JPS6340301B2 - - Google Patents

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JPS6340301B2
JPS6340301B2 JP55147080A JP14708080A JPS6340301B2 JP S6340301 B2 JPS6340301 B2 JP S6340301B2 JP 55147080 A JP55147080 A JP 55147080A JP 14708080 A JP14708080 A JP 14708080A JP S6340301 B2 JPS6340301 B2 JP S6340301B2
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JP
Japan
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weight
cyclized product
photoresist
average molecular
molecular weight
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Application number
JP55147080A
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English (en)
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JPS5770531A (en
Inventor
Yoichi Kamoshita
Kazuo Sano
Yoshuki Harita
Toko Harada
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Synthetic Rubber Co Ltd filed Critical Japan Synthetic Rubber Co Ltd
Priority to JP14708080A priority Critical patent/JPS5770531A/ja
Publication of JPS5770531A publication Critical patent/JPS5770531A/ja
Publication of JPS6340301B2 publication Critical patent/JPS6340301B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/008Azides
    • G03F7/012Macromolecular azides; Macromolecular additives, e.g. binders
    • G03F7/0125Macromolecular azides; Macromolecular additives, e.g. binders characterised by the polymeric binder or the macromolecular additives other than the macromolecular azides

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はホトレジスト組成物に関するものであ
る。さらに詳言すれば高解像度、高感度、高コン
トラストおよび高残膜率を有するプロジエクシヨ
ン露光に好適なネガ型ホトレジスト組成物に関す
るものである。
集積回路製造技術の進展は著しく、パターンの
微細化が進み、集積度も年々高くなつている。そ
のため、製造技術のみならず、使用する装置や周
辺材料の改良の要求が強く、ホトレジスト分野に
おいては、取扱性が勝れ、解像度の高いホトレジ
スト組成物が特に要求されている。現在集積回路
製造にはネガ型ホトレジスト組成物としてジアジ
ド系化合物−ジエン系重合体環化物が、ポジ型ホ
トレジスト組成物としてキノンジアジド系化合物
−ノボラツク系樹脂が用いられている。前者は取
扱性の面で勝れているが解像度が低いという欠点
があり、後者は解像度に勝れているが取扱性に難
点がある。
本発明者等はネガ型ホトレジスト組成物の解像
度の向上について鋭意研究の結果、特定の重量平
均分子量をもつイソプレンを主モノマー単位とす
る重合体または共重合体の環化物と有機溶剤に可
溶な感光性架橋剤を組合せることにより、高解像
度、高感度および高残膜率を有するネガ型ホトレ
ジスト組成物が得られることを見出し、この知見
に基づいて本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は、重量平均分子量が
20×104〜60×104であり、不飽和率が25〜45%で
ある、イソプレンを主モノマー単位とする重合体
または共重合体の環化物(以下環化物と略す)
に、有機溶剤に可溶な感光性架橋剤を混合してな
るホトレジスト組成物にある。
本発明に用いられる環化物の原料となるイソプ
レンを主モノマー単位とする重合体または共重合
体(以下、イソプレン重合体という。)は、例え
ばシス−1,4−イソプレン単位、トランス−
1,4−イソプレン単位、3,4−イソプレン単
位などをポリマー鎖に主成分として含む重合体ま
たは共重合体である。
これらのうち、特にイソプレンモノマー単位の
みからなる重合体が好適である。
前記イソプレン単位と共重合する不飽和単量体
単位としては、スチレン単位およびα−メチルス
チレン単位などのビニル芳香族化合物単位、エチ
レン単位、プロピレン単位およびイソブチレン単
位などのオレフイン単位などをあげることができ
る。
本発明に用いる環化物を得るための触媒として
は、フツ素含有置換スルホン酸、塩素含有置換ス
ルホン酸、アルキルベンゼンスルホン酸、硫酸な
どのスルホン酸類、SnCl2、SnCl4、BF3、FeCl3
TiCl4、Sbcl4などの金属ハロゲン化物類などを挙
げることができる。これらの触媒のなかでは、特
願昭54−50694号において本発明者らが提案した
ように、得られる環化物をホトレジスト組成物と
して使用するに際し、ピンホールが少ないこと、
180℃のような高温でのポストベークにおいても
レジストパターンの変形がほとんどないことなど
の理由から、フツ素含有置換スルホン酸が好まし
い触媒である。
フツ素含有置換スルホン酸は一般式 CFnH3 -nSO3RまたはCFnH3 -nSO2X (ここで、Rは水素原子、アルキル基または
CFnH3 -nSO2−Xはハロゲン原子であり、nは
1、2または3である。) で表わされる化合物であり、具体的には、フルオ
ロメタンスルホン酸、ジフルオロメタンスルホン
酸、トリフルオロメタンスルホン酸またはこれら
の酸の無水物、メチルエステル、エチルエステル
若しくは酸クロリドなどがある。これらのうち、
トリフルオロメタンスルホン酸、またはこの酸の
無水物、メチルエステル、エチルエステル若しく
は酸クロリドなどが好ましく、特にトリフルオロ
メタンスルホン酸が好適である。
本発明に使用する環化物の重量平均分子量
((光散乱法により測定)は20×104〜60×104であ
るが、好ましくは25×104〜50×104であり、特に
好ましくは30×104〜45×104である。重量平均分
子量が小さいとホトレジスト組成物の感度が低
く、ま解像度が低下する。重量平均分子量が大き
すぎるとホトレジスト組成物の現像性が悪化し、
またホトレジスト組成物の溶液粘度が極端に高く
なるために取り扱いが困難になる。
また環化物の不飽和率*は25〜45%であり、好
ましくは30〜40%、特に35〜40%が好ましい。不
飽和率が低いとホトレジスト組成物が低感度、低
解像度となり、また不飽和率が高すぎると環化物
の軟化点が低下し、ホトレジスト組成物をポスト
ベークする際にパターンが熱変形しやすくなり、
さらにマスクを基板に接触して露光するときにマ
スクとウエハーが密着してしまう。
NMRによる不飽和率(%)=環化後の不飽和水素の全水
素に対する割合/環化前の不飽和水素の全水素に対する
割合×100 本発明に使用する環化物の製造方法は特に限定
するものではないが、例えば次記の方法で製造す
ることができる。すなわち、〔η〕30℃ トルエンが1
〜6dl/g程度のイソプレン重合体をまず不活性
溶媒に溶解し、次いで触媒と接触させて環化させ
るが、環化物製造時に用いられる溶媒としては、
不活性炭化水素、例えばペンタン、ヘキサン、ヘ
プタン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどが、
また不活性ハロゲン化炭化水素、例えば二塩化メ
チレン、クロルベンゼンなどが好適に使用され
る。なお、環化反応において生成するカチオンと
反応するような活性化合物は溶媒として使用する
ことはできない。
環化反応時のイソプレン重合体溶液の濃度につ
いては、環化反応が分子内反応であるため、でき
るだけ希薄溶液で反応させることが望ましく、あ
まり高濃度で反応させるとゲル化が起つて好まし
くない。このイソプレン重合体溶液の濃度範囲
は、使用するイソプレン重合体の種類や環化反応
条件などにより異なるので、一概に特定できない
が、例えば1,4−シスポリブタジエンでは3重
量%程度までであるが、1,4−シスポリイソプ
レンの場合は、比較的ゲル化しにくく、10重量%
でもゲル化は起らない。一般に、0.5〜10重量%
程度の濃度で使用される。
また、良溶媒中では環化反応が円滑に進行し、
ゲルは生成しにくいので原料重合体の濃度を高く
保つことが可能であり、従つて環化物を効率よく
製造することができる。
環化物製造時の触媒の使用量は、イソプレン重
合体の構成単位(繰返し単位)当りモル比で1/60
00〜1/10程度で十であり、通常、1/5000〜1/20程
度である。
環化反応は、通常、常圧下40℃〜溶媒沸点の温
度範囲で行うが、勿論、加圧下に行つてもよい。
例えばキシレン溶媒の場合、通常、常圧下60〜
120℃の温度で行なう。
なお、環化物には、ゲル化を防止するためゲル
化防止剤を添加することができ、このゲル化防止
剤としては通常のフエノール系、スルフイド系、
ホスフアイト系、アミン系などの老化防止剤が有
効である。
本発明に用いられる有機溶剤に可溶の感光性架
橋剤としては、アジド系感光性物質、例えば、
4,4′−ジアジドスチルベン、p−フエニレンビ
スアジド、4,4′−ジアジドベンゾフエノン、
4,4′−ジアジドフエニルメタン、4,4′−ジア
ジドカルコン、2,6−ビス−(4′−アジドベン
ザル)シクロヘキサノン、2,6−ビス−(4′−
アジドベンザル)−4−メチルシクロヘキサノン、
4,4′−ジアジドジフエニル、4,4′−ジアジド
−3,3′−ジメチルジフエニル、2,7−ジアジ
ドフルオレンなどを用いることができる。しかし
上記感光性架橋剤は特に限定するものではなく、
本発明で用いられる環化物と組み合わせて効果の
ある感光性架橋剤はすべて用いることができる。
通常、ホトレジスト組成物は、有機溶媒に溶解
し、組成物の粘度調整を行ない溶液として使用す
るが、本発明のホトレジスト組成物もベンゼン、
トルエル、キシレンなどの溶液として用いるのが
一般的である。
本発明組成物をホトレジストとして用いるに好
適な実施態様を次に示す。まず重量平均分子量20
×104〜60×104、不飽和率25〜45℃の環化物100
重量部に対し感光性架橋剤を0.5〜5重量部添加
し、適当な溶剤例えば、ベンゼン、トルエン、キ
シレンなどに溶解し、必要によりこれに増感剤、
ハレーシヨン防止剤、保存安定剤などを添加して
ホトレジスト溶液を調製する。
増感剤としては、例えばベンゾフエノン、アン
トラキノン、1,2−ナフトキノン、1,4−ナ
フトキノン、2−メチルアントラキノン、ベンズ
アントロン、ビオラントロン、9−アントラアル
デヒド、ベンジル、p,p′−テトラメチルジアミ
ノベンゾフエノン、クロラニルなどのカルボニル
化合物、アントラセン、クリセンなどの芳香族炭
化水素、ニトロベンゼン、p−ジニトロベンゼ
ン、1−ニトロナフタレン、p−ニトロジフエニ
ル、2−ニトロナフタレン、p−ニトロジフエニ
ル、2−ニトロフルオレン、5−ニトロアセナフ
テンなどのニトロ化合物、ニトロアニリン、2−
クロロ−4−ニトロアニリン、2,6−ジクロロ
−4−ニトロアニリン、5−ニトロ−2−アミノ
トルエン、テトラシアノエチレンなどの窒素化合
物、ジフエニルジスルフイドなどのイオウ化合物
などがあげられる。
ハレーシヨン防止剤としては、例えばオイルイ
エローなどの油溶染料、スチルベン系化合物、ジ
アゾアミノベンゼン系化合物、クマリン系化合
物、ピラゾリン系化合物などをあげることができ
る。
保存安定剤としては、通常、前記環化物のゲル
化防止剤と同様にフエノール系、スルフイド系、
ホスフアイト系、アミン系などの老化防止剤が有
効である。
本発明のホトレジスト組成物は通常有機溶剤に
溶解して基板に塗布するが、このときのホトレジ
スト組成物溶液の固形分濃度は5〜30重量%の範
囲が適当である。調製したホトレジスト組成物溶
液は、シリコンウエハーや金属被覆した基板上に
スピンナーなどで塗布し、ホトレジスト膜を形成
させる。
本発明のホトレジスト組成物は高解像度、高感
度、高コントラストおよび高残膜率を有するため
に従来のホトレジスト組成物の使用では得られな
かつた精度の高いエツチング像を再現性よく得る
ことができる。このために、IC、LSIなどの製品
の歩どまりを向上させ、さらに本発明のホトレジ
スト組成は従来のものに比べて非常に高感度であ
るために生産性を上げることができ、特に高解像
度、高感度、高コントラストおよび高残膜率のホ
トレジスト組成物を要求するプロジエクシヨン露
光方式においてその性能を十分に発揮することが
できる。
次に実施例をあげて本発明をさらに具体的に説
明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、
これら実施例に制約されるものではない。
実施例 1 内容積5のセパラブルフラスコに、イソプレ
ン重合体(シス−1,4−結合含量98%、3,4
−結合含量2%、〔η〕30℃ トルエン2.5dl/g)125
gを入れ、窒素置換したのち脱水したキシレン
2375gを窒素気流下に加え、かきまぜ機をとり付
け、油浴により80℃に加温し、かきまぜて均一な
溶液とした。反応系の温度を80℃に保ちながら、
トリフルオロメタンスルホン酸4.0ミリモルを加
え30分間そのままかきまぜた。次いで、かきまぜ
ながら約1の水を加え、油浴をはずして冷却し
て反応を停止させた。生成物のゲル化を防ぐため
に2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール1.25
gを加え、生成物を大過剰のメタノールに沈澱さ
せ回収しメタノールで洗浄後乾燥した。回収した
環化物は、〔η〕30℃ トルエン0.9dl/g、重量平均分
子量36×104、NMRによる不飽和率34%の環化
物であつた。
このようにして得られた環化物100重量部に、
2,6−ビス(4′−アジドベンザル)−4−メチ
ルシクロヘキサノンを3.5重量部添加し、キシレ
ンに溶解し、固形分濃度9.5重量%とした。この
ときの溶液粘度は43cP(25℃)であつた。このよ
うに調製したホトレジスト溶液を、スピンナーを
用いて0.6μmのシリコン酸化膜の付いたシリコン
ウエハーに膜厚0.8μmになるように塗布し、80℃
で15分間乾燥した。これに250Wの超高圧水銀灯
を用いて、解像度テストチヤートクロムマスクを
通して、波長365nmでの光強度40W/m2で露光
し画像を焼き付けた。ウエーコート現像液
(Waycoat IC Developer、P.A.Hunt Chemical
Corp.製)を用い現像(未露光部を溶解除去)し
たところ、露光時間1.0秒で残膜率90%以上に達
し、このとき線幅1.2μmのパターンをも解像しえ
た。かくして、本発明のホトレジスト組成物は、
従来品に対し高感度、高解像度であることが確認
できた。
実施例 2 実施例1においてイソプレン重合体(シス−
1,4−結合含量80%、トランス−1,4−結合
含量15%、3,4−結合含量5%、〔η〕30℃ トルエ
ン1.9dl/g)を125g、トリフルオロメタンスル
ホン酸を0.4ミリモル用いた以外はまつたく同様
にして、〔η〕30℃ トルエン1.2dl/g、重量平均分子
量26×104、NMRによる不飽和率39%の環化物
を得た。
このようにして得た環化物100重量部に対し、
2,6−ビス(4′−アジドベンザル)−4−メチ
ルシクロヘキサノンを4.0重量部添加し、キシレ
ンに溶解し、固形分濃度8.5重量%とした。この
ときの溶液粘度は、55cP.(25℃)であつた。この
ように調製したホトレジスト溶液をスピンナーを
用いて0.6μmのシリコン酸化膜の付いたシリコン
ウエハーに膜厚0.8μmになるように塗布し、80℃
で15分間乾燥した。これに250W超高圧水銀灯を
用いて、解像度テストチヤートクロムマスクを通
して、波長365nmでの光強度40W/m2で露光し
画像を焼き付けた。ウエーコート現像液を用いて
現像したところ、露光時間1.0秒で残膜率90%以
上に達し、このとき線幅1.2μmのパターンをも解
像し、実施例1と同様に良好な結果が得られた。
実施例 3 実施例1においてイソプレン重合体(シス−
1,4−結合含量92%、3,4−結合含量8%、
〔η〕30℃ トルエン3.3dl/g)125g、トリフルオロ
メタンスルホン酸を0.4ミリモル用いた以外はま
つたく同様にして、〔η〕30℃ トルエン1.8dl/g、重
量平均分子量42×104、NMRによる不飽和率38
%の環化物を得た。
このようにして得た環化物100重量部に対し、
2,6−ビス(4′−アジドベンザル)−4−メチ
ルシクロヘキサノンを3.5重量部添加し、キシレ
ンに溶解し固形分濃度6.5重量%とした。このと
きの溶液粘度は、120cP.(25℃)であつた。この
ように調製したホトレジスト溶液をスピンナーを
用いて0.6μmのシリコン酸化膜の付いたシリコン
ウエハーに膜厚0.8μmになるように塗布し、80℃
で15分間乾燥した。これに250W超高圧水銀灯を
用いて、解像度テストチヤートクロムマスクを通
して、波長365nmでの光強度40W/m2で露光し
画像を焼き付けた。ウエーコート現像液を用いて
現像したところ、露光時間0.7秒で残膜率90%以
上に達し、このとき線幅1.0μmのパターンをも解
像し、従来品に対し、非常に高感度、高解像度で
あることが確認できた。
実施例 4 トリフルオロメタンスルホン酸の代わりに四塩
化錫12.5gを用い、反応温度を120℃とし、反応
時間を180分とした以外は実施列3と全く同様に
して、〔η〕30℃ トルエン1.9dl/g、重量平均分子量
51×104、NMRによる不飽和率41%の環化物を
得た。
このようにして得た環化物100重量部に対して
2,6−ビス(4′−アジドベンザル)−4−メチ
ルシクロヘキサノンを3.5重量部添加し、キシレ
ンに溶解し、ホトレジスト溶液を調製した。この
ようにして調整したホトレジスト溶液をスピンナ
ーを用いて0.6μmのシリコン酸化膜を付いたシリ
コンウエハーに膜厚0.8μmになるように塗布し、
80℃で15分間乾燥した。
これに実施例3と同様の方法で画像を焼き付
け、現像したところ、露光時間0.7秒で残膜率90
%以上に達し、このとき線幅1.4μmのパターンを
も解像し、従来品と比較して非常に高感度、高解
像度であることが確認できた。
比較例 1 イソプレン重合体環化物と感光性架橋剤とから
なる市販のホトレジスト〔環化物の重量平均分子
量19×104、固形分濃度12.3重量%、溶液粘度
35cP.(25℃)、NMRによる不飽和率31%〕を、
スピンナーを用いて0.6μmのシリコン酸化膜の付
いたシリコンウエハーに、膜厚0.8μmになるよう
に塗布し、80℃で15分間乾燥した。これに実施例
1と同様にして画像を焼き付け現像したところ、
残膜率90%以上に達するのに2.0秒の露光時間を
必要とした。このとき1.8μmの線幅のパターンま
でしか解像できなかつた。
比較例 2 実施例1においてイソプレン重合体(シス−
1,4−結合含量92%、3,4−結合含量8%、
〔η〕30℃ トルエン1.1dl/g)125gおよびトリフル
オロメタンスルホン酸0.4ミリモル用いた以外は
実施例1とまつたく同様にして、〔η〕30℃ トルエン
0.7dl/g、重量平均分子量16×104、NMRによ
る不飽和率31%の環化物を得た。
このようにして得た環化物100重量部に対し、
2,6−ビス(4′−アジドベンザル)−4−メチ
ルシクロヘキサノンを4.0重量部添加し、キシレ
ンに溶解し固形分濃度11.3%とした。このときの
溶液粘度は、33cP.(25℃)であつた。このように
調製したホトレジスト溶液をスピンナーを用いて
0.6μmのシリコン酸化膜の付いたシリコンウエハ
ーに膜厚0.8μmになるように塗布し、80℃で15分
間乾燥した。
これに実施例1と同様にして画像を焼き付け現
像をしたところ、残膜率90%以上に達するのに
1.9秒の露光時間を必要とした。このとき、1.9μ
mの線幅のパターンまでしか解像できなかつた。
比較例 3 実施例1においてイソプレン重合体(シス−
1,4−結合含量97%、3,4−結合含量3%、
〔η〕30℃ トルエン3.7dl/g)125gおよびトリフル
オロメタンスルホン酸酸4.0ミリモルを用いた以
外は実施例1とまつたく同様にして〔η〕30℃ トルエ
ン2.2dl/g、重量平均分子量65×104、NMRに
よる不飽和率35%の環化物を得た。
このようにして得た環化物100重量部に対し、
2,6−ビス(4′−アジドベンザル)−4−メチ
ルシクロヘキサノンを4.0重量部添加し、キシレ
ンに溶解し固形分濃度6.0%とした。このときの
溶液粘度は、380cP.(25℃)であつた。このよう
に調製したホトレジスト溶液をスピンナーを用い
て0.6μmのシリコン酸化膜の付いたシリコンウエ
ハーに膜厚0.8μmになるように塗布した際にウエ
ハー上に糸状物が発生した。該ウエハーを80℃で
15分間乾燥した。
これに実施例1と同様にして画像を焼き付け現
像したところ、残膜率90%以上に達するのに0.7
秒の露光時間を必要とした。このとき2.0μm以下
のパターンの間に現像残りが認められた。
比較例 4 実施例1においてイソプレン重合体(シス−
1,4−結合含量96%、3,4−結合含量4%、
〔η〕30℃ トルエン3.1dl/g)125gおよびトリフル
オロメタンスルホルン酸4.0ミリモルを用いた以
外は実施例1と全く同様にして〔η〕30℃ トルエン
1.1dl/g、重量平均分子量24×104、NMRによ
る不飽和率21%の環化物を得た。
このようにして得た環化物100重量部に対し、
2,6−ビス(4′−アジドベンザル)−4−メチ
ルシクロヘキサノンを4.0重量部添加し、キシレ
ンに溶解し固形分濃度12.5%とした。このときの
溶液粘度は、62cP.(25℃)であつた。このように
調製したホトレジスト溶液をスピンナーを用いて
0.6μmのシリコン酸化膜の付いたシリコンウエハ
ーに膜厚0.8μmになるように塗布し、80℃で15分
間乾燥した。
これに実施例1と同様にして画像を焼き付け現
像したところ、残膜率90%以上に達するのに2.2
秒の露光時間を必要とした。このとき1.2μmの線
幅のパターンまで解像できたがパターンに剥れが
認められた。
比較例 5 実施例1においてイソプレン重合体(シス−
1,4−結合含量98%、3,4−結合含量2%、
〔η〕30℃ トルエン2.5dl/g)125gおよびトリフル
オロメタンスルホン酸0.4ミリモルを用いた以外
は実施例1とまつたく同様にして〔η〕30℃ トルエン
2.1dl/g、重量平均分子量41×104、NMRによ
る不飽和率50%の環化物を得た。
このようにして得た環化物100重量部に対し、
2,6−ビス−(4′−アジドベンザル)−4−メチ
ルシクロヘキサノンを4.0重量部添加し、キシレ
ンに溶解し固形分濃度6.0%とした。このときの
溶液粘度は、340cP.(25℃)であつた。このよう
に調製したホトレジスト溶液をスピンナーを用い
て0.6μmのシリコン酸化膜の付いたシリコンウエ
ハーに膜厚0.8μmになように塗布し、80℃で15分
間乾燥した。
これに実施例1と同様にして画像を焼き付け現
像したところ、ウエハーがはずれてマスクに粘着
し、感度および解像度は測定できなかつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 重量平均分子量が20×104〜60×104であり、
    不飽和率が25〜45%である、イソプレンを主モノ
    マー単位とする重合体または共重合体の環化物
    に、有機溶剤に可溶な感光性架橋剤を混合してな
    るホトレジスト組成物。
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JPH04128205U (ja) * 1991-05-14 1992-11-24 株式会社東京自働機械製作所 粉体充填装置

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JPS5598742A (en) * 1979-01-23 1980-07-28 Japan Synthetic Rubber Co Ltd Photosensitive resin film

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