルホスフェート、セスキプロピル
ホスフェート、セスキオクチルホスフェート、セスキオ
レイルホスフェート、モノベヘニルホスフェート、モノ
へキシルホスフェート、ジドデシルホスフェート、モノ
オレイルボスフェート、セスキドデシルポリオキシエチ
レン(3)ホスフェート、セスキドデシルポリオキシエ
チレン(9)ホスフェート、セスキノニルフェニルポリ
オキシエチレン(10)ホスフェート、モノドデシルポ
リオキシエチレン(5)ホスフェート、モノオクタデシ
ルポリオキシエチレン(5)ホスフェート、セスキオク
タデシルポリオキシエチレン(15)ホスフェート、セ
スキオクチルフェニルポリオキシエチレン(10)ホス
フェート、ジオクチルポリオキシエチレン(6)ホスフ
ェート、セスキドデシルポリオキシプロピレン(9)ホ
スフェート、モノオクチルポリオキシエチレン(12)
ホスフェート、モノオクタデセニルポリオキシプロピレ
ン(8)ホスフェート、 (C+ +lIz:+C00(CIIzCIhO) I
 O)1.5PO(OH) +、 s、C+ Ji:+
C00(CtlzCIl□0) 3PO(Oll) z
、C+ J3sCOO(C1lzCHzO) + 5P
o(Off) z、(C,I+ 、 、 COO(C1
lzCHzO) 2) zPO(Oll)等を例示する
ことができる。
前記の(v)のリン酸エステルとしては、1分子中にリ
ン酸基(ここでリン酸基とは、−PO(OH) !又は
−PO(Oll)を意味する。)を2個以上有する分子
i10,000以下の化合物であり、その例としては、 (11ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ビスフェノールAのようなポリオール類あるいは
それらの低級アルキレンオキサイド付加物とリン酸から
誘導されるリン酸エステル、 (2)  ヒドロキシ(メタ)アクリレート、ポリオキ
シエチレン(メタ)アクリレート、N−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、ポリ酢酸ビニルの部分鹸化物
などの水酸基含有とニルモノマー成分を含むホモ重合体
又は共重合体と無水リン酸から誘導されるリン酸エステ
ル 等をあげることができる。
尚、本発明において使用することができる強磁性微粉末
としては、γ−FeJ3t Fe3O4,Cruxのよ
うな金属酸化物、またCo被被着−Fe、0.。
CoドープT−FezO3のような加工処理を施したT
  FezOa 、鉄メタル粉、微小板状のバリウムフ
ェライトおよびそのFe原子の一部がTi、 Co。
Zn、 V、 Nb等の1種または2種以上で置換され
た磁性粉、Co、 Fe−Co、 Fe−Ni等の金属
または合金の超微粉などが挙げられる。これらのうち鉄
メタル粉は特に化学的安定性が悪いからこの改良のため
ニッケル、コバルト、チタン、ケイ素、アルミニウムな
どを金属原子、塩および酸化物の形で少量加えたり表面
処理されることがあるがこれらを用いることもできる。
鉄メタル粉はまたその安定化のため弱い酸化性雰囲気の
中で表面に薄い酸化被膜を作らせることがあるが、この
ように処理されたメタル粉を用いることもできる。これ
らの強磁性粉末の形状については、針状、板状、球状等
のいかなる形状のものでも使用できる。
本発明において用いる強磁性微粉末を製造するには、不
活性有機溶媒中で磁性粉を前記リン酸エステルと前記シ
ラン又はチタン又はアルミニウムカップリング剤を用い
て加熱処理を行う。
また必要に応じてさらに加圧してもよい。この場合、リ
ン酸エステルとシラン又はチタン又はアルミニウムカッ
プリング剤の使用量は共に磁性粉100重量部に対して
0.5重量部以上とすることが特に好ましい。
また、これらの再化合物の使用量比(重量比)は、リン
酸エステル:カフプリング剤=1:3〜3;1の範囲が
より好ましい。
表面処理磁性粉を製造する際に使用される不活性有機溶
媒は、磁性粉、前記リン酸エステルおよびカンプリング
剤のいずれとも反応しないものであれば使用することが
可能であり、たとえば、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、ジエチルケトン、シクロヘキサノン、
ベンゼン、キシレン、トルエン等ヲあげることができる
表面処理磁性粉を製造する際の加熱処理温度は60℃以
上とすることが好ましい。処理温度の上限は特に限定し
ないが、結局、使用する有機不活性溶媒の還流温度とな
るであろう。また、特にCo被被着−Fe、0.は高温
で表面が変質することがあるので注意を要する。
また、加熱処理を行う場合の磁性粉、リン酸エステルお
よびカップリング剤の混合順序については特に限定され
ず、たとえば イ)不活性有機溶媒中に磁性粉(al、リン酸エステル
(b)およびカップリング剤(C)を一括混合し加熱処
理を行う方法、 口)不活性有機溶媒中に先ず(a)と(blを入れて加
熱処理し、その後(C)を追加してさらに加熱処理を行
う方法、あるいは、 ハ)不活性有機溶媒中に先ず+8)とtelを入れて加
熱処理し、その後(b)を追加してさらに加熱処理をす
る方法 のいずれでもよい。
尚、結合剤と強磁性微粉末とから成る磁性層には、酸化
アルミニウム、酸化クロム、シリコン酸化物を強化剤と
して添加したり、ジブチルフタレート、トリフェニルホ
スフェートの様な可塑剤、ステアリン酸亜鉛、シリコン
オイルの様な潤滑剤、大豆油レシチンの様な分散剤、カ
ーボンブラックを始めとする種々の帯電防止剤等を添加
することもできる。
磁性層を構成するこれらの材料は、有機溶剤に溶かして
磁性塗料として調整され、これを支持体上に塗布するこ
とによって磁気記録媒体が製造される。磁性塗料を調整
する際の溶剤としては、アセトン、メチルエチルケトン
等のケトン系、メタノール、エタノール等のアルコール
系、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン等のエーテル系、ベンゼン、ト
ルエン等の芳香族炭化水素系、ヘキサン等の脂肪族炭化
水素系溶剤が挙げられる。
磁性塗料を塗布する支持体としては、非磁性のものであ
れば良く、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポ
リエステル、ポリプロピレン等のポリオレフィン、セル
ローストリアセテート等のセルロース誘導体、ポリカー
ボネート、ポリ塩化ビニル、ポリイミド、ポリアミド、
あるいは、アルミニウム等の金属などが挙げられる。
〔作 用〕
磁気記録媒体は走行中、ヘッドの接触により大きなすり
応力を受ける。この応力に媒体が長時間耐え得るには、
まず連続相となる結合剤が使用中の環境下で十分な機械
的強度を有すること、さらに磁性粉が均一に結合剤中に
分散され、界面での相互作用が大きく、高い剥離強度を
をすることが必要と考えられる。
そこで本発明においては、まず熱可塑性ポリウレタン樹
脂について従来の結合剤に比べ100%モデュラス、破
断強度に代表される機械的強度を大幅に向上させかつガ
ラス転移温度を実用温度以上に向上させることにより、
広い温度範囲でその強度を維持するように設計した。
さらに、一般に親水性である磁性粉表面を特定の処理を
行うことにより、適度に疎水化し、上記の高性能バイン
ダーと極性を一敗させ両者の相互作用を最大に引出せる
ように設計した。
従ってバインダー及び磁性粉の有する特性が相乗的に作
用することにより本発明の磁気記録媒体は、分散性、表
面平滑性、耐久性に橿めて優れているものと考えられる
〔実施例〕
以下に、結合剤合成例、磁性粉の表面処理例、実施例を
示して本発明を具体的に説明するが、本発明はこれ等の
実施例のみに限定されるものではない。
なお、例中の「部」とあるのは全て「重量部」を示す。
結合剤合成例1 温度計、攪拌機、還流冷却器を備えた反応器に、メチル
エチルケトン200部、シクロへキサノン190部、ア
ジピン酸と1.6−へキサメチレングリコールからなる
分子ff1l、000のポリエステルポリオール100
部、2.2−ジメチル−1,3−プロパンジオール32
部、1,4−ブチレングリコール8部、4,4゛−ジフ
ェニルメタンジイソシアネート121部、触媒としてジ
ブチルスズジラウレート0.3部を加え、80℃で12
時間反応させて熱可塑性ポリウレタン樹脂を調製した。
結合剤合成例2 結合剤合成例1と同様の容器にメチルエチルケトン10
0部、シクロへキサノン140部、分子l 1 、00
0のポリカプロラクトンポリオール100部、エチレン
グリコール7.3部、2,2−ジメチル−1,3−プロ
パンジオール24部、4,4゛−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート109部、触媒としてジブチルスズジラウ
レー)0.3部を加え、85℃で10時間反応させて熱
可塑性ポリウレタン樹脂を得た。
結合剤合成例3 結合剤合成例1と同様の容器にメチルエチルケトン11
6部、テトラヒドロフラン100部、アジピン酸と1.
4−ブチレングリコールからなる分子量1 、500の
ポリエステルポリオール100部、2.2−ジメチル−
1,3−プロパンジオール35部、1.4−ブチレング
リコール8.8部、4,4゛−ジフェニルメタンジイソ
シアネート120部、触媒としてジブチルスズジラウレ
ート0.3部を加え、70℃で15時間反応させて熱可
塑性ポリウレタン樹脂を調製した。
結合剤比較例1 結合剤合成例1において、添加量を2,2−ジメチル−
1,3−プロパンジオール15部、1,4−ブチレング
リコール4.1部、4,4”−ジフェニルメタンジイソ
シアネート72部に代えて同様の方法で熱可塑性ポリウ
レタン樹脂を調製した。
結合剤比較例2 ビスフェノールAにプロピレンオキサイドを2モル付加
したジオールとアジピン酸からなる分子ff11,00
0のポリエステルポリオール100部、2.2−ジメチ
ル−1,3−プロパンジオール22部、1.4−ブチレ
ングリコール5.6部、4,4゛−ジフェニルメタンジ
イソシアネート90部を用いて結合剤合成例1と同様の
方法で熱可塑性ポリウレタン樹脂を調製した。
結合剤合成例1〜3及び結合剤比較例1〜2で得られた
熱可塑性ポリウレタン樹脂、及び市販品としてニノボラ
ンN−2301(日本ポリウレタン■製、ポリエステル
型熱可塑性ポリウレタン樹脂)(結合剤比較例3)の数
平均分子量、引張破断強度、100%モデュラス、破断
伸び率、ガラス転移温度の測定値を表1に示した。
表    1 次に磁性粉の表面処理例を示す。
処理例1 冷却骨付500 mlセパラブルフラスコに、CO被着
r −PezOxC長軸径0.35μm 、軸比1 /
10) 150g、トルエン300g、有機シラン化合
物であるυ キトデシルポリオキシエチレン(9モル付加)ホスフェ
 r6gを入れ、75℃〜85℃で2時間攪拌した。次
いで、過剰のトルエンで磁性物を洗浄し、減圧下60℃
に保ちトルエンを除去し、表面処理磁性粉末を得た。
処理例2〜4 表2に示すリン酸エステルとカップリング剤を用いて処
理例1で使用したCO被着7−Fezes150 gの
表面を処理例1の方法に準じて処理した。
表    2 由 本:  ’KBM−6000            
 Cs1l、C00C,Jh。
C)!3O−3t−(COOC+Js3)x・ブレンア
クトに−44C11(t&)tOTi(OCxH,N1
1C,H,NHz)3処理比較例1 処理例1で用いたCo被着r−FezO3を何ら表面処
理することなしに、分散剤として大豆油レシチンをCo
被着r  FezO3100重量部あたり2.4重量部
用いた。
処理比較例2 処理比較例1で用いた大豆油レシチンの代わりにオクチ
ルホスフx  h2.4重量部を用いた。
実施例1〜6及び比較例1〜5 結合剤合成例1〜3、結合剤比較例1〜3の熱可塑性ポ
リウレタン樹脂と、処理例1〜4の表面処理磁性粉ある
いは比較処理例1〜2の未処理磁性粉を用いて以下の方
法で磁気ディスクを製造し、光沢、耐久性を測定した。
く磁気ディスクの製造及び耐久性評価〉r −t’ez
LI3      100部・カーボンブラック   
      3 部・潤滑剤            
  2 部・メチルエチルケトン       200
部・シクロへキサノン         100  部
上記組成物をボールミルにて24時間混練後、10部の
硬化剤(日本ポリウレタン側型、コロネートし)を加え
、更に1時間混練後得られた磁性塗料を厚さ70ミクロ
ンのポリエチレンテレフタレートi体フィルム上に乾燥
後の厚みが2ミクロンとなる様に塗布乾燥熟成した。次
いで該フィルムの光沢を測定し、その後所定の磁気ディ
スクのサイズに切断し、ドライブに装着し、20℃及び
40℃の環境下で再生出力が50%に低下するまでの時
間を測定して耐久性を評価した。
その結果を表3に示す。
表    3 〔発明の効果〕 実施例においても具体的に示した様に、本発明の磁気記
録媒体は、表面平滑性、耐久性の点でこれまでにない優
れた効果を有している。この効果は、破断伸び率を適度
におさえつつ機械的強度、ガラス転移温度を大きく向上
させた高性能なポリウレタンを結合剤として用い、しか
もその結合剤の極性と磁性粉表面のそれを合わせるよう
な表面処理を磁性粉に施すことによって得られるもので
あり、従来の磁気記録媒体に比べて際だった効果である
それゆえ、本発明の磁気記録媒体は、探にな環境下での
使用において高い信頼性を有する磁気記録媒体の出現を
望む声に答え得るものと考えられる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ゲルパーミュエーションクロマトグラフイーによる
    分析で数平均分子量5,000〜40,000、引張速
    度100mm/minの引張試験における破断強度が2
    00kg/cm^2以上、破断伸び率100〜400%
    、100%モデュラス150kg/cm^2以上、動的
    粘弾性測定による分析でガラス転移温度が40℃以上の
    熱可塑性ポリウレタン樹脂を含有する磁気記録媒体用結
    合剤に、不活性有機溶媒中で以下の(i)〜(iii) (i)1分子中に加水分解性アルコキシシラン基を有す
    る有機シラン化合物、 (ii)1分子中に加水分解性チタン基を有する有機チ
    タン化合物、 (iii)1分子中に加水分解性アルコキシアルミニウ
    ム基を有する有機アルミニウム化 合物 からなる群より選ばれる1種以上のカップリング剤、お
    よび 以下の(iv)〜(v) (iv)次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素数2〜28の炭化水素基 又はアシル基を表わし、Aは炭素数2〜 4のアルキレン基を表わし、nは0又は 1〜30の整数を表わし、tは1、1.5又は2を表わ
    す) で表わされる構造を有するリン酸エステ ル、 (v)1分子中に2個以上のリン酸基を有する分子量1
    0,000以下のリン酸エステルからなる群より選ばれ
    た1種以上のリン酸エステルによって表面処理された強
    磁性微粉末を分散させて得た磁性層を非磁性支持体上に
    設けてなる磁気記録媒体。 2、結合剤が、イソシアネート基が2個以上の低分子量
    ポリイソシアネート化合物を含有する特許請求の範囲第
    1項記載の磁気記録媒体。
JP18466786A 1986-08-06 1986-08-06 磁気記録媒体 Pending JPS6342022A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02214016A (ja) * 1989-02-11 1990-08-27 Hitachi Maxell Ltd 磁気記録テープ

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JPH02214016A (ja) * 1989-02-11 1990-08-27 Hitachi Maxell Ltd 磁気記録テープ

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