JPS6340127Y2 - - Google Patents

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JPS6340127Y2
JPS6340127Y2 JP1982181007U JP18100782U JPS6340127Y2 JP S6340127 Y2 JPS6340127 Y2 JP S6340127Y2 JP 1982181007 U JP1982181007 U JP 1982181007U JP 18100782 U JP18100782 U JP 18100782U JP S6340127 Y2 JPS6340127 Y2 JP S6340127Y2
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JP
Japan
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rail
pot cover
hanger
building
greening
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JP1982181007U
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JPS5983327U (ja
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、建造物の内外を緑化するための可
動式緑化装置に係り、さらにいえば、ブライン
ド、すだれ等と同様な日除けとして、又はプライ
バシー確保の見隠しの働きを兼ねるものとして建
造物の内外に多量の緑を確保することができ、し
かも必要に応じて簡単に水平展開操作ができ多様
な使い分けができる、建造物の移動式緑化装置に
関するものである。
従来の技術 生活環境に緑量が少ないと、生活に自然の潤い
を失い、その一方で人工的造作、冷たさが人間に
対する疎外感を生じさせる。そこで、生活環境に
できるだけ多量の緑を確保することの重要性が認
識されている。
このような次第で、従来、例えば実開昭54−
42307号公報に記載された植物栽培枠建物のよう
に、建物外壁の窓開口部の下にボツクス型の植物
栽培枠を取付け、これをモータドライブ方式で昇
降可能となし、窓開口部を開閉する雨戸を兼ねて
生活環境に緑を確保したものが公知である。
本考案が解決しようとする問題点 人の生活環境、主たる住空間は、建物の室内で
あるから、室内の緑化を図らないかぎり人の視界
に緑は入りずらく、真に生活環境に緑を確保した
ことにはならない。
しかるに、上記従来の植物栽培枠は、これが窓
開口の両戸を兼ねるという技術的思想に立脚して
いて、第1には建物の外壁側に吊設されているこ
と、第2に常時は窓開口の下方に位置せしめ雨戸
とする場合に限つて上昇させるといる構成である
ため、植物栽培枠に植えられた植物の緑が室内側
の人の視界に入る機会が比較的少ない。その上、
元々は窓開口の外側(建造物の外壁側)での緑化
手段でしかない構成だから、人の住空間、室分空
間の緑化デザインとしては実施できないし、しか
も緑化デザインの自由度にも甚だ乏しく、自然の
潤いを与える程に多量の緑を確保することは至難
であるという問題点があつた。
問題点を解決するための手段 上記従来技術の問題点を解決するための手段と
して、この考案に係る建造物の可動式緑化装置
は、図面の第1図〜第8図に好適な実施例を示し
たとおり、 イ 建造物の軒先、あるいは室内の天井部等に略
水平に架設されるレール1と、 ロ 前記レール1に所定のピツチで一列状に、か
つ水平移動や回転が自在に多数吊りさげられた
ハンガー4…と、 ハ レール1に吊り下げたハンガー1を水平移動
や回転をさせるためレール1に沿つて付設され
た駆動機構とより成るものとした。
ニ そして、各ハンガー4に鉢カバーを吊り下
げ、各鉢カバーに植物3が植栽され、各鉢カバ
ーが水平展開されるようにしたことを特徴とす
る。
作 用 レール1を建造物の軒先へ架設するか、又は室
内の天井部等に架設するかによつて、緑化デザイ
ンを建造物の外壁へ施すか又は室内側へ施すかの
選択を自由に行なえる。
また、室内側でも、レール1を窓開口の上部に
架設するか、めくら壁の天井部に架設するかによ
り、前者は窓のブラインド又はすだれを兼ねた緑
化デザインとなり、後者は壁面での緑化デザイン
を行なうことになる。
しかも、植物3を植栽する鉢カバー2又は6
は、ハンガー4を介してレール1に吊つているの
で、植物3の種類、鉢カバー2,6及びハンガー
4の外観意匠を種々工夫し又は交換などすること
により、緑化デザインの自由度は大きな拡がりを
発揮する。鉢カバー2又は6を交換することによ
りこれらに植えた植物3の交換ができ、植物3の
成育不良又は立ち枯れなどに簡単に対処すること
ができる。
さらに、駆動機構を操作することにより、各鉢
カバー2…がそのままの位置で例えば90゜回転し
て向きを変え、緑化デザインとしての視覚的印象
を大きく変化させること、あるいはカーテンの如
くレール1に沿つて鉢カバー2…をいずれかの方
向に片寄せ移動させて窓開口の視界を大きく広げ
たり、逆にピツチをつめて窓開口部に並列させ日
除け又はプライバシー確保の目隠しとして利用す
ること、又は緑化デザインの種々な動的変化によ
る視覚的印象を変えつつそれを楽しむことができ
る。
実施例 次に、図面に示した実施例を説明する。
まず、第1図〜第4図は、建造物の例えば軒先
又は室内の天井部や窓ぎわ等にレール1を水平に
架設し、このレール1に多数の鉢カバー2…を左
右方向に一連の列状に、かつ左右方向への移動が
自在に設置された可動式緑化装置の主要部を簡単
化して示している。即ち、レール1に10cm〜30cm
位のピツチで一列状にハンガー4を多数取付け、
各ハンガー4の下に1個ずつ鉢カバー2…を各々
同じ高さ(又は異なる高さでもよい。)に吊りさ
げている。
もつとも、第1図は、平面形状が円形の鉢カバ
ー2…に植栽したつる性植物3…を下向きにぶら
下がる如く成長させたハンギングタイプを示して
いる。また、第2図は、同じく円形の鉢カバー2
…に植栽したつる性植物3…を、ハンガー4を伝
つて上向きに登るように成長させたクライミング
タイプの例を示している。それぞれ鉢カバー2の
大きさは、口径及び高さが10〜20cmぐらいとされ
ている。
また、第3図は、ハンガー4に平面形状が第5
図のように細長い長方形をなす角型鉢カバー6を
吊り、それぞれの角型鉢カバー6に植栽したつる
性植物3は同鉢カバー6に懸垂した支持ネツト5
に沿つてからませつつ下向きに成長させたハンキ
ングタイプの例を示している。第4図は、ハンガ
ー4に吊られた同じく角型の鉢カバー6の上に支
持ネツト5を立て、鉢カバー6に植栽したつる性
植物3は支持ネツト5に沿つてからませつつ上向
きに成長させたクライミングタイプの例を示して
いる。これら角型鉢カバー6の大きさは、平面形
状のたて×よこが10×30cm位である。
ハンガー4には、通常のワイヤー又はロープ又
はロツドなどが使用されている。図中7は隣り合
う鉢カバー2,2同士を一定の間隔に拘束するべ
く連結したスペーサロープであり、鉢カバー2は
最大30cm位の間隔に拡がり、角型カバー6は最大
40cm位の間隔に拡がるものとされている。
なお、角型鉢カバー6を使用した第3図、第4
図の可動式緑化装置は、いわゆるルーバーと同様
に左右方向への移動による水平展開(開閉)と、
第5図A,Bに示したように展開位置において約
90゜の回転による開閉を行なわしめる構成とされ
ている。
次に、上記第1図〜第4図に示した可動式緑化
装置において、レール1に吊下げたハンガー4、
ひいては各鉢カバー2又は6を水平移動又は回転
等の水平展開をさせる駆動機構は、第6図〜第8
図のように構成されている。
これはカーテン又はルーバーの開閉駆動機構を
応用したもので、建造物の壁体10における窓開
口11より上方の位置にブラケツト12を取付け
固定し、これに略C形鋼状のガイドレール13を
その開口が下向きとなる態様で水平に架設されて
いる。ガイドレール13内には所要数のキヤリア
14…をスライド自在に設置し、各キヤリア14
にスクリユロツド15とチルトロツド16とを回
転自在に貫通せしめている。スクリユロツド15
を回転するとキヤリア14…は左右方向に移動さ
れる。チルトロツド16を回転すると各キヤリア
14に設置した吊軸17が約90゜回転されるよう
になつている。スクリユロツド15はチエン18
により、チルトロツド16はチエン19により
各々正逆方向に回転される。
従つて、第3図又は第4図に示した可動式緑化
装置の場合は、そのハンガー4…が上記駆動機構
の吊軸7…へ連結した構成とされている。したが
つて、チエン18又は19を操作することによ
り、一連の各鉢カバー6…は、左右方向への水平
展開(開閉)の移動及び回転を自在に行なえる。
即ち、各鉢カバー6…はスペーサロープ7の長さ
に規制されたピツチ(約50cm位)に展開させ、又
は鉢カバー6同士が当接する状態に片寄せするこ
と、又は第5図A,Bのように展開位置で90゜回
転させるなど、ルーバーと同様な水平展開の動作
をさせることができる。よつて、緑量の確保と同
時に、緑化デザインの動的変化を楽しむこと、及
び日除けあるいは目隠し的な作用効果を期待出来
るのである。
一方、第1図と第2図に示した可動式緑化装置
のように鉢カバー2が円形で回転の意義に乏しい
ものについては、その駆動機構として、上記チル
トロツド16の無い構成のものを使用し、その吊
軸17にハンガー4を連結した構成とされてい
る。したがつて、チエン18を操作することによ
り、一連の鉢カバー2…はやはりスペーサロープ
7の規制されたピツチに展開し又は鉢カバー2同
士が接する状態に片寄せする左右方向への水平展
開(開閉移動)が自在である。かくしてカーテン
の如き水平展開(移動)の動作をさせることがで
きるので、やはり緑量の確保と同時に日除けある
いは目隠し的な作用効果を期待できるのである。
本考案が奏する効果 以上に実施例と併て詳述した通りであつて、
この考案に係る建造物の可動式緑化装置はレー
ル1を建造物の内外のどの場所に設置するかの
選択により、建造物の外部であるか内部である
かの区別なく、容易に緑化及び緑量の十分な確
保を図ることができる。しかも、ハンガー4、
鉢カバー2や6、植物3それぞれの外観意匠や
種類などの選択又は交換により、多種多様な緑
化デザインができる自由度があり、応用範囲が
広い。とりわけ鉢カバー2や6をハンガー4ご
と交換することにより、成長度が悪いとか枯れ
そうな植物3の除去その他のメンテナンスを簡
単に行なうこともできる。
室内の窓ぎわとか天井部にレール1を設置す
ると、この可動式緑化装置はカーテンやブライ
ンド又はルーバー、すだれのように日除け又は
目隠しを兼ねるもとして設置することができ、
同時に生活環境に多量の緑を確保することがで
きる。
しかも、駆動機構を操作することにより、鉢
カバー2又は6の水平展開(移動回転)を自由
に行なえるので、この移動式緑化装置は、日除
け又はプライバシー確保の目隠し的な作用効果
を確実に奏するし、また、カーテン、ルーバ
ー、ブラインド等と同様に採光量の調節又は緑
化デザインの動的変化による視覚的印象の変化
を図ること、あるいは窓の外の展望を拡げたり
視界を遮る目隠しによりプライバシーの保護を
図ることにも容易に応ずることができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案に係る可動式緑化装
置の異なる実施例を簡単化して示した正面図、第
5図A,Bは角型鉢カバーの回転動作を示した平
面図、第6図と第7図は駆動機構を示した−
、XII−XII矢視の断面図、第8図はガイドレール
部分の拡大詳細図である。 2,6……鉢カバー、1……レール、4……ハ
ンガー、3……つる性植物、13……ガイドレー
ル、14……キヤリア、15……スクリユロツ
ド、16……チルトロツド、18,19……チエ
ン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 イ 建造物に略水平に架設されるレール1と、 ロ 前記レール1に所定のピツチで一列状に、か
    つ水平移動や回転が自在に多数吊り下げられた
    ハンガー4…と ハ レール1に吊り下げたハンガー1を水平移動
    や回転をさせるためレール1に沿つて付設され
    た駆動機構とより成り、 ニ 各ハンガー4に鉢カバーを吊り下げ、各鉢カ
    バーに植物3が植栽され、各鉢カバーが水平展
    開されるようにしたこと、 を特徴とする建造物の可動式緑化装置。
JP18100782U 1982-11-30 1982-11-30 建造物の可動式緑化装置 Granted JPS5983327U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18100782U JPS5983327U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 建造物の可動式緑化装置

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JP18100782U JPS5983327U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 建造物の可動式緑化装置

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Publication Number Publication Date
JPS5983327U JPS5983327U (ja) 1984-06-05
JPS6340127Y2 true JPS6340127Y2 (ja) 1988-10-20

Family

ID=30392331

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JP18100782U Granted JPS5983327U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 建造物の可動式緑化装置

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JPS5983327U (ja) 1984-06-05

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