JPH048952Y2 - - Google Patents

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JPH048952Y2
JPH048952Y2 JP7125685U JP7125685U JPH048952Y2 JP H048952 Y2 JPH048952 Y2 JP H048952Y2 JP 7125685 U JP7125685 U JP 7125685U JP 7125685 U JP7125685 U JP 7125685U JP H048952 Y2 JPH048952 Y2 JP H048952Y2
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toy
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head
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JP7125685U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はロボツト形状から他の形態に形態を変
化させることができるとともに、他の玩具と合体
する合体用形態変化ロボツト玩具に関する。
(従来技術とその問題点) 一般に他の玩具と合体結合して例えばロボツト
形態の組立体を組立てる場合は、胴体を構成する
玩具の両側及び下部にそれぞれ差込み孔を形成し
ておく一方、腕部及び脚部を構成する玩具には差
込み用突起を設けておき、これらの差込み突起を
上記差込み孔に差込んで合体結合させることが多
い。しかしながら、従来の腕、脚構成玩具の差込
み突起としてはこれら玩具をロボツト玩具とし、
該ロボツト玩具の頭部を利用し、これを前方にも
回動できる構成とし、合体時には脚部を構成させ
るときは頭部をそのまま胴体構成玩具の下部差込
み孔に差込み、合体時に腕部を構成させるとき
は、頭部を前方に倒して胴体構成玩具の両側差込
み孔に差込んでいた。しかしながら、腕部を構成
するとき、この玩具はその重さによつて頭部がだ
んだん傾いて、脱落しやすくなるほか、形態もだ
らしなくなる欠点があつた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記の観点に鑑みてなされたものであ
つて、特に形態を簡単に変化させることができる
とともに、他の玩具と脱落しにくい状態で確実に
合体させることができる合体用形態変化ロボツト
玩具を提案することを目的とする。
(課題を解決するための技術的手段) 上記課題を解決するための技術的手段として、
本考案に係る合体用形態変化ロボツト玩具は、玩
具本体を構成する可動部材を組替えることによつ
て、ロボツト状の形態から別の形態に変化可能な
下記要件を備えることを特徴とする。
(イ) 上記玩具本体はロボツト状の形態において、
胴体部材の上部に頭部が固定され、後背部には
背負部材が回動自在に設けられ、該背負部材は
回動時に胴体部材の上部に突出したロボツト頭
部を覆い得るように形成されていること。
(ロ) 脚部材は胴体部材に対してスライドして伸縮
可能に形成されていること。
(ハ) 腕部材は胴体部材の両側に出没自在に設けら
れていること。
(ニ) 上記胴体部材の正面中央部に形成された凹部
には突起部材が下から側方に回動可能に収納さ
れていること。
(考案の作用、効果) 上記構成のように、本考案に係る合体用形態変
化ロボツト玩具によれば、ロボツト形状において
胴体部材の裏側に回動して折畳まれている背負部
材を胴体部材の上部に展開させて頭部材を被覆
し、腕部材は胴体部材の両側に収納させる。ま
た、脚部材は胴体部材に収納させる。これによつ
て、全体を簡単にブロツク状の形態に変化させる
ことができる。したがつて、このブロツク状態に
おける形状を例えば乗物にするときは、該ブロツ
ク状態において上記胴体部材、背負部材、脚部材
等を所定の形状に分担形成しておけばよい。これ
によつて、ロボツト形状から他の形態に変化させ
ることができる。
また、他の玩具等と組合せ合体させて別形態の
組立体等を形成する場合、他の玩具の下部に合体
させるときは上方に突出する頭部をそのまま利用
すればよい。頭部は固定されているので、強固に
合体させることができる。これに対して、他の玩
具の側部に合体させるときは、突起部材を下から
上に回動させて胴体部材の側方に突出させ、この
状態で他の玩具に合体させる。突起部材はそれ以
上は回動しないから、その重さによつて突起部材
の角度が変わることはない。したがつて、上記形
態変化ロボツト玩具は他の玩具から脱落しにく
く、強固、確実に合体することができる。なお、
合体以外の形態においては、上記突起部材は胴体
部材の凹部内に収納されているから、外観が損な
われることがない。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実態態様の一例に
ついて説明する。
図において、符号Aは本考案に係る合体用形態
変化ロボツト玩具を示す。この形態変化ロボツト
玩具Aは玩具本体1を構成する各部材を組替える
ことによつて、ロボツト形状からジープに可逆的
に形態が変化するように構成されている。
上記玩具本体1はロボツト形状において胴体部
材2の正面中央部には凹部3が形成されるととも
に、その内部には突起部材4が軸4aを支点とし
て下から前方に略直角に回動可能に収納されてい
る。また、この胴体部材2の両側面には腕部材
5,5が収納される収納凹部6,6が形成されて
いる。この腕部材5,5は第2図dに示すよう
に、基端内側面に支軸7,7が一体に形成される
とともに、この支軸7,7の先端は上記胴体部材
2の軸受部2a,2aに嵌合されている。これに
よつて、上記腕部材5,5は支軸7,7の支点に
360°回動自在で、且つ、上記胴体部材2の収納凹
部6,6に収納することができる。
8は上記胴体部材2の上部に形成された背負部
材を示し、この背負部材8と胴体部材2はリンク
部材9,9を介して可動自在に連結されている。
すなわち、このリンク部材9,9の先端には支軸
10,10を介して背負部材8が、また、基端に
は支軸11,11を介して胴体部材2がそれぞれ
取着されている。そして、上記玩具本体1がロボ
ツト形状においてこの背負部材8は胴体部材2の
裏側に折畳まれている。12は背負部材8の中央
部に形成された収納凹部を示し、この収納凹部1
2はジープ形状において頭部14が収納可能に形
成されている。13,13はこの背負部材8に取
着された前輪を示す。
脚部材15,15は上脚部15a,15aと下
脚部15b,15bとから構成されている。胴体
部材2の下部には縦方向に上記胴体部材2の底部
に伸縮自在に形成された上脚部15a,15aが
収納される収納凹部17,17が形成されてい
る。そして、上脚部15a,15aの基部は胴体
部材2に設けた嵌合凹部18,18に伸縮自在に
嵌合されるとともに、その基端側面には抜脱を防
止するための係合突片16,16が設けられてい
る。また、この係合突片16,16に対応する係
合片18a,18aが上記胴体部材2の嵌合凹部
18,18の下部両側にも設けられている。さら
に、上記下脚部15b,15bは上脚部15a,
15aの先端部近傍に支軸19,19を介して回
動自在に取着されている。これによつて、下脚部
15b,15bはこの支軸19,19を支点に
180°回動自在で、且つ、この下脚部15b,15
bが取着されている上記上脚部15a,15aは
伸縮自在となる。20,20は下脚部15b,1
5bに取着された後輪を示す。
形態変化ロボツト玩具Aは上述のように構成さ
れているので、その使用にあたつては、まず、ロ
ボツト形状において胴体部材2の裏側に折畳まれ
ている背負部材8を展開させてこの胴体部材2の
上部に配する。これによつて、頭部14がこの背
負部材8に設けられた収納凹部12内に収納され
るとともに、この背負部材8に取着されている前
輪13,13が露出する。次に、腕部材5,5を
胴体部材2の両側に設けた収納凹部6,6内に収
納するとともに、下脚部15b,15bを支軸1
9,19を支点に180°回動させてこの下脚部15
b,15bに取着されている後輪15,15を露
出させた後、上脚部15a,15aを胴体部材2
に収縮させてこの下脚部15b,15bをこの胴
体部材2の下部に当接させる。これによつて、第
1図eに示すようにジープ形状の形態に変化させ
ることができる。
なお、このジープ形態からロボツト形態に変化
させる場合には、上記と反対に各構成部材を組替
えればよい。
上述のように形態変化ロボツト玩具Aは簡単な
構造によつて形成されている。したがつて、玩具
本体1を構成する各構成部材を組替えるだけでロ
ボツト形態からジープ形態に容易に変化させるこ
とができ、その変化の過程を楽しむことができ
る。
さらに、第3図に示すように、上記ロボツト玩
具Aを他の同様なロボツト玩具20等と組合せ合
体させて別形態の組立体Bを形成するような場
合、上記ロボツト玩具Aをロボツト玩具20の下
部に合体結合させるときは、ロボツト玩具20に
形成された差込み孔20aにロボツト玩具Aの頭
部14を差込めばよい。頭部14は胴体部材2に
固定され、ぐらつかないから良好に合体すること
ができる。また、ロボツト玩具Aをロボツト玩具
20の側部の差込み孔20bに結合させるとき
は、突起部材4を差込めばよい。この突起部材4
はロボツト玩具Aの下から上に最大限に回動させ
たものであるから、ロボツト玩具Aの重さに無関
係でそれ以上は回動しない。したがつて、ロボツ
ト玩具20に強固確実に合体することができ、脱
落するようなことがない。
なお、上述のロボツト玩具Aはロボツトからジ
ープ自動車に変化するものであるが、上記構成の
ロボツト玩具はロボツト状態から形態を変化させ
ると、ブロツク状に変化するのであるから、この
状態(上記実施例においては第1図eの状態)で
例えば電車や飛行機の形状に形成しておけば、こ
れらの形態に変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る形態変化ロボツト玩具を
示し、同図a乃至eはロボツト形態からジープ形
態に形態を変化させる状態を示す斜視図、第2図
a,bは脚部材及び連結部材の可動状態を示す説
明図、同図c,dは頭部材及び腕部材の可動状態
を示す説明図、第3図は合体時の組立体の要部正
面図である。 符号A……形態変化ロボツト玩具、B……別形
態の組立体、1……玩具本体、2……胴体部材、
4……突起部材、5……腕部材、9……リンク部
材、14……頭部、15……脚部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 玩具本体を構成する可動部材を組替えることに
    よつて、ロボツト状の形態から別の形態に変化可
    能な下記要件を備えることを特徴とする合体用形
    態変化ロボツト玩具。 (イ) 上記玩具本体はロボツト状の形態において、
    胴体部材の上部に頭部が固定され、後背部には
    背負部材が回動自在に設けられ、該背負部材は
    回動時に胴体部材の上部に突出したロボツト頭
    部を覆い得るように形成されていること。 (ロ) 脚部材は胴体部材に対してスライドして伸縮
    可能に形成されていること。 (ハ) 腕部材は胴体部材の両側に出没自在に設けら
    れていること。 (ニ) 上記胴体部材の正面中央部に形成された凹部
    には突起部材が下から側方に回動可能に収納さ
    れていること。
JP7125685U 1985-05-14 1985-05-14 Expired JPH048952Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7125685U JPH048952Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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JP7125685U JPH048952Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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JPS61188795U JPS61188795U (ja) 1986-11-25
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