JPH0434873Y2 - - Google Patents

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JPH0434873Y2
JPH0434873Y2 JP1986010091U JP1009186U JPH0434873Y2 JP H0434873 Y2 JPH0434873 Y2 JP H0434873Y2 JP 1986010091 U JP1986010091 U JP 1986010091U JP 1009186 U JP1009186 U JP 1009186U JP H0434873 Y2 JPH0434873 Y2 JP H0434873Y2
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【考案の詳細な説明】 考案の属する技術分野 この考案は、ロボツトの形状と怪獣の形状との
間を可逆的に変化しうる変形ロボツト玩具に関す
るものである。
従来技術とその欠点 ロボツトの形態から怪獣の形態に可逆的に変形
する形態変化玩具は、実開昭60−128692号公報な
どに開示されている。
しかし、従来の形態変化玩具は、ロボツトの形
態においては、その基本的構成要素である腕、脚
などの肢体が、形態変化後の怪獣の外形を既に有
しているか、又は怪獣の形態に変化された場合に
ロボツトの形態の一部であることを見破られない
ように、例えば、ロボツトの手又は足を削除した
外形を有するかしている。
このため、前者の場合は変化後の形態が容易に
予測され、後者の場合はロボツトらしさに欠け、
いずれの場合も、外形の不自然さを看者に感じさ
せないことは困難である。
この考案の目的 この考案は、上記の点に鑑み、ロボツトと怪獣
のいずれの形態においても、それらしい特徴的な
自然な外形を備え、かつ、いずれか一方の形態に
おいて、変化後の形態、すなわち、他方の形態を
予測させないように構成した変形ロボツト玩具を
提供することを目的とする。
この考案の実施例 次に、この考案の一実施例を図面に基いて説明
する。
図示の実施例は、第1図に示すようなロボツト
の外観から第2図に示すような昆虫又は魚類の怪
物の外観に可逆的に変化するように実現したもの
である。
この玩具は、第3図に示すように、概括的に
は、ロボツト頭部1と、このロボツト頭部を上端
に固定した胴部2と、その胴部の上前部に枢着さ
れた怪獣用アゴ部3と、胴部の上後部に枢着され
た怪獣用カブト部4と、胴部の上部側面に回動自
在に取付けられた怪獣用前脚5と、胴部の側面に
胴部長手方向に移動自在に連結されたロボツトの
腕と怪獣の後脚とを兼ねる腕部6と、胴部に下面
の開口から胴部内に出し入れ自在に収納されたロ
ボツト用脚部7とを有している。
第3図に示すように、胴部2は中空箱状に形成
した中間部2Aと、樽を縦に二分割したような形
状を有する前殻部2B及び後殻部2Cとからなつ
ており、中間部2Aの前後両面に前殻部2Bと後
殻部2Cをそれぞれ突合せてねじ込みなどにより
固着して構成されている。後殻部2Cは背後面に
怪獣の背中の特徴的な形状をもつて形成されてい
る。
ロボツト頭部1を胴部2に固定するには、特に
限定されないが、第4図に示すように、ロボツト
頭部をロボツトの顔面を形成した前部部材1Aと
ヘルメツトの後部の形状を有する後部部材1Bと
で、胴部の中間部2Aの上面に突設した突起8を
前後両側より挟込んでねじ9を後部部材1B側か
ら突起8を貫通し、前部部材1Aにねじ込んで連
結して取付けている。
怪獣用アゴ部3は平面弓状に形成されて上面が
キバ状にギザギザに形成されている。そして、左
右両端に設けた軸受10を胴部2の前殻部2Bの
上面前部に形成した軸受11にピン(図示せず)
を挿通して、アゴ部をそのピンを中心として回動
可能に連結してある。
また、カブト部4は、怪獣の顔面形状を有し、
口部周辺にキバ状のギザギザが形成されている。
そして、前部左右両側に設けられた突起12によ
りリンク13の一端が枢着され、そのリンクの他
端は、これに設けたピン14を胴部の後殻部2C
の上面に形成された凹部15に回転自在に嵌合す
ることにより胴部に連結されている。カブト部4
の後部にも同様のリンク16の一端が枢着され、
そのリンクの他端は後殻部2Cの背後面に突設し
てあるヒレ状の突起17に枢着されている。
こうして、カブト部4は前後のリンク13,1
6により第1図に示すように胴部2に対して背後
に回動してロボツト頭部1が露出される状態から
前方に第2図に示すようにロボツト頭部が隠蔽さ
れる位置まで回動することができる。前方に回動
したときは突起12が前殻部2Bの上面に形成さ
れた凹部18に嵌合してロボツト頭部を隠蔽した
状態に保持される。
後殻部2Cの側面には、ヒンジを構成するピン
受部19が形成され、そのピン受部に怪獣用前脚
部5の基端に設けたピン受部20が嵌合され、両
ピン受部にピンを挿通して前脚部5がそのヒンジ
回りに回転自在に結合されている。
前脚部5は、第5図に示すように、前記ピン受
部20を設けた基部部材21の円形凹部22内に
弾性を有する割リング23を嵌合し、一対の突起
24の間に基部部材に設けた突起25を嵌合する
ことにより固定し、また腕部材26の基端に固着
したカバー部材27の第5図には見えない八角形
の突起をリング23の八角形の孔28に嵌合した
状態でねじ29により基部部材21を連結してな
つている。このような構成により、前脚部5は第
1図に示すように後方に回動してロボツトの装飾
具としての外観を呈し、また、第3図に示すよう
に怪獣の前脚としての外観を呈する。
胴部2の中間部2Aは、前殻部と後殻部との間
において側面が外部に露出され、その露出面に側
面と前後両面に縦長孔30a,30bを備えた凸
部31が設けられ、その凸部の側面の長孔30a
に腕部6の基端の断面矩形の突起32が嵌合され
るとともに、その突起に貫通された軸33の両端
を、凸部の前後両面の長孔30bに摺動自在に嵌
合して、胴部2に腕部6が連結されている。
第6図に示すように、腕部6は基端に前記突起
32を有する連結部材34と、その連結部材の他
端にこれに設けられた円板35を介して連結され
た上腕部材36と、この腕部材に一端において回
転自在に連結された下腕部材37とからなつてい
る。
上腕部材36は左右一対の対称形の部材36
a,36bを突合せてねじで締結してなり、両端
に軸方向に開口された環状の溝38a,38bと
39を有する。一方の溝38aには第7図に示す
ように、前記連結部材34の円板35の外周が嵌
合され、38bには円板35の平歯車状の凹凸面
に対向する同様の凹凸面を有する円板40の外周
が軸方向に移動可能に嵌合され、その円板40の
背後にこれを円板35方向に押圧するばね41が
備えてあり、これら両円板とばねによりクリツク
機構が構成されて、上腕部材36が胴部2に対し
て任意の回転角度における維持されるようになつ
ている。
また、上腕部材36の他方の溝39内には下腕
部材37の一端に設けられたフランジ42が嵌合
されて回転自在に連結されている。
下腕部材37もほぼ左右対称形の二つの部材3
7a,37bを突合せてねじで締結してなつてお
り、一方の部材37aの内側面に設けた溝43に
手部材44が軸方向に摺動自在に嵌合され、その
手部材の側面に突設した軸45を他方の部材37
bの溝の中央において外側に貫通するように設け
た長孔46に挿通してあり、その軸の突出端を爪
先で押して第8図イに示すように手部材44を下
腕部材の端面より突出させ、又は第8図ロに示す
ように端面より没入させることができる。
また、下腕部材37の両部材37a,37bの
前後両側にはそれぞれ一対の支持板47,48が
設けられ、各対の支持板の間に当接部材49,5
0が第8図に示すように、下腕部材の端面と平行
な面と直角な面の間を展開・折畳自在に枢着され
ている。
前記胴部の中間部2Aは、下面に開口する箱状
に形成され、その下面開口から左右両側の脚部7
が出し入れして伸縮自在に収納されている。
左右の脚部7は対称形に形成され、両脚部の上
部対向面に形成された孔51に連結部材52の両
側に突出する端部を摺動自在に挿入した状態で両
脚部7の上部及び連結部材52を中間部2Aの中
空部内に挿入し、各脚部の上端部に設けた軸53
及び連結部材の中央に突設した突起54をそれぞ
れ中間部2Aの正面及び背面に対称的に形成した
両側及び中央の長孔55,56に摺動自在に嵌合
してあり、これにより、両脚部を一緒に胴部2に
対して上下方向に移動して短縮収納し、又は引き
出し伸長することができる。
脚部7は、第9図に示すように、大腿部材57
と下腿部材58とを一体に形成し、この下腿部材
の下端に足部材59を回動自在に連結してなつて
いる。足部材は、左右一対の部材59a,59b
を下腿部材の下端の両側から突合せ、ねじで締結
するとともに、その間に割リング60を設け、そ
のリングの一端の突起61を一方の足部材59a
の溝62に嵌合して固定し、リングの八角形の孔
63に下腿部材の下端に突設した八角形の軸64
を嵌合することにより、足部材60をその軸64
を中心として回転することができ、かつ、第1図
に示すように下腿部材に対して直角な状態と、第
2図に示すように下腿部材と平行な状態とにおい
てそれぞれ固定することができる。
なお、胴部2の後殻部2Cの下端には、下方に
突出する径の小さい筒65が設けられ、その筒に
怪獣の尻尾66の基端を差込んで、回転自在に連
結することができる。また、手部材44は手を握
り締めた形状に形成されて筒65の内径と等しい
内径の孔67を有している。
上記の構成により、上記アゴ部3を前殻部2B
の前方に回動し、上記カブト部4を前後のリンク
14,16を介して後殻部2Cの背後方向に回動
すると、胴部2の上面にロボツト頭部1が露呈さ
れ、怪獣用前脚部5をヒンジ19,20を介して
後方に回動し、腕部6を胴部2の側面に沿つて長
孔30a,30bの上端まで移動して、上腕部材
36に対して下腕部材37を任意の角度に屈曲す
るとともに下腕部材37を下腕部材に対して任意
の方向に回転し、また、第8図イに示すように手
部材44を下腕部材から伸長して、当接部材4
9,50を折畳み、さらに、脚部7を胴部2から
伸長して足部材59を下腿部材に対して直角にな
るように回動して起立することにより、第1図に
示すようなロボツトの形態となる。この場合、胴
部から外した尻尾66を手部材44の67に差込
んでロボツトの武器などとして装飾することがで
きる。
これに対して、アゴ部3を胴部2の上方に位置
するように回動し、カブト部4を同じく胴部の上
方に位置するようにリンク14,16を介して回
動すると、ロボツト頭部1がこれらのアゴ部とカ
ブト部により隠蔽されるとともに、アゴ部とカブ
ト部の外側形状により怪獣の頭部の外観が形成さ
れる。また、腕部6を胴部の側面において長孔3
0a,30bの下端まで摺動する。その後に、怪
獣用前脚部5を基部部材21が胴部の側面に当接
するまで回動し、腕部材26を胴部の前方に向く
ように回動する。そして、腕部6については下腕
部材37が胴部の前方に向くように上腕部材36
に対して回動するとともに、手部材44を下腕部
材に収納し、かつ、当接部材49,50を下腕部
材の端面と平行になるように展開し、さらに、当
接部材が前後方向に向くように下腕部材を回転す
る。そして、脚部7の足部材59を下腿部材58
と平行にしたのち脚部7を胴部内に収納して短縮
する。最後に、胴部の後殻部の下端に尻尾66を
装着して、この玩具を横倒しにして腕部6の下腕
部材37の端面及び当接部材49,50を床面に
当接させると、第2図に示すように、この玩具は
怪獣の外観を呈する。
この考案の効果 上述のように、この考案によれば、ロボツト頭
部、胴部、腕部、ロボツト脚部などのロボツトに
特有の構成部材を全て有し、かつ、腕部はその先
端に手部材を、ロボツト脚部はその先端に足部材
をそれぞれ有するので、ロボツトの形態において
は、ロボツトらしい自然な外観を具備し、怪獣の
外形的特徴部分は現れない。
また、ロボツトの形態において、その背後に回
動されているカブト部を前方に回動し、腕部を胴
部の縦長孔の下端部に移動するとともに、軸周り
に適宜回転し、かつ、手部材を没入させ、足部材
を脚部と平行になるまで回転させ、さらにその脚
部材を胴部に挿入すると、怪獣の形態に変化し、
この形態においては、ロボツト頭部が完全にカブ
ド部に隠蔽され、腕部の先端から手部材が没入隠
蔽され、かつ、その先端が平面上に当接して腕部
は怪獣の脚の外観を備え、さらに、脚部は内部に
収納されて隠蔽されるとともに、足部材は怪獣の
尻尾の外形となるので、ロボツトの外形的特徴が
なくなり、怪獣らしい自然な外観を備える。
従つて、この考案による変形ロボツト玩具は、
現在呈している一方の形態から変化後の他方の形
態を予測することができないので、変化の意外性
が強く、趣向性が高いものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の一実施例を示すものであ
り、第1図はロボツトの形態における斜視図、第
2図は怪獣の形態に変化させた状態の斜視図、第
3図は主要部ごとに分解して示す分解斜視図、第
4図はロボツト頭部と胴部の結合構造の一例を示
す分解斜視図、第5図は怪獣用前腕部の分解斜視
図、第6図は腕部の分解斜視図、第7図は腕部の
連結部材と上腕部材との連結構造を示す断面図、
第8図は腕部の先端の作用を示す断面図、第9図
は脚部の構成及び左右脚部の連結構造を示す分解
斜視図である。 1……ロボツト頭部、2……頭部、3……アゴ
部、4……カブト部、5……怪獣用前腕部、6…
…腕部、7……脚部、14,16……リンク、3
7……下腕部材、44……手部材、49,50…
…当接部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 怪獣頭部の形状を有するカブト部を、ロボツ
    ト頭部を隠蔽・露出可能なように胴部の背後と
    上方に揺動自在に取付け、 (ロ) 前記胴部の側面に設けた縦長孔に、腕部の基
    端を摺動自在に、かつ、前記胴部に直角な軸線
    周りに回転自在に連結し、前記腕部の先端に、
    手部材を出没自在に設けるとともに、折り畳み
    自在の当接部材を備え、 (ハ) 前記胴部は、下面に開口する中空部を有し、
    その中空部にロボツト脚部を出し入れ自在に備
    え、 (ニ) 前記ロボツト脚部の先端に足部材をその脚部
    の軸線と直角な状態と平行な状態との間を回動
    自在に設けてなる、 変形ロボツト玩具。
JP1986010091U 1986-01-27 1986-01-27 Expired JPH0434873Y2 (ja)

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JP1986010091U JPH0434873Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JP1986010091U JPH0434873Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JPS62122694U JPS62122694U (ja) 1987-08-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015213542A (ja) * 2014-05-07 2015-12-03 株式会社バンダイ 模型

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JPS60128692U (ja) * 1984-02-03 1985-08-29 株式会社 タカラ 形態変化玩具

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JP2015213542A (ja) * 2014-05-07 2015-12-03 株式会社バンダイ 模型

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