JP3467007B2 - 温室用保温カーテンの開閉昇降装置 - Google Patents

温室用保温カーテンの開閉昇降装置

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    • A01G9/24Devices or systems for heating, ventilating, regulating temperature, illuminating, or watering, in greenhouses, forcing-frames, or the like
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  • Environmental Sciences (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は温室用保温カーテン
開閉昇降装置に関し、より詳しくはビニールハウスの
暖房費の節減を図るために設けられる保温カーテンの迅
速な開閉及び昇降作動を作業者の操作により安定的に行
い得る温室用保温カーテンの開閉昇降装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビニールハウスやガラス温室な
どの温室は、その室内において植物の生長に必要な環境
を容易に調節し得るようにして、外部温度、天候などの
外的因子に影響を受けない状態をつくって、季節に関係
なく、野菜、果物、花などの各種作物を栽培し得るとい
う特徴を有している。このような温室では、太陽熱によ
り室内の温度を高く維持することができるが、太陽の出
ていない夜間や外部温度が大きく低下する冬期には、室
内の温度を作物の生長に適した水準に維持するために、
ボイラや暖炉などの暖房設備を室内で稼動する。また、
室内の熱が外部に奪われることを防止するために、保温
性織物又は不織布などでできた二重保温カーテンを設け
て、夜間又は冬期には保温カーテンを閉める一方、昼間
には保温カーテンを開けて作物が太陽光を十分に吸収し
得るようにした保温カーテンの開閉装置を備えている。
【0003】そして、従来においては、栽培する作物の
大きさによって、保温カーテンの高さを自動的に調節し
て保温空間の大きさを調整し得る昇降装置が前記開閉装
置と共に設けられた連棟式ビニールハウスの構造が、本
件出願人が韓国において出願して2000年4月11日付けで
特許査定された出願番号10−1998−0009837号(発明の
名称:ビニールハウス)に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記昇降装置
は、保温カーテンが設けられた昇降フレームの中央にワ
イヤーを連結した後、駆動モーターの動力を用いてワイ
ヤーを引っ張ることで昇降フレームの垂直移動を行って
いるが、昇降フレームがその中央に連結されたワイヤー
に吊り下がっている状態で昇降されるため、昇降動作時
に、左右へ大きな揺れが発生し、これにより、支持され
るワイヤーにかかる張力が増加するなど、安定性が低下
するという問題点があった。
【0005】また、従来の保温カーテンの開閉装置は、
保温カーテンを手動で巻き取ってから再び引き出す方式
で構成されているため、巻き取り時に、全く巻き取られ
ない部分が生じ易く、その部分に陰が生じて室温が所望
温度以上となり作物に被害を与えるという問題点があっ
た。また、開閉過程に長い時間がかかるため、空間が狭
く構成された温室内で迅速に作業するのに不便を来して
いた。
【0006】そこで、本発明は上記従来技術の問題点を
解決するためになされたもので、温室内の保温空間を変
化させるための保温カーテンの昇降作動を安定的に行う
ことができると共に、保温カーテンの自動開閉ができ、
夜間又は冬期に温室内の暖房空間を効率よく調整するこ
とが可能な温室用保温カーテンの開閉昇降装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的は、前記昇降フ
レームの上方に、開閉用モーターにより回動される開閉
駆動軸を長手方向に設け、前記駆動軸上には、ワイヤー
を巻き取る多数の巻取ドラムを所定間隔で設け、前記各
巻取ドラムの両側に延長されて一つの循環路を形成する
ワイヤーとともに保温カーテンを両側で同時に開閉され
るように設け、前記ワイヤーを昇降フレームの両側端及
び中央にそれぞれ配設される複数のガイドローラーによ
り左右対称に案内されるようにした開閉機構と、ベース
フレームの一側壁の所定高さに、昇降用モーターにより
回動される昇降駆動軸を固定し、昇降駆動軸上には、ワ
イヤーが巻き取られる複数の巻取ドラムを組をなして設
け、前記ベースフレームの他側壁及び上部には、前記各
巻取ドラムからそれぞれ延長されたワイヤーを案内する
ためのガイドローラーをベースフレームの内側に設け、
前記昇降フレームの上部及び両側面には、前記各巻取ド
ラムから延長されるワイヤーにより支持される支持ロー
ラーをそれぞれ設けた昇降機構とにより達成できる。
【0008】図1〜5を用いてより詳しく言えば、本発
明による温室用保温カーテンの開閉昇降装置は、温室即
ちビニールハウスの内部で二重保温のために設けられる
保温カーテン10を支持する昇降フレーム3の上方に、
開閉用モーター6を介して回動させられる開閉駆動軸5
を長手方向に設け、開閉駆動軸5には、ワイヤー7を巻
き取る多数の巻取ドラム4を所定間隔で設け、各巻取ド
ラム4よりビニールハウスの両側に延長されて一つの循
環路を形成しているワイヤー7に追従して保温カーテン
10がビニールハウスの両側で同時に開閉されるように
設け、昇降フレーム3のビニールハウス両側端及び中央
にそれぞれ複数のガイドローラー9を配設し、ワイヤー
7が昇降フレーム3の複数のガイドローラー9を介して
ビニールハウス中央から左右対称に案内されるようにし
開閉機構を備えると共に、温室の骨格を形成するベー
スフレーム1の一側壁の所定の高さ位置に、昇降用モー
ター16を介して回動される昇降駆動軸15を設け、昇
降駆動軸15には、ワイヤー17を巻き取る複数の巻取
ドラム14を組をなして設け、ベースフレーム1の他側
壁の上部には、各巻取ドラム14b,14cからワイヤ
ー17をそれぞれ延長し、ワイヤー17を案内するため
のガイドローラー19をベースフレーム1の内側に設
け、昇降フレーム3の上部及び両側部には、各巻取ドラ
ム14a,14b,14cから延長されるワイヤー17
により支持される支持ローラー20a,20b,20c
をそれぞれ設ける昇降機構を備えたことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、好ましくは、昇降フレー
ム3が、縦幹3aと横幹3bとからなり、昇降フレーム
3には、一端が横幹3bを支持し他端が各横幹3b間の
縦幹3aを支持する補強フレーム3cが設けられ、補強
フレーム3cの他端には、ワイヤー7を案内するガイド
ローラー9が設けられていること特徴とする。
【0010】さらに、本発明は、好ましくは、昇降フレ
ーム3の各支持ローラー20a,20b,20cを支持
するワイヤー17の巻取ドラム14から延長される一端
をガイドローラー9を経由してベースフレーム1に結
束、固定することにより、昇降可能に支持されているこ
とを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施例を
添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明によ
る温室用保温カーテンの開閉昇降装置における開閉機構
の一実施例を一部切開して示すビニールハウスの斜視
図、図2は本実施例の開閉機構の作動により保温カーテ
ンが開放された状態を示す図1のビニールハウスの正面
図、図3は本実施例の開閉機構の作動により保温カーテ
ンが閉鎖された状態を示す図1のビニールハウスの正面
図である。図4は本発明による温室用保温カーテンの
降機構の一実施例を一部切開して示す図1のビニールハ
ウスの斜視図、図5は本実施例の昇降機構の作動による
保温カーテンの上昇状態を示す図1のビニールハウスの
正面図である。
【0012】本実施例による単棟型ビニールハウスは、
図1に示すように、外形が湾曲した屋根を有するベース
フレーム1とビニールシート2とで形成されており、保
温カーテンの開閉機構昇降機構はその内部に構成され
ている。
【0013】まず、保温カーテンの開閉昇降装置におけ
る開閉機構について説明する。図1〜図3 に示すよう
に、昇降フレーム3の中央上部には、開閉駆動軸5がク
ランプ8を介して回転可能に支持されている。開閉駆動
軸5は、ベースフレーム1に取りつけられるなどして位
置を固定された開閉用モーター6により正逆回転可能に
構成されている。また、開閉駆動軸5には、多数の巻取
ドラム4が一定間隔で設けられている。昇降フレーム3
は、縦幹3aと横幹3bとで構成されている。
【0014】巻取ドラム4の外周には、ワイヤー7が所
定量巻き取られている。昇降フレーム3の上部縦幹3a
及びその両側の縦幹3aには、それぞれ多数のガイドロ
ーラー9が設けられており、巻取ドラム4から引き出さ
れたワイヤー7をビニールハウスの両側に左右対称に支
持するようになっている。昇降フレーム3の上面を雇う
保温カーテン10は、固定具10aによりワイヤー7に
固定され、ワイヤー7の移動に追従して、巻取ドラム4
の両側で開閉移動できるように設けられている。また、
保温カーテン10は、二重に設けられている。また、保
温カーテン10は、左右が交互の高さのワイヤー7に支
持され、その一端が固定具10aによりワイヤー7に固
定されている。
【0015】昇降フレーム3の側面に固定、設置されて
いる横幹3bは、固定力が弱く、外部からの衝撃を受け
ると大きく揺れ動きやすい。このため、各横幹3b間の
側面縦幹3aと横幹3bに、横幹3bを支持し得る補強
フレーム3cを掛け渡すように設けて、横幹3bを安定
的に固定することができるようにしている。
【0016】なお、補強フレーム3cの縦幹3a側端部
にも、ワイヤー7を案内するガイドローラー9を上述同
様に設ければ、各横幹3b間で保温カーテン10が下部
に垂れるのを防止することができる。
【0017】このように構成された本実施例の保温カー
テンの開閉昇降装置における開閉機構を用いて、保温カ
ーテン10が両側に開放された状態で、夜間にビニール
ハウス(温室)内の保温空間を閉鎖しようとするとき
は、作業者の操作により、開閉用モーター6の電源をオ
ンする。開閉用モーター6の作動により、図2に示す矢
印方向に、駆動軸5が正回転を開始すると、一定間隔で
設けられた多数の巻取ドラム4が一斉に回動し、多数の
巻取ドラム4が回動するにしたがって、各巻取ドラム4
の一方の側ではワイヤー7が引っ張られて巻き取られ、
他方の側では巻き取られていたワイヤー7が引き出され
るので、図3 に示すように、左右両側で交互にワイヤ
ー7に固定、支持された両側の保温カーテン10が同時
にビニールハウスの中央に向かって移動して迅速に閉鎖
される。すなわち、巻取ドラム4から延長されたワイヤ
ー7は矢印方向に移動するが、そのとき、固定具10a
によりその一端がワイヤー7に固定された保温カーテン
10も一緒に移動するため、二重の保温カーテンが同時
に閉鎖される。一方、暖房が不要な昼間には、駆動軸5
を逆回転させることにより、前記と反対の動作により保
温カーテン10が開放される。
【0018】次に、本実施例による保温カーテンの開閉
昇降装置における昇降機構を図4及び図5に基づいて説
明する。本実施例の昇降機構の動力源はビニールハウス
のベースフレーム1の一側方面に設けられている。図4
に示すように、3個で1組をなす巻取ドラム14が設け
られた昇降駆動軸15がベースフレーム1の側部に図示
省略した固定部材を用いて回動可能に固定され、位置を
固定された昇降用モーター16により正逆回転可能にな
っている。各巻取ドラム14a,14b,14cの外周
にはそれぞれ別個のワイヤー17が所定量巻き取られて
いる。昇降フレーム3の両側部(図4において横幹3b
の下部)には、それぞれ巻取ドラム14a,14bから
延長されるワイヤー17に支持される支持ローラー20
a,20bが設けられている。また、昇降フレーム3の
上方(図4において横幹3bの上方)には、巻取ドラム
14cから延長されるワイヤー17に支持される支持ロ
ーラー20cが、その取付部に連結部材18を介して横
幹3bに連結されている。
【0019】巻取ドラム14aから延長されたワイヤー
17は、支持ローラー20aを経由し、その先端部がベ
ースフレーム1に組み込まれた水平フレーム21に結
束、固定されている。これにより、昇降フレーム3の巻
取ドラムが設けられた側は、支持ローラー20aを介し
てワイヤー17に支持される。
【0020】ベースフレーム1に組み込まれた水平フレ
ーム22,23には、巻取ドラム14bから延長される
ワイヤー17を支持ローラー20bへと案内するための
ガイドローラー19が設けられている。なお、このガイ
ドローラー19はベースフレーム1に直接取りつけられ
ていてもよい。巻取ドラム14bから延長されたワイヤ
ー17は、ガイドローラー19、支持ローラー20bを
経由し、その先端部がベースフレーム1に組み込まれた
水平フレーム24に結束、固定されている。これによ
り、昇降フレーム3の巻取ドラムが設けられていない側
は、支持ローラー20bを介してワイヤー17に支持さ
れる。
【0021】また、水平フレーム22には、巻取ドラム
14cから延長されるワイヤー17を支持ローラー20
cへと案内するためのガイドローラー19が設けられて
いる。なお、このガイドローラー19はベースフレーム
1に直接取りつけらていてもよい。巻取ドラム14cか
ら延長されたワイヤー17は、ガイドローラー19、支
持ローラー20cを経由し、その先端部がベースフレー
ム1の上部に結束、固定されている。これにより、昇降
フレーム3の上側は、支持ローラー20cを介してワイ
ヤー17に支持される。
【0022】このため、昇降フレーム3を上昇させる
と、昇降フレーム3は、図5に示すように、3箇所をワ
イヤー17により吊り下げられた状態で支持される。
【0023】このように構成された本実施例の昇降機構
によれば、保温空間の縮小のために保温カーテン10で
覆われている昇降フレーム3が下ろされた状態から、作
物の栽培作業を行おうとする場合には、昇降フレーム3
を上昇させて、ビニールハウス内に作業者の作業空間を
確保する。その際、昇降フレーム3を上昇させるため
に、まず、作業者が昇降用モーター16の電源をオンに
する。すると、昇降用モーター16の作動により動力を
受けた昇降駆動軸15が正回転するとともに各巻取ドラ
ム14a,14b,14cが一斉に回動して昇降フレー
ム3を上昇させる。
【0024】すなわち、上述のように、各巻取ドラム1
4a,14b,14cには、昇降フレーム3の上部と両
側をそれぞれ支持しているワイヤー17が巻き取られて
いるので、各巻取ドラム14a,14b,14cの正回
転時は、各巻取ドラム14a,14b,14cにワイヤ
ー17が巻き取られて引っ張られ、これに支持されてい
る昇降フレーム3が上昇し、逆に、巻取ドラムの逆回転
時には、各巻取ドラムに巻き取られていたワイヤー17
が引き出されるので、昇降フレーム3が下降して作物の
保温空間を減少させる。
【0025】このように動作する本実施例のビニールハ
ウスによれば、作物の栽培に必要な温度調節のために、
保温カーテンの開閉機構昇降機構を選択的に作動させ
ることができ、又、必要によっては保温カーテンの開閉
と昇降とを同時に作動させることができる。したがっ
て、本実施例によれば、ビニールハウス内の保温のため
の保温カーテンの自動開閉及び上下移動を各巻取ドラム
の正逆回転により迅速に行うことができる。
【0026】特に、本実施例では、昇降フレームを上下
に移動させるために上端にだけワイヤーが連結されてい
た従来の昇降装置の構成に比べて、同一の回動軸から動
力を受けて昇降フレームを支持及び昇降させるための部
材を上端だけでなく両側端にも配置したので、昇降フレ
ームを左右への揺れのない安定した状態で昇降させるこ
とができる。
【0027】なお、上記実施例では本発明を単棟式ビニ
ールハウスに適用したが、本発明の保温カーテン開閉昇
降装置は連棟式ビニールハウス及びそのほかの温室にも
適用でき、当業者により多様に変形した態様で実施し得
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ビニー
ルハウスのような温室内の保温空間の大きさを変化させ
るために設置される保温カーテンの昇降作動を安定的に
行うことができるので、夜間あるいは冬期に温室内の暖
房空間を効率良く管理することができる。また、前記昇
降動作と同時に保温カーテンを自動的に開閉できるの
で、温室管理を画期的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による温室用保温カーテンの開閉昇降装
置における開閉機構の一実施例を一部切開して示すビニ
ールハウスの斜視図である。
【図2】本実施例の開閉機構の作動により保温カーテン
が開放された状態を示す図1のビニールハウスの正面図
である。
【図3】本実施例の開閉機構の作動により保温カーテン
が閉鎖された状態を示す図1のビニールハウスの正面図
である。
【図4】本発明による温室用保温カーテンの開閉昇降装
置における昇降機構の一実施例を一部切開して示す図1
のビニールハウスの斜視図である。
【図5】本実施例の昇降機構の作動による保温カーテン
の上昇状態を示す図1のビニールハウスの正面図であ
る。
【符号の説明】
1 ベースフレーム 2 ビニールシート 3 昇降フレーム 4,14 巻取ドラム 5 開閉駆動軸 6 開閉用モーター 7,17 ワイヤー 8 クランプ 9,19 ガイドローラー 10 保温カーテン 15 ガイドローラー 16 昇降用モーター 18 連結部材 20a,20b,20c 支持ローラー 21,22,23,24 水平フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 9/24 A01G 9/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温室内部で二重保温のために設けられる
    保温カーテン10を支持する昇降フレーム3の上方に、
    開閉用モーター6を介して回動させられる開閉駆動軸5
    を長手方向に設け、開閉駆動軸5には、ワイヤー7を巻
    き取る多数の巻取ドラム4を所定間隔で設け、各巻取ド
    ラム4より温室の両側に延長されて一つの循環路を形成
    しているワイヤー7に追従して保温カーテン10が温室
    の両側で同時に開閉されるように設け、 昇降フレーム3の温室両側端及び中央にそれぞれ複数の
    ガイドローラー9を配設し、ワイヤー7が昇降フレーム
    3の複数のガイドローラー9を介して温室中央から左右
    対称に案内されるようにした温室用保温カーテンの開閉
    機構を備えると共に、 温室の骨格を形成するベースフレーム1の一側壁の所定
    の高さ位置に、昇降用モーター16を介して回動される
    昇降駆動軸15を設け、 昇降駆動軸15には、ワイヤー17を巻き取る複数の巻
    取ドラム14を組をなして設け、 ベースフレーム1の他側壁の上部には、各巻取ドラム1
    4b,14cからワイヤー17をそれぞれ延長し、 ワイヤー17を案内するためのガイドローラー19をベ
    ースフレーム1の内側に設け、 昇降フレーム3の上部及び両側部には、各巻取ドラム1
    4a,14b,14cから延長されるワイヤー17によ
    り支持される支持ローラー20a,20b,20cをそ
    れぞれ設ける昇降機構を備えたことを特徴とする温室用
    保温カーテンの開閉昇降装置。
  2. 【請求項2】 昇降フレーム3が、縦幹3aと横幹3b
    とからなり、昇降フレーム3には、一端が横幹3bを支
    持し他端が各横幹3b間の縦幹3aを支持する補強フレ
    ーム3cが設けられ、補強フレーム3cの他端には、ワ
    イヤー7を案内するガイドローラー9が設けられている
    こと特徴とする請求項1に記載の温室用 保温カーテンの
    開閉昇降装置。
  3. 【請求項3】 昇降フレーム3の各支持ローラー20
    a,20b,20cを支持するワイヤー17の巻取ドラ
    ム14から延長される一端をガイドローラー9を経由し
    てベースフレーム1に結束、固定することにより、昇降
    可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載
    の温室用保温カーテンの開閉昇降装置。
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