JPH041980Y2 - - Google Patents

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JPH041980Y2
JPH041980Y2 JP6002286U JP6002286U JPH041980Y2 JP H041980 Y2 JPH041980 Y2 JP H041980Y2 JP 6002286 U JP6002286 U JP 6002286U JP 6002286 U JP6002286 U JP 6002286U JP H041980 Y2 JPH041980 Y2 JP H041980Y2
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leg
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はロボツト形状から双頭の恐竜等の形状
に可逆的に形態変化が可能な玩具において、ロボ
ツト形状時の脚部材をクリツク回動可能に形成す
るとともに、恐竜等の形状時に脚部材が双頭部材
を構成するように形成した形態変化玩具における
脚部構造に関する。
(従来技術とその問題点) 一般に、ロボツトから動物形態に変化する形態
変化玩具において、例えばロボツト形態における
脚部材は形態変化後は動物の頭部に変化する。こ
の場合、脚部材は胴体部材に対して回動する必要
があるが、従来は胴体部材に脚部材を単に軸支し
たものであるから、回動させた脚部材がもとの位
置に垂れ下つて所望の角度に保持することができ
ないほか、その可動範囲も限られてしまう。とこ
ろで、実際の動物の頭部は上下、左右方向全てに
自由に動くわけであるから、上記脚部材の形態変
化後の動物頭部もこれに近い動きが得られること
によつてより一層リアル性が向上されるものであ
り、この点の解決が望まれていた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記の観点に鑑みてなされたものであ
つて、特にロボツト形状時における脚部材がクリ
ツク回動して節度のある運動ができるように連結
するとともに、形態変化後の恐竜形状時に上記脚
部材が双頭部材を構成させることができる形態変
化玩具における脚部構造を提案することを目的と
する。
(課題を解決するための技術的手段) 上記手段を解決するための技術的手段として、
本考案に係る形態変化玩具における脚部構造は、
ロボツト形状から双頭を有する恐竜等の形状に形
態が変化するとともに、ロボツト形状において下
記要件を備える脚部材を有することを特徴とす
る。
(イ) 前記脚部材は取着軸を介し腰部材に前後方向
に回動可能に連結されるとともに、上記脚部材
の上部近傍の外周面と腰部の下面にはクリツク
機構が設けられていること。
(ロ) 上記脚部材の基部は少なくとも上下二つの構
成部材を有し、下部構成部材は上部構成部材に
対し横方向に回動可能に連結されるとともに、
上記両構成部材の回動時の摺接面にはクリツク
機構が設けられていること。
(考案の作用、効果) 上記構成のように、形態変化玩具における脚部
構造によれば、ロボツト形状において腰部材に対
して少なくとも二つの構成部材から成る脚部材を
回動させることができる。このとき、脚部材と腰
部材と接触面にはクリツク機構が設けられている
ので、クリツク回動が行なわれるとともに、前後
方向の任意の角度に保持することができる。次
に、脚部材を構成する上部構成部材に対して取着
軸を支点に下部構成部材を左右横方向に回動する
ことができるが、その際にも、下腿部構成部材と
上部構成部材との摺接面にはクリツク機構が設け
られているので、クリツク回動が行なわれ、任意
の角度に保持することができる。そして、この脚
部材が恐竜等の形状に形態変化後の双頭部材を形
成するので、奇抜で意外性が得られるとともに、
上記構成により双頭部材の可動範囲も広がつて自
然で自由な動きが得られるので、リアル性が期待
できる。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施態様の一例に
ついて説明する。
図において、符号Aは形態変化玩具を示す。こ
の形態変化玩具Aは玩具本体1を構成する各構成
部材を組替えることによつて、ロボツト形状から
双頭の恐竜形状に可逆的に形態が変化するように
構成されている。
玩具本体1はロボツト形状において胴体部2の
両側に連結部材3,3を介して腕部材4,4が取
着されるとともに、上部中央には頭部材5が回動
可能に、下部には腰部材6がそれぞれ設けられて
いる。そして、第1図及び第3図に示すように上
記連結部材3,3の基部には凹凸状係合部3a,
3a…が形成されるとともに、胴体部2に設けた
軸受部2a,2aに支軸7を介して回動可能に取
着され、且つ先端表面には凹凸状係合部8a,8
a…を有する円形の係合部材8が固定されてい
る。9は上記凹凸状係合部3a,3a…と係合し
合う係合突部を示し、この係合突部9は胴体部2
の軸受部2a,2a間の側面に突設されている。
上記係合突部9と係合部3a,3a…とによりク
リツク機構が構成され、これによつて、上記連結
部材3は胴体部2に対しクリツク回動させること
ができる。また、上記腕部材4,4は支軸10,
10を介して連結された可動可能な上腕部4a,
4aと下腕部4b,4bとによつて形成されてい
る。
上腕部4a,4aは外側上部に連結孔4c,4
cが形成されるとともに、内側には上記連結部材
3,3に設けた係合部材8の凹凸状係合部8a,
8a…と係合し合う凹凸状係合部11a,11a
…が形成された円形の係合部材11が配されると
ともに、この係合部材11は弾性部材12によつ
て常時外側に付勢されている。そして、腕部材
4,4と連結部材3,3はネジ13,13によつ
て連結されている。これによつて、連結部材3,
3に対し腕部材4,4をクリツク回動させること
ができる。一方、下腕部4b,4bはその内部に
先端より出没可能に手部材14,14が収納され
るとともに、表面下部には恐竜形態時における足
部材15,15が可動可能に取着されている。1
6は尻尾部材を示し、この尻尾部材16は玩具本
体1がロボツト形態時には胴体部2の裏側に折畳
まれている。
次に、腰部材6には第1図及び第2図に示すよ
うに基部材20,20とともに脚部材を構成する
脚部21,21が可動可能に取着されるととも
に、この脚部21,21は支軸22,22を介し
て連結された上腿部21a,21aと下腿部21
b,21bとによつて形成されている。そして、
上記基部材20,20は取着軸23,23を介し
て腰部材6に回動可能に取着されるとともに、そ
の下部には嵌合凹部24,24が形成されてい
る。さらに、上記基部材20,20の上部近傍に
は上記腰部材6の下面に突設した係合突部6a,
6aと係合し合う凹凸状係合部20a,20a…
がそれぞれ形成され、これによつてクリツク機構
が形成されている。上記基部材20,20の嵌合
凹部24,24の表側面には凹凸状係合部26
a,26a…が形成された円形の係合部材26,
26が固定されている。
上腿部21a,21aは上部材27と下部材2
7aとが支軸28を介して可動可能に連結して形
成されている。そして、この上部材27はその接
合面から内側に亘り凹凸状係合部29,29…が
形成されるとともに、下部材27aの接合面の中
央部にはこの凹凸状係合部29,29…と係合し
合う係合突部30が突設されている。上記係合部
29,29…と係合突部30とによりクリツク機
構が構成され、これによつて、上部材27に対し
下部材27aをクリツク回動することができる。
また。上記上部材27の基部は上記基部材20,
20の嵌合凹部24,24に嵌合されるととも
に、支軸31,31によつて回動可能に軸支さ
れ、且つ、その内部の上記支軸31,31と同軸
上には基部材20,20の嵌合凹部24,24に
設けられた係合部材26,26の凹凸状係合部2
6a,26a…と係合する凹凸状係合部32a,
32a…が形成された円形の係合部材32,32
が収納されている。そして、この係合部材32,
32が弾性部材33,33によつて常時内側に付
勢され上記係合部材26,26との係合状態を維
持している。上記凹凸状係合部26a,26a…
と係合する凹凸状係合部32a,32a…によつ
て、基部材20,20と上腿部21a,21aと
の摺接面にはクリツク機構が構成され、クリツク
回動させることができる。
一方、下腿部21b,21bはその先部に支軸
35,35を介して足部材36,36が可動可能
に取着されている。37,37は上記腰部材6の
両側に折畳み、展開可能に取着した恐竜状態時に
おける手部材を示す。
形態変化玩具における脚部構造は上述のように
構成されているので、その形態変化にあたつて
は、まず、第1図aに示すようにロボツト形状に
おいて胴体部2の両側に設けた腕部材4,4を真
直状にした後、下腿部4b,4bを支軸10,1
0を支点に90°後方に折曲させて恐竜の脚部を形
成する。次に、胴体部2の上部に設けた頭部材5
を180°回動させた後、この胴体部2の裏側に折畳
まれている尻尾部材16を180°展開させて露出さ
せるとともに、腰部材6の内側に折畳まれている
恐竜の手部材37,37を90°展開させる。そし
て、基部材20,20に嵌合されている脚部2
1,21をこの基部材20,20を腰部材6に対
し上方にクリツク回動させることにより持ち上げ
るとともに、上記基部材20,20に対し上記脚
部21,21を外方に所定角度クリツク回動させ
た後、その先端の足部材15,15を90°回動さ
せて真直状にさせて恐竜の双頭を形成する。これ
によつて、双頭を有する恐竜の形態に変化させる
ことができる。
なお、この双頭の恐竜からロボツトの形態に変
化させる場合には、上記と反対に各構成部材を組
替えればよい。
上述のように形態変化における脚部構造は、玩
具本体1をロボツト形状から双頭の恐竜形状に形
態変化させる際に、腰部材6に基部材20,20
を介して取着させた脚部21,21が、この基部
材20,20ともどもクリツク回動させることが
できるので、この脚部21,21の可動範囲が大
きくなるとともに、所望の位置に保持することが
できる。また、上記脚部21,21は恐竜の形状
に形態を変化させたときに、その双頭部材を構成
するものであるから、これによつて、従来に見ら
れない奇抜で以外性が期待できるとともに、その
動きも自然で多方向に亘つて得られるので、リア
ル性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図a、乃至cは本考案に係る形態変化玩具
における脚部構造を利用した形態変化玩具の形態
変化状態を示す斜視図、第2図a、bは脚部構造
を示す正面図及び側面図、第3図は腕部構造を示
す分解斜視図である。 符号A……形態変化玩具A、1……玩具本体、
2……胴体部、4……腕部材、6……腰部材、1
4……手部材、15……足部材、20……基部
材、21……脚部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ロボツト形状から双頭を有する恐竜等の形状に
    形態が変化するとともに、ロボツト形状において
    下記要件を備える脚部材を有することを特徴とす
    る形態変化玩具における脚部構造。 (イ) 前記脚部材は取着軸を介し腰部材に前後方向
    に回動可能に連結されるとともに、上記脚部材
    の上部近傍の外周面と腰部の下面にはクリツク
    機構が設けられていること。 (ロ) 上記脚部材の基部は少なくとも上下二つの構
    成部材を有し、下部構成部材は上部構成部材に
    対し横方向に回動可能に連結されるとともに、
    上記両構成部材の回動時の摺接面にはクリツク
    機構が設けられていること。 (ハ) 上記脚部材は恐竜等の形状に形態が変化した
    際に双頭を構成すること。
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