JPS6340186B2 - - Google Patents

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JPS6340186B2
JPS6340186B2 JP54074530A JP7453079A JPS6340186B2 JP S6340186 B2 JPS6340186 B2 JP S6340186B2 JP 54074530 A JP54074530 A JP 54074530A JP 7453079 A JP7453079 A JP 7453079A JP S6340186 B2 JPS6340186 B2 JP S6340186B2
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oxo
pyrrolidine
same
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JP54074530A
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JPS5540663A (en
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Pijurooru Sharuru
Sheifuaa Misheru
Nantabon Suuri
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Sanofi SA
Original Assignee
Sanofi SA
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Publication date
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Publication of JPS6340186B2 publication Critical patent/JPS6340186B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D207/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D207/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D207/04Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D207/08Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrocarbon radicals, substituted by hetero atoms, attached to ring carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D207/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
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    • C07D207/18Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
    • C07D207/22Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D207/24Oxygen or sulfur atoms
    • C07D207/262-Pyrrolidones
    • C07D207/2732-Pyrrolidones with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to other ring carbon atoms

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、新規複素環カルボン酸誘導体、より
詳しくは、新規1−ピロリジン−カルボン酸誘導
体に関する。 本発明は、更に、これらの新規誘導体の製造法
にも関する。 本発明の上記誘導体は、下記一般式で示され
る。 〔式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基、好ま
しくはエチル基を示し、Amは、 を示し、R1及びR2は相異つてR1が3−オキソ−
アルキル基 又は3−オキソ−アルケニル基 を、R2が水素原子を示すか、或いはR1及びR2
同一であつて、夫々、 又は を示し、R3は炭素数1〜5のアルキル基を示
す。〕 一般式()の誘導体は、例えば以下の如く製
造することができる。 a まず、下記一般式() 〔式中、Rは上記に同じ〕で表わされる3−
オキソ−1−ピロリジン−カルボン酸アルキル
エステルとピロリジンとを、例えばベンゼン等
の不活性有機溶媒中、p−トルエンスルホン酸
の存在下で媒体の還流温度において加熱するこ
とにより、一般式()においてAmが下記の
基(A) を示し、R1及びR2が共に水素原子である化
合物、即ち、下記一般式()の3−(1′−ピ
ロリジニル)−2,5−ジヒドロ−1−ピロー
ル−カルボン酸アルキルエステルを得る。 b 次いで、上記で得られる下記一般式 〔式中、Rは前記に同じ〕で表わされるエナ
ミンと一般式 〔式中、R3は一般式()の場合に同じで
あり、R4はCH=CH2又はC≡CHを示す。〕で
表わされるケトンの適量とを、エチルエーテ
ル、ベンゼン等の不活性有機溶媒中、10〜100
℃の温度下に反応させることにより、一般式
()において、Amが前記の基(A)であり;R1
及びR2は相異なつてR1がR3−CO−CH2−CH2
−又はR3−CO−CH=CH−を、R2が水素原子
を示すか、或いはR1及びR2が同一であつて共
にR3−CO−CH2−CH2−又はR3−CO−CH=
CH−を示し;R3は一般式()の場合に同じ
である化合物、即ち、下記一般式()のエナ
ミノケトン又はエナミノジケトンを得る。 c 次いで、上記で得られた下記一般式 〔式中、Rは上記に同じであり;R1及びR2
は相異なつてR1がR3−CO−CH2−CH2−又は
R3−CO−CH=CH−を、R2が水素原子を示す
か、或いは、R1及びR2は同一であつて共にR3
−CO−CH2−CH2−又はR3−CO−CH=CH
−を示し;R3は一般式()におけると同じ
である。〕で表わされるエナミノケトン又はエ
ナミノジケトンを、水中で、酢酸/アルカリ金
属酢酸塩緩衝溶液、例えば、酢酸及び酢酸ナト
リウムの1−M水溶液等により、10℃乃至媒体
の還流温度において、加水分解することによ
り、本発明の目的とする一般式()の3−オ
キソ−1−ピロリジン−カルボン酸アルキルエ
ステルを得ることができる。 前記一般式()の化合物のうち、Rがエチル
基であるもの、即ち、3−オキソ−1−ピロリジ
ン−カルボン酸エチルは、公知化合物であり、J.
Am.Chem.Soc.,84,630(1962)に記載されてい
る。一般式()で示されるその他の化合物もま
た、上記刊行物記載の方法に従い製造することが
できる。 一般式()のケトン類は、大部分公知の化合
物であり、また公知方法により製造し得るもので
ある。例えば、1−オクチン−3−オンはAgr.
Biol.Chem.1969,33(9)第1264−9頁に、1−オ
クテン−3−オンはJ.Org.Chem.22,92−93
(1957)に、メチルビニルケトンはJ.Soc.Chem.
Ind.29,第1037頁,(1910)に、メチルエチルケ
トンはJ.Am.Chem.Soc.72,494−500(1950)に
夫々記載されている。 一般式()の1−ピロリジン−カルボン酸誘
導体は、化学合成上の中間体として極めて有用で
ある。即ち、これら一般式()の化合物は、ア
ザプロスタグランジン類の製造用中間体として特
に有用である。即ち、例えば、(i)その1−エステ
ルをケン化次いで脱カルボキシル化することによ
り除去し、(ii)次いで、こうして得られる3−ピロ
リジノン誘導体を例えば水酸化ナトリウムで処理
してそのピロリジノン環の窒素原子をナトリウム
化した後アルキル ω−ハロゲノアルカノエート
(例えば、エチル ω−ブロモヘプタノエート)
と反応させて1−エステルを生成させ、(iii)こうし
て得られた1−エステルを塩基性媒体中で加水分
解し、生成する塩を酸性化して酸の機能を再生さ
せることにより、アザプロスタグランジン類を合
成することができる。 斯かる有用性は、米国特許第4003911号記載の
アザプロスタグランジン類の製造用中間体と比較
すると極めて予期できないものである。即ち、該
米国特許記載の中間体は、1−(p−フエニルベ
ンゾイル)−2−(カルボメトキシアルキル)−3
−オキソ−4−アセトキシ−1−ピロリジンであ
り、本発明の一般式()の化合物とは化学構造
上極めて相違しており、特にピロリジン環の1,
2及び4位の置換基に関して相違するからであ
る。 以下、実施例を掲げて、本発明化合物の製造法
をより詳しく説明する。 実施例 1 (a) 3−(1′−ピロリジニル)−2,5−ジヒドロ
−1−ピロール−カルボン酸エチルの製造
(Am=A、R1=R2=H) 無水ベンゼン50ml中に、3−オキソ−1−ピ
ロリジン−カルボン酸エチル17.7g(0.113モ
ル)を溶解させ、ピロリジン10g(0.141モル)
次いでp−トルエンスルホン酸0.1gを添加す
る。デイーン−スターク装置内において、反応
混合物を媒体の還流温度で窒素気流下12時間加
熱することにより、共沸蒸留で水を除去する。
ベンゼンを留去し、残渣を窒素気流下で蒸留す
る。 こうして、3−(1′−ピロリジニル)−2,5
−ジヒドロ−1−ピロール−カルボン酸エチル
9.7gを液状で得る。これは窒素気流下冷蔵庫
中に保存する。 収率 41% 沸点 138℃/0.5mmHg (b) 4−(3′−オキソ−ブチル)−3−(1′−ピロ
リジニル)−2,5−ジヒドロ−1−ピロール
−カルボン酸エチルの製造(Am=A、R1
CH3−CO−CH2−CH2−、R2=H) 室温下、蒸留直後のメチルビニルケトン0.7
g(0.01モル)をエーテル20mlに溶解させた溶
液を、3−(1′−ピロリジニル)−2,5−ジヒ
ドロ−1−ピロール−カルボン酸エチル2.1g
(0.01モル)のエーテル(20ml)溶液に滴下す
る。反応は、窒素又はアルゴンガス等の不活性
雰囲気中で、且つ光を遮断して行なう。混合物
を6時間撹拌する。エーテルを減圧下に留去す
る。 こうして、4−(3′−オキソ−ブチル)−3−
(1′−ピロリジニル)−2,5−ジヒドロ−1−
ピロール−カルボン酸エチルを得る(粗製)。 (c) 4−(3′−オキソ−ブチル)−3−オキソ−1
−ピロリジン−カルボン酸エチルの製造(Am
=B、R1=CH3−CO−CH2−CH2−、R2
H) 上記工程(b)で得られた4−(3′−オキソ−ブ
チル)−3−(1′−ピロリジニル)−2,5−ジ
ヒドロ−1−ピロール−カルボン酸エチルを、
粗製のまま、酢酸緩衝溶液10mlで処理する。該
酢酸緩衝溶液とは、酢酸1モル及び酢酸ナトリ
ウム1モルを水1中に溶解させて得られたも
のである。また、上記の処理は、混合物を20℃
にて2時間撹拌することにより行なう。反応媒
体に炭酸ナトリウムを添加して中和し、これを
塩化メチレンで抽出する。有機層を分離し、数
回水洗し、硫酸ナトリウム上で乾燥する。溶媒
を減圧下に留去し、残渣を酢酸エチル/ヘキサ
ン(10/1)混液中に溶解させる。次いで、得
られた溶液をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーにかけ、更に溶媒を留去する。 こうして、4−(3′−オキソ−ブチル)−3−
オキソ−1−ピロリジン−カルボン酸エチル
1.07gを油状物として得る。 収率:47% n20 D=1.501 赤外吸収スペクトル(CCl4中) νnax:1750cm-1(環のC=0) 1710cm-1(側鎖及び−COO−のC=
O) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3中) δ=1.3ppm(t,C 3CH2) 2.2ppm(s,
【式】) 2.7ppm(m,CH2) 4.2ppm(q,C 2CH3) 薄層クロマトグラフイー −サポート:メルクF254 −溶媒及び溶離剤:酢酸エチル −顕色剤:UV及びヨウ素 Rf=0.5 実施例 2 (i) 4−(3′−オキソ−オクチル)−3−(1′−ピ
ロリジニル)−2,5−ジヒドロ−1−ピロー
ル−カルボン酸エチルの製造(Am=A、R1
C5H11−CO−CH2−CH2−、R2=H) 3−(1′−ピロリジニル)−2,5−ジヒドロ
−1−ピロール−カルボン酸エチル2.1g
(0.01モル)をベンゼン20mlに溶解させた溶液
中に、アルゴン気流下、1−オクテン−3−オ
ン1.26g(0.01モル)のベンゼン(20ml)溶液
を添加する。次いで、混合物を4時間加熱還流
し、溶媒を留去する。 こうして、4−(3′−オキソ−オクチル)−3
−(1′−ピロリジニル)−2,5−ジヒドロ−1
−ピロール−カルボン酸エチルを粗製形態で得
る。 (ii) 4−(3′−オキソ−オクチル)−3−オキソ−
ピロリジン−カルボン酸エチルの製造(Am=
B、R1=C5H11−CO−CH2−CH2−、R2=H) 上記工程(i)で得られた4−(3′−オキソ−オ
クチル)−3−(1′−ピロリジニル)−2,5−
ジヒドロ−1−ピロール−カルボン酸エチル
を、粗製のまま、実施例1(c)記載の1M−酢酸
緩衝溶液10mlを用いて室温下2時間を要して加
水分解する。 反応媒体に炭酸ナトリウムを添加して中和
し、これを塩化メチレンで抽出する。有機層を
分離し、数回水洗し、硫酸ナトリウム上で乾燥
する。溶媒を減圧下に留去し、残渣を酢酸エチ
ル/ヘキサン(10/1)混液中に溶解させる。 この溶液をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーにかけ、溶媒を除去する。 こうして、4−(3′−オキソ−オクチル)−3
−オキソ−1−ピロリジン−カルボン酸エチル
1.16gを油状物として得る。 収率:41% n20 D=1.486 赤外吸収(CCl4中) νnax:1750cm-1(環のC=0) 1710cm-1
【式】 1670cm-1(側鎖のC=0) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3中) δ=0.9ppm(t,CH3) 1〜2ppm(m,側鎖のCH2,環のCH2
3−CH2) 4.3ppm(q,CH3−C 2及びN−CH2) 2.2ppm(t,C 2CO) 薄層クロマトグラフイー −サポート:メルクF254 −溶媒及び溶離剤:酢酸エチル −顕色剤:UV及びヨウ素 Rf=0.56 参考例 1 4−(3′−オキソ−1′−オクテニル)−3−(1′−
ピロリジニル)−2,5−ジヒドロ−1−ピロ
ール−カルボン酸エチルの製造(Am=A、R1
=C5H11−CO−CH=CH−、R2=H) 3−(1′−ピロリジニル)−2,5−ジヒドロ−
1−ピロール−カルボン酸エチル2.1g(0.01モ
ル)をエーテル20mlに溶解させた溶液に、1−オ
クチン−3−オン1.24g(0.01モル)のエーテル
(20ml)溶液を、撹拌下、徐々に添加する。発熱
反応が始まる。撹拌を2時間続ける。このエーテ
ル溶液を約−5℃に冷却すると、目的化合物が結
晶化する。沈殿を吸引過し、乾燥させる。 こうして、4−(3′−オキソ−1′−オクテニル)
−3−(1′−ピロリジニル)−2,5−ジヒドロ−
1−ピロール−カルボン酸エチル1.9gを得る。 収率:57.5% 融点:118℃ 赤外吸収スペクトル(CCl4中) νnax:1710cm-1(−O−C=O) 1670cm-1(側鎖の−C=O) 1600cm-1(−C=C−) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3中) δ=0.9ppm(t,C 3) 1.25ppm(t,側鎖のC 3CH2及び
CH2) 1.85及び3.05ppm(t,ピロリジンの
CH2) 2.3ppm(t,C 2CO) 4.1ppm(q,COOC 2CH3) 5.4ppm(d,C=C−) 7.55ppm(d,
【式】) 実施例 3 (i) 2,4−ジ−(3′−オキソ−ブチル)−3−
(1′−ピロリジニル)−2,5−ジヒドロ−1−
ピロール−カルボン酸エチルの製造(Am=
A、R1=R2=CH3−CO−CH2−CH2−) 3−(1′−ピロリジニル)−2,5−ジヒドロ
−1−ピロール−カルボン酸エチル2.1g
(0.01モル)をエーテル20mlに溶解させた溶液
に、メチルビニルケトン2.1g(0.03モル)の
エーテル(20ml)溶液を室温下滴下する。この
操作は、窒素気流中で且つ光を遮断して行な
う。撹拌を6時間続け、溶媒を留去し、残渣を
エチルエーテル/石油エーテル混液に溶解さ
せ、再結晶化させる。得られる沈殿を取す
る。 こうして、2,4−ジ−(3′−オキソ−ブチ
ル)−3−(1′−ピロリジニル)−2,5−ジヒ
ドロ−1−ピロール−カルボン酸エチル1.5g
を淡黄色固体として得る。 収率:43% 融点:エチルエーテル/石油エーテル(95/
5)混液から再結晶化させた結晶につ
き、109℃ 赤外吸収スペクトル(CCl4中) νnax:1710cm-1(O−C=O及びC=O) 1640cm-1(C=C) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3中) δ:1.25ppm(t,C 3CH2) 1.8ppm(m,側鎖及び環のC 2) 2.15ppm(s,C 3CO) 3.05及び3.4ppm(t,ピロリジンのCH2) 4.15ppm(q,C 2−CH3) (ii) 2,4−ジ−(3′−オキソ−ブチル)−3−オ
キソ−1−ピロリジン−カルボン酸エチルの製
造(Am=B、R1=R2=CH3−CO−CH2
CH2−) 上記工程(i)で得られた2,4−ジ−(3′−オ
キソ−ブチル)−3−(1′−ピロリジニル)−2,
5−ジヒドロ−1−ピロール−カルボン酸エチ
ル1.5gを加熱還流下、実施例1(c)の1M−酢酸
緩衝溶液により1時間を要して加水分解する。
反応媒体に炭酸ナトリウムを加えて中和し、こ
れを塩化メチレンで抽出する。有機層を数回水
洗し、硫酸ナトリウム上で乾燥させる。溶媒留
去により得られる黄色油状物を少量の無水エチ
ルエーテル中に溶解させる。媒体を0℃に冷却
し、生じる黄色沈殿を取し、これをエチルエ
ーテル/石油エーテル(95/5)混液から再結
晶化させる。 こうして、2,4−ジ−(3′−オキソ−ブチ
ル)−3−オキソ−1−ピロリジン−カルボン
酸エチル1.03gを得る。 収率:83% 融点:104℃ 赤外吸収スペクトル(フイルム) νnax:1750cm-1(環のC=O) 1710cm-1(側鎖のC=O及びO−C
=O) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3中) δ=1.3ppm(t,C 3CH2) 1.35ppm(m,CH2側鎖) 2.15ppm(s,C 3CO) 2.4ppm(t,N−C 2) 4.2ppm(t,N−C及びC 2CH3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中、Rは、炭素数1〜4のアルキル基を示
    し、Amは下記の基(B)を示し、 R1及びR2は相異なつてR1が3−オキソ−アル
    キル基R3−CO−CH2−CH2−又は3−オキソ−
    アルケニル基R3−CO−CH=CH−を、R2が水素
    原子を示すか、或はR1及びR2は同一であつて
    夫々R3−CO−CH2−CH2−又はR3−CO−CH=
    CH−を示し、R3は炭素数1〜5のアルキル基を
    示す。〕で表わされる1−ピロリジン−カルボン
    酸誘導体。 2 4−(3′−オキソ−ブチル)−3−オキソ−1
    −ピロリジン−カルボン酸エチルである特許請求
    の範囲第1項記載の誘導体。 3 4−(3′−オキソ−オクチル)−3−オキソ−
    1−ピロリジン−カルボン酸エチルである特許請
    求の範囲第1項記載の誘導体。 4 2,4−ジ−(3′−オキソ−ブチル)−3−オ
    キソ−1−ピロリジン−カルボン酸エチルである
    特許請求の範囲第1項記載の誘導体。 5 一般式 〔式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を示
    す。R1及びR2は相異なつてR1がR3−CO−CH2
    CH2−又はR3−CO−CH=CH−を、R2が水素原
    子を示すか、或はR1及びR2は同一であつて夫々
    R3CO−CH2−CH2−又はR3−CO−CH=CH−
    を示し、R3は炭素数1〜5のアルキル基を示
    す。〕で表わされる化合物を、水中で、酢酸/ア
    ルカリ金属酢酸塩緩衝溶液により10℃から反応媒
    体の還流温度までの温度において加水分解するこ
    とを特徴とする一般式 〔式中、R,R1及びR2は上記に同じ〕で表わ
    される1−ピロリジン−カルボン酸誘導体の製造
    法。 6 緩衝溶液が、酢酸及びアルカリ金属酢酸塩の
    1モル溶液である特許請求の範囲第5項記載の製
    造法。 7 アルカリ金属酢酸塩が、酢酸ナトリウムであ
    る特許請求の範囲第5項又は第6項記載の製造
    法。 8 一般式 〔式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を示
    す。〕で表わされる化合物と一般式 〔式中、R3は炭素数1〜5のアルキル基を示
    し、R4は−CH=CH2又は−C≡CHを示す〕で
    表わされるケトンとを不活性有機溶媒中10〜100
    ℃の温度にて反応させることにより一般式 〔式中、Rは上記に同じであり、R1及びR2
    相異なつて、R1がR3−CO−CH2−CH2−又はR3
    −CO−CH=CH−を、R2が水素原子を示すか、
    或はR1及びR2は同一であつて、夫々R3−CO−
    CH2−CH2−又はR3CO−CH=CH−を示し、R3
    は上記に同じである。〕で表わされる1−ピロー
    ル−カルボン酸誘導体を得、これを水中で酢酸/
    アルカリ金属酢酸塩緩衝溶液により10℃から反応
    媒体の還流温度までの温度において加水分解する
    ことを特徴とする一般式 〔式中、R,R1及びR2は上記に同じ。〕 で表わされる1−ピロリジン−カルボン酸誘導体
    の製造法。 9 一般式 〔式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を示
    す。〕で表わされる3−オキソ−1−ピロリジン
    −カルボン酸アルキルエステルとピロリジンとを
    不活性有機溶媒中、p−トルエンスルホン酸の存
    在下で、反応媒体の還流温度において加熱するこ
    とにより一般式 〔式中、Rは上記と同じ〕で表わされる化合物
    を得、これと一般式 〔式中、R3は炭素数1〜5のアルキル基を示
    し、R4は−CH=CH2又は−C≡CHを示す〕で
    表わされるケトンとを不活性有機溶媒中10〜100
    ℃の温度にて反応させることにより一般式 〔式中、Rは上記に同じであり、R1及びR2
    相異なつて、R1がR3−CO−CH2−CH2−又はR3
    −CO−CH=CH−を、R2が水素原子を示すか、
    或はR1及びR2は同一であつて、夫々R3−CO−
    CH2−CH2−又はR3−CO−CH=CH−を示し、
    R3は上記に同じである。〕で表わされる1−ピロ
    ール−カルボン酸誘導体を得、更にこれを水中で
    酢酸/アルカリ金属酢酸塩緩衝溶液により10℃か
    ら反応媒体の還流温度までの温度において加水分
    解することを特徴とする一般式 〔式中、R,R1及びR2は上記に同じ。〕で表わ
    される1−ピロリジン−カルボン酸誘導体の製造
    法。
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