JPS6341035Y2 - - Google Patents

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JPS6341035Y2
JPS6341035Y2 JP20173182U JP20173182U JPS6341035Y2 JP S6341035 Y2 JPS6341035 Y2 JP S6341035Y2 JP 20173182 U JP20173182 U JP 20173182U JP 20173182 U JP20173182 U JP 20173182U JP S6341035 Y2 JPS6341035 Y2 JP S6341035Y2
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JP
Japan
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pin
connecting portion
legs
joint
leg portion
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JP20173182U
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JPS59105187U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、少なくとも両脚を折り曲げ自在に構
成したロボツト玩具の脚部関節構造に関する。
玩具ロボツトは、通常、2本の脚部により直立
する構成となつており、この場合、直立時の物理
的安定性を図ると共に、外観上の安定感、力強
さ、現実感等を出すため、左右の脚部の間に、あ
る程度の広がりをもつた間隙を設けている。しか
し、両脚を折り曲げた場合、この間隙がそのまま
両脚間に広がりをもつて残るので、見映えが悪い
という問題がある。
特に、両脚を折り曲げてロボツト本体を他の物
品形態に変身させる変身ロボツトにあつては、例
えば、折り曲げた脚部が自動車ボデイの一部を構
成するような変身の場合、左右脚部間の上記間隙
がボデイ中央にそのまま残つて、外観が悪く形態
変化が乏しくなるという問題がある。
本考案は、斯かる問題点に鑑みてなされたもの
で、左右の脚部の間隔を、脚部の伸長・折曲に伴
なつて拡縮して、直立状態では脚部間隙を大きく
して安定感等を出し、一方、折り曲げ状態では脚
部間隙を小さくして外観の見映えをよくしたロボ
ツト玩具の脚部関節構造を提供することを目的と
する。
以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図は本考案脚部関節構造を適用したロボツ
ト玩具の一例を示す斜視図である。図に示すロボ
ツトは、頭1と、、胴体2と、腕3と、上脚部4
1及び下脚部42を有して成る脚4とから構成さ
れる。この脚4において、胴体2下端と上脚部4
1との連結部43及び、該上脚部41と下脚部4
2との連結部44にそれぞれ回動自在の関節が設
けられる。この連結部44には、本考案の関節構
造の一実施例が適用される。
第2図は本考案脚部関節構造の一実施例を示す
部分拡大斜視図である。図において本実施例の関
節構造は、左右の脚4,4の連結部44に設けら
れ、上脚部41と下脚部42とを連結するピン継
手5と、上脚部41と下脚部42とを相対変位せ
しめる楔状突起6,7(6b,7bのみ図示)と
を有して構成される。
ピン継手5は、下脚部42の上端に設けられた
ピン受け部51と、該ピン受け部51にて支持さ
れるピン52と、該ピン52を挿通すべく上脚部
41下方に設けられたピン孔53とを有して成
り、ピン孔53に挿通された脚部52をピン受け
部51にて支持することにより、上脚部41と下
脚部42とを回動自在に連結する。上記ピン受け
部51は、上脚部41の回動方向を切欠いて、端
面凹字形に形成されている。従つて、上脚部41
と下脚部42とは、相対的に略90度回動可能とな
つている。このピン受け部51の凹字形の対向片
54,54間に、ピン52が貫通孔55等により
横架されて固定支持される。一方、このピン52
は、上脚部41のピン孔53に、回動自在及び軸
方向に摺動自在に挿通される。
上記ピン受け部51の対向片54,54間は、
上記上脚部41の同方向の幅より若干大きく形成
して、上脚部41との間に間隙を設けてある。上
脚部41と下脚部42とは、この間隙によつてピ
ン52上を摺動して相対変位する。
上記連結部44の一方側たるピン受け部51及
び他方側たる上脚部41の、ピン52と直交する
対向面、即ち、対向片54,54の内壁面54
a,54b及びピン孔53開口面53a,53b
に楔状突起6a,7a(第3図参照)及び6b,
7bがそれぞれ設けられている。楔状突起6b,
7bは、第2図に示すように、突起6bが内壁面
54bに、突起7bが開口面53bに各々設けら
れ、両者は、ピン52を中心とする同一円周上に
あつて、上脚部41及び下脚部42の相対的回動
に伴なつて互の斜面を摺接するよう設定されてい
る。楔状突起6a,7aは、第2図では見えない
位置にあるが、突起6aは内壁面54aに、突起
7aは開口面53aに、各々上述した突起6b,
7bと同様に設けられる。
これらの楔状突起6a及び7aと6b及び7b
とは、第3図に示す展開図のように、突起6b及
び7bが脚4の伸張状態で対接し、突起6a及び
7aが下脚部42を90度折り曲げた状態で対接す
るよう配設されている。
次に、このように構成される本実施例の関節構
造の動作について、上記各図と、第4図及び第5
図を参照して説明する。
本実施例のロボツトは、脚4の連結部43,4
4が折り曲げ自在となつているので、第4図及び
第5図に示すように脚4を折り曲げることができ
る。この場合、連結部44は、上脚部41と下脚
部42とをロボツトの側面方向に相対変位せしめ
る。
先づ、脚4が伸張状態の場合、第2図に示すよ
うに、楔状突起6b,7bが対接して、互に他方
の斜面に乗り上るため、上脚部41及び下脚部4
2が相対的にピン52上を摺動変位して、開口面
53bと内壁面54bとが離反し、一方、第3図
において実線で示すように、反対側にある楔状突
起6a,7aの対接が外れ、開口面53aの突起
7aが内壁面54aに接触する状態となつてい
る。これを第1図について説明すると、同図で
は、左右の上脚部41,41の間隔は、連結部4
3において一定幅に設定されているため、連結部
44における相対変位により、左右の下脚部4
2,42が相互に離反することになる。従つて、
ロボツトは、第1図に示すように、左右の脚4,
4の間に間隙を持つて直立するため、直立状態に
おける物理的安定性を保持すると共に、外観上
も、安定感、力強さを発揮することになる。
次に、直立状態のロボツトの脚4,4を、第4
図に示すように、連結部43,44にて前方に折
り曲げると、対接していた上記楔状突起6b,7
bが斜面に沿つて相互に摺動し、対接が外れる。
下脚部42を更に折り曲げると、第3図一点鎖線
にて示すように、楔状突起6a,7aが対接し
て、下脚部42の回動に伴なつて、内壁面54a
と開口面53aとを離反せしめ、反対側の楔状突
起7bを内壁面54bに接触させる。これによつ
て、左右の下脚部42,42が近接して、最終的
には、例えば第5図に示すように左右の下脚部4
2,42が接触した状態となる。従つて、両脚を
折畳んだ状態とした場合、両脚間の間隙が残らな
いため、見映えがよくなる。なお、本実施例を適
用したロボツトは、腕3を折畳めるようにしてあ
る。
上記実施例では、上脚部41と下脚部42との
連結部44に本考案関節構造を適用したが、他の
部分、例えば上脚部41と胴体2下端との連結部
43に適用することもできる。又、通常のロボツ
ト玩具に限らず、折畳み変形によつてロボツト以
外の物品に変身する変身ロボツト、複数のロボツ
トを折畳み変形して合体せしめてロボツト以外の
物品に変身する合体変身ロボツト等に適用でき
る。特に、外観を重視する変身ロボツトへの適用
に好適である。
又、上記実施例では、楔状突起6a及び7aと
6b及び7bとは、一方の組(例えば6b及び7
b)の対接が外れた後、他方の組6a及び7aが
対接するようになつているが、第6図に示すよう
に、一方の対接が外れる前に、他方が対接するよ
うにして、上脚部41と下脚部42との相対変位
を、両者の回動と共に円滑に行なわしめて、折り
曲げ途中における関節部のピン軸方向の遊びをな
くすことができる。
更に、対向片54の内壁面54a,54bに設
けられる楔状突起6a,6bとピン52とを一体
的に設けて円筒カムを形成し、これに上脚部41
を挿通連結するよう構成してもよい。
以上説明したように本考案は、胴体と脚部との
連結部若しくは脚部中間の連結部を、ピン継手に
より連結して関節を形成し、且つ、上記連結部の
一方側及び他方側の、ピンと直交する対向面に、
両者の回動に伴なつて相互に摺接する楔状突起を
各々設け、脚部の伸張・折曲に伴なつて左右脚部
の間隔を拡縮する構成としたことにより、ロボツ
トの直立状態では、脚部間隙を大きくして、物理
的安定性を図ると共に、外観上の安定感、力強さ
を出すことができ、一方、折り曲げ状態では脚部
間隙を小さくして外観の見映えをよくできる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案脚部関節構造を適用したロボツ
ト玩具の一例を示す斜視図、第2図は本考案脚部
関節構造の一実施例を示す部分拡大斜視図、第3
図は上記実施例における関節部の楔状突起の対接
関係を示す展開図、第4図及び第5図は上記ロボ
ツトの折畳み変形状態を示す斜視図、第6図は楔
状突起の対接関係の他の例を示す展開図である。 1……頭、2……胴体、3……腕、4……脚、
41……上脚部、42……下脚部、43,44…
…連結部、5……ピン継手、51……ピン受け
部、52……ピン、53……ピン孔、53a,5
3b……ピン孔開口面、54……対向片、54
a,54b……内壁面、55……貫通孔、6a,
6b,7a,7b……楔状突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも両脚を折り曲げ自在に構成したロボ
    ツト玩具における下記要件を備えたことを特徴と
    する脚部関節構造。 (イ) 胴体と脚部との連結部若しくは脚部中間の連
    結部を、ピン継手により連結して関節を形成
    し、該ピン継手は、上記連結部の一方側に、ピ
    ンを支持するピン受け部を設け、連結部の他方
    側を、該ピン受け部にピンを介して回動自在に
    連結するよう構成されて成ること。 (ロ) 上記連結部の一方側及び他方側の、ピンと直
    交する対向面に、両者の回動に伴なつて相互に
    摺接する楔状突起を各々設け、該突起は、回動
    に伴なつて左右の脚部を、伸張状態では相互に
    離反するように、一方、折り曲げ状態では近接
    するように、連結部の一方側と他方側とをピン
    軸方向に相対変位せしめるよう構成されて成る
    こと。
JP20173182U 1982-12-29 1982-12-29 ロボツト玩具の脚部関節構造 Granted JPS59105187U (ja)

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JPS59105187U JPS59105187U (ja) 1984-07-14
JPS6341035Y2 true JPS6341035Y2 (ja) 1988-10-26

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