JPS5856262Y2 - 開口部付き壁パネル - Google Patents
開口部付き壁パネルInfo
- Publication number
- JPS5856262Y2 JPS5856262Y2 JP3526879U JP3526879U JPS5856262Y2 JP S5856262 Y2 JPS5856262 Y2 JP S5856262Y2 JP 3526879 U JP3526879 U JP 3526879U JP 3526879 U JP3526879 U JP 3526879U JP S5856262 Y2 JPS5856262 Y2 JP S5856262Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel board
- adhesive
- indoor side
- notch
- end surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は開口部付き壁パネルの改良に関するものであっ
て、上パネル板1の下端面両端部と下パネル板2の上端
面両端部との間にそれぞれ縦パネル板3,3を架設して
縦パネル板3,3間にて窓のような開口部4を形成し、
上パネル板1の下端面両端部の屋内側にそれぞれ設けた
上切欠部5と各縦パネル板3の上端面の屋内側に設けた
上切欠凹部6にわたって接着剤7を充填すると共に下パ
ネル板2の上端面両端部の屋内側にそれぞれ設けた下切
欠部8と各縦パネル板3の下端面の屋内側に設けた下切
欠凹部9にわたって接着剤7を充填して成る開口部付き
壁パネルに係るものである。
て、上パネル板1の下端面両端部と下パネル板2の上端
面両端部との間にそれぞれ縦パネル板3,3を架設して
縦パネル板3,3間にて窓のような開口部4を形成し、
上パネル板1の下端面両端部の屋内側にそれぞれ設けた
上切欠部5と各縦パネル板3の上端面の屋内側に設けた
上切欠凹部6にわたって接着剤7を充填すると共に下パ
ネル板2の上端面両端部の屋内側にそれぞれ設けた下切
欠部8と各縦パネル板3の下端面の屋内側に設けた下切
欠凹部9にわたって接着剤7を充填して成る開口部付き
壁パネルに係るものである。
窓のような開口部4を設けた壁パネルAは上下パネル板
1,2と一対の縦パネル板3,3の4枚のパネル板を接
合組合わせることにより形成するが、従来にあっては上
パネル板1.下パネル板2と縦パネル板3,3との接合
面は全長に亙って水平面となっていたので、この接合面
の屋内側に上パネル板1.下パネル板2及び縦パネル板
3,3を枠体10に固定するための接着剤7を多量に塗
付けることができず、接着強度が弱い上に接合面におけ
る隙間より毛細管現象で雨水が走り、開口部4の内縁側
に水が浸入するおそれがあった。
1,2と一対の縦パネル板3,3の4枚のパネル板を接
合組合わせることにより形成するが、従来にあっては上
パネル板1.下パネル板2と縦パネル板3,3との接合
面は全長に亙って水平面となっていたので、この接合面
の屋内側に上パネル板1.下パネル板2及び縦パネル板
3,3を枠体10に固定するための接着剤7を多量に塗
付けることができず、接着強度が弱い上に接合面におけ
る隙間より毛細管現象で雨水が走り、開口部4の内縁側
に水が浸入するおそれがあった。
本考案は上記の点に鑑みて威されたものであって、その
目的とするところは上パネル板に設けた上切欠部と縦パ
ネル板に設けた上切欠凹部にわたって接着剤を充填する
と共に下パネル板に設けた下切欠部と縦パネル板に設け
た下切欠凹部にわたって接着剤を充填することにより上
パネル板1.下パネル板と縦パネル板との接合面の屋内
側を多量の接着剤で固着できて接着強度が向上し、また
雨水が接合面の屋外側から屋内側に浸入しようとしても
接合面の屋内側に充填された接着剤でこれ以上の浸入を
防止されるので防水性能が向上し、更に接着剤を塗りす
ぎても接合面から屋外側にはみ出さなくて外観を損うこ
とがない開口部付き壁パネルを提供するにある。
目的とするところは上パネル板に設けた上切欠部と縦パ
ネル板に設けた上切欠凹部にわたって接着剤を充填する
と共に下パネル板に設けた下切欠部と縦パネル板に設け
た下切欠凹部にわたって接着剤を充填することにより上
パネル板1.下パネル板と縦パネル板との接合面の屋内
側を多量の接着剤で固着できて接着強度が向上し、また
雨水が接合面の屋外側から屋内側に浸入しようとしても
接合面の屋内側に充填された接着剤でこれ以上の浸入を
防止されるので防水性能が向上し、更に接着剤を塗りす
ぎても接合面から屋外側にはみ出さなくて外観を損うこ
とがない開口部付き壁パネルを提供するにある。
本考案を以下、図示した実施例により詳述する。
上パネル板1の下端面両端部の屋内側にはそれぞIt上
パネル板1の下端面と屋内面11にわたって断面略方形
状に切欠かれた上切欠部5が設けてあり、上パネル板1
の下端面両端部の屋外側は上切欠部5の上面部より下方
に突出している。
パネル板1の下端面と屋内面11にわたって断面略方形
状に切欠かれた上切欠部5が設けてあり、上パネル板1
の下端面両端部の屋外側は上切欠部5の上面部より下方
に突出している。
下パネル板2の上端面両端部の屋内側にはそれぞれ下パ
ネル板2の上端面と屋内面12にわたって切欠かれた下
切欠部8が設けてあり、また縦パネル板3の上下両端面
の屋内側には略全長にわたりそれぞれ縦パネル板3の上
下端面と屋内面13にわたって切欠かれさ上切欠凹部6
と下切欠凹部9が設けである。
ネル板2の上端面と屋内面12にわたって切欠かれた下
切欠部8が設けてあり、また縦パネル板3の上下両端面
の屋内側には略全長にわたりそれぞれ縦パネル板3の上
下端面と屋内面13にわたって切欠かれさ上切欠凹部6
と下切欠凹部9が設けである。
上記上下パネル板1,2と一対の縦パネル板3,3とよ
り壁パネルAを形成するに当っては、第2図のように防
水性の接着剤7を屋内面11に塗布すると共に各上切欠
部5に接着剤7を充填した上パネル板1を開口部4に対
応した開口部を有する枠体10の屋外側の面の上部に取
着し、また接着剤7を屋内面13に塗布すると共に上下
の切欠凹部6,9に接着剤7を充填した各縦パネル板3
を上端面が上パネル板1の下端面両端部に当接するよう
にして枠体10の両側にそれぞれ取着し、さらに屋内面
12に接着剤7を塗布すると共に各下切欠部8に接着剤
7を充填した下パネル板2を上端面両端部が各縦パネル
板3の下端面に当接するようにして枠体10に取着する
。
り壁パネルAを形成するに当っては、第2図のように防
水性の接着剤7を屋内面11に塗布すると共に各上切欠
部5に接着剤7を充填した上パネル板1を開口部4に対
応した開口部を有する枠体10の屋外側の面の上部に取
着し、また接着剤7を屋内面13に塗布すると共に上下
の切欠凹部6,9に接着剤7を充填した各縦パネル板3
を上端面が上パネル板1の下端面両端部に当接するよう
にして枠体10の両側にそれぞれ取着し、さらに屋内面
12に接着剤7を塗布すると共に各下切欠部8に接着剤
7を充填した下パネル板2を上端面両端部が各縦パネル
板3の下端面に当接するようにして枠体10に取着する
。
第1図中、14は開口部4周縁に装着した窓サツシであ
る。
る。
しかして壁パネルAを形成した状態では第2図のように
両端部の上切欠部5と対向する各上切欠凹部6にわたっ
て接着剤7がそれぞれ充填されると共に両端部の下切欠
部8と対向する各下切欠凹部9にわたって接着剤7がそ
れぞれ充填されており、上パネル板1と縦パネル板3の
接合面の屋内側は上切欠部5と上切欠凹部6にわたって
充填された多量の接着剤7で枠体10に強固に固着され
ているがら、上パネル板1と縦パネル板3間及び上パネ
ル板1゜縦パネル板3と枠体10間の接着強度が向上す
る。
両端部の上切欠部5と対向する各上切欠凹部6にわたっ
て接着剤7がそれぞれ充填されると共に両端部の下切欠
部8と対向する各下切欠凹部9にわたって接着剤7がそ
れぞれ充填されており、上パネル板1と縦パネル板3の
接合面の屋内側は上切欠部5と上切欠凹部6にわたって
充填された多量の接着剤7で枠体10に強固に固着され
ているがら、上パネル板1と縦パネル板3間及び上パネ
ル板1゜縦パネル板3と枠体10間の接着強度が向上す
る。
また下パネル板2と縦パネル板3の接合面の屋内側は下
切欠部8と下切欠部9にわたって多量に充填された接着
剤7で枠体10に固着されているから、縦パネル板3と
下パネル板2の接着強度が向上する。
切欠部8と下切欠部9にわたって多量に充填された接着
剤7で枠体10に固着されているから、縦パネル板3と
下パネル板2の接着強度が向上する。
更に雨水が上パネル板1.下パネル板2と縦パネル板3
の接合面の屋外側から屋内側に浸入しようとしても、雨
水は上切欠部5と上切欠凹部6にわたって充填された接
着剤7と下切欠部8と下切欠凹部9にわたって充填され
た接着剤7で枠体10側への浸入を阻まれるので、開口
部4の周縁部の防水性能が向上する。
の接合面の屋外側から屋内側に浸入しようとしても、雨
水は上切欠部5と上切欠凹部6にわたって充填された接
着剤7と下切欠部8と下切欠凹部9にわたって充填され
た接着剤7で枠体10側への浸入を阻まれるので、開口
部4の周縁部の防水性能が向上する。
また接着剤7を充填する上下の切欠部5,8及び上下の
切欠凹部6,9はそれぞれ上パネル板1.下パネル板2
及び縦パネル板3の屋内側に設けであるので、接着剤7
を充填しても接着剤7が接合面から屋外側にはみ出すこ
とがなく、接着剤7で壁パネルAの外観を損うことがな
い。
切欠凹部6,9はそれぞれ上パネル板1.下パネル板2
及び縦パネル板3の屋内側に設けであるので、接着剤7
を充填しても接着剤7が接合面から屋外側にはみ出すこ
とがなく、接着剤7で壁パネルAの外観を損うことがな
い。
上記のように本考案は、上パネル板の下端面両端部の屋
内側にそれぞれ設けた上切欠部と各縦パネル板の上端面
の屋内側に設けた上切欠凹部にわたって接着剤を充填す
ると共に下パネル板の上端面両端部の屋内側にそれぞれ
設けた下切欠部と各縦パネル板の下端面の屋内側に設け
た下切欠凹部にわたって接着剤を充填したので、上切欠
部及び上切欠凹部と、下切欠部及び下切欠凹部に多量の
接着剤を充填することができて、これら上パネル板、縦
パネル板及び下パネル板をそれら各パネル板の裏面側に
配した枠体と接着する際には多量に充填された接着剤で
各部材を同時に、しかも強固に接着することができるも
のであり、しかも各パネル間に充填された多量の接着剤
で接合部分をシールすることができ、各パネルの接合部
分から雨水が内部に浸入するのを完全に防ぐことができ
るものである。
内側にそれぞれ設けた上切欠部と各縦パネル板の上端面
の屋内側に設けた上切欠凹部にわたって接着剤を充填す
ると共に下パネル板の上端面両端部の屋内側にそれぞれ
設けた下切欠部と各縦パネル板の下端面の屋内側に設け
た下切欠凹部にわたって接着剤を充填したので、上切欠
部及び上切欠凹部と、下切欠部及び下切欠凹部に多量の
接着剤を充填することができて、これら上パネル板、縦
パネル板及び下パネル板をそれら各パネル板の裏面側に
配した枠体と接着する際には多量に充填された接着剤で
各部材を同時に、しかも強固に接着することができるも
のであり、しかも各パネル間に充填された多量の接着剤
で接合部分をシールすることができ、各パネルの接合部
分から雨水が内部に浸入するのを完全に防ぐことができ
るものである。
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は第1図の
X−X軸断面図であり、1は上パネル板、2は下パネル
板、3は縦パネル板、4は開口部、5は上切欠部、6は
上切欠凹部、7は接着剤、8は下切欠部、9は下切欠凹
部である。
X−X軸断面図であり、1は上パネル板、2は下パネル
板、3は縦パネル板、4は開口部、5は上切欠部、6は
上切欠凹部、7は接着剤、8は下切欠部、9は下切欠凹
部である。
Claims (1)
- 上パネル板の下端面両端部と下パネル板の上端面両端部
との間にそれぞれ縦パネル板を架設して縦パネル板間に
て窓のような開口部を形成し、上パネル板の下端面両端
部の屋内側にそれぞれ設けた上切欠部と各縦パネル板の
上端面の屋内側に設けた上切欠凹部にわたって接着剤を
充填すると共に下パネル板の上端面両端部の屋内側にそ
れぞれ設けた下切欠部と各縦パネル板の下端面の屋内側
に設けた下切欠凹部にわたって接着剤を充填して成る開
口部付き壁パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3526879U JPS5856262Y2 (ja) | 1979-03-19 | 1979-03-19 | 開口部付き壁パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3526879U JPS5856262Y2 (ja) | 1979-03-19 | 1979-03-19 | 開口部付き壁パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55135720U JPS55135720U (ja) | 1980-09-26 |
JPS5856262Y2 true JPS5856262Y2 (ja) | 1983-12-24 |
Family
ID=28894212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3526879U Expired JPS5856262Y2 (ja) | 1979-03-19 | 1979-03-19 | 開口部付き壁パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856262Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-19 JP JP3526879U patent/JPS5856262Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55135720U (ja) | 1980-09-26 |
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