JP2001299110A - 温室用保温カーテンの開閉及び昇降装置 - Google Patents

温室用保温カーテンの開閉及び昇降装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温室内の保温空間を変化させるための保温カ
ーテンの昇降作動を安定的に行うことができると共に、
保温カーテンの自動開閉ができ、夜間又は冬期に温室内
の暖房空間を効率よく調整することが可能な温室用保温
カーテンの開閉及び昇降装置を提供する。 【解決手段】 昇降用及び開閉用駆動軸5,15が各モ
ーター6,16から動力を受けて回転すると、巻取ドラ
ム4,14に巻き取られるワイヤー7,17の移動によ
り保温カーテン10が昇降フレーム3の上方で開閉さ
れ、またこれと同時に昇降フレーム3が上下に昇降され
るように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は温室用保温カーテン
の開閉及び昇降装置に関し、より詳しくはビニールハウ
スの暖房費の節減を図るために設けられる保温カーテン
の迅速な開閉及び昇降作動を作業者の操作により安定的
に行い得る温室用保温カーテンの開閉装置及び昇降装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビニールハウスやガラス温室な
どの温室は、その室内において植物の生長に必要な環境
を容易に調節し得るようにして、外部温度、天候などの
外的因子に影響を受けない状態をつくって、季節に関係
なく、野菜、果物、花などの各種作物を栽培し得るとい
う特徴を有している。このような温室では、太陽熱によ
り室内の温度を高く維持することができるが、太陽の出
ていない夜間や外部温度が大きく低下する冬期には、室
内の温度を作物の生長に適した水準に維持するために、
ボイラや暖炉などの暖房設備を室内で稼動する。また、
室内の熱が外部に奪われることを防止するために、保温
性織物又は不織布などでできた二重保温カーテンを設け
て、夜間又は冬期には保温カーテンを閉める一方、昼間
には保温カーテンを開けて作物が太陽光を十分に吸収し
得るようにした保温カーテンの開閉装置を備えている。
【0003】そして、従来においては、栽培する作物の
大きさによって、保温カーテンの高さを自動的に調節し
て保温空間の大きさを調整し得る昇降装置が前記開閉装
置と共に設けられた連棟式ビニールハウスの構造が、本
件出願人が韓国において出願して2000年4月11日付けで
特許査定された出願番号10−1998−0009837号(発明の
名称:ビニールハウス)に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記昇降装置
は、保温カーテンが設けられた昇降フレームの中央にワ
イヤーを連結した後、駆動モーターの動力を用いてワイ
ヤーを引っ張ることで昇降フレームの垂直移動を行って
いるが、昇降フレームがその中央に連結されたワイヤー
に吊り下がっている状態で昇降されるため、昇降動作時
に、左右へ大きな揺れが発生し、これにより、支持され
るワイヤーにかかる張力が増加するなど、安定性が低下
するという問題点があった。
【0005】また、従来の保温カーテンの開閉装置は、
保温カーテンを手動で巻き取ってから再び引き出す方式
で構成されているため、巻き取り時に、全く巻き取られ
ない部分が生じ易く、その部分に陰が生じて室温が所望
温度以上となり作物に被害を与えるという問題点があっ
た。また、開閉過程に長い時間がかかるため、空間が狭
く構成された温室内で迅速に作業するのに不便を来して
いた。
【0006】そこで、本発明は上記従来技術の問題点を
解決するためになされたもので、温室内の保温空間を変
化させるための保温カーテンの昇降作動を安定的に行う
ことができると共に、保温カーテンの自動開閉ができ、
夜間又は冬期に温室内の暖房空間を効率よく調整するこ
とが可能な温室用保温カーテンの開閉及び昇降装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的は、前記昇降フ
レームの上方に、開閉用モーターにより回動される開閉
駆動軸を長手方向に設け、前記駆動軸上には、ワイヤー
を巻き取る多数の巻取ドラムを所定間隔で設け、前記各
巻取ドラムの両側に延長されて一つの循環路を形成する
ワイヤーとともに保温カーテンを両側で同時に開閉され
るように設け、前記ワイヤーを昇降フレームの両側端及
び中央にそれぞれ配設される複数のガイドローラーによ
り左右対称に案内されるようにした開閉装置と、べ一ス
フレームの一側壁の所定高さに、昇降用モーターにより
回動される昇降駆動軸を固定し、昇降駆動軸上には、ワ
イヤーが巻き取られる複数の巻取ドラムを組をなして設
け、前記ベースフレームの他側壁及び上部には、前記各
巻取ドラムからそれぞれ延長されたワイヤーを案内する
ためのガイドローラーをベースフレームの内側に設け、
前記昇降フレームの上部及び両側面には、前記各巻取ド
ラムから延長されるワイヤーにより支持される支持ロー
ラーをそれぞれ設けた昇降装置とにより達成できる。
【0008】図1〜5を用いてより詳しく言えば、本発
明による温室用保温カーテンの開閉装置は、温室即ちビ
ニールハウスの内部で二重保温のために設けられる保温
カーテン10を支持する昇降フレーム3の上方に、開閉
用モーター6を介して回動させられる開閉駆動軸5を長
手方向に設け、開閉駆動軸5には、ワイヤー7を巻き取
る多数の巻取ドラム4を所定間隔で設け、各巻取ドラム
4よりビニールハウスの両側に延長されて一つの循環路
を形成しているワイヤー7に追従して保温カーテン10
がビニールハウスの両側で同時に開閉されるように設
け、昇降フレーム3のビニールハウス両側端及び中央に
それぞれ複数のガイドローラー9を配設し、ワイヤー7
が昇降フレーム3の複数のガイドローラー9を介してビ
ニールハウス中央から左右対称に案内されるようにした
ことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、好ましくは、ワイヤー7
がビニールハウスの両側に上下で進行方向の異なる経路
を2段備えて循環路を形成するように構成され、かつ、
開閉される保温カーテン10が二重構造をなしているこ
とを特徴とする。
【0010】また、本発明は、好ましくは、昇降フレー
ム3が、縦幹3aと横幹3bとからなり、昇降フレーム
3には、一端が横幹3bを支持し他端が各横幹3b間の
縦幹3aを支持する補強フレーム3cが設けられ、補強
フレーム3cの他端には、ワイヤー7を案内するガイド
ローラー9が設けられていること特徴とする。
【0011】また、本発明による温室用保温カーテンの
昇降装置は、ビニールハウスの骨格を形成するベースフ
レーム1の一側壁の所定の高さ位置に、昇降用モーター
16を介して回動される昇降駆動軸15を設け、昇降駆
動軸15には、ワイヤー17を巻き取る複数の巻取ドラ
ム14を組をなして設け、ベースフレーム1の他側壁の
上部には、各巻取ドラム14b,14cからワイヤー7
をそれぞれ延長し、ワイヤー17を案内するためのガイ
ドローラー19をベースフレーム1の内側に設け、ビニ
ールハウスの内部で二重保温のために設けられる保温カ
ーテン10を支持する昇降フレーム3の上部及び両側部
には、各巻取ドラム14a,14b,14cから延長さ
れるワイヤー17により支持される支持ローラー20
a,20b,20cをそれぞれ設けたことを特徴とす
る。
【0012】また、本発明は、好ましくは、昇降フレー
ム3の各支持ローラー20a,20b,20cを支持す
るワイヤー17の巻取ドラム14から延長される一端を
ガイドローラー9を経由してベースフレーム1に結束、
固定することにより、昇降可能に支持されていることを
特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施例を
添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明によ
る温室用保温カーテンの開閉装置の一実施例を一部切開
して示すビニールハウスの斜視図、図2は本実施例の開
閉装置の作動により保温カーテンが開放された状態を示
す図1のビニールハウスの正面図、図3は本実施例の開
閉装置の作動により保温カーテンが閉鎖された状態を示
す図1のビニールハウスの正面図である。図4は本発明
による温室用保温カーテンの昇降装置の一実施例を一部
切開して示す図1のビニールハウスの斜視図、図5は本
実施例の昇降装置の作動による保温カーテンの上昇状態
を示す図1のビニールハウスの正面図である。
【0014】本実施例による単棟型ビニールハウスは、
図1に示すように、外形が湾曲した屋根を有するベース
フレーム1とビニールシート2とで形成されており、保
温カーテンの開閉装置と昇降装置はその内部に構成され
ている。
【0015】まず、保温カーテンの開閉装置について説
明する。図1〜図3に示すように、昇降フレーム3の中
央上部には、開閉駆動軸5がクランプ8を介して回転可
能に支持されている。開閉駆動軸5は、ベースフレーム
1に取りつけられるなどして位置を固定された開閉用モ
ーター6により正逆回転可能に構成されている。また、
開閉駆動軸5には、多数の巻取ドラム4が一定間隔で設
けられている。昇降フレーム3は、縦幹3aと横幹3b
とで構成されている。
【0016】巻取ドラム4の外周には、ワイヤー7が所
定量巻き取られている。昇降フレーム3の上部縦幹3a
及びその両側の縦幹3aには、それぞれ多数のガイドロ
ーラー9が設けられており、巻取ドラム4から引き出さ
れたワイヤー7をビニールハウスの両側に左右対称に支
持するようになっている。昇降フレーム3の上面を雇う
保温カーテン10は、固定具10aによりワイヤー7に
固定され、ワイヤー7の移動に追従して、巻取ドラム4
の両側で開閉移動できるように設けられている。また、
保温カーテン10は、二重に設けられている。また、保
温カーテン10は、左右が交互の高さのワイヤー7に支
持され、その一端が固定具10aによりワイヤー7に固
定されている。
【0017】昇降フレーム3の側面に固定、設置されて
いる横幹3bは、固定力が弱く、外部からの衝撃を受け
ると大きく揺れ動きやすい。このため、各横幹3b間の
側面縦幹3aと横幹3bに、横幹3bを支持し得る補強
フレーム3cを掛け渡すように設けて、横幹3bを安定
的に固定することができるようにしている。
【0018】なお、補強フレーム3cの縦幹3a側端部
にも、ワイヤー7を案内するガイドローラー9を上述同
様に設ければ、各横幹3b間で保温カーテン10が下部
に垂れるのを防止することができる。
【0019】このように構成された本実施例の保温カー
テンの開閉装置において、保温カーテン10が両側に開
放された状態で、夜間にビニールハウス(温室)内の保
温空間を閉鎖しようとするときは、作業者の操作によ
り、開閉用モーター6の電源をオンする。開閉用モータ
ー6の作動により、図2に示す矢印方向に、駆動軸5が
正回転を開始すると、一定間隔で設けられた多数の巻取
ドラム4が一斉に回動し、多数の巻取ドラム4が回動す
るにしたがって、各巻取ドラム4の一方の側ではワイヤ
ー7が引っ張られて巻き取られ、他方の側では巻き取ら
れていたワイヤー7が引き出されるので、図3に示すよ
うに、左右両側で交互にワイヤー7に固定、支持された
両側の保温カーテン10が同時にビニールハウスの中央
に向かってに移動して迅速に閉鎖される。すなわち、巻
取ドラム4から延長されたワイヤー7は矢印方向に移動
するが、そのとき、固定具10aによりその一端がワイ
ヤー7に固定された保温カーテン10も一緒に移動する
ため、二重の保温カーテンが同時に閉鎖される。一方、
暖房が不要な昼間には、駆動軸5を逆回転させることに
より、前記と反対の動作により保温カーテン10が開放
される。
【0020】次に、本実施例による保温カーテンの昇降
装置を図4及び図5に基づいて説明する。本実施例の昇
降装置の動力源はビニールハウスのベースフレーム1の
一側方面に設けられている。図4に示すように、3個で
1組をなす巻取ドラム14が設けられた昇降駆動軸15
がベースフレーム1の側部に図示省略した固定部材を用
いて回動可能に固定され、位置を固定された昇降用モー
ター16により正逆回転可能になっている。各巻取ドラ
ム14a,14b,14cの外周にはそれぞれ別個のワ
イヤー17が所定量巻き取られている。昇降フレーム3
の両側部(図4において横幹3bの下部)には、それぞ
れ巻取ドラム14a,14bから延長されるワイヤー1
7に支持される支持ローラー20a,20bが設けられ
ている。また、昇降フレーム3の上方(図4において横
幹3bの上方)には、巻取ドラム14cから延長される
ワイヤー17に支持される支持ローラー20cが、その
取付部に連結部材18を介して横幹3bに連結されてい
る。
【0021】巻取ドラム14aから延長されたワイヤー
17は、支持ローラー20aを経由し、その先端部がベ
ースフレーム1に組み込まれた水平フレーム21に結
束、固定されている。これにより、昇降フレーム3の巻
取ドラムが設けられた側は、支持ローラー20aを介し
てワイヤー17に支持される。
【0022】ベースフレーム1に組み込まれた水平フレ
ーム22,23には、巻取ドラム14bから延長される
ワイヤー17を支持ローラー20bへと案内するための
ガイドローラー19が設けられている。なお、このガイ
ドローラー19はベースフレーム1に直接取りつけられ
ていてもよい。巻取ドラム14bから延長されたワイヤ
ー17は、ガイドローラー19、支持ローラー20bを
経由し、その先端部がベースフレーム1に組み込まれた
水平フレーム24に結束、固定されている。これによ
り、昇降フレーム3の巻取ドラムが設けられていない側
は、支持ローラー20bを介してワイヤー17に支持さ
れる。
【0023】また、水平フレーム22には、巻取ドラム
14cから延長されるワイヤー17を支持ローラー20
cへと案内するためのガイドローラー19が設けられて
いる。なお、このガイドローラー19はベースフレーム
1に直接取りつけらていてもよい。巻取ドラム14cか
ら延長されたワイヤー17は、ガイドローラー19、支
持ローラー20cを経由し、その先端部がベースフレー
ム1の上部に結束、固定されている。これにより、昇降
フレーム3の上側は、支持ローラー20cを介してワイ
ヤー17に支持される。
【0024】このため、昇降フレーム3を上昇させる
と、昇降フレーム3は、図5に示すように、3箇所をワ
イヤー17により吊り下げられた状態で支持される。
【0025】このように構成された本実施例の昇降装置
によれば、保温空間の縮小のために保温カーテン10で
覆われている昇降フレーム3が下ろされた状態から、作
物の栽培作業を行おうとする場合には、昇降フレーム3
を上昇させて、ビニールハウス内に作業者の作業空間を
確保する。その際、昇降フレーム3を上昇させるため
に、まず、作業者が昇降用モーター16の電源をオンに
する。すると、昇降用モーター16の作動により動力を
受けた昇降駆動軸15が正回転するとともに各巻取ドラ
ム14a,14b,14cが一斉に回動して昇降フレー
ム3を上昇させる。
【0026】すなわち、上述のように、各巻取ドラム1
4a,14b,14cには、昇降フレーム3の上部と両
側をそれぞれ支持しているワイヤー17が巻き取られて
いるので、各巻取ドラム14a,14b,14cの正回
転時は、各巻取ドラム14a,14b,14cにワイヤ
ー17が巻き取られて引っ張られ、これに支持されてい
る昇降フレーム3が上昇し、逆に、巻取ドラムの逆回転
時には、各巻取ドラムに巻き取られていたワイヤー17
が引き出されるので、昇降フレーム3が下降して作物の
保温空間を減少させる。
【0027】このように動作する本実施例のビニールハ
ウスによれば、作物の栽培に必要な温度調節のために、
保温カーテンの開閉装置と昇降装置を選択的に作動させ
ることができ、又、必要によっては保温カーテンの開閉
と昇降とを同時に作動させることができる。したがっ
て、本実施例によれば、ビニールハウス内の保温のため
の保温カーテンの自動開閉及び上下移動を各巻取ドラム
の正逆回転により迅速に行うことができる。
【0028】特に、本実施例では、昇降フレームを上下
に移動させるために上端にだけワイヤーが連結されてい
た従来の昇降装置の構成に比べて、同一の回動軸から動
力を受けて昇降フレームを支持及び昇降させるための部
材を上端だけでなく両側端にも配置したので、昇降フレ
ームを左右への揺れのない安定した状態で昇降させるこ
とができる。
【0029】なお、上記実施例では本発明を単棟式ビニ
ールハウスに適用したが、本発明の保温カーテン開閉及
び昇降装置は連棟式ビニールハウス及びそのほかの温室
にも適用でき、当業者により多様に変形した態様で実施
し得る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ビニー
ルハウスのような温室内の保温空間の大きさを変化させ
るために設置される保温カーテンの昇降作動を安定的に
行うことができるので、夜間あるいは冬期に温室内の暖
房空間を効率良く管理することができる。また、前記昇
降動作と同時に保温カーテンを自動的に開閉できるの
で、温室管理を画期的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による温室用保温カーテンの開閉装置の
一実施例を一部切開して示すビニールハウスの斜視図で
ある。
【図2】本実施例の開閉装置の作動により保温カーテン
が開放された状態を示す図1のビニールハウスの正面図
である。
【図3】本実施例の開閉装置の作動により保温カーテン
が閉鎖された状態を示す図1のビニールハウスの正面図
である。
【図4】本発明による温室用保温カーテンの昇降装置の
一実施例を一部切開して示す図1のビニールハウスの斜
視図である。
【図5】本実施例の昇降装置の作動による保温カーテン
の上昇状態を示す図1のビニールハウスの正面図であ
る。
【符号の説明】
1 ベースフレーム 2 ビニールシート 3 昇降フレーム 4,14 巻取ドラム 5 開閉駆動軸 6 開閉用モーター 7,17 ワイヤー 8 クランプ 9,19 ガイドローラー 10 保温カーテン 15 ガイドローラー 16 昇降用モーター 18 連結部材 20a,20b,20c 支持ローラー 21,22,23,24 水平フレーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温室内部で二重保温のために設けられる
    保温カーテン10を支持する昇降フレーム3の上方に、
    開閉用モーター6を介して回動させられる開閉駆動軸5
    を長手方向に設け、開閉駆動軸5には、ワイヤー7を巻
    き取る多数の巻取ドラム4を所定間隔で設け、各巻取ド
    ラム4より温室の両側に延長されて一つの循環路を形成
    しているワイヤー7に追従して保温カーテン10が温室
    の両側で同時に開閉されるように設け、 昇降フレーム3の温室両側端及び中央にそれぞれ複数の
    ガイドローラー9を配設し、ワイヤー7が昇降フレーム
    3の複数のガイドローラー9を介して温室中央から左右
    対称に案内されるようにしたことを特徴とする温室用保
    温カーテンの開閉装置。
  2. 【請求項2】 ワイヤー7が温室の両側に上下で進行方
    向の異なる経路を2段備えて循環路を形成するように構
    成され、かつ、開閉される保温カーテン10が二重構造
    をなしていることを特徴とする請求項1に記載の温室用
    保温カーテンの開閉装置。
  3. 【請求項3】 昇降フレーム3が、縦幹3aと横幹3b
    とからなり、昇降フレーム3には、一端が横幹3bを支
    持し他端が各横幹3b間の縦幹3aを支持する補強フレ
    ーム3cが設けられ、補強フレーム3cの他端には、ワ
    イヤー7を案内するガイドローラー9が設けられている
    こと特徴とする請求項1に記載の温室用保温カーテンの
    開閉装置。
  4. 【請求項4】 温室の骨格を形成するベースフレーム1
    の一側壁の所定の高さ位置に、昇降用モーター16を介
    して回動される昇降駆動軸15を設け、昇降駆動軸15
    には、ワイヤー17を巻き取る複数の巻取ドラム14を
    組をなして設け、ベースフレーム1の他側壁の上部に
    は、各巻取ドラム14b,14cからワイヤー7をそれ
    ぞれ延長し、ワイヤー17を案内するためのガイドロー
    ラー19をベースフレーム1の内側に設け、温室内部で
    二重保温のために設けられる保温カーテンを支持する昇
    降フレーム3の上部及び両側部には、各巻取ドラム14
    a,14b,14cから延長されるワイヤー17により
    支持される支持ローラー20a,20b,20cをそれ
    ぞれ設けたことを特徴とする温室用保温カーテンの昇降
    装置。
  5. 【請求項5】昇降フレーム3の各支持ローラー20a,
    20b,20cを支持するワイヤー17の巻取ドラム1
    4から延長される一端をガイドローラー9を経由してベ
    ースフレーム1に結束、固定することにより、昇降可能
    に支持されていることを特徴とする請求項4に記載の温
    室用保温カーテンの昇降装置。
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