JP2002186404A - 防鳥ネット - Google Patents
防鳥ネットInfo
- Publication number
- JP2002186404A JP2002186404A JP2000390404A JP2000390404A JP2002186404A JP 2002186404 A JP2002186404 A JP 2002186404A JP 2000390404 A JP2000390404 A JP 2000390404A JP 2000390404 A JP2000390404 A JP 2000390404A JP 2002186404 A JP2002186404 A JP 2002186404A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- pipe
- wire
- bird
- lead
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 個人で簡単に取り付けることのできる防鳥ネ
ットを提供する。ベランダ開口部の大きさに応じて自由
に寸法を変更できるようにすると共に、簡単に開閉でき
るようにした。 【解決手段】 住居のベランダ等の上段にパイプを架設
すると共に下段にワイヤーを架設し、パイプを摺動可能
な吊下具とワイヤーを摺動可能な係止具との間にネット
を張設して左右に開閉自在とした。具体的には、管径の
異なる管を嵌合して高さ調節可能とした一対の立ポール
と、管径の異なる管を嵌合して長さ調節可能とし、上記
立ポールの上端間に架設するリードパイプと、立ポール
の下端間に張設するリードワイヤーと、先端にネットフ
ックを有しリードパイプに挿通するパイプリングと、リ
ードワイヤーに挿通するワイヤーリングと、これらネッ
トフックとワイヤーリング間に張設するネットとで防鳥
ネットを構成した。
ットを提供する。ベランダ開口部の大きさに応じて自由
に寸法を変更できるようにすると共に、簡単に開閉でき
るようにした。 【解決手段】 住居のベランダ等の上段にパイプを架設
すると共に下段にワイヤーを架設し、パイプを摺動可能
な吊下具とワイヤーを摺動可能な係止具との間にネット
を張設して左右に開閉自在とした。具体的には、管径の
異なる管を嵌合して高さ調節可能とした一対の立ポール
と、管径の異なる管を嵌合して長さ調節可能とし、上記
立ポールの上端間に架設するリードパイプと、立ポール
の下端間に張設するリードワイヤーと、先端にネットフ
ックを有しリードパイプに挿通するパイプリングと、リ
ードワイヤーに挿通するワイヤーリングと、これらネッ
トフックとワイヤーリング間に張設するネットとで防鳥
ネットを構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鳩などのように
大挙飛来して糞害や各種病原の感染源となる有害鳥類
を、住居のベランダ等から駆逐するための防鳥ネットに
関するものである。
大挙飛来して糞害や各種病原の感染源となる有害鳥類
を、住居のベランダ等から駆逐するための防鳥ネットに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般住宅やマンション等のベラン
ダ、バルコニー等において、鳩が飛来したり、時にはベ
ランダ内の植木鉢や空調の室外機周辺に巣作りをする傾
向が増加しており、鳩の糞による様々な障害が発生して
いる。
ダ、バルコニー等において、鳩が飛来したり、時にはベ
ランダ内の植木鉢や空調の室外機周辺に巣作りをする傾
向が増加しており、鳩の糞による様々な障害が発生して
いる。
【0003】これらの障害に対して採られる対策として
は、(1)大きな目玉を描いた風船や天敵である鷲やカ
ラス等に擬した威嚇用の器具を取り付けるもの、(2)
鳩が忌避する光や超音波、磁気等を発生するもの等が提
案されている。しかし、これらの装置には「慣れ」の問
題があり、時間の経過と共に実効性が低くなっているの
が現状である。
は、(1)大きな目玉を描いた風船や天敵である鷲やカ
ラス等に擬した威嚇用の器具を取り付けるもの、(2)
鳩が忌避する光や超音波、磁気等を発生するもの等が提
案されている。しかし、これらの装置には「慣れ」の問
題があり、時間の経過と共に実効性が低くなっているの
が現状である。
【0004】このような現状の中で、最も確実な方法と
しては、ベランダ等の開口部にネットや線条物を張り巡
らして、物理的に鳩の侵入を阻止する方法がある。
しては、ベランダ等の開口部にネットや線条物を張り巡
らして、物理的に鳩の侵入を阻止する方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
防鳥ネットは取り付けや取り外しに手間がかかるもので
あった。また、住人にとっては閉じこめられたような圧
迫感や違和感を生じさせるものであった。さらに、開閉
が困難なため、布団や洗濯物を干すのが不便であり、消
防活動や緊急避難時の妨げともなっていた。
防鳥ネットは取り付けや取り外しに手間がかかるもので
あった。また、住人にとっては閉じこめられたような圧
迫感や違和感を生じさせるものであった。さらに、開閉
が困難なため、布団や洗濯物を干すのが不便であり、消
防活動や緊急避難時の妨げともなっていた。
【0006】このような問題に対処するため、例えば実
用新案登録第3038580号が提案されている。これ
は、極細、軽量なネットをバルコニーの上下に取り付け
たレールの間にカーテン式に開閉自在に展張した防鳥ネ
ットである。この防鳥ネットは鳥の侵入を確実に防止で
きると共に、開閉自在であるから消防活動等の妨げとな
らないものであった。
用新案登録第3038580号が提案されている。これ
は、極細、軽量なネットをバルコニーの上下に取り付け
たレールの間にカーテン式に開閉自在に展張した防鳥ネ
ットである。この防鳥ネットは鳥の侵入を確実に防止で
きると共に、開閉自在であるから消防活動等の妨げとな
らないものであった。
【0007】しかし、上記防鳥ネットはレールを上下の
バルコニーに固定する必要があり、専門業者による工事
が必要であった。また、様々な広さのバルコニーに対応
するためには予めバルコニーの大きさを計測してレール
の寸法や曲げ位置を決定し、加工する必要があり、設置
に多大な手間を要するものであった。
バルコニーに固定する必要があり、専門業者による工事
が必要であった。また、様々な広さのバルコニーに対応
するためには予めバルコニーの大きさを計測してレール
の寸法や曲げ位置を決定し、加工する必要があり、設置
に多大な手間を要するものであった。
【0008】さらに、公団住宅等の場合には、その造作
に変更を加える工事は認められておらず、レールの取り
付け工事ができず、設置できない場合もあった。
に変更を加える工事は認められておらず、レールの取り
付け工事ができず、設置できない場合もあった。
【0009】本発明は、専門業者等の施工を必要とせ
ず、個人で簡単に取り付けることのできる防鳥ネットを
提供することを目的としたものである。そして、その場
合に、ベランダ開口部の大きさに応じて自由に寸法を変
更できるようにすると共に、簡単に開閉できるようにし
たものである。
ず、個人で簡単に取り付けることのできる防鳥ネットを
提供することを目的としたものである。そして、その場
合に、ベランダ開口部の大きさに応じて自由に寸法を変
更できるようにすると共に、簡単に開閉できるようにし
たものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するため、住居のベランダ等の上段にパイプを架設
すると共に下段にワイヤーを架設し、パイプを摺動可能
な複数の吊下具とワイヤーを摺動可能な複数の係止具と
の間にネットを張設して左右に開閉自在として防鳥ネッ
トを構成するという手段を採用した。
解決するため、住居のベランダ等の上段にパイプを架設
すると共に下段にワイヤーを架設し、パイプを摺動可能
な複数の吊下具とワイヤーを摺動可能な複数の係止具と
の間にネットを張設して左右に開閉自在として防鳥ネッ
トを構成するという手段を採用した。
【0011】具体的には、管径の異なる管を互いに嵌合
して高さ調節可能とした一対の立ポールと、管径の異な
る管を互いに嵌合して長さ調節可能とし、上記立ポール
の上端間に蝶ネジを介して架設するリードパイプと、立
ポールの下端間に張設するリードワイヤーと、先端にネ
ットフックを有し上記リードパイプに挿通する複数のパ
イプリングと、上記リードワイヤーに挿通する複数のワ
イヤーリングと、これらネットフックとワイヤーリング
間に張設する所定の大きさのネットとで防鳥ネットを構
成するという手段を採用した。
して高さ調節可能とした一対の立ポールと、管径の異な
る管を互いに嵌合して長さ調節可能とし、上記立ポール
の上端間に蝶ネジを介して架設するリードパイプと、立
ポールの下端間に張設するリードワイヤーと、先端にネ
ットフックを有し上記リードパイプに挿通する複数のパ
イプリングと、上記リードワイヤーに挿通する複数のワ
イヤーリングと、これらネットフックとワイヤーリング
間に張設する所定の大きさのネットとで防鳥ネットを構
成するという手段を採用した。
【0012】また、上記立ポールの両端にあて板を設け
ると共に、一端に立ポールの長さを微調整するネジ式の
圧着グリップを設けるという手段を採用した。
ると共に、一端に立ポールの長さを微調整するネジ式の
圧着グリップを設けるという手段を採用した。
【0013】かかる構成の防鳥ネットは、上下段に架設
したパイプ(リードパイプ)およびワイヤー(リードワ
イヤー)間に張設したネットが、これを摺動する吊下具
(パイプリング及びネットフック)および係止具(ワイ
ヤーリング)を介して左右に開閉自在となるものであ
る。
したパイプ(リードパイプ)およびワイヤー(リードワ
イヤー)間に張設したネットが、これを摺動する吊下具
(パイプリング及びネットフック)および係止具(ワイ
ヤーリング)を介して左右に開閉自在となるものであ
る。
【0014】また、それぞれ長さ調節可能な立ポールお
よびリードパイプで枠体を構成するものであるから、ベ
ランダやバルコニーの大きさに関係なく所望の長さに調
整して設置できると共に、特殊な工具を必要とせずに誰
にでも簡単に取り付けることが可能である。さらに、ベ
ランダ等の造作を変更する工事をする必要がないから、
公団住宅等のように規制のある住宅にも設置可能であ
る。
よびリードパイプで枠体を構成するものであるから、ベ
ランダやバルコニーの大きさに関係なく所望の長さに調
整して設置できると共に、特殊な工具を必要とせずに誰
にでも簡単に取り付けることが可能である。さらに、ベ
ランダ等の造作を変更する工事をする必要がないから、
公団住宅等のように規制のある住宅にも設置可能であ
る。
【0015】さらに、立ポールの先端に設けたあて板に
よって、手すり等との接触面積が大きくなって立ポール
を安定的に設置できると共に、ネジ式の圧着グリップを
回転させて立ポールの長さを微調整できるから、より確
実に立ポールを設置できるものである。
よって、手すり等との接触面積が大きくなって立ポール
を安定的に設置できると共に、ネジ式の圧着グリップを
回転させて立ポールの長さを微調整できるから、より確
実に立ポールを設置できるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる防鳥ネット
の好ましい実施形態について、図面に従って説明する。
図1は、ネットを張る前の枠体の基本的な構造を示した
ものである。図において1は立ポールで、上層階のベラ
ンダの下面(M)と下層階のベランダの手すりの上面
(N)の間に垂直に立設するものである。この立ポール
1は管径の異なる管を互いに嵌合して例えば高さ1.1
〜1.5m程度に高さ調節可能としたものである。2は
一方の管の端部に設けた調節ネジで、立ポール1の長さ
を任意の位置で固定するためのものである。立ポール1
の両端にはそれぞれあて板3、3を取り付けて、当接面
を広くし安定した設置ができるようにしている。また4
は立ポール1の下端に設けたネジ式の圧着グリップで、
立ポール1を設置した後、この圧着グリップ4を回転さ
せて、立ポール1の長さを微調整してポールを確実に固
定できるようにしたものである。この立ポール1はベラ
ンダの開口部の大きさに合わせて互いに所定の間隔をお
いて少なくとも2本設置する。
の好ましい実施形態について、図面に従って説明する。
図1は、ネットを張る前の枠体の基本的な構造を示した
ものである。図において1は立ポールで、上層階のベラ
ンダの下面(M)と下層階のベランダの手すりの上面
(N)の間に垂直に立設するものである。この立ポール
1は管径の異なる管を互いに嵌合して例えば高さ1.1
〜1.5m程度に高さ調節可能としたものである。2は
一方の管の端部に設けた調節ネジで、立ポール1の長さ
を任意の位置で固定するためのものである。立ポール1
の両端にはそれぞれあて板3、3を取り付けて、当接面
を広くし安定した設置ができるようにしている。また4
は立ポール1の下端に設けたネジ式の圧着グリップで、
立ポール1を設置した後、この圧着グリップ4を回転さ
せて、立ポール1の長さを微調整してポールを確実に固
定できるようにしたものである。この立ポール1はベラ
ンダの開口部の大きさに合わせて互いに所定の間隔をお
いて少なくとも2本設置する。
【0017】5は上記立ポール1、1の上端間に架設す
るリードパイプである。このリードパイプ5も管径の異
なる管を互いに嵌合して長さ1.35〜2.5m程度に
長さ調節可能としたもので、その各端部を蝶ネジ6を使
って立ポール1の上端基底部に固定する。但し、その固
定前に吊下具として先端にネットフック7を取り付けた
パイプリング8を所望の数だけ挿通しておく。
るリードパイプである。このリードパイプ5も管径の異
なる管を互いに嵌合して長さ1.35〜2.5m程度に
長さ調節可能としたもので、その各端部を蝶ネジ6を使
って立ポール1の上端基底部に固定する。但し、その固
定前に吊下具として先端にネットフック7を取り付けた
パイプリング8を所望の数だけ挿通しておく。
【0018】9は上記立ポール1の下端間に張設するリ
ードワイヤーであり、係止具として所定数のワイヤーリ
ング10を挿通して蝶ネジ6で固定している。下述する
ネットは上記ネットフック7とこのワイヤーリング10
で張設することになる。
ードワイヤーであり、係止具として所定数のワイヤーリ
ング10を挿通して蝶ネジ6で固定している。下述する
ネットは上記ネットフック7とこのワイヤーリング10
で張設することになる。
【0019】図2はネットを張設した状態の説明図であ
る。ネット11はポリエチレン製の糸を約25mm角の
升目網に織ったものを使用しているが、その上端近傍を
リードパイプ上のネットフック7に引っかけると共に、
下端近傍をワイヤーリング10に取り付けて張設する。
この時ネット11の上端部がリードパイプ5より上に出
てベランダ下面(M)に接するように取り付ける。鳥が
入り込む隙間を作らないようにするためである。また、
下端も同様に手すり上面(N)に接するように取り付け
る。このようにネット11を取り付けることによって、
パイプリング8、ワイヤーリング10がそれぞれリード
パイプ5、リードワイヤー9を摺動して左右に開閉自在
となる。なお、必要に応じてネット11の左端または右
端を立ポール1に固定して片開きの状態にしてもよい。
る。ネット11はポリエチレン製の糸を約25mm角の
升目網に織ったものを使用しているが、その上端近傍を
リードパイプ上のネットフック7に引っかけると共に、
下端近傍をワイヤーリング10に取り付けて張設する。
この時ネット11の上端部がリードパイプ5より上に出
てベランダ下面(M)に接するように取り付ける。鳥が
入り込む隙間を作らないようにするためである。また、
下端も同様に手すり上面(N)に接するように取り付け
る。このようにネット11を取り付けることによって、
パイプリング8、ワイヤーリング10がそれぞれリード
パイプ5、リードワイヤー9を摺動して左右に開閉自在
となる。なお、必要に応じてネット11の左端または右
端を立ポール1に固定して片開きの状態にしてもよい。
【0020】ところで、ベランダやバルコニーの大きさ
は千差万別である。例えば角部屋では角周りの比較的狭
い開口部がある。また。隣室との境界部分には避難用の
パーティションが設けられていることもある。さらに、
ベランダの前面が広い場合には上記長さのリードパイプ
では間に合わない場合も生じる。従って、鳥の侵入を確
実に防止するためにはこれらの開口部分にもネットを張
設する必要がある。例えばパーティション部分には、床
から天井までの高さ(約1.8〜2.8m)に調節可能
な立ポールが必要となる。また、角周り部分は長さ約
0.85〜1.5m程度の長さのリードパイプがあれば
よい。
は千差万別である。例えば角部屋では角周りの比較的狭
い開口部がある。また。隣室との境界部分には避難用の
パーティションが設けられていることもある。さらに、
ベランダの前面が広い場合には上記長さのリードパイプ
では間に合わない場合も生じる。従って、鳥の侵入を確
実に防止するためにはこれらの開口部分にもネットを張
設する必要がある。例えばパーティション部分には、床
から天井までの高さ(約1.8〜2.8m)に調節可能
な立ポールが必要となる。また、角周り部分は長さ約
0.85〜1.5m程度の長さのリードパイプがあれば
よい。
【0021】従って、実際の設置に当たっては、立ポー
ルとリードパイプの長さの組み合わせを何種類か用意し
ておき、それらを適宜選択、組み合わせて、バルコニー
の開口部を完全に閉塞すればよい。
ルとリードパイプの長さの組み合わせを何種類か用意し
ておき、それらを適宜選択、組み合わせて、バルコニー
の開口部を完全に閉塞すればよい。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明にかかる防鳥
ネットは、リードパイプおよびリードワイヤーを摺動す
るパイプリング、ワイヤーリングにネットを張設したも
のであるから、ネットはカーテンのように任意に左右方
向に開閉自在である。従って、必要に応じて布団や洗濯
物をベランダから出して干すことが可能となると共に、
消防活動や緊急避難時にも障害となることが無いという
優れた効果が期待できるものである。
ネットは、リードパイプおよびリードワイヤーを摺動す
るパイプリング、ワイヤーリングにネットを張設したも
のであるから、ネットはカーテンのように任意に左右方
向に開閉自在である。従って、必要に応じて布団や洗濯
物をベランダから出して干すことが可能となると共に、
消防活動や緊急避難時にも障害となることが無いという
優れた効果が期待できるものである。
【0023】また、ネットを張設する枠体を構成する際
に、高さ調節可能な立ポールを調節ネジおよび圧着グリ
ップによって所定間隔で固定し、長さ調節可能なリード
パイプを上端に蝶ネジを介して架設すると共に下端には
その幅に合わせてリードワイヤーを張設したものである
から、一般の個人でも極めて簡単に組み立てることが可
能である。そして、ネットはネットフックとワイヤーリ
ング間に張設するだけであるから、ベランダ開口部を簡
単かつ完全に閉塞できるものである。
に、高さ調節可能な立ポールを調節ネジおよび圧着グリ
ップによって所定間隔で固定し、長さ調節可能なリード
パイプを上端に蝶ネジを介して架設すると共に下端には
その幅に合わせてリードワイヤーを張設したものである
から、一般の個人でも極めて簡単に組み立てることが可
能である。そして、ネットはネットフックとワイヤーリ
ング間に張設するだけであるから、ベランダ開口部を簡
単かつ完全に閉塞できるものである。
【0024】そして、その組立の際には特別な工具を必
要とせず、個人が簡単に組み立てることができる他、公
団住宅等のように造作を変更するような工事をすること
ができないような住宅においても、取り付けることがで
きるという格別有利な効果が期待できるものである。
要とせず、個人が簡単に組み立てることができる他、公
団住宅等のように造作を変更するような工事をすること
ができないような住宅においても、取り付けることがで
きるという格別有利な効果が期待できるものである。
【0025】また、立ポールやリードパイプは長さ調節
が可能であるから、どんな大きさのベランダ等にも対応
できると共に、作業現場で任意に調節できるから極めて
短期間に組み立てることが可能である。特に、幾つかの
種類の立ポール、リードパイプを予め用意しておくこと
によって、その組み合わせを個々に選択して最適な大き
さのネットを張設することが可能となり、ベランダ開口
部を確実に閉塞できるものである。
が可能であるから、どんな大きさのベランダ等にも対応
できると共に、作業現場で任意に調節できるから極めて
短期間に組み立てることが可能である。特に、幾つかの
種類の立ポール、リードパイプを予め用意しておくこと
によって、その組み合わせを個々に選択して最適な大き
さのネットを張設することが可能となり、ベランダ開口
部を確実に閉塞できるものである。
【図1】本発明にかかる防鳥ネットの枠体の構成図であ
る。
る。
【図2】枠体にネットを張設する状態の説明図である。
1 立ポール 2 調節ネジ 3 あて板 4 圧着グリップ 5 リードパイプ 6 蝶ネジ 7 ネットフック 8 パイプリング 9 リードワイヤー 10 ワイヤーリング 11 ネット
Claims (3)
- 【請求項1】住居のベランダ等の上段にパイプを架設す
ると共に下段にワイヤーを架設し、パイプを摺動可能な
複数の吊下具とワイヤーを摺動可能な複数の係止具との
間にネットを張設して左右に開閉自在としたことを特徴
とする防鳥ネット。 - 【請求項2】管径の異なる管を互いに嵌合して高さ調節
可能とした一対の立ポールと、管径の異なる管を互いに
嵌合して長さ調節可能とし、上記立ポールの上端間に蝶
ネジを介して架設するリードパイプと、立ポールの下端
間に張設するリードワイヤーと、先端にネットフックを
有し上記リードパイプに挿通する複数のパイプリング
と、上記リードワイヤーに挿通する複数のワイヤーリン
グと、これらネットフックとワイヤーリング間に張設す
る所定の大きさのネットとで構成したことを特徴とする
防鳥ネット。 - 【請求項3】立ポールの両端にあて板を設けると共に、
一端に立ポールの長さを微調整するネジ式の圧着グリッ
プを設けた請求項1記載の防鳥ネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000390404A JP2002186404A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 防鳥ネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000390404A JP2002186404A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 防鳥ネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002186404A true JP2002186404A (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=18856779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000390404A Pending JP2002186404A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 防鳥ネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002186404A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006037650A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Sankyo C & C:Kk | 防鳥ネット取付装置 |
JP2009183166A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 鳥害防止ネット |
CN116746417A (zh) * | 2023-07-14 | 2023-09-15 | 常州景上园艺有限公司 | 一种便于拆卸式防鸟网结构 |
-
2000
- 2000-12-22 JP JP2000390404A patent/JP2002186404A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006037650A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Sankyo C & C:Kk | 防鳥ネット取付装置 |
JP2009183166A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 鳥害防止ネット |
CN116746417A (zh) * | 2023-07-14 | 2023-09-15 | 常州景上园艺有限公司 | 一种便于拆卸式防鸟网结构 |
CN116746417B (zh) * | 2023-07-14 | 2024-04-09 | 常州景上园艺有限公司 | 一种便于拆卸式防鸟网结构 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071109 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090820 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090901 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100126 |