JPS6340683B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6340683B2 JPS6340683B2 JP60106563A JP10656385A JPS6340683B2 JP S6340683 B2 JPS6340683 B2 JP S6340683B2 JP 60106563 A JP60106563 A JP 60106563A JP 10656385 A JP10656385 A JP 10656385A JP S6340683 B2 JPS6340683 B2 JP S6340683B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- steering
- differential gear
- transmission
- sprocket
- Prior art date
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Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 41
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、前輪を駆動輪とし、ステアリング
シヤフトの軸線上方で、ステアリングシヤフトに
追従する第1伝達軸と、駆動源と連繋した第2伝
達軸とを回転自在に、中途で折曲可能なジヨイン
トで接続したスピードスプレヤーに関する。
シヤフトの軸線上方で、ステアリングシヤフトに
追従する第1伝達軸と、駆動源と連繋した第2伝
達軸とを回転自在に、中途で折曲可能なジヨイン
トで接続したスピードスプレヤーに関する。
(従来の技術)
従来、前輪を駆動軸としたスピードスプレヤー
が知られている。この種のスピードスプレヤー
は、前輪のアクスルに、タイヤに駆動力を伝達す
るデイフアレンシヤルギヤが設けられるととも
に、デイフアレンシヤルギヤを回転させる舵取り
が設けられている。この構造として、例えば、中
空軸状のステアリングシヤフトをデイフアレンシ
ヤルギヤボツクスに固定するとともに、ステアリ
ングシヤフトの中空軸内にドライビングシヤフト
を設け、駆動力の伝達と舵取りを同軸で行うよう
にしたものが知られている。
が知られている。この種のスピードスプレヤー
は、前輪のアクスルに、タイヤに駆動力を伝達す
るデイフアレンシヤルギヤが設けられるととも
に、デイフアレンシヤルギヤを回転させる舵取り
が設けられている。この構造として、例えば、中
空軸状のステアリングシヤフトをデイフアレンシ
ヤルギヤボツクスに固定するとともに、ステアリ
ングシヤフトの中空軸内にドライビングシヤフト
を設け、駆動力の伝達と舵取りを同軸で行うよう
にしたものが知られている。
(発明が解決しようとする問題点)
上記スピードスプレヤーは、デイフアレンシヤ
ルギヤの中心線(鉛直軸)を中心に前輪を回動さ
せ舵取りをするように構成しているため、小回り
がきく。しかしながら、ステアリングシヤフトと
ドライビングシヤフトとを同軸に構成したため、
ドライビングシヤフトのデイフアレンシヤルギヤ
への駆動力の反力がアクスルおよびステアリング
シヤフトに加わり、ハンドルが重くなつたり、ハ
ンドルを取られるなどの不具合が生ずる。
ルギヤの中心線(鉛直軸)を中心に前輪を回動さ
せ舵取りをするように構成しているため、小回り
がきく。しかしながら、ステアリングシヤフトと
ドライビングシヤフトとを同軸に構成したため、
ドライビングシヤフトのデイフアレンシヤルギヤ
への駆動力の反力がアクスルおよびステアリング
シヤフトに加わり、ハンドルが重くなつたり、ハ
ンドルを取られるなどの不具合が生ずる。
そこで、この発明はステアリングシヤフトと別
個のデイフアレンシヤルギヤのドライビングシヤ
フト(推進軸)を設けるとともにステアリングシ
ヤフトの軸線上方で、ステアリングシヤフトに追
従する伝達軸と駆動源からの駆動軸とを折曲自在
のジヨイントで接続したスーピードスプレヤーを
提供することを目的とする。
個のデイフアレンシヤルギヤのドライビングシヤ
フト(推進軸)を設けるとともにステアリングシ
ヤフトの軸線上方で、ステアリングシヤフトに追
従する伝達軸と駆動源からの駆動軸とを折曲自在
のジヨイントで接続したスーピードスプレヤーを
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
この発明に係るスピードスプレヤーは以上の問
題点を解決するために次の構成を備えてなる。
題点を解決するために次の構成を備えてなる。
前輪を駆動輪とし、この前輪のアクスルを水平
面内で回動させることにより舵取りをするスーピ
ードスプレヤーにおいて、車体フレーム10から
前方に延出するネツク14に軸線を中心として回
動自在にステアリングシヤフト12を支持し、こ
のステアリングシヤフト12下端にアクスルのデ
イフアレンシヤルギア18Aを連繋し、このデイ
フアレンシヤルギア18Aの推進軸18aを前記
ステアリングシヤフト12とは直交する方向の軸
に設定し、ステアリングシヤフト12から延出す
る支持腕(第1支持腕34)に支持された軸受
(第1軸受36)に伝達軸(第1伝達軸38)を
軸支し、前記ステアリングシヤフト12の軸線上
において第1伝達軸38と駆動源の駆動軸(ある
いは駆動軸と連繋した第2伝達軸42)とを折曲
可能なジヨイント40で接続し、伝達軸(第1伝
達軸38)と前記デイフアレンシヤルギア18A
の推進軸18aとを伝達ベルト52,56などの
伝達手段により連結したことを特徴とする。
面内で回動させることにより舵取りをするスーピ
ードスプレヤーにおいて、車体フレーム10から
前方に延出するネツク14に軸線を中心として回
動自在にステアリングシヤフト12を支持し、こ
のステアリングシヤフト12下端にアクスルのデ
イフアレンシヤルギア18Aを連繋し、このデイ
フアレンシヤルギア18Aの推進軸18aを前記
ステアリングシヤフト12とは直交する方向の軸
に設定し、ステアリングシヤフト12から延出す
る支持腕(第1支持腕34)に支持された軸受
(第1軸受36)に伝達軸(第1伝達軸38)を
軸支し、前記ステアリングシヤフト12の軸線上
において第1伝達軸38と駆動源の駆動軸(ある
いは駆動軸と連繋した第2伝達軸42)とを折曲
可能なジヨイント40で接続し、伝達軸(第1伝
達軸38)と前記デイフアレンシヤルギア18A
の推進軸18aとを伝達ベルト52,56などの
伝達手段により連結したことを特徴とする。
(作 用)
したがつて、かじ取りは、デイフアレンシヤル
ギヤ18A直上のステアリングシヤフト12によ
り行なう。駆動源からの動力の伝達は、ステアリ
ングシヤフト12の回動に追従する第1伝達軸か
らデイフアレンシヤルギア18Aの推進軸18a
へと伝達される。
ギヤ18A直上のステアリングシヤフト12によ
り行なう。駆動源からの動力の伝達は、ステアリ
ングシヤフト12の回動に追従する第1伝達軸か
らデイフアレンシヤルギア18Aの推進軸18a
へと伝達される。
(実施例)
以下、この発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
第1図および第2図は、スピードスプレヤーの
前輪部分を示す側面図および正面図である。
前輪部分を示す側面図および正面図である。
10は車体フレームであり、この車体フレーム
10先端からステアリングシヤフト12を支持す
るネツク14が斜め上方に向かつて延出してい
る。そして、ネツク14先端にはステアリングシ
ヤフト12を回動自在に支持する軸受16が設け
られている。
10先端からステアリングシヤフト12を支持す
るネツク14が斜め上方に向かつて延出してい
る。そして、ネツク14先端にはステアリングシ
ヤフト12を回動自在に支持する軸受16が設け
られている。
18はデイフアレンシヤルギヤボツクス(以下
デフギアボツクスと称する)であり、18Aはデ
フギアである。このデフギアボツクス18の両側
水平方向に延出する車軸20にタイヤ22,22
が連結している。そして、デフギアボツクス18
の中央上部に揺動部24が突出し、この揺動部2
4がステアリングシヤフト12下端に設けたコ字
状の支持枠26内に揺動自在に軸28(揺動軸)
承されている。また、ステアリングシヤフト12
上端部には、アーム30が設けられハンドル、ピ
ートマンアーム等の舵取り装置(図示せず)に連
結している。
デフギアボツクスと称する)であり、18Aはデ
フギアである。このデフギアボツクス18の両側
水平方向に延出する車軸20にタイヤ22,22
が連結している。そして、デフギアボツクス18
の中央上部に揺動部24が突出し、この揺動部2
4がステアリングシヤフト12下端に設けたコ字
状の支持枠26内に揺動自在に軸28(揺動軸)
承されている。また、ステアリングシヤフト12
上端部には、アーム30が設けられハンドル、ピ
ートマンアーム等の舵取り装置(図示せず)に連
結している。
一方、アーム30と対向位置して補助腕32が
設けられ、ステアリングシヤフト12中途部から
斜め上方に延出する第1支持腕34の中途部に固
定されている。さらに、第1支持腕34先端に第
1軸受36が設けられ第1伝達軸38が支持され
ている。そして、第1伝達軸38の後部に折曲可
能かつ回転自在のジヨイント40を介して第2伝
達軸42が設けられている。この第2伝達軸42
は、ネツク14中途部から起ち上がる第2支持腕
44上端に設けられた第2軸受46に支持されて
いる。また、第2伝達軸42の後端にスプロケツ
ト48bが設けられ駆動源(図示せず)と連結し
ている。一方、第1伝達軸38の前端にスプロケ
ツト48aが設けられ、前記デフギヤボツクス1
8の揺動軸28と同軸線に設けられた2枚の第1
および第2スプロケツト50a,50bの一方の
第1スプロケツト50aに伝達ベルト52を介し
て連動している。第1スプロケツト50aの回転
に伴つて回転する第2スプロケツト50bは、デ
フギヤボツクス18から前方ほぼ水平方向に延出
する推進軸18a先端に設けられたスプロケツト
54に伝達ベルト56を介して連動している。
設けられ、ステアリングシヤフト12中途部から
斜め上方に延出する第1支持腕34の中途部に固
定されている。さらに、第1支持腕34先端に第
1軸受36が設けられ第1伝達軸38が支持され
ている。そして、第1伝達軸38の後部に折曲可
能かつ回転自在のジヨイント40を介して第2伝
達軸42が設けられている。この第2伝達軸42
は、ネツク14中途部から起ち上がる第2支持腕
44上端に設けられた第2軸受46に支持されて
いる。また、第2伝達軸42の後端にスプロケツ
ト48bが設けられ駆動源(図示せず)と連結し
ている。一方、第1伝達軸38の前端にスプロケ
ツト48aが設けられ、前記デフギヤボツクス1
8の揺動軸28と同軸線に設けられた2枚の第1
および第2スプロケツト50a,50bの一方の
第1スプロケツト50aに伝達ベルト52を介し
て連動している。第1スプロケツト50aの回転
に伴つて回転する第2スプロケツト50bは、デ
フギヤボツクス18から前方ほぼ水平方向に延出
する推進軸18a先端に設けられたスプロケツト
54に伝達ベルト56を介して連動している。
前記ハンドル(図示せず)操作により、舵取り
装置(図示せず)を介してアーム30が作動し、
それに伴つてステアリングシヤフト12が回動す
る。この際、ステアリングシヤフト12の回動に
伴つて前輪が回動すると同時に、第1支持腕34
に支持された第1軸受36が回転し、ジヨイント
40が曲がる。
装置(図示せず)を介してアーム30が作動し、
それに伴つてステアリングシヤフト12が回動す
る。この際、ステアリングシヤフト12の回動に
伴つて前輪が回動すると同時に、第1支持腕34
に支持された第1軸受36が回転し、ジヨイント
40が曲がる。
なお、直進走行状態において、ステアリングシ
ヤフト12の軸線C上にジヨイント40の中心を
位置させることにより、ステアリングシヤフト1
2とジヨイント40の回動がスムーズに行え、ハ
ンドルの操作性が向上する。
ヤフト12の軸線C上にジヨイント40の中心を
位置させることにより、ステアリングシヤフト1
2とジヨイント40の回動がスムーズに行え、ハ
ンドルの操作性が向上する。
前記ジヨイント40は、回転しながら所定角度
に折曲すため、例えば従来のユニバーサルジヨイ
ントでは等速回転することがなく曲がり角度も限
られている。そこで、ハンドルを大きく切ること
ができるように、ジヨイント40を次のように構
成した。第3図はジヨイントの部分破断平面図を
示す。このジヨイント40は、公知の第1および
第2ユニバーサルジヨイント60A,60Bが連
結軸62を介して直列に接続されている。そし
て、これらユニバーサルジヨイント60A,60
Bの第1および第2伝達軸38,42との接続端
部60c,60cは、それぞれ筒状に穴60aが
形成されている。そして、この穴60aの内面に
は、各伝達軸38,42先端のスプライン軸状に
形成された先端部38a,42aが出入自在に挿
入されるよう、先端部38a,42aと同様にみ
ぞが切られている。また、穴60a,60aの奥
部にはコイルスプリング68,68が配置され、
各伝達軸38,42の先端部38a,42aを付
勢している。また、穴60a,60aの奥部に外
部と連通する孔60b,60bが設けられ、穴6
0a,60a内部にグリース等の潤滑油を注入で
きるように構成され、栓64,64が着脱自在に
設けられている。さらに、各伝達軸38,42の
先端部32a,42aの出入によりグリース等が
漏れるのを防止するために、穴60a,60aの
開口部を覆うようにダストカバー66,66が設
けられている。
に折曲すため、例えば従来のユニバーサルジヨイ
ントでは等速回転することがなく曲がり角度も限
られている。そこで、ハンドルを大きく切ること
ができるように、ジヨイント40を次のように構
成した。第3図はジヨイントの部分破断平面図を
示す。このジヨイント40は、公知の第1および
第2ユニバーサルジヨイント60A,60Bが連
結軸62を介して直列に接続されている。そし
て、これらユニバーサルジヨイント60A,60
Bの第1および第2伝達軸38,42との接続端
部60c,60cは、それぞれ筒状に穴60aが
形成されている。そして、この穴60aの内面に
は、各伝達軸38,42先端のスプライン軸状に
形成された先端部38a,42aが出入自在に挿
入されるよう、先端部38a,42aと同様にみ
ぞが切られている。また、穴60a,60aの奥
部にはコイルスプリング68,68が配置され、
各伝達軸38,42の先端部38a,42aを付
勢している。また、穴60a,60aの奥部に外
部と連通する孔60b,60bが設けられ、穴6
0a,60a内部にグリース等の潤滑油を注入で
きるように構成され、栓64,64が着脱自在に
設けられている。さらに、各伝達軸38,42の
先端部32a,42aの出入によりグリース等が
漏れるのを防止するために、穴60a,60aの
開口部を覆うようにダストカバー66,66が設
けられている。
次に、ジヨイント40の動作について説明す
る。ハンドルを切つた際のステアリングシヤフト
12を中心とした前輪の回転角度α、第1および
第2ユニバーサルジヨイントの中心をそれぞれM
1,M2とする。前輪がα回転すると、M1はm
1に、M2はm2にそれぞれ移動し、M1,M2
はβだけ傾く(M1、M2=m1、m2)。このβは
αの1/2となる。そして、M2がm1に移動する
ため、第2ユニバーサルジヨイント60Bはl2だ
け縮み、第1ユニバーサルジヨイント60Aは、
α回転した際の第1ユニバーサルジヨイントの仮
想中心M11に対しl1だけ縮んだ状態となる。
そして、ジヨイント40が直進走行状態(第3図
の実線状態)となると、第1および第2ユニバー
サルジヨイント60A,60Bがそれぞれl1,l2
伸びる。なお、その際、スプリング38,38の
弾発力が加わりスムーズにもとの状態となる。
る。ハンドルを切つた際のステアリングシヤフト
12を中心とした前輪の回転角度α、第1および
第2ユニバーサルジヨイントの中心をそれぞれM
1,M2とする。前輪がα回転すると、M1はm
1に、M2はm2にそれぞれ移動し、M1,M2
はβだけ傾く(M1、M2=m1、m2)。このβは
αの1/2となる。そして、M2がm1に移動する
ため、第2ユニバーサルジヨイント60Bはl2だ
け縮み、第1ユニバーサルジヨイント60Aは、
α回転した際の第1ユニバーサルジヨイントの仮
想中心M11に対しl1だけ縮んだ状態となる。
そして、ジヨイント40が直進走行状態(第3図
の実線状態)となると、第1および第2ユニバー
サルジヨイント60A,60Bがそれぞれl1,l2
伸びる。なお、その際、スプリング38,38の
弾発力が加わりスムーズにもとの状態となる。
また、直進走行状態でジヨイント40の連結軸
62の中心がステアリングシヤフト12の軸線P
からズレた場合にも、コイルスプリング38,3
8の働きにより一致させ、ハンドルを切りやすく
している。
62の中心がステアリングシヤフト12の軸線P
からズレた場合にも、コイルスプリング38,3
8の働きにより一致させ、ハンドルを切りやすく
している。
続いて、前記揺動軸28を中心に前輪が傾斜し
た状態における、第1伝達軸38のスプロケツト
48、揺動軸28前端の第1および第2スプロケ
ツトおよび推進軸18aに連結したスプロケツト
54の位置関係について説明する。第4図に示す
ように各スプロケツト48a,50b,50a,
54の中心をそれぞれA,B,Cとする。スプロ
ケツト48aと第2スプロケツト50b(第1ス
プロケツト50a)はそれぞれステアリングシヤ
フト12に固定されているため、常にAB間は等
間隔である。また、BC間もCがBを中心に揺動
するため、常に等間隔を保持している。一方、
AC間の長さは、Cの位置により長さが随時変化
してしまう。そこで、第1伝達軸38のスプロケ
ツト48aと推進軸18aのスプロケツト54と
を伝達ベルトで連結し、駆動力を伝達することが
できない。しかしながら、ABC間の長さが常に
一定であるので、スプロケツト48aと第1スプ
ロケツト50a、第2スプロケツト50bとスプ
ロケツト54にそれぞれ伝達ベルト52,56を
連結すれば、前輪が走行面に倣つて傾斜しても動
力を伝達することができる。
た状態における、第1伝達軸38のスプロケツト
48、揺動軸28前端の第1および第2スプロケ
ツトおよび推進軸18aに連結したスプロケツト
54の位置関係について説明する。第4図に示す
ように各スプロケツト48a,50b,50a,
54の中心をそれぞれA,B,Cとする。スプロ
ケツト48aと第2スプロケツト50b(第1ス
プロケツト50a)はそれぞれステアリングシヤ
フト12に固定されているため、常にAB間は等
間隔である。また、BC間もCがBを中心に揺動
するため、常に等間隔を保持している。一方、
AC間の長さは、Cの位置により長さが随時変化
してしまう。そこで、第1伝達軸38のスプロケ
ツト48aと推進軸18aのスプロケツト54と
を伝達ベルトで連結し、駆動力を伝達することが
できない。しかしながら、ABC間の長さが常に
一定であるので、スプロケツト48aと第1スプ
ロケツト50a、第2スプロケツト50bとスプ
ロケツト54にそれぞれ伝達ベルト52,56を
連結すれば、前輪が走行面に倣つて傾斜しても動
力を伝達することができる。
なお、ステアリングシヤフトを直接デフギヤボ
ツクスに固定してもよい。
ツクスに固定してもよい。
上記実施例において、ジヨイントの構成は2連
のユニバーサルジヨイントによらなくても、可撓
性を有する部材で連結するようにしてもよい。
のユニバーサルジヨイントによらなくても、可撓
性を有する部材で連結するようにしてもよい。
(発明の効果)
以上説明したように、この発明は、従来のよう
にステアリングシヤフトとドライビングシヤフト
を同軸上に設けていないので、従来のようにハン
ドルを取られたり、重かつたりすることがない。
また、ステアリングシヤフトの直上で第1伝達軸
と駆動源の駆動軸(あるいは駆動軸と連繋した第
2伝達軸)とを折曲可能なジヨイントで連結した
ので、ステアリングシヤフトを回す際にも、駆動
源の駆動軸(第2伝達軸)から第1伝達軸にスム
ーズに駆動力を伝達することができる等の著効を
奏する。
にステアリングシヤフトとドライビングシヤフト
を同軸上に設けていないので、従来のようにハン
ドルを取られたり、重かつたりすることがない。
また、ステアリングシヤフトの直上で第1伝達軸
と駆動源の駆動軸(あるいは駆動軸と連繋した第
2伝達軸)とを折曲可能なジヨイントで連結した
ので、ステアリングシヤフトを回す際にも、駆動
源の駆動軸(第2伝達軸)から第1伝達軸にスム
ーズに駆動力を伝達することができる等の著効を
奏する。
第1図はスピードスプレヤーの前輪の要部を示
す側面図、第2図は同じく正面図、第3図は接続
部の平面説明図、第4図は前輪を揺動自在にした
際のスプロケツトの位置関係を示す説明図であ
る。 10……車体フレーム、12……ステアリング
シヤフト、16……軸受、18……デイフアレン
シヤルギヤボツクス、18A……デイフアレンシ
ヤルギヤ、18a……推進軸、20……車軸、2
2……タイヤ28……揺動軸(軸)、32……補
助腕、34……第1支持腕、36……第1軸受、
38……第1伝達軸、40……ジヨイント、42
……第2伝達軸、44……第2支持腕、46……
第2軸受、48a,48b,54……スプロケツ
ト、50a……第1スプロケツト、50b……第
2スプロケツト、52,56……伝達ベルト、6
0A……第1ユニバーサルジヨイント、60B…
…第2ユニバーサルジヨイント、62……連結
軸、64……栓、66……ダストカバー、68…
…コイルスプリング。
す側面図、第2図は同じく正面図、第3図は接続
部の平面説明図、第4図は前輪を揺動自在にした
際のスプロケツトの位置関係を示す説明図であ
る。 10……車体フレーム、12……ステアリング
シヤフト、16……軸受、18……デイフアレン
シヤルギヤボツクス、18A……デイフアレンシ
ヤルギヤ、18a……推進軸、20……車軸、2
2……タイヤ28……揺動軸(軸)、32……補
助腕、34……第1支持腕、36……第1軸受、
38……第1伝達軸、40……ジヨイント、42
……第2伝達軸、44……第2支持腕、46……
第2軸受、48a,48b,54……スプロケツ
ト、50a……第1スプロケツト、50b……第
2スプロケツト、52,56……伝達ベルト、6
0A……第1ユニバーサルジヨイント、60B…
…第2ユニバーサルジヨイント、62……連結
軸、64……栓、66……ダストカバー、68…
…コイルスプリング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 前輪を駆動輪とし、該前輪のアクスルを水平
面内で回動させることにより舵取りをするスーピ
ードスプレヤーにおいて、 車体フレームから前方に延出するネツクに軸線
を中心として回動自在にステアリングシヤフトを
支持し、このステアリングシヤフト下端に前記ア
クスルのデイフアレンシヤルギアを連繋し、該デ
イフアレンシヤルギアの推進軸を前記ステアリン
グシヤフトとは直交する方向の軸に設定し、前記
ステアリングシヤフトから延出する支持腕に支持
された軸受に伝達軸を軸支し、前記ステアリング
シヤフトの軸線上において伝達軸と駆動源からの
駆動軸とを折曲可能なジヨイントで接続し、前記
伝達軸と前記デイフアレンシヤルギアの推進軸と
を伝達手段により連結したことを特徴とするスー
ピードスプレヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10656385A JPS61263831A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | スピ−ドスプレヤ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10656385A JPS61263831A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | スピ−ドスプレヤ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61263831A JPS61263831A (ja) | 1986-11-21 |
JPS6340683B2 true JPS6340683B2 (ja) | 1988-08-12 |
Family
ID=14436761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10656385A Granted JPS61263831A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | スピ−ドスプレヤ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61263831A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0725497Y2 (ja) * | 1990-09-25 | 1995-06-07 | 山武ハネウエル株式会社 | 回転型弁 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725865U (ja) * | 1980-07-18 | 1982-02-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52168173U (ja) * | 1976-06-14 | 1977-12-20 |
-
1985
- 1985-05-17 JP JP10656385A patent/JPS61263831A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725865U (ja) * | 1980-07-18 | 1982-02-10 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0725497Y2 (ja) * | 1990-09-25 | 1995-06-07 | 山武ハネウエル株式会社 | 回転型弁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61263831A (ja) | 1986-11-21 |
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