JPS634121Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS634121Y2 JPS634121Y2 JP13461679U JP13461679U JPS634121Y2 JP S634121 Y2 JPS634121 Y2 JP S634121Y2 JP 13461679 U JP13461679 U JP 13461679U JP 13461679 U JP13461679 U JP 13461679U JP S634121 Y2 JPS634121 Y2 JP S634121Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corner member
- corner
- end surface
- connecting rod
- fitting hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004831 Hot glue Substances 0.000 claims description 13
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、建築用コーナ部材の改良に関し、更
に詳しくは、横断面略Ｌ状のコーナ部材１の両横
片１ａ，１ａの上端面をコーナ部に近付く程下と
なるように傾斜した上傾斜面２とすると共に下端
面をコーナ部に近付く程下となるように傾斜した
下傾斜面３として上傾斜面２と下傾斜面３との傾
斜を同じ傾斜とし、上下両端面部にそれぞれ接続
用嵌め込み孔５を設け、接続棒４の上半分を上の
コーナ部材１の接続用嵌め込み孔５に嵌め込むと
共に接続棒４の下半分を下のコーナ部材１の接続
用嵌め込み孔５に嵌め込んで上のコーナ部材１の
下端面と下のコーナ部材１の上端面とをホツトメ
ルト接着剤７で合着して成る建築用コーナ部材１
の接続構造に係るものである。
に詳しくは、横断面略Ｌ状のコーナ部材１の両横
片１ａ，１ａの上端面をコーナ部に近付く程下と
なるように傾斜した上傾斜面２とすると共に下端
面をコーナ部に近付く程下となるように傾斜した
下傾斜面３として上傾斜面２と下傾斜面３との傾
斜を同じ傾斜とし、上下両端面部にそれぞれ接続
用嵌め込み孔５を設け、接続棒４の上半分を上の
コーナ部材１の接続用嵌め込み孔５に嵌め込むと
共に接続棒４の下半分を下のコーナ部材１の接続
用嵌め込み孔５に嵌め込んで上のコーナ部材１の
下端面と下のコーナ部材１の上端面とをホツトメ
ルト接着剤７で合着して成る建築用コーナ部材１
の接続構造に係るものである。
従来、建物の角部に配設するコーナ部材の接続
に当つては上下のコーナ部材の端面を単につき合
せていただけであつた。またこの場合上下のコー
ナ部材が前後左右にずれやすく、上下方向に一直
線状に接続しにくかつた。
に当つては上下のコーナ部材の端面を単につき合
せていただけであつた。またこの場合上下のコー
ナ部材が前後左右にずれやすく、上下方向に一直
線状に接続しにくかつた。
本考案は上記の点に鑑みて考案したものであつ
て、その目的とするところは接続棒の上半分を上
のコーナ部材の接続用嵌め込み孔に嵌め込むと共
に接続棒の下半分を下のコーナ部材の接続用嵌め
込み孔に嵌め込んで上のコーナ部材の下端面と下
のコーナ部材の上端面とを合着することで、コー
ナ部材を上下に正確且つ迅速に接続でき、しかも
接続用嵌め込み孔をコーナ部材の両側片の上下両
端面部にそれぞれ設けることで、各側片がそれぞ
れ上下に接続棒で接続されることとなり横断面略
Ｌ状のコーナ部材の接続部分における変形やずれ
を確実に防止でき、特にコーナ部材をホツトメル
ト接着剤にて位置ずれなく接着することができる
建築用コーナー部材の接続構造を提供するにあ
る。
て、その目的とするところは接続棒の上半分を上
のコーナ部材の接続用嵌め込み孔に嵌め込むと共
に接続棒の下半分を下のコーナ部材の接続用嵌め
込み孔に嵌め込んで上のコーナ部材の下端面と下
のコーナ部材の上端面とを合着することで、コー
ナ部材を上下に正確且つ迅速に接続でき、しかも
接続用嵌め込み孔をコーナ部材の両側片の上下両
端面部にそれぞれ設けることで、各側片がそれぞ
れ上下に接続棒で接続されることとなり横断面略
Ｌ状のコーナ部材の接続部分における変形やずれ
を確実に防止でき、特にコーナ部材をホツトメル
ト接着剤にて位置ずれなく接着することができる
建築用コーナー部材の接続構造を提供するにあ
る。
本考案を以下実施例により詳述する。図中１は
横断面略Ｌ状の上下方向に長尺のコーナ部材であ
つて、両横片１ａ，１ａの上下両端面部にそれぞ
れ接続用嵌め込み孔５を設けてある。ここで接続
用嵌め込み孔５は上下に貫通していて互いに連通
していてもよいものである。接続用嵌め込み孔５
は上下方向に背面側にも開口しており、この背面
側の開口は接続用嵌め込み孔５の内径よりも巾狭
となつているものである。コーナ部材１の上端面
と下端面とはコーナ部材１の上端面を前方程下
（コーナ部に近付く程下）となるように傾斜した
上傾斜面２としてあり、下端面は前方程下（コー
ナ部に近付く程下）となるように傾斜した下傾斜
面３としてあつて、上傾斜面２と下傾斜面３とは
同一の傾斜角となつている。またコーナ部材１の
左右両端には上下方向の全長にわたつて段部６が
設けてある。ここでコーナ部材１の上下両端面の
うち少くとも一方にはホツトメルト接着剤７が施
してある。図の実施例ではコーナ部材１の上端面
にホツトメルト接着剤のような粘性のあるシーリ
ング剤７を施した例が示してあるが、下端面に設
けてもよく、上下両端面とも設けてもよい。しか
して建物の角部にコーナ部材１の裏側を配設し、
コーナ部材１の上端面に開口する接続用嵌め込み
孔５に接続棒４の下半分を嵌め込み、接続棒４の
上半分を上のコーナ部材１の下端面に開口する接
続用嵌め込み孔５に嵌め込み、上下のコーナ部材
１の上下端面を合致させホツトメルト接着剤７で
接合面を接着すると共にシールをおこなうもので
ある。この場合ホツトメルト接着剤は加熱するこ
とで簡単に接着ができるものである。また接続用
嵌め込み孔５に接続棒４を嵌め込む場合接続用嵌
め込み孔５の背部に上下方向に開口が設けてある
ため接続用嵌め込み孔５の径より若干大きい径の
接続棒４を嵌め込んでも接続用嵌め込み孔５の内
径が弾性的に拡がつて接続棒５を強固に取付ける
ことができるものである。なおコーナ部材１の段
部６にはパネルの端部が接合されるものである。
ところで横断面略Ｌ状のコーナ部材１の上端面を
前方程下となるように傾斜した上傾斜面２とする
と共に下端面を前方程下となるように傾斜した下
傾斜面３として上傾斜面２と下傾斜面３との傾斜
を同じ傾斜としたので、上端面及び下端面が水平
面の場合にくらべて接合面積を広くすることがで
き、しかも上傾斜面２及び下傾斜面３が前方程下
となるようにしてあるので、建物の外壁のコーナ
部分やあるいは浴室、洗面所、トイレ等のコーナ
部分に用いても水仕舞が良くなるものである。
横断面略Ｌ状の上下方向に長尺のコーナ部材であ
つて、両横片１ａ，１ａの上下両端面部にそれぞ
れ接続用嵌め込み孔５を設けてある。ここで接続
用嵌め込み孔５は上下に貫通していて互いに連通
していてもよいものである。接続用嵌め込み孔５
は上下方向に背面側にも開口しており、この背面
側の開口は接続用嵌め込み孔５の内径よりも巾狭
となつているものである。コーナ部材１の上端面
と下端面とはコーナ部材１の上端面を前方程下
（コーナ部に近付く程下）となるように傾斜した
上傾斜面２としてあり、下端面は前方程下（コー
ナ部に近付く程下）となるように傾斜した下傾斜
面３としてあつて、上傾斜面２と下傾斜面３とは
同一の傾斜角となつている。またコーナ部材１の
左右両端には上下方向の全長にわたつて段部６が
設けてある。ここでコーナ部材１の上下両端面の
うち少くとも一方にはホツトメルト接着剤７が施
してある。図の実施例ではコーナ部材１の上端面
にホツトメルト接着剤のような粘性のあるシーリ
ング剤７を施した例が示してあるが、下端面に設
けてもよく、上下両端面とも設けてもよい。しか
して建物の角部にコーナ部材１の裏側を配設し、
コーナ部材１の上端面に開口する接続用嵌め込み
孔５に接続棒４の下半分を嵌め込み、接続棒４の
上半分を上のコーナ部材１の下端面に開口する接
続用嵌め込み孔５に嵌め込み、上下のコーナ部材
１の上下端面を合致させホツトメルト接着剤７で
接合面を接着すると共にシールをおこなうもので
ある。この場合ホツトメルト接着剤は加熱するこ
とで簡単に接着ができるものである。また接続用
嵌め込み孔５に接続棒４を嵌め込む場合接続用嵌
め込み孔５の背部に上下方向に開口が設けてある
ため接続用嵌め込み孔５の径より若干大きい径の
接続棒４を嵌め込んでも接続用嵌め込み孔５の内
径が弾性的に拡がつて接続棒５を強固に取付ける
ことができるものである。なおコーナ部材１の段
部６にはパネルの端部が接合されるものである。
ところで横断面略Ｌ状のコーナ部材１の上端面を
前方程下となるように傾斜した上傾斜面２とする
と共に下端面を前方程下となるように傾斜した下
傾斜面３として上傾斜面２と下傾斜面３との傾斜
を同じ傾斜としたので、上端面及び下端面が水平
面の場合にくらべて接合面積を広くすることがで
き、しかも上傾斜面２及び下傾斜面３が前方程下
となるようにしてあるので、建物の外壁のコーナ
部分やあるいは浴室、洗面所、トイレ等のコーナ
部分に用いても水仕舞が良くなるものである。
かくて本考案にあつては、叙述のように接続棒
の上半分を上のコーナ部材の接続用嵌め込み孔に
嵌め込むと共に接続棒の下半分を下のコーナ部材
の接続用嵌め込み孔に嵌め込んで上のコーナ部材
の下端面と下のコーナ部材の上端面とを合着する
ので、接続棒で接続することにより、コーナ部材
を上下に正確且つ迅速に接続でき、しかも接続用
嵌め込み孔をコーナ部材の両横片の上下両端面部
にそれぞれ設けることで、各横片がそれぞれ上下
に接続棒で接続されることとなり横断面略Ｌ状の
コーナ部材の接続部分における変形やずれを確実
に防止でき、しかも接続用嵌め込み孔は横断面略
Ｌ状のコーナ部材の両横片の厚みの範囲内に設け
られるものであつて、接続用嵌め込み孔に接続棒
を挿入してコーナ部材を接続したとき、接続棒は
コーナ部材の内面側に突出することがなく、例え
ばコーナ部材を柱のコーナ部に沿わせて施工がで
きるという利点がある。そのうえ、ホツトメルト
接着剤で接着するのに、上下両端面をそれぞれ傾
斜面とすることで接着剤で接着するときの沿面面
積を増大させるものでありながら、ホツトメルト
接着剤が熱融されて接着力が大きく低下されると
きの上下のコーナ部材の位置決めを両者に嵌入さ
せた接続棒にて確実に行うことができ、ホツトメ
ルト接着剤の弱点を補い、傾斜面、接続棒及びホ
ツトメルト接着剤の相乗効果により、ホツトメル
ト接着剤の良さを発揮させながら接続を確実うこ
とができるという利点がある。
の上半分を上のコーナ部材の接続用嵌め込み孔に
嵌め込むと共に接続棒の下半分を下のコーナ部材
の接続用嵌め込み孔に嵌め込んで上のコーナ部材
の下端面と下のコーナ部材の上端面とを合着する
ので、接続棒で接続することにより、コーナ部材
を上下に正確且つ迅速に接続でき、しかも接続用
嵌め込み孔をコーナ部材の両横片の上下両端面部
にそれぞれ設けることで、各横片がそれぞれ上下
に接続棒で接続されることとなり横断面略Ｌ状の
コーナ部材の接続部分における変形やずれを確実
に防止でき、しかも接続用嵌め込み孔は横断面略
Ｌ状のコーナ部材の両横片の厚みの範囲内に設け
られるものであつて、接続用嵌め込み孔に接続棒
を挿入してコーナ部材を接続したとき、接続棒は
コーナ部材の内面側に突出することがなく、例え
ばコーナ部材を柱のコーナ部に沿わせて施工がで
きるという利点がある。そのうえ、ホツトメルト
接着剤で接着するのに、上下両端面をそれぞれ傾
斜面とすることで接着剤で接着するときの沿面面
積を増大させるものでありながら、ホツトメルト
接着剤が熱融されて接着力が大きく低下されると
きの上下のコーナ部材の位置決めを両者に嵌入さ
せた接続棒にて確実に行うことができ、ホツトメ
ルト接着剤の弱点を補い、傾斜面、接続棒及びホ
ツトメルト接着剤の相乗効果により、ホツトメル
ト接着剤の良さを発揮させながら接続を確実うこ
とができるという利点がある。
第１図は本考案の一実施例の正面図、第２図は
同上の斜視図、第３図ａ，ｂは同上の側面図及び
横断面図、第４図は同上の接続状態を示す分解正
面図、第５図ａ，ｂは同上の接続状態を示す正面
図及び側面図、第６は本考案の他の実施例の正面
図、第７図は本考案の更に他の実施例の斜視図で
あつて、１はコーナ部材、１ａは横片、２は上傾
斜面、３は下傾斜面、４は接続棒、５は接続用嵌
め込み孔、７はホツトメルト接着剤である。
同上の斜視図、第３図ａ，ｂは同上の側面図及び
横断面図、第４図は同上の接続状態を示す分解正
面図、第５図ａ，ｂは同上の接続状態を示す正面
図及び側面図、第６は本考案の他の実施例の正面
図、第７図は本考案の更に他の実施例の斜視図で
あつて、１はコーナ部材、１ａは横片、２は上傾
斜面、３は下傾斜面、４は接続棒、５は接続用嵌
め込み孔、７はホツトメルト接着剤である。
Claims (1)
- 横断面略Ｌ状のコーナ部材の両横片の上端面を
コーナ部に近付く程下となるように傾斜した上傾
斜面とすると共に下端面をコーナ部に近付く程下
となるように傾斜した下傾斜面として上傾斜面と
下傾斜面との傾斜を同じ傾斜とし、上下両端面部
にそれぞれ接続用嵌め込み孔を設け、接続棒の上
半分を上のコーナ部材の接続用嵌め込み孔に嵌め
込むと共に接続棒の下半分を下のコーナ部材の接
続用嵌め込み孔に嵌め込んで上のコーナ部材の下
端面と下のコーナ部材の上端面とをホツトメルト
接着剤で合着して成る建築用コーナー部材の接続
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13461679U JPS634121Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13461679U JPS634121Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5652548U JPS5652548U (ja) | 1981-05-09 |
| JPS634121Y2 true JPS634121Y2 (ja) | 1988-02-02 |
Family
ID=29366174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13461679U Expired JPS634121Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS634121Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-29 JP JP13461679U patent/JPS634121Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5652548U (ja) | 1981-05-09 |
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