JPH0441908Y2 - - Google Patents

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JPH0441908Y2
JPH0441908Y2 JP1985183176U JP18317685U JPH0441908Y2 JP H0441908 Y2 JPH0441908 Y2 JP H0441908Y2 JP 1985183176 U JP1985183176 U JP 1985183176U JP 18317685 U JP18317685 U JP 18317685U JP H0441908 Y2 JPH0441908 Y2 JP H0441908Y2
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JP
Japan
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component
cylindrical
convex
convex portion
toy
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JP1985183176U
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JPS6290691U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は玩具を構成する二つの構成部材の連結
構造に関する。
(従来技術) 一般に複数の部材を連結してなる玩具は、通常
の場合連結部は回動したり、折曲げたりすること
が多いので、強い力が加えられたときに破損しな
いように強度の高い連結部材を用いて強固に連結
されている。しかしながら、このように強度を高
くする構成は連結部材を肉厚にしたり、金属を用
いたりしなければならないから、コストが高くな
る欠点がある。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑みて成立したものであつ
て、一定以上の力が加えられるときは分離して連
結が解除され、これによつて玩具の破損を防止す
ることができ、しかも構造が簡単で、低コストの
玩具の部材連結構造を提供することをその目的と
する。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するため、本考案は、玩具を構
成する二つの構成部材を以下のように連結するこ
とを特徴とする。
(イ) 一方の構成部材には凸部が形成され、他方の
構成部材には上記凸部に嵌り合う有底の筒部が
その軸心を中心に回転可能に形成されているこ
と (ロ) 上記凸部の横断面は略長円状に形成され、且
つその先端において対向する外側部には膨突部
が形成されていること (ハ) 上記筒部の内側は上記凸部に対応して略長円
状に形成されているとともに、上記凸部の膨突
部に対応する対向部の内壁には上記膨突部に係
合する係合部が形成され、且つ上切対向部の間
には上記筒部の長手方向に沿つて切込みが形成
されていること。
(考案の作用、効果) 上述のように、本考案によれば、二つの部材を
連結する場合、一方の玩具構成部材の凸部を他方
の玩具構成部材の筒部に差込めばよい。筒部には
切込みが形成されているので、凸部の差込み時に
切込みが開き、筒部が広がつて凸部は容易に筒部
内に差込まれる。そして、差込まれた後、凸部の
膨突部は筒部内壁の係合部に係合するので、凸部
は筒部から簡単には抜け出すことがない。これに
対して、一方の構成部材を他方の構成部材から引
出す方向に無理な力が加えられると、上述と同様
に切込みが開き、筒部が広がつて凸部の膨突部と
筒部内壁の係合部との係合が外れ、凸部は容易に
筒部から抜き出され、二つの構成部材は分離され
てしまう。
また、凸部の横断面及び筒部の内側はそれぞれ
略長円状に形成されているので、上記一方の構成
部材を回転させたときに、これに追従して筒部も
その軸心を中心に回転する。このように、凸部と
筒部とは共に回転するので、例えば筒部にクリツ
ク機構を設けることにより、上記一方の構成部材
を一定の角度で保持し、回転時に軽快な操作感を
得ることができる。したがつて、本考案は玩具の
部材を連結するものとして好適である。
(実施例) 以下、図面により本考案の実施例につき説明す
る。
第1図は玩具の一部を示すもので、この玩具は
互いに突合せ連結された二つの構成部材1,2を
備えている。そして、一方の構成部材1には凸部
3が形成され、他方の構成部材2には上記凸部3
にはまりあう有底の筒部4がその軸心を中心に回
転可能に形成されている。
上記2つの構成部材1,2はそれぞれ分割部材
1a,1b及び2a,2bを結合してなるもので
ある。
上記凸部3は一方の構成部材1の突合せ面に形
成された摺動溝5に摺動可能に収納された摺動部
材6の側面に突出形成され、凸部3の断面は略長
円状に形成され、且つその先端において対向する
外側部には膨突部3aが形成されている。
次に上記筒部4は他方の構成部材2の収納部8
に回動可能に収納された円筒状回動部材7の一端
に形成されている。上記回動部材7の一端筒部4
の内側は、上記凸部3に対応して略長円状に形成
され、また上記凸部3の膨突部3aに対応する対
向部の内壁には上記膨突部3aに係合する係合部
4aが形成され、且つ上記対向部の間には筒部の
長手方向に沿つて切り込み4bが形成されてい
る。また回動部材7の他端7aは断面八角形に形
成され、該端部7aは他方の構成部材2に設けら
れた一対の係合片10,10の間に配置されてい
る。
上記二つの構成部材1,2を連結する場合、一
方の構成部材1の凸部3を他方の構成部材2の筒
部4に差込めばよい。筒部4には切込み4bが形
成されているので、凸部3の差込み時に切込み4
bが開き、筒部4が広がつて凸部3は容易に筒部
4内に差込まれる。そして、差込まれた後、凸部
3の膨突部3aは筒部4内壁の係合部4aに係合
するので、凸部3は筒部4から簡単には抜け出す
ことがない。これに対して、一方の構成部材1を
他方の構成部材2から引出す方向に無理な力が加
えられると、上述と同様に切込み4bが開き、筒
部4が広がつて凸部3の膨突部3aと筒部4の内
壁の係合部4aとの係合が外れ、凸部3は容易に
筒部4から抜き出され、二つの構成部材は分離さ
れてしまう。
このように、連結された二つの構成部材1,2
に無理な力が加えられたときは、両構成部材1,
2は分離されてしまうので、破損することがな
い。分離した構成部材1,2は再び上述の要領で
連結すればよいので、使用にはなんの支障もな
い。
なお、上記一方の構成部材1の摺動部材6は摺
動溝5に沿つて摺動させることができ、また、そ
の凸部3は他方の構成部材2の回動部材7の筒部
4に連結され、凸部3の横断面及び筒部4の内側
はそれぞれ略長円状に形成されているので、上記
一方の構成部材1を回転させたときに、これに追
従して筒部4もその軸心を中心に回転する。この
ように、凸部3と筒部4とは共に回転するので、
上記一方の構成部材1を他方の構成部材2に対し
て回動させることができる。この際、回動部材7
の他端7aは断面八角形に形成され、該端部7a
は他方の構成部材2に設けられた一対の係合片1
0,10の間に配置されているので、4分の1回
転する毎にクリツクし、軽快な操作感があるほ
か、一方の構成部材1を所定の回動角に保持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る連結構造を有する玩具の
一部の斜視図、第2図は上記連結構造の断面図、
第3図は上記玩具の分解斜視図である。 符号1,2……玩具構成部材、3……凸部、3
a……膨突部、4……筒部、4a……係合部、4
b……切込み、6……摺動部材、7……回動部
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 玩具を構成する二つの構成部材を以下のように
    連結することを特徴とする玩具の部材連結構造。 (イ) 一方の構成部材には凸部が形成され、他方の
    構成部材には上記凸部に嵌り合う有底の筒部が
    その軸心を中心に回転可能に形成されているこ
    と (ロ) 上記凸部の横断面は略長円状に形成され、且
    つその先端において対向する外側部には膨突部
    が形成されていること (ハ) 上記筒部の内側は上記凸部に対応して略長円
    状に形成されているとともに、上記凸部の膨突
    部に対応する対向部の内壁には上記膨突部に係
    合する係合部が形成され、且つ上記対向部の間
    には上記筒部の長手方向に沿つて切込みが形成
    されていること。
JP1985183176U 1985-11-28 1985-11-28 Expired JPH0441908Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985183176U JPH0441908Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985183176U JPH0441908Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS6290691U JPS6290691U (ja) 1987-06-10
JPH0441908Y2 true JPH0441908Y2 (ja) 1992-10-01

Family

ID=31129670

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS457800Y1 (ja) * 1965-12-02 1970-04-14

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49123476U (ja) * 1973-02-24 1974-10-23
JPS6033999Y2 (ja) * 1981-05-20 1985-10-09 ブツク・ロ−ン出版株式会社 5角筒柱連結知育玩具

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS457800Y1 (ja) * 1965-12-02 1970-04-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6290691U (ja) 1987-06-10

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