JPS6233328A - 磁気記録媒体用バインダ−及び磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体用バインダ−及び磁気記録媒体

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JPS6233328A
JPS6233328A JP17109685A JP17109685A JPS6233328A JP S6233328 A JPS6233328 A JP S6233328A JP 17109685 A JP17109685 A JP 17109685A JP 17109685 A JP17109685 A JP 17109685A JP S6233328 A JPS6233328 A JP S6233328A
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JP
Japan
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group
binder
polyurethane resin
recording medium
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Application number
JP17109685A
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English (en)
Inventor
Naoki Kannen
閑念 直己
Rikio Tsushima
津嶌 力雄
Kazutaka Yamashita
山下 和孝
Tomoyuki Okada
知之 岡田
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録媒体用バインダー及び磁気記録媒体
に関するものでおり、更に詳しくは、優れた表面平滑性
、磁性粉分散性、耐久性を有する磁気記録媒体用バイン
ダー及びそれを用いた磁気記録媒体に関するものである
〔従来の技術] 磁気記録媒体用の結合剤として用いられているポリウレ
タン樹脂は1両末端に水酸基を有する長鎖ポリオールと
、有機ジイソシアネート及び比較的低分子量の2個の活
性水素を有する鎖延長剤と称されるジアミ/、ジオール
類とを反応させることによシ合成されている。この両末
端に水酸基を有する長鎖ポリエステルとしてはポリエス
テルポリオール又はポリエーテルポリオールが主として
使用されている。
このようなポリエステルポリオールとしては。
一般にエチレノグリコール又は1.4−ブチン/グリコ
ール、1.6−ヘキサ/グリコール等とアジピノ酸から
合成されるポリエステルが挙げられ。
またポリエーテル系ポリオールとしてはエチレンオキサ
イドやプロビレ/オキサイドの重合体あるいは共重合体
、さらにはテトラヒドロフランの重合体であるポリテト
ラメチレノエーテルグリコフル等が使用されている@ しかしながら、これらポリウレタン樹脂のうち、ポリエ
ステル系ポリオールを用いたものは耐水性。
耐熱性及び耐湿熱性が悪く、一方ポリエーテル系ポリオ
ールを用いたポリウレタン樹脂はエーテル結合を含有し
ているため酸化劣化されやすく耐熱性が悪いという欠点
を有している。
従って、これらのポリウレタン樹脂金用いて製造された
磁気記録媒体の耐久性は必ずしも充分とハ言工なかった
。そこで、−ポリウレタン樹脂の耐久性を改善する目的
でラクトン系化合物を開環重合して得られるポリエステ
ルポリオールから収るポリウレタン樹脂(特開昭57−
60529号、特。
開昭58−130432号、特開昭59−28219号
特開昭60−29928号)等をバインダーとして用い
る試みがなされている。
一方で、結合剤中への磁性粉の分散性を改良する目的で
磁性塗料中に適当な界面活性剤を配合することも試みら
れている。このような界面活性剤としてはアルキルイミ
ダゾリ/化合物(特開昭54−32304号)、アルキ
ルポリオキシエチレンリフ酸エステルをアルキルアミン
で中和したもO(e#M昭53−78810号)、 長
fiフル+ルlJン酸エステル(特開昭54−1475
07号、特願昭53−49629号)などのようにアミ
/とその誘導体、す/酸エステル、ポリオキシエチレン
リン酸エステル類などを利用することが多い。  。
更には、磁性粉を表面処理してから塗料化する事も行な
われており、このような技術としては。
アル中ルポリオキシエチレンリン酸エステルを用いるも
の(1#開昭54−94308号、同56−49769
号)、メタル粉全チタンカッブリ/グ剤で処理して分散
安定性を計ると同時に磁性塗膜の経時劣化を防ぐもの(
特開昭56−88471号)などがある。
更にまた。磁性粉とバインダーとの接着性を向上させて
磁性塗膜の耐久性向上を計る方法としては、バインダー
と反応性の官能基をもつシランカッブリフグ剤を用いる
もの(特開昭54−7310号)、アミノファ/クショ
ナルシラ7カッグリ/グ剤とインシアネート系化合物、
エポキシ系化合物との反応生成物によって被覆するもの
(4?開昭56−143533号)、バインダー中の二
重結合とラジカル重合が可能な不飽和結合を有するチク
/カップリング剤で磁性粉を処理するもの(特開昭56
−111129号)1等がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、これまでに開発されているポリウレタン
樹脂は1表面平滑性及び耐久性の点で必ずしも充分な性
能のものが得られているとは言えない。また、磁性粉の
分散性を改良する目的で。
結合剤中に添加する界面活性剤や、磁性粉の光面処理剤
について多くの研究が為されてきたが、これらの研究は
いずれも未だに満足すべき結果が得られていないのが現
状でめった。
このような訳で、磁性粉の分散性1表面平滑性。
耐久性すべてについて充分満足し得る磁気記録媒体用バ
インダー及びそれを使用した磁気記録媒体の出現が強く
望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、耐久性の面で優れたポリウレタン樹脂が
得られていない事及びこれまでだ得られている界面活性
剤2表面処理剤はいずれも分散性の点で必ずしも満足す
べき効果が得られていないという事情に鑑み、紙上の問
題点を解決しポリウレタン樹脂の耐久性と磁性粉の分散
性を向上させる事を目的として鋭意検討を重ねた結果、
特定のラクトン変性ジオールを用いて製造したポリウレ
タン樹脂が磁気記録媒体用のバインダーとして用いた場
合に優れた性能を発揮し、上記の目的が追放されること
を見出し本発明を完成した。
即ち1本発明は1次の一般式+1) Hs (式中、・Yは炭素数4〜6のアルキV/基を示し2p
+qは1〜50の正数を示す) で弐わされるラクトン変性ジオールを用いて製造される
ポリウレタン樹脂からなる磁気記録用バインダー及び該
バインダーに強磁性粉末を分散させた磁性層全非磁性支
持体上に設けてなる磁気記録媒体を提供するものである
本発明の磁気記録媒体用バインダーを製造する際に用い
られるラクトン変性ジオール(1)は公知方法に従い炭
素数4〜6のラクトンをテトライソブaビルチタネート
専のアルコキシチタ7類、ジブチルスズオキサイド等の
有機スズ化合物類、塩化第一スズ等のへログ/化スズ等
の触媒の存在下次の式(II) テ宍わされるスピログリコールに開環重合反応せしめる
ことにより得られる。式(If)で表わされるスピログ
リコールは公知な化合物であり1例えば「スピログリコ
ール」の商品名で三菱ガス化学■から市販されているも
のである。
本発明の磁気記録媒体用バインダー金製造する際に用い
るラクトン変性ジオール(1)は、得うれるポリウレタ
ン樹脂の可トウ性及び樹脂の強ジン性の面からして、数
平均分子量が400〜6000の範囲のものが好ましい
。数平均分子量が400未満のものを用い念場合には、
得られたポリウレタン樹脂の可トウ性が低下し、−また
、数平均分子量が6000を越えるもの金用いた場合に
は、得られたボリウレタy@脂の強ジ/性が低下するの
で不都合である。特に1本発明で用rるポリウレタン樹
脂JIc要求される耐久性全発揮する上で最も好まし−
ものは数平均分子量が500〜4000のラクトン変性
ジオールである。
本発明のポリウVり/樹M’に製造するに際しては、前
記のラクトン変性ジオールを含有させることが必要であ
るが、ポリウレタン製造用として使用される一般公知の
高分子量ポリオールも併用することができる。一般公知
の高分子量ポリオールとしては1通常分子量500〜6
000 t−有するものが用いられ、fFIlえば、低
分子ポリオールもしくはアミ/化合物に二チV/オキシ
ドやプロビレ/オキシド等のアルキレ/オキシドを付加
して得られるポリエーテルポリオールやポリテトラメチ
ン/エーテルグリコール等を挙げることができ、更に。
エチレングリコール、ブaビレジグリコール、l。
4−ブタ/ジオールなどの多価アルコールと、フタル酸
、マレイ/酸、マロ/酸、コノ−り酸、アジビン酸、テ
レフタル酸などの多塩基酸との縮重合物であって末端に
水酸基を有するポリエステルポリオールやポリカプロラ
クトンポリオール、ポリカーボネートポリオール、アク
リルポリオール。
ポリアセタール、ヒ1シ油、トール油等會楢げることが
できる。又1分子末端に、水酸基、アミノ基、イミノ基
、カルボキシル基、メルカ7” ト基等の活性水素基を
有する液状ゴムやこれらの混合物も用いることができる
また更に、2級若しくは3級の水酸基、 −803Mで
表わされるスルホ/酸基、−COOMで表わされるカル
ボ/酸基(いずれもMは水素原子父はLi。
Na、に等の金属原子を示す)、カルボキシル基の詐 アンモニウム塩及び/又はアミン塩、−p−。
酸基(M’はM又は炭化水素を示す)等を有する高分子
量ポリオール等も用いることができる。
本発明のポリウレタ/を製造するに際しては。
必11EKよシ、ポリウレタ/製造用として使用される
一般公知の鎖延長剤も使用することができる。
一般公知の鎖延長剤としては通常分子量50〜500を
有するものでおり1例えば、エチレングリコール、1.
2−プロビレ/グリコール、1.3−プロピレングリコ
ール、l、3−7’タンジオール。
1.4−ブタ/ジオール、ネオペンチルグリコール、シ
エチレ/グリコール、1.5−ペンタメチン/クリコー
ル、1,6−ヘキサ/グリコール。
シクロヘキサ7=1.4−ジオール、シクロヘキサy 
 l + 4−ジメタツール、ビスーβ−ヒドロキシエ
チルハイドロキノ/等の低分子量グリコールや、エチレ
ンジアミ/、1.2−プロビレ/ジアミy、t、a−プ
aビV/ジアミy、l、4−シタ/ジアミ7.L、6−
ヘキサ/ジアミ/、4゜4′−メチレ/ビス−2−クロ
ロアニリ/+  414’−メチレ/ビス−2−エチル
アニリ/+  4 t 、4’ −メチレンビスジフェ
ニルアミ/lイソホロフジアミ”#  214−ジアミ
ノトルエ/、216−ジアミツトルエ7等の低分子量ジ
アミ/及びこれ等の混合物等が例示される。
更に、2級若しくは3級め水酸基、 −8O,Mで表わ
されるスルホン酸基、−COOMで辰わされるカルボ/
酸基(いずれもMは水素原子又はL i、Na +に等
の金PA原子を示す)、カルボキ/ル基のアイO モニウム塩及び/又はアミン塩、−P−、■ 基(M’はM又は炭化水素を示す)等を有する鎖延長剤
を用いることもできる。
本発明の磁気記録媒体用バインダーでちるポリウレタン
樹脂を製造するに際して使用される有機ポリインシアネ
ートとしては、ヘキサメチレンジインシアネート、リジ
ンジイソシアネート、インホロ/ジイソシアネート、キ
シレノジインシアネート、シクロヘキサンジインシアネ
ート、トルイソ/ジイソシアネート、2.4−1リレ/
ジイソシアネート、2.6−ドリレンジイソシアネート
4.4′−ジフェニルメタンジインシアネート、p−フ
二二しンジインシアネート1m−フエニレ/ジイソシア
ネー)、L、5−ナフチレンジインシアネ−1,4,4
’−ビフェニルジイソシアネート。
3.3’−ジメチルビフェニル−4,4’−ジインシア
ネート、3.3’−ジメトキシビフェニル−4゜4′−
ジイソシアネート等及びこハら芳香族イソシアネートの
水添化物や混合物等を例示することができる。これらの
中で本発明に於いて特に好ましく用いることができるの
は、製造されたポリウレタン樹脂の強度の点からみて、
4.4’−ジフェニルメタンジインシアネート、2.4
−及び2.6−ドリレンジイソシアネート及びこれらの
混合物である。
本発明の磁気記録媒体用バインダーとして用いられるポ
リウレタン樹脂は1分子の両末端がともにインシアネー
ト基であるもの、一方の端がインシアネート基で他の端
が水酸基であるものの何れでもよい。父、該ポリウレタ
ン樹脂の数平均分子量は、  1.OUo〜t o o
、o o o の範囲のものが比較的好ましく、特に好
ましくは5,000〜50,000のものである。数平
均分子量が5,000〜50.Of) 0のものは。
特に本発明のポリウレタ/に要求されている耐久性を発
揮する上で好都合なものである。
本発明の磁気記録媒体用バインダーであるポリウレタン
樹脂を製造するにあたっては、従来の公知の方法を採る
ことができ1例えば1反応剤を充分に混合後1反応源合
物全平板もしくはバットに流して加熱し1次いでこれを
冷却し念後破砕する方法、又は、ジメチルホルムアミド
、トルエン。
キシレ/、べ/ゼ/、ジオキサ/、テトラヒドロフラン
、シクロヘキサノ/、メチルエチルケトン。
メチルインブチルケト/、酢酸エチル、酢酸ブチル等の
単−屯しくは混合溶剤系の有機溶媒中で反応させる溶液
反応法等の製造法を採ることができる。この際1反応源
度を低下させ、あるいは反范時間を短縮させるために1
反応触媒を加えることもできる。反応触媒の具体例とし
ては1例えば。
トリエチレ/ジアミ/、テトラメチルエチレンジアミ/
、テトラメチルヘキサ/ジアミ/などのアミ/化合物及
びこれ等の塩や、ジブチルスズジラウレート、オクチル
酸スズ、オクチル酸鉛、オクチル酸マンガフなどの有機
金属化合物及びこれ等の混合物等を挙げることができる
。また、ポリウレタン樹脂の安定性全増加させる目的で
、酸化防止剤、紫外線吸収剤、加水分解防止剤等を単独
にあるいはこれら全組合せて配合することができる。
以上の如くして得られた磁気記録媒体用バインダーを用
いて磁気記録媒体を調製するには、上述のバインダーに
強磁性微粉末全分散せしめて得た磁性層を非磁性支持体
上に設ければ良い。この際のバインダーと強磁性微粉末
との割合は、磁性層の機械的強度及び耐摩耗性の点から
強磁性微粉末100重量部に対して結合剤10−100
重量部の範囲が好ましく1%に15〜60重量部の範囲
が好ましい。
本発明に於いて使用することができる強磁性微粉末とし
ては−rFexOs+ γFe2O3とFe、O,との
混晶、Co変性酸化鉄、CrQl・鉄等が挙げられ。
その地鉄を主成分とする合金微粉末であればいずれも好
ましく使用することができる。これらの強磁性微粉末の
形状については、針状、板状1球状等のいかなる形状の
もので°も使用できる。また。
これらの強磁性微粉末の比表語釈は、BET法による測
定で75ゴ/g以下の範囲のものが再生出力の点で好ま
しく、特に40rrt/9以下のものが好ましい。
本発明に於いて使用することができる強磁性微粉末は1
表面処理されていないものでも良いし。
表面処理されているものでも良いが、有機シラン化合物
、有機チタン化合物、有機アルミニウム化合物等によっ
て表面処理されているものが、結合剤中への分散性の点
からしてより好ましい。
本発明に於いて用いることができる表面処理された強磁
性微粉末としては、不活性有機溶剤中で。
(1)1分子中に加水分解性アルコキシシラン基を有す
る有機シラン化合物。
(II)  1分子中に加水分解性チタン基含有する有
機チタン化合物。
(曲 1分子中に加水分解性アルコキシアルミニウム基
を有する有機アルミニウム化合物 からなる群より選ばれる1種又は2種以上のカツプリン
グ剤によって表面処理されたものが好ましく2%に不活
性有機溶媒中で、上記+1)〜(iii)から選ばれた
1種又は2種以上のカツプリング剤と以下のGV)〜(
V) (IV)  次の一般式 (式中、Rは炭素数2〜28の炭化水素基又はアシル基
を表わし、Aは炭素数2〜4のアルキレフ基を表わし、
nは0又は1〜30の整数を表わし、lは1,1.5又
は2t−表わす)で表わされる構造を有するり/酸エス
テル M  1分子中に2個以上のり/酸基を有する分子量t
 o、o o o以下のリン酸エステルからなる群より
選ばれた1種又は2種以上のリン酸エステルとによって
表面処理されたものがより好ましい。
強磁性微粉末を表面処理するために用いられる前記の(
1)の有機シラン化合物としては1分子中に加水分解性
アルコキシシラン基を有するものであれば特に限定され
ず1反応性官能基を有するもの。
有しないものいずれでもよい。
これらの化合物を例示すると。
(C)is )* S i (OCHa )s 。
CHt=CH8i (octHs )S 。
CHt=C(CHI )−COOCs Has i (
OCHs )s 。
HINet )L NHCsル5i(OCHs)s 。
H*NCtH4NHCsHaS i (CHs ) (
0CHs )t 。
H,NC,山S t (QC!H1l )s 。
H2NC0NHCsHaS l (OCtHa )s 
−(CtHsO)aStCsHaNHCONHCaH+
*NCO。
(CHsO)ssicsルNHCtLN)(CONHC
aH+tNCO−(CHsO)tSi−Cs)IaNH
CxI(*NHCON)iCeH+tNCO。
1is c)is フェニル又ハアルキルトリアルコキシシラン1モルと長
鎖脂肪酸1〜2モルとの反応生成物1等をめげることが
できる。
前記の(11)の有機チタノ化合物としては。
CH(CHI)! O−Ti(00C−cyHts)m
 。
CH。
CH(CHs )y OT i÷0CtH4NHCdL
NHy)s 。
CH,−0′ 等をあげることができる。
前記の(lit)の有機アルミニウム化合物としては。
等の化合物を例示することができる。
前記のGVIのり/酸エステルとしては、リン酸と炭素
数2〜28の炭化水素基を有するヒドロキシ化合物ある
いはその低級アルキレ/オキサイド付加物から誘導され
るリン酸モノエステル、リン酸ジエステル又はリン酸セ
スヤニステル、或いはり:y!!!!2と炭素数2〜2
8の脂肪酸又はその低級アルキレ/オキサイド付加物か
ら誘導されるリン酸モノエステル、す/酸ジエステル又
はり/酸セスキエステルが例示烙れる。具体的な化合物
としては。
モノドデシルホスフェート、モノベンジルホスフェート
、ジドデシルホスフェート、セスキドデシルホスフェー
ト、セスキドデシルホスフェート。
セスキプロピルホスフェート、セスキオクチルホスフェ
ート、セスキオレイルホスフェート、モノベヘニルホス
フェート、モノへキンルホスフエート、シヘキフルホス
フエート、モノオレイルホスフェート、セスキドデシル
ポリオキシエチレン(3)ホスフェート、セスキドデシ
ルポリオキシエチレ7 (91ホスフエート、セスキノ
ニルフェニルポリオキシエチレ/αGホスフェート、モ
ノドデシルポリオキ7エチレン(5)ホスフェート、モ
ノオクタデ/ルポリオキ7エチレン(5)ホスフェート
、セスキオクタデシルポリオキシエチレ/a5ホスフェ
ート。
セスキオクチルフェニルポリオキシエチレy(1(eホ
スフェート、ジオクチルポリオキシエチレン(6)ホス
フェート、セスキドデシルポリオキシプロビ7ノ(9)
ホスフェート、モノオクチルポリオキシエチレ/(lL
1ホスフェート、モノオクタデセニルポリオキシプロビ
レy (8)ホスフェート。
(CIIH!I COO(CルCHtO)!。) +、
s P O(OH)1.s  。
C+yHssCOO(CHtCH!0)sPo(OH)
*  。
CI?HssCOO(CHtCHtO)+5PO(OH
)y  。
(CsHuCOO(CHt CHtO)t )t PO
(OH)等を例示することができる。
前記の(■)のリン酸エステルとしては、−分子中にり
/酸基(ここでリン酸基とは、 −PO(OH)?又は
−PO(OH)を意味する。)を2個以上有する分子量
toooo以下の化合物であり、その例としては。
(1)  ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、ビスフェノールAのようなポリオール類ある
いはそれらの低級アルキレ/オキサイド付加物とリン酸
から誘導されるリン酸エステル。
12)  ヒドロキシ(メタ)アクリレート、ポリオキ
シエチレ/(メタ)アクリレート、N−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、ポリ酢酸ビニルの部分鹸化物
などの水酸基含有ビニル七ツマー成分を含むホモ重合体
又は共重合体と無水リン酸から誘導されるリン酸エステ
ル。
等′!f−あげることができる。
本発明において用いる強磁性微粉末を製造するには、不
活性有機溶媒中で磁性粉を前記リン酸エステルと前記7
ラン又はチタン又はアルミニウムカップリング剤を用い
て加熱処理を行う。また必要に応じてさらに加圧しても
よい。この場合、す/酸エステルとシラノ又はチタン又
はアルミニウムカップリング剤の使用量は共に磁性粉1
00重量部に対して0.5重量部以上とすることが特に
好ましい。
ま九、これらの洞化合物の使用量比(重量比)は、す/
酸エステル二カツプリ/ダ剤=l:3〜3:lの範囲が
より好ましい。
表面処理磁性粉を製造する際に使用される不活性有機溶
媒は、磁性粉、前記り/酸エステルおよびカンプリング
剤のいずれとも反応しないものであれば使用することが
可能であり、たとえば、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケト/、ジエチルケト/、シクロヘキザノン、
べ/ゼ/、キ/レン、トルエ/等をあげることができる
表面処理磁性粉を製造する際の加熱処理温度は60℃以
上とすることが好ましい。処理温度の上限は特に限定し
ないが、結局、使用する有機不活性溶媒の還流温度とな
るであろう。′!た1%にCo被着1− Fe1Osは
高温で表面が変質することがあるので注意ヲ要する。
また、加熱処理全行う場合の磁性粉、リン酸エステルお
よびカップリング剤の混合順序については特に限定され
ず、たとえば イ゛) 不活性有機溶媒中に磁性粉(al、’j/酸エ
ステル(b)およびカンプリング剤(cl k一括混合
し加熱処理を行う方法。
口)不活性有機溶媒中に先ずfa)とtb) ’1人れ
て加熱処理し、その後fe) ?追加してさらに加熱処
理金する方法、あるいは。
・・)不活性有機溶媒中に先ず(a)とtc+ を入れ
て加熱処理し、その後(b) を追加してさらに加熱処
理をする方法。
のいずれでもよい。
伺、結合剤と強磁性微粉末とから成る磁性層には、酸化
アルミニウム、酸化クロム、シリコ/酸化物を強化剤と
して添加したり、ジブチルフタレート、トリフェニルホ
スフェートの様な可塑剤。
ステアリン酸亜鉛、シリコ/オイルの様な調滑剤。
大豆油レシチンの様な分散剤、カーボンブランクを始め
とする種々の帯電防止剤等全添加することもできる。
磁性層を構成するこれらの材料は、有機溶剤に溶かして
磁性塗料として調整され、これを支持体上に塗布するこ
とによって磁気記録媒体がfA造される。磁性塗料全調
整する際の溶剤としては、アセト/、メチルエチルケト
ン等のケト/系、メタノール、エタノール等のアルコー
ル系、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系、°ジオ
キサ/、テトラヒドロフラン等のエーテル系、べ/ゼ/
、トルエン等の芳香族炭化水素系、ヘキサン等の脂肪族
炭化水素系溶剤が挙げられる。
磁性塗料を塗布する支持体としては、非磁性のものであ
れば良く、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポ
リエステル、ポリプロピレン等のポリオレフイノ、セル
ローストリアセテート等のセルロース誘導体、ポリカー
ボネート、ポリ塩化ビニル、ポリイミド、ポリアミド、
あるいは、アルミニウム等の金属などが挙げられる。
また、本発明の磁気記録媒体用バインダーは。
他の一般公知のポリウレタン樹脂やそれ以外の樹脂と併
用することもできる。例えば、併用される樹脂トしてハ
、ニトロセルロース、酢酸セルロース、セルロースアセ
テートブチレート等のセルロース誘導体;塩化ビニル/
酢酸ビニル共重合体。
塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合体、
塩化ビニル/酢酸ビニル/フレイ/酸共重合体等の塩酢
ビ樹脂;塩化ビニリデン2塩化ビニル共重合体、塩化ビ
ニリチン/アクリロニトリル共重合体等の塩化ビニ13
テン樹脂:アルキッド樹脂、線状ポリエステル等のポリ
エステル樹脂;(メタ)アクリル[/アクリロニトリル
共重合体。
(メタ)アクリル酸メチル/アクリロニトリル共重合体
等のアクリル樹脂;ポリビニルアセタール。
ポリビニルアセタ−ル等のアセタール樹UW;フェノキ
シ樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ヅメジエン/
アクリロニトリル共重合体、スチレン/ブタジエ/共重
合体等が挙げられる。これらの樹脂は単独または組合せ
て用いられる。
更に1本発明に於いては、ポリウレタン樹脂の耐久性を
向上させる為に、適当な硬化剤を用いてポリウレタン樹
脂を硬化させて使用するのが好ましい。
本発明において使用することができる硬化剤としては、
インシアネート基を2個以上有する低分子量ポリイソシ
アネートや、低分子量ポリオールにポリイソシアネート
化合物を反応させて分子末端をイソシアネート基とした
化合物等が挙げられ。
その分子量は、150乃至7.000程度のものが好ま
しい。これらの中では特に、イソシアネート基を2個以
上有する低分子量ポリインシアネートが好ましい。
インシアオー1基を2個以上有する低分子量ポリインシ
アネートとしては;゛トリレンジイソシアネート、ヘキ
サメチン/ジイソシアネート等のジインシアネート3モ
ルとトリメチロールプロパン1モルとの反応物や、変性
ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリフェニルメタ
/ポリインシアネート等の多官能インシアネート化合物
を挙げろことができる。これらの化合物は1日本ポリウ
レタン■社から[コロネートLJ、rコロネートHLJ
、[コaネート2030J、rミリオネートMRJ、r
ミリオネートMTL1等の商品名で、住友ハイエルウレ
タ/■社から「デスモジュールLJ、rデスモジュール
NJ、  [デスモジュールILJ、rデスモジニール
HLJ、rデスモジュールgJ+rデスモジュールRF
’J等の商品名で。
大田薬品工業から[タケネートD−102J、  l”
タケネートD−11ONJ、rタケネートD−202J
等の商品名でそれぞれ市販されている。
〔作 用〕
本発明の磁気記録媒体用バインダーが優れた性能を有す
る理由については必ずしも明確な知見は得うれていない
が、スピログリコール骨格金持つラクトンは、高耐熱性
を有しているため、このスピログリコール変性ラクトン
ジオールから得られたポリウレタン樹脂は、こf″I−
までにない、高い耐熱性、優れた可トウ性1強ジン性金
有し、従って。
磁気記録媒体が高速で回転、走行する際にヘッドとの摩
擦によって発生する熱め応力に耐え得るので高い耐久性
を有していると考えられる。
ま念1本発明に於いては、上記の磁気記録媒体用バイン
ダーと併せて表面処理磁性粉を用いるとよシ優れた磁気
記録媒体に得ることができるが。
これは1強磁性微粉末を表面処理することにより。
磁性粉の表面が疎水化され、磁性粉同士の凝集力金屑め
る効果と、表面処理剤とポリウレタン樹脂中のラクトン
部分の強い相互作用により、高い分散効果が生じると共
に、この磁性粉とポリウレタン樹脂との強い相互作用と
、ポリウレタン樹脂の優れた性能との相乗効果により、
従来のポリウレタン樹脂には見られなかった高い耐久性
が得られるためであると考えられる。
〔実施例〕
以下に、実施例及び参考例金示して本発明全具体的に説
明するが1本発明はこれ等の実施列のみに限定されるも
のではない。尚1例中「部Jとあるのは全て「重量部」
を示す。
参考例 ラクトン変性ジオールの製造 (1)温度計、攪拌機、還流式冷却器、窒素ガス導入管
を備えた反応容器中にスピログリコール304部とS−
カプロラクトン691(S’を入れ。
185℃で窒素をわずかに通しながら攪拌下に均一溶液
となした後、触媒としてテトライソグロビルチタネート
全0.1 f15加え、185℃で5時間反応させるこ
とにエリ分子量11JOりのポリカプロラクトンポリオ
ール(ラクトン変性ジオール)を得た。
(2)参考例(1)と同様の容器にスピログリコール1
52部と6−カブロラクトン848部を入訃。
参考例(1)と同様の操作を行なうことによp分子41
2000のポリカプロラクトンポリオールを得た0 実施列1 ポリウレタン樹脂の製造 (製造例1) 温度計、攪拌機、還流式冷却器を備えた反応器中に、参
考例(1)で得られた分子i 1000のポリカプロラ
クトンポリオール227部、メチルエチルケト7451
1[、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート6
8.3部を加え60℃で1時間反応させた。次いで1.
4−ブタ/ジオール5.1部を加え80℃で1時間反応
させ、触媒としてジブチルスズジラウンート0.6部を
添加し、更に80℃で12時間熟成を行ない分子:13
0 U o oのポリウレタン樹脂ヲ得た。
(製造例2) 製造例1と同様の容器に、参考例(1)で得た分子71
000のポリカプロラクトンポリオール112部、4.
4’−ジフェニルメタンジイソシアネート81.4部を
加えて60℃で1時間加熱した。次いで5−ラジウムス
ルホビス−β−ヒドロキシエチルイソフタレートとエチ
レングリコールとの混合物([”比35/65 )2Q
、4部を加え80℃で反応させ、系の粘度が上昇して〈
るのに合わせてメチルエチルケトン160部トシクロヘ
キサノ/160部の混合物金徐々に加えた。その後、系
内に溶剤を加えた後、触媒トシテジブチルスズジラウレ
ート0.4部を添加し80℃で10時間熟成を行ない、
ポリマー分子鎖中にSo、、Na基?1個有する分子量
8000のポリウレタン樹脂を得た。
(製造例3) 製造例1と同様の容器に参考例2で得た分子量2000
のポリカプロラクトンポリオール120部、エチレング
リコール18.6部、2.4−・及び2.ロートリレ/
ジインシアネート混合物(重量比80/20 ) 61
部、メチルエチルケト7300部を取り60℃で3時間
反応させた0次いで触媒としてジブチルスズジラウレー
ト0.4部を添加し、更に80℃で12時間熟成を行な
い分子量20000のポリウレタン樹脂を得た。
(製造例4) 製造例1と同様の容器に参考例1で得九分子量1000
のポリカプロラクトンポリオール208部、メチルエチ
ルケト7450部、4.4’−ジフェニルメタ/ジイソ
シアネート77.9部ヲ加え、60℃で1時間反応させ
た後、l、4−ブタ/ジオール9.3部、0.0−ジエ
チル−N。
N−ビス(2−ヒドロデシエチル)アミノメチルホスホ
ネート5.1ifi’加え80℃で1時間反応させた。
次いで触媒としてジブチルスズジラウレート0.6部を
添加・し、更に80℃で12時間熟成を行ない、ポリマ
ー1分子中に P O(OCz Hs )を基1−1個有する分子量1
5000のポリウレタン樹脂を得た。
(製造例5) 製造例1と同様の容器に参考例1で得た分子量1000
のポリカプロラクトンポリオール139部、メチルエチ
ルケト7300部、4.4’−ジフェニルメタ/ジイソ
シアネート52.1fll取9.60℃で1時間反応さ
せた後、l、4−ブタ/ジオール6.3部、ジメチロー
ルプロピオン酸2.7部を加え80℃で2時間反応させ
念。次いで触媒としてジブチルスズジラウレート0,4
部全添加し、更に80℃で12時間熟成を行ない、ポリ
マー1分子中にC0OH基を1個有する分子量tooo
oのポリウレタン樹脂を得た。
(比較製造例1) 製造例1のポリカプロラクトンポリオールに代えて、エ
チレングリコールを開始剤として製造した分子jtio
ooのポリカプロラクトンポリオールを用いた以外は製
造例1と同様にしてポリウレタン樹脂を製造した。
(比較製造レリ2) 製造例2のポリカプロラクトンポリオールに代えて1分
子量 2t)00のポリブチン/アジペートを用いた以
外は製造例2と同様にしてポリウレタン樹脂を製造した
表面処理磁性粉の製造 (製造例6) 冷却管付500 mlセパラブルフラスコに、C。
被着1−i;’e2o1(長軸径0.:45μm、軸比
t/l O)150、!li’、  トルエy30Q、
9. 有pシラノ化合およびセスキドデシルポリオキシ
エチレン(9モル付加)ホスフェート611t”入れ、
75℃〜85℃で2時間攪拌した。次いで、過剰のトル
エンで磁性物を洗浄し、減圧下60℃に保ちトルエンを
除去し1表面処理磁性粉末を得念。
(製造例7) 製造例6の有機シラン化合物に代えて有機チタノ化合物
である (CHs )tCHOT 1 +0CtHaNHC!H
4NHt )sを5g、およびセスキドデクルポリオキ
シエチレンホスフ工−トに代えて、セスキノニルフェニ
ルポリオキシエチレ/(10モル付加)ホスフェ−トラ
3g用いた以外は、製造例6と同様にして表面処理磁性
粉末を得た。
(製造例8) 製造例6の有機シラン化合物に代えて、有機アルミニウ
ム化付物である キドデシルポリオキシスチVノ(9モル付加)を3g用
いた以外は製造例6と同様にして表面処理磁性粉末金得
た。
実施1llllI2 下に示す組成の磁気記録用バインダーを調製し。
分散性の評価とおこなった0評価は各組成物をサンドミ
ル中で4時間混練した後、得られた磁性塗料を厚さ75
ミクロ/のポリエチレンテレフタレート基体フィルム上
に塗布し、塗膜の表面反射率を測定することにエリおこ
なつ九。この結果も第1表に併ゼて示す。
(組成) 磁性粉         100部 メチルエチルケト7 278部 シクロヘキサノン   139R11 大豆油レシチン    O又は2.4部(結果) 実施例3 下に示す組成で磁気ディスクt−a製し、その耐久性を
評価した。磁気ディスクの製造は1次の如くしておこな
った。まず、下記組成物をサンドミル中で4時間混練し
た後、10部の硬化剤(日本ポリウレメ/社製コaネー
トL)’r加え、更に10分間混線した後、濾過操作を
経て磁性塗料を得た。
次いで得られた磁性塗料を厚さ75ミクロンのポリエチ
レンテレフタレート基体フィルム上に、乾燥後の厚みが
2ミクロ/になる様にアプリケーターを用いて塗布乾燥
後、カレンダー処理によシ鏡面加工を施した後熟成を行
ない磁気ディスクを得た。また、磁気ディスクの耐久性
は、磁気ディスク全ドライブに装着し、再生出力が入力
の50シに低下するまでの時間全測定することによりお
こなった。この結果を第2表に示す。
(組成) 大豆油Vシチ/    0又は2.4部磁性粉    
    100部 カーボンブラツク     3部 潤滑剤          2部 メチルエチルケト7200部 シクロヘキサノ7100部 以下余白 〔発明の効果〕 実施例に於いても具体的に示したように0本発明の磁気
記録媒体用バインダーは1本来耐熱性の高いスピログリ
コールのラクトン変性ジオールから製造されたポリウレ
タ/であるため、非常に優れた耐久性を有しており、従
って本発明の磁気記録媒体用バイ/ダーを用いて製造し
た磁気記録媒体は、耐久性の点で、これまでに開発きれ
ているものに勝っている。また1本発明の磁気記録媒体
用バインダーを用い、磁性粉として表面処理イ〔施こし
た磁性粉を用いると1分散性、耐久性共にその性能が極
めて高いものとなっている。
このように1本発明の磁気記録媒体用バインダー及び磁
気記録媒体は、優秀な電磁変換特性かつ高い耐久性を有
する磁気記録媒体の出現を望む声に答え得るものである
以   上 手続補正書(自発) 昭和60年 9月30日 昭和60年特許願第171096号 2、 発明の名称 磁気記録媒体用バインダー及び磁気記録媒体3、 補正
をする者 事件との関係   出願人 住 所  東京都中央区日本橋茅場町1丁目14番IO
号名 称  (091)花王石鹸株式会社代表者丸田芳
部 4、代理人 住 所 東京都中央区日本橋人形町1丁目3番6号(〒
103)自発 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 (1)明細書中、第13頁、第12行 「も用いることができる。」 とあるを、 「を用いると、磁気記録媒体用バインダーとして用いた
場合に磁性粉分散性について優れた性能を発揮できるの
で好ましい、」と訂正する。
(2)同、第15頁、第5行 「を用いることもできる。」 とある後に、欧文を挿入する。
「これらの鎖延長剤を用いると、磁気記録媒体用バイン
ダーとして用いた場合に磁性粉分散性について優れた性
能を発揮できるので好ましい、」 手続補正力(自発) 昭和61年5 月14日 1、 事件の表示 昭和60年特許願第 171096  号2、 発明の
名称 礁気記録媒体用/zインダー及び磁気記録媒体3、 補
正をする者 事件との関係  出願人 名称(091)花王株式会社 4、代理人 住  所  同      −に          
   1“    ニー喝4−+神1 氏 名 (7756)弁理士 高 野 登志mI住  
所  同     上           1−!1
弓6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 (1)  明細書中、第18頁第14行r CrO鵞・
鉄等」とあるを r CrO2、鉄等」と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Yは炭素数4〜6のアルキレン基を示し、p+
    qは1〜50の正数を示す) で表わされるラクトン変性ジオールを用いて製造される
    ポリウレタン樹脂からなる磁気記録用バインダー。 2、ラクトン変性ジオールの数平均分子量が400〜6
    000である特許請求の範囲第1項記載の磁気記録媒体
    用バインダー。 3、ポリウレタン樹脂の数平均分子量が1,000〜1
    00,000である特許請求の範囲第1項記載の磁気記
    録媒体用バインダー。 4、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Yは炭素数4〜6のアルキレン基を示し、p+
    qは1〜50の正数を示す) で表わされるラクトン変性ジオールを用いて製造される
    ポリウレタン樹脂からなる磁気記録用バインダーに強磁
    性粉末をせしめて得た磁性層を非磁性支持体上に設けて
    なる磁性記録媒体。 5、ラクトン変性ジオールの数平均分子量が400〜6
    000である特許請求の範囲第4項記載の磁性記録媒体
    。 6、ポリウレタン樹脂の数平均分子量が1,000〜1
    00,000である特許請求の範囲第4項記載の磁気記
    録媒体。 7、ポリウレタン樹脂と強磁性微粉末との配合割合が、
    重量比で強磁性微粉末100に対してポリウレタン樹脂
    10〜100である特許請求の範囲第4項記載の磁気記
    録媒体。 8、強磁性微粉末が、不活性有機溶剤中で、(i)1分
    子中に加水分解性アルコキシシラン基を有する有機シラ
    ン化合物、 (ii)1分子中に加水分解性チタン基を有する有機チ
    タン化合物、 (iii)1分子中に加水分解性アルコキシアルミニウ
    ム基を有する有機アルミニウム化合物 からなる群より選ばれる1種又は2種以上のカップリン
    グ剤によつて表面処理されたものである特許請求の範囲
    第4項乃至第7項のいずれかの項記載の磁気記録媒体。 9、強磁性微粉末が、不活性有機溶媒中で、以下の(i
    )〜(iii) (i)1分子中に加水分解性アルコキシシラン基を有す
    る有機シラン化合物、 (ii)1分子中に加水分解性チタン基を有する有機チ
    タン化合物。 (iii)1分子中に加水分解性アルコキシアルミニウ
    ム基を有する有機アルミニウム化合物 からなる群より選ばれる1種又は2種以上のカップリン
    グ剤 および、 以下の(iv)〜(v) (iv)次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素数2〜28の炭化水素基又はアシル基
    を表わし、Aは炭素数2〜4のアルキレン基を表わし、
    nは0又は1〜30の整数を表わし、lは1、1.5又
    は2を表わす)で表わされる構造を有するリン酸エステ
    ル (v)1分子中に2個以上のリン酸基を有する分子量1
    0,000以下のリン酸エステル からなる群より選ばれた1種又は2種以上のリン酸エス
    テルによつて表面処理されたものである特許請求の範囲
    第4項乃至第7項のいずれかの項記載の磁気記録媒体。
JP17109685A 1985-08-05 1985-08-05 磁気記録媒体用バインダ−及び磁気記録媒体 Pending JPS6233328A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61168615A (ja) * 1985-01-23 1986-07-30 Mitsubishi Chem Ind Ltd 磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61168615A (ja) * 1985-01-23 1986-07-30 Mitsubishi Chem Ind Ltd 磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂

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