JPS6340177Y2 - - Google Patents

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JPS6340177Y2
JPS6340177Y2 JP8594382U JP8594382U JPS6340177Y2 JP S6340177 Y2 JPS6340177 Y2 JP S6340177Y2 JP 8594382 U JP8594382 U JP 8594382U JP 8594382 U JP8594382 U JP 8594382U JP S6340177 Y2 JPS6340177 Y2 JP S6340177Y2
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JP
Japan
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circuit
water
switch
temperature
heater
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JP8594382U
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JPS58188723U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水を或る温度まで沸した後、電子式の
タイマーを用いて更に所定時間加熱し、水を一旦
沸騰させた後、保温することのできる電気ポツト
に関するものである。
従来一般に使用されている電気ポツトの全体縦
断面は第1図の通りである。その構成を簡単に説
明すると、電気ポツトは脚台2、本体ケース3、
頭部4とより成り、本体ケース3内に断熱材5を
介して容器6が設置されている。容器6の開口部
6aは、脚台2の螺子部材7によりパツキン8を
介して頭部4の開口部4aの周囲部に圧接固定さ
れている。9は注ぎ口、10は開口部4aを開閉
する栓、11は容器6の底部側の周側面に設置さ
れた湯沸しヒータである。湯温は容器6の底部に
固定された保温用のサーマルリードスイツチ12
及び温度スイツチ13により制御される。
第2図は従来の電気回路例を示すものである。
同図に示すように、従来の回路は、湯沸しヒータ
11と温度スイツチ13とを直列に接続し、更に
温度スイツチ13に保温ヒータ14とサーマルリ
ードスイツチ12とを直列に接続した回路を並列
に接続している。この従来例による電気ポツト1
の動作態様は、先づ温度スイツチ13をONにし
て湯沸しヒータ11を短絡せしめることにより、
該ヒータ11による発熱によつて容器6内に入つ
た水を加熱する。そして、容器6内の湯温が第6
図に示す設定温度A(通常は96℃〜98℃)に達す
ると、温度スイツチ13がこれを感知してOFF
動作し、以後は保温過程となるものであつた。す
なわち、温度スイツチ13と保温ヒータ14とサ
ーマルリードスイツチ12の直列回路が形成さ
れ、サーマルリードスイツチ12が湯温を感知し
てON,OFFを繰り変えし、所定の範囲内の湯温
に保つものであつた。
このため、従来の回路例による電気ポツト1で
は、第6図の破線で示すように、水を完全に沸騰
(100℃)させることはできなかつた。その理由
は、水の温度は100℃以上には上がらないため、
動作温度(動作点)に多少のバラツキがある温度
スイツチ13の動作点を100℃に設定することが
できなかつたためである。もし、(100+α)℃に
設定した場合は、温度スイツチ13がONのまま
の状態になる場合があり、安全性に欠けるからで
ある。このため、温度スイツチ13の動作点Aは
前述の如く湯温が96℃〜98℃になるように設定す
るのが通常であつた。
ところで、一般的な使用者は、完全に沸騰した
熱湯を欲する場合や、完全に沸騰しないと殺菌が
なされてないのではないかという不安及び欲求等
があり、この点において従来のものは改良する余
地があつた。
本考案は従来の電気ポツトの上記欠点に鑑みて
これを改良したものであつて、水をある温度まで
沸かした後、電子式のタイマーを用いて更に所定
の時間加熱し、水を一旦完全に沸騰させて保温す
ることのできる電気ポツトを提供せんとするもの
である。
以下に本考案の構成を図面に示す実施例に基づ
いて説明すると次の通りである。尚、電気ポツト
の構成については、第1図に示す一般的な電気ポ
ツトに限定されるものではないが、これと略同様
であるのでここでの説明は省略する。
第3図は本考案のブロツク図である。本考案の
回路は、湯沸しヒータ15に保温回路16と湯沸
しスイツチ40とを並列接続した回路を直列接続
してヒータ回路18を設け、該ヒータ回路18に
タイマー回路19を並列接続している。
第4図は具体的な回路構成を示す本考案の第1
の実施例を示すものである。保温回路16は、保
温ヒータ20と湯温が設定温度より低いとONに
なり、逆に高ければOFFになるサーマルリード
スイツチ21を直列接続してある。またタイマー
回路19は、供給電源を定電圧にするダイオード
22と、比較器23、トランジスタ24及び該ト
ランジスタ24のコレクタ側に整流用のダイオー
ド25と並列に接続されたリレー26を有する。
比較器23は、その+側端子に入力される定電圧
ダイオード22により一定電圧とされた電圧を抵
抗27と28とによつて分圧してなる電圧と、コ
ンデンサ29に充電された電圧とを比較し、トラ
ンジスタ24に出力する。30はコンデンサ29
の充電用抵抗、31及び32はコンデンサ29の
放電路Fの途中に配された温度スイツチ及び放電
用抵抗である。該温度スイツチ31は、湯温が所
定の温度範囲になると自動的にOFF動作する。
33はトランジスタ24のバイアス抵抗、34は
整流用のダイオード、35乃至37は平滑用の抵
抗及びコンデンサである。
この第1の実施例の回路による保温ポツトの動
作態様は、温度スイツチ31がONの状態から開
始される。このスイツチ31がON状態のとき
は、放電回路Fが形成されているのでコンデンサ
29は充電されない。このため比較器23は、そ
の+側端子に入力される分圧された一定電圧の方
が、一側端子に入力されるコンデンサ29の電圧
よりも高いので、その出力は“H”レベルとなつ
てトランジスタ24を導通状態にする。トランジ
スタ24が導通するとリレー26に電流が流れ、
湯沸しスイツチ40としてのリレースイツチ17
が閉成される。これにより湯沸しヒータ15には
電源電圧が印加され、大きな発熱量で容器6(第
1図参照)内の水を加熱する。そして、湯温が第
6図に示すA点(96℃〜98℃)に達すると温度ス
イツチ31がこれを感知してOFF動作し、抵抗
30を介してコンデンサ29に充電が開始され
る。この時点では、比較器23の出力は依然とし
て“H”レベルであり、トランジスタ24、リレ
ー26及びリレースイツチ17は前記状態のまま
である。しかしながら、コンデンサ29に充電が
開始されてから所定の時間Tが経過すると、比較
器23の一側に入力されるコンデンサ29の充電
電圧の方が+側端子の電圧よりも高くなるので、
比較器23は“L”レベルの出力をし、トランジ
スタ24が非導通になり、リレー26をOFF動
作させる。このため、リレースイツチ17が
OFFとなり、以後は湯沸しヒータ15、保温ヒ
ータ20、サーマルリードスイツチ21を流れる
直列回路に電流が流れ、サーマルリードスイツチ
21が湯温を感知してON,OFFを繰り返えし、
湯温を所定の温度範囲内に保つべく動作する保温
過程となる。
次に以上の動作態様を第6図に示すA点以後の
湯温の変化について説明すると、湯の温度がA点
(96℃〜98℃)になつた以後もタイマー回路19
による設定時間Tだけ湯沸しヒータ15による大
きな発熱量での加熱が行なわれるので、湯温の温
度変化は同図の実線で示すように完全に沸騰した
状態が所定の時間維持され、以後は保温温度範囲
内に維持される。
要するに、この第1の実施例のものは、水を完
全にある時間だけ沸騰させて保温することができ
るものである。
第5図は本考案の第2の実施例を示すものであ
る。この実施例は、第1の実施例の温度スイツチ
31を自動復帰型のもの(以下は、温度スイツチ
31aという)にするとともに、該温度スイツチ
31aに自動復帰型の手動スイツチ38を並列接
続したものである。手動スイツチ38は、これを
一時的にでもONさせると第6図に示す保温過程
途中Bでもコンデンサ29の電荷を瞬時に放電さ
せることができ、以後は前記実施例の場合と同様
に設定時間Tだけ、湯沸しヒータ15による大き
な発熱量での沸騰加熱が行なわれ、同図の鎖線で
示すように、保温温度範囲内の湯をある時間だけ
完全に沸騰加熱することができる。その他の構成
並びに作用効果は前記実施例と同じである。
第7図は本考案の第3の実施例を示すものであ
る。この実施例は、湯沸しスイツチ40として前
記第1及び第2の実施例で使用したリレースイツ
チ17に代えて、サイリスタ41を用いたもので
ある。従つて、この実施例ではトランジスタ24
のコレクタ側に接続されたダイオード25とリレ
ー26の並列回路は省略されることになる。サイ
リスタ40のゲートはトランジスタ24のエミツ
タ側に接続されている。42はサイリスタ41の
ゲート電圧用の抵抗である。この実施例の場合、
トランジスタ24が導通状態になると、サイリス
タ41のゲートにゲート抵抗42の電圧降下分が
印加されて該サイリスタ41がONとなり、保温
ヒータ20とサーマルリードスイツチ21よりな
る保温回路16が短絡されるので、湯沸しヒータ
15による沸騰加熱が前記実施例と同様に設定時
間Tだけ行なわれる。またトランジスタ24が非
導通のときは、サイリスタ41はOFFであるの
で保温過程となる。この他の構成並びに作用効果
は前記第2の実施例と同じである。
尚、前記第1の実施例のものは、保温途中で水
を追加した場合等は、温度スイツチ31がONと
なるので自動的に前述の動作を行ない、水を完全
に沸騰させた後、保温することができる。また以
上の実施例において、湯沸しスイツチ40及びそ
の駆動回路として、リレースイツチ27、リレー
26及びサイリスタ41、トランジスタ24を利
用したものを示したが、湯沸しスイツチ40は必
ずしもこれに限定されるものではなく、トランジ
スタ、トライアツク等適宜のスイツチング素子を
用いることも可能である。
以上説明したように本考案は、保温回路と湯沸
しスイツチとを並列接続した回路に湯沸しヒータ
を直列接続してなるヒータ回路と、該ヒータ回路
に並列接続されたタイマー回路とより成り、前記
タイマー回路は、供給電源の分圧された一定電圧
とコンデンサの充電電圧とを比較する比較器と、
該比較器により制御され、前記湯沸しスイツチを
ON,OFF制御する駆動回路と、前記コンデンサ
の放電路途中に設けた温度スイツチとで構成さ
れ、温度スイツチがON時には前記コンデンサの
放電回路が形成され、且つOFF時には充電回路
が形成されるようにしたから、水を完全に沸騰さ
せてこれを所定の時間維持した後、保温すること
ができる。このため、十分な殺菌が行なわれるの
で殺菌が十分であるかどうかの不安がなく、また
完全に沸騰した熱湯を欲する一般需用者の要望に
応えることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な電気ポツトの全体縦断面図、
第2図は従来の回路図、第3図は本考案に係る電
気回路のブロツク図、第4図は本考案の第1の実
施例を示す回路図、第5図は同第2の実施例を示
す回路図、第6図は従来の場合と本考案の場合の
湯温の変化過程を示す図面、第7図は本考案の第
3の実施例を示す回路図である。 16……保温回路、40……湯沸しスイツチ、
15……湯沸しヒータ、18……ヒータ回路、1
9……タイマー回路、29……コンデンサ、23
……比較器、26……リレー、F……放電路、3
1……温度スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 保温回路と湯沸しスイツチとを並列接続した回
    路に湯沸しヒータを直列接続してなるヒータ回路
    と、該ヒータ回路に並列接続されたタイマー回路
    とより成り、前記タイマー回路は、供給電源の分
    圧された一定電圧とコンデンサの充電電圧とを比
    較する比較器と、該比較器により制御され、前記
    湯沸しスイツチをON,OFF制御する駆動回路
    と、前記コンデンサの放電路途中に設けた温度ス
    イツチとで構成され、温度スイツチがON時には
    前記コンデンサの放電回路が形成され且つOFF
    時には充電回路が形成されるようにしたことを特
    徴とする電気ポツト。
JP8594382U 1982-06-08 1982-06-08 電気ポツト Granted JPS58188723U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8594382U JPS58188723U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 電気ポツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8594382U JPS58188723U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 電気ポツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58188723U JPS58188723U (ja) 1983-12-15
JPS6340177Y2 true JPS6340177Y2 (ja) 1988-10-20

Family

ID=30094782

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JP8594382U Granted JPS58188723U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 電気ポツト

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